JPH07203177A - コンピュータデータ処理ケイパビリティを交換するシステム及び方法 - Google Patents

コンピュータデータ処理ケイパビリティを交換するシステム及び方法

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JPH07203177A
JPH07203177A JP6271272A JP27127294A JPH07203177A JP H07203177 A JPH07203177 A JP H07203177A JP 6271272 A JP6271272 A JP 6271272A JP 27127294 A JP27127294 A JP 27127294A JP H07203177 A JPH07203177 A JP H07203177A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンピュータ間でデータ処理ケイパビリティ
についての情報を通信することができるシステム及び方
法を提供する。 【構成】 コンピュータは、コンピュータ間のデータ転
送が二つのコンピュータに対して可能な最も効率的なデ
ータフォーマットで行われうるようにケイパビリティを
交換する。データファイルを受け取る第1のコンピュー
タは、データ処理ケイパビリティのリストを、第1のコ
ンピュータへデータファイルを伝送する第2のコンピュ
ータへ送る。伝送側コンピュータは、受信側コンピュー
タのケイパビリティリストと同様にそれ自体のケイパビ
リティを検査し、転送のための最も効率的なデータフォ
ーマットを決定する。伝送側コンピュータは、受信側コ
ンピュータが中間データファイルを所望のデータフォー
マットに処理する効率的データ転送のためにデータファ
イルを中間フォーマットへ処理しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ間でデー
タ処理ケイパビリティに関する情報を交換するシステム
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータは、データ処理及び記憶の
ために職場で一般に使用される。コンピュータ情報への
アクセスは、コンピュータの好結果を招く使用における
重要な要素である。コンピュータ間の通信は、コンピュ
ータ情報へのアクセスの重大な局面になってきた。ロー
カル・エリア・ネットワーク(LAN)は、複数のコン
ピュータを、それらの演算ケイパビリティを向上させる
べく互いに結合させる。一つのコンピュータは、LAN
を介して別のコンピュータに記憶された情報をアクセス
することができる。情報が二つのコンピュータ間で交換
されるときには、その情報は、コンピュータが認識及び
処理できるフォーマットでなければならない。情報は、
例えば情報交換用米国標準(ASCII(アスキー))
のような標準フォーマットでしばしば交換される。しか
しながら、ASCIIフォーマット交換は、情報がその
オリジナル(原始)フォーマットからASCIIフォー
マットに変換されることを要求しうる。情報を転送する
コンピュータは、受信側コンピュータのデータ処理ケイ
パビリティを決定する方法を有しておらず、従って、A
SCIIが全てのコンピュータが認識できる“汎用の”
フォーマットであるという想定で情報をASCIIに変
換しなければならない。
【0003】コンピュータの一形態は、ファクシミリ
(FAX)機械である。FAX機械は、コンピュータ内
にインタフェースボードを備えうるか、或いは既知のコ
ンピュータ技術を採り入れている独立型装置でありう
る。FAX機械は、情報を一つの場所から別の場所へ転
送するために用いられる。旧式のFAX機械は、演算能
力をほどんど或いは全く有しておらず、かつページを走
査しそしてそのページを再生する受信側のFAX機械に
そのページのディジタル化したバージョンを伝送するこ
とに限定されていた。最新のFAX機械は、本質的にコ
ンピュータの形態であり、そしてFAX機械に原稿を走
査させ、かつ電話料金が夜間で安くなるときのように、
後時での伝送のためにその原稿のディジタル化したバー
ジョンを格納させる記憶ケイパビリティをしばしば有す
る。受信側FAX機械は、内密である受信したメッセー
ジを記憶しかつ適宜な識別コードが入力されたときにだ
けそれらを印刷することができる。伝送時間を最小にす
るために、FAX機械は、この技術分野でよく知られた
データ圧縮技術を使用する。ファクシミリ伝送のための
国際標準(規格)は、国際電信電話諮問委員会(CCI
TT)によって確立されており、「テレマティック・サ
ービスのための端末装置及びプロトコル(Terminal Equ
ipment and Protocols for Telematic Services )」
(1989年)として出版されている。CCITT規格
に対する参照は、この明細書にわたって行われている。
これらの規格は、当業者によく知られており、ここでは
詳細に説明しない。CCITT規格に従うために、全て
のFAX機械は、伝送のためにそのディジタル化された
データを圧縮すべくモディファイド・ハフマン(MH)
符号化方式ケイパビリティを有する。より最新のFAX
機械は、より多くの量までデータを圧縮すべくモディフ
ァイド・リード(MR)或いはMMR符号化方式の技術
をも採り入れうる。MH及びMRデータ符号化方式は、
CCITT勧告T.4 一次元及び二次元符号化方式と
してそれぞれ知られており、MMRは、CCITT勧告
T.6 二次元符号化方式として知られている。これら
のデータ符号化方式技術は、よく知られているので、こ
こでは説明を省略する。特定の符号化ケイパビリティに
対する参照は、その特定のFAX機械は、その特定のデ
ータフォーマットを復号する能力をも有することを意味
するということを了解されたい。例えば、MMR符号化
方式ケイパビリティを有するFAX機械への参照は、同
じFAX機械は、MMR方式で符号化されたデータを復
号できるということをほとんどいつも意味する。
【0004】受信側FAX機械の規格化されたファクシ
ミリデータ符号化ケイパビリティは、ファクシミリ電話
呼出しの否定フェーズとして称される間に自動的に伝送
される。図1に示す、ファクシミリ伝送の種々のフェー
ズは、CCITT規格に記載されている。図1に示す、
フェーズAは、電話通信が起呼端末(局)と被呼端末
(局)の間に確立される呼出し確立フェーズである。起
呼端末は、ファクシミリ電話呼出しを開始する端末であ
り、被呼端末は、ファクシミリ電話呼出しを受信する端
末である。よく知られているように、起呼端末と被呼端
末は、ファクシミリメッセージを伝送或いは受信するこ
とができる。フェーズBは、起呼端末と被呼端末の間の
ファクシミリデータ符号化ケイパビリティを識別しかつ
選択するプリ・メッセージ手続フェーズ或いは否定フェ
ーズである。フェーズBでは、受信側FAX機械は、受
信側FAX機械に対して認識可能な特定のデータ符号化
フォーマットを記述するディジタル識別信号(DIS)
データフレームを伝送する。DISデータフレームの個
々のデータビットは、受信側FAX機械の特定なファク
シミリデータ処理モードを識別する。DISデータフレ
ームは、CCITT規格によって規定されかつ他の目的
には使用できない。前述したように、ケイパビリティ
は、MH,MR,及びMMRのようなデータ符号化方式
を含む。MH,MR,及びMMR符号化ケイパビリティ
は、CCITT規格の勧告T.4及び勧告T.6内に規
定されている。データ符号化ケイパビリティの識別に加
えて、DISデータフレームは、受信側FAX機械の基
本的データ処理ケイパビリティについての情報を供給す
るために用いられる。これは、解像度(例えば、インチ
当たりの画素)、用紙サイズ等のような限定(制限)さ
れた情報を含みうる。これらの規格化されたファクシミ
リデータ処理ケイパビリティ或いはモードは、“CCI
TT符号化フォーマット”としてここでは称される。伝
送側FAX機械は、確認信号で応答しかつ最も効率的な
データ転送を許容する相互に互換性のあるCCITT符
号化フォーマットを選択する。伝送側FAX機械は、選
択されたCCITT符号化フォーマットに基づいてデー
タを符号化しかつそれを受信側FAX機械に伝送する。
【0005】フェーズCは、実際のメッセージ転送フェ
ーズであり、かつ二つの同時フェーズからなる。フェー
ズC1は、伝送側FAX機械と受信側FAX機械の間の
データの転送を制御する“イン・メッセージ”手続フェ
ーズである。これは、同期化、誤り検出及び訂正、そし
て回線監視を含む。フェーズC2は、データがC1フェ
ーズの制御のもとで受信側FAX機械へ伝送側FAX機
械によって転送される実際のデータ伝送フェーズであ
る。簡略化のために、これらの同時フェーズは、フェー
ズCとして称される。フェーズDは、情報がメッセージ
信号送りの終わり、確認信号送り及びファクシミリ信号
送りの終わりに関して転送されるポスタ・メッセージ手
続フェーズである。フェーズEは、起呼端末と被呼端末
の間の電話通信が終了される呼出し解放フェーズであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】CCITT符号化フォ
ーマットは、基本的ファクシミリ通信を許容する。しか
しながら、LANによって互いに結合されたコンピュー
タのように、FAX機械は、限定されたCCITT符号
化フォーマットの一つを用いている単なるデータ符号化
方式よりも効率的な伝送を生成できるデータ処理ケイパ
ビリティを有しうる。あるFAX機械は、FAXインタ
フェースボードによってコンピュータに実際に組み込ま
れている。これらのコンピュータは、より大きなデータ
処理ケイパビリティを有しうるが、しかし、一つのFA
X機械は他のFAX機械がどのデータ処理ケイパビリテ
ィをもつのかを知らないので、データ処理ケイパビリテ
ィは、ファクシミリを伝送しているか或いは受信してい
るときには活用できない。従って、コンピュータ間にデ
ータ処理ケイパビリティについての情報を通信するシス
テム及び方法の重要な必要性があるということが理解で
きるであろう。本発明の目的は、上記従来の技術におけ
る問題点に鑑み、コンピュータ間にデータ処理ケイパビ
リティについての情報を通信することができるシステム
及び方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、第
1及び第2のファクシミリ機械の間の通信を制御するシ
ステムであって、工業規格によって規定された前記第1
のファクシミリ機械の少なくとも一つのファクシミリデ
ータ処理モードを包含している第1のファクシミリデー
タ処理モードリストを有している該第1のファクシミリ
機械の第1のファクシミリモード記憶領域と、前記規格
によって規定されており、前記第1のファクシミリデー
タ処理モードリストを前記第1のファクシミリ機械から
前記第2のファクシミリ機械へ転送するケイパビリティ
転送手段と、前記第1のファクシミリ機械の少なくとも
一つのデータ処理モードを包含している第1のカスタム
データ処理モードリストを有している該第1のファクシ
ミリ機械の第1のカスタムモード記憶領域と、前記工業
規格によって規定された前記第2のファクシミリ機械の
少なくとも一つのファクシミリデータ処理モードを包含
している第2のファクシミリデータ処理モードリストを
有しており、前記第1及び前記第2のファクシミリデー
タ処理モードリストが少なくとも一つの相互に互換性が
あるファクシミリデータ処理モードを有する、該第2の
ファクシミリ機械の第2のファクシミリモード記憶領域
と、前記第2のファクシミリ機械の少なくとも一つのデ
ータ処理モードを包含している第2のカスタムデータ処
理モードリストを有している該第2のファクシミリ機械
の第2のカスタムモード記憶領域と、データファイルを
前記第2のファクシミリ機械から前記第1のファクシミ
リ機械へ転送するための転送フォームを選択し、前記第
1及び第2のカスタムモードリストの両方に共通なカス
タムデータ処理モードが存在するかどうかを決定すべく
該第1及び該第2のカスタムモードリストを比較し、前
記第1及び第2のカスタムモードリストが共通データ処
理モードを有していないならば前記第1及び第2のファ
クシミリモードリストから相互に互換性があるデータ処
理モードを用いる、前記第2のファクシミリ機械内の選
択手段とを備えているシステムによって達成される。
【0008】また、上記本発明の目的は、第1及び第2
のファクシミリ機械の間の通信を制御するシステムであ
って、前記第1のファクシミリ機械の少なくとも一つの
ファクシミリデータ処理モードを包含している第1のフ
ァクシミリデータ処理モードリストを有している該第1
のファクシミリ機械の第1のファクシミリモード記憶領
域と、前記第1のファクシミリデータ処理モードリスト
を前記第1のファクシミリ機械から前記第2のファクシ
ミリ機械へ転送するケイパビリティ転送手段と、前記第
1のファクシミリ機械の少なくとも一つのデータ処理モ
ードを包含している第1のカスタムデータ処理モードリ
ストを有している該第1のファクシミリ機械の第1のカ
スタムモード記憶領域と、前記第2のファクシミリ機械
の少なくとも一つのファクシミリデータ処理モードを包
含している第2のファクシミリデータ処理モードリスト
を有しており、前記第1及び前記第2のファクシミリデ
ータ処理モードリストが少なくとも一つの相互に互換性
があるファクシミリデータ処理モードを有する、該第2
のファクシミリ機械の第2のファクシミリモード記憶領
域と、前記第2のファクシミリ機械の少なくとも一つの
データ処理モードを包含している第2のカスタムデータ
処理モードリストを有している該第2のファクシミリ機
械の第2のカスタムモード記憶領域と、データファイル
を前記第2のファクシミリ機械から前記第1のファクシ
ミリ機械へ転送するための転送フォームを選択し、第1
及び第2の基本モードリストの両方に共通なカスタムデ
ータ処理モードが存在するかどうかを決定すべく該第1
及び第2の基本モードリストを比較し、前記第1及び第
2のカスタムモードリストが共通データ処理モードを有
していないならば前記第1及び第2のファクシミリモー
ドリストから相互に互換性があるデータ処理モードを用
いる、前記第2のファクシミリ機械内の選択手段とを備
えているシステムによっても達成される。
【0009】本発明のシステムは、前記データファイル
を前記転送フォームに変換する前記第2のファクシミリ
機械の変換プロセッサを更に含んでもよい。本発明のシ
ステムは、前記第2のファクシミリ機械から前記第1の
ファクシミリ機械への前記データファイルの転送を制御
すべく、前記第1及び第2のファクシミリ機械内にそれ
ぞれ第1及び第2の通信制御装置を更に含んでもよい。
本発明のシステムは、前記第1及び第2のファクシミリ
機械にそれぞれ第1及び第2のアプリケーションデータ
処理モード記憶領域を更に含み、該アプリケーションデ
ータ処理モード記憶領域の各々は、該第1及び第2のフ
ァクシミリ機械のアプリケーションデータ処理モードリ
ストをそれぞれ包含し、前記ケイパビリティ転送手段
は、前記第1のアプリケーションデータ処理モードリス
トを前記第1のファクシミリ機械から前記第2のファク
シミリ機械へ転送し、前記選択手段は、前記転送フォー
ムが前記第1及び第2のアプリケーションデータ処理モ
ードリストの前記アプリケーションデータ処理ケイパビ
リティと相互に互換性があるかどうかを決定すべく前記
第1及び第2のアプリケーションデータ処理モードリス
トを用いるように構成してもよい。
【0010】本発明のシステムは、アプリケーションモ
ードリスト要求コマンドを更に含み、前記第1のファク
シミリ機械は、前記第2のファクシミリ機械からの前記
アプリケーションモードリスト要求コマンドの受取りに
より前記第1のアプリケーションモードリストを前記第
2のファクシミリ機械へ転送するように構成してもよ
い。本発明のシステムは、それぞれが前記第1及び第2
のファクシミリ機械のアプリケーションデータ処理ケイ
パビリティのアプリケーションデータ処理モードリスト
を各々包含している、前記第1及び第2のファクシミリ
機械のそれぞれ第1及び第2のアプリケーションデータ
処理モード記憶領域と、前記アプリケーションモードリ
ストを前記第1のファクシミリ機械から前記第2のファ
クシミリ機械へ所定のフォーマットで転送するアプリケ
ーションモード転送手段とを更に含み、前記選択手段
は、前記第1及び第2のアプリケーションモードリスト
から相互に互換性があるアプリケーションデータ処理モ
ードを選択するように構成してもよい。本発明のシステ
ムでは、所定のフォーマットは、CCITT2値ファイ
ル転送フォーマットであるように構成してもよい。
【0011】本発明のシステムでは、前記第1のファク
シミリ機械は、受信側ファクシミリ機械として最初に指
定され、かつ前記第2のファクシミリ機械は、伝送側フ
ァクシミリとして最初に指定され、更に、前記システム
は、前記第1のファクシミリ機械を前記伝送側ファクシ
ミリ機械として再指定しかつ前記第2のファクシミリ機
械を前記受信側ファクシミリ機械として再指定する前記
第2のファクシミリ機械の高速ターンアラウンド手段を
含み、該高速ターンアラウンド手段は、前記第1のファ
クシミリ機械からのディジタル識別信号を待つ代わりに
該第1のファクシミリ機械による前記データファイルの
受取りを示している前記第1のファクシミリ機械からメ
ッセージ確認信号を受け取った後すぐに、ディジタル伝
送コマンド信号を前記第1のファクシミリ機械へ伝送す
るように構成してもよい。本発明のシステムでは、前記
高速ターンアラウンド手段は、前記第1のファクシミリ
機械への前記ディジタル伝送コマンド信号を伴って非標
準ファシリティコマンド信号を前記第1のファクシミリ
機械へ伝送するように構成してもよい。本発明のシステ
ムでは、前記第2のファクシミリ機械は、前記第1のカ
スタムモードリストに基づいて前記データファイルを中
間フォームに処理し、該中間フォームは、該転送フォー
ムであり、前記第1のファクシミリ機械は、前記中間フ
ォームで前記データファイルを受取り、更に該データフ
ァイルを該中間フォームとは異なる最終フォームに処理
するように構成してもよい。
【0012】本発明のシステムは、ファクシミリ伝送の
否定フェーズの間に前記カスタムモードリストを自動的
に転送するモード転送手段を更に含んでもよい。本発明
のシステムでは、前記モード転送手段は、前記第1のカ
スタムモードリストを前記第2のファクシミリ機械へ転
送するために非標準ファシリティ(NSF)データフレ
ームを用いるように構成してもよい。本発明のシステム
では、前記第1のカスタムモードリストは、少なくとも
第1の非標準ファシリティ(NSF)データフレームの
可変長データフィールドを有している所定のフォーマッ
トで前記第2のファクシミリ機械へ転送され、該NSF
データフレームは、少なくとも第1のケイパビリティグ
ループを有し、該ケイパビリティグループは、該ケイパ
ビリティグループの長さを示すデータ値を有している長
さデータフィールドを包含し、識別データフィールド
は、ケイパビリティの形式を示すデータ値を有し、可変
長データフィールドは、該ケイパビリティグループを記
述するように構成してもよい。本発明のシステムでは、
前記可変長データフィールドは、暗号化されたメッセー
ジを処理する能力に関するデータを包含している機密保
護モードデータフィールド、受け取ったメッセージの経
路を選択する能力に関するデータを包含しているルーテ
ィングデータフィールド、線形化されたメッセージを処
理する能力に関するデータを包含している線形化された
メッセージデータフィールド、線形化されたメッセージ
内の2値データフィールドを処理する能力に関するデー
タを包含している2値データメッセージデータフィール
ド、及び前記標準ファクシミリデータ処理モードを越え
て圧縮されたデータを処理する能力に関するデータを包
含している圧縮データフィールドの一つを備えているデ
ータ処理ケイパビリティの利用可能性に関する情報を包
含している第1のデータフィールドを少なくとも含むよ
うに構成してもよい。
【0013】本発明のシステムでは、前記第1のケイパ
ビリティグループは、前記長さデータフィールド、前記
識別データフィールド、及び利用可能なデータテキスト
符号に関する情報を包含している前記可変長データフィ
ールドを包含している識別子ケイパビリティグループを
含むように構成してもよい。本発明のシステムでは、前
記第1のケイパビリティグループは、前記長さデータフ
ィールド、前記識別データフィールド、及び標準ファク
シミリ機械イメージングケイパビリティの上の前記第1
のファクシミリ機械のイメージングケイパビリティに関
する情報を包含している前記可変長データフィールドを
包含しているイメージングケイパビリティグループを含
むように構成してもよい。本発明のシステムでは、前記
可変長データフィールドは、リソースベースドプリンテ
ィングフォーマットデータを処理する能力に関するデー
タを包含しているプリンタフォーマットデータフィール
ド、ディジタルカバーページデータを処理する能力に関
するデータを包含しているカバーページデータフィール
ド、アドレスブックデータを処理する能力に関するデー
タを包含しているアドレスブックデータフィールド、メ
タファイルデータを処理する能力に関するデータを包含
しているメタファイルデータフィールド、前記ファクシ
ミリデータ処理モードを越えて圧縮されたデータを処理
する能力に関するデータを包含している圧縮データフィ
ールド、前記ファクシミリデータ処理モードを越えて異
なるデータ解像度を有しているデータを処理する能力に
関するデータを包含している解像度データフィールド、
前記ファクシミリデータ処理モードを越えた異なるデー
タ符号化モードを有しているデータを処理するの能力に
関するデータを包含している符号化データフィールド、
前記ファクシミリデータ処理モードを越えて異なる用紙
サイズを用いてデータを処理する能力に関するデータを
