JP7205797B2 - 水洗大便器 - Google Patents
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Description
上述した従来の水洗大便器においては、第1リム吐水口及び第2リム吐水口の2つのリム吐水口と、ボウル部の下方に設けられて溜水を貯留して封水を形成する壺部と、この壺部に入口が接続されて汚物を排出する排水トラップ部とを備えている。
また、このような従来の水洗大便器においては、第1リム吐水口が便器本体を前方から見てボウル部の左側方のリム壁面で且つ壺部の前端よりも後方に配置されている。これにより、第1リム吐水口から洗浄水が前方に向けて第1リム吐水として吐水されて、ボウル部内で旋回流が形成されるようになっている。
一方、第2リム吐水口は、便器本体のボウル部の右後方側のリム壁面に配置されている。これにより、第2リム吐水口から吐水された第2リム吐水が壺部内に後方から流入し、壺部内で上下方向に旋回する縦旋回流が形成され、この縦旋回流によって壺部内の溜水が上下に攪拌されるようになっている。
さらに、第1リム吐水口から吐水されて壺部の前方から側方に旋回した第1リム吐水の洗浄水が壺部内に流入して壺部内に集められた洗浄水が、後方から壺部内に流れ落ちる第2リム吐水により排水トラップ部に押し込まれることにより、壺部内の溜水が排水トラップ部に排出されるようになっている。
また、上述した従来の水洗大便器では、ボウル部の壺部の外側の汚物受け面が壺部に向って傾斜した棚状面とその内側の壺部とを連結する連結面(アール部)を備えており、この連結面(アール部)が曲率を有する曲面となっている。よって、壺部から洗浄水が溢れた際には、汚物受け面を流動する洗浄水の流れを阻害する恐れや、壺部から飛び出した汚物が壺部内に戻らずにボウル部内に残存してしまう恐れがある。
さらに、壺部内の洗浄水の溢れを抑制するために、単に壺部の深さを深く形成したとしても、壺部内において十分な縦旋回流を形成することできないという問題もある。
このように構成された本発明においては、ボウル部の汚物受け面の棚状面の下方には、この棚状面よりも下方に大きく傾斜した傾斜面が形成されているため、ボウル部の汚物受け面の棚状面から傾斜面に流下した洗浄水は、棚状面よりも下方に大きく傾斜した傾斜面上に沿ってさらに流下することができる。これにより、ボウル部の汚物受け面の傾斜面上の洗浄水について、加速させながら、連結面を経て壺部内に導くことができる。
したがって、壺部内に流入した洗浄水により発生している縦旋回流により、壺部内の洗浄水による壺部の上縁から外側への溢れや飛び散りが発生したとしても、これらの溢れや飛び散りが生じた洗浄水について、ボウル部の汚物受け面の傾斜面に沿って下降して加速する洗浄水の水勢によって再び壺部内に戻すことができる。
また、ボウル部の汚物受け面の傾斜面が棚状面よりも下方に大きく傾斜しているため、例えば、ボウル部内の洗浄工程の後期等において、ボウル部の壺部内の溜水が汚物受け面の傾斜面の領域付近まで溢れたり、飛び散りが生じたりしても、これらの洗浄水を下方に傾斜した傾斜面に沿って壺部内に確実に戻すことができる。
これらにより、壺部内の縦旋回流の縦旋回を弱めることなく、ボウル部の汚物受け面や壺部内に汚物が残存することを抑制することができる。
このように構成された本発明においては、壺部内に前後方向から洗浄水が流入することにより高い水勢の前後方向の縦旋回流を発生させることができるため、壺部内からボウル部の前方領域や後方領域への洗浄水の溢れや飛び散りを抑え込むことができる。これにより、ボウル部の前方領域や後方領域に汚物が残存することを抑制することができる。
一方、特に、壺部からの溢れや飛び散りが生じ易いボウル部の側方領域においては、壺部内の洗浄水が壺部の外側のボウル部の側方領域に溢れ出したりや飛び散ったりしたとしても、このボウル部の側方領域の洗浄水を汚物受け面の傾斜面に沿って下降させて加速させることができるため、この加速させた洗浄水の水勢によって、再び壺部内に戻すことができる。これにより、特に、壺部からの溢れや飛び散りが生じ易いボウル部の側方領域においても、汚物が残存することを抑制することができる。
このように構成された本発明においては、壺部の側壁面の上縁が前方側から後方側に向って上昇しているため、壺部の側壁面の高さを後方側程高くすることができる。これにより、特に、壺部内の後方側程、壺部内の洗浄水が壺部の側壁面よりも外側のボウル部の側方領域に溢れ難くすることができる。
また、壺部の側壁面の高さを前方側程低くすることができるため、壺部内に前方から洗浄水が流入し易くなる。これにより、壺部内で形成される縦旋回流の水勢が低下することを抑制することができる。
このように構成された本発明においては、ボウル部の側方領域における汚物受け面の連結面の左右方向の長さが、壺部の上縁の前後方向の中央付近の領域に連結する連結面で最大となるため、ボウル部の側方領域における汚物受け面の傾斜面に沿って流下した洗浄水が連結面を経て壺部の上縁の前後方向の中央付近に到達するまでの経路長さを長く確保することができる。
