JP2585352Y2 - パイロット圧用油圧配管 - Google Patents
パイロット圧用油圧配管Info
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- JP2585352Y2 JP2585352Y2 JP5479093U JP5479093U JP2585352Y2 JP 2585352 Y2 JP2585352 Y2 JP 2585352Y2 JP 5479093 U JP5479093 U JP 5479093U JP 5479093 U JP5479093 U JP 5479093U JP 2585352 Y2 JP2585352 Y2 JP 2585352Y2
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- Japan
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- control valve
- port
- pressure
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として油圧ショベル
など建設機械、作業車両に装着したパイロット圧用油圧
配管に関する。
など建設機械、作業車両に装着したパイロット圧用油圧
配管に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来技術のパイロット圧用油圧
配管1の斜視図である。図において、2はリモコンバル
ブ、3はコントロ−ルバルブ、4,5はパイロットホ−
ス(代表例として一部のみ記し、以下同様とする)、6
はエルボ、7はTジョイント、8は圧力センサ、9はア
ッパフレ−ムである。図6は、パイロット圧用油圧配管
の系統図である。図において、10はエンジン、11,
12は油圧ポンプ、13はアクチュエ−タである油圧シ
リンダ、14はコントロ−ラ、15,16は電気配線、
17は運転室である。図7は、図5における圧力センサ
取付け部の要部詳細図である。図5〜図7に示すよう
に、運転室17内にリモコンバルブ2及びコントロ−ラ
14を設け、アッパフレ−ム9の中央部に油圧シリンダ
13の作動方向を制御するコントロ−ルバルブ3を設
け、油圧ポンプ11及び12を直結、駆動するエンジン
10を備えている。また、リモコンバルブ2の2次圧ポ
−トにリモコンホ−ス4,5の一端をそれぞれ連結し、
他の一端を、コントロ−ルバルブ3の受圧部ポ−トに取
付けたエルボ6に接続したTジョイント7に連結し、ま
た、Tジョイント7に圧力センサ8をそれぞれ取付け、
それらの出力部よりコントロ−ラ14に対し電気配線1
5,16にて連結している。
配管1の斜視図である。図において、2はリモコンバル
ブ、3はコントロ−ルバルブ、4,5はパイロットホ−
ス(代表例として一部のみ記し、以下同様とする)、6
はエルボ、7はTジョイント、8は圧力センサ、9はア
ッパフレ−ムである。図6は、パイロット圧用油圧配管
の系統図である。図において、10はエンジン、11,
12は油圧ポンプ、13はアクチュエ−タである油圧シ
リンダ、14はコントロ−ラ、15,16は電気配線、
17は運転室である。図7は、図5における圧力センサ
取付け部の要部詳細図である。図5〜図7に示すよう
に、運転室17内にリモコンバルブ2及びコントロ−ラ
14を設け、アッパフレ−ム9の中央部に油圧シリンダ
13の作動方向を制御するコントロ−ルバルブ3を設
け、油圧ポンプ11及び12を直結、駆動するエンジン
10を備えている。また、リモコンバルブ2の2次圧ポ
−トにリモコンホ−ス4,5の一端をそれぞれ連結し、
他の一端を、コントロ−ルバルブ3の受圧部ポ−トに取
付けたエルボ6に接続したTジョイント7に連結し、ま
た、Tジョイント7に圧力センサ8をそれぞれ取付け、
それらの出力部よりコントロ−ラ14に対し電気配線1
5,16にて連結している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来技術のパイロット
圧用油圧配管は、リモコンバルブとコントロ−ルバルブ
を連結するパイロット配管の途中で、コントロ−ルバル
ブ側ポ−ト付近にTジョイントを挿入し、そのTジョイ
ントに圧力センサを取付けている。しかし、これでは配
管が煩雑になるばかりでなく、圧力センサの取付け場所
もコントロ−ルバルブの上、下部両側に分散配置される
ため、点検、交換などのメンテナンスが困難である。本
考案は、上記の問題点を解決することを目的とする。
圧用油圧配管は、リモコンバルブとコントロ−ルバルブ
を連結するパイロット配管の途中で、コントロ−ルバル
ブ側ポ−ト付近にTジョイントを挿入し、そのTジョイ
ントに圧力センサを取付けている。しかし、これでは配
管が煩雑になるばかりでなく、圧力センサの取付け場所
もコントロ−ルバルブの上、下部両側に分散配置される
ため、点検、交換などのメンテナンスが困難である。本
考案は、上記の問題点を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案のパイロット圧用
油圧配管は、車体の内部に棒状のポ−トブロックを配設
し、そのポ−トブロックには、同一断面上の前後左右の
面に複数個のねじ穴を開穿して、互いに連通させた油圧
配管接続用の穴を複数段設け、上記リモコンバルブの2
次圧ポ−トとコントロ−ルバルブの受圧部ポ−トとを、
上記ポ−トブロックの連通した穴を経由して油圧配管に
て接続し、また、上記の穴に通じる一つのポ−トに圧力
センサを取付けて、構成した。
油圧配管は、車体の内部に棒状のポ−トブロックを配設
