JP2669362B2 - マルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減システム - Google Patents

マルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減システム

Info

Publication number
JP2669362B2
JP2669362B2 JP6260478A JP26047894A JP2669362B2 JP 2669362 B2 JP2669362 B2 JP 2669362B2 JP 6260478 A JP6260478 A JP 6260478A JP 26047894 A JP26047894 A JP 26047894A JP 2669362 B2 JP2669362 B2 JP 2669362B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
cluster
processing
end cluster
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6260478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08123775A (ja
Inventor
一智 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6260478A priority Critical patent/JP2669362B2/ja
Priority to US08/546,083 priority patent/US5699531A/en
Publication of JPH08123775A publication Critical patent/JPH08123775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2669362B2 publication Critical patent/JP2669362B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0061Error detection codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0041Arrangements at the transmitter end
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0078Avoidance of errors by organising the transmitted data in a format specifically designed to deal with errors, e.g. location

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のプロセッサとそれ
らの共有メモリから構成される高速ネットワーク上の独
立した単位であるクラスタを高速ネットワークで複数接
続したマルチクラスタシステムにおいて、トランスミッ
ションコントロールプロトコル(Transmissi
on Control Protocol)/インター
ネツトプロトコル(Internet Protoco
l)(以下、TCP/IPとする)などの通信プロトコ
ル処理および一般的な入出力処理の際に発生するデータ
移送回数を削減するマルチクラスタシステムにおけるク
ラスタ間データ移送削減システムに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−3845号公報には、複数の
計算機をクラスタとして含むシステムにおいて、通信プ
ロトコル処理のクラスタ間分散処理化を容易にし、シス
テム間のルートに依存しない相手システムの認識を可能
にするために、通信プロトコル処理を、相手システム単
位の通信プロトコル処理と、クラスタの計算機に接続さ
れている通信回線に依存する通信プロトコル処理に分散
する通信プロトコル処理方式が開示されている。
【0003】この従来の方式においては、全てのクラス
タはプロトコル処理機能を有し、あるクラスタでの通信
プロトコル処理は、そのクラスタ内の通信プロトコル処
理機能によって行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−3845号公報記載の技術においては、複数のマル
チプロセッサで構成されるクラスタで構成されたマルチ
クラスタシステムにおいて、そのうち、一つのクラスタ
だけがOS制御機構(この機構だけがプロトコル処理機
能を有する)を有する構成のシステムに関しては言及さ
れていない。
【0005】従来のこのようなマルチクラスタシステム
においては、TCP/IPなどの通信プロトコル処理
は、プロトコル処理機能を有するクラスタで行うが、そ
の処理の一部でチェックサムを計算する必要がある、こ
のチェックサムの計算においては、全てのユーザデータ
が必要なため、OS制御機構を有しないクラスタ内のロ
ーカルネットワークドライバで受信したデータに対する
プロトコル処理を行う場合には、クラスタ間のデータ移
送が2回以上発生し、システムスループット低下の要因
となるという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、複数のマルチプロセッサ
で構成されるクラスタを高速ネットワークで接続したマ
ルチクラスタシステムにおいて、通信プロトコル処理お
よび入出力処理の効率を向上させることにある。
【0007】本発明の他の目的は、複数のマルチプロセ
ッサで構成されるクラスタを高速ネットワークで接続し
たマルチクラスタシステムにおいて、冗長なクラスタ間
データ移送回数を削減することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のマルチク
ラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減シス
テムは、ネットワークに接続されているが、プロトコル
処理を行うことができるOS制御機構を有さない複数の
バックエンドクラスタと、前記ネットワークに接続され
ていないが、前記OS制御機構を有するフロントエンド
クラスタとが相互通信網で接続されているマルチクラス
タシステムにおいて、前記バックエンドクラスタは、ユ
ーザプログラムから前記ネットワークへのデータ送信の
要求を受けると、前記フロントエンドクラスタへ該デー
タのプロトコル処理を依頼し、前記フロントエンドクラ
スタは、前記バックエンドクラスタから前記データのプ
ロトコル処理の要求を受けると、前記データのプロトコ
ル処理を実行し、処理結果を前記バックエンドクラスタ
へ通知し、前記バックエンドクラスタは、前記フロント
エンドクラスタから通知されたプロトコル処理の結果を
前記データに反映して送信データを作成し、該送信デー
タを前記ネットワークへ送信することを特徴とする。
【0009】本発明の第2のマルチクラスタシステムに
おけるクラスタ間データ移送削減システムは、ネットワ
ークに接続されているが、プロトコル処理を行うことが
できるOS制御機構を有さない複数のバックエンドクラ
スタと、前記ネットワークに接続されていないが、前記
OS制御機構を有するフロントエンドクラスタとが相互
通信網で接続されているマルチクラスタシステムにおい
て、前記バックエンドクラスタは、ユーザプログラムか
ら前記ネットワークへのデータ送信の要求を受けると、
前記フロントエンドクラスタへ該データのデータ形式情
報を渡して該データのプロトコル処理を依頼し、前記フ
ロントエンドクラスタは、前記バックエンドクラスタか
ら前記データのデータ形式情報を渡され、前記データの
プロトコル処理の要求を受けると、前記データのプロト
コル処理を実行し、その結果と、さらに該プロトコル処
理の過程で前記データのデータ形式情報のみでなく全て
の前記データを参照する処理を実行しなければならない
と判断した場合には、この全ての前記データを参照する
処理の実行要求を前記バックエンドクラスタへ通知し、
前記バックエンドクラスタは、前記フロントエンドクラ
スタから通知された全ての前記データを参照する処理を
実行し、該処理結果を前記プロトコル処理の処理結果に
反映したものに前記データを組み合わせて送信データを
作成し、該送信データを前記ネットワークへ送信するこ
とを特徴とする。
【0010】本発明の第3のマルチクラスタシステムに
おけるクラスタ間データ移送削減システムは、ネットワ
ークに接続されているが、プロトコル処理を行うことが
できるOS制御機構を有さない複数のバックエンドクラ
スタと、前記ネットワークに接続されていないが、前記
OS制御機構を有するフロントエンドクラスタとが相互
通信網で接続されているマルチクラスタシステムにおい
て、前記バックエンドクラスタは、ユーザプログラムか
ら前記ネットワークへのデータ送信の要求を受けると、
前記フロントエンドクラスタへ該データのデータ形式情
報を渡して該データのプロトコル処理を依頼するととも
に、前記フロントエンドクラスタから通知された全ての
前記データを参照する処理を実行し、該処理結果を前記
プロトコル処理の処理結果に反映したものに前記データ
を組み合わせて送信データを作成するサブOS制御機構
と、このサブOS制御機構が作成した送信データを前記
ネットワークに送信するローカルネットワークドライバ
と、前記バックエンドクラスタと前記ネットワークとを
接続するネットワーク接続機構とを備え、前記フロント
エンドクラスタの前記OS制御機構が、前記バックエン
ドクラスタから前記データのデータ形式情報を渡され、
前記データのプロトコル処理の要求を受けると、前記デ
ータのプロトコル処理を実行し、さらに該プロトコル処
理の過程で前記データのデータ形式情報のみでなく全て
の前記データを参照する処理を実行しなければならない
と判断した場合には、この全ての前記データを参照する
処理の実行要求を要求蓄積バッファへ蓄積し、前記プロ
トコル処理の処理結果と前記要求蓄積バッファに蓄積し
た処理の実行要求を前記バックエンドクラスタへ通知す
ることを特徴とする。
【0011】本発明の第4のマルチクラスタシステムに
おけるクラスタ間データ移送削減システムは、第3のマ
ルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削
減システムにおいて、前記サブOS制御機構が、前記フ
ロントエンドクラスタから通知された全ての前記データ
を参照する処理がチェックサムの計算であった場合に該
計算を実行するチェックサム計算手段と、このチェック
サム計算手段における処理結果を前記プロトコル処理の
処理結果に反映したものに前記データを組み合わせて送
信データを作成する送信データ作成手段とを含み、前記
OS制御機構が、前記データのプロトコル処理を実行す
るプロトコル処理遂行手段と、このプロトコル処理遂行
手段がその処理過程において前記データのデータ形式情
報のみでなく全ての前記データを参照する処理を実行し
なければならないと判断した場合に、この全ての前記デ
ータを参照する処理の実行要求を前記要求蓄積バッファ
に蓄積する要求蓄積手段とを含む。
【0012】本発明の第5のマルチクラスタシステムに
おけるクラスタ間データ移送削減システムは、ネットワ
ークに接続されているが、データチェック処理を行うこ
とができるOS制御機構を有さない複数のバックエンド