これにより、壺部から外側のボウル部の側方領域に溢れ出した洗浄水や飛び散った洗浄水が傾斜面に沿って下降して加速したとしても、連結面の経路長さが長く形成されているため、連結面に沿って洗浄水が流下し、壺部に勢いよく洗浄水が戻ることを抑制することができる。
すなわち、壺部から溢れ出したり飛び散ったりした洗浄水が、連結面から壺部内に戻された際に、壺部内の縦旋回流に干渉して縦旋回が弱まることを抑制することができる。
このように構成された本発明においては、ボウル部の側方領域における汚物受け面の傾斜面の上縁から下縁までの傾斜幅が、壺部の前方側から側方側に位置する程小さくなるように設定されているため、壺部から溢れ出したり飛び散ったりした洗浄水が、傾斜面から連結面を経て壺部内に戻された際に、壺部内の縦旋回流に干渉して縦旋回が弱まることを抑制することができると共に、ボウル部内の側方領域における汚物受け面や壺部内に汚物が残存することも抑制することができる。
まず、図1は、本発明の一実施形態による水洗大便器の概略平面図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態による水洗大便器1は、陶器製の便器本体2を備えている。この便器本体2は、上流側から下流側に向かって、導水路4と、ボウル形状のボウル部6と、排水トラップ管路8とを備えている。
なお、便器本体2については、陶器製以外の樹脂製等であってもよい。
また、便器本体2の上面においては、便座(図示せず)及び便蓋(図示せず)の後方側には、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄部(図示せず)や便器本体2への給水機能に関与する給水系機能部等の機能部(図示せず)も設けられていてもよいが、これらについても、従来の水洗大便器の構造と同様であるため、具体的な説明については省略する。
なお、本実施形態では、便器本体2へ洗浄水を供給する洗浄水源としては、上述した重力給水式の貯水タンク10のようなタンク式の形態に限定されず、他の形態でも適用可能である。すなわち、便器本体2へ洗浄水を供給する洗浄水源として、水道水の給水圧を直接利用した水道直圧式の形態やフラッシュバルブ式の形態であってもよいし、或いは、ポンプの補圧を利用して洗浄水を供給する形態であってもよい。
なお、図2~図4に示す本実施形態の水洗大便器1においては、便器本体2の外形部分や貯水タンク10については省略しており、詳細は後述する便器本体2のボウル部6、導水路4、及び、排水トラップ管路8等の便器本体2の主要部分のみを図示している。
また、図1では、中心軸線X,Yの互いの交点を平面視のボウル部6の中心Oとし、この中心Oを通る鉛直方向に延びる中心軸線を「Z」で示している。
これらにより、図2及び図3に示す本発明の一実施形態による水洗大便器1においては、便器本体2のボウル部6の側面視において、ボウル部6を前後方向に二等分するように鉛直方向に延びる中心軸線を「Z」で示している。
さらに、図1~図3に示すように、水洗大便器1の前後左右の方向については、「前」、「後」、「左」、「右」でそれぞれ示している。また、左右方向のことを「側方」と呼ぶこともある。
また、図1~図4に示すように、便器本体2の導水路4の下流側に位置するボウル部6は、下方から上方に向かって、壺部12、汚物受け面14、棚部16、及び、リム部18を備えている。
また、図1~図4に示すように、壺部12は、底壁12aと、この底壁12aの左右側方に設けられた側壁(左側壁12b及び右側壁12c)と、底壁12aの後方に設けられた後壁12dとを備えている。
さらに、図1に示すように、壺部12の両側の側壁12b,12cの前方側は、平面視において、後方から前方に向かう程、互いに近接する先細り形状となっており、壺部12の前端が先端部Tとなっている。
つぎに、本実施形態の水洗大便器1のボウル部6内の領域において、壺部12の上縁且つ後端位置P2よりも後方側の領域を「ボウル部6の後方領域B」と定義する。また、このボウル部6の後方領域Bにおいて、ボウル部6の水平前後方向の中心軸線Yに対して左側領域L、右側領域Rのそれぞれを「ボウル部6の左後方領域LB」、「ボウル部6の右後方領域RB」と定義する。
さらに、図1~図3に示すように、本実施形態の水洗大便器1のボウル部6内の領域において、前方領域Fと後方領域Bとの間を「ボウル部6の中間領域M」と定義する。また、このボウル部6の中間領域Mにおいて、壺部12の左側壁12bの上縁よりも左側の領域を「ボウル部6の左側方領域LM」と定義し、壺部12の右側壁12cの上縁よりも右側の領域を「ボウル部6の右側方領域RM」と定義する。
なお、図1~図4では、壺部12と汚物受け面14との境界線(壺部12の上縁及び汚物受け面14の下縁)を「L1」としている。
また、ボウル部6のリム部18は、ボウル部6の上縁を形成しており、リム部18の内周面(リム内壁面18a)は、図1に示す平面視において、概ね卵形の形状に形成されている。
