JP7009820B2 - 水洗大便器 - Google Patents
水洗大便器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7009820B2 JP7009820B2 JP2017149762A JP2017149762A JP7009820B2 JP 7009820 B2 JP7009820 B2 JP 7009820B2 JP 2017149762 A JP2017149762 A JP 2017149762A JP 2017149762 A JP2017149762 A JP 2017149762A JP 7009820 B2 JP7009820 B2 JP 7009820B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rim
- headrace
- bowl
- water
- upstream
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
図1は、本発明の一実施形態による水洗大便器を示す斜視図であり、便蓋及び便座を上方位置まで回動させた状態を示す。また、図2は、本発明の一実施形態による水洗大便器における左右方向の中央断面を左側から見た断面図であり、便蓋及び便座を下方位置まで回動させた状態を示す。さらに、図3は、図1に示す本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体部分を示す部分平面図である。
また、図2に示すように、機能部8は、便器本体2の後方上部に配置されて、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄部として機能する衛生洗浄系機能部10と、この衛生洗浄系機能部10に近接して配置されて、便器本体2への給水機能に関与する給水系機能部12とを備えている。
また、図2に示すように、便器本体2は、ボウル部20の下方に入口部22aが接続されて、ボウル部20内の汚物を排出する排水路である排水トラップ管路22を備えている。
また、このリム導水路24の下流端には、リム吐水部の一部であるリム吐水口26(詳細は後述する)が形成されている。
さらに、図3に示すように、リム導水路24の上流側は、洗浄水源である水道(図示せず)から供給される洗浄水をリム導水路24に供給する導水管28に接続されている。この導水管28の上流側は、洗浄水源である水道(図示せず)に直結されており、この水道の給水圧力を利用して、導水管28からリム導水路24内に供給された洗浄水は、リム導水路24内で前方へ導かれ、その後、内側且つ後方側に屈曲し、下流側のリム吐水口26まで導かれるようになっている。
そして、リム吐水口26に導かれた洗浄水は、後方に向けて吐水(リム吐水)され、リム吐水口26の下流側近傍に形成される通水路30(詳細は後述する)を経てボウル部20内を旋回することにより、ボウル部20内に旋回流が形成されるようになっている。
なお、リム部18に設けられ洗浄水を吐水してボウル部20内に旋回流を形成する吐水口は、リム吐水口26のみである。
また、本実施形態の水洗大便器1においては、リム吐水部であるリム導水路24及びリム吐水口26は、陶器を加工することで便器本体2に一体に形成されているが、例えば、樹脂等で便器本体2とは別体として形成し、便器本体2に取り付ける構成としてもよい。
また、ジェット吐水口32から吐出された洗浄水は、排水トラップ管路22の入口部22aから、この入口部22aの後方側の上昇管路22b内に流入した後、この上昇管路22b内を排水トラップ管路22の頂部22cから下降管路22dに流出するようになっている。
その他、衛生洗浄系機能部10には、局部洗浄装置(図示せず)に供給される洗浄水を貯水する貯水部(図示せず)、この貯水部(図示せず)内の洗浄水を適温に温めて温水にする加熱器(図示せず)、換気ファン(図示せず)、脱臭ファン(図示せず)、温風ファン(図示せず)、及び、これらの機器の作動を制御するコントローラ(図示せず)等が設けられている。
一方、給水系機能部12の給水路(図示せず)は、その上流側が給水源である水道(図示せず)に接続されており、貯水タンク(図示せず)の上流側の給水路には、定流量弁(図示せず)、電磁弁(図示せず)、貯水タンク(図示せず)への給水とリム吐水口26への吐水とを切り替える切替弁(図示せず)等が設けられている。また、給水系機能部12には、これら以外にも、電磁弁(図示せず)の開閉操作、切替弁(図示せず)の切替操作、及び、加圧ポンプ(図示せず)の回転数や作動時間等を制御するコントローラ(図示せず)等が設けられている。
図4は、図3に示す本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体部において、リム部の内部に形成されるリム導水路の部分を拡大した部分拡大平面図である。図5は、リム導水路の流路断面積を示す図である。
なお、本発明の水洗大便器はこのような形態に限定されず、リム導水路24について、ボウル部20を左右に二等分したうちのリム吐水口26が設けられていない側で上流側導水路24bが延びており、中間導水路24cがボウル部20の前端部を経由し、下流側導水路24dがリム吐水口26まで延びるように形成されてもよい。
絞り部25は、上流側導水路24bを上流側と下流側で二等分したうちの下流側に設けられており、上流側導水路24bの高さを絞るように流路の上面から下方に向けて突出する形状である。また、絞り部25は、中間導水路24cの上流端部よりも流路断面積が小さくなるように形成されている。
まず、本発明の一実施形態による水洗大便器1によれば、リム導水路24の上流側導水路24bは、入口部24aから中間導水路24cの上流端部にかけて延びており、上流側導水路24bの流路の途中で流路断面積が小さくなるように形成された絞り部25を備えている。
導水管28に接続される入口部24aからリム導水路24の上流側導水路24bに流入した洗浄水は、絞り部25を通過するときに流速が上昇する。そして、洗浄水が絞り部25から流出するときに勢いよく噴き出して中間導水路24cに流れ込む。これにより、洗浄水が絞り部25よりも下流側に溜まった空気を攪拌した後、中間導水路24cおよび下流側導水路24dを通過しながら整流され、リム吐水口26から吐出される。これにより、リム吐水口26から吐水される洗浄水の空気による異音の発生を抑制することができ、静音性を向上させることができる。
2 便器本体
4 便座
6 便蓋
8 機能部
10 衛生洗浄系機能部
12 給水系機能部
14 汚物受け面
16 棚面
18 リム部
20 ボウル部
22 排水トラップ管路
22a 入口部
22b 上昇管路
22c 頂部
22d 下降管路
24 リム導水路
24a 入口部
24b 上流側導水路
24c 中間導水路
24d 下流側導水路
25 絞り部
26 リム吐水口
28 導水管
30 通水路
32 ジェット吐水口
34 貯水タンク
36 加圧ポンプ
F1 前方側領域
R1 後方側領域
C1 中心線
Claims (3)
- 洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器であって、
ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上縁に形成されたリム部と、を備えたボウル部と、
このボウル部の下方に接続され汚物を排出する排水路と、
前記リム部に設けられて前記ボウル部内に洗浄水を吐水して旋回流を形成するリム吐水部と、
を備えており、
前記リム吐水部は、
前記リム部の内部に形成されて洗浄水を導水するリム導水路と、
前記リム導水路から連続して形成されるとともに前記ボウル部の前方側領域に形成され、前記リム導水路によって導水される洗浄水を前記ボウル部内の後方に向けて吐水するリム吐水口と、
を有し、
前記リム導水路は、前方に向かって延びる上流側導水路と、前記上流側導水路から連続して形成されて前記リム導水路の延びる方向を前方向きから後方向きに変える中間導水路と、前記中間導水路から連続して形成されて後方に向かって前記リム吐水口まで延びる下流側導水路と、を有し、
