JPH07202875A - フレーム同期検出方法 - Google Patents

フレーム同期検出方法

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JPH07202875A
JPH07202875A JP6000235A JP23594A JPH07202875A JP H07202875 A JPH07202875 A JP H07202875A JP 6000235 A JP6000235 A JP 6000235A JP 23594 A JP23594 A JP 23594A JP H07202875 A JPH07202875 A JP H07202875A
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JP
Japan
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frame
bit
synchronization
parity
data
Prior art date
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JP6000235A
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English (en)
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Hideaki Takechi
秀明 武知
Susumu Morikura
晋 森倉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パリティチェックのための回路規模が小さく
てすみ、しかもパリティチェックの結果の規則性を容易
に発見できる。 【構成】 第1ステップは、8ビットを1フレームと
し、2フレームを1組とした同期パターン102をシリ
アルデータ列101中に挿入する。第2ステップでは、
シリアルデータ列連続8ビットを1単位とするパリティ
チェックを1ビットずつずらし、パリティチェック結果
の規則性に基づいてフレーム同期を検出する。同期パタ
ーンの第1のフレーム104を、予め定めたパリティ条
件のデータで形成し、同期パターンの第2フレーム10
3の第1ビット、第8ビットを、第1フレームの第1ビ
ット、第8ビットのデータを反転して形成し、第2フレ
ームの第1ビット、第8ビット以外の各ビットを、第1
フレームの第1ビット、第8ビット以外の各ビットのデ
ータと同一にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレーム同期検出方法
に関し、より特定的には、1ビットずつシリアルに入力
されるデータのフレーム同期を検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル通信装置や、記録装置等におい
ては、信号記録上の制約や、信号伝送状の制約等のた
め、Nビットを1フレームとするパラレルデータをシリ
アルデータに変換してシリアル伝送するようにしてい
る。この場合、シリアルデータを処理する際には、フレ
ームの区切りを正しく識別する、すなわちフレーム同期
を検出する必要がある。これは、フレームの区切りを正
しく検出しない、すなわちフレーム同期がずれると、デ
ータが誤認されるためである。このため、従来から種々
のフレーム同期検出方法が提案されている。
【0003】従来の第1のフレーム同期検出方法では、
予め定められた同期パターンをシリアルデータ中に挿入
し、同期パターン検出器によってシリアルデータ中の同
期パターンを検出することにより、フレーム同期を検出
するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同期パ
ターン検出器を、同期パターンを記憶するメモリと、メ
モリに記憶された同期パターンとシリアルデータとを比
較し、同期パターンを検出するための比較器等とを用い
て構成する必要がある。このため、同期パターン検出器
が、大規模になるという問題点がある。また、シリアル
データと同期パターンとの誤認を避けるためには、シリ
アルデータを同期パターン除いて形成する必要がある。
このため、ハンドシェイクが複雑になるとともに、シリ
アルデータの形成が複雑になるという問題点がある。
【0005】従来の第2のフレーム同期検出方法では、
シリアルデータをNビットを単位として1ビットずつパ
リティチェックし、当該パリティチェックの結果の規則
性に基づいてフレーム同期を検出するようにしている。
この第2のフレーム同期検出方法では、フレーム同期が
取れているときにはパリティエラーが発生せず、フレー
ム同期がずれれているときにはパリティエラーが発生す
る確率が高いという原理を利用している。このため、同
期パターン検出器を別途設ける必要がなくなり、シリア
ルデータを同期パターンと無関係に自由に形成すること
ができる。
【0006】しかしながら、フレーム中のデータによっ
ては、フレーム同期のずれが生じていても、パリティエ