さらに、ボウル部6の棚部16は、汚物受け面14の外縁とリム部18の下端との間に形成されている。導水路4内の洗浄水は、詳細は後述する2つのリム吐水口(第1リム吐水口20及び第2リム吐水口22)のそれぞれに導かれるようになっている。これにより第1リム吐水口20及び第2リム吐水口22のそれぞれから第1リム吐水及び第2リム吐水のそれぞれが吐水されるようになっている。
なお、本実施形態においては、必ずしも棚部16を設ける必要はなく、第1リム吐水口20及び第2リム吐水口22のそれぞれから第1リム吐水及び第2リム吐水のそれぞれが汚物受け面14の上縁部に吐水させても良い。
まず、共通導水路24は、貯水タンク10に接続される後方の入口4aから前方のボウル部6の背面側近傍まで延びるようにボウル部6の後方側の便器本体2の内部に形成されている。
これにより、共通導水路24から第1リム導水路26に供給された洗浄水は、第1リム吐水口20から前方の棚部16に第1リム吐水として吐水された後、ボウル部6内の左前方領域LFから右前方領域RFを経て右側方領域RMへと旋回する旋回流を形成するようになっている。
また、第2リム吐水口22は、壺部12の前後方向の中央(図1に示す壺部12の前後後方向の中心O1)よりも後方に配置されている。
さらに、図1、図2及び図4に示すように、第2リム導水路28は、詳細については後述するが、ボウル部6の背面側近傍で共通導水路24からボウル部6の右側に分岐した後、ボウル部6の外周面を迂回しながら前方のボウル部6の右側方領域RMのリム部18まで延びるように形成されている。
その後、第2リム導水路28は、ボウル部6の右側方領域RMのリム部18の内部において、後方側にUターンして後方に延びた後、第2リム吐水口22に向けて斜め後方に屈曲して第2リム吐水口22まで延びるように形成されている。
また、排水トラップ管路8の入口8aは、ボウル部6の壺部12の下方(底壁12a)の排水口hに接続されている。そして、排水トラップ管路8は、その入口8aから下方且つ後方に下降する下降路8bと、この下降路8bの下流端から上方且つ後方に上昇する上昇路8cと、を備えている。
まず、図5は、図1に示す本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体における第2リム導水路及び第2リム吐水口を含むボウル部の部分を拡大した部分拡大平面図である。また、図6は、図3に示す本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体における第2リム吐水口の部分を拡大した部分拡大図である。
図5に示すように、第2リム導水路28は、その入口28aから下流側に向かって、外側導水路30と、第1屈曲導水路32と、第2屈曲導水路34と、を備えている。
つぎに、図5に示すように、第2リム導水路28の第1屈曲導水路32は、外側導水路30の前端(下流端)E1から前方に延びた後、屈曲部B1において、後方に向って屈曲するように形成されている。すなわち、第1屈曲導水路32の屈曲部B1は、図5の平面視においてU字形形状にターンする部分となっている。これにより、上流側の外側導水路30から前方に向かって第1屈曲導水路32に流れ込んだ洗浄水は、第1屈曲導水路32を通過することにより、後方に方向転換されるようになっている。
また、図5に示すように、第2リム導水路28の第2屈曲導水路34は、第1屈曲導水路32の下流側後方に設けられている。この第2屈曲導水路34は、第1屈曲導水路32の下流端E2から後方の屈曲部B2まで延びる上流側導水路34aと、屈曲部B2により斜め後方のボウル部6の右後方領域RBに向って屈曲した後、第2リム吐水口22まで延びる下流側導水路34bと、を備えている。
これにより、第1屈曲導水路32の下流端E2から後方に向って第2屈曲導水路34の上流側導水路34aに流れ込んだ洗浄水は、第2屈曲導水路34の屈曲部B2を通過することにより、ボウル部6の右後方領域RBに向って斜め後方に方向転換されるようになっている。そして、下流側導水路34bを通過した洗浄水が、第2リム吐水口22から第2リム吐水として吐水されるようになっている。
また、第2リム導水路28の入口28aから第2リム吐水口22までの経路における平均流路断面積は、第1リム導水路26の入口26aから第1リム吐水口20までの経路における平均流路断面積よりも小さく設定されている。
これらにより、第2リム吐水口22から吐水される第2リム吐水の吐水量V2[L]及び流量Q2(瞬間流量)[L/min]のそれぞれは、第1リム吐水口20から吐水される第1リム吐水の吐水量V1[L]及び流量Q1(瞬間流量)[L/min]のそれぞれよりも小さく設定されるようになっている(V2<V1、Q2<Q1)。
ちなみに、本実施形態の水洗大便器1において、例えば、貯水タンク10から共通導水路24に供給される洗浄水Wの総吐水量V[L]を100%とすると、共通導水路24から第1リム導水路26に供給される第1リム吐水W1の吐水量V1[L]は、総吐水量V[L]の70%~80%に設定されることが好ましく、共通導水路24から第2リム導水路28に供給される第2リム吐水W2の吐水量V2[L]は、総吐水量V0[L]の20%~30%に設定されることが好ましい。
