JPH0720342U - パイロット圧用油圧配管 - Google Patents
パイロット圧用油圧配管Info
- Publication number
- JPH0720342U JPH0720342U JP5479093U JP5479093U JPH0720342U JP H0720342 U JPH0720342 U JP H0720342U JP 5479093 U JP5479093 U JP 5479093U JP 5479093 U JP5479093 U JP 5479093U JP H0720342 U JPH0720342 U JP H0720342U
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- JP
- Japan
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- control valve
- port
- pressure
- hydraulic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来技術のパイロット圧用油圧配管は、リモ
コンバルブとコントロ−ルバルブを連結する油圧配管の
途中で、コントロ−ルバルブ側ポ−ト付近にTジョイン
トを挿入して圧力センサを取付けていたので、配管が煩
雑になり、また、圧力センサ及び接続部の点検、交換な
どメンテナンスが難しかった。この問題点を解決する。 【構成】 本考案では、車体の内部に棒状のポ−トブロ
ックを配設し、そのポ−トブロックには、同一断面上の
前後左右の面に複数個のねじ穴を開穿して、互いに連通
させた油圧配管接続用の穴を複数段設け、上記リモコン
バルブの2次圧ポ−トとコントロ−ルバルブの受圧部ポ
−トとを、上記ポ−トブロックの連通した穴を経由して
油圧配管にて接続し、また、上記の穴に通じる一つのポ
−トに圧力センサを取付けた。
コンバルブとコントロ−ルバルブを連結する油圧配管の
途中で、コントロ−ルバルブ側ポ−ト付近にTジョイン
トを挿入して圧力センサを取付けていたので、配管が煩
雑になり、また、圧力センサ及び接続部の点検、交換な
どメンテナンスが難しかった。この問題点を解決する。 【構成】 本考案では、車体の内部に棒状のポ−トブロ
ックを配設し、そのポ−トブロックには、同一断面上の
前後左右の面に複数個のねじ穴を開穿して、互いに連通
させた油圧配管接続用の穴を複数段設け、上記リモコン
バルブの2次圧ポ−トとコントロ−ルバルブの受圧部ポ
−トとを、上記ポ−トブロックの連通した穴を経由して
油圧配管にて接続し、また、上記の穴に通じる一つのポ
−トに圧力センサを取付けた。
Description
【0001】
本考案は、主として油圧ショベルなど建設機械、作業車両に装着したパイロッ ト圧用油圧配管に関する。
【0002】
図5は、従来技術のパイロット圧用油圧配管1の斜視図である。図において、 2はリモコンバルブ、3はコントロ−ルバルブ、4,5はパイロットホ−ス(代 表例として一部のみ記し、以下同様とする)、6はエルボ、7はTジョイント、 8は圧力センサ、9はアッパフレ−ムである。図6は、パイロット圧用油圧配管 の系統図である。図において、10はエンジン、11,12は油圧ポンプ、13 はアクチュエ−タである油圧シリンダ、14はコントロ−ラ、15,16は電気 配線、17は運転室である。図7は、図5における圧力センサ取付け部の要部詳 細図である。図5〜図7に示すように、運転室17内にリモコンバルブ2及びコ ントロ−ラ14を設け、アッパフレ−ム9の中央部に油圧シリンダ13の作動方 向を制御するコントロ−ルバルブ3を設け、油圧ポンプ11及び12を直結、駆 動するエンジン10を備えている。また、リモコンバルブ2の2次圧ポ−トにリ モコンホ−ス4,5の一端をそれぞれ連結し、他の一端を、コントロ−ルバルブ 3の受圧部ポ−トに取付けたエルボ6に接続したTジョイント7に連結し、また 、Tジョイント7に圧力センサ8をそれぞれ取付け、それらの出力部よりコント ロ−ラ14に対し電気配線15,16にて連結している。
【0003】
従来技術のパイロット圧用油圧配管は、リモコンバルブとコントロ−ルバルブ を連結するパイロット配管の途中で、コントロ−ルバルブ側ポ−ト付近にTジョ イントを挿入し、そのTジョイントに圧力センサを取付けている。しかし、これ では配管が煩雑になるばかりでなく、圧力センサの取付け場所もコントロ−ルバ ルブの上、下部両側に分散配置されるため、点検、交換などのメンテナンスが困 難である。本考案は、上記の問題点を解決することを目的とする。
【0004】
本考案のパイロット圧用油圧配管は、車体の内部に棒状のポ−トブロックを配 設し、そのポ−トブロックには、同一断面上の前後左右の面に複数個のねじ穴を 開穿して、互いに連通させた油圧配管接続用の穴を複数段設け、上記リモコンバ ルブの2次圧ポ−トとコントロ−ルバルブの受圧部ポ−トとを、上記ポ−トブロ ックの連通した穴を経由して油圧配管にて接続し、また、上記の穴に通じる一つ のポ−トに圧力センサを取付けて、構成した。
【0005】
上記のように構成されたパイロット圧用油圧配管においては、油圧ポンプより 吐出されたパイロット用圧油はリモコンバルブに入り、リモコンバルブでアクチ ュエ−タの作動方向を選択し、圧力制御したパイロット圧油を2次圧ポ−トより 導出する。そのパイロット圧油は、パイロットホ−スを通ってポ−トブロックに 入り、さらに、パイロットホ−スを通ってコントロ−ルバルブの受圧部ポ−トに 入り、コントロ−ルバルブを制御して油圧シリンダを作動させる。また、ポ−ト ブロックの上記回路に通じるポ−トに取付けた圧力センサは、上記パイロット圧 を感知して電気信号に変換し、電気配線を介してコントロ−ラに入力される。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案の第 1実施例を示すパイロット圧用油圧配管17の斜視図である。図において、従来 技術と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を付す。18,19,20 ,21はパイロットホ−ス、22はアッパフレ−ム9に立設したポ−トブロック である。図2は、パイロット圧用油圧配管17の系統図である。図において、2 3,24は電気配線である。図3は、図1のA−Aより見たポ−トブロック22 の要部断面図である。
【0007】 次に、本考案のパイロット圧用油圧配管17の構成を図1〜図3について述べ る。本考案では、リモコンバルブ2の2次圧ポ−トとコントロ−ルバルブ3の受 圧部ポ−トとを結ぶ回路に、ポ−トブロック22を挿入している。つまり、リモ コンバルブ2の2次圧ポ−トとポ−トブロック22のポ−トとをパイロットホ− ス18及び19にてそれぞれ連結し、ポ−トブロック22の上記ポ−トに連通す るポ−トとコントロ−ルバルブ3の受圧部ポ−トとをパイロットホ−ス20及び 21にてそれぞれ連結している。また、ポ−トブロック22の上記ポ−トに通じ る他のポ−トに圧力センサ8をそれぞれ接続し、それらの出力部とコントロ−ラ 14とを電気配線23,24にて連結している。