ラーが発生しない場合もある。1フレームが7ビットの
データと1ビットのパリティビットとで構成されている
場合において、偶パリティとしたときには、1フレーム
のデータは、例えば、「11111111」になる。次
のフレームのデータも「11111111」であったと
すると、この2つのフレームについてのパリティチェッ
クの結果は、全て偶パリティーになる。したがって、第
2のフレーム同期検出方法では、パリティチェックの結
果の規則性を発見しずらく、フレーム同期に時間がかか
るという別の問題点があった。
【0007】従来の第3のフレーム同期検出方法では、
シリアルデータをNビットを単位として1ビットずつ複
数段でそれぞれパリティチェックし、複数段の当該パリ
ティチェックの結果の規則性に基づいてフレーム同期を
検出するようにしている。この第3のフレーム同期検出
方法は、特開昭62−53039号公報および特開昭6
2−53040号公報に開示されている。第3のフレー
ム同期検出方法では、複数段でパリティチェックするこ
とにより、パリティチェックの結果の規則性を発見しや
すいという原理を利用している。
【0008】しかしながら、第3のフレーム同期検出方
法においても、データを「11111111」とするフ
レームが連続する場合には、第2のフレーム同期検出方
法と同様に、各段のパリティチェックの結果は、全て偶
パリティーになる。したがって、フレームのデータによ
っては、パリティチェックの結果の規則性を発見しずら
く、フレーム同期に時間がかかるという問題点があっ
た。また、複数段でパリティチェックするため、パリテ
ィチェックのための回路の規模が大きくなるという別の
問題点があった。
【0009】本発明は、上述の技術的課題を解決し、ハ
ンドシェイクが簡単かつシリアルデータの形成が簡単
で、パリティチェックのための回路の規模が小さくてす
み、しかもパリティチェックの結果の規則性を容易に発
見することができるフレーム同期検出方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
1ビットずつシリアルに入力されるデータのフレーム同
期を検出する方法であって、Nビットを1フレームと
し、少なくとも2フレームを1組とした同期パターンを
シリアルデータ中に挿入する第1のステップと、シリア
ルデータの連続するNビットを1単位とするパリティチ
ェックを1ビットずつずらしながら実行し、当該パリテ
ィチェックの結果の規則性に基づいてフレーム同期を検
出する第2のステップとを備え、同期パターンの第1の
フレームを、予め定められたパリティ条件を満たす任意
のデータで形成し、同期パターンの第2のフレームの第
1ビットおよび第Nビットを、第1のフレームの第1ビ
ットおよび第Nビットのデータを反転することにより形
成し、第2のフレームの第1ビットおよび第Nビット以
外の各ビットを、第1のフレームの第1ビットおよび第
Nビット以外の各ビットのデータと同一にそれぞれ形成
することを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明においては、同期パターン
の第1のフレームを、予め定められたパリティ条件を満
たす任意のデータで形成し、同期パターンの第2のフレ
ームの第1ビットおよび第Nビットを、第1のフレーム
の第1ビットおよび第Nビットのデータを反転すること
により形成し、第2のフレームの第1ビットおよび第N
ビット以外の各ビットを、第1のフレームの第1ビット
および第Nビット以外の各ビットのデータと同一にそれ
ぞれ形成するようにしている。このため、従来のような
同期パターンの場合のような特別なハンドシェイクの必
要がなくなり、シリアルデータを同期パターンと無関係
に自由に形成することができる。また、従来の第1のフ
レーム同期検出方法の同期パターン検出器や、第3のフ
レーム同期検出方法の複数段のパリティチェックが必要
でなく、1段でパリティチェックできれば十分である。
また、第1のフレームと第2のフレームとにおいてだけ
パリティー条件を満たす。したがって、ハンドシェイク
が簡単かつシリアルデータの形成が簡単で、パリティチ
ェックのための回路の規模が小さくてすみ、しかもパリ
ティチェックの結果の規則性を容易に発見することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の第1の実施例のフレーム同期検
出方法を示す図である。図1のフレーム同期検出方法
は、データ復号器106に適用される。復号器106に
入力されるシリアルデータ列101は、例えば8ビット
で1フレームを構成するように形成されており、一般デ
ータ列105と、一般データ列105中に挿入される同
期パターン102とを備える。同期パターン102は、
第1のフレーム104と、第2のフレーム103とを備
える。一般データ列105のフレームと、同期パターン
102の第1および第2のフレーム104,103と
は、7ビットのデータビットと、1ビットのパリティビ
ットとで構成されている。パリティビットには、データ
ビットとパリティビットとの「1」の数が例えば奇にな