この拡散部Dは、第2リム吐水W2の水流f2の一部がボウル部6の右後方領域RBを経由して壺部12に落下する内側水流f2aの形成を促進する落流促進部としても機能するようになっている。
また、拡散部Dは、第1リム吐水口20から吐水された第1リム吐水W1の旋回流f1と第2リム吐水口22から吐水された第2リム吐水W2の水流f2とが合流して干渉した後のボウル部6の後方領域Bの洗浄水W3の旋回性を維持する旋回維持部としても機能するようになっている。これにより、ボウル部6の後方領域Bの合流後の洗浄水W3は、ボウル部6の左側方領域LMへ旋回した後、第1リム吐水口20よりも前方側のボウル部6の左前方領域LFから右前方領域RF付近まで旋回可能となっている。
ここで、第2リム吐水口22の拡散部Dの具体的な構造としては、図5に示す平面視において、第2屈曲導水路34の下流側導水路34b及び第2リム吐水口22の流路中心軸線C1の方向が、リム部18における第2リム吐水口22の後端近傍のリム内壁面18aの接平面T1に対して所定角度α1(0°<α1<90°)を成すように設けられている。
なお、図5に示す平面視における流路中心軸線C1と接平面T1とが成す所定角度α1については、10度~20度に設定されていることが好ましく、15度~20度に設定されていることが最も好ましい。
これにより、第2リム吐水口22から予めボウル部6の右後方領域RBに吐水された第2リム吐水W2の水流f2の一部が、壺部12内に後方側から流下することができ、第2リム吐水W2の水流f2の残部が、ボウル部6の右後方領域RBから左後方領域LBまで左右方向を横断することができるようになっている。
一方、図1及び図5に示すように、第1リム吐水口20から前方に吐水された第1リム吐水W1は、ボウル部6内の左前方領域LFから右前方領域RFを経て右側方領域RMに旋回して第2リム吐水口22付近に到達すると、予めボウル部6の右後方領域RBに向けて吐水されて第1リム吐水W1の旋回方向に対して横断している第2リム吐水W2の水流f2に合流して干渉することができるようになっている。
これにより、第1屈曲導水路32から第2屈曲導水路34へ後方に流れた洗浄水について、第2屈曲導水路34の屈曲部B2で斜め後方に方向転換させた後、第2屈曲導水路の下流側導水路34bを通過させることにより、第2リム吐水口22から斜め後方に吐水された第2リム吐水W2を効果的に放射状に拡散させて、幅広で膜状にすることができるようになっている。
また、図3~図6に示すように、ボウル部6の右後方領域RBにおいて、第2リム吐水口22の底面22aからボウル部6の周方向後方側に形成される汚物受け面14の上縁14a及び棚部16の棚面16aが前方側からリム内壁面18aの後端(リム内壁面後端18b)に向かって上昇傾斜している。
また、図7Bは、本発明の一実施形態による水洗大便器のボウル部内における第1リム吐水の旋回流が第2リム吐水の水流に合流した後の状態の洗浄水の流れを概略的に説明した概略平面図である。
まず、図1及び図7Aに示すように、本実施形態による水洗大便器1においては、便器洗浄が開始されると、貯水タンク10内の洗浄水が便器本体2の導水路4の入口4aから共通導水路24に供給されるようになっている。この共通導水路24内の洗浄水Wは、第1洗浄水W1及び第2洗浄水W2のそれぞれとして第1リム導水路26及び第2リム導水路28のそれぞれに分岐するようになっている。
一方、図1、図5及び図7Aに示すように、第2リム導水路28の第2洗浄水W2は、外側導水路30から前方の第1屈曲導水路32に流れ込み、この第1屈曲導水路32の屈曲部B1を通過することにより後方に方向転換して流れるようになっている。
その後、第1屈曲導水路32を通過した第2洗浄水W2は、その後方の第2屈曲導水路34の上流側導水路34aに流れ込み、この第2屈曲導水路34の屈曲部B2において斜め後方の下流側導水路34bに方向転換された後、第2リム吐水口22の拡散部Dである下流側導水路34bを通過するようになっている。
そして、第2洗浄水W2は、第2リム吐水口22から第2リム吐水W2として吐水されるようになっている。この第2リム吐水W2は、ボウル部6内の右後方領域RBに向けて拡散され、第1リム吐水W1の旋回流f1よりも幅広で膜状の水流f2を形成するようになっている。
ここで、第2リム導水路28が第1リム導水路26の経路長さよりも短い経路長さに設定されているため、第1リム吐水W1の旋回流f1がボウル部6の右後方領域RBにおける第2リム吐水W2の水流f2と合流して干渉する領域に到達する前に、予め第2リム吐水口22から第2リム吐水W2が早いタイミングで行われるようになっている。
さらに、このような吐水開始直後の第2リム吐水W2の水流f2は、概ね内側水流f2aと外側水流f2bとの間の範囲で幅広で膜状の水流を形成するようになっている。
ここで、図5及び図7Aに示すように、第2リム吐水W2aの内側水流f2aは、第2リム吐水口22からボウル部6の後方領域Bに向けた第1方向の第2リム吐水W2aの水流となっている。
一方、第2リム吐水W2の外側水流f2bは、第1リム吐水W1の旋回流f1の旋回方向と同一の第2方向の第2リム吐水W2bの水流となっている。
