JP2004218310A - パイロット圧用油圧配管 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品の共通性が高くて汎用性が優れ、パイロット配管の数の増減に容易に対応可能なパイロット圧用油圧配管を提供する。
【解決手段】各種アクチュエータを制御するためのコントロールバルブ(5)と、該コントロールバルブ(5)に、操作レバー操作量に応じたパイロット圧を供給する圧力比例制御弁(11)と、前記コントロールバルブ(5)と圧力比例制御弁(11)とを接続する、複数系統のパイロット配管(12,13,14,15)と、内部にパイロット通路(31)が形成され、1系統毎の前記パイロット配管(12,13,14,15)の途中に取付けて該パイロット通路(31)を接続し、該パイロット通路(31)に連通するセンサ取付穴(34)を有する接続部材(30)と、該接続部材(30)を所定数取付け可能な取付部材(20)とを備える。前記取付部材(20)は板状が好ましい。
【選択図】 図2
【解決手段】各種アクチュエータを制御するためのコントロールバルブ(5)と、該コントロールバルブ(5)に、操作レバー操作量に応じたパイロット圧を供給する圧力比例制御弁(11)と、前記コントロールバルブ(5)と圧力比例制御弁(11)とを接続する、複数系統のパイロット配管(12,13,14,15)と、内部にパイロット通路(31)が形成され、1系統毎の前記パイロット配管(12,13,14,15)の途中に取付けて該パイロット通路(31)を接続し、該パイロット通路(31)に連通するセンサ取付穴(34)を有する接続部材(30)と、該接続部材(30)を所定数取付け可能な取付部材(20)とを備える。前記取付部材(20)は板状が好ましい。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル等の産業車両に装着された、各種アクチュエータ用のコントロールバルブを制御するパイロット圧用油圧配管に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧ショベルの作業機等の各種アクチュエータを制御するコントロールバルブに、圧力比例制御弁から前記コントロールバルブ制御用のパイロット圧を導くパイロット配管を備え、このパイロット配管にパイロット圧を検出する圧力センサを取付けて、圧力センサの検出圧力に基づいて各種の制御、例えば各アクチュエータを操作してないときにはエンジン回転数を低下させる等の制御を行うようにした産業車両がある。この場合の圧力センサを取り付けたパイロット配管の構成をシンプルにするための多くの提案がされており、例えば特許文献1に記載されたパイロット圧用油圧配管が知られている。
【0003】
図5は特許文献1に記載されたパイロット圧用油圧配管50の斜視図であり、図6はその系統図である。図5、図6において、エンジン2により駆動される油圧ポンプ3からの圧油は、アクチュエータの一例である油圧シリンダ4用のコントロールバルブ5と、アクチュエータの他の一例である油圧モータ6用のコントロールバルブ7とに供給されている。エンジン2により駆動されるパイロット圧用の油圧ポンプ10からの圧油は、圧力比例制御弁(同公報のリモコンバルブ)11に供給されている。圧力比例制御弁11に接続された、ゴムホースよりなるパイロット配管12,13と、コントロールバルブ4に接続された、ゴムホースよりなるパイロット配管14,15とは、車体1に取付けられたポートブロック51を介して接続されている。ポートブロック51の各ポートには圧力センサ16が接続されており、各圧力センサ16は電気配線17,18等を介してコントローラ8に接続している。
【0004】
図7は図5のB−B矢視図であり、ポートブロック51の、パイロット配管1系統の接続部の断面図である。図5、図7において、ポートブロック51にはT字形のパイロット通路52と、パイロット通路52の各端部に3個の接続ネジ53,54,55が設けられ、それぞれにパイロット配管12と、パイロット配管14と、圧力センサ16とが取付けられている。これにより、ポートブロック51を組立、メインテナンス等の容易な、車体1上の場所に設置することによって組立作業の能率向上及びメインテナンス性の向上が図れるとしている。
【0005】
【特許文献1】
実用新案登録第2585352号公報(第2頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成においては、パイロット配管の数が増減すると、その数に合わせたポートブロック51を用意する必要がある。ポートブロック51の製作には多大の加工時間、コストがかかるので、各機種、仕様に合わせた多数の種類のポートブロック51を予め設計し、製作しておく必要があり、全体としてコストが高くなるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり、部品の共通性が高くて汎用性が優れ、パイロット配管の数の増減に対して安いコストで対応可能なパイロット圧用油圧配管を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、第1発明は、パイロット圧用油圧配管において、産業車両の各種アクチュエータを制御するためのコントロールバルブと、該コントロールバルブに、操作レバー操作量に応じたパイロット圧を供給する圧力比例制御弁と、前記コントロールバルブと圧力比例制御弁とを接続する、複数系統のパイロット配管と、内部にパイロット通路が形成され、1系統毎の前記パイロット配管の途中に取付けて該パイロット通路を接続し、該パイロット通路に連通するセンサ取付穴を有する接続部材と、該接続部材を所定数取付け可能な取付部材とを備えた構成としている。