るようなパリティ条件を満たすデータが格納される。
【0013】第1フレーム104は、7ビットの任意の
データ(例えば、第1ビットから第7ビットの順に例え
ば「0101101」)と、パリティ条件を満たす奇パ
リティにするデータ(「1」)とで形成している(「0
1011011」)。第2フレーム103の第1ビット
および第8ビットは、第1フレーム104の第1ビット
および第8ビットのデータを反転することにより形成し
ている(第1ビット=「1」,第8ビット=「0」)。
第2フレーム103の第1ビットおよび第8ビット以外
の各第2〜第7ビットは、第1フレーム104の各第2
〜第7ビットのデータと同一に形成する(「10110
1」)。したがって、第2フレーム103のデータは、
第1ビットから第8ビットの順に「11011010」
となる。なお、第1のフレーム104の第1〜第7ビッ
トには、任意のデータを入れることができる。このた
め、復合器106や、復合器106から出力されるフレ
ームを受け取る相手側にとって必要な情報を、第1のフ
レーム104の第1〜第7ビットに格納するようにして
もよい。この場合には、データの伝送レートを向上させ
ることができる。
【0014】復号器106は、8ビットのシフトレジス
タ107と、8ビットのパリティ計算回路108と、同
期回路109と、8ビットのパラレルデータラッチ11
0とを備える。シフトレジスタ107は、同期回路10
9から出力された読込クロック信号113に基づいて、
シリアルデータ列101を右側から1ビットずつ順次読
み込むとともに、パラレルデータラッチ110を動作さ
せて8ビットパラレルデータ111を出力する。パリテ
ィ計算回路108は、パリティ計算の結果が所定のパリ
ティ条件を満たす場合、すなわち奇パリティの場合にの
み、パリティ正常とフレーム同期検出とを兼ね備えるパ
リティ正常/同期検出信号112を同期回路109に出
力する。同期回路109は、制御信号115が与えられ
た場合には、パリティ計算回路108から出力された信
号112をサーチし、所定のプロトコルに従ってフレー
ム同期を確立し、読込クロック信号113のクロックを
8個出力するごとに読込信号114をパラレルデータラ
ッチ110に出力する。制御信号115が与えられなく
なった場合には、同期回路109は、パリティ計算回路
108から出力された信号112を無視し、確立したフ
レーム同期にしたがって、読込クロック信号113のク
ロックを8個出力するごとに読込信号114をパラレル
データラッチ110に読込信号114を出力する。パラ
レルデータラッチ110は、読込信号114に基づい
て、シフトレジスタ107から出力された8ビットパラ
レルデータ111をラッチし、パラレルデータ116を
出力する。
【0015】次いで、シリアルデータ列101の同期パ
ターン102近傍を復合器106に入力した場合の動作
を説明する。なお、フレーム同期が確立される前の段階
で、同期回路109に制御信号115が入力されている
ものとして説明する。まず、第1フレーム104の途
中、例えば第1フレームの第1ビット〜第7ビットまで
シリアルデータ列101をシフトレジスタ107に読み
込んだ場合を想定する。この場合には、シフトレジスタ
107には、一般データ列105の最後のデータ「1」
がすでに格納されているため、8ビットでは「1010
1101」が格納されたことになる。したがって、パリ
ティ計算回路108は、「10101101」を計算
し、計算結果が奇パリティであるので、本来のフレーム
の区切りでないにも拘わらず、パリティ正常/同期検出
信号112を出力する。このように、第1フレーム10
4の途中まで、シリアルデータ列101をシフトレジス
タ107に読み込んだ場合には、パリティ計算回路10
8は、パリティ正常/同期検出信号112を出力した
り、出力しなかったりする。
【0016】次いで、第1のフレーム104の第1ビッ
ト〜第8ビットをシフトレジスタ107に読み込んだ場
合を想定する。この場合には、パリティ計算回路108
は、「01011011」を計算し、計算結果が奇パリ
ティであるので、本来のフレームの区切りでパリティ正
常/同期検出信号112を出力する。
【0017】次いで、第1のフレーム104の第2ビッ
ト〜第8ビットと第2フレームの第1ビット〜第7ビッ
トとをシフトレジスタ107に順次読み込んだ場合を想
定する。ここで、第1のフレーム104の第2ビット〜
第7ビットと、第2のフレーム103の第2ビット〜第
7ビットとのデータはそれぞれ同一である。また、第2
のフレーム103の第1ビットは、第1のフレーム10
4の第1ビットのデータを反転したデータである。この
ため、例えば第1のフレーム104の第2ビット〜第8
ビットと第2フレームの第1ビットとをシフトレジスタ
107に読み込んだ場合には、パリティ計算回路108
は、「10110111」を計算し、計算結果が偶パリ
ティであるので、パリティ正常/同期検出信号112を
出力しない。同様に、第1のフレーム104の第3ビッ
ト〜第7ビットと、第2のフレーム103の第2ビット
〜第7ビットとをシフトレジスタ107に順次読み込ん
だ場合においても、パリティ計算回路108は、計算結
果が偶パリティであるので、パリティ正常/同期検出信
号112を出力しない。したがって、パリティ計算回路
108は、本来のフレームの区切り以外では、パリティ
正常/同期検出信号112を出力しないことがわかる。
【0018】次いで、第2のフレーム103の第1ビッ
ト〜第8ビットをシフトレジスタ107に読み込んだ場
合を想定する。ここで、第2のフレーム103の第8ビ
ットは、第1のフレーム104の第8ビットのデータを
反転したデータである。このため、第2のフレーム10
3は、奇パリティになり、パリティ条件を満たす。この
ため、パリティ計算回路108は、「1101101
0」を計算し、計算結果が奇パリティであるので、本来
のフレームの区切りでパリティ正常/同期検出信号11
2を出力する。
【0019】次いで、第2フレーム103の途中、例え
ば第2フレームの第2ビット〜第8ビットと次のシリア
ルデータ列101をシフトレジスタ107に読み込んだ
場合を想定する。この場合には、シフトレジスタ107
には、第2フレームの第2ビット〜第8ビットのデータ
「1011010」と一般データ列105の最初のデー
タ「0」が格納されため、8ビットでは「101101
00」が格納されたことになる。したがって、パリティ
計算回路108は、「10110100」を計算し、計
算結果が偶パリティであるので、パリティ正常/同期検
出信号112を出力しない。このように、第2フレーム
104の途中と、シリアルデータ列101とをシフトレ
ジスタ107に読み込んだ場合には、パリティ計算回路
108は、パリティ正常/同期検出信号112を出力し
たり、出力しなかったりする。
【0020】したがって、シリアルデータ列101の同
期パターン102近傍を復合器106に入力した場合に
は、第1のフレーム104の8ビットをパリティ計算し
た場合と、第2のフレーム103の8ビットをパリティ
計算した場合には確実にパリティ正常/同期検出信号1
12が出力されることが保証される。また、第1のフレ
ーム104の途中と第2フレームの途中との8ビットを
パリティ計算した場合には確実にパリティ正常/同期検
出信号112が出力されないことが保証される。このた
め、同期検出回路109は、同期パターン102、すな
わち第1および第2のフレーム104,103の2フレ
ームの8ビットを単位とするパリティチェックの結果の
規則性を容易に発見でき、この規則性に基づいて、フレ
ーム同期を確実に取ることができる。このフレーム同期
方法により、同期回路109は、制御信号115とプロ
トコルにしたがってフレーム同期を確立し、フレームの
区切りごとに読込信号114をパラレルデータラッチ1
10に出力する。したがって、パラレルデータラッチ1
10は、シリアルデータ列101に含まれる一般データ
列105をフレームの区切りごとにラッチし、フレーム
の区切りごとにパラレルデータ116を出力する。ま
た、従来の第1のフレーム同期検出方法で用いられた同
期パターンを必要としないため特別なハンドシェイクの
必要なくなり、一般データ列105を同期パターン10
2と無関係に自由に形成することができる。また、従来
の第1のフレーム同期検出方法の同期パターン検出器
や、第3のフレーム同期検出方法の複数段のパリティチ
ェックが必要でなく、1段でパリティチェックできれば
十分である。したがって、ハンドシェイクが簡単かつシ
リアルデータの形成が簡単で、パリティチェックのため
の回路の規模が小さくてすみ、しかもパリティチェック
の結果の規則性を容易に発見することができる。
【0021】図2は、本発明の第2の実施例のフレーム
同期検出方法を示す図である。図2のフレーム同期検出
方法は、データ交換システムに適用される。図2におい
て、データ交換システムは、送信機201と、データ交
換装置205と、送信機201とデータ交換装置205
との間に配線される入力通信線路209とを備える。デ
ータ交換装置205は、送信機201から出力されたパ
ケット化されたシリアルデータ列204を入力通信線路
209を介して読み込み、読み込んだシリアルデータ列
204を複数の出力通信線路213のいずれかに送出
し、当該シリアルデータ列204を宛先に届けるもので
ある。
【0022】送信機201から出力されるシリアルデー
タ列204は、例えば8ビットで1フレームを構成する
ように形成されており、一般データ列203と、一般デ
ータ列203の先頭に挿入される同期パターン202と
を備える。同期パターン202は、第1のフレーム20
2aと、第2のフレーム202bとを備える。一般デー
タ列203の各フレーム203a〜203nと、同期パ
ターン202の第1および第2のフレーム202a,2
02bとは、7ビットのデータビットと、1ビットのパ
リティビットとで構成される。パリティビットには、デ
ータビットとパリティビットとの「1」の数が例えば奇
になるようなパリティ条件を満たすデータが格納され
る。また、第1および第2のフレーム202a,202
bとは、上述した第1および第2のフレーム104,1
03と同様の条件で構成されている。