包含している用紙サイズデータフィールドの一つを備え
ている第1のデータフィールドを少なくとも含むように
構成してもよい。
【0014】本発明のシステムでは、前記第1のケイパ
ビリティグループは、前記長さデータフィールド、前記
識別データフィールド、及び前記第1のファクシミリ機
械のポーリングケイパビリティに関する情報を包含して
いる前記可変長データフィールドを包含しているポーリ
ングケイパビリティグループを含むように構成してもよ
い。本発明のシステムでは、前記可変長データフィール
ドは、低速でポーリング要求を処理する能力に関するデ
ータを包含している低速データフィールド、高速でポー
リング要求を処理する能力に関するデータを包含してい
る高速データフィールド、メッセージ名によりポーリン
グ要求を処理する能力に関するデータを包含しているネ
ームデータフィールド、受取人名によりポーリング要求
を処理する能力に関するデータを包含している受取人名
データフィールド、ファイル名によりポーリング要求を
処理する能力に関するデータを包含しているファイルポ
ーリングデータフィールド、及び第3のファクシミリ機
械へメッセージをリレーする能力に関するデータを包含
しているリレーデータフィールドの一つを備えている第
1のデータフィールドを少なくとも含むように構成して
もよい。
【0015】本発明のシステムでは、前記ポーリングケ
イパビリティは、前記第1のファクシミリ機械内のアプ
リケーションデータ処理ケイパビリティの現行状況を示
している値を包含しているデータフィールドを含むよう
に構成してもよい。更に、本発明の上記目的は、データ
処理ケイパビリティデータを第1のファクシミリ機械か
ら第2のファクシミリ機械へ転送するシステムであっ
て、前記第1のファクシミリ機械の少なくとも一つのデ
ータ処理モードを包含しているカスタムデータ処理モー
ドリストを有している前記第1のファクシミリ機械のカ
スタムモード記憶領域と、ファクシミリ伝送の否定フェ
ーズの間に前記カスタムデータ処理モードリストを前記
第1のファクシミリ機械から前記第2のファクシミリ機
械へ転送するケイパビリティ転送手段とを備え、前記ケ
イパビリティ転送手段は、少なくとも第1の非標準ファ
シリティ(NSF)データフレームの可変長データフィ
ールドを有している所定のフォーマットで前記第1のカ
スタムモードリストを前記第2のファクシミリ機械へ転
送し、前記NSFデータフレームは、第1のケイパビリ
ティグループを少なくとも有し、前記ケイパビリティグ
ループは、前記ケイパビリティグループの長さを示すデ
ータ値を有している長さデータフィールドを包含し、そ
して前記可変長データフィールドは、前記ケイパビリテ
ィグループを記述するシステムによっても達成される。
【0016】本発明のシステムでは、前記NSFデータ
フレームは、前記第1のファクシミリ機械から前記第2
のファクシミリ機械への伝送にさきがけて暗号化され、
該第2のファクシミリは、該NSFデータフレームを解
読するように構成してもよい。本発明のシステムでは、
ファクシミリシグナリングプロトコル、ファクシミリタ
ーンアラウンドシグナリング、及び前記標準ファクシミ
リデータ処理モードを越えたデータ圧縮の利用可能性に
関する情報を包含しているデータフィールドを更に含む
ように構成してもよい。本発明のシステムでは、前記第
1のケイパビリティグループは、前記長さデータフィー
ルド、前記識別データフィールド、及び利用可能なデー
タテキスト符号に関する情報を包含している前記可変長
データフィールドを包含している識別子ケイパビリティ
グループを含むように構成してもよい。本発明のシステ
ムでは、前記第1のケイパビリティグループは、前記長
さデータフィールド及び工業規格ファクシミリ機械イメ
ージングケイパビリティを越えた前記第1のファクシミ
リ機械のイメージングケイパビリティに関する情報を包
含している前記可変長データフィールドを包含している
イメージングケイパビリティグループを含むように構成
してもよい。
【0017】本発明のシステムでは、前記可変長データ
フィールドは、リソースベースドプリンティングフォー
マットデータを処理する能力に関するデータを包含して
いるプリンタフォーマットデータフィールド、ディジタ
ルカバーページデータを処理する能力に関するデータを
包含しているカバーページデータフィールド、アドレス
ブックデータを処理する能力に関するデータを包含して
いるアドレスブックデータフィールド、メタファイルデ
ータを処理する能力に関するデータを包含しているメタ
ファイルデータフィールド、前記ファクシミリデータ処
理モードを越えて圧縮されたデータを処理する能力に関
するデータを包含している圧縮データフィールド、前記
ファクシミリデータ処理モードを越えて異なるデータ解
像度を有しているデータを処理する能力に関するデータ
を包含している解像度データフィールド、前記ファクシ
ミリデータ処理モードを越えた異なるデータ符号化モー
ドを有しているデータを処理するの能力に関するデータ
を包含している符号化データフィールド、前記ファクシ
ミリデータ処理モードを越えて異なる用紙サイズを用い
てデータを処理する能力に関するデータを包含している
用紙サイズデータフィールドの一つを備えている第1の
データフィールドを少なくとも含むように構成してもよ
い。
【0018】本発明のシステムでは、前記第1のケイパ
ビリティグループは、前記長さデータフィールド、前記
第1のファクシミリ機械のポーリングケイパビリティに
関する情報を包含している前記可変長データフィールド
を包含しているポーリングケイパビリティグループを含
むように構成してもよい。本発明のシステムでは、前記
可変長データフィールドは、低速でポーリング要求を処
理する能力に関するデータを包含している低速データフ
ィールド、高速でポーリング要求を処理する能力に関す
るデータを包含している高速データフィールド、メッセ
ージ名によりポーリング要求を処理する能力に関するデ
ータを包含しているネームデータフィールド、受取人名
によりポーリング要求を処理する能力に関するデータを
包含している受取人名データフィールド、ファイル名に
よりポーリング要求を処理する能力に関するデータを包
含しているファイルポーリングデータフィールド、及び
第3のファクシミリ機械へメッセージをリレーする能力
に関するデータを包含しているリレーデータフィールド
の一つを備えている第1のデータフィールドを少なくと
も含むように構成してもよい。本発明のシステムでは、
前記ポーリングケイパビリティは、前記第1のファクシ
ミリ機械内のアプリケーションデータ処理ケイパビリテ
ィの現行状況を示している値を包含しているデータフィ
ールドを含むように構成してもよい。
【0019】本発明のシステムでは、前記可変長データ
フィールドは、暗号化されたメッセージを処理する能力
に関するデータを包含している機密保護モードデータフ
ィールド、受け取ったメッセージの経路を選択する能力
に関するデータを包含しているルーティングデータフィ
ールド、線形化されたメッセージを処理する能力に関す
るデータを包含している線形化されたメッセージデータ
フィールド、線形化されたメッセージ内の2値データフ
ィールドを処理する能力に関するデータを包含している
2値データメッセージデータフィールド、及び前記標準
ファクシミリデータ処理モードを越えて圧縮されたデー
タを処理する能力に関するデータを包含している圧縮デ
ータフィールドの一つを備えているデータ処理ケイパビ
リティの利用可能性に関する情報を包含している第1の
データフィールドを少なくとも含むように構成してもよ
い。また、本発明の上記目的は、第1及び第2のコンピ
ュータ間の通信を制御するシステムであって、前記第1
のコンピュータの少なくとも一つの基本データ処理モー
ドを包含している第1のカスタムデータ処理モードリス
トを有している該第1のコンピュータの第1のカスタム
モード記憶領域と、前記第1のコンピュータの少なくと
も一つのアプリケーションデータ処理モードを包含して
いる第1のアプリケーションデータ処理モードリストを
有している該第1のコンピュータの第1のアプリケーシ
ョンモード記憶領域と、前記第2のコンピュータの少な
くとも一つのカスタムデータ処理モードを包含している
第2のカスタムデータ処理モードリストを有しており、
前記第1及び前記第2のカスタムデータ処理モードリス
トが少なくとも一つの相互に互換性があるカスタムデー
タ処理モードを有する、該第2のコンピュータの第2の
カスタムモード記憶領域と、前記第2のコンピュータの
少なくとも一つのアプリケーションデータ処理モードを
包含している第2のアプリケーションデータ処理モード
リストを有している該第2のコンピュータの第2のアプ
リケーションモード記憶領域と、前記第1のカスタムデ
ータ処理モードリスト及び前記第1のアプリケーション
データ処理モードリストを前記第1のコンピュータから
前記第2のコンピュータへ転送するケイパビリティ転送
手段と、データファイルを前記第2のコンピュータから
前記第1のコンピュータへ転送するための転送フォーム
を選択する前記第2のコンピュータ内の選択手段とを備
え、前記選択手段は、前記転送フォームが前記第1及び
第2のコンピュータの前記データ処理ケイパビリティと
相互に互換性があるかどうかを決定するために前記第1
及び第2のアプリケーションモードリストを用い、前記
第1及び第2のアプリケーションデータ処理モードリス
トが相互に互換性があるデータ処理モードを有していな
いならば、前記第1及び第2のカスタムデータ処理モー
ドリストから相互に互換性があるデータ処理モードを用
いるシステムによっても達成される。
【0020】本発明のシステムでは、前記データファイ
ルを前記転送フォームに変換する前記第2のコンピュー
タの変換プロセッサを更に含むように構成してもよい。
本発明のシステムでは、前記第2のコンピュータから前
記第1のコンピュータへの前記データファイルの転送を
制御すべく、前記第1及び第2のコンピュータ内にそれ
ぞれ第1及び第2の通信制御装置を更に含むように構成
してもよい。更に、本発明の上記目的は、第1及び第2
のコンピュータ間の通信を制御するシステムであり、該
第1のコンピュータが少なくとも第1のカスタムデータ
処理モードを有し、該第2のコンピュータが少なくとも
第2のカスタムデータ処理モードを有するシステムであ
って、前記第1のコンピュータの少なくとも一つのアプ
リケーションデータ処理モードを包含している第1のア
プリケーションデータ処理モードリストを有している該
第1のコンピュータの第1のアプリケーションモード記
憶領域と、前記第2のコンピュータの少なくとも一つの
アプリケーションデータ処理モードを包含している第2
のアプリケーションデータ処理モードリストを有してい
る該第2のコンピュータの第2のアプリケーションモー
ド記憶領域と、前記第1のアプリケーションデータ処理
モードリストを前記第1のコンピュータから前記第2の
コンピュータへ転送するケイパビリティ転送手段と、デ
ータファイルを前記第2のコンピュータから前記第1の
コンピュータへ転送するための転送フォームを選択する
前記第2のコンピュータ内の選択手段とを備え、前記選
択手段は、前記第1及び第2のコンピュータの前記デー
タ処理ケイパビリティと相互に互換性がある前記転送フ
ォームを選択するために前記第1及び第2のアプリケー
ションデータ処理モードリストを用い、前記第1及び第
2のアプリケーションデータ処理モードリストが相互に
互換性があるデータ処理モードを有していないならば、
前記第1及び第2のカスタムデータ処理モードから相互
に互換性があるデータ処理モードを用いるシステムによ
っても達成される。
【0021】更に、本発明の上記目的は、第1及び第2
のコンピュータ間でのデータ処理ケイパビリティデータ
の交換を制御するシステムであって、前記第1のコンピ
ュータの少なくとも一つのカスタムデータ処理モードを
包含している第1のカスタムデータ処理モードリストを
有している該第1のコンピュータの第1のカスタムモー
ド記憶領域と、前記第2のコンピュータの少なくとも一
つのカスタムデータ処理モードを包含している第2のカ
スタムデータ処理モードリストを有している該第2のコ
ンピュータの第2のカスタムモード記憶領域と、前記第
1のカスタムデータ処理モードリストを前記第1のコン
ピュータから前記第2のコンピュータへ転送するケイパ
ビリティ転送手段と、データファイルを前記第2のコン
ピュータから前記第1のコンピュータへ転送するための
転送フォームを選択する前記第2のコンピュータ内の選
択手段とを備え、前記選択手段は、前記第1及び第2の
コンピュータの前記データ処理ケイパビリティと相互に
互換性がある前記転送フォームを選択するために前記第
1及び第2のカスタムデータ処理モードリストを用いる
システムによっても達成される。本発明のシステムは、
前記データファイルを前記転送フォームに変換する前記
第2のコンピュータの変換プロセッサを更に含むように
構成してもよい。
【0022】本発明のシステムは、前記第2のコンピュ
ータから前記第1のコンピュータへの前記データファイ
ルの転送を制御すべく、前記第1及び第2のコンピュー
タ内にそれぞれ第1及び第2の通信制御装置を更に含む
ように構成してもよい。本発明のシステムでは、前記第
2のコンピュータは、前記第1のカスタムモードリスト
に基づいて前記データファイルを中間フォームに処理
し、該中間フォームは、該転送フォームであり、前記第
1のコンピュータは、前記中間フォームで前記データフ
ァイルを受取り、更に該データファイルを該中間フォー
ムとは異なる最終フォームに処理するように構成しても
よい。本発明のシステムでは、前記第2のコンピュータ
は、第3のコンピュータからのケイパビリティフォワー
ディング要求の受取りにより該第3のコンピュータへ前
記第1のカスタムモードリストをフォワードするように
構成してもよい。本発明のシステムは、前記第1のカス
タムモードリストを記憶する前記第2のコンピュータの
ケイパビリティキャッシュ記憶領域を更に備え、前記選
択手段は、前記第2のコンピュータから前記第1のコン
ピュータへのデータファイルの後続の転送に対して前記
記憶された第1のカスタムモードリストを用いるように
構成してもよい。
【0023】本発明のシステムでは、前記第1のカスタ
ムモードリストが前記記憶された第1のカスタムモード
リストと一致するかどうかを決定し、かつもし該第1の
カスタムモードリストが該記憶された第1のカスタムモ
ードリストと一致しないならば変化検出信号を発生する
前記第2のコンピュータ内の変化検出手段を更に含み、
該第2のコンピュータは、該変化検出信号が発生された
ならば、前記第1のコンピュータから前記第1のカスタ
ムモードリストを要求し、前記選択手段は、前記記憶さ
れた第1のカスタムモードリストの代わりに前記第1の
カスタムモードリストを用いるように構成してもよい。
本発明のシステムでは、前記変化検出手段は、前記選択
手段が前記転送フォームを選択する前に前記第1のコン
ピュータから前記第2のコンピュータへ転送された巡回
冗長検査を用いるように構成してもよい。本発明のシス
テムでは、前記変化検出手段は、前記選択手段が前記転
送フォームを選択する前に前記第1のコンピュータから
前記第2のコンピュータへ転送されたチェックサム値を
用いるように構成してもよい。本発明のシステムは、前
記第1のコンピュータに新しいデータ処理モードを登録
するレジストレーション手段を更に含み、該レジストレ
ーション手段は、該新しいデータ処理モードを前記第1
のカスタムモードリストに加えるように構成してもよ
い。
【0024】本発明のシステムでは、前記レジストレー
ション手段は、前記新しいデータ処理モードが前記第1
のカスタムモードリストに加えられたことを示している
変化信号を発生するように構成してもよい。本発明のシ
ステムでは、前記第1のカスタムモードリストを記憶す
る前記第2のコンピュータのケイパビリティキャッシュ
記憶領域を更に含み、前記選択手段は、前記第2のコン
ピュータから前記第1のコンピュータへのデータファイ
ルの後続の転送に対して前記記憶された第1のカスタム
モードリストを用いるように構成してもよい。本発明の
システムは、前記変化信号を検出するために前記第2の
コンピュータ内に変化検出手段を更に含み、前記第2の
コンピュータは、前記変化信号が検出されたならば前記
第1のコンピュータから前記第1のカスタムモードリス
トを要求し、前記選択手段は、前記記憶された第1のア
プリケーションモードリストの代わりに前記第1のカス
タムモードリストを用いるように構成してもよい。本発
明のシステムでは、前記変化検出手段は、前記選択手段
が前記転送フォームを選択する前に前記第1のコンピュ
ータから前記第2のコンピュータへ転送された巡回冗長
検査を用いるように構成してもよい。
【0025】本発明のシステムでは、前記変化検出手段
は、前記選択手段が前記転送フォームを選択する前に前
記第1のコンピュータから前記第2のコンピュータへ転
送されたチェックサム値を用いるように構成してもよ
い。本発明のシステムでは、前記第1及び第2のコンピ
ュータは、第1及び第2のファクシミリ機械の部分であ
り、前記第1のファクシミリ機械は、受信側ファクシミ
リ機械であり、前記第2のファクシミリ機械は、伝送側
ファクシミリ機械であり、前記データファイルは、ファ
クシミリメッセージであるように構成してもよい。本発
明のシステムでは、前記第1のカスタムモードリスト
は、前記ファクシミリメッセージの伝送の前に否定フェ
ーズで自動的に転送されるように構成してもよい。本発
明のシステムでは、前記ケイパビリティ転送手段は、第
1のケイパビリティグループを少なくとも包含している
第1の非標準ファシリティ(NSF)データフレームを
少なくとも用いて前記第1のカスタムモードリストを前
記第2のファクシミリ機械へ転送し、各ケイパビリティ
グループは、該ケイパビリティグループの長さを示して
いる長さデータフィールドを包含しているように構成し
てもよい。
【0026】本発明のシステムでは、前記第1のケイパ
ビリティグループは、前記ケイパビリティグループを記
述しているディスクリプタデータフィールドを包含する
ように構成してもよい。本発明のシステムでは、前記第
1のケイパビリティグループは、前記長さデータフィー
ルドを包含している識別子ケイパビリティグループ、前
記識別データフィールド、及び利用可能なデータテキス
ト符号に関する情報を包含している前記ディスクリプタ
データフィールドを含むように構成してもよい。本発明
のシステムでは、前記ディスクリプタデータフィールド
は、暗号化されたメッセージを処理する能力に関するデ
ータを包含している機密保護モードデータフィールド、
受け取ったメッセージの経路を選択する能力に関するデ
ータを包含しているルーティングデータフィールド、線
形化されたメッセージを処理する能力に関するデータを
包含している線形化されたメッセージデータフィール
ド、線形化されたメッセージ内の2値データフィールド
を処理する能力に関するデータを包含している2値デー
タメッセージデータフィールド、及び前記標準ファクシ
ミリデータ処理モードを越えて圧縮されたデータを処理
する能力に関するデータを包含している圧縮データフィ
ールドの一つを備えているデータ処理ケイパビリティの
利用可能性に関する情報を包含している第1のデータフ
ィールドを少なくとも含むように構成してもよい。
【0027】本発明のシステムでは、前記第1のケイパ
ビリティグループは、前記長さデータフィールド及び標
準ファクシミリ機械イメージングケイパビリティの上の
前記第1のファクシミリ機械のイメージングケイパビリ
ティに関する情報を包含している前記ディスクリプタデ
ータフィールドを包含しているイメージングケイパビリ
ティグループを含むように構成してもよい。本発明のシ
ステムでは、前記ディスクリプタデータフィールドは、
リソースベースドプリンティングフォーマットデータを
処理する能力に関するデータを包含しているプリンタフ
ォーマットデータフィールド、ディジタルカバーページ
データを処理する能力に関するデータを包含しているカ
バーページデータフィールド、アドレスブックデータを
処理する能力に関するデータを包含しているアドレスブ
ックデータフィールド、メタファイルデータを処理する
能力に関するデータを包含しているメタファイルデータ
フィールド、前記ファクシミリデータ処理モードを越え
て圧縮されたデータを処理する能力に関するデータを包
含している圧縮データフィールド、前記ファクシミリデ
ータ処理モードを越えて異なるデータ解像度を有してい
るデータを処理する能力に関するデータを包含している
解像度データフィールド、前記ファクシミリデータ処理
モードを越えた異なるデータ符号化モードを有している
データを処理するの能力に関するデータを包含している
符号化データフィールド、前記ファクシミリデータ処理
モードを越えて異なる用紙サイズを用いてデータを処理
する能力に関するデータを包含している用紙サイズデー
タフィールドの一つを備えている第1のデータフィール
ドを少なくとも含むように構成してもよい。
【0028】本発明のシステムでは、前記第1のケイパ
ビリティグループは、前記長さデータフィールド、前記
識別データフィールド、及び前記第1のファクシミリ機
械のポーリングケイパビリティに関する情報を包含して
いる前記ディスクリプタデータフィールドを包含してい
るポーリングケイパビリティグループを含むように構成
してもよい。本発明のシステムでは、前記ディスクリプ
タデータフィールドは、低速でポーリング要求を処理す
る能力に関するデータを包含している低速データフィー
ルド、高速でポーリング要求を処理する能力に関するデ
ータを包含している高速データフィールド、メッセージ
名によりポーリング要求を処理する能力に関するデータ
を包含しているネームデータフィールド、受取人名によ
りポーリング要求を処理する能力に関するデータを包含
している受取人名データフィールド、ファイル名により
ポーリング要求を処理する能力に関するデータを包含し
ているファイルポーリングデータフィールド、及び第3