【0008】 図4は、本考案の第2実施例を示すパイロット圧用油圧配管25の斜視図であ る。図において、26,27,28,29はパイロットホ−ス、30はポ−トブ ロックである。本考案では、リモコンバルブ2の2次圧ポ−トとコントロ−ルバ ルブ3の受圧部ポ−トを結ぶ回路にポ−トブロック30を挿入し、リモコンバル ブ2とポ−トブロック30との間及びポ−トブロック30とコントロ−ルバルブ 3との間をパイロットホ−ス26,27及び28,29にてそれぞれ連結してい る。
【0009】
従来技術のパイロット圧用油圧配管は、リモコンバルブとコントロ−ルバルブ を連結するパイロット配管の途中で、コントロ−ルバルブ側ポ−ト付近にTジョ イントを挿入し、そのTジョイントに圧力センサを取付けていたので、配管が煩 雑になり、また、圧力センサの取付け場所もコントロ−ルバルブの上、下部両側 に配置されるため、点検、交換などのメンテナンスが非常にやりにくかった。本 考案では、リモコンバルブとコントロ−ルバルブとを連結する油圧配管の途中に ポ−トブロックを設け、圧力センサを取付けた。しかも、組立、メンテナンスな どの容易な場所を選択してポ−トブロックを設置した。これにより組立作業の能 率向上及びメンテナンス性の向上を図ることができた。
【図1】本考案第1実施例のパイロット圧用油圧配管の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】パイロット圧用油圧配管の系統図である。
【図3】図1におけるA−Aより見た要部断面図であ
る。
る。
【図4】本考案第2実施例のパイロット圧用油圧配管の
斜視図である。
斜視図である。
【図5】従来技術のパイロット圧用油圧配管の斜視図で
ある。
ある。
【図6】パイロット圧用油圧配管の系統図である。
【図7】図5における圧力センサ取付け部の要部詳細図
である。
である。
1,17,25 パイロット圧用油圧配管 2 リモコンバルブ 3 コントロ−ルバルブ 4,5,18,19,20,21,26,27,28,
29パイロットホ−ス 8 圧力センサ 11,12 油圧ポンプ 13 油圧シリンダ 14 コントロ−ラ 15,16,23,24 電気配線 22,30 ポ−トブロック
29パイロットホ−ス 8 圧力センサ 11,12 油圧ポンプ 13 油圧シリンダ 14 コントロ−ラ 15,16,23,24 電気配線 22,30 ポ−トブロック
Claims (1)
- 【請求項1】 建設機械の各種アクチュエ−タを制御す
るためのコントロ−ルバルブと、そのコントロ−ルバル
ブに対して、パイロット圧油圧源からのパイロット圧を
導出せしめるリモコンバルブと、リモコンバルブとコン
トロ−ルバルブとを接続するパイロット配管からなり、
パイロット配管の途中に油圧力を電気信号に変換する圧
力センサを挿入しているパイロット圧用油圧配管におい
て、車体の内部に棒状のポ−トブロックを配設し、その
ポ−トブロックには、同一断面上の前後左右の面に複数
個のねじ穴を開穿して、互いに連通させた油圧配管接続
用の穴を複数段設け、上記リモコンバルブの2次圧ポ−
トとコントロ−ルバルブの受圧部ポ−トとを、上記ポ−
トブロックの連通した穴を経由して油圧配管にて接続
し、また、上記の穴に通じる一つのポ−トに圧力センサ
を取付けたことを特徴とするパイロット圧用油圧配管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5479093U JP2585352Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | パイロット圧用油圧配管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5479093U JP2585352Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | パイロット圧用油圧配管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720342U true JPH0720342U (ja) | 1995-04-11 |
JP2585352Y2 JP2585352Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=12980559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5479093U Expired - Fee Related JP2585352Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | パイロット圧用油圧配管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585352Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007277949A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 配管用具、これを備えたフロア構成部材、これを備えた作業機械及び作業機械の配管方法 |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5479093U patent/JP2585352Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007277949A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 配管用具、これを備えたフロア構成部材、これを備えた作業機械及び作業機械の配管方法 |
JP4702150B2 (ja) * | 2006-04-07 | 2011-06-15 | コベルコ建機株式会社 | 配管用具、これを備えたフロア構成部材、これを備えた作業機械及び作業機械の配管方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2585352Y2 (ja) | 1998-11-18 |
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Legal Events
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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