し、そのポ−トブロックには、同一断面上の前後左右の
面に複数個のねじ穴を開穿して、互いに連通させた油圧
配管接続用の穴を複数段設け、上記リモコンバルブの2
次圧ポ−トとコントロ−ルバルブの受圧部ポ−トとを、
上記ポ−トブロックの連通した穴を経由して油圧配管に
て接続し、また、上記の穴に通じる一つのポ−トに圧力
センサを取付けて、構成した。
【0005】
【作用】上記のように構成されたパイロット圧用油圧配
管においては、油圧ポンプより吐出されたパイロット用
圧油はリモコンバルブに入り、リモコンバルブでアクチ
ュエ−タの作動方向を選択し、圧力制御したパイロット
圧油を2次圧ポ−トより導出する。そのパイロット圧油
は、パイロットホ−スを通ってポ−トブロックに入り、
さらに、パイロットホ−スを通ってコントロ−ルバルブ
の受圧部ポ−トに入り、コントロ−ルバルブを制御して
油圧シリンダを作動させる。また、ポ−トブロックの上
記回路に通じるポ−トに取付けた圧力センサは、上記パ
イロット圧を感知して電気信号に変換し、電気配線を介
してコントロ−ラに入力される。
管においては、油圧ポンプより吐出されたパイロット用
圧油はリモコンバルブに入り、リモコンバルブでアクチ
ュエ−タの作動方向を選択し、圧力制御したパイロット
圧油を2次圧ポ−トより導出する。そのパイロット圧油
は、パイロットホ−スを通ってポ−トブロックに入り、
さらに、パイロットホ−スを通ってコントロ−ルバルブ
の受圧部ポ−トに入り、コントロ−ルバルブを制御して
油圧シリンダを作動させる。また、ポ−トブロックの上
記回路に通じるポ−トに取付けた圧力センサは、上記パ
イロット圧を感知して電気信号に変換し、電気配線を介
してコントロ−ラに入力される。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本考案の第1実施例を示すパイロ
ット圧用油圧配管17の斜視図である。図において、従
来技術と同一構成要素を使用するものに対しては同符号
を付す。18,19,20,21はパイロットホ−ス、
22はアッパフレ−ム9に立設したポ−トブロックであ
る。図2は、パイロット圧用油圧配管17の系統図であ
る。図において、23,24は電気配線である。図3
は、図1のA−Aより見たポ−トブロック22の要部断
面図である。
に説明する。図1は、本考案の第1実施例を示すパイロ
ット圧用油圧配管17の斜視図である。図において、従
来技術と同一構成要素を使用するものに対しては同符号
を付す。18,19,20,21はパイロットホ−ス、
22はアッパフレ−ム9に立設したポ−トブロックであ
る。図2は、パイロット圧用油圧配管17の系統図であ
る。図において、23,24は電気配線である。図3
は、図1のA−Aより見たポ−トブロック22の要部断
面図である。
【0007】次に、本考案のパイロット圧用油圧配管1
7の構成を図1〜図3について述べる。本考案では、リ
モコンバルブ2の2次圧ポ−トとコントロ−ルバルブ3
の受圧部ポ−トとを結ぶ回路に、ポ−トブロック22を
挿入している。つまり、リモコンバルブ2の2次圧ポ−
トとポ−トブロック22のポ−トとをパイロットホ−ス
18及び19にてそれぞれ連結し、ポ−トブロック22
の上記ポ−トに連通するポ−トとコントロ−ルバルブ3
の受圧部ポ−トとをパイロットホ−ス20及び21にて
それぞれ連結している。また、ポ−トブロック22の上
記ポ−トに通じる他のポ−トに圧力センサ8をそれぞれ
接続し、それらの出力部とコントロ−ラ14とを電気配
線23,24にて連結している。
7の構成を図1〜図3について述べる。本考案では、リ
モコンバルブ2の2次圧ポ−トとコントロ−ルバルブ3
の受圧部ポ−トとを結ぶ回路に、ポ−トブロック22を
挿入している。つまり、リモコンバルブ2の2次圧ポ−
トとポ−トブロック22のポ−トとをパイロットホ−ス
18及び19にてそれぞれ連結し、ポ−トブロック22
の上記ポ−トに連通するポ−トとコントロ−ルバルブ3
の受圧部ポ−トとをパイロットホ−ス20及び21にて
それぞれ連結している。また、ポ−トブロック22の上
記ポ−トに通じる他のポ−トに圧力センサ8をそれぞれ
接続し、それらの出力部とコントロ−ラ14とを電気配
線23,24にて連結している。
【0008】図4は、本考案の第2実施例を示すパイロ
ット圧用油圧配管25の斜視図である。図において、2
6,27,28,29はパイロットホ−ス、30はポ−
トブロックである。本考案では、リモコンバルブ2の2
次圧ポ−トとコントロ−ルバルブ3の受圧部ポ−トを結
ぶ回路にポ−トブロック30を挿入し、リモコンバルブ
2とポ−トブロック30との間及びポ−トブロック30
とコントロ−ルバルブ3との間をパイロットホ−ス2
6,27及び28,29にてそれぞれ連結している。
ット圧用油圧配管25の斜視図である。図において、2
6,27,28,29はパイロットホ−ス、30はポ−
トブロックである。本考案では、リモコンバルブ2の2
次圧ポ−トとコントロ−ルバルブ3の受圧部ポ−トを結
ぶ回路にポ−トブロック30を挿入し、リモコンバルブ
2とポ−トブロック30との間及びポ−トブロック30
とコントロ−ルバルブ3との間をパイロットホ−ス2
6,27及び28,29にてそれぞれ連結している。
【0009】
【考案の効果】従来技術のパイロット圧用油圧配管は、
リモコンバルブとコントロ−ルバルブを連結するパイロ
ット配管の途中で、コントロ−ルバルブ側ポ−ト付近に
Tジョイントを挿入し、そのTジョイントに圧力センサ
を取付けていたので、配管が煩雑になり、また、圧力セ
ンサの取付け場所もコントロ−ルバルブの上、下部両側
に配置されるため、点検、交換などのメンテナンスが非
常にやりにくかった。本考案では、リモコンバルブとコ