クラスタと、前記ネットワークに接続されていないが、
前記OS制御機構を有するフロントエンドクラスタとが
相互通信網で接続されているマルチクラスタシステムに
おいて、前記バックエンドクラスタが、ユーザプログラ
ムから入出力装置へのデータ出力の要求を受けると、前
記フロントエンドクラスタへ該データの形式に関するデ
ータチェック処理を依頼し、前記フロントエンドクラス
タは、前記バックエンドクラスタから前記データのデー
タチェック処理の要求を受けると、前記データのデータ
チェック処理を実行し、処理結果を前記バックエンドク
ラスタへ通知し、前記バックエンドクラスタが、前記フ
ロントエンドクラスタから通知されたデータチェック処
理の結果を前記データに反映して出力データを作成し、
該出力データを前記入出力装置へ出力することを特徴と
する。
【0013】本発明の第6のマルチクラスタシステムに
おけるクラスタ間データ移送削減システムは、ネットワ
ークに接続されているが、データチェック処理を行うこ
とができるOS制御機構を有さない複数のバックエンド
クラスタと、前記ネットワークに接続されていないが、
前記OS制御機構を有するフロントエンドクラスタとが
相互通信網で接続されているマルチクラスタシステムに
おいて、前記バックエンドクラスタは、ユーザプログラ
ムから入出力装置へのデータ出力の要求を受けると、前
記フロントエンドクラスタへ該データのデータ形式情報
を渡して該データのデータチェック処理を依頼し、前記
フロントエンドクラスタは、前記バックエンドクラスタ
から前記データのデータ形式情報を渡され、前記データ
のデータチェック処理の要求を受けると、前記データの
データチェック処理を実行し、その結果と、さらに該デ
ータチェック処理の過程で前記データのデータ形式情報
のみでなく全ての前記データを参照する処理を実行しな
ければならないと判断した場合には、この全ての前記デ
ータを参照する処理の実行要求を前記バックエンドクラ
スタへ通知し、前記バックエンドクラスタは、前記フロ
ントエンドクラスタから通知された全ての前記データを
参照する処理を実行した結果と前記データチェック処理
の処理結果とを前記データに反映して出力データを作成
し、該出力データを前記入出力装置へ出力することを特
徴とする。
【0014】本発明の第7のマルチクラスタシステムに
おけるクラスタ間データ移送削減システムは、ネットワ
ークに接続されているが、データチェック処理を行うこ
とができるOS制御機構を有さない複数のバックエンド
クラスタと、前記ネットワークに接続されていないが、
前記OS制御機構を有するフロントエンドクラスタとが
相互通信網で接続されているマルチクラスタシステムに
おいて、前記バックエンドクラスタは、ユーザプログラ
ムから入出力装置へのデータ出力の要求を受けると、前
記フロントエンドクラスタへ該データのデータ形式情報
を渡して該データのデータチェック処理を依頼するとと
もに、前記フロントエンドクラスタから通知された全て
の前記データを参照する処理を実行し、該処理結果と前
記データチェック処理の処理結果とを前記データに反映
して出力データを作成するサブOS制御機構と、このサ
ブOS制御機構が作成した出力データを前記入出力装置
に出力するローカル装置ドライバとを備え、前記フロン
トエンドクラスタの前記OS制御機構が、前記バックエ
ンドクラスタから前記データのデータ形式情報を渡さ
れ、前記データのデータチェック処理の要求を受ける
と、前記データのデータチェック処理を実行し、さらに
該データチェック処理の過程で前記データのデータ形式
情報のみでなく全ての前記データを参照する処理を実行
しなければならないと判断した場合には、この全ての前
記データを参照する処理の実行要求を要求蓄積バッファ
へ蓄積し、前記データチェック処理の処理結果と前記要
求蓄積バッファに蓄積した処理の実行要求を前記バック
エンドクラスタへ通知することを特徴とする。
【0015】本発明の第8のマルチクラスタシステムに
おけるクラスタ間データ移送削減システムは、第7のマ
ルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削
減システムにおいて、前記サブOS制御機構が、前記フ
ロントエンドクラスタから通知された全ての前記データ
を参照する処理がチェックサムの計算であった場合に該
計算を実行するチェックサム計算手段と、このチェック
サム計算手段における処理結果と前記データチェック処
理の処理結果とを前記データに反映して出力データを作
成する出力データ作成手段とを含み、前記OS制御機構
が、前記データのデータチェック処理を実行するデータ
チェック手段と、このデータチェック手段がその処理過
程において前記データのデータ形式情報のみでなく全て
の前記データを参照する処理を実行しなければならない
と判断した場合に、この全ての前記データを参照する処
理の実行要求を前記要求蓄積バッファに蓄積する要求蓄
積手段とを含む。
【0016】本発明の第9のマルチクラスタシステムに
おけるクラスタ間データ移送削減システムは、ネットワ
ークに接続されているが、プロトコル処理を行うことが
できるOS制御機構を有さない複数のバックエンドクラ
スタと、前記ネットワークに接続されていないが、前記
OS制御機構を有するフロントエンドクラスタとが相互
通信網で接続されているマルチクラスタシステムにおい
て、前記バックエンドクラスタが、前記ネットワークか
らデータを受信すると、前記フロントエンドクラスタへ
該データのプロトコル処理を依頼し、前記フロントエン
ドクラスタは、前記バックエンドクラスタから前記デー
タのプロトコル処理の要求を受けると、前記データのプ
ロトコル処理を実行し、処理結果を前記バックエンドク
ラスタへ通知し、前記バックエンドクラスタが、前記フ
ロントエンドクラスタから通知されたプロトコル処理の
結果を前記データに反映して受信データを作成すること
を特徴とする。
【0017】本発明の第10のマルチクラスタシステム
におけるクラスタ間データ移送削減システムは、ネット
ワークに接続されているが、プロトコル処理を行うこと
ができるOS制御機構を有さない複数のバックエンドク
ラスタと、前記ネットワークに接続されていないが、前
記OS制御機構を有するフロントエンドクラスタとが相
互通信網で接続されているマルチクラスタシステムにお
いて、前記バックエンドクラスタは、前記ネットワーク
からデータを受信すると、該データのチェックサムを計
算し、前記フロントエンドクラスタへ該データのデータ
形式情報と前記チェックサムの計算結果を渡して該デー
タのプロトコル処理を依頼し、前記フロントエンドクラ
スタは、前記バックエンドクラスタから前記データのデ
ータ形式情報と前記チェックサムの計算結果を渡され、
前記データのプロトコル処理の要求を受けると、前記デ
ータのプロトコル処理を実行し、その結果と、さらに該
プロトコル処理の過程で前記データのチェックサムの計
算処理以外に前記データのデータ形式情報のみでなく全
ての前記データを参照する処理を実行しなければならな
いと判断した場合には、この全ての前記データを参照す
る処理の実行要求を前記バックエンドクラスタへ通知
し、前記バックエンドクラスタは、前記フロントエンド
クラスタから通知された全ての前記データを参照する処
理を実行し、該処理結果を前記プロトコル処理の処理結
果に反映したものに前記データを組み合わせて受信デー
タを作成することを特徴とする。
【0018】本発明の第11のマルチクラスタシステム
におけるクラスタ間データ移送削減システムは、ネット
ワークに接続されているが、プロトコル処理を行うこと
ができるOS制御機構を有さない複数のバックエンドク
ラスタと、前記ネットワークに接続されていないが、前
記OS制御機構を有するフロントエンドクラスタとが相
互通信網で接続されているマルチクラスタシステムにお
いて、前記バックエンドクラスタは、前記ネットワーク
からデータを受信するローカルネットワークドライバ
と、前記バックエンドクラスタと前記ネットワークとを
接続するネットワーク接続機構と、前記ローカルネット
ワークドライバからデータを受信すると、該データのチ
ェックサムを計算し、前記フロントエンドクラスタへ該
データのデータ形式情報と前記チェックサムの計算結果
を渡して該データのプロトコル処理を依頼するととも
に、前記フロントエンドクラスタから通知された全ての
前記データを参照する処理を実行し、該処理結果を前記
プロトコル処理の処理結果に反映したものに前記データ
を組み合わせて受信データを作成するサブOS制御機構
とを備え、前記フロントエンドクラスタの前記OS制御
機構が、前記バックエンドクラスタから前記データのデ
ータ形式情報と前記チェックサムの計算結果を渡され、
前記データのプロトコル処理の要求を受けると、前記デ
ータのプロトコル処理を実行し、さらに該プロトコル処
理の過程で前記データのチェックサムの計算処理以外に
前記データのデータ形式情報のみでなく全ての前記デー
タを参照する処理を実行しなければならないと判断した
場合には、この全ての前記データを参照する処理の実行
要求を要求蓄積バッファへ蓄積し、前記プロトコル処理
の処理結果と前記要求蓄積バッファに蓄積した処理の実
行要求を前記バックエンドクラスタへ通知することを特
徴とする。
【0019】本発明の第12のマルチクラスタシステム
におけるクラスタ間データ移送削減システムは、第11
のマルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移
送削減システムにおいて、前記サブOS制御機構が、前
記ローカルネットワークドライバから受信した前記デー
タに対するチェックサムの計算を実行するチェックサム
計算手段と、前記フロントエンドクラスタから通知され
た全ての前記データを参照する処理を実行した処理結果
を、前記プロトコル処理の処理結果に反映したものに前
記データを組み合わせて受信データを作成する受信デー
タ作成手段とを含み、前記OS制御機構が、前記データ
のプロトコル処理を実行するプロトコル処理遂行手段
と、このプロトコル処理遂行手段がその処理過程におい
て前記データのチェックサムの計算処理以外に前記デー
タのデータ形式情報のみでなく全ての前記データを参照
する処理を実行しなければならないと判断した場合に、
この全ての前記データを参照する処理の実行要求を前記
要求蓄積バッファに蓄積する要求蓄積手段とを含む。
【0020】本発明の第13のマルチクラスタシステム
におけるクラスタ間データ移送削減システムは、ネット
ワークに接続されているが、データチェック処理を行う
ことができるOS制御機構を有さない複数のバックエン
ドクラスタと、前記ネットワークに接続されていない
が、前記OS制御機構を有するフロントエンドクラスタ
とが相互通信網で接続されているマルチクラスタシステ
ムにおいて、前記バックエンドクラスタが、入出力装置
からデータを入力すると、前記フロントエンドクラスタ
へ該データのデータチェック処理を依頼し、前記フロン
トエンドクラスタは、前記バックエンドクラスタから前
記データのデータチェック処理の要求を受けると、前記
データのデータチェック処理を実行し、処理結果を前記
バックエンドクラスタへ通知し、前記バックエンドクラ
スタが、前記フロントエンドクラスタから通知されたデ
ータチェック処理の結果を前記データに反映して入力デ
ータを作成することを特徴とする。
【0021】本発明の第14のマルチクラスタシステム
におけるクラスタ間データ移送削減システムは、ネット
ワークに接続されているが、データチェック処理を行う
ことができるOS制御機構を有さない複数のバックエン