のファクシミリ機械へメッセージをリレーする能力に関
するデータを包含しているリレーデータフィールドの一
つを備えている第1のデータフィールドを少なくとも含
むように構成してもよい。
【0029】本発明のシステムでは、前記ポーリングケ
イパビリティは、前記第1のファクシミリ機械内のアプ
リケーションデータ処理ケイパビリティの現行状況を示
している値を包含しているデータフィールドを含むよう
に構成してもよい。本発明のシステムでは、前記第2の
ファクシミリ機械は、第3のファクシミリ機械からのケ
イパビリティフォワーディング要求の受取りにより該第
3のファクシミリ機械へ前記第1のカスタムモードリス
トをフォワードするように構成してもよい。本発明のシ
ステムは、前記第1のカスタムモードリストを記憶する
前記第2のファクシミリ機械のケイパビリティキャッシ
ュ記憶領域を更に備え、前記選択手段は、前記第2のフ
ァクシミリ機械から前記第1のファクシミリ機械への後
続のデータファイルの転送に対して前記記憶された第1
のカスタムモードリストを用いるように構成してもよ
い。本発明のシステムでは、それぞれが前記第1及び第
2のアプリケーションデータ処理モードリストを包含し
ている、前記第1及び第2のファクシミリ機械のそれぞ
れ第1及び第2のアプリケーションモード記憶領域と、
前記第1のアプリケーションデータ処理モードリストを
前記第1のファクシミリ機械から前記第2のファクシミ
リ機械へ転送するアプリケーションケイパビリティ転送
手段とを更に含み、前記選択手段は、前記第1及び第2
のファクシミリ機械の前記アプリケーションデータ処理
ケイパビリティと相互に互換性がある前記転送フォーム
を選択するために前記第1及び第2のデータ処理モード
リストを用いるように構成してもよい。
【0030】本発明のシステムでは、前記第1のアプリ
ケーションモードリストは、前記ファクシミリメッセー
ジの伝送の前にメッセージ伝送フェーズに転送されるよ
うに構成してもよい。本発明のシステムでは、前記第2
のファクシミリ機械は、前記第3のファクシミリ機械か
らのケイパビリティフォワーディング要求の受取りによ
り前記第1のアプリケーションモードリストを第3のフ
ァクシミリ機械へフォワードするように構成してもよ
い。本発明のシステムは、前記第1のアプリケーション
モードリストを記憶する前記第2のファクシミリ機械の
ケイパビリティキャッシュ記憶領域を更に備え、前記選
択手段は、前記第2のファクシミリ機械から前記第1の
ファクシミリ機械への後続のデータファイルの転送に対
して前記記憶された第1のアプリケーションモードリス
トを用いるように構成してもよい。本発明のシステムで
は、前記第1のアプリケーションモードリストが前記記
憶された第1のアプリケーションモードリストと一致す
るかどうかを決定し、かつもし該第1のアプリケーショ
ンモードリストが該記憶された第1のアプリケーション
モードリストと一致しないならば変化検出信号を発生す
る前記第2のファクシミリ機械内の変化検出手段を更に
含み、該第2のファクシミリ機械は、該変化検出信号が
発生されたならば、前記第1のファクシミリ機械から前
記第1のアプリケーションモードリストを要求し、前記
選択手段は、前記記憶された第1のアプリケーションモ
ードリストの代わりに前記第1のアプリケーションモー
ドリストを用いるように構成してもよい。
【0031】本発明のシステムでは、前記変化検出手段
は、前記選択手段が前記転送フォームを選択する前に前
記第1ファクシミリ機械から前記第2のファクシミリ機
械へ転送された巡回冗長検査を用いるように構成しても
よい。本発明のシステムでは、前記変化検出手段は、前
記選択手段が前記転送フォームを選択する前に前記第1
のファクシミリ機械から前記第2のファクシミリ機械へ
転送されたチェックサム値を用いるように構成してもよ
い。本発明のシステムは、新しいデータ処理モードを登
録するレジストレーション手段を更に含み、該レジスト
レーション手段は、該新しいデータ処理モードを前記第
1のアプリケーションモードリストに加えるように構成
してもよい。本発明のシステムでは、前記レジストレー
ション手段は、前記新しいデータ処理モードが前記第1
のアプリケーションモードリストに加えられたことを示
している変化信号を発生するように構成してもよい。本
発明のシステムは、前記第1のアプリケーションモード
リストを記憶する前記第2のファクシミリ機械のケイパ
ビリティキャッシュ記憶領域を更に備え、前記選択手段
は、前記第2のファクシミリ機械から前記第1のファク
シミリ機械への後続のデータファイルの転送に対して前
記記憶された第1のアプリケーションモードリストを用
いるように構成してもよい。
【0032】本発明のシステムは、前記変化信号を検出
するために前記第2のファクシミリ機械内に変化検出手
段を更に含み、前記第2のファクシミリ機械は、前記変
化信号が検出されたならば前記第1のファクシミリ機械
から前記第1のアプリケーションモードリストを要求
し、前記選択手段は、前記記憶された第1のアプリケー
ションモードリストの代わりに前記第1のアプリケーシ
ョンモードリストを用いるように構成してもよい。本発
明のシステムでは、前記変化検出手段は、前記選択手段
が前記転送フォームを選択する前に前記第1のファクシ
ミリ機械から前記第2のファクシミリ機械へ転送された
巡回冗長検査を用いるように構成してもよい。本発明の
システムでは、前記変化検出手段は、前記選択手段が前
記転送フォームを選択する前に前記第1のファクシミリ
機械から前記第2のファクシミリ機械へ転送されたチェ
ックサム値を用いるように構成してもよい。本発明の上
記目的は、ファクシミリ機械間のターンアラウンドオペ
レーションを制御するシステムであって、受信側ファク
シミリ機械としてはじめに指定されている第1のファク
シミリ機械と、伝送側ファクシミリ機械としてはじめに
指定されている第2のファクシミリ機械と、ターンアラ
ウンドオペレーション要求に対する応答に遅延を許容す
る前記第1及び第2のファクシミリ機械のターンアラウ
ンド遅延手段とを備え、前記第2のファクシミリ機械の
前記ターンアラウンド遅延手段は、非標準ファシリティ
コマンド及びディジタル伝送コマンド信号を前記第1の
ファクシミリ機械へ伝送し、前記第1のファクシミリ機
械の前記ターンアラウンド遅延手段は、前記第1のファ
クシミリ機械からの前記非標準ファシリティコマンド信
号及び前記ディジタル伝送コマンド信号の受取りに応じ
て、当該非標準ファシリティコマンド信号及び当該ディ
ジタル伝送コマンド信号を前記第2のファクシミリ機械
へ伝送し、前記第1のファクシミリ機械の前記ターンア
ラウンド遅延手段によって伝送された前記非標準ファシ
リティコマンド信号は、前記第1のファクシミリ機械に
よる遅延要求を示しているデータフィールドを有するシ
ステムによっても達成される。
【0033】本発明のシステムでは、前記第1及び第2
のファクシミリ機械の前記ターンアラウンド遅延手段
は、前記第1のファクシミリ機械が前記ターンアラウン
ドオペレーションに応答する用意ができるまで前記非標
準ファシリティコマンド信号及び前記ディジタル伝送コ
マンド信号を前記第1のファクシミリ機械によって要求
された遅延を示している前記データフィールドと交換す
ることを継続するように構成してもよい。本発明のシス
テムでは、前記ターンアラウンドオペレーション要求
は、ファクシミリメッセージに対するポーリング要求で
あり、該ファクシミリメッセージは、メッセージ名、フ
ァクシミリ名、及び受取人名の一つを備えている識別子
によって識別されるように構成してもよい。本発明のシ
ステムでは、前記第1のファクシミリ機械は、許可され
たパスワードのパスワードリストを包含し、前記システ
ムは、前記ターンアラウンドオペレーション要求と共
に、パスワードデータ信号を前記第2のファクシミリ機
械から前記第1のファクシミリ機械へ伝送するパスワー
ド手段を更に含み、前記第1のファクシミリ機械は、前
記パスワードデータ信号が前記許可されたパスワードの
一つに一致する場合にのみ前記ターンアラウンドオペレ
ーション要求に応答するように構成してもよい。
【0034】更に、本発明の上記目的は、ターンアラウ
ンドオペレーションを制御するために第1及び第2のフ
ァクシミリ機械間のファクシミリ通信に用いられる方法
であり、該第1のファクシミリ機械は、受信側ファクシ
ミリ機械としてはじめに指定され、該第2のファクシミ
リ機械は、伝送側ファクシミリ機械としてはじめに指定
される方法であって、(a)非標準ファシリティコマン
ド信号を前記第2のファクシミリ機械から前記第1のフ
ァクシミリ機械へ伝送し、(b)ディジタル伝送コマン
ド信号を前記第2のファクシミリ機械から前記第1のフ
ァクシミリ機械へ伝送し、(c)前記第2のファクシミ
リ機械からの前記非標準ファシリティコマンド信号及び
前記ディジタル伝送コマンド信号に応じて、該非標準フ
ァシリティコマンド信号及び該ディジタル伝送コマンド
信号を前記第1のファクシミリ機械から前記第2のファ
クシミリ機械へ伝送し、前記非標準ファシリティコマン
ド信号は、前記第1のファクシミリ機械による遅延要求
を示しているデータフィールドを有し、(d)前記第1
のファクシミリ機械が前記ターンアラウンドオペレーシ
ョンに応じる用意ができるまで前記ステップ(a)から
(c)を繰り返し、(e)前記第1のファクシミリ機械
が前記ターンアラウンドオペレーションに応じる用意が
できたときに、該第1のファクシミリ機械が該ターンア
ラウンドオペレーションに応じる用意ができたことを示
すための信号を伝送する段階を具備する方法によっても
達成される。
【0035】本発明の方法では、前記ディジタル伝送コ
マンド信号は、CCITT DTCデータフレームであ
るように構成してもよい。本発明の方法では、前記非標
準ファシリティコマンド信号は、CCITT NSCデ
ータフレームであるように構成してもよい。本発明の方
法では、前記ステップ(c)は、非標準設定信号及びデ
ィジタル伝送信号の伝送を含むように構成してもよい。
また、本発明の上記目的は、第1及び第2のファクシミ
リ機械間の通信を制御するために該第1のファクシミリ
機械及び該第2のファクシミリ機械を用いる方法であっ
て、(a)前記第1のファクシミリ機械のファクシミリ
データ処理モードを少なくとも一つ包含している第1の
ファクシミリデータ処理モードリストを前記第1のファ
クシミリ機械から前記第2のファクシミリ機械へ伝送
し、(b)前記第1のファクシミリ機械のデータ処理モ
ードを少なくとも一つ包含している第1のカスタムモー
ドリストを前記第1のファクシミリ機械から前記第2の
ファクシミリ機械へ伝送し、(c)前記第1のカスタム
モードリストを、第1及び第2のカスタムモードリスト
の両方に共通なカスタムデータ処理モードがあるかどう
かを決定すべく前記第2のファクシミリ機械のカスタム
データ処理モードを少なくとも一つ包含しておりかつ前
記第2のファクシミリ機械に記憶された第2のカスタム
データ処理モードリストと比較し、(d)もし共通のカ
スタムデータ処理モードが存在するならば、データファ
イルを、前記第1及び第2のカスタムモードリストから
選択された前記共通なデータ処理モードを用いて前記第
2のファクシミリ機械から第1のファクシミリ機械へ転
送し、(e)もし前記第1及び第2のカスタムモードリ
ストに共通のデータ処理モードが存在しないならば、前
記第1のファクシミリモードリストを前記第2のファク
シミリ機械のファクシミリデータ処理モードを少なくと
も一つ包含しておりかつ前記第2のファクシミリ機械に
記憶された該第2のファクシミリデータ処理モードリス
トと比較し、該第1及び第2のファクシミリモードリス
トは、相互に互換性があるファクシミリデータ処理モー
ドを少なくとも一つ有しており、(f)前記第1及び第
2のファクシミリモードリストから選択された前記相互
に互換性があるデータフォームで前記データファイルを
前記第2のファクシミリ機械から前記第1のファクシミ
リ機械へ転送する段階を具備する方法によっても達成さ
れる。
【0036】本発明の方法では、前記第1のファクシミ
リ機械は、はじめに前記受信側ファクシミリ機械であ
り、前記第2のファクシミリ機械は、はじめに前記伝送
側ファクシミリ機械であり、前記方法は、前記第1のフ
ァクシミリ機械による前記データファイルの前記受取り
を示している該第1のファクシミリ機械からのメッセー
ジ確認信号を受取り、前記第1のファクシミリ機械から
のディジタル識別信号を待機することに代わってすぐ後
にディジタル伝送コマンド信号を該第1のファクシミリ
機械へ伝送するように構成してもよい。本発明の方法で
は、前記第1のカスタムモードリストは、第1のケイパ
ビリティグループを少なくとも包含している第1の非標
準ファシリティ(NSF)データフレームを少なくとも
用いて転送され、各ケイパビリティグループは、該ケイ
パビリティグループの長さを示している長さデータフィ
ールドを包含しているように構成してもよい。本発明の
方法では、前記第1のケイパビリティグループは、前記
ケイパビリティを記述しているディスクリプタデータフ
ィールドを包含するように構成してもよい。
【0037】本発明の方法では、前記ディスクリプタデ
ータフィールドは、暗号化されたメッセージを処理する
能力に関するデータを包含している機密保護モードデー
タフィールド、受け取ったメッセージの経路を選択する
能力に関するデータを包含しているルーティングデータ
フィールド、線形化されたメッセージを処理する能力に
関するデータを包含している線形化されたメッセージデ
ータフィールド、線形化されたメッセージ内の2値デー
タフィールドを処理する能力に関するデータを包含して
いる2値データメッセージデータフィールドの一つを備
えているデータ処理ケイパビリティの利用可能性に関す
る情報を包含している第1のデータフィールドを少なく
とも含むように構成してもよい。本発明の方法では、前
記第1のケイパビリティグループは、前記長さデータフ
ィールドを包含している識別子ケイパビリティグルー
プ、及び利用可能なデータテキスト符号に関する情報を
包含している前記ディスクリプタデータフィールドを含
むように構成してもよい。本発明の方法では、前記第1
のケイパビリティグループは、前記長さデータフィール
ド及び標準ファクシミリ機械イメージングケイパビリテ
ィの上の前記第1のファクシミリ機械のイメージングケ
イパビリティに関する情報を包含している前記ディスク
リプタデータフィールドを包含しているイメージングケ
イパビリティグループを含むように構成してもよい。
【0038】本発明の方法では、前記ディスクリプタデ
ータフィールドは、リソースベースドプリンティングフ
ォーマットデータを処理する能力に関するデータを包含
しているプリンタフォーマットデータフィールド、ディ
ジタルカバーページデータを処理する能力に関するデー
タを包含しているカバーページデータフィールド、アド
レスブックデータを処理する能力に関するデータを包含
しているアドレスブックデータフィールド、メタファイ
ルデータを処理する能力に関するデータを包含している
メタファイルデータフィールドの一つを備えている第1
のデータフィールドを少なくとも含むように構成しても
よい。本発明の方法では、前記第1のケイパビリティグ
ループは、前記長さデータフィールドを包含しているポ
ーリングケイパビリティグループ、及び前記第1のファ
クシミリ機械のポーリングケイパビリティに関する情報
を包含している前記ディスクリプタデータフィールドを
含むように構成してもよい。本発明の方法では、前記デ
ィスクリプタデータフィールドは、低速でポーリング要
求を処理する能力に関するデータを包含している低速デ
ータフィールド、高速でポーリング要求を処理する能力
に関するデータを包含している高速データフィールド、
メッセージ名によりポーリング要求を処理する能力に関
するデータを包含しているネームデータフィールド、受
取人名によりポーリング要求を処理する能力に関するデ
ータを包含している受取人名データフィールド、ファイ
ル名によりポーリング要求を処理する能力に関するデー
タを包含しているファイルポーリングデータフィール
ド、及び第3のファクシミリ機械へメッセージをリレー
する能力に関するデータを包含しているリレーデータフ
ィールドの一つを備えている第1のデータフィールドを
少なくとも含むように構成してもよい。
【0039】本発明の方法では、第1のアプリケーショ
ンデータ処理モードリストを前記第1のファクシミリ機
械から前記第2のファクシミリ機械へ転送し、前記第1
のアプリケーションモードリストは、該第1のファクシ
ミリ機械のアプリケーションデータ処理モードを少なく
とも一つ包含し、前記第1のアプリケーションモードリ
ストを、前記第2のファクシミリ機械に記憶されかつ該
第1及び第2のアプリケーションモードリストの両方に
共通なアプリケーションデータ処理モードが存在するか
どうかを決定すべく該第2のファクシミリ機械のアプリ
ケーションデータ処理モードを少なくとも一つ包含して
いる第2のアプリケーションデータ処理モードリストと
比較し、前記第1及び第2のアプリケーションモードリ
ストから選択された前記共通アプリケーションデータ処
理モードで前記データファイルを前記第2のファクシミ
リ機械から前記第1のファクシミリ機械へ転送する段階
を更に含むように構成してもよい。本発明の方法では、
前記カスタムモードリストは、前記第1のファクシミリ
機械内の前記アプリケーションケイパビリティの現行状
況を示している値を包含しているデータフィールドを含
むように構成してもよい。
【0040】本発明の方法では、前記第1のファクシミ
リ機械は、前記第2のファクシミリ機械からのアプリケ
ーションモードリスト要求コマンドの受取りにより前記
第1のアプリケーションモードリストを前記第2のファ
クシミリ機械へ転送するように構成してもよい。また、
本発明の上記目的は、第1及び第2のコンピュータ間の
通信を制御するために該第1及び第2のコンピュータを
用いる方法であって、(a)第1のカスタムデータ処理
モードリストを前記第1のファクシミリ機械から前記第
2のファクシミリ機械へ転送し、前記第1のカスタムモ
ードリストは、前記第1のコンピュータのカスタムデー
タ処理モードを少なくとも一つ包含し、(b)第1のア
プリケーションデータ処理モードリストを前記第1のコ
ンピュータから前記第2のコンピュータへ転送し、該第
1のアプリケーションモードリストは、該第1のコンピ
ュータのアプリケーションデータ処理モードを少なくと
も一つ包含し、(c)前記第1のアプリケーションモー
ドリストを、第1及び第2のアプリケーションモードリ
ストの両方に共通なアプリケーションデータ処理モード
があるかどうかを決定すべく前記第2のコンピュータの
アプリケーションデータ処理モードを少なくとも一つ包
含しておりかつ前記第2のコンピュータに記憶された第
2のアプリケーションデータ処理モードリストと比較
し、(d)もし前記第1及び第2のアプリケーションモ
ードリストの両方に共通なアプリケーションデータ処理
モードが存在するならば、データファイルを、前記第1
及び第2のアプリケーションモードリストからの前記共
通なアプリケーションデータ処理モードを用いて前記第
2のコンピュータから第1のコンピュータへ転送し、
(e)もし前記第1及び第2のアプリケーションモード
リストに共通なアプリケーションデータ処理モードが存
在しないならば、前記第1のカスタムモードリストを前
記第2のコンピュータのカスタムデータ処理モードを少
なくとも一つ包含しておりかつ前記第2のコンピュータ
に記憶された該第2のカスタムデータ処理モードリスト
と比較し、該第1及び第2のカスタムモードリストは、
相互に互換性がある基本データ処理モードを少なくとも
一つ有し、(f)前記第1及び第2のカスタムモードリ
ストから選択された前記相互に互換性があるデータフォ
ームで前記データファイルを前記第2のコンピュータか
ら前記第1のコンピュータへ転送する段階を具備する方
法によっても達成される。
【0041】更に、本発明の上記目的は、第1及び第2
のコンピュータ間の通信を制御するために該第1及び第
2のコンピュータを用いる方法であり、該第1のコンピ
ュータは、第1のカスタムデータ処理モードを少なくと
も包含している第1のカスタムモードリストを有し、該
第2のコンピュータは、該第1のカスタムデータ処理モ
ードと互換性がある第2のカスタムデータ処理モードを
包含している第2のカスタムモードリストを有する方法
であって、(a)第1のアプリケーションデータ処理モ
ードリストを前記第1のコンピュータから前記第2のコ
ンピュータへ転送し、前記第1のアプリケーションモー
ドリストは、前記第1のコンピュータのアプリケーショ
ンデータ処理モードを少なくとも一つ包含し、(b)前
記第1のアプリケーションモードリストを、第1及び第
2の延長されたモードリストの両方に共通なアプリケー
ションデータ処理モードがあるかどうかを決定すべく前
記第2のコンピュータの延長されたデータ処理モードを
少なくとも一つ包含しておりかつ前記第2のコンピュー
タに記憶された第2のアプリケーションデータ処理モー
ドリストと比較し、(c)もし共通なアプリケーション
データ処理モードが存在するならば、データファイル
を、前記第1及び第2のアプリケーションモードリスト
から選択された前記共通なアプリケーションデータ処理
モードを用いて前記第2のコンピュータから第1のコン
ピュータへ転送し、(d)もし前記第1及び第2のアプ
リケーションモードリストに共通なアプリケーションデ
ータ処理モードが存在しないならば、相互に互換性があ
るカスタムデータ処理モードを決定すべく前記第1のカ
スタムモードリストを前記第2のカスタムデータ処理モ
ードと比較し、(e)前記第1及び第2のカスタムモー
ドリストから選択された前記相互に互換性があるデータ
フォームで前記データファイルを前記第2のコンピュー
タから前記第1のコンピュータへ転送する段階を具備す
る方法によっても達成される。
【0042】
【作用】本発明は、少なくとも第1のカスタムデータ処
