JP2020026699A - 水洗大便器 - Google Patents
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Abstract
Description
上述した特許文献1及び特許文献2の水洗大便器においては、この屈曲部を設けたことによる上述した問題点は何ら解決されていない。
水洗大便器のリム導水路に屈曲流路が形成されている場合、屈曲流路を流れる洗浄水の流速が速いと、流れに乱れが生じ、リム吐水口から吐水される洗浄水が飛び散りやすくなる。本発明の水洗大便器においては、屈曲流路の上流側の上流側流路に流路拡大部が形成されているので、洗浄水は、流路拡大部により流速を低減させた後に屈曲流路内を流れてリム吐水口から吐水されるので、屈曲流路に洗浄水が流入するときに気泡の破裂や乱流が発生することを抑制することができる。この結果、本発明によれば、リム吐水口から吐水される洗浄水が飛び散ることを抑制することができる。
このように構成された本発明によれば、流路拡大部は、その天面を高くすることにより流路断面積が拡大しているので、流路拡大部の底面を低くする場合に比べて、リム吐水口から吐水される洗浄水において乱れが生じにくい。
このように構成された本発明よれば、流路拡大部が下流側に向けて徐々に流路断面積を拡大するように形成されているので、流路拡大部の流路断面積を急拡大させる場合に比べて、リム吐水口から吐水される洗浄水において乱れが生じにくい。
このように構成された本発明によれば、流路拡大部の上流側に流路断面積が下流側に向けて縮小する絞り部が形成されているので、流路拡大部に流れ込む洗浄水の瞬間流量が大きくなりすぎてしまうことを抑制することができる。一方で、洗浄水は絞り部を通過することにより流速が上昇してしまうが、絞り部の下流側に形成された流路拡大部によって、上昇した洗浄水の流速を低減させることができる。
リム吐水口がボウル部の後方側に配置されている水洗大便器においては、リム導水路の長さが短くなり、それにより、洗浄水が整流され難くなるが、本発明の水洗大便器によれば、このような構成の水洗大便器であっても、より効果的にリム吐水口から吐水される洗浄水が飛び散ることを抑制することができる。
リム吐水口が単一の場合には、リム吐水口から吐水される洗浄水の流量も大きくなり、その分、洗浄水の飛び散りも多くなる。しかしながら、本発明によれば、屈曲流路の上流側に流路拡大部を設けているので、より効果的に洗浄水の飛び散りを抑制することができる。
このように構成された本発明によれば、第2リム導水路の下流端に第2リム吐水口が形成されているので、リム導水路のリム吐水口から吐水される洗浄水の勢いが不足する場合であっても、ボウル部をまんべんなく洗浄することができる。
また、この排水トラップ管路18の最高位置により、溜水面Wの位置が決定されるようになっている。
上述したように、屈曲流路30の流路断面積S1は、流路拡大部34の流路断面積S2とほぼ同一である。なお、この「ほぼ同一」には、屈曲流路30の流路断面積S1が、流路拡大部34の流路断面積S2に対して、上述した変化率Cの値より小さい程度の差違(S1がS2よりも大きくなる場合と小さくなる場合の両方を含む)がある場合が含まれる。
さらに、リム吐水口52が単一であるので、リム吐水口52から吐水される洗浄水の流量も大きくなり、その分、洗浄水の飛び散りも多くなる。しかしながら、他の実施形態による水洗大便器50によれば、屈曲流路30の上流側に流路拡大部34を設けているので、より効果的に洗浄水の飛び散りを抑制することができる。
2 便器本体
4 貯水タンク
8 ボウル部
10 汚物受け面
12 リム部
14 棚部
20 共通リム導水路
22,40 第1リム導水路
24 第2リム導水路
26 第1リム吐水口
28 第2リム吐水口
30 屈曲流路
32 上流側流路
34 流路拡大部
34a 天面
34b 傾斜面
34c 底面
52 リム吐水口
54 リム導水路
Claims (7)
- 給水源から供給される洗浄水により便器を洗浄して汚物を排出する水洗大便器であって、
ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上縁に形成されたリム部と、を備えたボウル部と、
このボウル部に洗浄水を吐水するリム吐水口と、
上記給水源から供給される洗浄水をその下流端に形成された上記リム吐水口へ導くリム導水路と、を有し、
上記リム導水路は、流路が屈曲して上記リム吐水口まで延びる屈曲流路と、この屈曲流路の上流側に形成される上流側流路と、を備え、上記上流側流路の下流端部には、流路断面積が下流側に向けて拡大する流路拡大部が形成され、
上記屈曲流路の流路断面積は、上記流路拡大部の流路断面積とほぼ同一である、水洗大便器。 - 上記リム導水路の上流側流路の流路拡大部は、その天面を高くすることにより流路断面積が拡大している、請求項1に記載の水洗大便器。
- 上記リム導水路の上流側流路の流路拡大部は、下流側に向けて徐々に流路断面積を拡大するように形成されている、請求項1又は請求項2に記載の水洗大便器。
- 上記リム導水路の上流側流路の流路拡大部の上流側には、流路断面積が下流側に向けて縮小する絞り部が形成されている、請求項1乃至3の何れか1項に記載の水洗大便器。
- 上記リム吐水口は、上記ボウル部を前後方向に二等分した場合の後方側に設けられ、上記ボウル部の後方側に向けて吐水する、請求項1乃至4の何れか1項に記載の水洗大便器。
- 上記リム吐水口は、単一である請求項1乃至5の何れか1項に記載の水洗大便器。
- 更に、上記ボウル部に洗浄水を吐水する第2リム吐水口、及び、上記給水源から供給される洗浄水をその下流端に形成された上記第2リム吐水口へ導く第2リム導水路を有し、
上記第2リム吐水口は、この第2リム吐水口から吐水される洗浄水が上記リム吐水口から吐水された洗浄水と共に同一方向に旋回する旋回流を形成するように構成されている、請求項1乃至5の何れか1項に記載の水洗大便器。
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JP7415312B2 (ja) | 2022-02-28 | 2024-01-17 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
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JP2005213883A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Toto Ltd | 水洗便器 |
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2018
- 2018-08-16 JP JP2018153099A patent/JP2020026699A/ja active Pending
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