また、第2リム吐水W2aの内側水流f2aは、その流量(第1流量Q2a[L/min])が外側水流f2bの流量(第2流量Q2b[L/min])よりも大きい状態(Q2a>Q2b)となっている。
これにより、図7Bに示すように、第1リム吐水W1と第2リム吐水W2との合流後の洗浄水W3は、壺部12よりも後方側のボウル部6の右後方領域RBに導かれ、この洗浄水W3の一部の水流f3が壺部12内に後方側から流下するようになっている。
また、図7Bに示すように、ボウル部6の右後方領域RBに導かれた合流後の洗浄水W3の他の一部の水流f4は、ボウル部6の左後方領域LRから左側方領域LMに旋回した後、壺部12内に左側方から流れ込むようになっている。
一方、図7Bに示すように、ボウル部6の右後方領域RBの合流後の洗浄水W3の残部の水流f5は、ボウル部6の左後方領域LBから左側方領域LMを経て前方領域Fまで旋回するようになっている。
そして、図7Bに示すように、このボウル部6の前方領域Fの水流f5は、ボウル部6の前方領域Fで第1リム吐水W1の旋回流f1から早々と分岐して流下している水流と合流することにより水流f6となり、この水流f6が壺部12内に前方側から流れ込むようになっている。
これらにより、汚物が付着し易いボウル部6の後方領域Bの汚物受け面やリム部18が合流後の洗浄水W3により広範囲に洗浄された後に、壺部12内に流れ込むようになっている。
そして、壺部12内に流れ込んだ洗浄水W3は、壺部12内において前後方向且つ前後方向の縦旋回流(詳細は後述する)を形成するようになっており、この壺部12内の縦旋回流により、ボウル部6内で洗浄された汚物が壺部12から排水トラップ管路8へと排出されるようになっている。
また、図9は、図4に示す本発明の一実施形態による水洗大便器のボウル部の汚物受け面及び壺部のそれぞれの左側領域部分を拡大した部分拡大図である。
さらに、図10は、本発明の一実施形態による水洗大便器のボウル部における壺部の部分を拡大した部分拡大平面図である。
また、図11Aは、本発明の一実施形態による水洗大便器のボウル部の壺部内において、前後方向の縦旋回流が形成される直前の状態の洗浄水の流れを概略的に説明した概略側面断面図である。
さらに、図11Bは、本発明の一実施形態による水洗大便器のボウル部の壺部内において、前後方向の縦旋回流が形成されている状態の洗浄水の流れを概略的に説明した概略側面断面図である。
また、図9に示すように、汚物受け面14の棚状面36は、棚部16の棚面16aに接続されている外縁から内縁に向って水平面Hに対して斜め下方に比較的小さい傾斜角度β1で傾斜している。
さらに、図9に示すように、汚物受け面14の傾斜面38は、棚状面36の下縁且つ内縁に形成されており、水平面Hに対して棚状面36の傾斜角度β1よりも大きい傾斜角度β2(>β1)で棚状面36よりも下方に大きく傾斜している。
また、図9に示すように、汚物受け面14の連結面40は、傾斜面38の内縁及び下縁L2と壺部12の上縁L1とを連結するように形成されている。
ここで、図9に示す角度β1については、5度~15度に設定されていることが好ましく、5度~10度に設定されていることが最も好ましい。
また、図9に示す角度β2については、20度~40度に設定されていることが好ましく、20度~30度に設定されていることが最も好ましい。
また、図8及び図9に示すように、汚物受け面14の傾斜面38における上縁及び外縁L3から下縁及び内縁L2までの壺部12の中心O1方向に向かって傾斜する幅(傾斜幅d3)は、傾斜面38が壺部12の前方側から側方側に位置する程小さくなるように設定されている。
また、図10に示すように、ボウル部6の左右側方領域LM,RMにおける汚物受け面14の連結面40の左右方向の長さd4は、壺部12の前後方向の中心O1の左右方向に位置する壺部12の上縁L1に連結する連結面40aで最大となっている。
これらにより、図7B、図10及び図11Aに示すように、第1リム吐水W1と第2リム吐水W2との合流後の洗浄水W3が、壺部12よりも後方側のボウル部6の右後方領域RBに導かれた後、壺部12においては、洗浄水W3の一部が水流f3として壺部12内に後方側から流下した際、壺部12の後壁12dの壁面に沿って後側底面部12fに導かれるようになっている。
また、図7B、図10及び図11Aに示すように、ボウル部6の右後方領域RBに導かれた合流後の洗浄水W3の一部の水流f4は、ボウル部6の左後方領域LRから左側方領域LMに旋回した後、壺部12内に左側方から流れ込んだ際、壺部12においては、洗浄水W3の一部が水流f4として壺部12の前側底面部12eよりも後方の壺部12の左側壁12bの壁面から下方且つ前方の前側底面部12eに向って流入し、この前側底面部12eに着水した水流f4が先端部Tのガイド部Gに導かれるようになっている。
まず、図10及び図11Aに示すように、壺部12の先端部Tのガイド部Gにおける下側上昇部G1は、前側底面部12eの前方に設けられており、ボウル部6の右後方領域RBに導かれた合流後の洗浄水W3の一部の水流f4(図7B参照)がボウル部6の左後方領域LRから左側方領域LMに旋回した後、左側方から壺部12内の底壁12aの排水口hよりも前側の底面領域(前側底面部12e)に向けて流れ込んだ際、この洗浄水W3の水流f4を壺部12内の前側に導いた後、この壺部12内の前側で第3洗浄水W3を上昇させることができるようになっている。
