JPH0612518U - 地上へ出没自在とした柵柱 - Google Patents

地上へ出没自在とした柵柱

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Publication number
JPH0612518U
JPH0612518U JP11422191U JP11422191U JPH0612518U JP H0612518 U JPH0612518 U JP H0612518U JP 11422191 U JP11422191 U JP 11422191U JP 11422191 U JP11422191 U JP 11422191U JP H0612518 U JPH0612518 U JP H0612518U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer cylinder
column
spring
latch
ground
Prior art date
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Pending
Application number
JP11422191U
Other languages
English (en)
Inventor
弥清二 植平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Co Ltd
Original Assignee
Daiken Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiken Co Ltd filed Critical Daiken Co Ltd
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Publication of JPH0612518U publication Critical patent/JPH0612518U/ja
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 重量ある柵柱の出没操作が、労力を要するこ
となく、簡単、且つ安全に行えるものを得るにある。 【構成】 地中に埋設される外筒1に、底面下方に軸線
が横方向のドラム7を回転自在に取り付けた柱体4を昇
降自在に挿入し、ドラム7には先端を外筒1の上方部に
固定し、釣り合い定力が柱体4の総重量より大なる定荷
重ばね8を巻き付け、柱体4の下方部にはスプリング1
0の弾圧力で外方へ突出されているラッチ11を取り付
け、外筒1の上下内側面にはラッチ11を係止する係合
凹部12を形成し、柱体4の上端面にはラッチ11をス
プリング10の弾圧力に抗して引き込み操作する操作部
13を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、不要時には頭部を地表面に残し、他の部分を地中に没入しておき、 必要に応じて地上に立設固定することにより、車両などの通行を阻止する柵柱に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の柵柱は、単に通行を阻止すれば足りるものとして必要以上に大 型化されることはなかったが、近来ビルや駐車場の大型化に伴い、或いは車両の 衝突に対応するために柵柱の大型化、強靱化が要求されるに至った。
【0003】 しかしながら、柵柱の大型化、強靱化に伴って全体の重量がきわめて大となり 、地上への引き出し操作、或いは地中への没入操作に多大の労力を要し、特に地 中への没入を柵柱の自重によって行う場合には、落下の衝撃がきわめて大であり 、車止めや周辺部の地表面に不測の損傷を及ぼすおそれがあり、且つ事故発生の 危険を伴うものであった。
【0004】 斯る不都合を防止するため、大型化されて重量ある柵柱を電動、油圧などによ り遠隔操作する方式が見受けられたが、機構が複雑化し、施工上においても手数 を要するものであった。
【0005】 このため従来においては、大型化されて重量ある柵柱に定荷重ばねを組み合わ せ、柵柱の総重量を定荷重ばねの有する釣り合い定力で支承し、柵柱の下降速度 を緩やかにする方式が見受けられ、その結果として柵柱の自重による急激な落下 は防止され、周辺部の損傷や事故発生の危険性は皆無となって安全性は向上され たが、柵柱の地上への引き出し方向への重量には格別の変化はなく、引き出し操 作には従来通り多大の労力を要するものであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、従来では重量ある大型の柵柱を地上に引き出すに は多大の労力を要し、また、地中への没入には危険を有していたことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、地中に埋設される外筒と、外筒に昇降自在に挿入される柱体と、柱 体の底面下方に軸線を横方向に配して回転自在に取り付けたドラムと、ドラムに 巻き付けられ、先端を外筒の上方部に固定した釣り合い定力が柱体の総重量より 大なる定荷重ばねと、柱体の下方部に取り付けられ、スプリングの弾圧力で外方 へ突出されているラッチと、外筒の上下内側面に形成され、ラッチを係止する係 合凹部と、柱体の上端面に設けられ、ラッチをスプリングの弾圧力に抗して内方 に引き込み操作する操作部とから成るのである。
【0008】
【作用】
而して、外筒に対して昇降自在に挿入された柱体は、釣り合い定力が柱体の総 重量より大である定荷重ばねによって吊持され、定荷重ばねが伸長した状態で外 筒に没入され、スプリングの弾圧力で柱体から外筒方向へ突出しているラッチを 外筒の下方の係合凹部に係止して没入状態を維持する。
【0009】 この没入状態で柱体の上端面に設けた操作部を操作し、ラッチの係合凹部への 係止状態を解除することで、柱体は定荷重ばねの釣り合い定力によって自然に上 昇を開始し、ラッチが外筒の上方の係合凹部に係止されて地上への立設状態が維 持されるのである。
【0010】 立設状態において柱体の上端面に設けた操作部を操作し、ラッチの係合凹部へ の係止状態を解除することで、柱体は降下可能となり、定荷重ばねの釣り合い定 力に抗して押し下げることによって外筒内へ没入され、ラッチが外筒の下方の係 合凹部に係止される。
