JPH0720164Y2 - 地上へ出没自在とした柱体 - Google Patents

地上へ出没自在とした柱体

Info

Publication number
JPH0720164Y2
JPH0720164Y2 JP1988107072U JP10707288U JPH0720164Y2 JP H0720164 Y2 JPH0720164 Y2 JP H0720164Y2 JP 1988107072 U JP1988107072 U JP 1988107072U JP 10707288 U JP10707288 U JP 10707288U JP H0720164 Y2 JPH0720164 Y2 JP H0720164Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
pillar
outer cylinder
column
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988107072U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0229915U (ja
Inventor
登喜雄 木元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Co Ltd
Original Assignee
Daiken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiken Co Ltd filed Critical Daiken Co Ltd
Priority to JP1988107072U priority Critical patent/JPH0720164Y2/ja
Publication of JPH0229915U publication Critical patent/JPH0229915U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0720164Y2 publication Critical patent/JPH0720164Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、不要時においては頭部のみを地表部に残し、
他の部分を地中の外筒内に没入しておき、必要に応じて
地上に引き出して立設固定することにより車両や人の通
行を阻止すべく構成した柱体に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の柱体は、単に通行を規制する機能を有す
れば足りるものとして必要以上に大型化されることはな
かったのであるが、ビルや駐車場の大型化に伴い、全体
のバランスを図るため、或いは車両の衝突に対処するた
めに車止めの強力化、大型化が要求されるに至った。
しかしながら、車止めの強力化、大型化に伴い、柱体間
閉止用の鎖や衝撃緩和用のスプリングを内蔵するなどの
処置が講じられ、全体としての重量が極めて大となり、
地上への引き出し、および地中への没入操作にかなりの
労力を要し、安易に昇降操作できない状況となっている
のである。
また、地中への没入を柱体の自重で行った場合には落下
衝撃が極めて大となるため、柱体自体や車止め、或いは
その周辺部に損傷を及ぼすおそれが多分にあり、且つ、
操作者に対する不測の事故発生の原因ともなっていたの
である。
斯る不都合を防止するため、大型化した重量ある柱体を
電動、もしくは油圧などによって遠隔から昇降操作する
方式のものも見受けられ、これらが安全性、利便性にお
いて有利であるとしても機構が極めて複雑となり、設備
面における施工作業に手数を要し、高価なものとならざ
るを得なかったのである。
そこで、本考案は、安価に設置でき、しかも無駄な力を
要することなく安全に昇降操作することのできる柱体を
得ようとするものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
解決しようとする問題点は、従来の大型化された重量あ
る柱体が、昇降操作に際して危険性を有しており、ま
た、安全に昇降操作できる構造のものでは高価となり、
経済的に不利となることである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、地中に埋設される外筒と、この外筒に回転自
在、出没自在に挿入される柱体と、柱体の底部中央部に
水平方向への回転自在に取り付けたブラケットと、ブラ
ケットに軸線を横方向に配して回転自在に取り付けたド
ラムと、ドラムに巻き付けられ、その先端部を外筒の上
方部に固定した定荷重ばねとから成るのである。
また、定荷重ばねが複数個配設されていることが好まし
い。
〔作用〕
而して、外筒に対して回転自在、昇降自在に挿入された
柱体は、定荷重ばねの伸長状態において外筒内に没入さ
れているように設定して取り付けられており、柱体が地
上に上昇するに伴って、定荷重ばねはドラムに巻き取ら
れるのである。
この定荷重ばねが巻き取られる力は常に一定であり、柱
体は昇降度合いとは無関係に、総重量が軽減された状態
となり、緩やかに昇降操作できるのである。
この際、定荷重ばねの容量が、柱体の総重量と同等であ
る場合には、極めてわずかな力で柱体を昇降操作するこ
とができ、また、柱体の総重量より若干小である場合に
は、柱体は自動的に緩やかに下降することとなり、地中
へ没入した状態に維持できるのであり、柱体の地上への
上昇操作については極めてわずかな力を加えることによ
って行えることになる。
更に、定荷重ばねの容量が、柱体の総重量より若干大で
ある場合には、柱体の地中への没入維持状態を解除する
ことによって柱体が自動的に緩やかに上昇することとな
り、地上へ立設した状態に維持できるのであり、地中へ
の没入操作については極わずかな力を加えることによっ
て行えるのである。
そして、柱体を昇降するに当っては、柱体を任意の方向
へ回転させることができ、必要に応じた方向に向けて立
設、もしくは没入することができる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明すると、1
は地中に埋設される外筒で、その上方内側には上縁に外
方へのフランジ2を設けたブッシュ3が嵌着されてい
る。4はブッシュ3の下縁から形成した案内溝で、その
上端は横方向に折曲され、先端部に嵌合止着部5を形成
している。6は外筒1に回転自在、出没自在に挿入され
る断面円形の柱体で、上端面には取っ手7を備え、下方
外周面にはブッシュ3の案内溝4を経て嵌合止着部5に
係止され、柱体6の立設状態を維持する突起8が設けら
れている。
9は柱体の底部中央部の下方へ突設した支持体で、この
支持体9に対してブラケット10を水平方向への回転自在
に取り付けている。11はブラケット10に対し、軸線を横
方向に配して取り付けたドラムで、定荷重ばね12が巻き
付けられており、この定荷重ばね12の先端は外筒1の上
方部に固定されている。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成されているため、大型化され
た重量ある柱体の昇降に際しても、定荷重ばねによって
総重量が軽減された状況で、自動的に、或いは極めて小
さい力で安全に、且つ確実に昇降操作することができる
のであり、柱体の重量増加にも定荷重ばねの容量増加に
よって充分に対処でき、柱体が例えばコンクリート、鋳
鉄、或いは石などの重量ある素材で形成された場合にも
落下衝撃を受けることなく没入が可能となり、柱体の多
様化が図れるのである。
しかも、定荷重ばねは柱体の底部に取り付けられている
ことから、全体としての構造を簡素化することができ、
製品のコンパクト化が可能である。
また、定荷重ばねが複数個取り付けられることによっ
て、柱体が外筒に対してバランスよく安定した状態で保
持され、柱体の不測の傾斜により外筒に接触するなどの
不都合の発生がなく、円滑な昇降が可能となるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部断面とした
正面図、第2図は要部の縦断面図、第3図は他の実施例
を示す要部の縦断面図である。 1は外筒、6は柱体、10はブラケット、11はドラム、12
は定荷重ばねである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中に埋設される外筒(1)と、この外筒
    (1)に回転自在、出没自在に挿入される柱体(6)
    と、柱体(6)の底部中央部に水平方向への回転自在に
    取り付けたブラケット(10)と、ブラケット(10)に軸
    線を横方向に配して回転自在に取り付けたドラム(11)
    と、ドラム(11)に巻き付けられ、その先端部を外筒
    (1)の上方部に固定した定荷重ばね(12)とから成る
    地上へ出没自在とした柱体。
  2. 【請求項2】定荷重ばね(12)が複数個配設されている
    請求項1記載の地上へ出没自在とした柱体。
JP1988107072U 1988-08-12 1988-08-12 地上へ出没自在とした柱体 Expired - Lifetime JPH0720164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988107072U JPH0720164Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 地上へ出没自在とした柱体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988107072U JPH0720164Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 地上へ出没自在とした柱体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0229915U JPH0229915U (ja) 1990-02-26
JPH0720164Y2 true JPH0720164Y2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=31341154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988107072U Expired - Lifetime JPH0720164Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 地上へ出没自在とした柱体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0720164Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2501395Y2 (ja) * 1993-05-25 1996-06-19 株式会社サンポール 軽操作型柵柱
JP7312287B2 (ja) * 2018-06-22 2023-07-20 前澤化成工業株式会社 水田用水位調節装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915596Y2 (ja) * 1980-03-12 1984-05-08 アルナ工機株式会社 昇降窓
JPS6050216U (ja) * 1983-09-09 1985-04-09 株式会社 ダイケン 地上へ出没自在の柱体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0229915U (ja) 1990-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0720164Y2 (ja) 地上へ出没自在とした柱体
CN114538305A (zh) 一种建筑工程用起重机的承托装置
CN210606098U (zh) 一种具有防倾倒防护结构的交通信号灯
JP3017261U (ja) 地上へ出没自在とした柵柱
JPS6341478Y2 (ja)
JPH0612517U (ja) 地上へ出没自在とした柵柱
JP7316660B2 (ja) 多段昇降装置
CN210636878U (zh) 一种防车辆擦碰的载车板
JPH05179824A (ja) 立体駐車場
JPH0743147Y2 (ja) 縦型埋込柵柱
JP2517314Y2 (ja) 二段式駐車装置
JP2563710Y2 (ja) 二階建車庫の安全装置
JPH0642057Y2 (ja) 昇降機のチェーン溜まり
JP2990460B2 (ja) 可搬型駐車装置
JPH0624013U (ja) 地上へ出没自在とした柵柱
JP2593048B2 (ja) 二段式立体駐車装置
JPH0412211Y2 (ja)
JP2503273Y2 (ja) 立体駐車装置
JPH0222452Y2 (ja)
JPH0612518U (ja) 地上へ出没自在とした柵柱
JP3148858B2 (ja) 車両等の侵入防止柵
JPH0258675A (ja) 片持傾斜昇降式二段駐車設備
JPH10169228A (ja) ピット式立体駐車装置における前面ゲ−ト構造
JPS6238425Y2 (ja)
JPH0716851Y2 (ja) 吊上式の立体駐輪装置