【0009】
第1発明によると、センサ取付け可能な接続部材を各パイロット圧系統毎に設けているので、該接続部材はパイロット配管の各系統とも共通にすることができ、かつ、他機種との共通化が図れる。従って、センサ個数に合った個数の接続部材と、各機種、各仕様に合わせた取付部材とを用意することにより、多機種、多仕様の車両に容易に対応可能であり、汎用性に優れ、構造簡単で、全体としてコストを安くできる。
【0010】
第2発明は、第1発明において、前記取付部材は板状である構成としている。
【0011】
第2発明によると、取付部材を板状としたため、その製作が容易で、コストを安くできる。また、接続部材の数量の増減に対し、接続部材取付穴を増減することで容易に対応でき、コストを安くできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係るパイロット圧用油圧配管の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、第1実施形態のパイロット圧用油圧配管の、センサ接続部分の接続部分の平面図であり、図2は図1のA−A矢視図である。パイロット圧用油圧配管の全体構成、及び系統図については、接続部分を除いて従来のものと同一なので説明は省略し、接続部分の構成についてのみ説明する。
図1、図2において、車体に取付けられる板金製の取付部材20は、平面視でU字形状のブラケット21と、このU字形状の開口部に溶着された短冊形の取付板22とを備えている。前記ブラケット21のU字形状の底部には車体1に取付けるためのボルト穴23が設けられ、前記取付板22には、接続部材30を取付けるための8個の接続部材取付穴24が並列に設けられている。接続部材30はエルボ形状を成し、内部にはL型のパイロット通路31が設けられており、接続部材30の一端部には、ゴムホースよりなるパイロット配管12を取付けるためのクイックカプラ32が設けられ、他端部には、ゴムホースよりなるパイロット配管14を取付けるための配管取付ネジ33が設けられている。また、パイロット通路31の中間部には、メネジよりなるセンサ取付穴34が形成されている。接続部材30の配管取付ネジ33の基端部35は、取付板22の接続部材取付穴24に挿入され、溶着されている。
【0014】
前記取付部材20はボルト25により車体1の、組立及びメインテナンスの容易な場所に締着され、前記クイックカプラ32には図示しない比例圧力制御弁に接続するパイロット配管12が取付けられる。また、配管取付ネジ33には図示しないコントロールバルブに接続するパイロット配管14が取付けられ、センサ取付穴34には圧力センサ16が取付けられる。
【0015】
本発明のパイロット圧用油圧配管は上記のような構成としたため、各系統のパイロット配管12,13,14,15…にセンサを接続するための接続部材30を共通化することができ、また、他機種との共通化も図れる。従って、センサ個数に適合した所要数の接続部材30と、各機種、各仕様に合わせた取付部材20とを用意することにより多機種、多仕様に柔軟に対応でき、汎用性を向上できる。また、取付部材20を板状としたため、構造の簡素化、コストの低減が図れ、さらに板状の取付部材20に接続部材取付穴24を空ける、または接続部材30を溶着するだけで、接続部材30の数量の増加に対して容易に対応できる。さらに、接続部材30を取付部材20に溶着したため使用中に弛む恐れは無く、接続部材30にクイックカプラ32を一体的に設けた構成としたため、部品点数が少なくなり、接続個所が減って油漏れの恐れは低減し、信頼性を向上できると共に、組立性、メインテナンス性を向上できる。
【0016】
次に、図3は第2実施形態のパイロット圧用油圧配管の、センサ接続部分の接続部分の平面図であり、図4はその側面図である。図3、図4において、取付部材20aは側面視でL型に形成された板金製であり、ボルト穴23と、所要個数(ここでは4個)の接続部材取付穴24とが形成されている。接続部材取付穴24にはそれぞれ前記接続部材30が挿入、溶着され、接続部材30には前記パイロット配管12,14及び圧力センサ16がそれぞれ取付けられる。取付け部材20aは、ボルト25により車体1に締着される。
【0017】
第2実施形態の効果は前記第1実施形態のものと同様なので、説明は省く。
【0018】