前記上流側導水路は、流路の途中で流路断面積が小さくなるように形成された絞り部を備え、
前記絞り部は、上流側導水路の下流端部よりも流路断面積が小さくなるように形成されている水洗大便器。 - 前記リム導水路及び前記リム吐水口は、前記ボウル部の左右の何れか一方の側に形成される請求項1に記載の水洗大便器。
- 前記絞り部は、前記上流側導水路の下流側に設けられる請求項1又は2に記載の水洗大便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017149762A JP7009820B2 (ja) | 2017-08-02 | 2017-08-02 | 水洗大便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017149762A JP7009820B2 (ja) | 2017-08-02 | 2017-08-02 | 水洗大便器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019027214A JP2019027214A (ja) | 2019-02-21 |
JP7009820B2 true JP7009820B2 (ja) | 2022-01-26 |
Family
ID=65477896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017149762A Active JP7009820B2 (ja) | 2017-08-02 | 2017-08-02 | 水洗大便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7009820B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6778404B1 (ja) * | 2019-05-27 | 2020-11-04 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
CN112523319B (zh) | 2019-09-19 | 2023-01-06 | 厦门优胜卫厨科技有限公司 | 一种漩涡式冲水坐便器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012207504A (ja) | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Toto Ltd | 水洗大便器 |
JP2015124598A (ja) | 2013-12-27 | 2015-07-06 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
JP2017040132A (ja) | 2015-08-21 | 2017-02-23 | 株式会社Lixil | 便器装置 |
JP2017061819A (ja) | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 株式会社Lixil | 水洗大便器 |
-
2017
- 2017-08-02 JP JP2017149762A patent/JP7009820B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012207504A (ja) | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Toto Ltd | 水洗大便器 |
JP2015124598A (ja) | 2013-12-27 | 2015-07-06 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
JP2017040132A (ja) | 2015-08-21 | 2017-02-23 | 株式会社Lixil | 便器装置 |
JP2017061819A (ja) | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 株式会社Lixil | 水洗大便器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019027214A (ja) | 2019-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI680219B (zh) | 沖水馬桶 | |
JP6202476B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP6805507B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP6651135B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP7393727B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP6068417B2 (ja) | 水洗式便器 | |
JP6848428B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP6862690B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP7009820B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP2021105335A (ja) | 水洗大便器 | |
JP6624449B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP2020026699A (ja) | 水洗大便器 | |
JP6066043B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP6908871B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP6908870B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP6828426B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP7219532B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP5674231B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP7411926B2 (ja) | 水洗便器及び便器装置 | |
JP6802516B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP7239027B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP2017206958A (ja) | 水洗大便器 | |
JP7109745B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP6508612B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP7218767B2 (ja) | 水洗大便器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210524 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210708 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211227 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7009820 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |