JPH10150464A - 周辺装置 - Google Patents

周辺装置

Info

Publication number
JPH10150464A
JPH10150464A JP8308975A JP30897596A JPH10150464A JP H10150464 A JPH10150464 A JP H10150464A JP 8308975 A JP8308975 A JP 8308975A JP 30897596 A JP30897596 A JP 30897596A JP H10150464 A JPH10150464 A JP H10150464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
mail
unit
image data
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8308975A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Otsu
一紀 大津
Takeshi Kondo
健 近藤
Zenshi Hayashi
善嗣 林
Yuji Toyomura
祐士 豊村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8308975A priority Critical patent/JPH10150464A/ja
Publication of JPH10150464A publication Critical patent/JPH10150464A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ネットワークを介して直接データ
の送受信を行うことが可能な周辺装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 LAN17に接続されたスキャナ装置2
はさらにインターネットに接続され、メールサーバ1と
の間でメールの送受信を行うメール手段14を備える。
メール手段14は、画像読み取り手段11から入力され
た画像データを画像属性情報とともに電子メール形式に
作成し、ネットワークインターフェース部16を介して
メールサーバ1に送信する。また、プリンタ装置は、L
ANを介してインターネットに接続され、メールサーバ
に送信されたメールをメール手段により受信し、メール
の内容を解析して画像データを展開し、印字手段により
印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データをイン
ターネットを介して直接送信、受信することが可能なパ
ーソナルコンピュータの周辺装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークを介してのデータの
やり取りが頻繁に行われており、ネットワークに接続さ
れるパーソナルコンピュータのみならず、プリンタ等の
パーソナルコンピュータの周辺装置もネットワーク対応
型のものが開発されている。例えば、ローカルエリアネ
ットワーク(以下、LANと称する)を利用したシステ
ムでは、ネットワーク対応型のプリンタ装置、ネットワ
ークオペレーティングシステム(NOS)を搭載したパ
ーソナルコンピュータ(以下、ネットワークサーバと称
する)等がLANを介して接続されている。
【0003】ネットワークサーバ内にはプリントキュー
が設けられ、またプリンタ装置のネットワークカード内
にはプリントサーバが設けられている。そして、プリン
タ装置のプリントサーバとネットワークサーバ内のプリ
ントキューとがリンクされている。プリンタ装置のプリ
ントサーバはリンクされたネットワークサーバのプリン
トキューを定期的に検査し、印字すべきデータが存在す
るか否かを確認する。そして、プリントキュー内にデー
タが存在する場合には、ネットワークサーバからデータ
の受信を行い、印字動作を行う。あるいは、クライアン
トコンピュータとプリンタ装置との間をピアツーピア接
続し、印字環境を提供している。すなわち、LANを介
して接続されたプリンタ装置は、NOSを搭載したネッ
トワークサーバによって動作管理が行われていた。
【0004】また、周辺装置の1つであるスキャナ装置
は、直接ネットワークに接続されるのではなく、SCS
I等のインターフェイス装置を介してパーソナルコンピ
ュータにローカル接続されている。スキャナ装置で読み
取った画像データは、一端ローカル接続されたパーソナ
ルコンピュータに入力され、このパーソナルコンピュー
タから転送相手のパーソナルコンピュータへFTP(F
ile Transfer Protocol)等のフ
ァイル転送アプリケーションを使用して転送されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近では、インターネ
ットの急速な発展により、世界的規模で多くのコンピュ
ータが接続され、コンピュータ間でインターネットを介
したデータの転送が広範囲に行われている。また、こう
したネットワークの利用形態も進展し、コンピュータ間
のデータ転送のみならず、周辺装置間でのデータ転送を
行うことが要求されるようになった。
【0006】ところが、従来の周辺装置、例えばプリン
タ装置では、LANに接続されている範囲内ではネット
ワークサーバを介したデータ受信および印字動作を行う
ことが可能であるが、インターネットを介したデータの
受信機能を有していないため、インターネットを介して
データを遠隔地のプリンタ装置に直接出力するという利
用形態に対応することができない。
【0007】また、スキャナ装置の場合では、パーソナ
ルコンピュータにローカル接続されているために、読み
取った画像をLANあるいはインターネットを介して直
接相手側へ発信するといった利用形態に対応することが
できなかった。
【0008】本発明は、ネットワークを介して直接デー
タの送受信を行うことが可能な周辺装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る周辺装置
は、ネットワークに接続された周辺装置であって、ネッ
トワークに接続されかつネットワーク上で電子メールの
送受信を行う電子メールサーバとの間で、電子メール転
送アルゴリズムに従って画像データの転送を行うメール
手段を備えたものである。メール手段によって画像デー
タを電子メールの形式で電子メールサーバに転送する
と、インターネット等のネットワークを介して特定の相
手に宛てて周辺装置から画像データを転送することが可
能となる。また、逆にインターネットを介して電子メー
ルサーバに転送された周辺装置宛ての電子メールを取り
出すことにより、例えば遠隔地の相手先から画像データ
を直接周辺装置に受信することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】第1の発明に係る周辺装置は、ネ
ットワークに接続された周辺装置であって、ネットワー
クに接続されかつネットワーク上で電子メールの送受信
を行う電子メールサーバとの間で電子メール転送アルゴ
リズムに従って画像データの転送を行うメール手段を備
えたものである。これにより、インターネット等のネッ
トワークを介して直接周辺装置が電子メール形式の転送
データを用いて画像データの送受信を行うことができ
る。
【0011】第2の発明に係る周辺装置は、第1の発明
に係る周辺装置の構成において、当該周辺装置が画像読
み取り装置からなり、画像読み取り装置は、画像を読み
取る画像読み取り手段と、読み取った画像データを転送
すべき相手の電子メールアドレスを指定するアドレス指
定手段と、読み取った画像データを圧縮する圧縮手段と
をさらに備え、メール手段は、圧縮された画像データを
含む転送データを生成して電子メールサーバに転送する
ものである。これにより、スキャナ装置等の画像読み取