【0023】データ交換装置205は、入力通信線路2
09に接続されたパケット検出器206と、8ビットの
パリティ計算回路207と、同期回路214と、入力通
信線路213に接続された回線切換装置208とを備え
る。パケット検出器206は、同期回路214から出力
されたシリアルデータ読込クロック信号215に基づい
てパケット化されたシリアルデータ列204を順次読み
込み、8ビットのパラレルデータ210をパリティ計算
回路207に出力するとともに、シリアルデータ211
を回線切換装置211に出力する。パリティ計算回路2
07は、実施例1のパリティ計算回路108と同様に、
同期パターン202の第1および第2のフレーム202
a,202bのパリティチェックの結果に基づいてフレ
ーム同期を検出し、パリティ正常と同期検出とを兼ね備
えたパリティ正常/同期検出信号212を同期回路21
4に出力する。このフレーム同期方法により、同期回路
214は、制御信号218とプロトコルにしたがってフ
レーム同期を確立し、フレームの区切りごとに読み込み
信号217を回線切換装置211に出力する。したがっ
て、回線切換装置211は、シリアルデータ列204に
含まれる一般データ列203をフレームの区切りごとに
取り込む。回線切換装置211は、フレームの区切りご
とに取り込んだパケット情報にしたがって、パケットの
宛先への出力通信線路213に切り換え、シリアルデー
タ列204を出力する。
【0024】なお、同期パターン202と一般データ列
203とを共用することにより、伝送レートを高めるこ
とが出来る。同期パターン202の第1のフレーム20
2aの第1ビット〜第7ビットにコーディングされたデ
ータは、同期ずれに強いだけでなく、第1および第2の
フレーム202a,202bのいずれからでも原データ
を復元でき、ビット誤りにも強い。このため、パケット
情報や回線制御信号のような重要なデータを、第1およ
び第2のフレーム202a,202bに格納し、伝送す
るようにしてもよい。また、ビットエラーレートの高い
通信路での伝送路符号に用いるようにしてもよい。ま
た、パケット化されたシリアルデータ列204に同期パ
ターン202を挿入するようにしたが、シリアルデータ
列204間のデータのない区間に出力される無効データ
や制御信号に同期パターン202を挿入し、無効データ
や制御信号を送信機201からデータ交換装置205に
送信するようにしてもよい。これにより、同期の引き込
み時間を短縮することができる。
【0025】図3は、本発明の第3の実施例のフレーム
同期検出方法を示す図である。図3のフレーム同期検出
方法は、ディスク再生システムに適用される。図3にお
いて、ディスク再生システムは、ハードディスクやCD
ディスク等の記録媒体301と、読み出しヘッド305
と、再生機307とを備える。記録媒体301には、シ
リアルデータ列がセクタ形式で記録されている。各記録
セクタ304の構造が同一であるので、図3において
は、便宜上1つだけ図示する。各記録セクタ304は、
例えば8ビットで1フレームを構成するように形成され
ており、その先頭部に記録される同期パターン303
と、同期パターン303に後続する一般データ列302
とを備える。同期パターン303は、第1のフレーム3
03aと、第2のフレーム303bとを備える。一般デ
ータ列302の各フレーム302a〜302nと、同期
パターン303の第1および第2のフレーム303a,
303bとは、7ビットのデータビットと、1ビットの
パリティビットとで構成されている。パリティビットに
は、データビットとパリティビットとの「1」の数が例
えば奇になるようなパリティ条件を満たすデータが格納
される。また、第1および第2のフレーム303a,3
03bとは、上述した第1および第2のフレーム10
4,103と同様の条件で構成されている。
【0026】再生機307は、読出ヘッド305と、パ
リティ計算回路308と、同期回路309と、シリアル
/パラレル変換回路310とを備える。読出ヘッド30
5は、媒体回転方向306に回転される記録媒体301
に記録された各記録セクタ304を読み出し、読出デー
タ列311をパリティ計算回路308およびシリアル/
パラレル変換回路310に出力する。パリティ計算回路
308は、実施例1のパリティ計算回路108と同様
に、同期パターン303の第1および第2のフレーム3
03a,303bのパリティチェックの結果に基づいて
フレーム同期を検出し、パリティ正常と同期検出とを兼
ね備えたパリティ正常/同期検出信号312を同期回路
309に出力する。このフレーム同期方法により、同期
回路309は、制御信号315とプロトコルにしたがっ
てフレーム同期を確立し、フレームの区切りごとに同期
制御信号313をシリアル/パラレル変換回路310に
出力する。したがって、シリアル/パラレル変換回路3
10は、読出データ列311をフレームの区切りごとに
再生パラレルデータ314を出力する。
【0027】なお、1フレームを8ビットで構成して実
施するようにしたが、1フレームを8以外の2以上のビ
ット数で構成して実施するようにしてもよい。また、奇
