JP2534507Y2 - 洗浄タンク用蓋 - Google Patents

洗浄タンク用蓋

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JP2534507Y2
JP2534507Y2 JP1990077241U JP7724190U JP2534507Y2 JP 2534507 Y2 JP2534507 Y2 JP 2534507Y2 JP 1990077241 U JP1990077241 U JP 1990077241U JP 7724190 U JP7724190 U JP 7724190U JP 2534507 Y2 JP2534507 Y2 JP 2534507Y2
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JP
Japan
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lid
electromagnetic drive
box
tank
lid body
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JP1990077241U
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JPH0437675U (ja
Inventor
栢原  利明
桂也 笹垣
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、便器の洗浄タンク用蓋の改良に関する。
(従来の技術) 昨今「触れない」という衛生感から便器の排水を自動
制御する便器が一般家庭でも利用されるようになり、一
般家庭用としてロータリーソレノイド等の電磁駆動装置
をタンク本体内に付設した便器があった。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記せる様な一般家庭に参入されているもの
は、便器本体とタンクとが一体的に成形されているもの
であり、既存の便器を自動洗浄式に変えようとすると、
便器そのものを交換しなければならず費用が嵩み好まし
くなかった。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、洗浄タ
ンク用の蓋内面の空間を有効利用して、排水弁操作用の
電磁駆動装置を取付けることにより、既存の洗浄タンク
を簡単かつ安価に自動洗浄装置付きの洗浄用タンクに変
え、しかも上記電磁駆動装置の着脱を容易にして電磁駆
動装置の組み込みやメンテナンスを簡単にすることにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案の請求項1の洗浄タ
ンク用蓋では、蓋本体の内部に、少なくともタンク本体
の排水弁と連絡して該排水弁を開弁操作する電磁駆動装
置を配設する洗浄タンク用蓋において、電磁駆動装置を
ボックス内に組み込み、該ボックスの側面に設けた差込
み支持片を蓋本体の内部側面に設けた差込み部にスライ
ドさせて蓋本体に着脱自在となすものである。
また、請求項2の洗浄タンク用蓋では、蓋本体の内部
に、少なくともタンク本体の排水弁と連絡して該排水弁
を開弁操作する電磁駆動装置を配設する洗浄タンク用蓋
において、電磁駆動装置をボックス内に組み込み、該ボ
ックスの側面に設けた挟持片で蓋本体の内部側面に設け
た突片を着脱自在に挟持して蓋本体に取付けるものであ
る。
(考案の作用効果) 以上のように構成した請求項1及び請求項2の洗浄タ
ンク用蓋は、いずれも、蓋本体内に少なくともタンク本
体内の排水弁と連絡して開弁操作する電磁駆動装置を配
してあるため、既存の洗浄用タンクの蓋を取外し、本願
の洗浄タンク用の蓋を取付けるだけで既存の手動式の便
器を自動洗浄式の便器に簡単かつ安価に変えることがで
きるため大変有用かつ便利である。
しかも、上記電磁駆動装置はボックスに組み込んで蓋
本体に取付けるようにして、該ボックスの蓋本体への取
付構造を、ボックスの側面に差込み支持片を設けて蓋本
体の内部側面に設ける差込み部にスライドさせる(請求
項1)か、ボックスの側面に挟持片を設けて蓋本体の内
部側面に設ける突片を上記挟持片で挟持する構造とした
(請求項2)ので、蓋本体への電磁駆動装置の取付けに
は別途取付金具やボルト・ナット等を用いる必要がな
く、電磁駆動装置の蓋本体への組み込み作業及びメンテ
ナンス時の電磁駆動装置の着脱作業が簡単である。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する
と、図中aは本考案の洗浄タンク用蓋を示し、該蓋aは
本実施例にあっては蓋本体1と、電磁駆動ユニット2及
び脱臭ユニット3とからなる。
蓋本体1は、陶器,樹脂等からなる底面を開放して断
面略形に形成した従来周知の形状で、表面1aの前方
に、人感センサー1b′,脱臭風量調節スイッチ1b″,脱
臭入切スイッチ1b便器洗浄スイッチ1b等を設けた所
望な操作盤1bを備えてなり、内部空間1′に前記電磁駆
動ユニット2及び脱臭ユニット3を内設する。
尚、上記蓋本体1は一例を示すにすぎず少なくとも電
磁駆動装置2aを設けてあればよく限定はされないもので
あり、また電磁駆動ユニット2の他に設けられる装置と
しては脱臭ユニット3に限らず、芳香発生装置,光脱臭
装置等適宜変更できるものである。
電磁駆動ユニット2は、ロータリーソレノイド等の電
磁駆動装置2a,及び必要に応じて制御部2c等をボックス2
d内に組込むもので、例えばボックス2dはその側面2d′,
2′に差込み支持片2e,2eを設け、該差込み支持片2e,2e
を、蓋本体1の内部両側面1c,1cに設けた差込み部1d,1d
にスライドさせてユニット2全体を着脱自在に取付け固