り装置から読み取った画像データを転送相手の電子メー
ルアドレスを指定して直接ネットワークを介して転送す
ることが可能となる。
【0012】第3の発明に係る周辺装置は、第2の発明
に係る周辺装置の構成において、画像読み取り装置が、
画像データの転送相手の電子メールアドレスをアドレス
指定手段に与えるアドレス入力手段をさらに備え、メー
ル手段が、アドレス指定手段に指定された転送相手の電
子メールアドレスを転送データに含めて発信するもので
ある。これにより、アドレス入力手段から指定された転
送相手に対して画像読み取り装置から入力した画像デー
タをネットワークを介して直接転送することが可能とな
る。
【0013】第4の発明に係る周辺装置は、第2の発明
に係る周辺装置の構成において、画像読み取り装置が、
電子メールアドレスを記憶する記憶手段をさらに備え、
アドレス入力手段が、記憶手段に記憶された電子メール
アドレスの中から所定の電子メールアドレスを選択する
選択入力部を有し、アドレス指定手段が、アドレス入力
手段からの選択指示に基づいて記憶手段に記憶された所
定の電子メールアドレスを指定するものである。これに
より、予め記憶された電子メールアドレスの中から所望
の電子メールアドレスを選択して転送することが可能と
なり、転送相手の電子メールアドレスの指定動作におけ
る操作性が向上する。
【0014】第5の発明に係る周辺装置は、第4の発明
に係る周辺装置の構成において、アドレス指定手段が、
画像読み取り装置に接続されたコンピュータからの入力
データに応じて記憶手段に記憶された電子メールアドレ
スを修正するものである。これにより、記憶手段に記憶
する電子メールアドレスの追加変更あるいは削除が容易
となり、転送相手の電子メールアドレスの選択作業の操
作性がさらに向上する。
【0015】第6の発明に係る周辺装置は、第2〜第5
のいずれかの発明に係る周辺装置の構成において、アド
レス指定手段が、アドレス入力手段からのアドレス入力
あるいは選択指示に基づいて1または複数の電子メール
アドレスを指定するものである。これにより、複数の転
送相手に対して同一の画像データを転送することが可能
となる。
【0016】第7の発明に係る周辺装置は、第2〜第6
のいずれかの発明に係る周辺装置の構成において、圧縮
手段が、画像読み取り手段が読み取った画像データを所
定の手順に従って圧縮するデータ圧縮部と、データ圧縮
部によって圧縮された画像データのデータ量が制限値を
越えるか否かを判定し、制限値を越える場合に画像デー
タのデータ量を削減するデータ量削減手段とを備えたも
のである。これにより、ネットワーク上に転送されるデ
ータ量が制限され、ネットワークトラフィックの増大に
よる転送効率の低下を防止することができる。
【0017】第8の発明に係る周辺装置は、第7の発明
に係る周辺装置の構成において、データ量削減手段が、
データ圧縮部によって圧縮された画像データのデータ量
が制限値を越えるか否かを判定する判定部と、制限値を
越える場合に画像読み取り手段の解像度を下げて再び画
像データの読み取りを行わせる解像度変更部とを有する
ものである。これにより、画像読み取り装置の解像度を
低下させることによって画像データのデータ量を制限値
以内に設定し、ネットワークトラフィックの増大を防止
することができる。
【0018】第9の発明に係る周辺装置は、第7の発明
に係る周辺装置の構成において、画像データの圧縮の手
順が異なる複数のデータ圧縮部を有し、データ量削減手
段が、1つのデータ圧縮部によって圧縮された画像デー
タのデータ量が制限値を越えるか否を判定する判定部
と、制限値を越える場合に他のデータ圧縮部によってデ
ータの圧縮を行う圧縮変更部とを有するものである。こ
れによって、画像読み取り手段から入力された画像デー
タのデータ量が多い場合でも、より高圧縮率の圧縮処理
を行うことによってデータ量を制限値以下に削減し、ネ
ットワークトラフィックの増大を防止することができ
る。
【0019】第10の発明に係る周辺装置は、第2〜第
9のいずれかの発明に係る周辺装置の構成において、メ
ール手段が生成した転送データを記憶する記憶手段をさ
らに備え、メール手段は転送データの送信エラーが発生
した場合に記憶手段に記憶した転送データを記憶手段か
ら読み出して送信を行う送信部を備えたものである。こ
れにより、送信エラーが発生した転送データに対しても
同一内容の送信データを再送信することが可能となる。
【0020】第11の発明に係る周辺装置は、第2〜第
6、第10のいずれかの発明に係る周辺装置の構成にお
いて、圧縮手段が、画像読み取り手段が読み取った画像
データを所定の手順に従って圧縮するデータ圧縮部と、
データ圧縮部によって圧縮された画像データのデータ量
が制限値を越えるか否かを判定する判定部とを有し、メ
ール手段は、画像データが制限値を越える場合に、圧縮
された画像データを分割する分割部と、分割された画像
データ毎に転送データを生成する転送データ生成部とを
備えたものである。これにより、圧縮部の画像データが
なお制限値を越える場合に、当該画像データを分割して
転送することにより、ネットワーク上に転送されるデー
タ量を制限し、ネットワークトラフィックの増大を防止
することができる。
【0021】第12の発明に係る周辺装置は、第11の
発明に係る周辺装置の構成において、メール手段が、分
割された画像データをそれぞれ含む複数の転送データを
所定の時間間隔をあけて転送するものである。これによ
り、データ量の多い画像データをネットワークトラフィ
ックを増大することなく転送することができる。
【0022】第13の発明に係る周辺装置は、第2の発
明に係る周辺装置の構成において、当該周辺装置はメー
ル手段を有する画像印字装置からなり、メール手段は、
電子メールサーバから画像データを含む転送データを受
信する受信部と、転送データを解析し、転送データが画
像印字装置に適合するか否かを判定する判定部とを備
え、判定部によって適合すると判定された転送データに
含まれる画像データに基づいて印字動作を行う印字部を
さらに備えたものである。これにより、ネットワークを
介して転送される画像データに基づいて直接画像印字装
置に印字動作を行わせることが可能となる。
【0023】第14の発明に係る周辺装置は、第13の
発明に係る周辺装置の構成において、判定部が、受信部
から受け取った転送データを解析し、転送データに含ま
れる画像データが元の画像データを分割して転送された
分割画像データか否かを判定する分割判定部と、分割画
像データを接続して分割前の元の画像データに復元する
接続部とをさらに備えたものである。これにより、画像
データが分割して転送された場合であっても、元の画像
に復元した状態で印字動作を行うことが可能となる。
【0024】第15の発明に係る周辺装置は、第1〜第
14のいずれかの発明に係る周辺装置の構成において、
メール手段が、周辺装置の動作状態を示すデータまたは
転送データの転送終了を示すデータの送受信を行うもの
である。これにより、画像データのみならず遠方にある
周辺装置の動作状態や転送データの終了状態をネットワ
ークを介して認識することが可能となる。
【0025】第16の発明に係る周辺装置は、第1〜第
15のいずれかの発明に係る周辺装置の構成において、
ネットワークを介してまたは直接周辺装置に接続された
コンピュータからの指示に応じて、メール手段が送受信
した転送データを用いて所定の処理を行うものである。
これにより、コンピュータから周辺装置の管理を行うこ
とが可能となる。
【0026】以下、本発明の第1の実施の形態について
図面を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、第1の実施の形態における周
辺装置を有するネットワークシステムの概略構成図であ
る。図1に示すネットワークシステムでは、それぞれL
AN接続されたA社とB社のコンピュータシステムをイ