なお、上記第1、第2実施形態においては、取付部材に8個、及び4個の接続部材を取付けているが、取付個数は限定されるものではなく任意であり、また、予め予備の接続部材取付穴を設けておき、仕様変更に合わせて接続部材を追加可能とするようにしてもよい。さらに、接続部材はエルボ形状としたが、センサ取付穴付のT形状等、他の形状の接続部材としてもよい。また、各接続部材を取付部材の取付板に溶着する例で示したが、ナットで締着するようにしても構わない。またさらに、センサ取付穴には圧力センサを取付けているが、温度センサ、流量センサ等の他のセンサを取付けても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のパイロット圧用油圧配管のセンサ接続部分の平面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】第2実施形態のパイロット圧用油圧配管のセンサ接続部分の平面図である。
【図4】同、側面図である。
【図5】従来技術に係るパイロット圧用油圧配管の斜視図である。
【図6】従来のパイロット圧用油圧配管の系統図である。
【図7】図5のB−B矢視図である。
【符号の説明】
1…車体、2…エンジン、3…油圧ポンプ、4…油圧シリンダ、5,7…コントロールバルブ、6…油圧モータ、10…油圧ポンプ、11…圧力比例制御弁、12,13,14,15…パイロット配管、16…圧力センサ、17,18…電気配線、20,20a…取付部材、21…ブラケット、22…取付板、23…ボルト穴、24…接続部材取付穴、25…ボルト、30…接続部材、31…パイロット通路、32…クイックカプラ、33…配管取付ネジ、34…センサ取付穴、35…基端部、51…ポートブロック、52…パイロット通路。
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル等の産業車両に装着された、各種アクチュエータ用のコントロールバルブを制御するパイロット圧用油圧配管に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧ショベルの作業機等の各種アクチュエータを制御するコントロールバルブに、圧力比例制御弁から前記コントロールバルブ制御用のパイロット圧を導くパイロット配管を備え、このパイロット配管にパイロット圧を検出する圧力センサを取付けて、圧力センサの検出圧力に基づいて各種の制御、例えば各アクチュエータを操作してないときにはエンジン回転数を低下させる等の制御を行うようにした産業車両がある。この場合の圧力センサを取り付けたパイロット配管の構成をシンプルにするための多くの提案がされており、例えば特許文献1に記載されたパイロット圧用油圧配管が知られている。
【0003】
図5は特許文献1に記載されたパイロット圧用油圧配管50の斜視図であり、図6はその系統図である。図5、図6において、エンジン2により駆動される油圧ポンプ3からの圧油は、アクチュエータの一例である油圧シリンダ4用のコントロールバルブ5と、アクチュエータの他の一例である油圧モータ6用のコントロールバルブ7とに供給されている。エンジン2により駆動されるパイロット圧用の油圧ポンプ10からの圧油は、圧力比例制御弁(同公報のリモコンバルブ)11に供給されている。圧力比例制御弁11に接続された、ゴムホースよりなるパイロット配管12,13と、コントロールバルブ4に接続された、ゴムホースよりなるパイロット配管14,15とは、車体1に取付けられたポートブロック51を介して接続されている。ポートブロック51の各ポートには圧力センサ16が接続されており、各圧力センサ16は電気配線17,18等を介してコントローラ8に接続している。
【0004】
図7は図5のB−B矢視図であり、ポートブロック51の、パイロット配管1系統の接続部の断面図である。図5、図7において、ポートブロック51にはT字形のパイロット通路52と、パイロット通路52の各端部に3個の接続ネジ53,54,55が設けられ、それぞれにパイロット配管12と、パイロット配管14と、圧力センサ16とが取付けられている。これにより、ポートブロック51を組立、メインテナンス等の容易な、車体1上の場所に設置することによって組立作業の能率向上及びメインテナンス性の向上が図れるとしている。
【0005】
【特許文献1】
実用新案登録第2585352号公報(第2頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成においては、パイロット配管の数が増減すると、その数に合わせたポートブロック51を用意する必要がある。ポートブロック51の製作には多大の加工時間、コストがかかるので、各機種、仕様に合わせた多数の種類のポートブロック51を予め設計し、製作しておく必要があり、全体としてコストが高くなるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり、部品の共通性が高くて汎用性が優れ、パイロット配管の数の増減に対して安いコストで対応可能なパイロット圧用油圧配管を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、第1発明は、パイロット圧用油圧配管において、産業車両の各種アクチュエータを制御するためのコントロールバルブと、該コントロールバルブに、操作レバー操作量に応じたパイロット圧を供給する圧力比例制御弁と、前記コントロールバルブと圧力比例制御弁とを接続する、複数系統のパイロット配管と、内部にパイロット通路が形成され、1系統毎の前記パイロット配管の途中に取付けて該パイロット通路を接続し、該パイロット通路に連通するセンサ取付穴を有する接続部材と、該接続部材を所定数取付け可能な取付部材とを備えた構成としている。