ドクラスタと、前記ネットワークに接続されていない
が、前記OS制御機構を有するフロントエンドクラスタ
とが相互通信網で接続されているマルチクラスタシステ
ムにおいて、前記バックエンドクラスタは、入出力装置
からデータを入力すると、該データのチェックサムを計
算し、前記フロントエンドクラスタへ該データのデータ
形式情報と前記チェックサムの計算結果を渡して該デー
タのデータチェック処理を依頼し、前記フロントエンド
クラスタは、前記バックエンドクラスタから前記データ
のデータ形式情報と前記チェックサムの計算結果を渡さ
れ、前記データのデータチェック処理の要求を受ける
と、前記データのデータチェック処理を実行し、その結
果と、さらに該データチェック処理の過程で前記データ
のチェックサムの計算処理以外に前記データのデータ形
式情報のみでなく全ての前記データを参照する処理を実
行しなければならないと判断した場合には、この全ての
前記データを参照する処理の実行要求を前記バックエン
ドクラスタへ通知し、前記バックエンドクラスタは、前
記フロントエンドクラスタから通知された全ての前記デ
ータを参照する処理を実行した結果と前記データチェッ
ク処理の処理結果とを前記データに反映して入力データ
を作成することを特徴とする。
【0022】本発明の第15のマルチクラスタシステム
におけるクラスタ間データ移送削減システムは、ネット
ワークに接続されているが、データチェック処理を行う
ことができるOS制御機構を有さない複数のバックエン
ドクラスタと、前記ネットワークに接続されていない
が、前記OS制御機構を有するフロントエンドクラスタ
とが相互通信網で接続されているマルチクラスタシステ
ムにおいて、前記バックエンドクラスタは、入出力装置
からデータを入力するローカル装置ドライバと、このロ
ーカル装置ドライバからデータを入力すると、該データ
のチェックサムを計算し、前記フロントエンドクラスタ
へ該データのデータ形式情報と前記チェックサムの計算
結果を渡して該データのデータチェック処理を依頼する
とともに、前記フロントエンドクラスタから通知された
全ての前記データを参照する処理を実行した結果と前記
データチェック処理の処理結果とを前記データに反映し
て入力データを作成するサブOS制御機構とを備え、前
記フロントエンドクラスタの前記OS制御機構が、前記
バックエンドクラスタから前記データのデータ形式情報
と前記チェックサムの計算結果を渡され、前記データの
データチェック処理の要求を受けると、前記データのデ
ータチェック処理を実行し、さらに該データチェック処
理の過程で前記データのチェックサムの計算処理以外に
前記データのデータ形式情報のみでなく全ての前記デー
タを参照する処理を実行しなければならないと判断した
場合には、この全ての前記データを参照する処理の実行
要求を要求蓄積バッファへ蓄積し、前記データチェック
処理の処理結果と前記要求蓄積バッファに蓄積した処理
の実行要求を前記バックエンドクラスタへ通知すること
を特徴とする。
【0023】本発明の第16のマルチクラスタシステム
におけるクラスタ間データ移送削減システムは、第15
のマルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移
送削減システムにおいて、前記サブOS制御機構が、前
記ローカル装置ドライバから入力した前記データに対す
るチェックサムの計算を実行するチェックサム計算手段
と、前記フロントエンドクラスタから通知された全ての
前記データを参照する処理を実行した処理結果と前記デ
ータチェック処理の処理結果とを前記データに反映して
入力データを作成する入力データ作成手段とを含み、前
記OS制御機構が、前記データのデータチェック処理を
実行するデータチェック手段と、このデータチェック手
段がその処理過程において前記データのチェックサムの
計算処理以外に前記データのデータ形式情報のみでなく
全ての前記データを参照する処理を実行しなければなら
ないと判断した場合に、この全ての前記データを参照す
る処理の実行要求を前記要求蓄積バッファに蓄積する要
求蓄積手段とを含む。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図を参照
しながら詳細に説明する。
【0025】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
であるマルチクラスタシステムにおけるクラスタ間デー
タ移送削減システムは、複数のプロセッサとそれらの共
有メモリを有する高速ネットワーク上の独立した単位で
あるクラスタを高速ネットワークで複数接続したマルチ
クラスタシステムにおいて、このマルチクラスタシステ
ムにおいて唯一OS制御機構2を有し、OSコードおよ
びユーザプログラムコードを実行する複数のプロセッサ
6と、OS情報およびユーザプログラム情報が格納され
る共有メモリ7と、他のクラスタからの要求を蓄積する
要求蓄積バッファ8とを含むフロントエンドクラスタ1
と、OS制御機構を持たず、フロントエンドクラスタ1
内のOS制御機構2との間で要求等の通知を送受信する
サブOS制御機構11と、ユーザプログラムコードを実
行する複数のプロセッサ17と、ユーザプログラム19
の情報が格納される共有メモリ18と、このクラスタと
他のネットワークを接続するネットワーク接続機構21
と、このネットワーク接続機構21を介してネットワー
ク23に対してデータの送受信を行うローカルネットワ
ークドライバ20とを含む複数のバックエンドクラスタ
10と、フロントエンドクラスタ1とバックエンドクラ
スタ10との間の相互通信網9とから構成される。
【0026】フロントエンドクラスタ1のOS制御機構
2は、プロトコル処理を行うプロトコル処理遂行手段3
と、フロントエンドクラスタ1からバックエンドクラス
タ10へ通知する処理要求を蓄積する要求蓄積手段5を
含む。
【0027】なお、プロトコル処理遂行手段3は、全デ
ータを必要とする処理を行う必要が生じた場合、要求蓄
積手段5によって、その処理をバックエンドクラスタ1
0への要求として要求蓄積バッファ8に蓄積し、その処
理自体はスキップしてプロトコル処理を進めるものとす
る。
【0028】バックエンドクラスタ10のサブOS制御
機構11は、データのチェックサムを計算するチェック
サム計算手段12と、フロントエンドクラスタ1からバ
ックエンドクラスタ10へ通知されたプロトコル処理結
果とユーザデータとから送信データを作成する送信デー
タ作成手段13とを含む。
【0029】次に本発明の第1の実施例であるマルチク
ラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減シス
テムについて、図1、図2および図6を参照して説明す
る。
【0030】第1の実施例では、マルチクラスタシステ
ムにおいて、バックエンドクラスタ10のユーザプログ
ラム19からネットワーク23に対し、ユーザデータを
送信する場合を説明する。
【0031】このマルチクラスタシステムにおいては、
プロトコル処理はフロントエンドクラスタ1内のOS制
御機構2でしか行えないので、バックエンドクラスタ1
0のサブOS制御機構11はフロントエンドクラスタ1
のOS制御機構2に、送信データに対するプロトコル処
理を要求する。
【0032】図2、図6を参照すると、バックエンドク
ラスタ10のサブOS制御機構11は、ユーザプログラ
ム19からの要求でユーザデータを送信する必要が生じ
たとき、相互結合網9を介して、フロントエンドクラス
タ1のOS制御機構2に対し、そのユーザデータのプロ
トコル処理要求を通知し、データ長等のユーザデータの
形式情報を渡す(ステップ61)。ここではユーザデー
タの移送は行わない。
【0033】サブOS制御機構11から処理要求とユー
ザデータの形式情報を受けたフロントエンドクラスタ1
のOS制御機構2は、まずプロトコル処理遂行手段3を
起動する(ステップ62)。
【0034】プロトコル処理遂行手段3は、プロトコル
処理を行う(ステップ63)が、この際、データ形式情
報のみでなく、全データを参照する処理、例えばチェッ
クサムを計算する必要が発生した場合には、その旨をO
S制御機構2に通知する(ステップ64)。
【0035】OS制御機構2は、プロトコル処理遂行手
段3から全データを参照する処理が必要である旨を通知
されたら、要求蓄積手段5を起動する(ステップ6
5)。
【0036】要求蓄積手段5は、この全データを参照す
る処理をバックエンドクラスタ10のサブOS制御機構
11へ依頼するために、この処理要求を要求蓄積バッフ
ァ8に蓄積する(ステップ66)。
【0037】OS制御機構2は、プロトコル処理遂行手
段3および要求蓄積手段5の処理を終了したら、プロト
コル処理の処理結果であるデータの大きさや種類、およ
びプライオリティ等の情報を含むプロトコルヘッダとと
もに、要求蓄積バッファ8内に蓄積された要求を、相互
結合網9を介して、バックエンドクラスタ10のサブO
S制御機構11に通知する(ステップ67)。
【0038】バックエンドクラスタ10のサブOS制御
機構11は、OS制御機構2から通知された、要求蓄積
バッファ8内に蓄積された要求を処理する(ステップ6
8)。
【0039】サブOS制御機構11は、ステップ68に
おいて、例えば要求された処理がチェックサムの計算で
あった場合には、チェックサム計算手段12を起動す
る。
【0040】チェックサム計算手段12は、チェックサ
ムを計算し、その結果をサブOS制御機構11に通知す
る(ステップ69)。
【0041】サブOS制御機構11は、送信データ作成
手段13を起動し、その際に、OS制御機構2から渡さ
れたプロトコルヘッダとステップ68における処理結果
を渡す(ステップ6A)。
【0042】送信データ作成手段13は、サブOS制御
機構11から渡された処理結果を、OS制御機構2から
渡されたプロトコルヘッダにセットし(ステップ6
B)、さらにこのプロトコルヘッダにユーザデータを付
して送信データを作成する(ステップ6C)。
【0043】サブOS制御機構11は、送信データ作成
手段13の処理を終了したら、送信データをバックエン
ドクラスタ10のローカルネットワークドライバ20に
渡す(ステップ6D)。
【0044】ローカルネットワークドライバ20は、ネ
ットワーク接続機構21を介して、ネットワーク23に
サブOS制御機構11から渡された送信データを送信す
る(ステップ6E)。
【0045】以上により、本発明の第1の実施例である
マルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送
削減システムの処理が完了する。
【0046】本発明の第1の実施例であるマルチクラス
タシステムにおけるクラスタ間データ移送削減システム
は、従来のプロトコル処理において、全てのユーザデー
タが必要な場合(例えば、TCP/IPプロトコルにお
けるチェックサム計算)には、相互通信網を介して全ユ
ーザデータをバックエンドクラスタからフロントエンド
クラスタへ移送し、フロントエンドクラスタでプロトコ
ル処理を実施し、その結果を再びバックエンドクラスタ
に移送する必要があったため、1回のプロトコル処理に
ついて最低2回のクラスタ間データ処理が必要となると
いう問題点を解決するものであり、バックエンドクラス
タはフロントエンドクラスタにプロトコルヘッダの作成
のみを依頼し、ユーザデータは移送しないようにしたこ
とにより、クラスタ間のデータ移送を削減することがで
き、通信プロトコル処理の効率を向上させることができ
るという効果を有している。