ンターネットで接続した構成を例示している。A社側の
コンピュータシステムではLAN17を介して接続され
たスキャナ装置2、プリンタ装置3、パーソナルコンピ
ュータ4がメールサーバ1を介してインターネットに接
続されている。また、B社側のコンピュータシステムも
同様にLAN27を介して接続されたスキャナ装置6、
プリンタ装置7、パーソナルコンピュータ8がメールサ
ーバ5を介してインターネットに接続されている。
【0027】メールサーバ1,5は、通常UNIXをサ
ポートしたワークステーション(WS)であり、社内外
からの電子メールの送受信を行う。また、パーソナルコ
ンピュータ4,8は、スキャナ装置2,6のドライバお
よびプリンタ装置3,7のドライバを具備しており、キ
ーボードやマウス等の入力装置が後述するアドレス指示
手段および操作手段を構成する。
【0028】スキャナ装置2,6およびプリンタ装置
3,7にはそれぞれメールアドレスが設定されている。
図1の例では、スキャナ装置2にはscn1*b.co
m、プリンタ装置3にはprn1*b.comが割り当
てられており、また、スキャナ装置6にはscn2*
b.com、プリンタ装置7にはprn2*b.com
が割り当てられている。
【0029】スキャナ装置2,6は、読み取った画像を
電子メール形式に加工し、電子メールとしてそれぞれメ
ールサーバ1,5に出力する。プリンタ装置3,7は、
自身に割り当てられたメールアドレス宛の電子メールが
あるか否かをメールサーバ1,5に問い合わせ、電子メ
ールがある場合にはメールサーバ1,5からメールを受
信し、メール内容に応じて印字動作を行う。
【0030】メールサーバ1,5はスキャナ装置2,6
から指定されたアドレスの相手に対してスキャナ装置
2,6から受信した電子メールを発信する。また、イン
ターネットを介して相手側から送信された電子メールを
受信する。
【0031】パーソナルコンピュータ4,8は、それぞ
れスキャナ装置2,6に対するドライバおよびプリンタ
装置3,7に対するドライバを具備しており、当該ドラ
イバを使用してスキャナ装置2,6に画像読み取り動作
を行わせ、またプリンタ装置3,7に印字動作を行わせ
る。また、キーボード、マウス等の入力装置を有してお
り、スキャナ装置2,6から発信される電子メールのア
ドレスを指定するアドレス指示手段、あるいはアドレス
の追加削除等を行う操作手段を構成する。
【0032】上記の構成において、スキャナ装置2,6
およびプリンタ装置3,7が本発明の周辺装置に該当す
る。
【0033】ここで、A社側のスキャナ装置を例にその
構成について説明する。図2は図1のスキャナ装置の構
成を示すブロック図である。また、図3および図4は図
2のスキャナ装置の要部の詳細な構成を示すブロック図
である。
【0034】図2において、スキャナ装置2は画像読み
取り手段11を備える。画像読み取り手段11はCCD
(電荷結合素子)等の光電素子と複数のミラー等から構
成されており、主走査方向およびこれに直交する副走査
方向ともに最高で1200dpi、最低で75dpiの
解像度の範囲で原稿画像をデジタルデータとして読込む
ことができる。
【0035】圧縮手段12は、画像読み取り手段11か
ら入力された画像データに対して圧縮処理を行い、画像
データのデータ量を低減する。図3に示すように、圧縮
手段12はJPEGの圧縮アルゴリズムに従った圧縮動
作を行うJPEG圧縮手段22を備えている。また、デ
ータ量判別手段23はデータサイズ制限手段13から与
えられた転送データ量の制限値(上限値)とJPEG圧
縮手段22により圧縮された画像データのデータ量とを
比較し、JPEG圧縮後の画像データのデータ量が上限
値を越える場合には、読み取り解像度切替手段21に対
して前回よりも低い値で画像の読み取り動作を再実行す
る指示を与える。また、圧縮後の画像データのデータ量
が上限値を越えない場合には、メール手段14に圧縮後
の画像データを出力する。
【0036】図2において、上記のデータサイズ制限手
段13は、ネットワークトラフィックの低減を図る観点
からネットワーク上に発信するデータサイズ(データ
量)の上限値を定めている。このデータサイズの上限値
はスキャナキーパネル9から入力され、メモリ手段15
に記憶される。また、このデータサイズの上限値はスキ
ャナキーパネル9から変更することができる。
【0037】スキャナキーパネル9は、アルファベット
および数値入力が可能な入力部を有し、さらにメニュー
形式による選択手段を備えている。また、スキャナキー
パネル9は画像読み取り手段11から入力した画像デー
タを転送する相手先のアドレスを入力する。
【0038】アドレス指定手段10は、画像読み取り手
段11から入力された画像データの転送相手のアドレス
を受取り、メール手段14に出力する。アドレスの受取
方法としてはスキャナキーパネル9からのアドレスの入
力、あるいはメモリ手段15に予め記憶されたアドレス
中からスキャナキーパネル9の選択手段によって指定す
る方法がある。
【0039】メモリ手段15は不揮発性のメモリからな
り、少なくとも3種類のデータを記憶する。1つは転送
すべき圧縮データの上限値のデータであり、2つ目はア
ドレス指定手段10により指定される相手先のアドレス
データであり、3つ目はメール手段14により作成され
る電子メールの転送データである。この転送データは、
ユーザーが任意に設定可能な一定の時間記憶する。ま
た、このメモリ手段15に記憶されたアドレスはアドレ
ス指定手段10を介してスキャナキーパネル9およびパ
ーソナルコンピュータ4のアドレス指示手段18から参
照し、また選択することができる。さらに、パーソナル
コンピュータ4の操作手段19からアドレスの追加およ
び削除が可能である。
【0040】図4において、メール手段14は、メール
作成手段24とメール送受信手段25と受信メール判別
手段26とから構成されている。
【0041】メール作成手段24は、メール本文中に、
圧縮形式情報、画像サイズ情報、解像度情報、階調情報
および色情報(モノクロであるかカラーであるか)を持
たせ、圧縮手段12から出力される圧縮された画像デー
タ(以下、圧縮後データと称する)を添付してメールを
作成する。
【0042】メール送受信手段25はメール転送アプリ
ケーションであるPOP(PostOffice Pr
otocol)からなり、メール作成手段24により作
成されたメールをネットワークインターフェース部16
を介してメールサーバ1に送信する。また、メールサー
バ1に対して定期的にスキャナ装置2に対するメールが
あるか否かの問い合わせを行う。
【0043】受信メール判別手段26は、メール送受信
手段25がメールサーバ1からスキャナ装置2に対する
メールを受信した場合、このメールがエラー通知メール
であるか、あるいは転送終了メールであるかを判別す
る。エラー通知メールである場合、エラーが生じた場合
のメールの内容をメモリ手段15から読出し、メール送
受信手段25から再送信を行わせる。また、メールが転
送終了メールである場合、メールの転送が正常に終了し
たと判断し、メモリ手段15に保持されているメールの
内容を削除する。
【0044】上記の構成を有するネットワークシステム
においてA社のスキャナ装置2からインターネットを介
してB社のプリンタ装置7に画像データを転送する場合
について説明する。図5および図6は、図2のスキャナ
装置2のデータ処理を示すフローチャートである。図5
において、まずユーザーは、スキャナキーパネル9もし
くはパーソナルコンピュータ4のアドレス指示手段18
を使用して、転送先のプリンタ装置7のアドレスprn
2*b.comを入力する。あるいは、プリンタ装置7
のアドレスが予めメモリ手段15に記憶されている場合
には、メモリ手段15からアドレスデータを読出し、ス
キャナパネル9からプリンタ装置7のアドレスを選択
し、スタート要求を入力する(ステップS1)。
【0045】アドレス指定手段10はスキャナキーパネ