ントロ−ルバルブとを連結する油圧配管の途中にポ−ト
ブロックを設け、圧力センサを取付けた。しかも、組
立、メンテナンスなどの容易な場所を選択してポ−トブ
ロックを設置した。これにより組立作業の能率向上及び
メンテナンス性の向上を図ることができた。
リモコンバルブとコントロ−ルバルブを連結するパイロ
ット配管の途中で、コントロ−ルバルブ側ポ−ト付近に
Tジョイントを挿入し、そのTジョイントに圧力センサ
を取付けていたので、配管が煩雑になり、また、圧力セ
ンサの取付け場所もコントロ−ルバルブの上、下部両側
に配置されるため、点検、交換などのメンテナンスが非
常にやりにくかった。本考案では、リモコンバルブとコ
ントロ−ルバルブとを連結する油圧配管の途中にポ−ト
ブロックを設け、圧力センサを取付けた。しかも、組
立、メンテナンスなどの容易な場所を選択してポ−トブ
ロックを設置した。これにより組立作業の能率向上及び
メンテナンス性の向上を図ることができた。
【図1】本考案第1実施例のパイロット圧用油圧配管の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】パイロット圧用油圧配管の系統図である。
【図3】図1におけるA−Aより見た要部断面図であ
る。
る。
【図4】本考案第2実施例のパイロット圧用油圧配管の
斜視図である。
斜視図である。
【図5】従来技術のパイロット圧用油圧配管の斜視図で
ある。
ある。
【図6】パイロット圧用油圧配管の系統図である。
【図7】図5における圧力センサ取付け部の要部詳細図
である。
である。
1,17,25 パイロット圧用油圧配管 2 リモコンバルブ 3 コントロ−ルバルブ 4,5,18,19,20,21,26,27,28,
29パイロットホ−ス 8 圧力センサ 11,12 油圧ポンプ 13 油圧シリンダ 14 コントロ−ラ 15,16,23,24 電気配線 22,30 ポ−トブロック
29パイロットホ−ス 8 圧力センサ 11,12 油圧ポンプ 13 油圧シリンダ 14 コントロ−ラ 15,16,23,24 電気配線 22,30 ポ−トブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/00
Claims (1)
- 【請求項1】 建設機械の各種アクチュエ−タを制御す
るためのコントロ−ルバルブと、そのコントロ−ルバル
ブに対して、パイロット圧油圧源からのパイロット圧を
導出せしめるリモコンバルブと、リモコンバルブとコン
トロ−ルバルブとを接続するパイロット配管からなり、
パイロット配管の途中に油圧力を電気信号に変換する圧
力センサを挿入しているパイロット圧用油圧配管におい
て、車体の内部に棒状のポ−トブロックを配設し、その
ポ−トブロックには、同一断面上の前後左右の面に複数
個のねじ穴を開穿して、互いに連通させた油圧配管接続
用の穴を複数段設け、上記リモコンバルブの2次圧ポ−
トとコントロ−ルバルブの受圧部ポ−トとを、上記ポ−
トブロックの連通した穴を経由して油圧配管にて接続
し、また、上記の穴に通じる一つのポ−トに圧力センサ
を取付けたことを特徴とするパイロット圧用油圧配管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5479093U JP2585352Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | パイロット圧用油圧配管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5479093U JP2585352Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | パイロット圧用油圧配管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720342U JPH0720342U (ja) | 1995-04-11 |
JP2585352Y2 true JP2585352Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=12980559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5479093U Expired - Fee Related JP2585352Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | パイロット圧用油圧配管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585352Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4702150B2 (ja) * | 2006-04-07 | 2011-06-15 | コベルコ建機株式会社 | 配管用具、これを備えたフロア構成部材、これを備えた作業機械及び作業機械の配管方法 |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5479093U patent/JP2585352Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0720342U (ja) | 1995-04-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980811 |
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