また、壺部12の先端部Tのガイド部Gにおける上側拡路部G2は、さらに、下側上昇部G1の上方に設けられており、下側上昇部G1により上昇している第3洗浄水W3の水流f4を上方に導きながら左右方向に広げる流路を形成している。
ここで、図10に示すように、下側上昇部G1の曲がり部G3の前端における平面視の曲率半径ρ3は、上側拡路部G2の曲がり部G4の前端における平面視の曲率半径ρ4よりも小さくなるように設定されている(ρ3<ρ4)。
また、下側上昇部G1及び上側拡路部G2の各曲がり部G3,G4の前端における平面視の曲率半径ρ3,ρ4のそれぞれは、曲がり部G3,G4が壺部12の底面側に位置する程、小さくなるように設定されており、曲がり部G3,G4が壺部12の上方側に位置する程、大きくなるように設定されている。
まず、図7Aに示すように、第2リム吐水口22からボウル部6内の壺部12の後方に第2リム吐水W2が吐水され、ボウル部6の右後方領域RBに向けて予め幅広で膜状の水流f2が形成される。その後、第1リム吐水口20からも前方に吐水された第1リム吐水W1により、ボウル部6内の左前方領域LFから右前方領域RFを経て右側方領域RMに旋回する旋回流f1が形成される。
そして、図7Bに示すように、第1リム吐水W1の旋回流f1が第2リム吐水口22付近に到達すると、予めボウル部6の右後方領域RBに向けて吐水されて第1リム吐水W1の旋回方向に対して横断している第2リム吐水W2の水流f2に合流して干渉する(図7B参照)。
これにより、図7Bに示すように、第2リム吐水口22から吐水された第2リム吐水W2の水流f2は、その後、第1リム吐水W1の旋回流f1と合流することにより、壺部12よりも後方側のボウル部6の右後方領域RBに導かれて合流後の洗浄水W3となる。そして、この洗浄水W3の一部は、壺部12内に後方側から流下する水流f3(下降流)を形成する(図8、図10、図11A参照)。
つぎに、図7Bに示すように、合流後の洗浄水W3のうちの他の一部は、ボウル部6の左後方領域LRから左側方領域LMに旋回した後、壺部12内の前側底面部12eより後方の左側壁12bの上方から前方且つ下方の壺部12の前側底面部12eに向って流れ込む水流f4を形成する(図8、図10、図11A参照)。
これにより、この水流f4は、壺部12の前側底面部12eに着水した後、その前方の壺部12の先端部Tに導かれる。
そして、この水流f4が壺部12の先端部Tに到達した際には、壺部12の先端部Tのガイド部Gにより、壺部12内の前側の溜水に対して上昇する水流f4(上昇流)が形成される。
このとき、図7Bに示すように、ボウル部6の右後方領域RBの合流後の洗浄水W3の残部の水流f5が、ボウル部6の左後方領域LBから左側方領域LMを経て前方領域Fまで旋回し、ボウル部6の前方領域Fで第1リム吐水W1の旋回流f1から早々と分岐して流下している水流と合流することにより水流f6となる。そして、この水流f6が壺部12内に前方側から流れ込むことにより、壺部12内の前側の先端部Tで上昇している水流f4(上昇流)に対して後方に押し込む水流f6が形成される(図8、図10、図11A参照)。
これらの結果、図11A及び図11Bに示すように、壺部12内の溜水においては、第1リム吐水W2と第2リム吐水W2との合流後の洗浄水W3の各水流f3~f6により、壺部12内の前側では、上昇した後に後方側に流れる水流(縦旋回流)f7(図11B参照)が形成されると共に、壺部12内の後側では、水流(縦旋回流)f7の上方且つ後方側が下降した後に前方側に流れる水流(縦旋回流)f8(図11B参照)が形成される。
そして、壺部12内の汚物は、これらの上下方向且つ前後方向の縦旋回流f7,f8により、排水口hから排水トラップ管路8へ排出される。
これにより、ボウル部6の汚物受け面14の棚状面36から傾斜面38に流下した洗浄水は、棚状面36よりも下方に大きく傾斜した傾斜面38上に沿ってさらに流下することができる。
よって、ボウル部6の汚物受け面14の傾斜面38上の洗浄水について、加速させながら、連結面を経て壺部12内に導くことができる。
したがって、壺部12内に流入した洗浄水W3により発生している縦旋回流f7,f8(図11B参照)により、壺部12内の洗浄水W3による壺部12の上縁L1から外側への溢れや飛び散りが発生したとしても、これらの溢れや飛び散りが生じた洗浄水について、ボウル部6の汚物受け面14の傾斜面38に沿って下降して加速する洗浄水の水勢によって再び壺部12内に戻すことができる。
また、図9に示すように、汚物受け面14の傾斜面38は、棚状面36の下縁且つ内縁に形成されており、水平面Hに対して棚状面36の傾斜角度β1よりも大きい傾斜角度β2(>β1)で棚状面36よりも下方に大きく傾斜している。
これにより、例えば、ボウル部6内の洗浄水W3による洗浄工程の後期等において、ボウル部6の壺部12内の溜水W0が汚物受け面14の傾斜面38の領域付近まで溢れたり、飛び散りが生じたりしても、これらの洗浄水を下方に傾斜した傾斜面38に沿って壺部12内に確実に戻すことができる。
