JP2007314980A - 作業機械の油圧配管構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業機械の油圧制御弁に一端側が接続され他端側が機体に固定される複数の油圧配管の取付作業を、短時間で容易に行なうことができる油圧配管構造を提供する。
【解決手段】作業機械の機体(16)に取り付けられる油圧制御弁(10)に一端側が接続された複数の配管(12)それぞれの他端側を一体に支持し機体(16)に取り付けられるブラケット(18)を備え、油圧制御弁(10)、複数の配管(12)、およびブラケット(18)を一体に組み立てた状態で、機体(16)に取り付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、多数の油圧配管を備えている、ブルドーザ、油圧ショベルのような作業機械に好適な油圧配管構造に関する。
ブルドーザ、油圧ショベルなどの作業機械は、作業装置などを駆動するために多くの油圧アクチュエータを備え、油圧アクチュエータは、油圧ポンプにより吐出された作動油が、油圧アクチュエータそれぞれに対応し機体に設置された方向制御弁により切換制御され、給排され、作動される。複数の方向制御弁はまとめて設置され、方向制御弁と油圧アクチュエータの間は、鋼管、高圧ホースなどの配管によって接続されている。(例えば、特許文献1参照)。
方向制御弁のような油圧制御弁に接続される多数の配管は、配管同士が干渉して損傷しないように、また移動して構造部材などと干渉しないように、油圧制御弁から延びた配管それぞれの適宜の個所が機体に固定されている。
特開2000−27234号公報(第1図)
上述したとおりの形態の従来の作業機械の油圧配管構造には、次のとおりの解決すべき課題がある。
複数の油圧配管の一端側を油圧制御弁に接続し、他端側をそれぞれ機体に固定する場合、他端側は様々な部材に固定されるので、配管作業においては、先ず配管を油圧制御弁および固定個所に仮組みし、配管に無理な力がかからないように、また配管の向きを調整し、その後で継手、取付ボルトなどを規定トルクで締め付ける必要がある。さらに、配管の近傍には、作業機械の構造物、機器類などがあり、特に油圧制御弁の部分には多数の配管が集中して隣接して接続されるので、継手を締め付ける比較的大型のレンチなどの工具の使用が難しい。
したがって、配管の取付作業には多くの時間がかかる問題がある。配管が鋼管のような剛体の場合には、配管そのものに自由度がないので、より多くの時間が必要である。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、油圧制御弁に一端側が接続され他端側が機体に固定される複数の油圧配管の取付作業を、短時間で容易に行なうことができる、作業機械の油圧配管構造を提供することである。
本発明によれば上記技術的課題を解決する作業機械の油圧配管構造として、作業機械の機体に取り付けられる油圧制御弁に一端側が接続される複数の配管それぞれの他端側を一体に支持し機体に取り付けられるブラケットを備え、油圧制御弁、複数の配管、およびブラケットを一体に組み立てた状態で、機体に取り付ける、ことを特徴とする作業機械の油圧配管構造が提供される。
好適実施形態においては、配管は剛体によって形成されている。ブラケットは配管の管体を把持して支持する。また、油圧制御弁は多連の方向制御弁である。
本発明に従って構成された作業機械の油圧配管構造は、油圧制御弁に一端側が接続する複数の配管それぞれの他端側を一体に支持するブラケットを備えているので、油圧制御弁、複数の配管、そしてブラケットを作業機械の機体とは別の、機体の構造物などに邪魔されない場所で一体にサブ組立し、この状態で油圧制御弁とブラケットを機体に取り付けることにより、油圧配管を機体に設置することができる。したがって、配管の位置決め、継手の締め付けなどを容易に行なうことができ、配管取付作業に多くの時間がかかる問題を改善することができる。
以下、本発明に従って構成された作業機械の油圧配管構造について、代表的な作業機械であるブルドーザにおける好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
図3を参照して説明する。番号2で示すブルドーザは、無限軌道式の走行体4の上に、エンジン室6a、運転席6bなどを有した機体6を備え、機体6の前側に作業装置としてのドーザ装置8を備えている。
ドーザ装置8は、油圧アクチュエータとしてのリフトシリンダ8a、アングルシリンダ8b、およびチルトシリンダ8cを備えている。これらのシリンダは、機体6の運転席6bの近くに設置された、油圧制御弁である運転者によって操作される方向制御弁10から、複数の配管12を介してそれぞれに作動油が給排され、伸縮作動される。
図1を参照して、方向制御弁10に接続した複数の配管12の部分である油圧配管構造14について説明する。油圧配管構造14は、機体6の一部であるフェンダ16に取り付けられる方向制御弁10に一端側が接続される複数の配管12それぞれの他端側を一体に支持してフェンダ16に取り付けられるブラケット18を備えている。
方向制御弁10は、多連の方向制御弁であり、リフトシリンダ8a(図3)用のリフト弁10a、アングルシリンダ8b用のアングル弁10b、およびチルトシリンダ8c用のチルト弁10cを一体に備えている。方向制御弁10は、フェンダ16の上に複数のボルト28により取り付けるための複数のボルト孔11(4個、図1は手前の2個のみが示されている)を備えている。
リフト弁10a、アングル弁10b、チルト弁10cはそれぞれ、上方に向けて開口した2個の作動油給排ポートである配管接続ポートを備えている。
複数の配管12は、剛体の管体である鋼管により形成され、リフト弁10aには一対のリフト配管12a、12bの一端側が、アングル弁10bには一対のアングル配管12c、12dの一端側が、チルト弁10cには一対のチルト配管12e、12fの一端側が、それぞれねじ継手によって接続されている。
ブラケット18について、図1とともに図2を参照して説明する。ブラケット18は、フェンダ16の上に載置される帯状矩形の基板18aと、基板18aの上に基板18aの長手方向に所定の間隔で一体的に立設された一対の支持板18b、18bと、支持板18bそれぞれの両面から突出し基板18aの長手方向に延び一体的に接合された、貫通するねじ孔を有したボス18cを備えている。
さらに、ボス18cの端面に位置付けられ複数の配管12それぞれの管体の外径部を把持する一対のクランプ20、20を3対と、一対のクランプ20,20を一緒にボス18cのねじ孔に取り付ける、ボルト22およびワッシャ24を備えている。基板18aには長手方向の両端部それぞれに、フェンダ16へボルト30によって取り付けるためのボルト孔18dが形成されている。
ブラケット18の、一対の支持板18b、18b、ならびにそれぞれのボス18cの設置位置は、複数の配管12に合わせて決められている。
リフト配管12a、12b、アングル配管12c、12d、ならびにチルト配管12e、12fそれぞれの他端側は、ブラケット18によってそれぞれ一対のクランプ20、20により把持され支持される。
油圧配管構造14の機体への取付作業について説明する。
(1)先ず、方向制御弁10およびブラケット18が取り付けられる機体6のフェンダ16の部分に相当する治具26、あるいはフェンダ16そのものの単品を用意して、そこに方向制御弁10およびブラケット18を、それぞれ複数のボルト28、ボルト30、あるいは治具として用意した固定ピン(図示していない)によって取り付ける。
(2)次に、複数の配管12を、レンチなどの工具による組立がし易いように順次に、例えば先ず一対のリフト配管12a、12bを方向制御弁10とブラケット18の間の所定の位置に位置付け、一端側を方向制御弁10にねじ継手によって、他端側をブラケット18にクランプ20,20によって把持し取り付ける。以降、一対のアングル配管12c、12d、一対のチルト配管12e、12fを同様に取り付け、サブ組立を完成させる。
(3)そして、サブ組立状態の、複数の配管12により方向制御弁10とブラケット18が一体に接続された油圧配管構造14を、治具26から外し、サブ組立の状態で機体6のフェンダ16に載置し、方向切換弁10をボルト28(4個)によって、またブラケット18をボルト30(2個)によって固定する。
上述したとおりの作業機械の油圧配管構造14の作用効果について説明する。
作業機械の油圧配管構造14は、油圧制御弁としての方向制御弁10に一端側が接続する複数の配管12それぞれの他端側を一体に支持するブラケット18を備えているので、方向制御弁10、複数の配管12、そしてブラケット18を作業機械2の機体6とは別の、機体6の構造物などに邪魔されない、レンチなどの工具が使い易い場所で一体にサブ組立し、この状態で機体6に方向制御弁10とブラケット18を取り付けることにより、油圧配管を機体6に設置することができる。したがって、配管の位置決め、継手の締め付けなどを容易に行なうことができ、機体6への取付時の配管向きの調整を不要にし、配管取付作業に多くの時間がかかる問題を改善できる。
この油圧配管構造14は、特に複数の配管12が鋼管のような自由度のない剛体によって形成される場合の取付作業に有効である。
また、ブラケット18が複数の配管12の管体の外径部をクランプ20によって把持し支持するので、確実に容易に配管を固定できる。
さらに、油圧配管構造14は、複数の配管12が隣接し接続され機体6においては取付作業が困難な、油圧制御弁が多連の方向制御弁10の場合に有効である。
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
本発明の実施の形態においては、油圧配管構造14の複数の配管12は剛体の鋼管によって形成されているが、鋼管に代えて高圧ホースを含んでもよい。
本発明の実施の形態においては、油圧配管構造14の複数の配管12はブラケット18に管体の外径を把持し取り付けられているが、他の部分、例えば継手の部分を支持して取り付けてもよい。
本発明の実施の形態においては、油圧配管構造14の複数の配管12は油圧制御弁としての方向制御弁10に接続されているが、油圧制御弁は方向制御弁でなくてもよい。
本発明に従って構成された作業機械の油圧配管構造の斜視図で、図3の矢印B方向に見た拡大詳細図。 図1のA−A矢印方向に見て、配管の他端側を支持するブラケットの部分の拡大断面図。 作業機械の代表例であるブルドーザの側面図。
符号の説明
2:ブルドーザ(作業機械)
6:機体
10:方向制御弁(油圧制御弁)
12:複数の配管
14:油圧配管構造
16:フェンダ(機体)
18:ブラケット

Claims (4)

  1. 作業機械の機体に取り付けられる油圧制御弁に一端側が接続される複数の配管それぞれの他端側を一体に支持し機体に取り付けられるブラケットを備え、
    油圧制御弁、複数の配管、およびブラケットを一体に組み立てた状態で、機体に取り付ける、
    ことを特徴とする作業機械の油圧配管構造。
  2. 配管が剛体によって形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の作業機械の油圧配管構造。
  3. ブラケットが配管の管体を把持して支持する、
    ことを特徴とする請求項2記載の作業機械の油圧配管構造。
  4. 油圧制御弁が多連の方向制御弁である、
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の作業機械の油圧配管構造。
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