理モードを有している第1のコンピュータと、第1のカ
スタムデータ処理モードと互換性がある少なくとも第2
のカスタムデータ処理モードを有している第2のコンピ
ュータとの間の通信を制御するシステムで実施される。
このシステムは、第1のコンピュータの少なくとも一つ
のアプリケーションデータ処理モードを包含している第
1のアプリケーションデータ処理モードリストを有して
いる第1のコンピュータに第1のアプリケーションモー
ド記憶領域を含む。第2のコンピュータの第2のアプリ
ケーションモード記憶領域は、第2のコンピュータの少
なくとも一つのアプリケーションデータ処理モードを包
含している第2のアプリケーションデータ処理リストを
有する。ケイパビリティ転送手段は、第1のカスタム及
びアプリケーションデータ処理モードリストを第1のコ
ンピュータから第2のコンピュータへ転送する。第2の
コンピュータ内の選択手段は、データファイルを第2の
コンピュータから第1のコンピュータへ転送するための
転送フォームを選択する。選択手段は、転送フォームが
第1及び第2のコンピュータのデータ処理ケイパビリテ
ィと相互に互換性があるかどうかを決定するために第1
及び第2のアプリケーションモードリストを用いる。選
択手段は、もし第1及び第2のアプリケーションモード
リストが相互に互換性のあるデータ処理モードを有して
いないならば、第1及び第2のカスタムモードリストか
ら相互に互換性があるデータ処理モードを用いる。
【0043】システムは、データファイルを転送フォー
ムに変換するために第2のコンピュータ内に変換プロセ
ッサを更に含みうる。第1及び第2のコンピュータ内の
通信制御装置(コントローラ)は、第2のコンピュータ
から第1のコンピュータへの転送フォームのデータファ
イルの転送を制御する。第2のコンピュータは、転送フ
ォームである中間フォームを有する第1のアプリケーシ
ョンモードリストに基づいて中間フォームにデータファ
イルを処理しうる。第1のコンピュータは、中間フォー
ムのデータファイルを受け取り、そして更にそれを中間
フォームとは異なる最終フォームに処理する。第2のコ
ンピュータは、第3のコンピュータからのケイパビリテ
ィ・フォワーディング・リクエスト(ケイパビリティ転
送要求)の受け取りにより第3のコンピュータへ第1の
アプリケーションモードリストをフォワード(転送)し
うる。システムは、第2のコンピュータから第1のコン
ピュータへの後続のデータファイルの転送のために記憶
された第1のアプリケーションモードリストを使用する
選択手段と共に、第1のアプリケーションモードリスト
を記憶するために第2のコンピュータにケイパビリティ
記憶領域を更に含みうる。システムは、第1のアプリケ
ーションモードリストが第2のアプリケーションモード
リストと一致しかつもしリストが一致しないならば検出
信号を発生するかどうかを決定すべく第2のコンピュー
タ内に検出手段を更に含みうる。第2のコンピュータ
は、もし変化検出信号が発生されたならば第1のコンピ
ュータから第1のアプリケーションモードリストを要求
する。そして、選択手段は、記憶された第1の延長され
たモードリストの代わりに第1のアプリケーションモー
ドリストを用いる。
【0044】第1のカスタムモードリストは、第2のコ
ンピュータへ自動的に転送されうる。第1のアプリケー
ションモードリストは、要求によってのみ第2のコンピ
ュータへ転送されうる。代替の実施例では、第1及び第
2のコンピュータは、第1及び第2のファクシミリ機械
のファクシミリデータ処理モードをそれぞれ包含してい
るファクシミリモード記憶領域を有しているファクシミ
リ機械である。ケイパビリティ転送手段は、第1のファ
クシミリデータ処理モードリストを第1のファクシミリ
機械から第2のファクシミリ機械へ自動的に転送する。
カスタムデータ処理モードリストは、第1のファクシミ
リ機械から第2のファクシミリ機械へ転送されうる。第
2ファクシミリ機械内の選択手段は、データファイルを
第2のファクシミリ機械から第1のファクシミリ機械へ
転送するための転送フォームを選択する。選択手段は、
第1及び第2のファクシミリ機械のデータ処理ケイパビ
リティと互換性である相互に互換性がある転送フォーム
を決定するために第1及び第2のカスタムモードリスト
を用いる。選択手段は、もし第1及び第2のカスタムモ
ードリストが相互に互換性があるデータ処理モードを有
していないならば第1及び第2のファクシミリモードリ
ストからの相互に互換性があるデータ処理モードを用い
る。
【0045】システムは、それぞれが第1及び第2のフ
ァクシミリ機械のアプリケーションデータ処理ケイパビ
リティのアプリケーションデータ処理モードリストを包
含している、第1及び第2のアプリケーションデータ処
理モード記憶領域を第1及び第2のファクシミリ機械に
それぞれ更に含みうる。ケイパビリティ転送手段は、ア
プリケーションモードリスト要求指令の受け取りによ
り、第1のアプリケーションデータ処理モードリスト
を、第1のファクシミリ機械から第2のファクシミリ機
械へ転送する。第2のファクシミリ機械内の選択手段
は、第1及び第2のアプリケーションデータ処理モード
リスト、第1及び第2のカスタムデータ処理モードリス
ト、及び標準ファクシミリデータ処理モードリストに基
づいて相互に互換性がある転送フォームを選択する。
【0046】
【実施例】以下、添付した図面を参照して、本発明のコ
ンピュータのデータ処理ケイパビリティに関するコンピ
ュータ間で情報を交換するシステム及び方法の実施例を
詳細に説明する。以下に詳述する実施例は、FAX機械
間のケイパビリティ交換に関するものであるが、本発明
は、FAX機械以外のコンピュータにも適用できる。本
発明は、CCITT標準フォーマット以外の、各々のF
AX機械のデータ処理ケイパビリティに関する、受信側
FAX機械と伝送側FAX機械の間の情報の転送を許容
する。本発明のFAX機械は、データ処理ケイパビリテ
ィのカスタムセット、或いはカスタムケイパビリティ、
及び一組のアプリケーションデータ処理ケイパビリテ
ィ、或いはアプリケーションプログラムと関連するアプ
リケーションケイパビリティを利用する。CCITT規
格(標準)は、否定フェーズ(フェーズB)の間に非標
準機能(NSF)データフレームを伝送するための能力
を供給する。NSFデータフレームは、伝達された情報
のフォーマットにおけるより大きな柔軟性を許容する。
NSFデータフレームは、使用者識別情報、パスワー
ド、及びファクシミリ・リレー情報を伝送するために従
来の技術に時々用いられる。本発明は、その配置(場
所)で受信側FAX機械が有するカスタムデータ処理ケ
イパビリティのリストを転送するためにNSFデータフ
レームを用いる。カスタムケイパビリティは、DISデ
ータフレームで規定されるCCITT標準符号化フォー
マットを超越し、かつイメージングケイパビリティ、ポ
ーリングケイパビリティ等についての情報を含む。カス
タムケイパビリティは、以下に詳述する。
【0047】本発明は、アプリケーションデータ処理ケ
イパビリティのリストを、受信側FAX機械から伝送側
FAX機械へ転送する能力をも有する。アプリケーショ
ンケイパビリティリストは、もしFAX機械がコンピュ
ータのインタフェースボードであるならば有用であるよ
うな、利用可能なアプリケーションプログラムのような
情報を包含しうる。例えば、コンピュータは、FAXボ
ードに加えて、データスプレッドシート、ワードプロセ
ッサ、音声通信用サウンドボードを包含しうる。アプリ
ケーションケイパビリティは、プログラムのバージョン
数のようなアプリケーションプログラムについてのデー
タ処理情報を含む。アプリケーションケイパビリティ
は、否定フェーズ(フェーズB)よりもデータ転送フェ
ーズ(フェーズC)の間に交換される。更に、アプリケ
ーションケイパビリティは、データ転送フェーズ(フェ
ーズC)の間の伝送側FAX機械からの要求によっての
み交換される。受信側FAX機械は、NSFデータフレ
ームにおけるアプリケーションケイパビリティの存在を
示す。伝送側FAX機械は、NSFデータフレームを受
け取りかつアプリケーションケイパビリティを要求すべ
きかどうかを決定する。
【0048】本発明は、一つのFAX機械から別のもの
への転送のために最適なフォーマットでデータを供給す
べく交換されたカスタム及びアプリケーションケイパビ
リティリストを用いる。もし転送されるべきデータがス
プレッドシートのフォームであるならば、データは、デ
ータを印刷されたページに変換し、ページを走査し、か
つ標準ファクシミリデータ符号化ケイパビリティを用い
てデータを伝送するよりも、そのフォームで転送されう
る。例えば、データは、データが所定のデータフレーム
にフォーマットされるウィンドウズTM・プリンディング
・システム・データフォーマットのようなフォーマット
でありうる。もし受信側FAX機械がそれがウィンドウ
TM・プリンディング・システム・データフレームを処
理できるということを示したならば、伝送側FAX機械
は、そのフォーマットでデータを送る。容易に理解でき
るように、受信側FAX機械の正確なケイパビリティを
決定するための能力は、伝送側FAX機械に、データを
転送するための最も効率的な手段を使用させ、かつFA
X機械の機能性を増すより高いレベルのデータフォーム
の転送を許容する。本発明は、図2のブロック図形式で
示された、システム10において実施される。中央処理
装置(CPU)12は、バス16によってメモリ14に
結合される。メモリ14は、ランダム・アクセス・メモ
リ(RAM)及びリード・オンリ・メモリ(ROM)を
備えうる。バス16は、データ信号、制御信号及びパワ
ーをシステム10の種々の構成部分(構成要素)に搬送
しうる。フロッピディスク或いはハードディスクのよう
な不揮発性記憶ユニット18も、バス16によってCP
U12に結合されうる。ビデオ・ディスプレイ、LCD
ディスプレイ、タッチセンシティブ・ディスプレイ、或
いは他のディスプレイのようなディスプレイ20及びキ
ーボード22は、バス16によってCPU12に結合さ
れる。本発明の原理による動作のために上述した構成部
分の全てが要求されるわけではない。例えば、もしシス
テム10がFAX機械の部分であるならば、ディスプレ
イ20は、存在しないであろうし、キーボード22は、
使用者にファクシミリメッセージが送られるFAX機械
の電話番号を入力させる電話型の数値キーパッドであり
うるということが理解されるであろう。もしシステム1
0がFAX機械の部分であるならば、不揮発性記憶ユニ
ット18も存在しないであろう。
【0049】システム10は、システムのカスタムデー
タ処理ケイパビリティを記憶するカスタムモード記憶領
域26をも包含する。アプリケーションモード記憶領域
28は、システム10のアプリケーションデータ処理ケ
イパビリティのリストを記憶する。ケイパビリティキャ
ッシュ30は、本デザインの他のシステムから受け取っ
たカスタム及びアプリケーションケイパビリティのリス
トを記憶する。ケイパビリティキャッシュ30は、記憶
されたリストが受信側FAX機械の現行ケイパビリティ
を正確に反映するかどうかを示すために用いられる各特
定の受信側FAX機械に対するケイパビリティに対応付
けられたデータ符号をも記憶する。以下に説明するよう
に、記憶されたケイパビリティのリストは、本デザイン
の二つのシステム間の将来の通信に用いることができ
る。変換プロセッサ32は、データファイルを、データ
転送のための所望のフォームに処理する。データファイ
ルを一つのフォームから別のフォームに変換するための
変換プロセッサ32の動作は、この技術分野においてよ
く知られているので、詳細の説明を省略する。メッセー
ジフォーマッタ34は、データファイル及びアプリケー
ションケイパビリティリストを、転送のための適当なフ
ォーマットに配置する。本実施例では、データファイル
は、フォーマッタ34によって“線形化(linearize
d)”される。線形化(linearization )は、ファクシ
ミリメッセージの伝送を簡略化すべくファクシミリメッ
セージ構成部分がメモリ14の一つの位置(location)
に配置されうるように、メッセージ送り側情報、メッセ
ージ受け取り側情報、及びデータファイルそれ自体のよ
うなファクシミリメッセージの種々の構成部分をリンク
する処理を意味する。I/Oインタフェース36は、シ
ステム10から別のコンピュータのシステムまでの実際
の転送を制御する。I/Oインタフェース36の特定フ
ォームは、特定のアプリケーションに依存するというこ
とが理解できる。例えば、システム10は、I/Oイン
タフェース36がファクシミリモデムインタフェースで
ある場合の、FAX機械の部分でありうる。もしシステ
ム10がネットワーク上の他のコンピュータに結合され
たコンピュータの部分であるならば、I/Oインタフェ
ース36は、ローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)、直列インタフェース、等である。本発明は、特定
のインタフェース或いはシステム10が動作している環
境に制限されない。物理的リンク38は、システム10
を同じデザインの別のシステム或いは従来のシステムに
結合する。I/Oインタフェース36と同様に、物理的
リンク38の特定フォームは、特定のアプリケーション
に依存する。物理的リンク38は、LANケーブル、直
列ケーブル、或いは電話線(回線)のようなワイヤ・ケ
ーブルであってもよい。しかしながら、物理的リンク3
8は、もしシステム10が別のコンピュータに遠隔的に
結合されているならば、マイクロ波リンク或いは衛星リ
ンクであってもよい。もしシステム10がFAX機械の
部分であるならば、一つのFAX機械を別のFAX機械
に結合している電話線は、ワイヤ・ケーブル、マイクロ
波リンク、或いは衛星リンクであってもよい。本発明
は、物理的リンク38の特定フォームによって制限され
ない。
【0050】FAX機械に関する図3及び図4のフロー
チャートに示されたシステム10の動作の以下の説明に
よれば、本発明の原理は、FAX機械に限定されないと
いうことが理解されるであろう。図3及び図4のフロー
チャートは、伝送側FAX機械の視点(perspective )
からのものである。伝送側FAX機械は、伝送側及び受
信側FAX機械のデータ処理ケイパビリティに基づいて
転送フォームを決定する。代替的に、受信側FAX機械
は、受信側FAX機械により所望される最終データフォ
ームに基づいて所望の転送フォームを特定しうる。図3
(図1のフェーズA)に示された、ファクシミリ電話呼
出しがステップ100で最初に開始されるときに、伝送
側及び受信側FAX機械のいずれも、他のデータ処理ケ
イパビリティを知らない。これは、伝送側及び受信側F
AX機械の間で先の通信(previous communication)が
なかったということを想定する。もし伝送側及び受信側
FAX機械の間で先の通信があったならば、カスタム及
びアプリケーションケイパビリティは、予め交換されて
おりかつ伝送側FAX機械のケイパビリティキャッシュ
30(図2参照)に記憶されている。もし伝送側FAX
機械がファクシミリ電話呼出しを開始しているならば、
受信側FAX機械は、ファクシミリ電話番号によって識
別されうる。代替的に、FAX機械は、よく知られかつ
CCITT標準に記載された方法で、伝送側及び受信側
FAX機械の間で交換された識別データ(例えば、CS
Iデータフレーム)によって識別されうる。システム1
0は、CCITT符号化方式フォーマットに加えてカス
タムケイパビリティのリストを交換するために否定フェ
ーズ(図1のフェーズB)を用いる。ステップ102で
は、カスタムケイパビリティは、NSFデータフレーム
を用いて交換される。カスタムケイパビリティは、受信
側FAX機械のカスタムモード記憶領域26(図2参
照)に記憶されるということに注目すべきである。NS
Fデータフレームを用いたカスタムケイパビリティ交換
の正確な方法を、以下に説明する。カスタムケイパビリ
ティは、それらが実際に使用されるか否かに係わらず受
信側FAX機械によって常に伝送される。
【0051】アプリケーションケイパビリティに関する
巡回冗長検査(CRC)も、ステップ102でカスタム
ケイパビリティと共に伝送される。使用者は、アプリケ
ーションケイパビリティCRCを変えさせる、データ処
理ケイパビリティを、時々システム10に加えうる。チ
ェックサムのフォームである、アプリケーションケイパ
ビリティCRCは、記憶されたデータの妥当性を決定す
るための既知の技術である。ケイパビリティがケイパビ
リティキャッシュ30(図2参照)に記憶されるとき
に、アプリケーションケイパビリティCRCは、ケイパ
ビリティと共に記憶される。後続のファクシミリ通信の
間、伝送側FAX機械は、ケイパビリティキャッシュ3
0(図2参照)内に記憶されたキャッシュドケイパビリ
ティが現行(current )であるかどうかを決定すべく、
受け取ったアプリケーションケイパビリティCRCを、
受信側FAX機械に対して以前に記憶されたアプリケー
ションケイパビリティと比較する。もし記憶されたアプ
リケーションケイパビリティCRCが伝送されたアプリ
ケーションケイパビリティCRCと一致するならば、ケ
イパビリティキャッシュ30に記憶されたケイパビリテ
ィは、現行であり、かつ伝送側FAX機械によって使用
されうる。もし記憶されたアプリケーションケイパビリ
ティCRCが伝送されたアプリケーションケイパビリテ
ィCRCと一致しなければ、ケイパビリティキャッシュ
30に記憶されたケイパビリティは、古いものである。
【0052】MH、MR、及びMMRのようなCCIT
T符号化フォーマットは、前述したように、否定フェー
ズ(図1のフェーズB)の間に、ステップ102で変換
される。決定106では、システム10は、受信側FA
X機械と先の通信があったかどうかを決定する。上述し
たように、システム10は、ファクシミリ電話番号から
或いは伝送側FAX機械と受信側FAX機械の間で交換
された識別データから受信側FAX機械の識別を決定で
きる。もし受信側FAX機械と先の通信がなかったなら
ば、決定106の結果は、NOである。もし受信側FA
X機械と先の通信があったならば、決定106の結果
は、YESであり、システム10は、決定110で、最
後のファクシミリ通信以来ケイパビリティリストが変わ
ったかどうかを決定する。ケイパビリティリストは、カ
スタムケイパビリティとケイパビリティキャッシュ30
(図2参照)内に記憶されたアプリケーションケイパビ
リティの両方を含む。システム10は、ケイパビリティ
リストが、ステップ104でカスタムケイパビリティリ
ストと共に受け取ったアプリケーションケイパビリティ
CRCを、特定の受信側FAX機械に対するケイパビリ
ティキャッシュ30(図2参照)に記憶されたアプリケ
ーションケイパビリティCRCと比較することによっ
て、変わったかどうかを決定する。
【0053】もしケイパビリティリストが受信側FAX
機械との先の通信以来変わっていないならば、決定11
0の結果は、NOであり、そしてシステム10は、ステ
ップ112キャッシュドケイパビリティリストをロード
する(loads )。もしケイパビリティリストが変わった
ならば、決定110の結果は、YESである。もし決定
106の結果がNO(即ち、受信側FAX機械と先の通
信がながった)か或いは決定110の決定がYES(即
ち、最後のファクシミリ通信以来ケイパビリティリスト
が変わった)ならば、システム10は、決定114で、
延伸されたケイパビリティリストを要求するかどうかを
決定する。上述したように、カスタムケイパビリティリ
ストは、常に送られるが、しかしアプリケーションケイ
パビリティリストは、伝送側FAX機械からの要求によ
ってのみ送られる。アプリケーションケイパビリティを
要求することの決定は、伝送側FAX機械自体のケイパ
ビリティに依存する。もし伝送側FAX機械がアプリケ
ーションケイパビリティを有していないならば、受信側
FAX機械からアプリケーションケイパビリティを要求
する必要はない。もしシステム10画像データ・バイト
アプリケーションケイパビリティを要求するならば、決
定114の結果は、YESであり、そして、図4に示
す、ステップ117で、伝送側FAX機械は、アプリケ
ーションケイパビリティリストの要求を送る。アプリケ
ーションケイパビリティリストの要求に応じて、受信側
FAX機械は、ステップ118で、アプリケーションケ
イパビリティリストをシステム10へ送る。アプリケー
ションケイパビリティリストは、受信側FAX機械のア
プリケーションモード記憶領域28(図2参照)に記憶
されるということは、注目される。もしシステム10が
アプリケーションケイパビリティリストを要求しないな
らば、決定114の結果は、NOである。その場合、ま
たはもしシステム10がステップ112でキャッシュド
ケイパビリティをロードしたならば、受信側FAX機械
は、アプリケーションケイパビリティリストをシステム
へ送らない。
【0054】もし受信側FAX機械がステップ118で
アプリケーションケイパビリティリストを送ったなら
ば、ステップ120でシステム10は、関連するアプリ
ケーションケイパビリティCRCと一緒に、既に受け取
ったカスタムケイパビリティ及びアプリケーションケイ
パビリティリストをケイパビリティキャッシュ30(図
2参照)でキャッシュする。上記したように、伝送側F
AX機械は、カスタムケイパビリティリスト及びアプリ
ケーションケイパビリティリストの両方をケイパビリテ
ィキャッシュ30内に記憶する。ケイパビリティキャッ
シュ30にカスタムケイパビリティリストを記憶するこ
とは、ファクシミリ電話呼出しが開始される前に、伝送
側FAX機械にデータファイルを処理することを開始さ
せる。例えば、もし伝送側FAX機械が8.5インチ×
14インチの用紙に対するフォーマットされたデータフ
ァイルを有しかつデータファイルを、8.5インチ×1
1インチの用紙だけを処理できる受信側FAX機械に送
るように命令されたならば、伝送側FAX機械は、8.