これらにより、壺部12内の縦旋回流f7,f8の縦旋回を弱めることなく、ボウル部6内の汚物受け面14や壺部12内に汚物が残存することを抑制することができる。
一方、特に、壺部12からの溢れや飛び散りが生じ易いボウル部6の側方領域LM,RMにおいては、壺部12内の洗浄水が壺部12の外側のボウル部6の側方領域LM,RMに溢れ出したりや飛び散ったりしたとしても、このボウル部6の側方領域LM,RMの洗浄水を汚物受け面14の傾斜面38に沿って下降させて加速させることができる。
したがって、この加速させた洗浄水の水勢によって、再び壺部12内に戻すことができるため、特に、壺部12からの溢れや飛び散りが生じ易いボウル部6の側方領域においても、汚物が残存することを抑制することができる。
したがって、特に、壺部12内の後方側程、壺部12内の洗浄水が壺部12の両側壁12b,12cの壁面よりも外側のボウル部6の側方領域LM,RMに溢れ難くすることができる。
また、壺部12の両側壁12b,12cの壁面の高さを前方側程低くすることができるため、壺部12内に前方から洗浄水が流入し易くなる。これにより、壺部12内で形成される縦旋回流f7,f8の水勢が低下することを抑制することができる。
これにより、ボウル部6の側方領域LM,RMにおける汚物受け面14の傾斜面38に沿って流下した洗浄水が連結面40を経て壺部12の上縁L1の前後方向の中央付近に到達するまでの経路長さを長く確保することができる。
よって、壺部12から外側のボウル部6の側方領域LM,RMに溢れ出した洗浄水や飛び散った洗浄水が傾斜面38に沿って下降して加速したとしても、連結面40の経路長さが長く形成されているため、連結面40に沿って洗浄水が流下し、壺部12に勢いよく洗浄水が戻ることを抑制することができる。
すなわち、壺部12から溢れ出したり飛び散ったりした洗浄水が、連結面40から壺部12内に戻された際に、壺部12内の縦旋回流f7,f8に干渉して縦旋回が弱まることを抑制することができる。
これにより、壺部12から溢れ出したり飛び散ったりした洗浄水が、傾斜面38から連結面40を経て壺部12内に戻された際に、壺部12内の縦旋回流f7,f8に干渉して縦旋回が弱まることを抑制することができると共に、ボウル部6内の側方領域LM,RMにおける汚物受け面14や壺部12内に汚物が残存することも抑制することができる。
2 便器本体
4 導水路
4a 導水路の入口
6 ボウル部
8 排水トラップ管路(排水トラップ部)
8a 排水トラップ管路の入口
8b 排水トラップ管路の下降路
8c 排水トラップ管路の上昇路
10 貯水タンク(洗浄水源)
12 壺部
12a 壺部の底壁(壺部の底面)
12b 壺部の左側壁
12c 壺部の右側壁
12d 壺部の後壁
12e 壺部の前側底面部
12f 壺部の後側底面部
14 汚物受け面
14a 汚物受け面の上縁
16 棚部
16a 棚面
18 リム部
18a リム内壁面(リム壁面)
18b リム内壁面後端
18c 所定のリム内壁面(所定のリム壁面)
20 第1リム吐水口(第1リム吐水部)
22 第2リム吐水口(第2リム吐水部)
22a 第2リム吐水口の底面
24 共通導水路
26 第1リム導水路
28 第2リム導水路
28a 第2リム導水路の入口
30 第2リム導水路の外側導水路
32 第2リム導水路の第1屈曲導水路
34 第2リム導水路の第2屈曲導水路
34a 第2屈曲導水路の上流側導水路
34b 第2屈曲導水路の下流側導水路
36 棚状面
38 傾斜面
40 連結面
40a 壺部の上縁の前後方向の中央付近の領域に連結する汚物受け面の連結面
A1 第2リム吐水口の開口端面
B ボウル部の後方領域
B1 第1屈曲導水路の屈曲部
B2 第2屈曲導水路の屈曲部
C1 第2リム吐水口及び第2屈曲導水路の下流側導水路の流路中心軸線
D 拡散部(落流促進部、旋回維持部)
d1 第2屈曲導水路の上流側導水路の流路幅
d2 第2屈曲導水路の下流側導水路の流路幅
d3 汚物受け面の傾斜面の傾斜幅
d4 ボウル部の左右側方領域における汚物受け面の連結面の左右方向の長さ
E1 外側導水路の前端(下流端)、第1屈曲導水路の上流端
E2 第1屈曲導水路の下流端
F ボウル部の前方領域
f1 第1リム吐水の旋回流
f2 第2リム吐水の水流
f2a 第2リム吐水の内側水流(第1方向の第2リム吐水の水流)
f2b 第2リム吐水の外側水流(第1方向の第2リム吐水の水流)
f3 第1リム吐水と第2リム吐水の合流後の洗浄水の一部の流れ
f4 第1リム吐水と第2リム吐水の合流後の洗浄水の一部の流れ
f5 第1リム吐水と第2リム吐水の合流後の洗浄水の一部の流れ
f6 第1リム吐水と第2リム吐水の合流後の洗浄水の一部の流れ
f7 壺部内に形成される縦旋回流
f8 壺部内に形成される縦旋回流
G 壺部の先端部のガイド部
G1 壺部の先端部のガイド部の下側上昇部
G2 壺部の先端部のガイド部の上側拡路部
G3 壺部の先端部のガイド部における下側上昇部の曲がり部
G4 壺部の先端部のガイド部における上側拡路部の曲がり部
H 水平面
h 排水口
L ボウル部の左側領域
LB ボウル部の左後方領域
LF ボウル部の左前方領域
LM ボウル部の左側方領域
L1 壺部と汚物受け面との境界線、壺部の上縁、汚物受け面の下縁
L2 汚物受け面の傾斜面の下縁及び内縁
L3 汚物受け面の傾斜面の上縁及び外縁
M ボウル部の前方領域と後方領域との間の中間領域
O ボウル部の中心
O1 壺部の前後方向の中心
P1 第1リム吐水口の前後方向位置
P2 壺部の上縁且つ後端位置
Q1 第1リム吐水の流量(瞬間流量)
Q2 第2リム吐水の流量(瞬間流量)
Q2a 第1方向の第2リム吐水の流量(瞬間流量)
Q2b 第2方向の第2リム吐水の流量(瞬間流量)
R ボウル部の右側領域
RB ボウル部の右後方領域
RF ボウル部の右前方領域
RM ボウル部の右側方領域
S1 傾斜面(ボウル部の右後方領域の汚物受け面における第2リム吐水口から斜め後方に向って形成される面)
T 壺部の先端部(壺部の前端)
T1 接平面
u1 流速
u2 流速
V1 吐水量
V2 吐水量
W 洗浄水
W0 溜水
W1 第1洗浄水、第1リム吐水
W2 第2洗浄水、第2リム吐水
W2a 第1方向の第2リム吐水
W2b 第2方向の第2リム吐水
W3 第1リム吐水と第2リム吐水との合流後の洗浄水
WL 溜水の水位(溜水面)
X ボウル部の水平左右方向の中心軸線
Y ボウル部の水平前後方向の中心軸線
Z ボウル部の中心を通る鉛直方向の中心軸線
α1 角度
β1 傾斜角度
β2 傾斜角度
ρ1 第2リム吐水口が配置されている所定のリム内壁面の平面視の曲率半径
ρ2 リム部のリム内壁面後端の平面視の曲率半径
ρ3 壺部の先端部のガイド部における下側上昇部の曲がり部の平面視の曲率半径
ρ4 壺部の先端部のガイド部における上側拡路部の曲がり部の平面視の曲率半径
Claims (5)
- 洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器であって、
ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上方に形成されるリム部と、上記汚物受け面の下方に設けられて溜水を貯留して封水を形成する壺部と、を備えたボウル部と、
上記壺部に入口が接続されて汚物を排出する排水トラップ部と、
上記リム部に設けられ、上記ボウル部内にリム吐水を行い、このリム吐水を上記壺部内に流入させることにより、前後方向及び上下方向の縦旋回流を形成するリム吐水部と、を有し、
上記リム吐水部は、上記ボウル部の左右方向の一方側の上記リム部に設けられた第1リム吐水口から上記ボウル部内の前方に第1リム吐水を行う第1リム吐水部を備え、上記ボウル部に沿って旋回する旋回流を形成すると共に、上記壺部よりも前方の上記ボウル部の前方領域に旋回させた洗浄水の一部について上記壺部の前方から上記壺部内に流入させるように構成され、
上記リム吐水部は、さらに、上記ボウル部の左右方向の他方側の上記リム部に設けられた第2リム吐水口から第2リム吐水を行う第2リム吐水部を備え、上記第2リム吐水を上記壺部内に後方から流入させることにより、上記壺部内に前方から流入する上記第1リム吐水と共に、上記壺部内に上下方向の縦旋回流を形成するように構成され、
上記ボウル部の汚物受け面は、その上縁側に形成される棚状面と、この棚状面の下縁に形成されて上記棚状面よりも下方に大きく傾斜した傾斜面と、この傾斜面の下縁と上記壺部の上縁とを連結する連結面と、を備えており、
上記壺部は、底面と、この底面の側方に形成される側壁面と、を備えており、上記側壁面の上縁は、前方側から後方側に向って上昇しており、
上記ボウル部は、上記第1リム吐水口よりも前方の前方領域と、上記壺部よりも後方の後方領域と、上記前方領域と上記後方領域との間に形成されて且つ上記ボウル部の前後方向に延びる中心軸線に対して左右方向に形成される側方領域と、を備えており、
上記ボウル部の汚物受け面の傾斜面は、上記ボウル部の前方領域及び後方領域には形成されておらず、上記ボウル部の側方領域に形成されていることを特徴とする水洗大便器。 - 上記汚物受け面は、立面視において、上記連結面の曲率が最大となるように構成され、上記汚物受け面の上記棚状面の上縁から上記連結面の下縁まで形成する面の左右方向の長さは、上記壺部の上縁から下端までを形成する面の上下方向の長さよりも小さい請求項1記載の水洗大便器。
- 上記汚物受け面は、上記棚状面、上記傾斜面、及び、上記連結面のそれぞれを左右対称に備えている請求項1又は2記載の水洗大便器。
- 平面視の上記ボウル部の側方領域における上記汚物受け面の連結面の左右方向の長さは、上記壺部の前後方向の中心の左右側方に位置する上縁に連結する連結面で最大となる請求項1乃至3の何れか1項に記載の水洗大便器。
- 上記ボウル部の側方領域における上記汚物受け面の傾斜面は、その上縁から下縁までの傾斜幅が上記壺部の前方側から側方側に位置する程小さくなるように設定されている請求項1乃至4の何れか1項に記載の水洗大便器。
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