JP6862690B2 - 水洗大便器 - Google Patents
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Description
しかしながら、ボウル部の前部の導水路を下降させたことで、導水路において高低差が生じ、ボウル部の前部の低い位置に形成されることとなる導水路から上昇する上昇流路が必要となることから、この上昇流路において洗浄水の水勢が落ちるとともに水勢の落ちた洗浄水のほとんどが汚物受け面に流下してしまい、ボウル部内の汚物受け面及び導水路等に不洗浄領域を発生させてしまうという問題が生じることとなった。
このように構成された本発明においては、導水路上で周方向に導水される洗浄水が、導水路の深部から上昇する上昇流路を上昇し、洗浄水の水勢が弱められる場合に、導水路の上昇流路の少なくとも一部において、棚部がボウル部の内側から外側に向かって下降する傾斜面又はボウル部の内側から外側に向かって水平に形成された水平面を形成しているので、洗浄水が上昇流路の上端部に到達するまでにボウル部の内側の汚物受け面側に流下しすぎてしまうことを抑制できる。従って、洗浄水が上昇流路の上端部まで到達する前に全て内側の汚物受け面へ流下してしまうことを抑制し、洗浄水が上昇流路の上端部まで到達されず且つ上昇流路から汚物受け面側に流下する流れが形成されなくなることによりボウル部内の不洗浄領域が発生することを効果的に抑制することができる。
さらに、このように構成された本発明においては、導水路上で周方向に導水される洗浄水が、導水路の深部から上昇する上昇流路を上昇し、洗浄水の水勢が弱められる場合に、導水路の上昇流路の少なくとも一部において、棚部がボウル部の内側から外側に向かって下降する傾斜面を形成しているので、洗浄水が上昇流路の上端部に到達するまでにボウル部の内側の汚物受け面側に流下しすぎてしまうことを抑制できる。従って、洗浄水が上昇流路の上端部まで到達する前に全て内側の汚物受け面へ流下してしまうことを抑制し、洗浄水が上昇流路の上端部まで到達されず且つ上昇流路から汚物受け面側に流下する流れが形成されなくなることによりボウル部内の不洗浄領域が発生することをより効果的に抑制することができる。
このように構成された本発明においては、導水路上で周方向に導水される洗浄水が、導水路の深部から上昇する上昇流路を上昇し、洗浄水の水勢が弱められる場合に、導水路の上昇流路の少なくとも一部において、棚部がボウル部の内側から外側に向かって下降する傾斜面又はボウル部の内側から外側に向かって水平に形成された水平面を形成しているので、洗浄水が上昇流路の上端部に到達するまでにボウル部の内側の汚物受け面側に流下しすぎてしまうことを抑制できる。従って、洗浄水が上昇流路の上端部まで到達する前に全て内側の汚物受け面へ流下してしまうことを抑制し、洗浄水が上昇流路の上端部まで到達されず且つ上昇流路から汚物受け面側に流下する流れが形成されなくなることによりボウル部内の不洗浄領域が発生することを効果的に抑制することができる。
さらに、このように構成された本発明においては、導水路上で周方向に導水される洗浄水が、ボウル部の前部の深部からリム吐水部まで上昇する上昇流路を上昇し、洗浄水の水勢が弱められる場合に、導水路の上昇流路の少なくとも一部において、棚部がボウル部の内側から外側に向かって下降する傾斜面又はボウル部の内側から外側に向かって水平に形成された水平面を形成しているので、洗浄水が上昇流路の上端部に到達するまでにボウル部の内側の汚物受け面側に流下しすぎてしまうことを抑制できる。従って、洗浄水が上昇流路の上端部まで到達する前に全て内側の汚物受け面へ流下してしまうことを抑制し、洗浄水が上昇流路の上端部まで到達されず且つ上昇流路から汚物受け面側に流下する流れが形成されなくなることによりボウル部内の不洗浄領域が発生することをより効果的に抑制することができる。
また、リム吐水部は、ボウル部の前方側領域において後方に向けた吐水を行うように配置されているので、ボウル部の前方側に立つ使用者から見てリム吐水部が見えにくく且つ目立ちにくくされている。従って、リム吐水部を目立たなくすることにより、使用者がリム吐水部の汚れ等を気にすることを抑制し且つボウル部全体として使用者に美観を与えやすくすることができる。
このように構成された本発明においては、導水路上で周方向に導水される洗浄水が、ボウル部の前部の深部からリム吐水部まで上昇する上昇流路を上昇し、洗浄水の水勢が弱められる場合に、洗浄水の水勢が特に弱まる導水路の上昇流路の中央部分から上端部にわたって、棚部がボウル部の内側から外側に向かって下降する傾斜面又はボウル部の内側から外側に向かって水平に形成された水平面を形成しているので、洗浄水が上昇流路の上端部に到達するまでにボウル部の内側の汚物受け面側に流下しすぎてしまうことを抑制できる。