【0047】図1を参照すると、本発明の第2の実施例
であるマルチクラスタシステムにおけるクラスタ間デー
タ移送削減システムは、複数のプロセッサとそれらの共
有メモリを有する高速ネットワーク上の独立した単位で
あるクラスタを高速ネットワークで複数接続したマルチ
クラスタシステムにおいて、このマルチクラスタシステ
ムにおいて唯一OS制御機構2を有し、OSコードおよ
びユーザプログラムコードを実行する複数のプロセッサ
6と、OS情報およびユーザプログラム情報が格納され
る共有メモリ7と、他のクラスタからの要求を蓄積する
要求蓄積バッファ8とを含むフロントエンドクラスタ1
と、OS制御機構を持たず、フロントエンドクラスタ1
内のOS制御機構2との間で要求等の通知を送受信する
サブOS制御機構11と、ユーザプログラムコードを実
行する複数のプロセッサ17と、ユーザプログラム19
の情報が格納される共有メモリ18と、クラスタに接続
されている入出力装置24を制御するローカル装置ドラ
イバ22とを含む複数のバックエンドクラスタ10と、
フロントエンドクラスタ1とバックエンドクラスタ10
との間の相互通信網9とから構成される。
【0048】フロントエンドクラスタ1のOS制御機構
2は、データ通信によってデータ破壊が起きていないか
をチェックするデータチェック手段4と、フロントエン
ドクラスタ1からバックエンドクラスタ10へ通知する
処理要求を蓄積する要求蓄積手段5を含む。
【0049】なお、データチェック手段4は、全データ
を必要とする処理を行う必要が生じた場合、要求蓄積手
段5によって、その処理をバックエンドクラスタ10へ
の要求として要求蓄積バッファ8に蓄積し、その処理自
体はスキップしてデータチェック処理を進めるものとす
る。
【0050】バックエンドクラスタ10のサブOS制御
機構11は、データのチェックサムを計算するチェック
サム計算手段12と、フロントエンドクラスタ1からバ
ックエンドクラスタ10へ通知されたデータチェック結
果とユーザデータとから出力データを作成する出力デー
タ作成手段16とを含む。
【0051】次に本発明の第2の実施例であるマルチク
ラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減シス
テムについて、図1、図3および図7を参照して説明す
る。
【0052】第2の実施例では、マルチクラスタシステ
ムにおいて、バックエンドクラスタ10のユーザプログ
ラム19からユーザデータを入出力装置24、例えば磁
気ディスク装置へ出力する場合を説明する。
【0053】このマルチクラスタシステムでは、ユーザ
データの出力処理に関して、データの形式、例えばデー
タ通信によってデータ破壊が発生していないかどうかを
チェックする処理はフロントエンドクラスタ1内のOS
制御機構2でしか行えないので、バックエンドクラスタ
10のサブOS制御機構11はフロントエンドクラスタ
1のOS制御機構2に、出力データの形式に対するデー
タチェックを要求する。
【0054】図3、図7を参照すると、バックエンドク
ラスタ10のサブOS制御機構11は、ユーザプログラ
ム19からの要求でユーザデータの出力処理が必要にな
ったとき、相互結合網9を介して、フロントエンドクラ
スタ1のOS制御機構2に対し、そのユーザデータのデ
ータ長等の形式情報を渡し、データチェック要求を通知
する(ステップ71)。ここではユーザデータの移送は
行わない。
【0055】サブOS制御機構11から処理要求とユー
ザデータの形式情報を受けたフロントエンドクラスタ1
のOS制御機構2は、まずデータチェック手段4を起動
する(ステップ72)。
【0056】データチェック手段4は、データの形式チ
ェック処理を行う(ステップ73)が、この際、データ
形式のみでなく、全データを参照する処理、例えばチェ
ックサムを計算する必要が発生した場合には、その旨を
OS制御機構2に通知する(ステップ74)。
【0057】OS制御機構2は、データチェック手段4
から全データを参照する処理が必要である旨を通知され
たら、要求蓄積手段5を起動する(ステップ75)。
【0058】要求蓄積手段5は、この全データを参照す
る処理をバックエンドクラスタ10のサブOS制御機構
11へ依頼するために、この処理要求を要求蓄積バッフ
ァ8に蓄積する(ステップ76)。
【0059】OS制御機構2は、データチェック手段4
および要求蓄積手段5の処理を終了したら、データの形
式チェック処理の処理結果とともに、要求蓄積バッファ
8内に蓄積された要求を、相互結合網9を介して、バッ
クエンドクラスタ10のサブOS制御機構11に通知す
る(ステップ77)。
【0060】バックエンドクラスタ10のサブOS制御
機構11は、OS制御機構2から通知された、要求蓄積
バッファ8内に蓄積された要求を処理する(ステップ7
8)。
【0061】サブOS制御機構11は、ステップ78に
おいて、例えば要求された処理がチェックサムの計算で
あった場合には、チェックサム計算手段12を起動す
る。
【0062】チェックサム計算手段12は、チェックサ
ムを計算し、その結果をサブOS制御機構11に通知す
る(ステップ79)。
【0063】サブOS制御機構11は、出力データ作成
手段16を起動し、その際に、OS制御機構2から渡さ
れたデータの形式チェック処理の処理結果とステップ7
8における処理結果を渡す(ステップ7A)。
【0064】出力データ作成手段16は、OS制御機構
2から渡されたデータの形式チェック処理の処理結果と
サブOS制御機構11から渡された処理結果をユーザデ
ータに反映し、出力データを作成する(ステップ7
B)。
【0065】サブOS制御機構11は、出力データ作成
手段16の処理を終了したら、出力データをバックエン
ドクラスタ10のローカル装置ドライバ22に渡す(ス
テップ7C)。
【0066】ローカル装置ドライバ22は、入出力装置
24に出力データを出力する(ステップ7D)。
【0067】以上により、本発明の第2の実施例である
マルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送
削減システムの処理が完了する。
【0068】本発明の第2の実施例であるマルチクラス
タシステムにおけるクラスタ間データ移送削減システム
は、従来のユーザデータの出力処理においては、相互通
信網を介して全ユーザデータをバックエンドクラスタか
らフロントエンドクラスタへ移送し、フロントエンドク
ラスタでデータの形式チェック処理を実施し、その結果
を再びバックエンドクラスタに移送する必要があったた
め、1回のデータ出力処理について最低2回のクラスタ
間データ処理が必要となるという問題点を解決するもの
であり、バックエンドクラスタはフロントエンドクラス
タにデータの形式情報のみを送信し、ユーザデータは移
送しないようにしたことにより、クラスタ間のデータ移
送を削減することができ、入出力処理の効率を向上させ
ることができるという効果を有している。
【0069】図1を参照すると、本発明の第3の実施例
であるマルチクラスタシステムにおけるクラスタ間デー
タ移送削減システムは、複数のプロセッサとそれらの共
有メモリを有する高速ネットワーク上の独立した単位で
あるクラスタを高速ネットワークで複数接続したマルチ
クラスタシステムにおいて、このマルチクラスタシステ
ムにおいて唯一OS制御機構2を有し、OSコードおよ
びユーザプログラムコードを実行する複数のプロセッサ
6と、OS情報およびユーザプログラム情報が格納され
る共有メモリ7と、他のクラスタからの要求を蓄積する
要求蓄積バッファ8とを含むフロントエンドクラスタ1
と、OS制御機構を持たず、フロントエンドクラスタ1
内のOS制御機構2との間で要求等の通知を送受信する
サブOS制御機構11と、ユーザプログラムコードを実
行する複数のプロセッサ17と、ユーザプログラム19
の情報が格納される共有メモリ18と、このクラスタと
他のネットワークを接続するネットワーク接続機構21
と、このネットワーク接続機構21を介してネットワー
ク23に対してデータの送受信を行うローカルネットワ
ークドライバ20とを含む複数のバックエンドクラスタ
10と、フロントエンドクラスタ1とバックエンドクラ
スタ10との間の相互通信網9とから構成される。
【0070】フロントエンドクラスタ1のOS制御機構
2は、プロトコル処理を行うプロトコル処理遂行手段3
と、フロントエンドクラスタ1からバックエンドクラス
タ10へ通知する処理要求を蓄積する要求蓄積手段5を
含む。
【0071】なお、プロトコル処理遂行手段3は、全デ
ータを必要とする処理を行う必要が生じた場合、要求蓄
積手段5によって、その処理をバックエンドクラスタ1
0への要求として要求蓄積バッファ8に蓄積し、その処
理自体はスキップしてプロトコル処理を進めるものとす
る。
【0072】バックエンドクラスタ10のサブOS制御
機構11は、データのチェックサムを計算するチェック
サム計算手段12と、フロントエンドクラスタ1からバ
ックエンドクラスタ10へ通知されたプロトコル処理結
果とネットワーク23から受信したデータとから受信デ
ータを作成する受信データ作成手段14とを含む。
【0073】次に本発明の第3の実施例であるマルチク
ラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減シス
テムについて、図1、図4および図8を参照して説明す
る。
【0074】第3の実施例では、マルチクラスタシステ
ムにおいて、バックエンドクラスタ10がネットワーク
23からデータを受信する場合を説明する。
【0075】このマルチクラスタシステムでは、プロト
コル処理はフロントエンドクラスタ1内のOS制御機構
2でしか行えないので、バックエンドクラスタ10のサ
ブOS制御機構11はフロントエンドクラスタ1のOS
制御機構2に、受信データに対するプロトコル処理を要
求する。
【0076】図4、図8を参照すると、バックエンドク
ラスタ10のローカルネットワークドライバ20は、ネ
ットワーク接続機構21を介してネットワーク23から
データを受信すると、該データをサブOS制御機構11
に渡す(ステップ81)。
【0077】サブOS制御機構11は、ローカルネット
ワークドライバ20からデータを渡されると、チェック
サム計算手段12を起動する(ステップ82)。
【0078】チェックサム計算手段12は、チェックサ
ムを計算し、その結果をサブOS制御機構11に通知す
る(ステップ83)。
【0079】サブOS制御機構11は、チェックサム計
算手段12の処理を終了したら、相互結合網9を介し
て、フロントエンドクラスタ1のOS制御機構2にプロ
トコル処理要求を通知し、チェックサム計算手段12か
ら渡されたチェックサムの計算値と、データ長等の受信
データの形式情報を渡す(ステップ84)。ここではデ
ータの移送は行わない。
【0080】サブOS制御機構11から処理要求と受信
データの形式情報を受けたフロントエンドクラスタ1の
OS制御機構2は、まずプロトコル処理遂行手段3を起
動する(ステップ85)。
【0081】プロトコル処理遂行手段3は、プロトコル
処理を行う(ステップ86)が、この際、チェックサム
の計算以外に全データを参照する処理を実行する必要が
発生した場合には、その旨をOS制御機構2に通知する
(ステップ87)。
【0082】OS制御機構2は、プロトコル処理遂行手
段3から全データを参照する処理が必要である旨を通知
されたら、要求蓄積手段5を起動する(ステップ8
8)。
【0083】要求蓄積手段5は、この全データを参照す
る処理をバックエンドクラスタ10のサブOS制御機構