5インチ×11インチのフォーマットでの伝送のために
データファイルをスケーリングすることを開始するため
に、ケイパビリティキャッシュ30に記憶される、この
情報を用いることができる。それゆえに、記憶されたケ
イパビリティリストは、従来技術で可能なものよりもよ
り効率的なデータ処理及び転送を許容する。
【0055】ステップ122では、システム10は、受
信側FAX機械への転送のための最も効率的な相互に互
換性のあるデータフォームを決定する。システムは、ス
テップ118で転送されたか、ステップ112でケイパ
ビリティキャッシュ30(図2参照)からロードされた
アプリケーションケイパビリティリスト、ステップ10
2で交換されたカスタムケイパビリティリスト、或いは
ステップ104で交換されたCCITT符号化フォーマ
ット(MH、MRまたはMMR)を用いて相互に互換性
のあるデータを選択する。一般的に言って、データファ
イルの最も効率的な転送フォームは、一つ以上のカスタ
ム及び/又はアプリケーションケイパビリティを用い
る。例えば、伝送側FAX機械は、解像度に関するカス
タムケイパビリティと、データ圧縮に関するカスタムケ
イパビリティと、特定のスプレッドシートアプリケーシ
ョンプログラムに関するアプリケーションケイパビリテ
ィを用いうる。それゆえに、データファイルの最も効率
的な転送フォームは、複数のケイパビリティの使用を含
みうる。従来技術のFAX機械は、データファイルを、
伝送のための限定されたCCITT符号化フォーマット
の一つに変換する。しかしならが、システム10のケイ
パビリティ交換は、多くの代替フォーマットで伝送を許
容する。もしデータファイルが、既に受信側FAX機械
によって直接的に処理されうるフォームであるならば、
データファイルをCCITT符号化フォーマットの一つ
に変換することは、必要でない。CCITT符号化フォ
ーマットでなされるようなデータファイルの画素毎の伝
送がないので、データ伝送それ自体も、より効率的であ
る。システム10は、最も効率的な転送フォームとして
用いるべき相互に互換性があるアプリケーションケイパ
ビリティが存在するかどうかをまず決定する。もし相互
に互換性があるアプリケーションケイパビリティが存在
しないならば、システム10は、次に最も効率的な転送
フォームとして用いるべき共通(普通)のカスタムケイ
パビリティが存在するかどうかを決定する。伝送側及び
受信側FAX機械は、CCITT符号化フォーマットよ
りもより効率的なデータ転送を許容する相互に互換性が
あるデータ処理モードを有さないかもしれない。その場
合には、システム10は、CCITT符号化フォーマッ
トの一つを用いる。
【0056】システム10は、データの最も効率的な転
送のために中間データフォーマットを用いうるし、かつ
データファイルを受け取った後で受信側FAX機械がデ
ータファイルを所望のフォーマットに変換することを要
求しうる。例えば、伝送側FAX機械は、図5に示す、
フォームAとして指定する特定のフォーマットに記憶さ
れたデータファイルを有し、かつデータファイルをフォ
ームAからフォームBまたはフォームCとして指定した
二つのデータフォーマットのいずれかに変換するため
に、そのカスタム及びアプリケーションケイパビリティ
を使用することができ、そして受信側FAX機械は、受
け取ったデータファイルをフォームBからフォームDと
して指定されたデータフォーマットにのみ変換するため
にそのカスタム及びアプリケーションケイパビリティを
用いることができることを想定する。伝送側FAX機械
は、転送フォームとしてフォームBにデータファイルを
変換するためにそのケイパビリティを使用し、受信側F
AX機械は、受け取ったデータファイルをフォームBか
らフォームDへ変換するためにそのケイパビリティを使
用する。受信側FAX機械は、それをフォームDに変換
しないでフォームBでもデータファイルを処理しうると
いうことに注目すべきである。それゆえに、システム1
0は、データファイルのための最も効率的な転送フォー
ムを決定するときに、伝送側及び受信側FAX機械のデ
ータ処理能力を考慮する。同様に、システム10は、デ
ータファイルを所望の転送フォームに配置するためにデ
ータファイルを一度以上変換しうる。例えば、もし受信
側FAX機械が、図6で示すように、フォームGとして
指定されたフォーマットでのみデータファイルを処理で
きるならば、そして伝送側FAX機械が、データファイ
ルを、フォームEとして指定されたその現在のデータフ
ォーマットからフォームFとして指定されたデータフォ
ーマットに、或いはフォームFからフォームGにするな
らば、システム10は、データファイルを転送フォーム
Gに配置するためにデータファイルを二度にわたり変換
する。
【0057】図4のステップ124では、システム10
は、データファイルを、受信側FAX機械への伝送のた
めの選択された転送データフォームに変換する。ステッ
プ126では、システム10は、上述した線形処理を用
いてデータファイルをフォーマットする。ステップ12
8では、システム10は、データファイルを受信側FA
X機械に転送する。カスタムケイパビリティは、それら
の期待される使用の頻度及び各々のケイパビリティリス
トを伝送することの困難性に基づいてアプリケーション
ケイパビリティから識別(区別)される。例えば、頻繁
に用いられる特定のデータ処理フォーマットは、常に変
えられている、カスタムケイパビリティリストに含まれ
うる。頻繁に用いられるケイパビリティをアプリケーシ
ョンケイパビリティとして分類することは、勧められな
い。なぜならば、それは、そんなにしばしば要求される
のでアプリケーションケイパビリティリストを要求しか
つ実際にそれを転送するための時間が否定フェーズ(図
1のフェーズB)でリストを単に交換するための時間を
越えうるからである。反対に、もしほとんど使用しない
ケイパビリティがあるならば、カスタムケイパビリティ
としてそれを分類することは、勧められない。なぜなら
ば、それは、ほとんど用いられず、かつ常に交換させら
れるカスタムケイパビリティリストにそれを含むこと
は、時間が掛かるからである。カスタムケイパビリティ
は、サイズにおいてアプリケーションケイパビリティよ
りも小さい傾向にある。カスタムケイパビリティデータ
の小型化は、限定されたサイズを有するNSFデータフ
レームでのカスタムケイパビリティの伝送を許容する。
対照的に、アプリケーションケイパビリティは、サイズ
においてより大きい傾向にあり、それゆえにNSFデー
タフレームで交換することは困難である。従って、アプ
リケーションケイパビリティは、図1のフェーズCで交
換される。本実施例では、カスタムケイパビリティは、
システムを動作するソフトウェアの新しい改訂版で更新
される。
【0058】システム10は、新しいケイパビリティを
アプリケーションケイパビリティリストに入力するため
にエンドユーザのための機構を提供する。図7に示され
るように、エンドユーザは、ステップ150で新しいア
プリケーションプログラムをシステム10に加える。ス
テップ152では、システム10は、アプリケーション
モード記憶領域28(図2参照)に記憶されたアプリケ
ーションケイパビリティリストに新しいケイパビリティ
を記録する(registers )。ステップ154では、シス
テム10は、アプリケーションケイパビリティCRCを
更新して、ケイパビリティの変化を示す。本発明の原理
により、ケイパビリティリストは、一つのFAX機械か
ら別のFAX機械へフォワードされうる。図8に示すよ
うに、第1のFAX機械は、上述した方法でそのケイパ
ビリティリストを第2のFAX機械に転送する。第2の
FAX機械は、上述したようにケイパビリティキャッシ
ュ30(図2参照)にケイパビリティリストを記憶す
る。第2のFAX機械は、第3のFAX機械からの要求
に応じて、第2のFAX機械のケイパビリティキャッシ
ュ30から第1のFAX機械のためのケイパビリティリ
ストをフォワードできる。これは、第1のFAX機械の
ケイパビリティを要求させないで、第3のFAX機械に
第1のFAX機械と効率的に通信することを許容する。
システム10は、カスタムケイパビリティとアプリケー
ションケイパビリティの両方をフォワードする。ケイパ
ビリティの無許可フォワーディングを予防するためにF
AX機械に含まれうるよく知られた機密保護設備(secu
rity provisions )が多数存在する。システム10は、
許可されない限りケイパビリティをフォワードしない。
【0059】上述したように、システム10は、カスタ
ムケイパビリティリストを伝送するためにNSFデータ
フレーム用のCCITT規定を用いる。FAX機械間の
通信は、CCITT標準命令に従うが、システム10に
よって使用される情報及びデータフォーマットは、従来
技術では知られていない。ファクシミリ電話呼出しがま
ず開始された(図1のフェーズA)後に、システム10
は、否定フェーズ(図1のフェーズB)に入る。受信側
FAX機械は、被呼端末識別(CED)信号に続いてN
SFデータフレームを伝送する。本発明の原理によれ
ば、システム10を包含している受信側FAX機械は、
標準ファクシミリデータ処理ケイパビリティを越えて
(即ち、MH、MR、或いはMMRを越えて)カスタム
データ処理ケイパビリティが存在することを伝送側FA
X機械に示している一つ以上のNSFデータフレームを
伝送する。NSFデータフレームは、基本的ケイパビリ
ティを記述している情報を包含し、かつ受信側FAX機
械がアプリケーションケイパビリティを有しているかど
うかを示しているデータフィールドをも包含する。NS
Fデータフレームは、上述したアプリケーションケイパ
ビリティCRCをも包含する。
【0060】システム10は、データファイル(或いは
多重メッセージが送られるならばファイルズ)を種々の
メッセージングヘッダデータヘッダにアタッチしかつフ
ァクシミリメッセージを伝送する。ヘッダ及びデータフ
ァイルは、メッセージフォーマッタ34(図2参照)に
よって線形化されたフォーマットにフォーマットされ
る。もしシステム10がデータファイルをグループ3F
AX機械に送っているならば、システムは、使用可能な
CCITT符号化フォーマットからCCITT符号化フ
ォーマットのリストを構築するためにDISデータフレ
ームを用いる。もし送られるべきデータファイルが全て
現在、受容可能なCCITT符号化フォーマット(M
H、MR、またはMMR)であるならば、システム10
は、図1のフェーズCでデータファイルを送る。もしシ
ステム10が同じデザインのシステムと通信しているな
らば、受信側FAX機械は、カスタムケイパビリティリ
ストを包含している一つ以上のNSFデータフレームを
送りうる。CCITT符号化フォーマットを包含してい
る、DISデータフレームも、同時に送られる。非標準
設定(NSS)データフレームは、それに続くファクシ
ミリメッセージが、CCITT標準によるよりも、線形
化されたフォーマットであり、かつファクシミリメッセ
ージが一つ以上のアプリケーションケイパビリティを採
り入れていることを示すために用いられる。
【0061】システム10は、従来技術においてよく知
られているターンアラウンド・ポーリングをも許容す
る。ターンアラウンド・ポーリングで、伝送側FAX機
械は、受信側FAX機械がファクシミリメッセージを伝
送することを要求する。もしターンアラウンド要求が伝
送されたならば、伝送側FAX機械は、CCITTの非
標準命令(NSC)規定を用いて、そのカスタムケイパ
ビリティリストを送る。NSCのフォーマットは、NS
Fのフォーマットと同一である。NSCは、発呼者識別
(CIG)及びディジタル転送命令(DTC)データフ
レームを伴いうる。DTCデータフレームは、DISデ
ータフレームとフォーマットで同一である。後続のター
ンアラウンドでは、カスタムケイパビリティを再び交換
する必要がない。従って、最小(極小)のNSCだけが
伝送される。カスタム ケイパビリティ フォーマッティング カスタムケイパビリティのために選ばれた符号化スキー
ムは、データの圧縮(compactness )と柔軟性の間の妥
協である。カスタムケイパビリティは、密に関連するケ
イパビリティのグループに分割され、各ケイパビリティ
グループは、別々に符号化される。これは、全ての陳腐
化したグループの削除をもたらしそして/または新しい
グループの付加によって容易な拡張を許容し、かつ完全
なるバックワード及びフォワード互換性をもたらす(即
ち、本発明のシステムは、より大きなまたは少ないケイ
パビリティを有する同じデザインの他のシステムからの
ケイパビリティを交換できる。)。加えて、NSF(ま
たはNSC)データフレームは、ディジタル暗号化規定
(DES)のような多数のよく知られたデータ暗号化ア
ルゴリズムのいずれかによって暗号化されうる。これ
は、システム10によるケイパビリティとファクシミリ
メッセージの無許可の交換を予防しかつラインタッピン
グ(line-tapping)のようなアクティビティに対抗して
ケイパビリティ情報を確保する。
【0062】各ケイパビリティグループは、後続するデ
ータフィールドのバイト数を示すGroupLength フィール
ドで始まる一様(uniform )ケイパビリティグループヘ
ッダを有する。もしケイパビリティレシーバ(receive
r)がこのグループを理解しないならば、それは、Group
Length で特定されたバイト数にわたりスキップするこ
とができる。GroupLength は、ケイパビリティレシーバ
に、一つのケイパビリティグループが終わりかつ新しい
グループが始まるときを知らせる。GroupLengthの後
に、特定のケイパビリティグループの固有の識別を供給
するGroupNumデータフィールドが続く。GroupLength 及
びGroupNumデータフィールドを越えたあらゆるグループ
ケイパビリティ構造の残部は、任意のフォーマット及び
可変長(バイトの自然数(whole number)でなければな
らない)を有する。ケイパビリティの各グループに対す
るフォーマットは、GroupLength 及びGroupNumデータフ
ィールドに従って変化する。一様ケイパビリティヘッダ
のフォーマットを、下記の表1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】GroupLength フィールドは、ヘッダによっ
て占められたバイトを含んでいる、ケイパビリティグル
ープの、バイトの、大きさである。つぎのCapability G
roups (ケイパビリティグループ)は、現在規定され
る:Standard(標準), Identifier(識別子), Image
(イメージ), Polling Capabilities(ポーリングケイ
パビリティ)及びPoll Request(ポール要求)。これら
は、以下に詳細に説明する。この符号化スキームの拡張
性は、他のケイパビリティグループが規定されることを
も許容する。現在規定されているケイパビリティグルー
プに対するGroupNumデータフィールドの値を以下に示
す。 #define GROUPNUM_STD 1 #define GROUPNUM_POLLCAPS 2 #define GROUPNUM_POLLREQ 3 #define GROUPNUM_IMAGE 4 #define GROUPNUM_TEXTID 5 代替的に、ケイパビリティグループは、GroupNumデータ
フィールドが要求されない所定のシーケンスで送られう
る。
【0065】Standard Capabilities Group (標準ケイ
パビリティグループ)を表2にしめす。
【0066】
【表2】
【0067】Standard Capabilities Group は、上述し
たようにGroupLength 及びGroupNumデータフィールドを
有する。他のデータフィールドは、システム10のケイ
パビリティ及びこれらのケイパビリティをサポートして
いるソフトウェアのバージョンを示す。例えば、flnwar
dRoutingデータフィールドは、最終受取人への受け取り
メッセージの経路を決めるシステム10の能力、及びメ
ッセージ暗号化及び圧縮(及び各バージョン)の利用可
能性を示す。他のデータフィールドは、もしあるとすれ
ば、最短フラグ、会話形プロトコル、データモデムモジ
ュレーション、及びデータリンクプロトコルに対する、
ホストオペレーティングシステム及びサポートを示す。
表1のデータフィールドに示す種々のケイパビリティの
バージョン数は、その特定なケイパビリティに対するサ
ポートのレベルを示すために用いられる。バージョンプ
レフィックス(下付きv)に続くデータフィールドは、
所定のバージョンデータフィールドフォーマットを用い
ている整数である。 00は、特定のケイパビリティが
全くサポートされていないことを意味する。00より大
きいあらゆる整数は、サポートのレベルを示す。例え
ば、1のデータ値は、ソフトウェアの第1バージョンを
示す。2のデータ値は、バージョン2の全ての点と同様
にバージョン1をサポートする、バージョン2を示す。
それゆえに、ソフトウェアサポーティングシステム10
は、アップワードコンパチブル(upward compatible)
である。システム10の第1のものは、もし第2のシス
テムが特定の機能(feature )に関して第1のシステム
のバージョン数以上のバージョン数を有するならば、同
じデザインのシステムの第2のものと通信しうる。
【0068】表1に示す圧縮データフィールドは、CC
ITTフォーマット(即ち、MH、MR、及びMMR)
に加えて、もしあれば、データ圧縮方法の利用可能性を
示すということに注目すべきである。もしこのデータフ
ィールドが00であり、追加の圧縮ケイパビリティが利
用可能でないということを示しているならば、CCIT
T符号化フォーマット(即ち、MH、MR、及びMM
R)が利用できないということを意味しない。CCIT
T符号化フォーマットは、上述したように、DISで記
載される。システム10は、可変長データフィールドに
対処できなければならない。全ケイパビリティグループ
構造は、00のデータフィールド値が特定のグループは
サポートされないか或いは利用できないことを示すよう
に規定される。これは、必要なだけグループ構造のほん
の少しが伝送されるように要求することによってのみ伝
送されたデータを最小にする。システム10は、最後の
非ゼロバイトを含んでそこまでのケイパビリティを伝送
するだけである。GroupLength データフィールドは、実
際に送られたデータバイトの数に常に設定され、そして
GroupLength及びGroupNumデータフィールドのサイズ
(大きさ)を含む。例えば、もし受信側FAX機械がデ
ータモデムモジュレーション及びデータリンクプロトコ
ルをサポートしないならば、それは、Standards Group
の最初の4つのデータバイトだけを伝送側FAX機械に
送る。伝送側FAX機械は、伝送側FAX機械のソフト
ウェアのバージョン数に基づいて、各ケイパビリティグ
ループに対するある一定の数のデータバイトを期待す
る。もしNSFが伝送側FAX機械によって受け取られ
かつ受け取ったバイトの実際の数が期待していた長さよ
りも短いならば、GroupLength データフィールドによっ
て示されたように、システム10は、あたかも00に明
瞭に設定されたそれらのバイトで全構造が受け取られた
ように、ミッシングデータ(missing data)バイトを0
0に設定する。この情況は、伝送側FAX機械が受信側
FAX機械よりも高いソフトウェアバージョン数を有す
るときに発生しうる。それゆえに、伝送側FAX機械
は、受信側FAX機械が処理可能なものを越えたいかな
るケイパビリティも用いない。しかしながら、もしGrou
pLength が伝送側FAX機械によって期待された長さよ
りも長いならば、伝送側FAX機械は、余分なバイトを
無視する。この情況は、受信側FAX機械が伝送側FA
X機械よりも高いソフトウェアバージョンを有するとき
に発生しうる。それゆえに、伝送側FAX機械は、それ
が処理できるものを越えたあらゆるケイパビリティを無
視する。
【0069】ケイパビリティグループ構造の一つである
Identifier Capability Group (識別子ケイパビリティ
グループ)が以下の表3に示される。
【0070】
【表3】
【0071】Identifier Capability Group の開始は、
上述したGroupLength 及びGroupNumデータフィールドを
包含する。テキスト識別データフィールドは、ユーザ識
別として機能し、かつ遠隔のパーティの名前及びファク
シミリ電話番号を含みうる。テキスト識別は、あるもの
がストリングのバイトを左から右へ読取るときと同じ順
番に伝送順が構成される。これは、CCITT勧告T.
30で特定されたCSI,TSI,及びCIGフレーム
のバイト順と反対である。テキスト符号化データフィー
ルドは、システム10によってサポートされるテキスト
符号化方式の形式を示す。テキスト符号化データフィー
ルドは、テキスト識別の文字集合を特定するために用い
られる。000のデータ値は、基本ASCII符号を特
定し、残りの値は、DBCS、UNICODE、或いは
漢字と同様に、ASCIIの種々の国語バリエーション
(national-language variations)のような他の文字セ
ットを特定するために用いられうる。システム10は、
標準CCITT勧告T.30のイメージングケイパビリ
ティを越えたアドバンスドイメージングケイパビリティ
を特定するためのImaging Capability Group(イメージ
ングケイパビリティグループ)をも含む。CCITT勧
告T.30のイメージングケイパビリティハ、DISデ
ータフレームで特定される。Imaging Capability Group
構造を、以下の表4に示す。
【0072】
【表4】
【0073】GroupLength 及びGroupNumフィールドは、
既に上述した。種々の他のデータフィールドは、ページ
幅がT.30規格から多少変化しうるか或いは正確に従
わなければならない。また、データフィールドは、もし
あれば、サポートされたMicrosoft Resource-Based P
rinting Architecture(マイクロソフト ・リソースベ
ースド・プリンティング・アーキテクチャ)データフォ
ーマットのバージョン、及びサポートされたディジタル
カバーページのバージョンを記述する。ディジタルカバ
ーページは、送り側でなく受取側でビットマップされ、
それゆえに伝送時間をセーブする。データフィールド
は、もしあれば、サポートされたアドレスブック交換の
バージョン、及びサポートされたGDI(Microsoft
Windows TMGraphics Device Interface (マイクロソフ
ト・ウィンドウズ・グラフィク・デバイス・インタフェ
ース))メタファイルのバージョンをも記述する。それ
らは、T.30規格解像度及び符号化に加えて、もしあ
れば、サポートされたアドバンスド解像度及び符号化方
式スキームをも記述する。それらは、もしあれば、利用
可能なカットシート(普通用紙)用紙サイズをも記述
し、かつ追加の非標準用紙サイズが利用可能かどうかを
特定する。これら非標準用紙サイズの詳細は、上述した
ように、アプリケーションケイパビリティを要求するこ
とによって取得しうる。これらのパラメータは、システ
ム10に取り付けられた特定のFAX機械ハードウェア
に依存して変わりうるということに注目すべきである。
例えば、システム10は、ファクシミリインタフェース
ボードを有しておりかつレーザプリンタに結合されたコ
ンピュータの部分でありうる。解像度及び用紙サイズパ
ラメータは、コンピュータに結合されたレーザプリンタ
によって支配される。
【0074】システム10は、ポーリング要求に応じる
受信側FAX機械の能力を記述するPolling Capability
Group(ポーリング・ケイパビリティ・グループ)をも
含む。Polling Capability Groupのグループ構造を表5
に示す。
【0075】
【表5】
【0076】他のケイパビリティグループと同様に、Po
lling Capability Groupは、上述したGroupLength 及び
GroupNumデータフィールドで開始する。Polling Capabi
lityGroupは、低速ポーリング、高速ポーリング、メッ
セージ名によるポーリング、受取人によるポーリング、
及びファイル名によるポーリングの利用可能性を示すた
めのデータフィールドをも含む。Polling Capability G
roupは、をアプリケーションケイパビリティ、高速ター
ンアラウンドのためのサポート(またはサポートの欠
如)(下記に説明)、及びもしあれば、メッセージリレ
ーイングのためのサポートのバージョンの利用可能性を
示すためのデータフィールドをも含む。ポーリングケイ
パビリティは、データへの無許可のアクセスを予防する
ためのパスワードのような保証処置(security measure
s )によって制限されうる。Polling Capability Group
は、上述したアプリケーションケイパビリティについて
のアプリケーションケイパビリティCRCのためのデー
タフィールドをも含む。このデータフィールドの値は、
もし登録されたアプリケーションケイパビリティがない
ならば、00である。受取人のケイパビリティが受け取
られた後、システム10は、最適通信フォーマットを決
定しかつ伝送されるべきデータをそのフォーマットに変
換する。それは、この特定の伝送のために呼び出された
T.30標準ケイパビリティを示すDCSフレームを受
信側FAX機械に送る。もしそれが線形化されたフォー
マットに従ってフォーマットされたメッセージを送って
いるならば、それは、加えてNSSフレームを送る。N
SSフレームのフォーマットを下記の表6に示す。
【0077】
【表6】
【0078】データフィールドは、伝送されるべき線形
化されたメッセージから呼び出された線形化されたフォ
ーマットのバージョン、或いは選択的に、呼び出された
会話形プロトコルのバージョンを記述する。DCS及び
NSSに続いて、もしあれば、通信は、フェーズCに入
りそしてデータが伝送される。データは、T.30符号
化方式仕様に従うものうでありうるか或いは上述したよ
うに、線形化されたフォーマットでありうる。線形化さ
れたフォーマットでは、システム10によって伝送され
たデータファイルは、多数の知られたデータ圧縮技術に
よって圧縮されうる。同様に、システム10によって伝
送されたデータファイルは、多数の既知の暗号化アルゴ