このように構成された本発明においては、導水路上で周方向に導水される洗浄水が、ボウル部の前部の深部からリム吐水部まで上昇する上昇流路を上昇し、洗浄水の水勢が弱められる場合に、洗浄水の水勢が特に弱まる前後方向軸線からの中心角20度以上60度以下の範囲の領域内において、棚部がボウル部の内側から外側に向かって下降する傾斜面又は上記ボウル部の内側から外側に向かって水平に形成された水平面を形成しているので、洗浄水が上昇流路の上端部に到達するまでにボウル部の内側の汚物受け面側に流下しすぎてしまうことを抑制できる。
まず、図1は本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体部分を斜め後方から見た状態を示す概略斜視図であり、図2は図1に示す本発明の一実施形態による水洗大便器の概略平面図であり、図3は本発明の一実施形態による水洗大便器における左右方向の中央断面を左側から見た断面図であり、便蓋及び便座を下方位置まで回動させた状態を示す。
また、図3に示すように、機能部8は、便器本体2の後方上部に配置されて、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄部として機能する衛生洗浄系機能部10と、この衛生洗浄系機能部10に近接して配置されて、便器本体2への給水機能に関与する給水系機能部12とを備えている。
また、図3に示すように、便器本体2は、ボウル部20の下方に入口部22aが接続されて、ボウル部20内の汚物を排出する排水路である排水トラップ管路22を備えている。
さらに、図2に示すように、リム通水路24の上流側は、洗浄水源である水道(図示せず)から供給される洗浄水をリム通水路24に供給する導水管28に接続されている。この導水管28の上流側は、洗浄水源である水道(図示せず)に直結されており、この水道の給水圧力を利用して、導水管28からリム通水路24内に供給された洗浄水は、リム通水路24内で前方へ導かれ、その後、内側且つ後方側に屈曲し、下流側のリム吐水口26まで導かれるようになっている。
そして、リム吐水口26に導かれた洗浄水は、後方に向けて吐水(リム吐水)され、リム吐水口26の下流側近傍の導水路30を経てボウル部20内を旋回することにより、ボウル部20内に旋回流が形成されるようになっている。
また、本実施形態の水洗大便器1においては、リム吐水部であるリム通水路24及びリム吐水口26は、陶器を加工することで便器本体2に一体に形成されているが、例えば、樹脂等で便器本体2とは別体として形成し、樹脂等の通水路を便器本体2内に取り付ける構成としてもよい。
なお、ゼット導水路31に洗浄水を給水する給水源としては、貯水タンク34の他に、水道又は設備の給水圧力を利用する水道等であってもよい。給水系機能部12の加圧ポンプ36は省略されてもよい。例えば、水道直圧式の給水方式を採用する場合には、水道の給水圧力により加圧された水が供給されるため、加圧ポンプ36は省略されてもよい。
その他、衛生洗浄系機能部10には、局部洗浄装置(図示せず)に供給される洗浄水を貯水する貯水部(図示せず)、この貯水部(図示せず)内の洗浄水を適温に温めて温水にする加熱器(図示せず)、換気ファン(図示せず)、脱臭ファン(図示せず)、温風ファン(図示せず)、及び、これらの機器の作動を制御するコントローラ(図示せず)等が設けられている。
一方、給水系機能部12の給水路(図示せず)は、その上流側が給水源である水道(図示せず)に接続されており、貯水タンク(図示せず)の上流側の給水路には、定流量弁(図示せず)、電磁弁(図示せず)、貯水タンク(図示せず)への給水とリム吐水口26への吐水とを切り替える切替弁(図示せず)等が設けられている。また、給水系機能部12には、これら以外にも、電磁弁(図示せず)の開閉操作、切替弁(図示せず)の切替操作、及び、加圧ポンプ(図示せず)の回転数や作動時間等を制御するコントローラ(図示せず)等が設けられている。
図4は図2のIV−IV線に沿った断面図であり、図5は図2のV−V線に沿った断面図であり、図6は図2のVI−VI線に沿った断面図であり、図7は図2のVII−VII線に沿った断面図である。
導水路30は、汚物受け面14の外縁の汚物受け面上端部14aと接続され、且つリム部18の内縁のリム下端部18aと接続されている。導水路30は、上面視で、汚物受け面14及びリム部18の形状に合わせた卵型の周回流路を形成している。導水路30は、環状の流路を構成している。導水路30は、その高さ位置が全周の大部分にわたって同じ高さ位置となるように形成されているが、ボウル部20の前部においては、他の部分の導水路の高さ位置よりも深い位置を形成する深部30aを形成している。導水路30の深部30aにおけるリム下端部18aは、他の領域のリム下端部18aよりも低い位置に形成され、最も低い位置のリム下端部18aを形成している。このように、深部30aは、導水路30中において一段下がった谷状の底部を形成している。
なお、リム吐水口26は、導水路30のリム吐水口近傍部30bの接線に沿わせるような向きでリム吐水口近傍部30bに接続される。よって、リム吐水口26から吐水された洗浄水が、導水路30上を周回するような向きで導水路30上に周回流(旋回流)を形成する。
ボウル部20の前部において、導水路30の深部30aの高さ位置を比較的低い位置に形成することにより、使用者が便座4に座った状態で小便をする場合に、この小便が導水路30に衝突し、比較的高い位置から上方に真っ直ぐ立ち上がるリム部18に沿って便器本体2外に流出する又は飛び出ることを抑制することができる。さらに、導水路30の深部30aを比較的低い高さ位置に形成することにより、小便が導水路30によって跳ね上げられ使用者にかかることを抑制することができる。
このように、特にリム部18がオーバーハングの形状を省略してほぼ上向きに立ち上がる縦壁面を形成している場合においては、ボウル部20の前部、例えば、汚物受け面14の前端近傍における導水路30の高さ位置を比較的低い位置に形成することにより、小便の飛び出し又は流出を抑制することができる。
また、リム吐水口26からの吐水の終了後等の洗浄水の水勢が弱まってくる場合において、上昇流路30cを上りきれない洗浄水が生ずるとき、これらの洗浄水が棚部30hの逆傾斜面に沿って外側に集められ且つ導水路30の上昇流路30cに沿って深部30aに向かって流下することができる。このようにして、上昇流路30cを上りきれない洗浄水が生ずる場合においても、洗浄水を棚部30hにおいて溜めることなく、上昇流路30cに沿って深部30aに向かって流下させることができる。さらに、深部30aは内側向きの順傾斜面を形成しているので、この洗浄水が深部30aから汚物受け面14に流下することができる。
使用者が、便器使用後に、例えば、大洗浄用の操作ボタン(図示せず)を押すと、この操作ボタン(図示せず)からの信号がコントローラ(図示せず)に送信され、水洗大便器1の大洗浄用の洗浄動作が開始される。
使用者が操作ボタン(図示せず)を操作すると、コントローラは洗浄水を水道等の給水源から導水管28、リム通水路24を通過させ、リム吐水口26から吐出させる。
リム吐水口26から吐出された洗浄水は、ボウル部20内を旋回しながら下方へ流下し、ボウル部20の内壁面が洗浄される。
具体的には、棚部30hが逆傾斜面を形成しているので、棚部30h上を流れる洗浄水は、リム部18に寄らせるような力Pを受ける。従って、棚部30h上を流れる洗浄水は、洗浄水の水量が低下したり、水勢が弱まったり、水流の流速が低下したりする場合においても、汚物受け面上端部14a側から流下しにくく且つ流下することを抑制される。このように棚部30h上から汚物受け面上端部14a側に流下される洗浄水の水量は抑制されるので、棚部30h上から汚物受け面上端部14a側に流下される洗浄水の水量を比較的少量に抑制することができる。よって、洗浄水が上昇流路30cの上端部に到達するまでに汚物受け面14側に流下しすぎてしまうことを抑制でき、洗浄水が上昇流路30cの上端部まで到達する前に全て内側の汚物受け面14へ流下してしまうことを抑制し、洗浄水を上昇流路30cの上端部まで到達させるとともに上昇流路30cから汚物受け面14側に流下する流れを上昇流路30cのほぼ全体にわたって比較的広範囲に形成することができる。よって、洗浄水が上昇流路30cの上端部まで到達されず且つ上昇流路30cから汚物受け面14側に流下する流れが形成されなくなることによるボウル部20内の不洗浄領域が発生することをより効果的に抑制することができる。
便器本体2に洗浄水が供給されてから所定時間経過後、コントローラ(図示せず)は、リム吐水口26からの吐水を終了させ、加圧ポンプ36の作動を停止させ、ゼット吐水部32からの吐水も停止させ、一連の洗浄動作が終了する。
まず、本実施形態による水洗大便器1によれば、導水路30上で周方向に導水される洗浄水が、導水路30の深部30aから上昇する上昇流路30cを上昇し、洗浄水の水勢が弱められる場合に、導水路30の上昇流路30cの少なくとも一部において、棚部30hがボウル部20の内側から外側に向かって下降する傾斜面又はボウル部20の内側から外側に向かって水平に形成された水平面を形成しているので、洗浄水が上昇流路30cの上端部に到達するまでにボウル部20の内側の汚物受け面14側に流下しすぎてしまうことを抑制できる。従って、洗浄水が上昇流路30cの上端部まで到達する前に全て内側の汚物受け面14へ流下してしまうことを抑制し、洗浄水が上昇流路30cの上端部まで到達されず且つ上昇流路30cから汚物受け面14側に流下する流れが形成されなくなることによりボウル部20内の不洗浄領域が発生することをより効果的に抑制することができる。