【0009】
第1発明によると、センサ取付け可能な接続部材を各パイロット圧系統毎に設けているので、該接続部材はパイロット配管の各系統とも共通にすることができ、かつ、他機種との共通化が図れる。従って、センサ個数に合った個数の接続部材と、各機種、各仕様に合わせた取付部材とを用意することにより、多機種、多仕様の車両に容易に対応可能であり、汎用性に優れ、構造簡単で、全体としてコストを安くできる。
【0010】
第2発明は、第1発明において、前記取付部材は板状である構成としている。
【0011】
第2発明によると、取付部材を板状としたため、その製作が容易で、コストを安くできる。また、接続部材の数量の増減に対し、接続部材取付穴を増減することで容易に対応でき、コストを安くできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係るパイロット圧用油圧配管の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、第1実施形態のパイロット圧用油圧配管の、センサ接続部分の接続部分の平面図であり、図2は図1のA−A矢視図である。パイロット圧用油圧配管の全体構成、及び系統図については、接続部分を除いて従来のものと同一なので説明は省略し、接続部分の構成についてのみ説明する。
図1、図2において、車体に取付けられる板金製の取付部材20は、平面視でU字形状のブラケット21と、このU字形状の開口部に溶着された短冊形の取付板22とを備えている。前記ブラケット21のU字形状の底部には車体1に取付けるためのボルト穴23が設けられ、前記取付板22には、接続部材30を取付けるための8個の接続部材取付穴24が並列に設けられている。接続部材30はエルボ形状を成し、内部にはL型のパイロット通路31が設けられており、接続部材30の一端部には、ゴムホースよりなるパイロット配管12を取付けるためのクイックカプラ32が設けられ、他端部には、ゴムホースよりなるパイロット配管14を取付けるための配管取付ネジ33が設けられている。また、パイロット通路31の中間部には、メネジよりなるセンサ取付穴34が形成されている。接続部材30の配管取付ネジ33の基端部35は、取付板22の接続部材取付穴24に挿入され、溶着されている。
【0014】
前記取付部材20はボルト25により車体1の、組立及びメインテナンスの容易な場所に締着され、前記クイックカプラ32には図示しない比例圧力制御弁に接続するパイロット配管12が取付けられる。また、配管取付ネジ33には図示しないコントロールバルブに接続するパイロット配管14が取付けられ、センサ取付穴34には圧力センサ16が取付けられる。
【0015】
本発明のパイロット圧用油圧配管は上記のような構成としたため、各系統のパイロット配管12,13,14,15…にセンサを接続するための接続部材30を共通化することができ、また、他機種との共通化も図れる。従って、センサ個数に適合した所要数の接続部材30と、各機種、各仕様に合わせた取付部材20とを用意することにより多機種、多仕様に柔軟に対応でき、汎用性を向上できる。また、取付部材20を板状としたため、構造の簡素化、コストの低減が図れ、さらに板状の取付部材20に接続部材取付穴24を空ける、または接続部材30を溶着するだけで、接続部材30の数量の増加に対して容易に対応できる。さらに、接続部材30を取付部材20に溶着したため使用中に弛む恐れは無く、接続部材30にクイックカプラ32を一体的に設けた構成としたため、部品点数が少なくなり、接続個所が減って油漏れの恐れは低減し、信頼性を向上できると共に、組立性、メインテナンス性を向上できる。
【0016】
次に、図3は第2実施形態のパイロット圧用油圧配管の、センサ接続部分の接続部分の平面図であり、図4はその側面図である。図3、図4において、取付部材20aは側面視でL型に形成された板金製であり、ボルト穴23と、所要個数(ここでは4個)の接続部材取付穴24とが形成されている。接続部材取付穴24にはそれぞれ前記接続部材30が挿入、溶着され、接続部材30には前記パイロット配管12,14及び圧力センサ16がそれぞれ取付けられる。取付け部材20aは、ボルト25により車体1に締着される。
【0017】
第2実施形態の効果は前記第1実施形態のものと同様なので、説明は省く。
【0018】