リズムによって暗号化されうる。ポーリング システム10は、アドバンスドポーリング機能を有す
る。それは、ユーザに、原稿名或いはファイル名を用い
て本デザインの別のものから原稿或いはファイルを要求
させる。それは、ユーザに、それらにアドレスされかつ
ピックアップを待機しているメッセージを同じデザイン
の別のものから要求させる。それは、ユーザによって或
いは自動的に、(前述した)Application Capabilities
が要求されることを許容する。ポーリングは、それ自体
の呼出しで完了しうるし、またメッセージが最初に送ら
れそして次にポーリングが開始される呼出しの一部であ
りうる。ポーリングは、ターンアラウンドをもたらすこ
とによって開始される。これは、以下のように行われ
る。
【0079】T.30オペレーションの間、伝送側FA
X機械は、通信回線(communication line)の制御を常
に有する。ポーリングオペレーションを開始するため
に、伝送側FAX機械は、伝送側と受信側FAX機械が
役割を交換するターンアラウンドを実行しなければなら
ない(即ち、伝送側FAX機械が受信側FAX機械にな
り、そして受信側FAX機械が伝送側FAX機械にな
る)。T.30規格において、ターンアラウンドは、D
ISフレームを受け取った後すぐに開始されうる。これ
は、ポーリングオペレーションが呼出しのただ一つの目
的であるならば適切であるが、しかしながら、ポーリン
グが送りが完了した後に実行されるときには、プロトコ
ルにおいてこの点を待機することは、約6秒の遅延をも
たらし、通信のコストを増大する。この問題を解決する
ために、現行の発明は、以下に説明する“高速ターンア
ラウンド(fast turnaround )”方法を取り入れる。
T.30プロトコルでは、ページに続くターンアラウン
ドに対する通常シーケンスは、EOM−−MCF−−T
2タイムアウ−−(NSF)DIS−−(NSC)DT
Cである。システム10の高速ターンアラウンド方法
は、レシーバのケイパビリティが呼出しの開始ですでに
受け取られており、従ってDISを再び受け取る必要が
ないという事実を用いる。従って、送り側は、T2タイ
ムアウト(T.30に規定されたように6秒)及びDI
Sを待っているよりも、MCFを受け取った後すぐにN
SC及び他のオプショナルフレームを選択的に伴ってD
TCを送る。従って、高速ターンアラウンドシーケンス
は、EOM−−MCF−−(NSC)DTCであり、タ
ーンアラウンドタイムを非常に短縮する。
【0080】ポーリングは、システム10によって次の
ように達成される。システム10は、一つ以上のポーリ
ング要求を他の機械へ送る。各ポーリング要求は、原稿
或いはメッセージ名或いはファイル名或いは受取人アド
レスから構成され、そしてパスワードを選択的に伴う。
これらの要求は、ポーリングが単一の呼出しの送りに続
く場合に、先行送りのフェーズC部分の間に高速で線形
化されたフォームにて送られうる。先行送りがない場合
には、ポーリング要求は、DTCを伴っているフレーム
のターンアラウンドの間に送られる。フレームのデータ
フィールドは、次のようである。各ポーリング要求原稿
或いはメッセージ名、ファイル名或いは受取人アドレス
は、SEPフレームで送られる。もし要求が関連するパ
スワードを有するならば、これは、関連するSEPフレ
ームに続いてすぐにPWDフレームで送られる。SEP
及びPWDフレームを伴っているのは、NSCフレーム
である。NSCフレームは、(上述したように)NSF
と全く同じようにフォーマットされ、かつ送り側のケイ
パビリティの全てを包含する。加えて、このNSCは、
Poll Requent Group(ポーリング要求グループ)を包含
する。このグループのフォーマットを以下の表7に示
す。
【0081】
【表7】
【0082】データフィールドは、ポーリングが完了し
た後で送り側がコールバックの制御を要求するかどう
か、或いは呼出しが単に終了されるべきかどうか、ある
いはまたNSCは、ポーリング要求の部分として或いは
ストール(機能停止)(下記に説明する)の部分として
送られるかどうかを記述する。フィールドは、アプリケ
ーションケイパビリティリストが要求されているかどう
か、ポーリング要求が添付SEP及びPWDフレーム
(上記で説明した)に包含されているかどうか、或いは
先行フェーズCで送られたかどうかをも特定する。デー
タフィールドは、原稿によるポーリング、受取人名によ
るポーリング、及び/またはファイル名によるポーリン
グが呼び出されたかどうかをも特定する。このターンア
ラウンドに応じて、受信側FAX機械は、伝送側FAX
機械の役割を想定し、そして要求された情報(アプリケ
ーションケイパビリティ、ポーリングメッセージ、及び
/またはデータファイル)を伝送する。システム10
は、ターンアラウンドオペレーションに応じる前に、パ
スワードを確認することのような、適当な予防的保証処
置(precautionary security measures )を取る。フェ
ーズCにおけるファクシミリメッセージのそれぞれは、
CCITT勧告T.434に記載されたような2値ファ
イル転送(binary file transfer:BFT)データフレ
ームに密閉されうる。システム10によって伝送された
データファイルは、多数のよく知られたデータ圧縮技術
によって圧縮されうる。加えて、システム10によって
伝送されたデータファイルは、多数のよく知られた暗号
化アルゴリズムによって暗号化されうる。
【0083】ポーリング要求がなされたときに、ポーリ
ングされているFAX機械は、ポーリングされる原稿、
メッセージ或いはファイルを捜し出し、検索しかつ適応
にフォーマットするために、ある時間を要求するという
場合がしばしばである。T.30標準は、これのための
規定を設けていない。もしポーリング応答がターンアラ
ウンドに続く制限された時間内に受け取られないなら
ば、接続は、時間切れになり、終了させられる。現行の
発明は、それがポーリングされたデータを検索すると同
時に、ポーリングするもの(ポーラー:poller)を“ス
トール(機能停止:stall )”するためのポーリングさ
れるもの(ポーリー:pollee)用の手段を採り入れる。
ストール機構をポーリングすることへの適用は、全フェ
ーズ及び接続の機能に対してより一般的に適応可能であ
り、セキュアメッセージ伝送の肯定応答、リレー命令の
肯定応答等のような他の情況の下で遅延が要求されると
きにストールするために用いられうる。現行デザインの
システムは、次のフォーマットを有するNSCフレーム
と共にDTCフレームを送ることによって機能停止(ス
トール)する。この場合のNSCフレームは、上に包含
されたPoll Request Group(ポーリング要求グループ)
を包含する。 GroupのTurnReasonデータフィールドは、
上記で規定された値TURN_WAITに設定される。これは、
ポーリーが要求を処理しておりかつある更なる時間を必
要とすることを示す。このフレームを受け取って、ポー
ラー、このデザインのシステムは、Poll Request Group
を包含するNSCを伴ったDTCフレームで応答し、そ
してTurnReasonフィールドは、TURN_POLLに設定され
る。しかしながら、SEP及びPWDフレームは、もし
あれば、二度は送られない。ポーラー及びポーリーは、
従ってポーリーが要求への応答を伝送する準備が整うま
で(TURN_POLL及びTURN_WAITに設定されたTurnReason
を有する)NSC−DTC対を前後に送る。予防的処置
として、もし遅延があまり長くなるならば、いつでもい
ずれかの側が接続を終了しうる。
【0084】それゆえに、システム10は、FAX機械
が有するデータ処理ケイパビリティの全ての使用を許容
する。ここに示された例は、ファクシミリ通信に関する
ものである。しかしながら、ケイパビリティ交換の原理
は、あらゆるコンピュータ間の通信に適用可能であると
いうことに注目すべきである。本発明の種々の実施例及
び利点が上述されたけれども、上記の開示は、説明のた
めだけであり、詳細における変更がなされうるが、それ
らは本発明の広範囲な原理内に存在するものである。従
って、本発明は、添付したクレームによってのみ制限さ
れるものである。
【0085】
【発明の効果】本発明のシステムは、第1及び第2のフ
ァクシミリ機械の間の通信を制御するシステムであっ
て、工業規格によって規定された前記第1のファクシミ
リ機械の少なくとも一つのファクシミリデータ処理モー
ドを包含している第1のファクシミリデータ処理モード
リストを有している該第1のファクシミリ機械の第1の
ファクシミリモード記憶領域と、前記規格によって規定
されており、前記第1のファクシミリデータ処理モード
リストを前記第1のファクシミリ機械から前記第2のフ
ァクシミリ機械へ転送するケイパビリティ転送手段と、
前記第1のファクシミリ機械の少なくとも一つのデータ
処理モードを包含している第1のカスタムデータ処理モ
ードリストを有している該第1のファクシミリ機械の第
1のカスタムモード記憶領域と、前記工業規格によって
規定された前記第2のファクシミリ機械の少なくとも一
つのファクシミリデータ処理モードを包含している第2
のファクシミリデータ処理モードリストを有しており、
前記第1及び前記第2のファクシミリデータ処理モード
リストが少なくとも一つの相互に互換性があるファクシ
ミリデータ処理モードを有する、該第2のファクシミリ
機械の第2のファクシミリモード記憶領域と、前記第2
のファクシミリ機械の少なくとも一つのデータ処理モー
ドを包含している第2のカスタムデータ処理モードリス
トを有している該第2のファクシミリ機械の第2のカス
タムモード記憶領域と、データファイルを前記第2のフ
ァクシミリ機械から前記第1のファクシミリ機械へ転送
するための転送フォームを選択し、前記第1及び第2の
カスタムモードリストの両方に共通なカスタムデータ処
理モードが存在するかどうかを決定すべく該第1及び該
第2のカスタムモードリストを比較し、前記第1及び第
2のカスタムモードリストが共通データ処理モードを有
していないならば前記第1及び第2のファクシミリモー
ドリストから相互に互換性があるデータ処理モードを用
いる、前記第2のファクシミリ機械内の選択手段とを備
えているので、コンピュータ間でデータ処理ケイパビリ
ティについての情報を通信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の機械の動作の種々な標準フェーズを説明
する図である。
【図2】本発明によるシステムの機能ブロック図であ
る。
【図3】図2のシステムの動作のフローチャートであ
る。
【図4】図3のフローチャートの続きである。
【図5】中間転送フォームへの図2のシステムによるデ
ータファイルの変換を説明する図である。
【図6】転送フォームへの図2のシステムによるデータ
ファイルの多重変換を説明する図である。
【図7】図2のシステムによる新しいアプリケーション
の登録のフローチャートである。
【図8】図2のシステムを用いているケイパビリティフ
ォワーディングを説明するブロック図である。
【符号の説明】
10 システム 12 CPU 14 メモリ 16 バス 18 不揮発性記憶ユニット 20 ディスプレイ 22 キーボード 26 カスタムモード記憶領域 28 アプリケーションモード記憶領域 30 ケイパビリティキャッシュ 32 変換プロセッサ 34 メッセージフォーマッタ 36 I/Oインタフェース 38 物理的リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シャラード マシュー アメリカ合衆国 ワシントン州 98052 レッドモンド ノースイースト セヴンテ ィシックスス コート 14924 (72)発明者 マイケル ギンズバーグ アメリカ合衆国 ワシントン州 98007 ベルヴィュー ワンハンドレッドアンドフ ォーティエイス アベニュー ノースイー スト 4625 アパートメント ピーピー 102

Claims (99)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のファクシミリ機械の間の
    通信を制御するシステムであって、 工業規格によって規定された前記第1のファクシミリ機
    械の少なくとも一つのファクシミリデータ処理モードを
    包含している第1のファクシミリデータ処理モードリス
    トを有している該第1のファクシミリ機械の第1のファ
    クシミリモード記憶領域と、 前記規格によって規定されており、前記第1のファクシ
    ミリデータ処理モードリストを前記第1のファクシミリ
    機械から前記第2のファクシミリ機械へ転送するケイパ
    ビリティ転送手段と、 前記第1のファクシミリ機械の少なくとも一つのデータ
    処理モードを包含している第1のカスタムデータ処理モ
    ードリストを有している該第1のファクシミリ機械の第
    1のカスタムモード記憶領域と、 前記工業規格によって規定された前記第2のファクシミ
    リ機械の少なくとも一つのファクシミリデータ処理モー
    ドを包含している第2のファクシミリデータ処理モード
    リストを有しており、前記第1及び前記第2のファクシ
    ミリデータ処理モードリストが少なくとも一つの相互に
    互換性があるファクシミリデータ処理モードを有する、
    該第2のファクシミリ機械の第2のファクシミリモード
    記憶領域と、 前記第2のファクシミリ機械の少なくとも一つのデータ
    処理モードを包含している第2のカスタムデータ処理モ
    ードリストを有している該第2のファクシミリ機械の第
    2のカスタムモード記憶領域と、 データファイルを前記第2のファクシミリ機械から前記
    第1のファクシミリ機械へ転送するための転送フォーム
    を選択し、前記第1及び第2のカスタムモードリストの
    両方に共通なカスタムデータ処理モードが存在するかど
    うかを決定すべく該第1及び該第2のカスタムモードリ
    ストを比較し、前記第1及び第2のカスタムモードリス
    トが共通データ処理モードを有していないならば前記第
    1及び第2のファクシミリモードリストから相互に互換
    性があるデータ処理モードを用いる、前記第2のファク
    シミリ機械内の選択手段とを備えていることを特徴とす
    るシステム。
  2. 【請求項2】 第1及び第2のファクシミリ機械の間の
    通信を制御するシステムであって、 前記第1のファクシミリ機械の少なくとも一つのファク
    シミリデータ処理モードを包含している第1のファクシ
    ミリデータ処理モードリストを有している該第1のファ
    クシミリ機械の第1のファクシミリモード記憶領域と、 前記第1のファクシミリデータ処理モードリストを前記
    第1のファクシミリ機械から前記第2のファクシミリ機
    械へ転送するケイパビリティ転送手段と、 前記第1のファクシミリ機械の少なくとも一つのデータ
    処理モードを包含している第1のカスタムデータ処理モ
    ードリストを有している該第1のファクシミリ機械の第
    1のカスタムモード記憶領域と、 前記第2のファクシミリ機械の少なくとも一つのファク
    シミリデータ処理モードを包含している第2のファクシ
    ミリデータ処理モードリストを有しており、前記第1及
    び前記第2のファクシミリデータ処理モードリストが少
    なくとも一つの相互に互換性があるファクシミリデータ
    処理モードを有する、該第2のファクシミリ機械の第2
    のファクシミリモード記憶領域と、 前記第2のファクシミリ機械の少なくとも一つのデータ
    処理モードを包含している第2のカスタムデータ処理モ
    ードリストを有している該第2のファクシミリ機械の第
    2のカスタムモード記憶領域と、 データファイルを前記第2のファクシミリ機械から前記
    第1のファクシミリ機械へ転送するための転送フォーム
    を選択し、第1及び第2の基本モードリストの両方に共
    通なカスタムデータ処理モードが存在するかどうかを決
    定すべく該第1及び第2の基本モードリストを比較し、
    前記第1及び第2のカスタムモードリストが共通データ
    処理モードを有していないならば前記第1及び第2のフ
    ァクシミリモードリストから相互に互換性があるデータ
    処理モードを用いる、前記第2のファクシミリ機械内の
    選択手段とを備えていることを特徴とするシステム。
  3. 【請求項3】 前記データファイルを前記転送フォーム
    に変換する前記第2のファクシミリ機械の変換プロセッ
    サを更に含んでいることを特徴とする請求項2に記載の
    システム。
  4. 【請求項4】 前記第2のファクシミリ機械から前記第
    1のファクシミリ機械への前記データファイルの転送を
    制御すべく、前記第1及び第2のファクシミリ機械内に
    それぞれ第1及び第2の通信制御装置を更に含んでいる
    ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2のファクシミリ機械に
    それぞれ第1及び第2のアプリケーションデータ処理モ
    ード記憶領域を更に含み、該アプリケーションデータ処
    理モード記憶領域の各々は、該第1及び第2のファクシ
    ミリ機械のアプリケーションデータ処理モードリストを
    それぞれ包含し、前記ケイパビリティ転送手段は、前記
    第1のアプリケーションデータ処理モードリストを前記
    第1のファクシミリ機械から前記第2のファクシミリ機
    械へ転送し、前記選択手段は、前記転送フォームが前記
    第1及び第2のアプリケーションデータ処理モードリス
    トの前記アプリケーションデータ処理ケイパビリティと
    相互に互換性があるかどうかを決定すべく前記第1及び
    第2のアプリケーションデータ処理モードリストを用い
    ることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 アプリケーションモードリスト要求コマ
    ンドを更に含み、前記第1のファクシミリ機械は、前記
    第2のファクシミリ機械からの前記アプリケーションモ
    ードリスト要求コマンドの受取りにより前記第1のアプ
    リケーションモードリストを前記第2のファクシミリ機
    械へ転送することを特徴とする請求項5に記載のシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 それぞれが前記第1及び第2のファクシ
    ミリ機械のアプリケーションデータ処理ケイパビリティ
    のアプリケーションデータ処理モードリストを各々包含
    している、前記第1及び第2のファクシミリ機械のそれ
    ぞれ第1及び第2のアプリケーションデータ処理モード
    記憶領域と、 前記アプリケーションモードリストを前記第1のファク
    シミリ機械から前記第2のファクシミリ機械へ所定のフ
    ォーマットで転送するアプリケーションモード転送手段
    とを更に含み、前記選択手段は、前記第1及び第2のア
    プリケーションモードリストから相互に互換性があるア
    プリケーションデータ処理モードを選択することを特徴
    とする請求項2に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記所定のフォーマットは、CCITT
    2値ファイル転送フォーマットであることを特徴とする
    請求項7に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記第1のファクシミリ機械は、受信側
    ファクシミリ機械として最初に指定され、かつ前記第2
    のファクシミリ機械は、伝送側ファクシミリとして最初
    に指定され、更に、前記システムは、前記第1のファク
    シミリ機械を前記伝送側ファクシミリ機械として再指定
    しかつ前記第2のファクシミリ機械を前記受信側ファク
    シミリ機械として再指定する前記第2のファクシミリ機
    械の高速ターンアラウンド手段を含み、該高速ターンア
    ラウンド手段は、前記第1のファクシミリ機械からのデ
    ィジタル識別信号を待つ代わりに該第1のファクシミリ
    機械による前記データファイルの受取りを示している前
    記第1のファクシミリ機械からメッセージ確認信号を受
    け取った後すぐに、ディジタル伝送コマンド信号を前記
    第1のファクシミリ機械へ伝送することを特徴とする請
    求項2に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記高速ターンアラウンド手段は、前
    記第1のファクシミリ機械への前記ディジタル伝送コマ
    ンド信号を伴って非標準ファシリティコマンド信号を前
    記第1のファクシミリ機械へ伝送することを特徴とする
    請求項9に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記第2のファクシミリ機械は、前記
    第1のカスタムモードリストに基づいて前記データファ
    イルを中間フォームに処理し、該中間フォームは、該転
    送フォームであり、前記第1のファクシミリ機械は、前
    記中間フォームで前記データファイルを受取り、更に該
    データファイルを該中間フォームとは異なる最終フォー
    ムに処理することを特徴とする請求項2に記載のシステ
    ム。
  12. 【請求項12】 ファクシミリ伝送の否定フェーズの間
    に前記カスタムモードリストを自動的に転送するモード
    転送手段を更に含んでいることを特徴とする請求項2に
    記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記モード転送手段は、前記第1のカ
    スタムモードリストを前記第2のファクシミリ機械へ転
    送するために非標準ファシリティ(NSF)データフレ
    ームを用いることを特徴とする請求項12に記載のシス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記第1のカスタムモードリストは、
    少なくとも第1の非標準ファシリティ(NSF)データ
    フレームの可変長データフィールドを有している所定の
    フォーマットで前記第2のファクシミリ機械へ転送さ
    れ、該NSFデータフレームは、少なくとも第1のケイ
    パビリティグループを有し、該ケイパビリティグループ
    は、該ケイパビリティグループの長さを示すデータ値を
    有している長さデータフィールドを包含し、識別データ
    フィールドは、ケイパビリティの形式を示すデータ値を
    有し、可変長データフィールドは、該ケイパビリティグ
    ループを記述することを特徴とする請求項2に記載のシ
    ステム。
  15. 【請求項15】 前記可変長データフィールドは、暗号
    化されたメッセージを処理する能力に関するデータを包
    含している機密保護モードデータフィールド、受け取っ
    たメッセージの経路を選択する能力に関するデータを包
    含しているルーティングデータフィールド、線形化され
    たメッセージを処理する能力に関するデータを包含して
    いる線形化されたメッセージデータフィールド、線形化
    されたメッセージ内の2値データフィールドを処理する
    能力に関するデータを包含している2値データメッセー
    ジデータフィールド、及び前記標準ファクシミリデータ
    処理モードを越えて圧縮されたデータを処理する能力に
    関するデータを包含している圧縮データフィールドの一
    つを備えているデータ処理ケイパビリティの利用可能性
    に関する情報を包含している第1のデータフィールドを
    少なくとも含むことを特徴とする請求項14に記載のシ
    ステム。
  16. 【請求項16】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記長さデータフィールド、前記識別データフィー
    ルド、及び利用可能なデータテキスト符号に関する情報
    を包含している前記可変長データフィールドを包含して
    いる識別子ケイパビリティグループを含むことを特徴と
    する請求項14に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記長さデータフィールド、前記識別データフィー
    ルド、及び標準ファクシミリ機械イメージングケイパビ
    リティの上の前記第1のファクシミリ機械のイメージン
    グケイパビリティに関する情報を包含している前記可変
    長データフィールドを包含しているイメージングケイパ
    ビリティグループを含むことを特徴とする請求項14に
    記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記可変長データフィールドは、リソ
    ースベースドプリンティングフォーマットデータを処理
    する能力に関するデータを包含しているプリンタフォー
    マットデータフィールド、ディジタルカバーページデー
    タを処理する能力に関するデータを包含しているカバー
    ページデータフィールド、アドレスブックデータを処理
    する能力に関するデータを包含しているアドレスブック
    データフィールド、メタファイルデータを処理する能力
    に関するデータを包含しているメタファイルデータフィ
    ールド、前記ファクシミリデータ処理モードを越えて圧
    縮されたデータを処理する能力に関するデータを包含し
    ている圧縮データフィールド、前記ファクシミリデータ
    処理モードを越えて異なるデータ解像度を有しているデ
    ータを処理する能力に関するデータを包含している解像
    度データフィールド、前記ファクシミリデータ処理モー
    ドを越えた異なるデータ符号化モードを有しているデー
    タを処理するの能力に関するデータを包含している符号
    化データフィールド、前記ファクシミリデータ処理モー
    ドを越えて異なる用紙サイズを用いてデータを処理する
    能力に関するデータを包含している用紙サイズデータフ
    ィールドの一つを備えている第1のデータフィールドを