また、リム吐水口26は、ボウル部20の前方側領域において後方に向けた吐水を行うように配置されているので、ボウル部20の前方側に立つ使用者から見てリム吐水口26が見えにくく且つ目立ちにくくされている。従って、リム吐水口26を目立たなくすることにより、使用者がリム吐水口26の汚れ等を気にすることを抑制し且つボウル部20全体として使用者に美観を与えやすくすることができる。
2 便器本体
4 便座
6 便蓋
8 機能部
10 衛生洗浄系機能部
12 給水系機能部
14 汚物受け面
14a 汚物受け面上端部
17 溜水部
18 リム部
18a リム下端部
20 ボウル部
22 排水トラップ管路
22a 入口部
22b 上昇管路
22c 頂部
22d 下降管路
24 リム通水路
26 リム吐水口
28 導水管
30 導水路
30a 深部
30b リム吐水口近傍部
30c 上昇流路
30d 前端部
30e 右側部分
30f 後部
30g 左前方部
30h 棚部
30i 中央部分
31 ゼット導水路
32 ゼット吐水部
34 貯水タンク
36 加圧ポンプ
A1 前後方向軸線
A2 左右方向軸線
C 原点
D 周回方向
E 領域
F1 矢印
F2 矢印
F3 矢印
F4 矢印
F5 矢印
F6 矢印
F7 矢印
P 力
Claims (4)
- 洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器であって、
ボウル形状の汚物受け面と、ほぼ上向きに立ち上がる縦壁面を形成するリム部と、を備えたボウル部と、
このボウル部の下部に接続され汚物を排出する排水トラップ管路と、
上記リム部に設けられて上記ボウル部内に洗浄水を吐水するリム吐水部と、を有し、
上記ボウル部は、上記汚物受け面と上記リム部との間に周状に形成され且つ上記リム吐水部から吐水された洗浄水が周方向に導水されやすくなることにより上記ボウル部内に旋回流を形成させる導水路を形成し、
上記導水路は、上記導水路の深部から上昇する上昇流路の少なくとも一部においては、上記ボウル部の内側から外側に向かって下降する傾斜面又は上記ボウル部の内側から外側に向かって水平に形成された水平面を形成する棚部を備え、上記リム吐水部は上記リム部の1か所に配置され、上記上昇流路は上記導水路の深部から下流側の上記リム吐水部に向けて上昇し、上記導水路の深部から上記上昇流路を上昇する洗浄水が上記棚部に沿って上記リム吐水部に向けて流れやすくできることにより、1か所の上記リム吐水部から吐水された洗浄水が、上記導水路の深部から上昇する上記上昇流路が設けられていても、上記導水路を周回する周回流を形成する、ことを特徴とする水洗大便器。 - 洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器であって、
ボウル形状の汚物受け面と、ほぼ上向きに立ち上がる縦壁面を形成するリム部と、を備えたボウル部と、
このボウル部の下部に接続され汚物を排出する排水トラップ管路と、
上記リム部に設けられて上記ボウル部内に洗浄水を吐水するリム吐水部と、を有し、
上記ボウル部は、上記汚物受け面と上記リム部との間に周状に形成され且つ上記リム吐水部から吐水された洗浄水が周方向に導水されやすくなることにより上記ボウル部内に旋回流を形成させる導水路を形成し、
上記導水路は、上記導水路の深部から上昇する上昇流路の少なくとも一部においては、上記ボウル部の内側から外側に向かって下降する傾斜面又は上記ボウル部の内側から外側に向かって水平に形成された水平面を形成する棚部を備え、
上記リム吐水部は、上記ボウル部の前方側領域において後方に向けた吐水を行うように配置され、また、上記導水路の上記上昇流路は、上記ボウル部の前部の上記深部から上記リム吐水部までの上昇流路を形成する水洗大便器。 - 上記導水路の上記棚部は、上記上昇流路の中央部分から上端部にわたって形成されている、請求項1又は2に記載の水洗大便器。
- 上記導水路の上記棚部は、上記ボウル部のボウル開口を左右に二等分する前後方向軸線と、上記ボウル開口を前後に二等分する左右方向軸線との交点を原点とし、この原点を中心として、前後方向軸線の左右の領域のうち前後方向軸線に対して上記ボウル部内に形成される旋回流の下流側にある領域且つ前後方向軸線からの中心角20度以上60度以下の範囲の領域内において形成されている、請求項1又は2に記載の水洗大便器。
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