ル9またはパーソナルコンピュータ4のアドレス指示手
段18から転送先アドレスの指定およびスタート要求が
なされたか否かを判定する(ステップS2)。転送先ア
ドレスの指定およびスタート要求があった場合には、転
送先アドレスをメール手段14に設定し、画像読み取り
手段11に起動をかける(ステップS3)。転送先アド
レスの指定およびスタート要求がない場合には、当該指
定および要求の待ち状態となる。
【0046】画像読み取り手段11はアドレス指定手段
10からの起動信号に基づき、所定の位置にセットされ
た原稿をデフォルト(予め定められた標準値)である6
00dpiの解像度で画像データを取込み、圧縮手段1
2へ出力する(ステップS4)。さらに、図6に示すよ
うに、圧縮手段12は、画像読み取り手段11から送ら
れた画像データをJPEG圧縮手段22によりJPEG
アルゴリズムに従って圧縮する(ステップS5)。
【0047】データ量判別手段23は、データサイズ制
限手段13から転送データ量の上限値を取込み、JPE
G圧縮手段22によって圧縮された圧縮後データのデー
タサイズと比較する。なお。転送データ量の上限値は、
通常ネットワークに負荷がかからない程度の500K〜
1Mバイト程度にユーザーの選択により設定される(ス
テップS6)。圧縮後データのデータサイズが上限値を
越えている場合には、データ量判別手段23が画像読み
取り手段11の読み取り解像度切替手段21に解像度を
低くして(例えば300dpi)再び画像の読み取り動
作を行う指示信号を出力する(ステップS7)。そし
て、再度JPEG圧縮手段22による画像データの圧縮
処理(ステップS5)およびデータ量判別手段23によ
る上限値とのデータ量の比較処理(ステップS6)を行
う。このステップS5〜7の処理は、圧縮後データのデ
ータサイズが転送データ量の上限値よりも低くなるまで
繰り返し行われる。
【0048】圧縮後データのデータサイズが上限値より
も低くなった場合、圧縮後データはメール手段14に出
力され(ステップS8)、メール作成手段24において
メール本文に圧縮形式情報、画像サイズ情報、解像度情
報、階調情報および色情報が含められ、圧縮後データが
添付されてメールが作成される(ステップS9)。そし
て、メール送受信手段25がPOPのメール転送アプリ
ケーションを使用してネットワークインターフェース部
16およびLAN17を介してメールサーバ1にメール
を転送する。この際、ネットワークプロトコルとしてT
CP/IPが使用される(ステップS10)。メールを
受信したメールサーバ1は、転送先のアドレスにメール
を発信する(ステップS11)。
【0049】以上の処理により、A社のスキャナ装置2
から入力した画像データがインターネットを介してB社
のプリンタ装置7に転送される。
【0050】次に、図1におけるA社のコンピュータシ
ステムに含まれるプリンタ装置3を例に、その構成につ
いて説明する。図7は、本発明の第1の実施の形態にお
けるプリンタ装置の構成を示すブロック図である。ま
た、図8は、図7のプリンタ装置の主要部の詳細な構成
を示すブロック図である。図7において、プリンタ装置
7はネットワークインターフェース部28を備える。ネ
ットワークインターフェース部28は、ネットワークプ
ロコルとして少なくともTCP/IPをサポートしてお
り、ネットワークに接続されている他の機器との通信を
可能としている。メール手段29は、メール転送アプリ
ケーションとしてPOPをサポートしており、メールサ
ーバ5に対して定期的にアクセスし、プリンタ装置7の
メールアドレスであるprn2*b.com宛のメール
があるか否かを問い合わせし、メールがある場合にはメ
ールの受信を行う。
【0051】メール適正判別手段30は、受信したメー
ルのデータがプリンタ装置7に対して適切であるか否か
を判別する。図8に示すように、メール適正判別手段3
0は、圧縮形式判別手段34、画像サイズ判別手段3
5、解像度判別手段36、階調判別手段37および色判
別手段38を備えており、メール本文に含まれる圧縮形
式情報、画像サイズ情報、解像度情報、階調情報および
色情報をそれぞれ解析し、プリンタ装置7に適合するか
否かを判定する。そして、適切であると判定した場合に
のみ受信したデータをメール展開手段31に出力する。
【0052】メール展開手段31は受信したデータの解
凍および色変換等の画像処理を行い、プリンタページメ
モリに展開する。印字手段32はページメモリから画像
データを読出し記録媒体に印字する。そして、転送され
た画像データの少なくとも1つの画像情報がプリンタ装
置7に適合しないと判別した場合には、メール手段29
に対し、画像データの転送元に対し不適切通知メールを
発信するように要求する。
【0053】次に、上記の構成を有するプリンタ装置7
に対しインターネットを介して画像データが転送された
場合のプリンタ装置7の動作について説明する。図9
は、図7のプリンタ装置のデータ処理を示すフローチャ
ートである。ここでは、A社のスキャナ装置2により読
み取った画像データがインターネットを介してB社のプ
リンタ装置7に転送される場合を例に説明する。
【0054】図9において、まずメール手段29はネッ
トワークインターフェース部28およびLAN27を介
してTCP/IPネットワークプロトコルおよびPOP
メール転送アプリケーションを使用し、メールサーバ5
に対してプリンタ装置7のメールアドレス(prn2*
b.com)宛のメールがあるか否かを問い合わせ(ス
テップS21)、メールの有無情報をメールサーバ5か
ら獲得する(ステップS22)。メールがある場合には
メールサーバ5からメールを受信し(ステップS2
3)、無い場合には定期的に上記のステップS21、2
2の処理を繰り返し行う。
【0055】受信したメールは、メール適正判別手段3
0に引き渡され、メール本文に含まれる圧縮形式情報、
画像サイズ情報、解像度情報、階調情報および色情報を
それぞれ解析し、プリンタ装置7に適合するか否かを判
断する(ステップS24)。各情報が適切である場合に
は、メール展開手段31にメールの内容が引き渡され、
メール展開手段31によりメール本文に添付された圧縮
後の画像データをJPEGアルゴリズムにより解凍し、
また必要であれば色変換等の画像処理を行い、プリンタ
ページメモリに展開する(ステップS26)。
【0056】また、各情報がプリンタ装置7に適切でな
い場合には、メール適正判別手段30が転送元に不適切
なメールである旨を通知する不適切通知メールを作成
し、メール手段29に出力する(ステップS27)。メ
ール手段29は、メール適正判別手段30からの不適切
通知メールをメールサーバ5に送信する(ステップS2
8)。メールサーバ5は、不適切通知メールを転送元に
発信する(ステップS29)。
【0057】また、プリンタページメモリに展開された
画像は印字手段32により印字媒体に印字される(ステ
ップS30)。
【0058】(実施の形態2)図10は、本発明の第2
の実施の形態におけるスキャナ装置の圧縮手段の構成を
示すブロック図であり、図11は、メール手段の構成を
示すブロック図である。第2の実施の形態におけるスキ
ャナ装置は、第1の実施の形態におけるスキャナ装置の
構成に対して圧縮手段12およびメール手段14の構成
のみが相違しており他の部分の構成は同様であるため、
ここでは圧縮手段12およびメール手段14の構成につ
いて説明する。
【0059】図10において、圧縮手段12は、複数の
圧縮アルゴリズムを備えており、画像読み取り手段11
から入力される画像データに対して複数の圧縮アルゴリ
ズムを順次切り替えて圧縮することができる。ここで
は、圧縮アルゴリズムとして1バイト単位のランレング
ス圧縮を行うランレングス圧縮手段39と、JPEG圧
縮を行うJPEG圧縮手段40とを備えている。
【0060】画像読み取り手段11から入力された画像
データは、まず最初にランレングス圧縮手段39により
ランレングス圧縮が行われる。そして、圧縮後データの
データ量がデータサイズ制限手段13から与えられる転
送データの上限値を越える場合には、JPEG圧縮手段
の圧縮アルゴリズムに切り替えられ、再度画像データの
圧縮処理が行われ、再びデータ量判別手段41により圧
縮後データが上限値を越えるか否かが判定された後、メ
ール手段14に圧縮後データが出力される。
【0061】図11において、メール手段14は、圧縮
手段12から出力された圧縮後データが所定の上限値を
越える場合に、当該圧縮後データを分割して転送するた
めに分割転送要求判別手段42、分割手段43および遅
延手段46をそれぞれ備えている。
【0062】分割転送要求判別手段42は、画像データ
が所定の上限値を越えるものであるか否かを示す信号の
有無を判別する。分割手段43は、所定の上限値を越え
る圧縮後データである場合に、当該圧縮後データを所定
のデータサイズ(例えば500Kバイト)単位に分割す
る。また、遅延手段46は、当該圧縮後データが所定の
上限値を越える場合に、メール送受信手段45に対して
分割手段43で分割された圧縮後データを分割単位で3
秒程度の遅延時間を設けてメールサーバ1に転送する信
号を発信する。
【0063】次に、上記の構成を有する圧縮手段12お
よびメール手段14の動作について図12および図13
に示すフローチャートを参照して説明する。図12にお
いて、ステップS31〜S34までの処理は図5に示す
ステップS1〜S4の処理と同様であるためここでの説
明は省略する。
【0064】ステップS35において、ランレングス圧
縮手段39は、最初に画像読み取り手段11から入力さ
れた画像データに対してランレングス圧縮を行う。圧縮
後の画像データ(圧縮後データ)はデータ量判別手段4
1に送られ、ここでデータサイズ制限手段13から与え
られる転送データの上限値と比較される(ステップS3
6)。ランレングス圧縮後の画像データのデータサイズ
が所定の上限値を越える場合には、データ量判別手段4
1からの指示に基づき圧縮アルゴリズムの手段がJPE
G圧縮手段40に切り替えられ、再度画像読み取り手段
41が駆動されて画像データがJPEG圧縮手段40に
入力される(ステップS37)。JPEG圧縮手段40
は入力された画像データに対してJPEG圧縮を行い、
データ量判別手段41に送り出す(ステップS38)。
【0065】データ量判別手段41ではJPEG圧縮後
の圧縮後データと所定の上限値とを比較する。上限値を
越えない場合には圧縮後データをメール手段14に出力
し、また上限値を越える場合には上限値を越えることを
示す信号とともに圧縮後データをメール手段14に出力
する(ステップS39)。
【0066】さらに図13において、メール手段14の
分割転送要求判別手段42は、圧縮後データが上限値を
越えることを示す信号が入力されたか否かを判定する
(ステップS40)。上限値を越えることを示す信号が
入力された場合、圧縮後データを分割して転送する旨の
要求と見なし、分割手段43に圧縮後データを出力する
とともに、遅延手段46に圧縮後データの転送時に遅延
時間を設ける指示を出力する。そして、分割手段43で
は、所定の上限値を越える圧縮後データに対し、例えば
500Kバイト単位に分割し、メール作成手段44に出
力する(ステップS41)。
【0067】メール作成手段44では、圧縮後データの
分割単位毎に、メール本文として圧縮形式情報、画像情
報(分割後の画像サイズ)、解像度情報、階調情報、色
情報に加え分割番号情報(分割された画像データの順番
を示す番号、例えば1分割目は1、2分割目は2のよう
に記述する。また、分割が行われていない場合には分割
番号として0を記述する)を作成し、分割した圧縮後デ
ータを添付してメールを作成する(ステップS42)。
【0068】メール送受信手段45は、POPを使用
し、圧縮後データを分割された画像データ単位で作成さ
れた複数のメールをメールサーバ1へ発信する。この
際、遅延手段46により指定された遅延時間により、各
分割単位のメール間に3秒程度の遅延時間を設けてメー
ルの発信を行う(ステップS43)。
【0069】また、ステップS40において、圧縮後デ
ータが所定の上限値を越えないことが判別された場合、
当該圧縮後データはメール作成手段44に出力され、メ
ール本文に圧縮形式情報、画像サイズ情報、解像度情
報、階調情報、色情報および分割番号情報(分割番号と
して0が記述される)を作成し、圧縮後データを添付し
てメールを作成する(ステップS44)。
【0070】そして、メール送受信手段45によりPO
Pを作成してメールサーバ1にメールを発信する(ステ
ップS45)。
【0071】メールサーバ1は指定されたアドレスを有
する転送先にメールを転送する(ステップS46)。
【0072】次に、第2の実施の形態におけるプリンタ
装置の構成について説明する。図14は、本発明の第2
の実施の形態におけるプリンタ装置の主要部の構成を示
すブロック図である。このプリンタ装置は、第1の実施
の形態におけるプリンタ装置に対して、メール適正判別
手段30の構成のみが相違しており、以下では、このメ
ール適正判別手段30の構成について説明する。
【0073】図14に示すように、メール適正判別手段
30は、新たに分割判別手段52および接続手段53を
備えている。この構成は、上記のスキャナ装置2におい
て説明したように、転送される画像データが分割して複
数のメールで転送される場合に対応したものである。
【0074】分割判別手段52は、プリンタ装置7のメ
ール手段29が受信したメールを解析し、メールの本文
に含まれる分割番号情報を参照して当該メールに含まれ
る画像データが分割された画像データであるか否かを判
別する。また、接続手段53は、分割判別手段52によ
って分割された画像データであると判別された場合に、
複数のメールにそれぞれ添付された画像データを取り出
して元のサイズの画像データに復元する。
【0075】図15および図16は、上記の構成を有す
るプリンタ装置の動作を示すフローチャートである。図
15および図16において、ステップS51〜S54お
よびステップS59〜S61の処理は、図8に示す第1
の実施の形態によるプリンタ装置のステップS21〜S
24およびステップS27〜S29の処理と同様である
ため、ここでの説明は省略する。
【0076】図16のステップS55において、分割判
別手段52は、メール手段29が受信したメールの本文
中の分割番号情報を解析し、分割番号が存在するか否を
判別する。分割番号が存在すれば、当該メールを接続手
段53に出力する。この動作をメール手段29から出力
される複数のメールに対し順次行い、分割番号が存在す
るメールを順次接続手段53に出力する。
【0077】接続手段53では、与えられた複数のメー
ルの各本文中の分割番号を基に各メールに添付された分
割後の画像データを接合し、元のデータサイズを有する
画像データを復元する(ステップS56)。
【0078】その後、復元された画像データがメール展
開手段39に出力され(ステップS57)、プリンタペ
ージメモリに展開された後(ステップS58)、印字手
段により印字される(ステップS62)。
【0079】なお、上記第1および第2の実施の形態で
は、スキャナ装置2から転送されたメールは、プリンタ
装置7により自動的に印字処理が行われているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えばパーソナル
コンピュータ8から自動印字をするか否か、あるいはメ
ールの内容を確認した後印字処理を実行させる等の選択
を行うことも可能である。
【0080】また、上記の例では、スキャナ装置2から
の画像データはプリンタ装置7へメールとして転送され
ているが、転送先はプリンタ装置に限定されるものでは
なく、例えば個人宛のメールアドレスへ転送することも