【0011】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明すると、1は地中に埋設される外 筒で、その上方内側には上縁に外方へのフランジ2を形成したブッシュ3が嵌着 されている。4は外筒1に出没自在に挿入され、没入時には上端面が地表面に臨 む柱体で、底面下方に支持体5を突設している。
【0012】 6は支持体5に取り付けられたブラケットで、両端部に軸線を横方向に配した ドラム7を回転自在に取り付けている。8は柱体4の総重量より大なる釣り合い 定力を有する定荷重ばねで、一端方向をドラム7に巻き付け、先端を外筒1の上 方部に固定して柱体4を吊持している。
【0013】 9は柱体4の下方部に取り付けた係止体で、スプリング10の弾圧力で外筒1 の方向へ突出されているラッチ11を進退自在に有している。12は外筒1の上 下内側面に形成した係合凹部で、夫々柱体4の没入時、および立設時においてラ ッチ11が係止され、柱体4の没入状態、立設状態を維持する。
【0014】 13は柱体4の上端面に設けた操作部で、連結棒14によって係止体9に連繋 されており、操作部13の操作でスプリング10の弾圧力に抗してラッチ11を 柱体4の方向に引き込む構成を有している。
【0015】 15は外筒1の内側面に形成したガイドレールで、柱体4の側方に突設したガ イド16を案内して柱体4の昇降を円滑とするものである。17は柱体4の上端 面に設けた取手である。
【0016】 図面の実施例では、外筒1に対して柱体4が回転しない構成のものを示してい るが、係合凹部12が外筒1の内周面に連続して形成され、ブラケット6が支持 体5に回転自在に取り付けられるなどの構成を採用することにより、柱体4を回 転可能とすることができる。また、外筒1の断面形状を方形状とすることも可能 である。
【0017】
【考案の効果】
本考案は上記のように、外筒に昇降自在に挿入した柱体を、その総重量より大 なる釣り合い定力を有する定荷重ばねで吊持したことから、没入状態においてラ ッチの係合凹部への係止状態を解除すれば柱体は自然に上昇を開始し、柱体がか なりの重量を有するものであっても簡単に立設できるのである。
【0018】 また、ラッチはスプリングによって弾圧されており、柱体の立設、或いは没入 に際し、自動的に係合凹部へ係止されて夫々の状態を容易に維持することができ るのである。
【0019】 更に、ラッチをスプリングの弾圧力に抗して係合凹部への係止状態を解除する 操作部を柱体の上端面に設けたことから、柱体の没入状態はもとより立設状態に おいても簡単に解除操作することができる。
【0020】 しかも、柱体の没入は、柱体自体が重量を有することから、これに若干の力を 加えることによって格別の労力を要することなく下降操作することができ、定荷 重ばねの特性から必要とする力は常に一定である。
【0021】 また、定荷重ばねの釣り合い定力を柱体の総重量に基づいて算定することによ り、柱体の上昇速度を最適なものに設定でき、これと対応して柱体の下降に要す る力を最低限に設定するなどの処置が可能となるものであり、重量ある柱体を用 いて地上へ出没自在とする柵柱として有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部縦断面とした正面図である。
【図2】一部縦断面とした側面図である。
【符号の説明】
1 外筒 4 柱体 7 ドラム 8 定荷重ばね 10 スプリング 11 ラッチ 12 係合凹部 13 操作部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設される外筒(1)と、外筒
    (1)に昇降自在に挿入される柱体(4)と、柱体
    (4)の底面下方に軸線を横方向に配して回転自在に取
    り付けたドラム(7)と、ドラム(7)に巻き付けら
    れ、先端を外筒(1)の上方部に固定した釣り合い定力
    が柱体(4)の総重量より大なる定荷重ばね(8)と、
    柱体(4)の下方部に取り付けられ、スプリング(1
    0)の弾圧力で外方へ突出されているラッチ(11)
    と、外筒(1)の上下内側面に形成され、ラッチ(1
    1)を係止する係合凹部(12)と、柱体(4)の上端
    面に設けられ、ラッチ(11)をスプリング(10)の
    弾圧力に抗して内方に引き込み操作する操作部(13)
    とから成る地上へ出没自在とした柵柱。
JP11422191U 1991-12-17 1991-12-17 地上へ出没自在とした柵柱 Pending JPH0612518U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11422191U JPH0612518U (ja) 1991-12-17 1991-12-17 地上へ出没自在とした柵柱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11422191U JPH0612518U (ja) 1991-12-17 1991-12-17 地上へ出没自在とした柵柱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612518U true JPH0612518U (ja) 1994-02-18

Family

ID=14632267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11422191U Pending JPH0612518U (ja) 1991-12-17 1991-12-17 地上へ出没自在とした柵柱

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JP (1) JPH0612518U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316412A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Hokuden Kogyo Kk 出没式柵柱

Cited By (1)

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