11へ依頼するために、この処理要求を要求蓄積バッフ
ァ8に蓄積する(ステップ89)。
【0084】OS制御機構2は、プロトコル処理遂行手
段3および要求蓄積手段5の処理を終了したら、プロト
コル処理の処理結果であるデータの大きさや種類、およ
びプライオリティ等の情報を含むプロトコルヘッダとと
もに、要求蓄積バッファ8内に蓄積された要求を、相互
結合網9を介して、バックエンドクラスタ10のサブO
S制御機構11に通知する(ステップ8A)。
【0085】バックエンドクラスタ10のサブOS制御
機構11は、OS制御機構2から通知された、要求蓄積
バッファ8内に蓄積された要求を処理し(ステップ8
B)、さらに受信データ作成手段14を起動し、その際
に、OS制御機構2から渡されたプロトコルヘッダとス
テップ8Bにおける処理結果を渡す(ステップ8C)。
【0086】受信データ作成手段14は、サブOS制御
機構11から渡された処理結果を、OS制御機構2から
渡されたプロトコルヘッダにセットし(ステップ8
D)、さらにこのプロトコルヘッダにステップ81にお
いて受信したデータを付して受信データを作成する(ス
テップ8E)。
【0087】以上により、本発明の第3の実施例である
マルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送
削減システムの処理が完了する。
【0088】本発明の第3の実施例であるマルチクラス
タシステムにおけるクラスタ間データ移送削減システム
は、従来のプロトコル処理において、全てのデータが必
要な場合(例えば、TCP/IPプロトコルにおけるチ
ェックサム計算)には、相互通信網を介して全データを
バックエンドクラスタからフロントエンドクラスタへ移
送し、フロントエンドクラスタでプロトコル処理を実施
し、その結果を再びバックエンドクラスタに移送する必
要があったため、1回のプロトコル処理について最低2
回のクラスタ間データ処理が必要となるという問題点を
解決するものであり、バックエンドクラスタはフロント
エンドクラスタにプロトコルヘッダの作成のみを依頼
し、データは移送しないようにしたことにより、クラス
タ間のデータ移送を削減することができ、通信プロトコ
ル処理の効率を向上させることができるという効果を有
している。
【0089】図1を参照すると、本発明の第4の実施例
であるマルチクラスタシステムにおけるクラスタ間デー
タ移送削減システムは、複数のプロセッサとそれらの共
有メモリを有する高速ネットワーク上の独立した単位で
あるクラスタを高速ネットワークで複数接続したマルチ
クラスタシステムにおいて、このマルチクラスタシステ
ムにおいて唯一OS制御機構2を有し、OSコードおよ
びユーザプログラムコードを実行する複数のプロセッサ
6と、OS情報およびユーザプログラム情報が格納され
る共有メモリ7と、他のクラスタからの要求を蓄積する
要求蓄積バッファ8とを含むフロントエンドクラスタ1
と、OS制御機構を持たず、フロントエンドクラスタ1
内のOS制御機構2との間で要求等の通知を送受信する
サブOS制御機構11と、ユーザプログラムコードを実
行する複数のプロセッサ17と、ユーザプログラム19
の情報がクラスタに接続されている入出力装置24を制
御するローカル装置ドライバ22とを含む複数のバック
エンドクラスタ10と、フロントエンドクラスタ1とバ
ックエンドクラスタ10との間の相互通信網9とから構
成される。
【0090】フロントエンドクラスタ1のOS制御機構
2は、データ通信によってデータ破壊が起きていないか
をチェックするデータチェック手段4と、フロントエン
ドクラスタ1からバックエンドクラスタ10へ通知する
処理要求を蓄積する要求蓄積手段5を含む。
【0091】なお、データチェック手段4は、全データ
を必要とする処理を行う必要が生じた場合、要求蓄積手
段5によって、その処理をバックエンドクラスタ10へ
の要求として要求蓄積バッファ8に蓄積し、その処理自
体はスキップしてデータチェック処理を進めるものとす
る。
【0092】バックエンドクラスタ10のサブOS制御
機構11は、データのチェックサムを計算するチェック
サム計算手段12と、フロントエンドクラスタ1からバ
ックエンドクラスタへ10通知されたデータチェック結
果とユーザデータとから入力データを作成する入力デー
タ作成手段15を含む。
【0093】次に本発明の第4の実施例であるマルチク
ラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減シス
テムについて、図1、図5および図9を参照して説明す
る。
【0094】第4の実施例では、マルチクラスタシステ
ムにおいて、バックエンドクラスタ10のユーザプログ
ラム19がユーザデータを入出力装置24、例えば磁気
ディスク装置から入力する場合を説明する。
【0095】このマルチクラスタシステムでは、入力し
たデータに関して、データの形式、例えばデータ通信に
よってデータ破壊が発生していないかどうかをチェック
する処理はフロントエンドクラスタ1内のOS制御機構
2でしか行えないので、バックエンドクラスタ10のサ
ブOS制御機構11はフロントエンドクラスタ1のOS
制御機構2に、入力データの形式に対するデータチェッ
クを要求する。
【0096】図5、図9を参照すると、バックエンドク
ラスタ10のローカル装置ドライバ22は、入出力装置
24からデータを入力すると、該データをサブOS制御
機構11に渡す(ステップ91)。
【0097】サブOS制御機構11は、ローカル装置ド
ライバ22からデータを渡されると、チェックサム計算
手段12を起動する(ステップ92)。
【0098】チェックサム計算手段12は、チェックサ
ムを計算し、その結果をサブOS制御機構11に通知す
る(ステップ93)。
【0099】サブOS制御機構11は、チェックサム計
算手段12の処理を終了したら、相互結合網9を介し
て、フロントエンドクラスタ1のOS制御機構2にデー
タチェック要求を通知し、チェックサム計算手段12か
ら渡されたチェックサムの計算値と、データ長等の入力
データの形式情報を渡す(ステップ94)。ここではデ
ータの移送は行わない。
【0100】サブOS制御機構11から処理要求を受け
たフロントエンドクラスタ1のOS制御機構2は、まず
データチェック手段4を起動する(ステップ95)。
【0101】データチェック手段4は、データの形式チ
ェック処理を行う(ステップ96)が、この際、チェッ
クサムの計算以外に全データを参照する必要が発生した
場合には、その旨をOS制御機構2に通知する(ステッ
プ97)。
【0102】OS制御機構2は、データチェック手段4
から全データを参照する処理が必要である旨を通知され
たら、要求蓄積手段5を起動する(ステップ98)。
【0103】要求蓄積手段5は、この処理をバックエン
ドクラスタ10のサブOS制御機構11へ依頼するため
に、この処理要求を要求蓄積バッファ8に蓄積する(ス
テップ99)。
【0104】OS制御機構2は、データチェック手段4
および要求蓄積手段5の処理を終了したら、データの形
式チェック処理の処理結果とともに、要求蓄積バッファ
8内に蓄積された要求を、相互結合網9を介して、バッ
クエンドクラスタ10のサブOS制御機構11に通知す
る(ステップ9A)。
【0105】バックエンドクラスタ10のサブOS制御
機構11は、OS制御機構2から通知された、要求蓄積
バッファ8内に蓄積された要求を処理する(ステップ9
B)。
【0106】サブOS制御機構11は、入力データ作成
手段15を起動し、その際に、OS制御機構2から渡さ
れたデータの形式チェック処理の処理結果とステップ9
Bにおける処理結果を渡す(ステップ9C)。
【0107】入力データ作成手段15は、OS制御機構
2から渡されたデータの形式チェック処理の処理結果と
サブOS制御機構11から渡された処理結果をステップ
91において入力したデータに反映し、入力データを作
成する(ステップ9D)。
【0108】以上により、本発明の第4の実施例である
マルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送
削減システムの処理が完了する。
【0109】本発明の第4の実施例であるマルチクラス
タシステムにおけるクラスタ間データ移送削減システム
は、従来のユーザデータの入力処理においては、相互通
信網を介して全データをバックエンドクラスタからフロ
ントエンドクラスタへ移送し、フロントエンドクラスタ
でデータの形式チェック処理を実施し、その結果を再び
バックエンドクラスタに移送する必要があったため、1
回のデータ入力処理について最低2回のクラスタ間デー
タ処理が必要となるという問題点を解決するものであ
り、バックエンドクラスタはフロントエンドクラスタに
データの形式情報のみを送信し、データは移送しないよ
うにしたことにより、クラスタ間のデータ移送を削減す
ることができ、入出力処理の効率を向上させることがで
きるという効果を有している。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマルチク
ラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減シス
テムは、複数のマルチプロセッサで構成されるクラスタ
を高速ネットワークで接続したマルチクラスタシステム
において、冗長なクラスタ間データ移送を削減すること
により、通信プロトコル処理および入出力処理の効率を
向上させることができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第4の実施例を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第1の実施例における処理の遷移を示
す図である。
【図3】本発明の第2の実施例における処理の遷移を示
す図である。
【図4】本発明の第3の実施例における処理の遷移を示
す図である。
【図5】本発明の第4の実施例における処理の遷移を示
す図である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるOS制御機構
2、プロトコル処理遂行手段3、要求蓄積手段5、サブ
OS制御機構11、チェックサム計算手段12、送信デ
ータ作成手段13、およびローカルネットワークドライ
バ20の処理を示す流れ図である。
【図7】本発明の第2の実施例におけるOS制御機構
2、データチェック手段4、要求蓄積手段5、サブOS
制御機構11、チェックサム計算手段12、出力データ
作成手段16、およびローカル装置ドライバ22の処理
を示す流れ図である。
【図8】本発明の第3の実施例におけるOS制御機構
2、プロトコル処理遂行手段3、要求蓄積手段5、サブ
OS制御機構11、チェックサム計算手段12、受信デ
ータ作成手段14、およびローカルネットワークドライ
バ20の処理を示す流れ図である。
【図9】本発明の第4の実施例におけるOS制御機構
2、データチェック手段4、要求蓄積手段5、サブOS
制御機構11、チェックサム計算手段12、入力データ
作成手段15、およびローカル装置ドライバ22の処理
を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 フロントエンドクラスタ 2 OS制御機構 3 プロトコル処理遂行手段 4 データチェック手段 5 要求蓄積手段 6 プロセッサ 7 共有メモリ 8 要求蓄積バッファ 9 相互結合網 10 バックエンドクラスタ 11 サブOS制御機構 12 チェックサム計算手段 13 送信データ作成手段 14 受信データ作成手段 15 入力データ作成手段 16 出力データ作成手段 17 プロセッサ 18 共有メモリ 19 ユーザプログラム 20 ローカルネットワークドライバ 21 ネットワーク接続機構 22 ローカル装置ドライバ 23 ネットワーク 24 入出力装置