パリティで実施するようにしたが、偶パリティで実施す
るようにしてもよい。さらに、同期パターンを2つのフ
レームで構成して実施するようにしたが、同期パターン
を3つ以上のフレームで構成して実施するようにしても
よい。同期パターンを3つ以上のフレームで構成する場
合には、第1のフレームと、第2のフレームとの繰り返
しになる。同期パターンを3つ以上のフレームで構成す
ることにより、パリティチェックの結果の規則性をさら
に発見しやすくなるため、フレーム同期が取りやすくな
る。このため、たとえば通信開始時のデータリンクを迅
速に行うことができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1に係る発明にあっては、同期パ
ターンの第1のフレームを、予め定められたパリティ条
件を満たす任意のデータで形成し、同期パターンの第2
のフレームの第1ビットおよび第Nビットを、第1のフ
レームの第1ビットおよび第Nビットのデータを反転す
ることにより形成し、第2のフレームの第1ビットおよ
び第Nビット以外の各ビットを、第1のフレームの第1
ビットおよび第Nビット以外の各ビットのデータと同一
にそれぞれ形成するようにしているので、ハンドシェイ
クが簡単かつシリアルデータの形成が簡単で、パリティ
チェックのための回路の規模が小さくてすみ、しかもパ
リティチェックの結果の規則性を容易に発見することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のフレーム同期検出方法
を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例のフレーム同期検出方法
を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例のフレーム同期検出方法
を示す図である。
【符号の説明】
101,204…シリアルデータ列 102,202,303同期パターン 103,202b,303b…第2フレーム 104,202a,303a…第1フレーム 105,203,302…一般データ列 108,207,308…パリティ計算回路 109,214,309…同期回路 304…記録セクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ビットずつシリアルに入力されるデー
    タのフレーム同期を検出する方法であって、 N(N=2以上の正の整数)ビットを1フレームとし、
    少なくとも2フレームを1組とした同期パターンをシリ
    アルデータ中に挿入する第1のステップと、 シリアルデータの連続するNビットを1単位とするパリ
    ティチェックを1ビットずつずらしながら実行し、当該
    パリティチェックの結果の規則性に基づいてフレーム同
    期を検出する第2のステップとを備え、 前記同期パターンの第1のフレームを、予め定められた
    パリティ条件を満たす任意のデータで形成し、 前記同期パターンの第2のフレームの第1ビットおよび
    第Nビットを、前記第1のフレームの第1ビットおよび
    第Nビットのデータを反転することにより形成し、 前記第2のフレームの第1ビットおよび第Nビット以外
    の各ビットを、前記第1のフレームの第1ビットおよび
    第Nビット以外の各ビットのデータと同一にそれぞれ形
    成することを特徴とする、フレーム同期検出方法。
JP6000235A 1994-01-06 1994-01-06 フレーム同期検出方法 Pending JPH07202875A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998024030A1 (en) * 1996-11-27 1998-06-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method in connection with serial data transfer to recognize a fixed pattern

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998024030A1 (en) * 1996-11-27 1998-06-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method in connection with serial data transfer to recognize a fixed pattern
US6658026B1 (en) 1996-11-27 2003-12-02 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method in connection with serial data transfer to recognize a fixed pattern

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