    少なくとも含むことを特徴とする請求項17に記載のシ
    ステム。
  19. 【請求項19】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記長さデータフィールド、前記識別データフィー
    ルド、及び前記第1のファクシミリ機械のポーリングケ
    イパビリティに関する情報を包含している前記可変長デ
    ータフィールドを包含しているポーリングケイパビリテ
    ィグループを含むことを特徴とする請求項14に記載の
    システム。
  20. 【請求項20】 前記可変長データフィールドは、低速
    でポーリング要求を処理する能力に関するデータを包含
    している低速データフィールド、高速でポーリング要求
    を処理する能力に関するデータを包含している高速デー
    タフィールド、メッセージ名によりポーリング要求を処
    理する能力に関するデータを包含しているネームデータ
    フィールド、受取人名によりポーリング要求を処理する
    能力に関するデータを包含している受取人名データフィ
    ールド、ファイル名によりポーリング要求を処理する能
    力に関するデータを包含しているファイルポーリングデ
    ータフィールド、及び第3のファクシミリ機械へメッセ
    ージをリレーする能力に関するデータを包含しているリ
    レーデータフィールドの一つを備えている第1のデータ
    フィールドを少なくとも含むことを特徴とする請求項1
    9に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記ポーリングケイパビリティは、前
    記第1のファクシミリ機械内のアプリケーションデータ
    処理ケイパビリティの現行状況を示している値を包含し
    ているデータフィールドを含むことを特徴とする請求項
    19に記載のシステム。
  22. 【請求項22】 データ処理ケイパビリティデータを第
    1のファクシミリ機械から第2のファクシミリ機械へ転
    送するシステムであって、 前記第1のファクシミリ機械の少なくとも一つのデータ
    処理モードを包含しているカスタムデータ処理モードリ
    ストを有している前記第1のファクシミリ機械のカスタ
    ムモード記憶領域と、 ファクシミリ伝送の否定フェーズの間に前記カスタムデ
    ータ処理モードリストを前記第1のファクシミリ機械か
    ら前記第2のファクシミリ機械へ転送するケイパビリテ
    ィ転送手段とを備え、 前記ケイパビリティ転送手段は、少なくとも第1の非標
    準ファシリティ(NSF)データフレームの可変長デー
    タフィールドを有している所定のフォーマットで前記第
    1のカスタムモードリストを前記第2のファクシミリ機
    械へ転送し、前記NSFデータフレームは、第1のケイ
    パビリティグループを少なくとも有し、前記ケイパビリ
    ティグループは、前記ケイパビリティグループの長さを
    示すデータ値を有している長さデータフィールドを包含
    し、そして前記可変長データフィールドは、前記ケイパ
    ビリティグループを記述することを特徴とするシステ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記NSFデータフレームは、前記第
    1のファクシミリ機械から前記第2のファクシミリ機械
    への伝送にさきがけて暗号化され、該第2のファクシミ
    リは、該NSFデータフレームを解読することを特徴と
    する請求項22に記載のシステム。
  24. 【請求項24】 ファクシミリシグナリングプロトコ
    ル、ファクシミリターンアラウンドシグナリング、及び
    前記標準ファクシミリデータ処理モードを越えたデータ
    圧縮の利用可能性に関する情報を包含しているデータフ
    ィールドを更に含んでいることを特徴とする請求項22
    に記載のシステム。
  25. 【請求項25】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記長さデータフィールド、前記識別データフィー
    ルド、及び利用可能なデータテキスト符号に関する情報
    を包含している前記可変長データフィールドを包含して
    いる識別子ケイパビリティグループを含むことを特徴と
    する請求項22に記載のシステム。
  26. 【請求項26】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記長さデータフィールド及び工業規格ファクシミ
    リ機械イメージングケイパビリティを越えた前記第1の
    ファクシミリ機械のイメージングケイパビリティに関す
    る情報を包含している前記可変長データフィールドを包
    含しているイメージングケイパビリティグループを含む
    ことを特徴とする請求項22に記載のシステム。
  27. 【請求項27】 前記可変長データフィールドは、リソ
    ースベースドプリンティングフォーマットデータを処理
    する能力に関するデータを包含しているプリンタフォー
    マットデータフィールド、ディジタルカバーページデー
    タを処理する能力に関するデータを包含しているカバー
    ページデータフィールド、アドレスブックデータを処理
    する能力に関するデータを包含しているアドレスブック
    データフィールド、メタファイルデータを処理する能力
    に関するデータを包含しているメタファイルデータフィ
    ールド、前記ファクシミリデータ処理モードを越えて圧
    縮されたデータを処理する能力に関するデータを包含し
    ている圧縮データフィールド、前記ファクシミリデータ
    処理モードを越えて異なるデータ解像度を有しているデ
    ータを処理する能力に関するデータを包含している解像
    度データフィールド、前記ファクシミリデータ処理モー
    ドを越えた異なるデータ符号化モードを有しているデー
    タを処理するの能力に関するデータを包含している符号
    化データフィールド、前記ファクシミリデータ処理モー
    ドを越えて異なる用紙サイズを用いてデータを処理する
    能力に関するデータを包含している用紙サイズデータフ
    ィールドの一つを備えている第1のデータフィールドを
    少なくとも含むことを特徴とする請求項26に記載のシ
    ステム。
  28. 【請求項28】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記長さデータフィールド、前記第1のファクシミ
    リ機械のポーリングケイパビリティに関する情報を包含
    している前記可変長データフィールドを包含しているポ
    ーリングケイパビリティグループを含むことを特徴とす
    る請求項22に記載のシステム。
  29. 【請求項29】 前記可変長データフィールドは、低速
    でポーリング要求を処理する能力に関するデータを包含
    している低速データフィールド、高速でポーリング要求
    を処理する能力に関するデータを包含している高速デー
    タフィールド、メッセージ名によりポーリング要求を処
    理する能力に関するデータを包含しているネームデータ
    フィールド、受取人名によりポーリング要求を処理する
    能力に関するデータを包含している受取人名データフィ
    ールド、ファイル名によりポーリング要求を処理する能
    力に関するデータを包含しているファイルポーリングデ
    ータフィールド、及び第3のファクシミリ機械へメッセ
    ージをリレーする能力に関するデータを包含しているリ
    レーデータフィールドの一つを備えている第1のデータ
    フィールドを少なくとも含むことを特徴とする請求項2
    8に記載のシステム。
  30. 【請求項30】 前記ポーリングケイパビリティは、前
    記第1のファクシミリ機械内のアプリケーションデータ
    処理ケイパビリティの現行状況を示している値を包含し
    ているデータフィールドを含むことを特徴とする請求項
    28に記載のシステム。
  31. 【請求項31】 前記可変長データフィールドは、暗号
    化されたメッセージを処理する能力に関するデータを包
    含している機密保護モードデータフィールド、受け取っ
    たメッセージの経路を選択する能力に関するデータを包
    含しているルーティングデータフィールド、線形化され
    たメッセージを処理する能力に関するデータを包含して
    いる線形化されたメッセージデータフィールド、線形化
    されたメッセージ内の2値データフィールドを処理する
    能力に関するデータを包含している2値データメッセー
    ジデータフィールド、及び前記標準ファクシミリデータ
    処理モードを越えて圧縮されたデータを処理する能力に
    関するデータを包含している圧縮データフィールドの一
    つを備えているデータ処理ケイパビリティの利用可能性
    に関する情報を包含している第1のデータフィールドを
    少なくとも含むことを特徴とする請求項22に記載のシ
    ステム。
  32. 【請求項32】 第1及び第2のコンピュータ間の通信
    を制御するシステムであって、 前記第1のコンピュータの少なくとも一つの基本データ
    処理モードを包含している第1のカスタムデータ処理モ
    ードリストを有している該第1のコンピュータの第1の
    カスタムモード記憶領域と、 前記第1のコンピュータの少なくとも一つのアプリケー
    ションデータ処理モードを包含している第1のアプリケ
    ーションデータ処理モードリストを有している該第1の
    コンピュータの第1のアプリケーションモード記憶領域
    と、 前記第2のコンピュータの少なくとも一つのカスタムデ
    ータ処理モードを包含している第2のカスタムデータ処
    理モードリストを有しており、前記第1及び前記第2の
    カスタムデータ処理モードリストが少なくとも一つの相
    互に互換性があるカスタムデータ処理モードを有する、
    該第2のコンピュータの第2のカスタムモード記憶領域
    と、 前記第2のコンピュータの少なくとも一つのアプリケー
    ションデータ処理モードを包含している第2のアプリケ
    ーションデータ処理モードリストを有している該第2の
    コンピュータの第2のアプリケーションモード記憶領域
    と、 前記第1のカスタムデータ処理モードリスト及び前記第
    1のアプリケーションデータ処理モードリストを前記第
    1のコンピュータから前記第2のコンピュータへ転送す
    るケイパビリティ転送手段と、 データファイルを前記第2のコンピュータから前記第1
    のコンピュータへ転送するための転送フォームを選択す
    る前記第2のコンピュータ内の選択手段とを備え、 前記選択手段は、前記転送フォームが前記第1及び第2
    のコンピュータの前記データ処理ケイパビリティと相互
    に互換性があるかどうかを決定するために前記第1及び
    第2のアプリケーションモードリストを用い、前記第1
    及び第2のアプリケーションデータ処理モードリストが
    相互に互換性があるデータ処理モードを有していないな
    らば、前記第1及び第2のカスタムデータ処理モードリ
    ストから相互に互換性があるデータ処理モードを用いる
    ことを特徴とするシステム。
  33. 【請求項33】 前記データファイルを前記転送フォー
    ムに変換する前記第2のコンピュータの変換プロセッサ
    を更に含んでいることを特徴とする請求項32に記載の
    システム。
  34. 【請求項34】 前記第2のコンピュータから前記第1
    のコンピュータへの前記データファイルの転送を制御す
    べく、前記第1及び第2のコンピュータ内にそれぞれ第
    1及び第2の通信制御装置を更に含んでいることを特徴
    とする請求項32に記載のシステム。
  35. 【請求項35】 第1及び第2のコンピュータ間の通信
    を制御するシステムであり、該第1のコンピュータが少
    なくとも第1のカスタムデータ処理モードを有し、該第
    2のコンピュータが少なくとも第2のカスタムデータ処
    理モードを有するシステムであって、 前記第1のコンピュータの少なくとも一つのアプリケー
    ションデータ処理モードを包含している第1のアプリケ
    ーションデータ処理モードリストを有している該第1の
    コンピュータの第1のアプリケーションモード記憶領域
    と、 前記第2のコンピュータの少なくとも一つのアプリケー
    ションデータ処理モードを包含している第2のアプリケ
    ーションデータ処理モードリストを有している該第2の
    コンピュータの第2のアプリケーションモード記憶領域
    と、 前記第1のアプリケーションデータ処理モードリストを
    前記第1のコンピュータから前記第2のコンピュータへ
    転送するケイパビリティ転送手段と、 データファイルを前記第2のコンピュータから前記第1
    のコンピュータへ転送するための転送フォームを選択す
    る前記第2のコンピュータ内の選択手段とを備え、 前記選択手段は、前記第1及び第2のコンピュータの前
    記データ処理ケイパビリティと相互に互換性がある前記
    転送フォームを選択するために前記第1及び第2のアプ
    リケーションデータ処理モードリストを用い、前記第1
    及び第2のアプリケーションデータ処理モードリストが
    相互に互換性があるデータ処理モードを有していないな
    らば、前記第1及び第2のカスタムデータ処理モードか
    ら相互に互換性があるデータ処理モードを用いることを
    特徴とするシステム。
  36. 【請求項36】 第1及び第2のコンピュータ間でのデ
    ータ処理ケイパビリティデータの交換を制御するシステ
    ムであって、 前記第1のコンピュータの少なくとも一つのカスタムデ
    ータ処理モードを包含している第1のカスタムデータ処
    理モードリストを有している該第1のコンピュータの第
    1のカスタムモード記憶領域と、 前記第2のコンピュータの少なくとも一つのカスタムデ
    ータ処理モードを包含している第2のカスタムデータ処
    理モードリストを有している該第2のコンピュータの第
    2のカスタムモード記憶領域と、 前記第1のカスタムデータ処理モードリストを前記第1
    のコンピュータから前記第2のコンピュータへ転送する
    ケイパビリティ転送手段と、 データファイルを前記第2のコンピュータから前記第1
    のコンピュータへ転送するための転送フォームを選択す
    る前記第2のコンピュータ内の選択手段とを備え、 前記選択手段は、前記第1及び第2のコンピュータの前
    記データ処理ケイパビリティと相互に互換性がある前記
    転送フォームを選択するために前記第1及び第2のカス
    タムデータ処理モードリストを用いることを特徴とする
    システム。
  37. 【請求項37】 前記データファイルを前記転送フォー
    ムに変換する前記第2のコンピュータの変換プロセッサ
    を更に含んでいることを特徴とする請求項36に記載の
    システム。
  38. 【請求項38】 前記第2のコンピュータから前記第1
    のコンピュータへの前記データファイルの転送を制御す
    べく、前記第1及び第2のコンピュータ内にそれぞれ第
    1及び第2の通信制御装置を更に含んでいることを特徴
    とする請求項36に記載のシステム。
  39. 【請求項39】 前記第2のコンピュータは、前記第1
    のカスタムモードリストに基づいて前記データファイル
    を中間フォームに処理し、該中間フォームは、該転送フ
    ォームであり、前記第1のコンピュータは、前記中間フ
    ォームで前記データファイルを受取り、更に該データフ
    ァイルを該中間フォームとは異なる最終フォームに処理
    することを特徴とする請求項36に記載のシステム。
  40. 【請求項40】 前記第2のコンピュータは、第3のコ
    ンピュータからのケイパビリティフォワーディング要求
    の受取りにより該第3のコンピュータへ前記第1のカス
    タムモードリストをフォワードすることを特徴とする請
    求項36に記載のシステム。
  41. 【請求項41】 前記第1のカスタムモードリストを記
    憶する前記第2のコンピュータのケイパビリティキャッ
    シュ記憶領域を更に備え、前記選択手段は、前記第2の
    コンピュータから前記第1のコンピュータへのデータフ
    ァイルの後続の転送に対して前記記憶された第1のカス
    タムモードリストを用いることを特徴とする請求項36
    に記載のシステム。
  42. 【請求項42】 前記第1のカスタムモードリストが前
    記記憶された第1のカスタムモードリストと一致するか
    どうかを決定し、かつもし該第1のカスタムモードリス
    トが該記憶された第1のカスタムモードリストと一致し
    ないならば変化検出信号を発生する前記第2のコンピュ
    ータ内の変化検出手段を更に含み、該第2のコンピュー
    タは、該変化検出信号が発生されたならば、前記第1の
    コンピュータから前記第1のカスタムモードリストを要
    求し、前記選択手段は、前記記憶された第1のカスタム
    モードリストの代わりに前記第1のカスタムモードリス
    トを用いることを特徴とする請求項41に記載のシステ
    ム。
  43. 【請求項43】 前記変化検出手段は、前記選択手段が
    前記転送フォームを選択する前に前記第1のコンピュー
    タから前記第2のコンピュータへ転送された巡回冗長検
    査を用いることを特徴とする請求項42に記載のシステ
    ム。
  44. 【請求項44】 前記変化検出手段は、前記選択手段が
    前記転送フォームを選択する前に前記第1のコンピュー
    タから前記第2のコンピュータへ転送されたチェックサ
    ム値を用いることを特徴とする請求項42に記載のシス
    テム。
  45. 【請求項45】 前記第1のコンピュータに新しいデー
    タ処理モードを登録するレジストレーション手段を更に
    含み、該レジストレーション手段は、該新しいデータ処
    理モードを前記第1のカスタムモードリストに加えるこ
    とを特徴とする請求項36に記載のシステム。
  46. 【請求項46】 前記レジストレーション手段は、前記
    新しいデータ処理モードが前記第1のカスタムモードリ
    ストに加えられたことを示している変化信号を発生する
    ことを特徴とする請求項45に記載のシステム。
  47. 【請求項47】 前記第1のカスタムモードリストを記
    憶する前記第2のコンピュータのケイパビリティキャッ
    シュ記憶領域を更に含み、前記選択手段は、前記第2の
    コンピュータから前記第1のコンピュータへのデータフ
    ァイルの後続の転送に対して前記記憶された第1のカス
    タムモードリストを用いることを特徴とする請求項46
    に記載のシステム。
  48. 【請求項48】 前記変化信号を検出するために前記第
    2のコンピュータ内に変化検出手段を更に含み、前記第
    2のコンピュータは、前記変化信号が検出されたならば
    前記第1のコンピュータから前記第1のカスタムモード
    リストを要求し、前記選択手段は、前記記憶された第1
    のアプリケーションモードリストの代わりに前記第1の
    カスタムモードリストを用いることを特徴とする請求項
    45に記載のシステム。
  49. 【請求項49】 前記変化検出手段は、前記選択手段が
    前記転送フォームを選択する前に前記第1のコンピュー
    タから前記第2のコンピュータへ転送された巡回冗長検
    査を用いることを特徴とする請求項48に記載のシステ
    ム。
  50. 【請求項50】 前記変化検出手段は、前記選択手段が
    前記転送フォームを選択する前に前記第1のコンピュー
    タから前記第2のコンピュータへ転送されたチェックサ
    ム値を用いることを特徴とする請求項48に記載のシス
    テム。
  51. 【請求項51】 前記第1及び第2のコンピュータは、
    第1及び第2のファクシミリ機械の部分であり、前記第
    1のファクシミリ機械は、受信側ファクシミリ機械であ
    り、前記第2のファクシミリ機械は、伝送側ファクシミ
    リ機械であり、前記データファイルは、ファクシミリメ
    ッセージであることを特徴とする請求項36に記載のシ
    ステム。
  52. 【請求項52】 前記第1のカスタムモードリストは、
    前記ファクシミリメッセージの伝送の前に否定フェーズ
    で自動的に転送されることを特徴とする請求項51に記
    載のシステム。
  53. 【請求項53】 前記ケイパビリティ転送手段は、第1
    のケイパビリティグループを少なくとも包含している第
    1の非標準ファシリティ(NSF)データフレームを少
    なくとも用いて前記第1のカスタムモードリストを前記
    第2のファクシミリ機械へ転送し、各ケイパビリティグ
    ループは、該ケイパビリティグループの長さを示してい
    る長さデータフィールドを包含していることを特徴とす
    る請求項52に記載のシステム。
  54. 【請求項54】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記ケイパビリティグループを記述しているディス
    クリプタデータフィールドを包含することを特徴とする
    請求項53に記載のシステム。
  55. 【請求項55】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記長さデータフィールドを包含している識別子ケ
    イパビリティグループ、前記識別データフィールド、及
    び利用可能なデータテキスト符号に関する情報を包含し
    ている前記ディスクリプタデータフィールドを含むこと
    を特徴とする請求項54に記載のシステム。
  56. 【請求項56】 前記ディスクリプタデータフィールド
    は、暗号化されたメッセージを処理する能力に関するデ
    ータを包含している機密保護モードデータフィールド、
    受け取ったメッセージの経路を選択する能力に関するデ
    ータを包含しているルーティングデータフィールド、線
    形化されたメッセージを処理する能力に関するデータを
    包含している線形化されたメッセージデータフィール
    ド、線形化されたメッセージ内の2値データフィールド
    を処理する能力に関するデータを包含している2値デー
    タメッセージデータフィールド、及び前記標準ファクシ
    ミリデータ処理モードを越えて圧縮されたデータを処理
    する能力に関するデータを包含している圧縮データフィ
    ールドの一つを備えているデータ処理ケイパビリティの
    利用可能性に関する情報を包含している第1のデータフ
    ィールドを少なくとも含むことを特徴とする請求項22
    に記載のシステム。
  57. 【請求項57】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記長さデータフィールド及び標準ファクシミリ機
    械イメージングケイパビリティの上の前記第1のファク
    シミリ機械のイメージングケイパビリティに関する情報
    を包含している前記ディスクリプタデータフィールドを
    包含しているイメージングケイパビリティグループを含
    むことを特徴とする請求項54に記載のシステム。
  58. 【請求項58】 前記ディスクリプタデータフィールド
    は、リソースベースドプリンティングフォーマットデー
    タを処理する能力に関するデータを包含しているプリン
    タフォーマットデータフィールド、ディジタルカバーペ
    ージデータを処理する能力に関するデータを包含してい
    るカバーページデータフィールド、アドレスブックデー
    タを処理する能力に関するデータを包含しているアドレ
    スブックデータフィールド、メタファイルデータを処理
    する能力に関するデータを包含しているメタファイルデ
    ータフィールド、前記ファクシミリデータ処理モードを
    越えて圧縮されたデータを処理する能力に関するデータ
    を包含している圧縮データフィールド、前記ファクシミ
    リデータ処理モードを越えて異なるデータ解像度を有し
    ているデータを処理する能力に関するデータを包含して
    いる解像度データフィールド、前記ファクシミリデータ
    処理モードを越えた異なるデータ符号化モードを有して
    いるデータを処理するの能力に関するデータを包含して
    いる符号化データフィールド、前記ファクシミリデータ
    処理モードを越えて異なる用紙サイズを用いてデータを
    処理する能力に関するデータを包含している用紙サイズ
    データフィールドの一つを備えている第1のデータフィ
    ールドを少なくとも含むことを特徴とする請求項57に
    記載のシステム。
  59. 【請求項59】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記長さデータフィールド、前記識別データフィー
    ルド、及び前記第1のファクシミリ機械のポーリングケ
    イパビリティに関する情報を包含している前記ディスク
    リプタデータフィールドを包含しているポーリングケイ
    パビリティグループを含むことを特徴とする請求項54
    に記載のシステム。
  60. 【請求項60】 前記ディスクリプタデータフィールド
    は、低速でポーリング要求を処理する能力に関するデー
    タを包含している低速データフィールド、高速でポーリ
    ング要求を処理する能力に関するデータを包含している
    高速データフィールド、メッセージ名によりポーリング
    要求を処理する能力に関するデータを包含しているネー
    ムデータフィールド、受取人名によりポーリング要求を