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されているが、プロ
    トコル処理を行うことができるOS制御機構を有さない
    複数のバックエンドクラスタと、前記ネットワークに接
    続されていないが、前記OS制御機構を有するフロント
    エンドクラスタとが相互通信網で接続されているマルチ
    クラスタシステムにおいて、 前記バックエンドクラスタは、ユーザプログラムから
    ネットワークへのデータ送信の要求を受けると、前記
    フロントエンドクラスタへ該データのプロトコル処理を
    依頼し、 前記フロントエンドクラスタは、前記バックエンドクラ
    スタから前記データのプロトコル処理の要求を受ける
    と、前記データのプロトコル処理を実行し、処理結果を
    前記バックエンドクラスタへ通知し、 前記バックエンドクラスタは、前記フロントエンドクラ
    スタから通知されたプロトコル処理の結果を前記データ
    に反映して送信データを作成し、該送信データを前記ネ
    ットワークへ送信することを特徴とするマルチクラスタ
    システムにおけるクラスタ間データ移送削減システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続されているが、プロ
    トコル処理を行うことができるOS制御機構を有さない
    複数のバックエンドクラスタと、前記ネットワークに接
    続されていないが、前記OS制御機構を有するフロント
    エンドクラスタとが相互通信網で接続されているマルチ
    クラスタシステムにおいて、 前記バックエンドクラスタは、ユーザプログラムから
    ネットワークへのデータ送信の要求を受けると、前記
    フロントエンドクラスタへ該データのデータ形式情報を
    渡して該データのプロトコル処理を依頼し、 前記フロントエンドクラスタは、前記バックエンドクラ
    スタから前記データのデータ形式情報を渡され、前記デ
    ータのプロトコル処理の要求を受けると、前記データの
    プロトコル処理を実行し、その結果と、さらに該プロト
    コル処理の過程で前記データのデータ形式情報のみでな
    く全ての前記データを参照する処理を実行しなければな
    らないと判断した場合には、この全ての前記データを参
    照する処理の実行要求を前記バックエンドクラスタへ通
    知し、 前記バックエンドクラスタは、前記フロントエンドクラ
    スタから通知された全ての前記データを参照する処理を
    実行し、該処理結果を前記プロトコル処理の処理結果に
    反映したものに前記データを組み合わせて送信データを
    作成し、該送信データを前記ネットワークへ送信するこ
    とを特徴とするマルチクラスタシステムにおけるクラス
    タ間データ移送削減システム。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続されているが、プロ
    トコル処理を行うことができるOS制御機構を有さない
    複数のバックエンドクラスタと、前記ネットワークに接
    続されていないが、前記OS制御機構を有するフロント
    エンドクラスタとが相互通信網で接続されているマルチ
    クラスタシステムにおいて、 前記バックエンドクラスタは、ユーザプログラムから
    ネットワークへのデータ送信の要求を受けると、前記
    フロントエンドクラスタへ該データのデータ形式情報を
    渡して該データのプロトコル処理を依頼するとともに、
    前記フロントエンドクラスタから通知された全ての前記
    データを参照する処理を実行し、該処理結果を前記プロ
    トコル処理の処理結果に反映したものに前記データを組
    み合わせて送信データを作成するサブOS制御機構と、
    このサブOS制御機構が作成した送信データを前記ネッ
    トワークに送信するローカルネットワークドライバと、
    前記バックエンドクラスタと前記ネットワークとを接続
    するネットワーク接続機構とを備え、 前記フロントエンドクラスタの前記OS制御機構が、前
    記バックエンドクラスタから前記データのデータ形式情
    報を渡され、前記データのプロトコル処理の要求を受け
    ると、前記データのプロトコル処理を実行し、さらに該
    プロトコル処理の過程で前記データのデータ形式情報の
    みでなく全ての前記データを参照する処理を実行しなけ
    ればならないと判断した場合には、この全ての前記デー
    タを参照する処理の実行要求を要求蓄積バッファへ蓄積
    し、前記プロトコル処理の処理結果と前記要求蓄積バッ
    ファに蓄積した処理の実行要求を前記バックエンドクラ
    スタへ通知することを特徴とするマルチクラスタシステ
    ムにおけるクラスタ間データ移送削減システム。
  4. 【請求項4】 前記サブOS制御機構、前記フロント
    エンドクラスタから通知された全ての前記データを参照
    する処理がチェックサムの計算であった場合に該計算を
    実行するチェックサム計算手段と、このチェックサム計
    算手段における処理結果を前記プロトコル処理の処理結
    果に反映したものに前記データを組み合わせて送信デー
    タを作成する送信データ作成手段とを含み、 前記OS制御機構、前記データのプロトコル処理を実
    行するプロトコル処理遂行手段と、このプロトコル処理
    遂行手段がその処理過程において前記データのデータ形
    式情報のみでなく全ての前記データを参照する処理を実
    行しなければならないと判断した場合に、この全ての前
    記データを参照する処理の実行要求を前記要求蓄積バッ
    ファに蓄積する要求蓄積手段とを含むことを特徴とする
    請求項3記載のマルチクラスタシステムにおけるクラス
    タ間データ移送削減システム。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続されているが、デー
    タチェック処理を行うことができるOS制御機構を有さ
    ない複数のバックエンドクラスタと、前記ネットワーク
    に接続されていないが、前記OS制御機構を有するフロ
    ントエンドクラスタとが相互通信網で接続されているマ
    ルチクラスタシステムにおいて、 前記バックエンドクラスタは、ユーザプログラムから入
    出力装置へのデータ出力の要求を受けると、前記フロン
    トエンドクラスタへ該データの形式に関するデータチェ
    ック処理を依頼し、 前記フロントエンドクラスタは、前記バックエンドクラ
    スタから前記データのデータチェック処理の要求を受け
    ると、前記データのデータチェック処理を実行し、処理
    結果を前記バックエンドクラスタへ通知し、 前記バックエンドクラスタは、前記フロントエンドクラ
    スタから通知されたデータチェック処理の結果を前記デ
    ータに反映して出力データを作成し、該出力データを前
    記入出力装置へ出力することを特徴とするマルチクラス
    タシステムにおけるクラスタ間データ移送削減システ
    ム。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続されているが、デー
    タチェック処理を行うことができるOS制御機構を有さ
    ない複数のバックエンドクラスタと、前記ネットワーク
    に接続されていないが、前記OS制御機構を有するフロ
    ントエンドクラスタとが相互通信網で接続されているマ
    ルチクラスタシステムにおいて、 前記バックエンドクラスタは、ユーザプログラムから入
    出力装置へのデータ出力の要求を受けると、前記フロン
    トエンドクラスタへ該データのデータ形式情報を渡して
    該データのデータチェック処理を依頼し、 前記フロントエンドクラスタは、前記バックエンドクラ
    スタから前記データのデータ形式情報を渡され、前記デ
    ータのデータチェック処理の要求を受けると、前記デー
    タのデータチェック処理を実行し、その結果と、さらに
    該データチェック処理の過程で前記データのデータ形式
    情報のみでなく全ての前記データを参照する処理を実行
    しなければならないと判断した場合には、この全ての前
    記データを参照する処理の実行要求を前記バックエンド
    クラスタへ通知し、 前記バックエンドクラスタは、前記フロントエンドクラ
    スタから通知された全ての前記データを参照する処理を
    実行した結果と前記データチェック処理の処理結果とを
    前記データに反映して出力データを作成し、該出力デー
    タを前記入出力装置へ出力することを特徴とするマルチ
    クラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続されているが、デー
    タチェック処理を行うことができるOS制御機構を有さ
    ない複数のバックエンドクラスタと、前記ネットワーク
    に接続されていないが、前記OS制御機構を有するフロ
    ントエンドクラスタとが相互通信網で接続されているマ
    ルチクラスタシステムにおいて、 前記バックエンドクラスタは、ユーザプログラムから入
    出力装置へのデータ出力の要求を受けると、前記フロン
    トエンドクラスタへ該データのデータ形式情報を渡して
    該データのデータチェック処理を依頼するとともに、前
    記フロントエンドクラスタから通知された全ての前記デ
    ータを参照する処理を実行し、該処理結果と前記データ
    チェック処理の処理結果とを前記データに反映して出力
    データを作成するサブOS制御機構と、このサブOS制
    御機構が作成した出力データを前記入出力装置に出力す
    るローカル装置ドライバとを備え、 前記フロントエンドクラスタの前記OS制御機構が、前
    記バックエンドクラスタから前記データのデータ形式情
    報を渡され、前記データのデータチェック処理の要求を
    受けると、前記データのデータチェック処理を実行し、
    さらに該データチェック処理の過程で前記データのデー
    タ形式情報のみでなく全ての前記データを参照する処理
    を実行しなければならないと判断した場合には、この全
    ての前記データを参照する処理の実行要求を要求蓄積バ
    ッファへ蓄積し、前記データチェック処理の処理結果と
    前記要求蓄積バッファに蓄積した処理の実行要求を前記
    バックエンドクラスタへ通知することを特徴とするマル
    チクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減
    システム。
  8. 【請求項8】 前記サブOS制御機構、前記フロント
    エンドクラスタから通知された全ての前記データを参照
    する処理がチェックサムの計算であった場合に該計算を
    実行するチェックサム計算手段と、このチェックサム計
    算手段における処理結果と前記データチェック処理の処