定する(第2図)。
尚、電磁駆動装置2aに備えた駆動レバー2bは、ボック
ス2dから外方に突出させて回動自在に支持し、その挿通
部2d″は所望なシール材を設けるものとする。
脱臭ユニット3は、オゾン脱臭装置3a等の所望な脱臭
装置を前記電磁駆動ユニット2のボックス2dと同様のボ
ックス3d内に組込み、臭気吸込口3cを下面3d′に、排気
口3eを側面3d″に夫々臨ませる。
そして、側面3d,3dの差込み支持片3f,3fを蓋本体
1の差込み部1d,1dにスライドさせて着脱自在に取付け
固定し、前記排気口3eを蓋本体1の側面1eに設けた開口
1fに臨ませる。
また、上記ボックス2,3の別実施例として第4図,第
5図に示す様に、側面2d′,3dに挟持片2f,3gを夫々設
け、この挟持片2f,3gで蓋本体1の内側面1c,1cに設けた
突片1g,1gを挾持して取付固定するものとしてもよい。
更に、両ユニット2,3を取付けた蓋本体1の下面に所
望な底板(図示省略)を設けて密閉度を高めてもよく、
この場合前記レバー2bの下位及び臭気吸込口3cの下位の
み開放状とする。
従って、上記せる蓋aを第6図に示す密結タンク式便
器bに取付ける場合、既存の蓋を取除いた後、電磁駆動
ユニット2のレバー2bの先端に、タンク本体cの内部下
位のフラッパー弁4につながっている鎖5を繁げ、脱臭
ユニット3の臭気吸込口3cをオーバーフロー管6に接続
して載置する。
尚、図示せしめないが、取付施工を容易化するために
蓋本体1の背面1hに、取付施工用の開口を設けるものと
した方が好ましい。
また、脱臭装置を脱臭ファンにより便器の排水路に強
制的に臭気を排気するタイプのものとしてもよく任意で
ある。
次に、上記蓋aを組込んだ便器の作動について説明す
ると、使用者の着座を人感センサー1b′が感知するとフ
ァン3a′が運転を開始し、ボール部b1内の臭気は、リム
b2の下面に設けたボール洗浄用の吹出し孔b3…を介して
リム通水路b2′に流入し、オーバーフロー管6と連通し
た流路 b4から前記オーバーフロー管6を介して脱臭ユニット3
の臭気吸込口3cからオゾン脱臭装置3a内に送られて脱臭
後、排気口3eから外方へ排気する。
そして、使用者の離座を感知するとロータリーソレノ
イド2aの運転が開始され、レバー2bの回転により鎖5が
自動的に引上げられてフラッパー弁4を開放し、所望な
洗浄が自動的に行われる。
尚、上記した脱臭作動,洗浄作動の両者を一連の自動
操作としたが、これに限定されず蓋本体1表面1aの前方
の操作盤1bに設けた各種スイッチにより作動させてもよ
く、また、図示せしめないがリモコン等の遠隔操作によ
り作動させてもよく任意である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は蓋本
体のみを断面して示す正面図、第3図はその側面図、第
4図は別実施例を示し、蓋本体のみを断面して示す正面
図、第5図はその側面図、第6図は使用状態を示す一部
切欠断面図、第7図は第6図の(VII)−(VII)線断面
図である。 尚、図中 a:洗浄タンク用蓋、1:蓋本体 1′:内部空間、1d:差込み部 1g:突片、2:電磁駆動ユニット 2a:電磁駆動装置、2b:レバー 2c:制御部、2d:ボックス 2e:差込み支持片、2f:挟持片 4:排水弁(フラッパー弁)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋本体の内部に、少なくともタンク本体の
    排水弁と連絡して該排水弁を開弁操作する電磁駆動装置
    を配設する洗浄タンク用蓋において、電磁駆動装置をボ
    ックス内に組み込み、該ボックスの側面に設けた差込み
    支持片を蓋本体の内部側面に設けた差込み部にスライド
    させて蓋本体に着脱自在となすことを特徴とする洗浄タ
    ンク用蓋。
  2. 【請求項2】蓋本体の内部に、少なくともタンク本体の
    排水弁と連絡して該排水弁を開弁操作する電磁駆動装置
    を配設する洗浄タンク用蓋において、電磁駆動装置をボ
    ックス内に組み込み、該ボックスの側面に設けた挟持片
    で蓋本体の内部側面に設けた突片を着脱自在に挟持して
    蓋本体に取付けることを特徴とする洗浄タンク用蓋。
JP1990077241U 1990-07-20 1990-07-20 洗浄タンク用蓋 Expired - Lifetime JP2534507Y2 (ja)

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JPH0437675U JPH0437675U (ja) 1992-03-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005200981A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Inax Corp トイレ設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6052260A (ja) * 1983-09-01 1985-03-25 Nec Corp 研摩装置
JPH0235128A (ja) * 1988-07-25 1990-02-05 Toto Ltd 水洗トイレの節水装置

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JP2005200981A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Inax Corp トイレ設備

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