可能である。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、画像読
み取り装置から入力した画像データを直接インターネッ
トを介して例えば遠隔地の周辺装置に転送することがで
き、ネットワークを介したデータ転送の利用形態を多様
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における周辺装置を
有するネットワークシステムの概略構成図
【図2】図1のスキャナ装置の構成を示すブロック図
【図3】図2のスキャナ装置の要部の詳細な構成を示す
ブロック図
【図4】図2のスキャナ装置の要部の詳細な構成を示す
ブロック図
【図5】図2のスキャナ装置のデータ処理を示すフロー
チャート
【図6】図2のスキャナ装置のデータ処理を示すフロー
チャート
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ装
置の構成を示すブロック図
【図8】図7のプリンタ装置の主要部の詳細な構成を示
すブロック図
【図9】図7のプリンタ装置のデータ処理を示すフロー
チャート
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるスキャナ
装置の圧縮手段の構成を示すブロック図
【図11】本発明の第2の実施の形態におけるスキャナ
装置のメール手段の構成を示すブロック図
【図12】本発明の第2の実施の形態におけるスキャナ
装置の動作を示すフローチャート
【図13】本発明の第2の実施の形態におけるスキャナ
装置の動作を示すフローチャート
【図14】本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ
装置の主要部の構成を示すブロック図
【図15】本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ
装置の動作を示すフローチャート
【図16】本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ
装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】 1,5 メールサーバ 2,6 スキャナ装置 3,7 プリンタ装置 4,8 パーソナルコンピュータ 9 スキャナキーパネル 10 アドレス指定手段 11 画像読み取り手段 12 圧縮手段 13 データサイズ制限手段 14,29 メール手段 15 メモリ手段 16,28 ネットワークインターフェース部 18 アドレス指示手段 19 操作手段 21 読み取り解像度切替手段 22,40 JPEG圧縮手段 23,41 データ量判別手段 24,44 メール作成手段 25,45 メール送受信手段 26 受信メール判別手段 30 メール適正判別手段 32 印字手段 39 ランレングス圧縮手段 42 分割転送要求判別手段 43 分割手段 52 分割判別手段 53 接続手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊村 祐士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続された周辺装置であっ
    て、前記ネットワークに接続されかつ前記ネットワーク
    上で電子メールの送受信を行う電子メールサーバとの間
    で、電子メール転送アルゴリズムに従って画像データの
    転送を行うメール手段を備えたことを特徴とする周辺装
    置。
  2. 【請求項2】前記周辺装置は、画像読み取り装置からな
    り、前記画像読み取り装置は、画像を読み取る画像読み
    取り手段と、読み取った画像データを転送すべき相手の
    電子メールアドレスを指定するアドレス指定手段と、読
    み取った前記画像データを圧縮する圧縮手段とをさらに
    備え、前記メール手段は、前記圧縮された画像データを
    含む転送データを生成して前記電子メールサーバに転送
    することを特徴とする請求項1記載の周辺装置。
  3. 【請求項3】前記画像読み取り装置は、画像データの転
    送相手の電子メールアドレスを前記アドレス指定手段に
    与えるアドレス入力手段をさらに備え、前記メール手段
    は、前記アドレス指定手段に指定された転送相手の電子
    メールアドレスを転送データに含めて発信することを特
    徴とする請求項2記載の周辺装置。
  4. 【請求項4】前記画像読み取り装置は、前記電子メール
    アドレスを記憶する記憶手段をさらに備え、前記アドレ
    ス入力手段は、前記記憶手段に記憶された電子メールア
    ドレスの中から所定の電子メールアドレスを選択する選
    択入力部を有し、前記アドレス指定手段は、前記アドレ
    ス入力手段からの選択指示に基づいて前記記憶手段に記
    憶された所定の電子メールアドレスを指定することを特
    徴とする請求項2記載の周辺装置。
  5. 【請求項5】前記アドレス指定手段は、前記画像読み取
    り装置に接続されたコンピュータからの入力データに応
    じて前記記憶手段に記憶された電子メールアドレスを修
    正することを特徴とする請求項4記載の周辺装置。
  6. 【請求項6】前記アドレス指定手段は、前記アドレス入
    力手段からのアドレス入力または選択指示に基づいて1
    または複数の電子メールアドレスを指定することを特徴
    とする請求項2〜5のいずれかに記載の周辺装置。
  7. 【請求項7】前記圧縮手段は、前記画像読み取り手段が
    読み取った画像データを所定の手順に従って圧縮するデ
    ータ圧縮部と、前記データ圧縮部によって圧縮された画
    像データのデータ量が制限値を越えるか否かを判定し、
    制限値を越える場合に前記画像データのデータ量を削減
    するデータ量削減手段とを備えたことを特徴とする請求
    項2〜6のいずれかに記載の周辺装置。
  8. 【請求項8】前記データ量削減手段は、前記データ圧縮
    部によって圧縮された画像データのデータ量が制限値を
    越えるか否かを判定する判定部と、制限値を越える場合
    に前記画像読み取り手段の解像度を下げて再び画像デー
    タの読み取りを行わせる解像度変更部とを有することを
    特徴とする請求項7記載の周辺装置。
  9. 【請求項9】画像データの圧縮の手順が異なる複数のデ
    ータ圧縮部を有し、前記データ量削減手段は、前記1つ
    のデータ圧縮部によって圧縮された画像データのデータ
    量が制限値を越えるか否かを判定する判定部と、制限値
    を越える場合に前記他のデータ圧縮部によってデータの
    圧縮を行う圧縮変更部とを有することを特徴とする請求
    項7記載の周辺装置。
  10. 【請求項10】前記メール手段が生成した転送データを
    記憶する記憶手段をさらに備え、前記メール手段は、前
    記転送データの送信エラーが発生した場合に前記記憶手
    段に記憶した前記転送データを前記記憶手段から読み出
    して送信を行う送信部を備えたことを特徴とする請求項
    2〜9のいずれかに記載の周辺装置。
  11. 【請求項11】前記圧縮手段は、前記画像読み取り手段
    が読み取った画像データを所定の手順に従って圧縮する
    データ圧縮部と、前記データ圧縮部によって圧縮された
    画像データのデータ量が制限値を越えるか否かを判定す
    る判定部とを有し、前記メール手段は、前記画像データ
    が制限値を越える場合に圧縮された前記画像データを分
    割する分割部と、分割された前記画像データ毎に転送デ
    ータを生成する転送データ生成部とを備えたことを特徴
    とする請求項2〜6、10のいずれかに記載の周辺装
    置。
  12. 【請求項12】前記メール手段は、分割された画像デー