    理結果とを前記データに反映して出力データを作成する
    出力データ作成手段とを含み、 前記OS制御機構、前記データのデータチェック処理
    を実行するデータチェック手段と、このデータチェック
    手段がその処理過程において前記データのデータ形式情
    報のみでなく全ての前記データを参照する処理を実行し
    なければならないと判断した場合に、この全ての前記デ
    ータを参照する処理の実行要求を前記要求蓄積バッファ
    に蓄積する要求蓄積手段とを含むことを特徴とする請求
    項7記載のマルチクラスタシステムにおけるクラスタ間
    データ移送削減システム。
  9. 【請求項9】 ネットワークに接続されているが、プロ
    トコル処理を行うことができるOS制御機構を有さない
    複数のバックエンドクラスタと、前記ネットワークに接
    続されていないが、前記OS制御機構を有するフロント
    エンドクラスタとが相互通信網で接続されているマルチ
    クラスタシステムにおいて、 前記バックエンドクラスタは、前記ネットワークからデ
    ータを受信すると、前記フロントエンドクラスタへ該デ
    ータのプロトコル処理を依頼し、 前記フロントエンドクラスタは、前記バックエンドクラ
    スタから前記データのプロトコル処理の要求を受ける
    と、前記データのプロトコル処理を実行し、処理結果を
    前記バックエンドクラスタへ通知し、 前記バックエンドクラスタは、前記フロントエンドクラ
    スタから通知されたプロトコル処理の結果を前記データ
    に反映して受信データを作成することを特徴とするマル
    チクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減
    システム。
  10. 【請求項10】 ネットワークに接続されているが、プ
    ロトコル処理を 行うことができるOS制御機構を有さな
    い複数のバックエンドクラスタと、前記ネットワークに
    接続されていないが、前記OS制御機構を有するフロン
    トエンドクラスタとが相互通信網で接続されているマル
    チクラスタシステムにおいて、 前記バックエンドクラスタは、前記ネットワークからデ
    ータを受信すると、該データのチェックサムを計算し、
    前記フロントエンドクラスタへ該データのデータ形式情
    報と前記チェックサムの計算結果を渡して該データのプ
    ロトコル処理を依頼し、 前記フロントエンドクラスタは、前記バックエンドクラ
    スタから前記データのデータ形式情報と前記チェックサ
    ムの計算結果を渡され、前記データのプロトコル処理の
    要求を受けると、前記データのプロトコル処理を実行
    し、その結果と、さらに該プロトコル処理の過程で前記
    データのチェックサムの計算処理以外に前記データのデ
    ータ形式情報のみでなく全ての前記データを参照する処
    理を実行しなければならないと判断した場合には、この
    全ての前記データを参照する処理の実行要求を前記バッ
    クエンドクラスタへ通知し、 前記バックエンドクラスタは、前記フロントエンドクラ
    スタから通知された全ての前記データを参照する処理を
    実行し、該処理結果を前記プロトコル処理の処理結果に
    反映したものに前記データを組み合わせて受信データを
    作成することを特徴とするマルチクラスタシステムにお
    けるクラスタ間データ移送削減システム。
  11. 【請求項11】 ネットワークに接続されているが、プ
    ロトコル処理を行うことができるOS制御機構を有さな
    い複数のバックエンドクラスタと、前記ネットワークに
    接続されていないが、前記OS制御機構を有するフロン
    トエンドクラスタとが相互通信網で接続されているマル
    チクラスタシステムにおいて、 前記バックエンドクラスタは、前記ネットワークからデ
    ータを受信するローカルネットワークドライバと、前記
    バックエンドクラスタと前記ネットワークとを接続する
    ネットワーク接続機構と、前記ローカルネットワークド
    ライバからデータを受信すると、該データのチェックサ
    ムを計算し、前記フロントエンドクラスタへ該データの
    データ形式情報と前記チェックサムの計算結果を渡して
    該データのプロトコル処理を依頼するとともに、前記フ
    ロントエンドクラスタから通知された全ての前記データ
    を参照する処理を実行し、該処理結果を前記プロトコル
    処理の処理結果に反映したものに前記データを組み合わ
    せて受信データを作成するサブOS制御機構とを備え、 前記フロントエンドクラスタの前記OS制御機構が、前
    記バックエンドクラスタから前記データのデータ形式情
    報と前記チェックサムの計算結果を渡され、前記データ
    のプロトコル処理の要求を受けると、前記データのプロ
    トコル処理を実行し、さらに該プロトコル処理の過程で
    前記データのチェックサムの計算処理以外に前記データ
    のデータ形式情報のみでなく全ての前記データを参照す
    る処理を実行しなければならないと判断した場合には、
    この全ての前記データを参照する処理の実行要求を要求
    蓄積バッファへ蓄積し、前記プロトコル処理の処理結果
    と前記要求蓄積バッファに蓄積した処理の実行要求を前
    記バックエンドクラスタへ通知することを特徴とするマ
    ルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削
    減システム。
  12. 【請求項12】 前記サブOS制御機構、前記ローカ
    ルネットワークドライバから受信した前記データに対す
    るチェックサムの計算を実行するチェックサム計算手段
    と、前記フロントエンドクラスタから通知された全ての
    前記データを参照する処理を実行した処理結果を、前記
    プロトコル処理の処理結果に反映したものに前記データ
    を組み合わせて受信データを作成する受信データ作成手
    段とを含み、 前記OS制御機構、前記データのプロトコル処理を実
    行するプロトコル処理遂行手段と、このプロトコル処理
    遂行手段がその処理過程において前記データのチェック
    サムの計算処理以外に前記データのデータ形式情報のみ
    でなく全ての前記データを参照する処理を実行しなけれ
    ばならないと判断した場合に、この全ての前記データを
    参照する処理の実行要求を前記要求蓄積バッファに蓄積
    する要求蓄積手段とを含むことを特徴とする請求項11
    記載のマルチクラスタシステムにおけるクラスタ間デー
    タ移送削減システム。
  13. 【請求項13】 ネットワークに接続されているが、デ
    ータチェック処理を行うことができるOS制御機構を有
    さない複数のバックエンドクラスタと、前記ネットワー
    クに接続されていないが、前記OS制御機構を有するフ
    ロントエ ンドクラスタとが相互通信網で接続されている
    マルチクラスタシステムにおいて、 前記バックエンドクラスタは、入出力装置からデータを
    入力すると、前記フロントエンドクラスタへ該データの
    データチェック処理を依頼し、 前記フロントエンドクラスタは、前記バックエンドクラ
    スタから前記データのデータチェック処理の要求を受け
    ると、前記データのデータチェック処理を実行し、処理
    結果を前記バックエンドクラスタへ通知し、 前記バックエンドクラスタは、前記フロントエンドクラ
    スタから通知されたデータチェック処理の結果を前記デ
    ータに反映して入力データを作成することを特徴とする
    マルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送
    削減システム。
  14. 【請求項14】 ネットワークに接続されているが、デ
    ータチェック処理を行うことができるOS制御機構を有
    さない複数のバックエンドクラスタと、前記ネットワー
    クに接続されていないが、前記OS制御機構を有するフ
    ロントエンドクラスタとが相互通信網で接続されている
    マルチクラスタシステムにおいて、 前記バックエンドクラスタは、入出力装置からデータを
    入力すると、該データのチェックサムを計算し、前記フ
    ロントエンドクラスタへ該データのデータ形式情報と前
    記チェックサムの計算結果を渡して該データのデータチ
    ェック処理を依頼し、 前記フロントエンドクラスタは、前記バックエンドクラ
    スタから前記データのデータ形式情報と前記チェックサ
    ムの計算結果を渡され、前記データのデータチェック処
    理の要求を受けると、前記データのデータチェック処理
    を実行し、その結果と、さらに該データチェック処理の
    過程で前記データのチェックサムの計算処理以外に前記
    データのデータ形式情報のみでなく全ての前記データを
    参照する処理を実行しなければならないと判断した場合
    には、この全ての前記データを参照する処理の実行要求
    を前記バックエンドクラスタへ通知し、 前記バックエンドクラスタは、前記フロントエンドクラ
    スタから通知された全ての前記データを参照する処理を
    実行した結果と前記データチェック処理の処理結果とを
    前記データに反映して入力データを作成することを特徴
    とするマルチクラスタシステムにおけるクラスタ間デー
    タ移送削減システム。
  15. 【請求項15】 ネットワークに接続されているが、デ
    ータチェック処理を行うことができるOS制御機構を有
    さない複数のバックエンドクラスタと、前記ネットワー
    クに接続されていないが、前記OS制御機構を有するフ
    ロントエンドクラスタとが相互通信網で接続されている
    マルチクラスタシステムにおいて、 前記バックエンドクラスタは、入出力装置からデータを
    入力するローカル装置ドライバと、このローカル装置ド
    ライバからデータを入力すると、該データのチェックサ
    ムを計算し、前記フロントエンドクラスタへ該データの
    データ形式情報と前記チェックサムの計算結果を渡して
    該データのデータチェック処理を依頼するとともに、前
    記フロントエンドクラスタから通知された全ての前記デ
    ータを参照する処理を実行した結果と前記データチェッ
    ク処理の処理結果とを前記データに反映して入力データ
    を作成するサブOS制御機構とを備え、 前記フロントエンドクラスタの前記OS制御機構が、前
    記バックエンドクラスタから前記データのデータ形式情
    報と前記チェックサムの計算結果を渡され、前記データ
    のデータチェック処理の要求を受けると、前記データの
    データチェック処理を実行し、さらに該データチェック
    処理の過程で前記データのチェックサムの計算処理以外
    に前記データのデータ形式情報のみでなく全ての前記デ
    ータを参照する処理を実行しなければならないと判断し
    た場合には、この全ての前記データを参照する処理の実
    行要求を要求蓄積バッファへ蓄積し、前記データチェッ
    ク処理の処理結果と前記要求蓄積バッファに蓄積した処
    理の実行要求を前記バックエンドクラスタへ通知するこ