    処理する能力に関するデータを包含している受取人名デ
    ータフィールド、ファイル名によりポーリング要求を処
    理する能力に関するデータを包含しているファイルポー
    リングデータフィールド、及び第3のファクシミリ機械
    へメッセージをリレーする能力に関するデータを包含し
    ているリレーデータフィールドの一つを備えている第1
    のデータフィールドを少なくとも含むことを特徴とする
    請求項59に記載のシステム。
  61. 【請求項61】 前記ポーリングケイパビリティは、前
    記第1のファクシミリ機械内のアプリケーションデータ
    処理ケイパビリティの現行状況を示している値を包含し
    ているデータフィールドを含むことを特徴とする請求項
    59に記載のシステム。
  62. 【請求項62】 前記第2のファクシミリ機械は、第3
    のファクシミリ機械からのケイパビリティフォワーディ
    ング要求の受取りにより該第3のファクシミリ機械へ前
    記第1のカスタムモードリストをフォワードすることを
    特徴とする請求項51に記載のシステム。
  63. 【請求項63】 前記第1のカスタムモードリストを記
    憶する前記第2のファクシミリ機械のケイパビリティキ
    ャッシュ記憶領域を更に備え、前記選択手段は、前記第
    2のファクシミリ機械から前記第1のファクシミリ機械
    への後続のデータファイルの転送に対して前記記憶され
    た第1のカスタムモードリストを用いることを特徴とす
    る請求項51に記載のシステム。
  64. 【請求項64】 それぞれが前記第1及び第2のアプリ
    ケーションデータ処理モードリストを包含している、前
    記第1及び第2のファクシミリ機械のそれぞれ第1及び
    第2のアプリケーションモード記憶領域と、 前記第1のアプリケーションデータ処理モードリストを
    前記第1のファクシミリ機械から前記第2のファクシミ
    リ機械へ転送するアプリケーションケイパビリティ転送
    手段とを更に含み、前記選択手段は、前記第1及び第2
    のファクシミリ機械の前記アプリケーションデータ処理
    ケイパビリティと相互に互換性がある前記転送フォーム
    を選択するために前記第1及び第2のデータ処理モード
    リストを用いることを特徴とする請求項51に記載のシ
    ステム。
  65. 【請求項65】 前記第1のアプリケーションモードリ
    ストは、前記ファクシミリメッセージの伝送の前にメッ
    セージ伝送フェーズに転送されることを特徴とする請求
    項64に記載のシステム。
  66. 【請求項66】 前記第2のファクシミリ機械は、前記
    第3のファクシミリ機械からのケイパビリティフォワー
    ディング要求の受取りにより前記第1のアプリケーショ
    ンモードリストを第3のファクシミリ機械へフォワード
    することを特徴とする請求項64に記載のシステム。
  67. 【請求項67】 前記第1のアプリケーションモードリ
    ストを記憶する前記第2のファクシミリ機械のケイパビ
    リティキャッシュ記憶領域を更に備え、前記選択手段
    は、前記第2のファクシミリ機械から前記第1のファク
    シミリ機械への後続のデータファイルの転送に対して前
    記記憶された第1のアプリケーションモードリストを用
    いることを特徴とする請求項64に記載のシステム。
  68. 【請求項68】 前記第1のアプリケーションモードリ
    ストが前記記憶された第1のアプリケーションモードリ
    ストと一致するかどうかを決定し、かつもし該第1のア
    プリケーションモードリストが該記憶された第1のアプ
    リケーションモードリストと一致しないならば変化検出
    信号を発生する前記第2のファクシミリ機械内の変化検
    出手段を更に含み、該第2のファクシミリ機械は、該変
    化検出信号が発生されたならば、前記第1のファクシミ
    リ機械から前記第1のアプリケーションモードリストを
    要求し、前記選択手段は、前記記憶された第1のアプリ
    ケーションモードリストの代わりに前記第1のアプリケ
    ーションモードリストを用いることを特徴とする請求項
    67に記載のシステム。
  69. 【請求項69】 前記変化検出手段は、前記選択手段が
    前記転送フォームを選択する前に前記第1ファクシミリ
    機械から前記第2のファクシミリ機械へ転送された巡回
    冗長検査を用いることを特徴とする請求項68に記載の
    システム。
  70. 【請求項70】 前記変化検出手段は、前記選択手段が
    前記転送フォームを選択する前に前記第1のファクシミ
    リ機械から前記第2のファクシミリ機械へ転送されたチ
    ェックサム値を用いることを特徴とする請求項68に記
    載のシステム。
  71. 【請求項71】 新しいデータ処理モードを登録するレ
    ジストレーション手段を更に含み、該レジストレーショ
    ン手段は、該新しいデータ処理モードを前記第1のアプ
    リケーションモードリストに加えることを特徴とする請
    求項64に記載のシステム。
  72. 【請求項72】 前記レジストレーション手段は、前記
    新しいデータ処理モードが前記第1のアプリケーション
    モードリストに加えられたことを示している変化信号を
    発生することを特徴とする請求項71に記載のシステ
    ム。
  73. 【請求項73】 前記第1のアプリケーションモードリ
    ストを記憶する前記第2のファクシミリ機械のケイパビ
    リティキャッシュ記憶領域を更に備え、前記選択手段
    は、前記第2のファクシミリ機械から前記第1のファク
    シミリ機械への後続のデータファイルの転送に対して前
    記記憶された第1のアプリケーションモードリストを用
    いることを特徴とする請求項71に記載のシステム。
  74. 【請求項74】 前記変化信号を検出するために前記第
    2のファクシミリ機械内に変化検出手段を更に含み、前
    記第2のファクシミリ機械は、前記変化信号が検出され
    たならば前記第1のファクシミリ機械から前記第1のア
    プリケーションモードリストを要求し、前記選択手段
    は、前記記憶された第1のアプリケーションモードリス
    トの代わりに前記第1のアプリケーションモードリスト
    を用いることを特徴とする請求項73に記載のシステ
    ム。
  75. 【請求項75】 前記変化検出手段は、前記選択手段が
    前記転送フォームを選択する前に前記第1のファクシミ
    リ機械から前記第2のファクシミリ機械へ転送された巡
    回冗長検査を用いることを特徴とする請求項74に記載
    のシステム。
  76. 【請求項76】 前記変化検出手段は、前記選択手段が
    前記転送フォームを選択する前に前記第1のファクシミ
    リ機械から前記第2のファクシミリ機械へ転送されたチ
    ェックサム値を用いることを特徴とする請求項74に記
    載のシステム。
  77. 【請求項77】 ファクシミリ機械間のターンアラウン
    ドオペレーションを制御するシステムであって、 受信側ファクシミリ機械としてはじめに指定されている
    第1のファクシミリ機械と、 伝送側ファクシミリ機械としてはじめに指定されている
    第2のファクシミリ機械と、 ターンアラウンドオペレーション要求に対する応答に遅
    延を許容する前記第1及び第2のファクシミリ機械のタ
    ーンアラウンド遅延手段とを備え、 前記第2のファクシミリ機械の前記ターンアラウンド遅
    延手段は、非標準ファシリティコマンド及びディジタル
    伝送コマンド信号を前記第1のファクシミリ機械へ伝送
    し、 前記第1のファクシミリ機械の前記ターンアラウンド遅
    延手段は、前記第1のファクシミリ機械からの前記非標
    準ファシリティコマンド信号及び前記ディジタル伝送コ
    マンド信号の受取りに応じて、当該非標準ファシリティ
    コマンド信号及び当該ディジタル伝送コマンド信号を前
    記第2のファクシミリ機械へ伝送し、 前記第1のファクシミリ機械の前記ターンアラウンド遅
    延手段によって伝送された前記非標準ファシリティコマ
    ンド信号は、前記第1のファクシミリ機械による遅延要
    求を示しているデータフィールドを有することを特徴と
    するシステム。
  78. 【請求項78】 前記第1及び第2のファクシミリ機械
    の前記ターンアラウンド遅延手段は、前記第1のファク
    シミリ機械が前記ターンアラウンドオペレーションに応
    答する用意ができるまで前記非標準ファシリティコマン
    ド信号及び前記ディジタル伝送コマンド信号を前記第1
    のファクシミリ機械によって要求された遅延を示してい
    る前記データフィールドと交換することを継続すること
    を特徴とする請求項77に記載のシステム。
  79. 【請求項79】 前記ターンアラウンドオペレーション
    要求は、ファクシミリメッセージに対するポーリング要
    求であり、該ファクシミリメッセージは、メッセージ
    名、ファクシミリ名、及び受取人名の一つを備えている
    識別子によって識別されることを特徴とする請求項77
    に記載のシステム。
  80. 【請求項80】 前記第1のファクシミリ機械は、許可
    されたパスワードのパスワードリストを包含し、前記シ
    ステムは、前記ターンアラウンドオペレーション要求と
    共に、パスワードデータ信号を前記第2のファクシミリ
    機械から前記第1のファクシミリ機械へ伝送するパスワ
    ード手段を更に含み、前記第1のファクシミリ機械は、
    前記パスワードデータ信号が前記許可されたパスワード
    の一つに一致する場合にのみ前記ターンアラウンドオペ
    レーション要求に応答することを特徴とする請求項77
    に記載のシステム。
  81. 【請求項81】 ターンアラウンドオペレーションを制
    御するために第1及び第2のファクシミリ機械間のファ
    クシミリ通信に用いられる方法であり、該第1のファク
    シミリ機械は、受信側ファクシミリ機械としてはじめに
    指定され、該第2のファクシミリ機械は、伝送側ファク
    シミリ機械としてはじめに指定される方法であって、 (a)非標準ファシリティコマンド信号を前記第2のフ
    ァクシミリ機械から前記第1のファクシミリ機械へ伝送
    し、 (b)ディジタル伝送コマンド信号を前記第2のファク
    シミリ機械から前記第1のファクシミリ機械へ伝送し、 (c)前記第2のファクシミリ機械からの前記非標準フ
    ァシリティコマンド信号及び前記ディジタル伝送コマン
    ド信号に応じて、該非標準ファシリティコマンド信号及
    び該ディジタル伝送コマンド信号を前記第1のファクシ
    ミリ機械から前記第2のファクシミリ機械へ伝送し、前
    記非標準ファシリティコマンド信号は、前記第1のファ
    クシミリ機械による遅延要求を示しているデータフィー
    ルドを有し、 (d)前記第1のファクシミリ機械が前記ターンアラウ
    ンドオペレーションに応じる用意ができるまで前記ステ
    ップ(a)から(c)を繰り返し、 (e)前記第1のファクシミリ機械が前記ターンアラウ
    ンドオペレーションに応じる用意ができたときに、該第
    1のファクシミリ機械が該ターンアラウンドオペレーシ
    ョンに応じる用意ができたことを示すための信号を伝送
    する段階を具備することを特徴とする方法。
  82. 【請求項82】 前記ディジタル伝送コマンド信号は、
    CCITT DTCデータフレームであることを特徴と
    する請求項81に記載の方法。
  83. 【請求項83】 前記非標準ファシリティコマンド信号
    は、CCITT NSCデータフレームであることを特
    徴とする請求項81に記載の方法。
  84. 【請求項84】 前記ステップ(c)は、非標準設定信
    号及びディジタル伝送信号の伝送を含むことを特徴とす
    る請求項81に記載の方法。
  85. 【請求項85】 第1及び第2のファクシミリ機械間の
    通信を制御するために該第1のファクシミリ機械及び該
    第2のファクシミリ機械を用いる方法であって、 (a)前記第1のファクシミリ機械のファクシミリデー
    タ処理モードを少なくとも一つ包含している第1のファ
    クシミリデータ処理モードリストを前記第1のファクシ
    ミリ機械から前記第2のファクシミリ機械へ伝送し、 (b)前記第1のファクシミリ機械のデータ処理モード
    を少なくとも一つ包含している第1のカスタムモードリ
    ストを前記第1のファクシミリ機械から前記第2のファ
    クシミリ機械へ伝送し、 (c)前記第1のカスタムモードリストを、第1及び第
    2のカスタムモードリストの両方に共通なカスタムデー
    タ処理モードがあるかどうかを決定すべく前記第2のフ
    ァクシミリ機械のカスタムデータ処理モードを少なくと
    も一つ包含しておりかつ前記第2のファクシミリ機械に
    記憶された第2のカスタムデータ処理モードリストと比
    較し、 (d)もし共通のカスタムデータ処理モードが存在する
    ならば、データファイルを、前記第1及び第2のカスタ
    ムモードリストから選択された前記共通なデータ処理モ
    ードを用いて前記第2のファクシミリ機械から第1のフ
    ァクシミリ機械へ転送し、 (e)もし前記第1及び第2のカスタムモードリストに
    共通のデータ処理モードが存在しないならば、前記第1
    のファクシミリモードリストを前記第2のファクシミリ
    機械のファクシミリデータ処理モードを少なくとも一つ
    包含しておりかつ前記第2のファクシミリ機械に記憶さ
    れた該第2のファクシミリデータ処理モードリストと比
    較し、該第1及び第2のファクシミリモードリストは、
    相互に互換性があるファクシミリデータ処理モードを少
    なくとも一つ有しており、 (f)前記第1及び第2のファクシミリモードリストか
    ら選択された前記相互に互換性があるデータフォームで
    前記データファイルを前記第2のファクシミリ機械から
    前記第1のファクシミリ機械へ転送する段階を具備する
    ことを特徴とする方法。
  86. 【請求項86】 前記第1のファクシミリ機械は、はじ
    めに前記受信側ファクシミリ機械であり、前記第2のフ
    ァクシミリ機械は、はじめに前記伝送側ファクシミリ機
    械であり、前記方法は、 前記第1のファクシミリ機械による前記データファイル
    の前記受取りを示している該第1のファクシミリ機械か
    らのメッセージ確認信号を受取り、 前記第1のファクシミリ機械からのディジタル識別信号
    を待機することに代わってすぐ後にディジタル伝送コマ
    ンド信号を該第1のファクシミリ機械へ伝送することを
    特徴とするターンアラウンドファクシミリオペレーショ
    ンを制御する請求項85に記載の方法。
  87. 【請求項87】 前記第1のカスタムモードリストは、
    第1のケイパビリティグループを少なくとも包含してい
    る第1の非標準ファシリティ(NSF)データフレーム
    を少なくとも用いて転送され、各ケイパビリティグルー
    プは、該ケイパビリティグループの長さを示している長
    さデータフィールドを包含していることを特徴とする請
    求項85に記載の方法。
  88. 【請求項88】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記ケイパビリティを記述しているディスクリプタ
    データフィールドを包含することを特徴とする請求項8
    7に記載の方法。
  89. 【請求項89】 前記ディスクリプタデータフィールド
    は、暗号化されたメッセージを処理する能力に関するデ
    ータを包含している機密保護モードデータフィールド、
    受け取ったメッセージの経路を選択する能力に関するデ
    ータを包含しているルーティングデータフィールド、線
    形化されたメッセージを処理する能力に関するデータを
    包含している線形化されたメッセージデータフィール
    ド、線形化されたメッセージ内の2値データフィールド
    を処理する能力に関するデータを包含している2値デー
    タメッセージデータフィールドの一つを備えているデー
    タ処理ケイパビリティの利用可能性に関する情報を包含
    している第1のデータフィールドを少なくとも含むこと
    を特徴とする請求項88に記載の方法。
  90. 【請求項90】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記長さデータフィールドを包含している識別子ケ
    イパビリティグループ、及び利用可能なデータテキスト
    符号に関する情報を包含している前記ディスクリプタデ
    ータフィールドを含むことを特徴とする請求項88に記
    載の方法。
  91. 【請求項91】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記長さデータフィールド及び標準ファクシミリ機
    械イメージングケイパビリティの上の前記第1のファク
    シミリ機械のイメージングケイパビリティに関する情報
    を包含している前記ディスクリプタデータフィールドを
    包含しているイメージングケイパビリティグループを含
    むことを特徴とする請求項90に記載の方法。
  92. 【請求項92】 前記ディスクリプタデータフィールド
    は、リソースベースドプリンティングフォーマットデー
    タを処理する能力に関するデータを包含しているプリン
    タフォーマットデータフィールド、ディジタルカバーペ
    ージデータを処理する能力に関するデータを包含してい
    るカバーページデータフィールド、アドレスブックデー
    タを処理する能力に関するデータを包含しているアドレ
    スブックデータフィールド、メタファイルデータを処理
    する能力に関するデータを包含しているメタファイルデ
    ータフィールドの一つを備えている第1のデータフィー
    ルドを少なくとも含むことを特徴とする請求項91に記
    載の方法。
  93. 【請求項93】 前記第1のケイパビリティグループ
    は、前記長さデータフィールドを包含しているポーリン
    グケイパビリティグループ、及び前記第1のファクシミ
    リ機械のポーリングケイパビリティに関する情報を包含
    している前記ディスクリプタデータフィールドを含むこ
    とを特徴とする請求項88に記載の方法。
  94. 【請求項94】 前記ディスクリプタデータフィールド
    は、低速でポーリング要求を処理する能力に関するデー
    タを包含している低速データフィールド、高速でポーリ
    ング要求を処理する能力に関するデータを包含している
    高速データフィールド、メッセージ名によりポーリング
    要求を処理する能力に関するデータを包含しているネー
    ムデータフィールド、受取人名によりポーリング要求を
    処理する能力に関するデータを包含している受取人名デ
    ータフィールド、ファイル名によりポーリング要求を処
    理する能力に関するデータを包含しているファイルポー
    リングデータフィールド、及び第3のファクシミリ機械
    へメッセージをリレーする能力に関するデータを包含し
    ているリレーデータフィールドの一つを備えている第1
    のデータフィールドを少なくとも含むことを特徴とする
    請求項93に記載の方法。
  95. 【請求項95】 第1のアプリケーションデータ処理モ
    ードリストを前記第1のファクシミリ機械から前記第2
    のファクシミリ機械へ転送し、前記第1のアプリケーシ
    ョンモードリストは、該第1のファクシミリ機械のアプ
    リケーションデータ処理モードを少なくとも一つ包含
    し、 前記第1のアプリケーションモードリストを、前記第2
    のファクシミリ機械に記憶されかつ該第1及び第2のア
    プリケーションモードリストの両方に共通なアプリケー
    ションデータ処理モードが存在するかどうかを決定すべ
    く該第2のファクシミリ機械のアプリケーションデータ
    処理モードを少なくとも一つ包含している第2のアプリ
    ケーションデータ処理モードリストと比較し、 前記第1及び第2のアプリケーションモードリストから
    選択された前記共通アプリケーションデータ処理モード
    で前記データファイルを前記第2のファクシミリ機械か
    ら前記第1のファクシミリ機械へ転送する段階を更に含
    んでいることを特徴とする請求項85に記載の方法。
  96. 【請求項96】 前記カスタムモードリストは、前記第
    1のファクシミリ機械内の前記アプリケーションケイパ
    ビリティの現行状況を示している値を包含しているデー
    タフィールドを含むことを特徴とする請求項95に記載
    の方法。
  97. 【請求項97】 前記第1のファクシミリ機械は、前記
    第2のファクシミリ機械からのアプリケーションモード
    リスト要求コマンドの受取りにより前記第1のアプリケ
    ーションモードリストを前記第2のファクシミリ機械へ
    転送することを特徴とする請求項95に記載の方法。
  98. 【請求項98】 第1及び第2のコンピュータ間の通信
    を制御するために該第1及び第2のコンピュータを用い
    る方法であって、 (a)第1のカスタムデータ処理モードリストを前記第
    1のファクシミリ機械から前記第2のファクシミリ機械
    へ転送し、前記第1のカスタムモードリストは、前記第
    1のコンピュータのカスタムデータ処理モードを少なく
    とも一つ包含し、 (b)第1のアプリケーションデータ処理モードリスト
    を前記第1のコンピュータから前記第2のコンピュータ
    へ転送し、該第1のアプリケーションモードリストは、
    該第1のコンピュータのアプリケーションデータ処理モ
    ードを少なくとも一つ包含し、 (c)前記第1のアプリケーションモードリストを、第
    1及び第2のアプリケーションモードリストの両方に共
    通なアプリケーションデータ処理モードがあるかどうか
    を決定すべく前記第2のコンピュータのアプリケーショ
    ンデータ処理モードを少なくとも一つ包含しておりかつ
    前記第2のコンピュータに記憶された第2のアプリケー
    ションデータ処理モードリストと比較し、 (d)もし前記第1及び第2のアプリケーションモード
    リストの両方に共通なアプリケーションデータ処理モー
    ドが存在するならば、データファイルを、前記第1及び
    第2のアプリケーションモードリストからの前記共通な
    アプリケーションデータ処理モードを用いて前記第2の
    コンピュータから第1のコンピュータへ転送し、 (e)もし前記第1及び第2のアプリケーションモード
    リストに共通なアプリケーションデータ処理モードが存
    在しないならば、前記第1のカスタムモードリストを前
    記第2のコンピュータのカスタムデータ処理モードを少
    なくとも一つ包含しておりかつ前記第2のコンピュータ
    に記憶された該第2のカスタムデータ処理モードリスト
    と比較し、該第1及び第2のカスタムモードリストは、
    相互に互換性がある基本データ処理モードを少なくとも
    一つ有し、 (f)前記第1及び第2のカスタムモードリストから選
    択された前記相互に互換性があるデータフォームで前記
    データファイルを前記第2のコンピュータから前記第1
    のコンピュータへ転送する段階を具備することを特徴と
    する方法。
  99. 【請求項99】 第1及び第2のコンピュータ間の通信
    を制御するために該第1及び第2のコンピュータを用い
    る方法であり、該第1のコンピュータは、第1のカスタ
    ムデータ処理モードを少なくとも包含している第1のカ
    スタムモードリストを有し、該第2のコンピュータは、
    該第1のカスタムデータ処理モードと互換性がある第2
    のカスタムデータ処理モードを包含している第2のカス
    タムモードリストを有する方法であって、 (a)第1のアプリケーションデータ処理モードリスト
    を前記第1のコンピュータから前記第2のコンピュータ
    へ転送し、前記第1のアプリケーションモードリスト
    は、前記第1のコンピュータのアプリケーションデータ
    処理モードを少なくとも一つ包含し、 (b)前記第1のアプリケーションモードリストを、第
    1及び第2の延長されたモードリストの両方に共通なア
    プリケーションデータ処理モードがあるかどうかを決定
    すべく前記第2のコンピュータの延長されたデータ処理
    モードを少なくとも一つ包含しておりかつ前記第2のコ
    ンピュータに記憶された第2のアプリケーションデータ
    処理モードリストと比較し、 (c)もし共通なアプリケーションデータ処理モードが
    存在するならば、データファイルを、前記第1及び第2
    のアプリケーションモードリストから選択された前記共
    通なアプリケーションデータ処理モードを用いて前記第
    2のコンピュータから第1のコンピュータへ転送し、 (d)もし前記第1及び第2のアプリケーションモード
    リストに共通なアプリケーションデータ処理モードが存
    在しないならば、相互に互換性があるカスタムデータ処
    理モードを決定すべく前記第1のカスタムモードリスト
    を前記第2のカスタムデータ処理モードと比較し、 (e)前記第1及び第2のカスタムモードリストから選
    択された前記相互に互換性があるデータフォームで前記
    データファイルを前記第2のコンピュータから前記第1
    のコンピュータへ転送する段階を具備することを特徴と
    する方法。
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