    タをそれぞれ含む複数の転送データを所定の時間間隔を
    あけて転送することを特徴とする請求項11記載の周辺
    装置。
  13. 【請求項13】前記周辺装置は前記メール手段を有する
    画像印字装置からなり、前記メール手段は前記電子メー
    ルサーバから画像データを含む転送データを受信する受
    信部と、前記転送データを解析し、前記転送データが前
    記画像印字装置に適合するか否かを判定する判定部とを
    備え、前記判定部によって適用すると判定された前記転
    送データに含まれる画像データに基づいて印字動作を行
    う印字部をさらに備えたことを特徴とする請求項2記載
    の周辺装置。
  14. 【請求項14】前記判定部は、前記受信部から受け取っ
    た転送データを解析し、前記転送データに含まれる画像
    データが元の画像データを分割して転送された分割画像
    データか否かを判定する分割判定部と、前記分割画像デ
    ータを接続して分割前の前記元の画像データに復元する
    接続部とをさらに備えたことを特徴とする請求項13記
    載の周辺装置。
  15. 【請求項15】前記メール手段は、前記周辺装置の動作
    状態を示すデータまたは転送データの転送終了を示すデ
    ータの送受信を行うことを特徴とする請求項1〜14の
    いずれかに記載の周辺装置。
  16. 【請求項16】前記ネットワークを介してまたは直接前
    記周辺装置に接続されたコンピュータからの指示に応じ
    て、メール手段が送受信した転送データを用いて所定の
    処理を行うことを特徴とする請求項1〜15のいずれか
    に記載の周辺装置。
JP8308975A 1996-11-20 1996-11-20 周辺装置 Pending JPH10150464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8308975A JPH10150464A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 周辺装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8308975A JPH10150464A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 周辺装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10150464A true JPH10150464A (ja) 1998-06-02

Family

ID=17987473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8308975A Pending JPH10150464A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 周辺装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10150464A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000010742A (ja) * 1998-06-25 2000-01-14 Ricoh Co Ltd コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び画像処理装置
JP2000151891A (ja) * 1998-11-18 2000-05-30 Minolta Co Ltd ファクシミリ送信機能と電子メール送信機能とを備えた複合通信装置及びそのためのプログラムを記録した記録媒体
JP2002149821A (ja) * 2000-09-04 2002-05-24 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 医用画像提供方法、医用ソフトウェア提供方法、医用画像集中管理サーバー装置、医用ソフトウェア集中管理サーバー装置、医用画像提供システムおよび医用ソフトウェア提供システム
JP2003046734A (ja) * 2001-08-02 2003-02-14 Canon Inc 画像読取方法、プログラム、記録媒体
JP2003067315A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
US7024486B2 (en) 2000-02-01 2006-04-04 Nec Corporation System for directly transmitting an image data signal from a scanner device to a computer terminal via a network without using a server
JP2006285957A (ja) * 2005-03-07 2006-10-19 Canon Inc 通信装置及び通信方法並びにコンピュータにより実行可能なプログラム
US7610346B2 (en) 2005-06-07 2009-10-27 Canon Kabushiki Kaisha User confirmation for retransmission of compressed e-mail attachments
JP2010086554A (ja) * 2010-01-06 2010-04-15 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP2011172272A (ja) * 2011-05-09 2011-09-01 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP2012130075A (ja) * 2012-03-19 2012-07-05 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03247164A (ja) * 1990-02-26 1991-11-05 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 画像中継装置
JPH03266548A (ja) * 1990-03-16 1991-11-27 Canon Inc メツセージ通信処理システム
JPH052541A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Fujitsu Ltd プリンタ共用方式
JPH07203213A (ja) * 1993-12-27 1995-08-04 Tamura Electric Works Ltd 電子メールシステム
JPH07288631A (ja) * 1994-04-14 1995-10-31 Canon Inc 画像メール装置
JPH0818708A (ja) * 1994-07-05 1996-01-19 Fujitsu Ltd Faxメール装置及びその蓄積交換方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03247164A (ja) * 1990-02-26 1991-11-05 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 画像中継装置
JPH03266548A (ja) * 1990-03-16 1991-11-27 Canon Inc メツセージ通信処理システム
JPH052541A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Fujitsu Ltd プリンタ共用方式
JPH07203213A (ja) * 1993-12-27 1995-08-04 Tamura Electric Works Ltd 電子メールシステム
JPH07288631A (ja) * 1994-04-14 1995-10-31 Canon Inc 画像メール装置
JPH0818708A (ja) * 1994-07-05 1996-01-19 Fujitsu Ltd Faxメール装置及びその蓄積交換方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000010742A (ja) * 1998-06-25 2000-01-14 Ricoh Co Ltd コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び画像処理装置
JP2000151891A (ja) * 1998-11-18 2000-05-30 Minolta Co Ltd ファクシミリ送信機能と電子メール送信機能とを備えた複合通信装置及びそのためのプログラムを記録した記録媒体
US7024486B2 (en) 2000-02-01 2006-04-04 Nec Corporation System for directly transmitting an image data signal from a scanner device to a computer terminal via a network without using a server
JP2002149821A (ja) * 2000-09-04 2002-05-24 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 医用画像提供方法、医用ソフトウェア提供方法、医用画像集中管理サーバー装置、医用ソフトウェア集中管理サーバー装置、医用画像提供システムおよび医用ソフトウェア提供システム
JP2003046734A (ja) * 2001-08-02 2003-02-14 Canon Inc 画像読取方法、プログラム、記録媒体
JP2003067315A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
JP2006285957A (ja) * 2005-03-07 2006-10-19 Canon Inc 通信装置及び通信方法並びにコンピュータにより実行可能なプログラム
US8069207B2 (en) 2005-03-07 2011-11-29 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus, method, and program for communication
US9721232B2 (en) 2005-03-07 2017-08-01 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus, method, and program for communication
US7610346B2 (en) 2005-06-07 2009-10-27 Canon Kabushiki Kaisha User confirmation for retransmission of compressed e-mail attachments
JP2010086554A (ja) * 2010-01-06 2010-04-15 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP2011172272A (ja) * 2011-05-09 2011-09-01 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP2012130075A (ja) * 2012-03-19 2012-07-05 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6985242B1 (en) Image communication apparatus, server apparatus, and capability exchanging method
US7533151B2 (en) Electronic mail sending device, information processor, image processing system, and computer product
US6335966B1 (en) Image communication apparatus server apparatus and capability exchanging method
US7289245B2 (en) Color facsimile device capable of transmitting color image information represented in appropriate color space through multiple communication channels
JPH07203177A (ja) コンピュータデータ処理ケイパビリティを交換するシステム及び方法
US8237965B2 (en) Apparatus, system, and method of communication
US20050219594A1 (en) Apparatus and method for generating scanned data in a standard format
EP1684495A1 (en) Communication apparatus, transmission program, computer readable medium storing a transmission program, transmission method and communication system for reliably transmitting image data
EP1026858B1 (en) Internet facsimile apparatus, and e-mail receiving method
JPH10150464A (ja) 周辺装置
JP3551930B2 (ja) 画像処理装置、情報通信方法、プログラム及び情報通信システム
US7576884B2 (en) Image output system, client terminal device, image output device, and image output method using e-mail to inform client of output status
US20080088868A1 (en) Multifunction device and image saving method
US7103630B2 (en) Method of receiving selected mail at Internet mail device
JP3401719B2 (ja) 画像通信装置および電子メール通信方法
JP4358714B2 (ja) ネットワーク対応型電子複合機
JP2003288307A (ja) データ送信装置およびプログラム
JP2010218282A (ja) 画像送信装置、画像形成装置、及び画像データの送信プログラム
JPH118728A (ja) 原稿読取装置および原稿読取システム
JP3478759B2 (ja) 画像通信装置、画像通信方法および記憶媒体
JP2003288181A (ja) リモートプリントシステム
JP4300735B2 (ja) ネットワーク機器
JP3485057B2 (ja) ファクシミリ装置及び記録媒体
JPH11150645A (ja) ファクシミリ通信システムの制御方法
JP4283130B2 (ja) ファクシミリ装置およびデータ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041109