    とを特徴とするマルチクラスタシステムにおけるクラス
    タ間データ移送削減システム。
  16. 【請求項16】 前記サブOS制御機構、前記ローカ
    ル装置ドライバから入力した前記データに対するチェッ
    クサムの計算を実行するチェックサム計算手段と、前記
    フロントエンドクラスタから通知された全ての前記デー
    タを参照する処理を実行した処理結果と前記データチェ
    ック処理の処理結果とを前記データに反映して入力デー
    タを作成する入力データ作成手段とを含み、 前記OS制御機構、前記データのデータチェック処理
    を実行するデータチェック手段と、このデータチェック
    手段がその処理過程において前記データのチェックサム
    の計算処理以外に前記データのデータ形式情報のみでな
    く全ての前記データを参照する処理を実行しなければな
    らないと判断した場合に、この全ての前記データを参照
    する処理の実行要求を前記要求蓄積バッファに蓄積する
    要求蓄積手段とを含むことを特徴とする請求項15記載
    のマルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移
    送削減システム。
JP6260478A 1994-10-25 1994-10-25 マルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減システム Expired - Fee Related JP2669362B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6260478A JP2669362B2 (ja) 1994-10-25 1994-10-25 マルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減システム
US08/546,083 US5699531A (en) 1994-10-25 1995-10-20 Interconnected computers for reducing the amount of data transmissions therebetween

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6260478A JP2669362B2 (ja) 1994-10-25 1994-10-25 マルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08123775A JPH08123775A (ja) 1996-05-17
JP2669362B2 true JP2669362B2 (ja) 1997-10-27

Family

ID=17348516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6260478A Expired - Fee Related JP2669362B2 (ja) 1994-10-25 1994-10-25 マルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5699531A (ja)
JP (1) JP2669362B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6237024B1 (en) 1998-03-20 2001-05-22 Sun Microsystem, Inc. Method and apparatus for the suspension and continuation of remote processes
US7472332B2 (en) * 2005-07-26 2008-12-30 International Business Machines Corporation Method for the reliability of host data stored on fibre channel attached storage subsystems

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4672543A (en) * 1982-08-31 1987-06-09 Sharp Kabushiki Kaisha Data transmission control apparatus in local network systems
US4559614A (en) * 1983-07-05 1985-12-17 International Business Machines Corporation Interactive code format transform for communicating data between incompatible information processing systems
US4862461A (en) * 1987-01-12 1989-08-29 International Business Machines Corp. Packet switch network protocol
JPH023845A (ja) * 1988-06-17 1990-01-09 Fujitsu Ltd 通信プロトコル処理方式
US5245609A (en) * 1991-01-30 1993-09-14 International Business Machines Corporation Communication network and a method of regulating the transmission of data packets in a communication network
US5390179A (en) * 1991-12-24 1995-02-14 Adtran Remote provisioning of telephone channel unit using inband digital code sequences transmitted over tandem link
US5490252A (en) * 1992-09-30 1996-02-06 Bay Networks Group, Inc. System having central processor for transmitting generic packets to another processor to be altered and transmitting altered packets back to central processor for routing
US5539884A (en) * 1993-05-20 1996-07-23 Bell Communications Research, Inc. Intelligent broadband communication system and method employing fast-packet switches
CA2134620A1 (en) * 1993-11-05 1995-05-06 Arul Menezes System and method for exchanging computer data processing capabilities
US5534912A (en) * 1994-04-26 1996-07-09 Bell Atlantic Network Services, Inc. Extended range video on demand distribution system

Also Published As

Publication number Publication date
US5699531A (en) 1997-12-16
JPH08123775A (ja) 1996-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3384686B2 (ja) 通信ネットワークから情報を受信するための方法および装置
JP4881052B2 (ja) タグ情報を使用してコマンドバッファから廃棄されたエントリを除去するシステム及び方法
JP4160642B2 (ja) ネットワークデータ転送方法
KR0170500B1 (ko) 멀티프로세서 시스템
US7581015B2 (en) Communication device having transmitting and receiving units supports RDMA communication
US6338095B1 (en) Data transfer method for reduced number of messages by message passing library and direct intermemory data transfer library and computer system suitable therefor
EP1750202A1 (en) Combining packets for a packetized bus
JP2006309755A5 (ja)
US20080133654A1 (en) Network block device using network asynchronous i/o
JP2000078200A (ja) パケットベ―スの通信ネットワ―クにおけるメッセ―ジ受信の肯定応答システム及び方法
JPH09121230A (ja) コンピュータ・システムにおけるパケット交換および回線交換のハイブリッド・フロー制御の方法および装置
US7069305B2 (en) Computer system and a data transfer method thereof using remote direct memory access
JPH0969855A (ja) トランザクション・フローを制御する制御システムおよびその方法
CN111124993A (zh) 减小i/o处理时缓存数据镜像时延的方法、设备和程序产品
JPH0997184A (ja) 効率的な割込み処理を含む情報処理システム
US7676621B2 (en) Communications bus transceiver
JP2669362B2 (ja) マルチクラスタシステムにおけるクラスタ間データ移送削減システム
JPH117434A (ja) 複数ノードの非同期データ通信システム内で早期到達メッセージを処理するシステム
KR100357284B1 (ko) 코프로세서 방식의 원칩 비동기 마이크로 프로세서 간의인터페이스 회로
GB2415069A (en) Expansion of the number of fabrics covering multiple processing nodes in a computer system
JP3891994B2 (ja) 順番のある(in−order)キューをドレインする(drain)システムおよび方法
JP2951816B2 (ja) 通信制御方法
JP3115801B2 (ja) 並列計算機システム
JP2502932B2 (ja) デ―タ転送方法及びデ―タ処理システム
WO2022205054A1 (zh) 存储系统和远程直接数据存取方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970603

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees