JPH0720377B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH0720377B2
JPH0720377B2 JP1340006A JP34000689A JPH0720377B2 JP H0720377 B2 JPH0720377 B2 JP H0720377B2 JP 1340006 A JP1340006 A JP 1340006A JP 34000689 A JP34000689 A JP 34000689A JP H0720377 B2 JPH0720377 B2 JP H0720377B2
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inverter
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誠二 曽我
薫 安宅
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば放電ランプ等の負荷に高周波給電す
るインバータ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図に2個のスイッチング素子を直列接続してなる従
来の他励式のインバータ装置を示す。第3図において、
VSは商用電源等の交流電源、SW1は電源スイッチ、DBは
交流電源VSの電圧を全波整流する全波整流器、C0は平滑
コンデンサである。
Q1およびQ2は直列接続されて全波整流器DBの出力端子間
に接続した第1および第2のスイッチング素子である。
CHはチョークコイル、C3はコンデンサで、これらは共振
回路を構成する。C2は直流カット用のコンデンサであ
る。
LDは第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2の接続点
と全波整流器DBのいずれか一方の出力端子、第3図では
負側の出力端子との間に上記の共振回路を介して接続さ
れた放電ランプ等の負荷である。
Aは第1のスイッチング素子Q1をオンオフ制御するイン
バータ制御回路、Bは第2のスイッチング素子Q2をオン
オフ制御するインバータ制御回路、Cは矩形波信号を発
生する発振回路、VDCは発振回路Cおよびインバータ制
御回路Bを駆動する駆動用電源である。R1は抵抗、ZD1
はツェナーダイオードからなる定電圧素子、C1はコンデ
ンサで、これらはインバータ制御回路Aの駆動用電源回
路を構成する。
このインバータ装置では、電源スイッチSW1をオンにす
ると、交流電源VSの電圧が全波整流器DBで整流され、平
滑コンデンサC0で平滑され、第1および第2のスイッチ
ング素子Q1,Q2の直列回路に印加される。
駆動用電源VDCが確保されると、発振回路Cが動作を開
始し、インバータ制御回路Bが同じく動作を開始し、第
2のスイッチング素子Q2をオンオフさせる。第2のスイ
ッチング素子Q2がオンオフ動作を行うと、抵抗R1を介し
てコンデンサC1が充電され、インバータ制御回路Aの駆
動用電源が形成され、インバータ制御回路Aの方も動作
を開始し、第1のスイッチング素子Q1をオンオフさせ
る。この場合、インバータ制御回路Bのd端子からイン
バータ制御回路Aのd端子へ供給される制御信号によっ
て両インバータ制御回路A,Bの同期がとられる。
第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2は概ね第4図
(a)〜(f)の波形図に示すようなタイミングで動作
する。
第4図(c)は第1のスイッチング素子Q1に加えられる
ゲート信号VG1(インバータ制御回路Aのc端子より出
力される)を、同図(d)は第2のスイッチング素子Q2
に加えられるゲート信号VG2(インバータ制御回路Bの
c端子より出力される)を示す。
第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2は、各々ゲー
ト信号VG1,VG2によって交互にオンオフ動作を行い、イ
ンバータとして動作する。各ゲート信号VG1,VG2には、
第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2を同時にオン
にさせないためのデッドオフタイムDTが設けられてい
る。
第4図(e)には、ゲート信号VG1によってスイッチン
グ動作を行う第1のスイッチング素子Q1のドレイン・ソ
ース間電圧V1およびドレイン電流I1の波形を、第4図
(f)には、ゲート信号VG2によってスイッチング動作
を行う第2のスイッチング素子Q2のドレイン・ソース間
電圧V2およびドレイン電流I2の波形を示している。
なお、第4図(a),(b)は発振回路Cから出力され
てインバータ制御回路BのCB端子およびCA端子に供給さ
れる矩形波信号VCB,VCAを示しており、2つの矩形波信
号VCA,VCBに基づいて、インバータ制御回路A,Bのc端子
よりゲート信号VG1,VG2が出力され、第1および第2の
スイッチング素子Q1,Q2をドライブすることになる。
上記第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2によるイ
ンバータ動作によって、チョークコイルCHおよびコンデ
ンサC2,C3からなる共振回路が負荷LDに高周波電力を供
給する。この共振回路に流れる共振回路電流および負荷
電流は正弦波状となり、第1および第2のスイッチング
素子Q1,Q2を交互に流れることになる。
なお、インバータ制御回路A,Bにおいて、a端子は電源
端子、b端子はグラウンド端子である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような第3図のインバータ装置では、負荷LDへの
給電の断続は交流電源VSと全波整流器DBとの間に設けた
電源スイッチSW1をオンオフすることにより行ってい
た。この場合、負荷LDの容量が大きい場合や、全波整流
器DBの後段に平滑コンデンサC0を設けている場合に、電
源スイッチSW1の接点容量および耐ラッシュ電流性に対
する十分な対策が必要となり、電源スイッチSW1の大型
化,コストアップ等の問題があった。
第5図に第3図のインバータ装置の問題点を解決するこ
とを目的として提案されたインバータ装置を示す。
このインバータ装置は、第5図に示すように、第3図の
電源スイッチSW1に代えて、発振回路Cの出力端とイン
バータ制御回路BのCA端子およびCB端子との間にスイッ
チSW21,SW22を設け、これらのスイッチSW21,SW22をオン
オフすることにより発振回路Cからインバータ制御回路
Bへの矩形波信号VCA,VCBの供給を断続するようにした
ものであり、その他は第3図のものと同様である。
なお、スイッチSW21,SW22に代えて、発振回路Cと駆動
用電源VDCとの間にスイッチSW23を設け、そのスイッチS
W23をオンオフすることにより発振回路Cからインバー
タ制御回路Bへの矩形波信号VCA,VCBの供給を断続する
こともできる。
以上のような構成のインバータ装置では、スイッチS
W21,SW22もしくはスイッチSW23をオンオフすることによ
り、インバータ制御回路A,Bの動作・不動作を切り換え
て第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2のインバー
タ動作を制御し、これによって負荷LDへの給電を断続す
るようにしているので、第3図のインバータ装置のよう
な大容量,耐ラッシュ電流性が要求される電源スイッチ
SW1の代わりに、小容量で安価なスイッチSW21,SW22もし
くはスイッチSW23を用いることができ、スイッチSW21,S
W22もしくはスイッチSW23の信頼性の向上,小型化およ
び低コスト化を図ることができる。
しかしその反面、交流電源VSが存在した状態でスイッチ
SW21,SW22もしくはスイッチSW23を動作させるので、イ
ンバータ制御回路A,Bにおける残留電荷等に起因して第
1および第2のスイッチング素子Q1,Q2が同時にオンに
なることによる発熱の問題、また第1および第2のスイ
ッチング素子Q1,Q2の定格オーバ、あるいは第1および
第2のスイッチング素子Q1,Q2へのサージ電圧の発生等
の問題がある。
第6図に第3図のインバータ装置の問題点を解決するこ
とを目的として提案されたもう一つのインバータ装置を
示す。
このインバータ装置は、第6図に示すように、第3図の
電源スイッチSW1に代えて、インバータ制御回路A,Bにお
ける第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2に対する
ゲート信号VG1,VG2の出力端子であるc端子と各インバ
ータ制御回路A,Bのグラウンドもしくは第1および第2
のスイッチング素子Q1,Q2のグラウンドとの間にそれぞ
れスイッチSW31,SW32を設け、第1および第2のスイッ
チング素子Q1,Q2のゲート・ソース間を短絡することに
より第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2へのゲー
ト信号VG1,VG2の供給を遮断して第1および第2のスイ
ッチング素子Q1,Q2を遮断するようにしたもので、その
他は第3図のものと同様である。
このインバータ装置では、スイッチSW31,SW32をオンオ
フするとにより、第1および第2のスイッチング素子
Q1,Q2のゲート・ソース間を短絡・開放することによ
り、第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2のインバ
ータ動作を制御し、負荷LDへの給電を断続するようにし
ている。
したがって、スイッチSW31,SW32は、第5図のスイッチS
W21,SW22,SW23と同じように、信頼性の向上,小型化お
よび低コスト化を図ることができる。
しかしその反面、第1および第2のスイッチング素子
Q1,Q2がインバータ動作を停止し、負荷LDへの給電が停
止されても、インバータ制御回路A,Bへは発振回路cよ
りの矩形波信号VCA,VCBの供給が継続したままであり、
インバータ制御回路A,Bにおける電力消費が減少せず、
負荷への給電停止時の無駄な電力消費が多く、また高周
波発振継続により雑音が発生する等の問題があった。
この発明の目的は、直列接続した第1および第2のスイ
ッチング素子の発熱、定格オーバ、サージ電圧の発生を
抑制することができ、しかも負荷への給電停止時におけ
る無駄な電力消費を低減することができるとともに雑音
の発生を抑制することができるインバータ装置を提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のインバータ装置は、他励式であって、発振回
路からインバータ制御回路に駆動信号を供給し、駆動信
号に基づいてインバータ制御回路から直列接続した第1
および第2のスイッチング素子にゲート信号を与えるこ
とにより、第1および第2のスイッチング素子を交互に
オンオフ動作させて負荷に電力供給するようにしてい
る。
この場合、発振回路からインバータ制御回路への駆動信
号の供給を遮断する第1のスイッチと、インバータ制御
回路から第1および第2のスイッチング素子へのゲート
信号の供給を遮断する第2のスイッチとを設け、第1お
よび第2のスイッチを同時に動作させ、もしくは第2の
スイッチを動作させた後に第1のスイッチを動作させる
ことにより負荷への給電を停止するようにしている。
〔作用〕
この発明の構成によれば、発振回路から供給される駆動
信号に基づいてインバータ制御回路が第1および第2の
スイッチング素子に対するゲート信号を発生する。これ
らのゲート信号は第1および第2のスイッチング素子に
それぞれ加えられ、第1および第2のスイッチング素子
が交互にオンオフ動作をし、これによって負荷に電力が
供給される。
第1のスイッチは発振回路からインバータ制御回路への
駆動信号の供給を遮断し、第2のスイッチはインバータ
制御回路から第1および第2のスイッチング素子へのゲ
ート信号の供給を遮断するようになっており、第1およ
び第2のスイッチが同時に動作するか、あるいは第2の
スイッチが先に動作し、第1のスイッチが後に動作する
ことになる。
このようなタイミングで第1および第2のスイッチを動
作させると、負荷への給電を停止させる場合に、第1お
よび第2のスイッチング素子が遮断するのと同時あるい
はそれより遅れてインバータ制御回路の動作が停止する
ことになり、インバータ制御回路の残留電荷等に起因す
る第1および第2のスイッチング素子の同時オンの発生
を防止することができ、直列接続した第1および第2の
スイッチング素子の発熱、定格オーバ、サージ電圧の発
生を抑制することができる。
しかも、第1のスイッチを動作せることによりインバー
タ制御回路への駆動信号を供給を遮断しているので、イ
ンバータ制御回路の動作を停止させることができ、負荷
への給電停止時における無駄な電力消費を低減すること
ができるとともに雑音の発生を抑制することができる。
〔実 施 例〕
この発明の第1の実施例を第1図に基づいて説明する。
このインバータ装置は、第1図に示すように、他励式で
あって、発振回路Cからインバータ制御回路BのCA端子
およびCB端子に駆動信号である矩形波信号VCA,VCBを供
給し、矩形波信号VCA,VCBに基づいてインバータ制御回
路A,Bのc端子から直列接続した第1および第2のスイ
ッチング素子Q1,Q2にゲート信号VG1,VG2を与えることに
より、第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2を交互
にオンオフ動作させて負荷LDに電力供給するようにして
いる。
この場合、発振回路Cからインバータ制御回路Bへの矩
形波信号VCA,VCBの供給を遮断する第1のスイッチとし
て、駆動用電源VDCと発振回路Cの電源端子との間にス
イッチSW41を設け、インバータ制御回路A,Bのc端子か
ら第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2へのゲート
信号の供給を遮断する第2のスイッチとして、インバー
タ制御回路A,Bのc端子もしくは第1および第2のスイ
ッチング素子Q1,Q2のゲートとグラウンドとを短絡する
スイッチSW42,SW43を設け、スイッチSW41およびスイッ
チSW42,SW43を同時に動作させ、もしくはスイッチSW42,
SW43を動作させた後にスイッチSW41を動作させることに
より負荷LDへの給電を停止するようにしている。
上記の各スイッチSW41,SW42,SW43のオンオフの制御は、
スイッチSW0を介して駆動用電源VDCに接続したスイッチ
制御回路Dによって行われる。つまり、このインバータ
装置における負荷LDへの給電の断続は、スイッチSW0
オンオフに応答してスイッチSW41,SW42,SW43のオンオフ
を制御するスイッチ制御回路Dによって行われる。
負荷LDへの給電を遮断したいときは、スイッチSW0をオ
ンにすればよい。スイッチSW0をオンにすると、平滑コ
ンデンサC0の両端に電圧が印加された状態にあっても、
スイッチ制御回路(リレーおよび必要な場合には遅延タ
イマを含んで構成される)DによりスイッチSW42,SW43
がオンとなってインバータ制御回路A,Bのc端子、つま
り第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2のゲートが
グラウンドに接続され、第1および第2のスイッチング
素子Q1,Q2が遮断する。これと同時に、もしくは第1お
よび第2のスイッチング素子Q1,Q2の遮断後に、スイッ
チ制御回路DによりスイッチSW41がオフとなり、発振回
路Cへの給電が停止し、したがって矩形波信号VCA,VCB
の発生が停止し、インバータ制御回路A,Bの動作が停止
する。
その他は第3図に示した従来例と同様である。
このインバータ装置によれば、発振回路Cから供給され
る矩形波信号VCA,VCBに基づいてインバータ制御回路A,B
が第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2に対するゲ
ート信号VG1,VG2を発生する。これらのゲート信号VG1,V
G2は第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2にそれぞ
れ加えられ、第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2
が交互にオンオフ動作をし、これによって負荷LDに電力
が供給される。この点については従来例と同様である。
スイッチSW41は、発振回路Cからインバータ制御回路B
への矩形波信号VCA,VCBの供給を遮断し、スイッチSW42,
SW43はインバータ制御回路A,Bから第1および第2のス
イッチング素子Q1,Q2へのゲート信号VG1,VG2の供給を遮
断するようになっており、スイッチSW41,SW42,SW43が同
時に動作するか、あるいはスイッチSW42,SW43が先に動
作し、スイッチSW41が後に動作することになる。
このようなタイミングで第1および第2のスイッチS
W41,SW42,SW43を動作させると、負荷LDへの給電を停止
させる場合に、第1および第2のスイッチング素子Q1,Q
2が遮断するのと同時あるいはそれより遅れてインバー
タ制御回路A,Bの動作が停止することになり、インバー
タ制御回路A,Bの残留電荷等に起因する第1および第2
のスイッチング素子Q1,Q2の同時オンの発生を防止する
ことができ、直列接続した第1および第2のスイッチン
グ素子Q1,Q2の発熱、定格オーバ、サージ電圧の発生を
抑制することができる。
しかも、スイッチSW41を動作させることによりインバー
タ制御回路A,Bへの矩形波信号を供給を遮断しているの
で、インバータ制御回路A,Bの動作を停止させることが
できるとともに、発振回路Cの動作も停止することにな
り、負荷LDへの給電停止時における無駄な電力消費を低
減することができるとともに雑音の発生を抑制すること
ができる。
なお、第1のスイッチは、発振回路Cからインバータ制
御回路A,BのCA端子およびCB端子へ至る経路中に設けて
もよい。
この発明の第2の実施例を第2図に基づいて説明する。
このインバータ装置は、インバータ制御回路A,Bとスイ
ッチSW41,SW42,SW43の部分の構成を具体化した実施例を
示すものである。
第2図において、発振回路Cのo端子は発振停止用端子
であり、このo端子とグラウンドとを短絡することによ
り発振回路Cが発振動作を停止し、その間を開放するこ
とにより発振動作を行う。また、発振回路Cの出力端子
はオープンドレインである。
トランジスタTr11は第1図のスイッチSW41に対応し、ト
ランジスタTr12,Tr13は同スイッチSW42に対応し、トラ
ンジスタTr14は同スイッチSW43に対応している。
インバータ制御回路Bにおいて、Tr1,Tr2はカレントミ
ラーを構成するトランジスタで、INV1は反転増幅器、R
11〜R15は抵抗である。また、インバータ制御回路Aに
おいて、Tr3,Tr4はカレントミラーを構成するトランジ
スタで、INV2,INV3は反転増幅器、R21〜R23は抵抗、D1
はダイオードである。また、R2は抵抗である。
その他の構成は第1図と同様である。
この実施例では、スイッチSW0がオフの状態では、トラ
ンジスタTr11,Tr12,Tr14がオフで、トランジスタTr13
オンとなっている。この場合において、インバータ制御
回路Bは、矩形波信号VCBがトランジスタTr13を通して
反転増幅器INV1に入力され、矩形波信号VCBを反転増幅
した信号がゲート信号VG2として出力され、第2のスイ
ッチング素子Q2に供給される。また、矩形波信号VCA
カレントミラー構成のトランジスタTr1,Tr2を介してイ
ンバータ制御回路Aに伝達する。
また、インバータ制御回路Aは、伝達された信号をカレ
ントミラー構成のトランジスタTr3,Tr4で受け、その信
号が反転増幅器INV2に入力され、さらにもう一つの反転
増幅器INV3に入力される。この結果、矩形波信号VCA
同相の信号がゲート信号VG1として出力され、第1のス
イッチング素子Q1に供給される。
ところが、負荷LDへの給電を停止するためにスイッチSW
0をオンにすると、トランジスタTr11,Tr12,Tr14が同時
にオンとなり、さらにトランジスタTr12のオンに応答し
てトランジスタTr13がオフとなる。この結果、発振回路
Cの発振動作が停止し、矩形波信号VCA,VCBの出力が停
止し、インバータ制御回路A,Bの動作が停止する。ま
た、トランジスタTr13がオフとなることにより、反転増
幅器INV1の入力がハイとなり、その出力がローとなり、
第2のスイッチング素子Q2のゲート・ソース間が短絡状
態となり、第1図におけるスイッチSW43がオンとなるの
と同じ状態になる。同時に、トランジスタTr14がオンと
なることにより、トランジスタTr1,Tr2がオフとなり、
したがってトランジスタTr3,Tr4がオフとなる。この結
果、反転増幅器INV2の入力がローとなり、反転増幅器IN
V3の出力もローとなり、第1のスイッチング素子Q1のゲ
ート・ソース間が短絡状態となり、第1図におけるスイ
ッチSW42がオンとなるのと同じ状態になる。
この実施例のインバータ装置は、前記実施例と同様の効
果を奏する。
なお、上記実施例では、反転増幅器INV1,INV3を用いて
第1および第2のスイッチング素子Q1,Q2のゲート・ソ
ース間を短絡したが、この第1および第2のスイッチン
グ素子Q1,Q2のゲート・ソース間もしくはインバータ制
御回路A,Bのc端子と各々のグラウンドとの間に短絡用
のスイッチを直に接続して、それらをオンにするように
構成してもよい。ただ、この回路構成では、短絡用のス
イッチに大きな短絡電流が流れるので、発振回路Cの矩
形波信号VCA,VCBの出力端にスイッチを設けて、短絡用
のスイッチに流れる電流を少なくすると同時に、第1お
よび第2のスイッチング素子Q1,Q2のゲート・ソース間
を短絡状態にして第1および第2のスイッチング素子
Q1,Q2を遮断する構成にする。
なお、上記実施例では、トランジスタTr11,Tr12,Tr14
同時にオンする構成であったが、トランジスタTr12,Tr
14を先にオンし、その後トランジスタTr11をオンにする
構成でもよいのは当然である。
〔発明の効果〕 この発明のインバータ装置によれば、発振回路からのイ
ンバータ制御回路への駆動信号の供給を遮断する第1の
スイッチと、インバータ制御回路から第1および第2の
スイッチング素子へのゲート信号の供給を遮断する第2
のスイッチとを設け、第1および第2のスイッチを同時
に動作させ、もしくは第2のスイッチを動作させた後に
第1のスイッチを動作させることにより負荷への給電を
停止するようにしたので、負荷への給電を停止させる場
合に、第1および第2のスイッチング素子が遮断するの
と同時あるいはそれより遅れてインバータ制御回路の動
作が停止することになり、インバータ制御回路の残留電
荷等に起因する第1および第2のスイッチング素子の同
時オンの発生を防止することができ、直列接続した第1
および第2のスイッチング素子の発熱、定格オーバ、サ
ージ電圧の発生を抑制することができる。
しかも、第1のスイッチを動作させることによりインバ
ータ制御回路への駆動信号を供給を遮断しているので、
インバータ制御回路の動作を停止させることができ、負
荷への給電停止時における無駄な電力消費を低減するこ
とができるとともに雑音の発生を抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例のインバータ装置の回
路図、第2図はこの発明の第2の実施例のインバータ装
置の回路図、第3図はインバータ装置の従来例の回路
図、第4図は第3図の各部の波形図、第5図はインバー
タ装置の提案例の回路図、第6図はインバータ装置の別
の提案例の回路図である。 Q1……第1のスイッチング素子、Q2……第2のスイッチ
ング素子、A,B……インバータ制御回路、C……発振回
路、LD……負荷、SW41……第1のスイッチ、SW42,SW43
……第2のスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発振回路からインバータ制御回路に駆動信
    号を供給し、前記駆動信号に基づいて前記インバータ制
    御回路から直列接続した第1および第2のスイッチング
    素子にゲート信号を与えることにより、前記第1および
    第2のスイッチング素子を交互にオンオフ動作させて負
    荷に電力供給する他励式のインバータ装置において、 前記発振回路から前記インバータ制御回路への駆動信号
    の供給を遮断する第1のスイッチと、前記インバータ制
    御回路から前記第1および第2のスイッチング素子への
    ゲート信号の供給を遮断する第2のスイッチとを設け、 前記第1および第2のスイッチを同時に動作させ、もし
    くは前記第2のスイッチを動作させた後に前記第1のス
    イッチを動作させることにより、前記負荷への給電を停
    止するようにしたことを特徴とするインバータ装置。
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