なお、上記第1、第2実施形態においては、取付部材に8個、及び4個の接続部材を取付けているが、取付個数は限定されるものではなく任意であり、また、予め予備の接続部材取付穴を設けておき、仕様変更に合わせて接続部材を追加可能とするようにしてもよい。さらに、接続部材はエルボ形状としたが、センサ取付穴付のT形状等、他の形状の接続部材としてもよい。また、各接続部材を取付部材の取付板に溶着する例で示したが、ナットで締着するようにしても構わない。またさらに、センサ取付穴には圧力センサを取付けているが、温度センサ、流量センサ等の他のセンサを取付けても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のパイロット圧用油圧配管のセンサ接続部分の平面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】第2実施形態のパイロット圧用油圧配管のセンサ接続部分の平面図である。
【図4】同、側面図である。
【図5】従来技術に係るパイロット圧用油圧配管の斜視図である。
【図6】従来のパイロット圧用油圧配管の系統図である。
【図7】図5のB−B矢視図である。
【符号の説明】
1…車体、2…エンジン、3…油圧ポンプ、4…油圧シリンダ、5,7…コントロールバルブ、6…油圧モータ、10…油圧ポンプ、11…圧力比例制御弁、12,13,14,15…パイロット配管、16…圧力センサ、17,18…電気配線、20,20a…取付部材、21…ブラケット、22…取付板、23…ボルト穴、24…接続部材取付穴、25…ボルト、30…接続部材、31…パイロット通路、32…クイックカプラ、33…配管取付ネジ、34…センサ取付穴、35…基端部、51…ポートブロック、52…パイロット通路。
Claims (2)
- パイロット圧用油圧配管において、
産業車両の各種アクチュエータを制御するためのコントロールバルブ(5)と、
該コントロールバルブ(5)に、操作レバー操作量に応じたパイロット圧を供給する圧力比例制御弁(11)と、
前記コントロールバルブ(5)と圧力比例制御弁(11)とを接続する、複数系統のパイロット配管(12,13,14,15)と、
内部にパイロット通路(31)が形成され、1系統毎の前記パイロット配管(12,13,14,15)の途中に取付けて該パイロット通路(31)を接続し、該パイロット通路(31)に連通するセンサ取付穴(34)を有する接続部材(30)と、
該接続部材(30)を所定数取付け可能な取付部材(20)とを備えた
ことを特徴とするパイロット圧用油圧配管。 - 請求項1記載のパイロット圧用油圧配管において、
前記取付部材(20)は板状である
ことを特徴とするパイロット圧用油圧配管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003008260A JP2004218310A (ja) | 2003-01-16 | 2003-01-16 | パイロット圧用油圧配管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003008260A JP2004218310A (ja) | 2003-01-16 | 2003-01-16 | パイロット圧用油圧配管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004218310A true JP2004218310A (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=32898114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003008260A Pending JP2004218310A (ja) | 2003-01-16 | 2003-01-16 | パイロット圧用油圧配管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004218310A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007277949A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 配管用具、これを備えたフロア構成部材、これを備えた作業機械及び作業機械の配管方法 |
-
2003
- 2003-01-16 JP JP2003008260A patent/JP2004218310A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007277949A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 配管用具、これを備えたフロア構成部材、これを備えた作業機械及び作業機械の配管方法 |
JP4702150B2 (ja) * | 2006-04-07 | 2011-06-15 | コベルコ建機株式会社 | 配管用具、これを備えたフロア構成部材、これを備えた作業機械及び作業機械の配管方法 |
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