JPH023Y2 - - Google Patents

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JPH023Y2
JPH023Y2 JP18395482U JP18395482U JPH023Y2 JP H023 Y2 JPH023 Y2 JP H023Y2 JP 18395482 U JP18395482 U JP 18395482U JP 18395482 U JP18395482 U JP 18395482U JP H023 Y2 JPH023 Y2 JP H023Y2
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JP
Japan
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rear wheel
wall portion
hydraulic
coupler
hydraulic pressure
Prior art date
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JP18395482U
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English (en)
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JPS5987203U (ja
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両の油圧取出装置に関する。
(従来の技術) 農用トラクタ等にあつては、各種油圧作業機の
作動のため、油圧取出用カプラーを車体に備えて
いる。また、泥地等の走行が多いことから、左右
後輪は、フエンダーにより覆われている。
従来、上記油圧取出用カプラーは、左右後輪間
の車体に取付けていた。
また、後輪フエンダーは板金材で、後輪の内側
方に位置する側壁部と、後輪の上方に位置する天
壁部とを有するものとされているが、強度が充分
でないため、連結部材の左右各端が、その各側壁
部にボルトで連結されることにより、連結部材が
補強材として機能していた。
(考案が解決しようとする課題) 従来のように油圧取出用カプラーが左右後輪間
の車体に取付けられていると、車両の側方からそ
のカプラーに油圧配管を着脱しようとしても手が
届かないため、車体に乗つて配管着脱作業をしな
ければならず、作業面倒なものである。
また、左右後輪フエンダーの強度は、連結材に
よる補強のみでは充分ではない。
本考案は上記課題を解決することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案の特徴とするところは、油圧取出用カプ
ラー29と、左右一対の後輪フエンダー5とを備
えた車両における油圧取出装置であつて、前記各
後輪フエンダー5が、後輪4の内側方に位置する
側壁部8と、後輪4の上方に位置する天壁部9と
を有し、連結部材10の左右各端が、その各側壁
部8にボルト11で連結されているものにおい
て、前記側壁部8の内側面に添接されるブラケツ
ト25が、前記ボルト11によりその側壁部8に
連結部材10と共に連結され、このブラケツト2
5の上端から、前記天壁部9の上方に位置するよ
う装備部26が延出され、この装備部26は天壁
部9に緩衝材27を介して取付けられ、さらに装
備部26の上面に前記油圧取出用カプラー29
が、装備部26に上方から挿入されるU形ボルト
31により取付けられ、このU形ボルト31の先
端は装備部26と天壁部9との間に位置すると共
にナツト32が螺合される点にある。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基き説明す
る。
第1図及び第2図において、1はトラクタ車体
を構成するミツシヨンケースで、その後部上面に
は作業機昇降用油圧装置2が搭載されると共に、
その後部両側からは後車軸ケース3が外側方に突
設されている。この後車軸ケース3内には後車軸
が回転自在に備えられ、その外側端部側に後輪4
が備えられている。また、後車軸ケース3には、
左右一対の後輪フエンダー5と、安全フレーム6
の左右の各支柱7とが夫々着脱自在に取付けられ
ている。
各後輪フエンダー5は、後輪4の内側方に位置
する側壁部8と、その上方に位置する天壁部9と
を有する。
10は両後輪フエンダー5を連結する連結部材
で、第3図にも示すように、その左右端部が後輪
フエンダー5の側壁部8にボルト11により着脱
自在に取付けられると共に、その幅方向中央部が
油圧装置2に取付けられている。
12はフロアシートで、ミツシヨンケース1及
び油圧装置2を上方から覆被するもので、両後輪
フエンダー5及び連結部材10に着脱自在に取付
けられている。このフロアシート12の両後輪フ
エンダー5間の部分は、水平状の座席設置部13
と、その後方に連設された立上り部14とから構
成され、座席設置部13に座席15が備えられて
いる。
油圧装置2の内部には、この油圧装置2を制御
する主油圧制御弁16が内蔵され、第5図に示す
ように、その主油圧制御弁16に油圧ポンプ17
から圧油が供給される。また、主油圧制御弁16
を操作する主油圧制御レバー18は、油圧装置2
の右側部に前後回動自在に枢支され、座席設置部
13を通して座席15の側方に立設状とされてい
る。
19,20は第1、第2補助油圧制御弁で、油
圧装置2の左側部に横方向に連設されている。こ
れら補助油圧制御弁19,20は主油圧制御弁1
6から圧油の供給を受けると共に、夫々前後回動
自在な第1、第2補助油圧制御レバー21,22
により操作される。これら制御レバー21,22
は座席設置部13を通して立設状とされ、座席1
5の側方で横方向に配設されている。
23,24は第1、第2油圧取出部で、第4図
にも示すように、左右の各後輪フエンダー5にブ
ラケツト25を介して備えられ、第1、第2補助
油圧制御レバー21,22と対応して横方向に配
設されている。
ブラケツト25は、背面視及び側面視いずれも
L形状とされ、その下部が後輪フエンダー5の側
壁部8に添接状とされて、着脱自在に前記ボルト
11により連結部材10と共締めされている。ま
た、ブラケツト25の上端からは水平状装備部2
6が、前記後輪フエンダー5の上方に位置するよ
う延出されている。この装備部26が後輪フエン
ダー5の天壁部9にゴム等の緩衝材27を介して
ボルト・ナツト28により着脱自在に取付けられ
ている。
前記各油圧取出部23,24は、左右一対の雌
側又は雄側のカプラー29により構成され、各カ
プラー29は各補助油圧制御弁19,20にホー
ス又は鋼管等から成る油圧管30を介して接続さ
れている。各カプラー29は装備部26の上面
に、装備部26に上方から挿入されるU形ボルト
31により前後方向に移動調整自在で且つ着脱自
在に取付けられている。そのU形ボルト31の先
端は装備部26と天壁部9との間に位置し、ナツ
ト32が螺合される。
上記ブラケツト25及び油圧管30は、後輪フ
エンダー5の側壁部8とフロアシート12の座席
設置部13間を通して下方に延設されると共に、
油圧管30は座席設置部13下面に沿設されてい
る。そして、各油圧取出部23,24の各カプラ
ー29には、トラクタに装着される作業機の単動
式又は複動式の第1、第2油圧シリンダ33,3
4が、ホース又は鋼管等から成る油圧管35及び
雄型、又は雌型カプラー36を介して着脱自在に
接続される。なお、上記両カプラー29,36に
より、セルフシールタイプの急速着脱式管継手3
7が構成される。
なお、実施例では、トラクタ車体に横方向に配
設される補助油圧制御レバー、補助油圧制御弁及
び油圧取出部の個数を2個としたが、これらを3
個以上としてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、油圧取出用カプラーが後輪フ
エンダーの上方に位置するため、車両の側方から
でもカプラーに油圧配管の着脱を行なうことがで
き、従来より作業容易なものとできる。
また、カプラーを取付ける装備部は緩衝材を介
し後輪フエンダーに取付けられるため、カプラー
への油圧配管が振動で破損することはない。そし
て、その緩衝材を介する取付けにより生じる装備
部と後輪フエンダーとの間の空間で、カプラー取
付用Uボルトにナツトを螺合するため、カプラー
の取付作業も容易なものとできる。
さらに、装備部がその上端に設けられたブラケ
ツトは、後輪フエンダーの側壁部に添接されるた
め、後輪フエンダーの補強機能を奏し、しかも、
その取付けは連結部材の取付ボルトと共用され、
部品点数の増加なく組付の高能率化が図られてい
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
平面図、第2図は同背面図、第3図は要部の斜視
図、第4図は第1図のA−A線矢視断面図、第5
図は簡略油圧回路図である。 4……後輪、5……後輪フエンダー、8……側
壁部、9……天壁部、10……連結部材、11…
…ボルト、25……ブラケツト、26……装備
部、27……緩衝材、29……油圧取出用カプラ
ー、31……U形ボルト、32……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧取出用カプラー29と、左右一対の後輪フ
    エンダー5とを備えた車両における油圧取出装置
    であつて、前記各後輪フエンダー5が、後輪4の
    内側方に位置する側壁部8と、後輪4の上方に位
    置する天壁部9とを有し、連結部材10の左右各
    端が、その各側壁部8にボルト11で連結されて
    いるものにおいて、前記側壁部8の内側面に添接
    されるブラケツト25が、前記ボルト11により
    その側壁部8に連結部材10と共に連結され、こ
    のブラケツト25の上端から、前記天壁部9の上
    方に位置するよう装備部26が延出され、この装
    備部26は天壁部9に緩衝材27を介して取付け
    られ、さらに装備部26の上面に前記油圧取出用
    カプラー29が、装備部26に上方から挿入され
    るU形ボルト31により取付けられ、このU形ボ
    ルト31の先端は装備部26と天壁部9との間に
    位置すると共にナツト32が螺合されることを特
    徴とする車両の油圧取出装置。
JP18395482U 1982-12-03 1982-12-03 車両の油圧取出装置 Granted JPS5987203U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18395482U JPS5987203U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 車両の油圧取出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18395482U JPS5987203U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 車両の油圧取出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5987203U JPS5987203U (ja) 1984-06-13
JPH023Y2 true JPH023Y2 (ja) 1990-01-05

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ID=30397995

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JP18395482U Granted JPS5987203U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 車両の油圧取出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE38327E1 (en) 1995-07-17 2003-11-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Brake apparatus having an improved brake feel

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JPH0520103Y2 (ja) * 1986-03-17 1993-05-26

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USRE38327E1 (en) 1995-07-17 2003-11-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Brake apparatus having an improved brake feel

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JPS5987203U (ja) 1984-06-13

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