JPH0720107U - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JPH0720107U
JPH0720107U JP4933493U JP4933493U JPH0720107U JP H0720107 U JPH0720107 U JP H0720107U JP 4933493 U JP4933493 U JP 4933493U JP 4933493 U JP4933493 U JP 4933493U JP H0720107 U JPH0720107 U JP H0720107U
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JP
Japan
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piece
fitting
push
container body
frame
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Withdrawn
Application number
JP4933493U
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English (en)
Inventor
文江 諸星
幸知 柚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Shiseido Co Ltd
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Publication date
Application filed by YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD., Shiseido Co Ltd filed Critical YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器本体内に化粧皿を確実に保持し、かつス
ムーズに取り出すことができる化粧料容器を提供する。 【構成】 容器本体10内に空所13を形成して、空所
13内に有底の皿枠20を嵌着し、皿枠20内に化粧皿
35を収納する一方、化粧皿35の側壁外面に嵌合凹部
36を形成し、皿枠20の側壁の一部に外方に可撓変形
可能な可撓片27を設けて、その内面に嵌合凹部36と
嵌合可能な嵌合突部28を設けるとともに、可撓片27
に対向する側壁にも嵌合突部23を設け、皿枠20の底
壁に押上片30を形成してその先端部を皿枠20と化粧
皿35との間に挿入可能とし、かつ押上片30の押圧部
32が容器本体10の底面から露出している。 【効果】 化粧皿を嵌合保持するために係合突部と係合
凹部との係合を強く調整することができ、かつ係合片の
弾力性や撓み具合の調整の問題も解消される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、化粧料容器に関するもので、より具体的には化粧料等の詰め替えを 自由に行うことのできる化粧料容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の化粧料容器としては、実公昭59−16005号公報に示され ているようなコンパクト容器が公知となっている。この公知のコンパクト容器で は、容器本体内に化粧料を充填した化粧皿が収納され、容器本体の底面に両面接 着テープで貼り付けられている。また、容器本体の底壁には、上方に変形可能な 押上片が形成されており、容器本体の底部から指でその押し上げ片を押し上げて 容器本体と化粧皿との両面接着テープの接着を剥がし、化粧皿を上方に押し出す ようになっている。
【0003】 また、実開平4−14011号公報に示されているようなコンパクト容器では 、容器本体内に凹所を形成し、凹所内に化粧皿を収納し、凹所を画成する側壁の 一部を弾力的に外側方へ変形自在な係合片に形成している。また、係合片と化粧 皿の外周面とには互いに係合する係合突部と係合凹部とを形成し、さらに化粧皿 の下面に容器本体の下面から指で押上可能な押上板を配置し、その先端部に斜面 を形成している。そして、容器本体の底部から指で押上板の自由端に形成した押 上片を押し上げると、押上片と当接した係合片が斜面を介して外側へ変形し、こ れにより係合片と化粧皿との係合突部と係合凹部の係合が解除され、化粧皿を上 方に押し出すようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の化粧料容器においては、化粧皿の嵌合する場合と 化粧皿を取り外す場合の調整が難しいといった問題点が発生する。すなわち、上 記実公昭59−16005号公報のコンパクト容器については、指で押し上げ片 を押し上げるだけなので、スムーズに両面接着テープの接着を剥がすためには、 接着力を弱くしなければならない。
【0005】 また、実開平4−14011号公報のコンパクト容器については、押上片を押 し上げると、押上片と当接した係合片が斜面を介して外側へ変形し、係合片と化 粧皿の係合突部と係合凹部との係合が解除されるようになっている。そのため、 化粧皿を嵌合保持するためには、係合突部と係合凹部との係合を強く調整しなけ ればならない。一方、化粧皿を取り外す時には一方の係合部は動かず、係合片を 極端に押し広げた状態となるため、係合片の弾力性や撓み具合を取り出しやすく 形成しなければならない。
【0006】 本考案はかかる従来の問題に鑑みてなされたもので、その目的は、容器本体内 に化粧皿を確実に保持し、かつスムーズに取り出すことができる化粧料容器を提 供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案によれば、容器本体内に空所を形成して、 空所内に有底の皿枠を嵌着し、皿枠内に化粧皿を収納する一方、化粧皿の相対向 する側壁外面に嵌合凹部を形成し、皿枠の側壁に外方に可撓変形自在な可撓片を 設け、可撓片の内面に化粧皿の嵌合凹部と係合可能な嵌合突部を設けるとともに 、可撓片と対向する側壁内面にも嵌合突部を設け、皿枠の底壁に化粧皿を押し上 げ可能な押上片を形成して押上片の先端部を皿枠と化粧皿との間に挿入可能とし 、かつ押上片の押圧部が容器本体の底面から露出していることを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記構成を有する本考案の化粧料容器によれば、容器本体の底面から押上片の 押圧部を指で押し上げると、押上片の先端部が皿枠と化粧皿との間に挿入され、 化粧皿は後方へ移動してその後端部が可撓片を外方へ押圧する。これにより、皿 枠内の間隔が広げられ、対向する側壁に形成された嵌合突部と化粧皿に形成され た嵌合凹部との嵌合がはずれる。さらに押上片の押圧部を指で押し上げることに より化粧皿がスムーズに押し出され、取り出すことができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例を図に基づいて詳細に説明する。本実施例の化粧 料容器は、図2に示されるように容器本体10、皿枠20、化粧皿35および蓋 体40とからなっている。
【0010】 容器本体10は、下面に鏡41が貼着された蓋体40と、それぞれの後方部に おいて開閉自在に枢着されている。また、容器本体10の前端縁部には凹所11 が形成され、その奥面には第1の係合突起12が形成され、蓋体40の前端部に 形成された第2の係合突起42と係合することにより止錠状態を占めている。さ らに、図1に示されるように、容器本体10の上面には、空所13が形成され、 ここに皿枠20が嵌着されている。さらにまた、容器本体10の空所13の底面 には貫通孔14が形成されている。
【0011】 皿枠20は、図1に示されるように容器本体10の空所13内に嵌着可能な寸 法で、その上端部外周には庇部21が外方に向かって延出している。また、前端 壁22内面中央部には嵌合突部23が突出形成されている。さらに、後端壁24 外面中央部には切欠凹所25が形成され、その奥面には底面および両側面にスリ ット26が設けられ、それにより可撓片27が設けられている。この可撓片27 は、外方へ変形自在な可撓性を有し、その下方部内面中央には嵌合突部28が形 成されている。さらにまた、切欠凹所25の両端側の後端壁24の下方から底面 にかけて、スリット29が形成され、それにより皿枠20の底面に押上片30が 形成されている。この押上片30は、ヒンジ部31を支点として上方へ変形自在 な可撓性を有し、前方部上面がやや肉薄に形成され、さらに前方部下面には円形 の押圧部32が下方に向かって突出して形成されている。また、押上片30の先 端部上面には上方に突出する一対の突出爪片33,33が形成され、その先端内 面には傾斜面33A,33Aが形成されている。なお、両突出爪片33,33の 間には、前端壁22内面中央部に形成された嵌合突部23が挿入可能な凹部34 が形成されている。また、押圧部32は、容器本体10の空所13の底面に形成 された貫通孔14内に挿入可能に形成されている。
【0012】 化粧皿35は、皿枠20内に収納可能な形状で前端壁および後端壁外面には嵌 合凹部36,36が形成されている。
【0013】 上記のような構成の化粧料容器の容器本体10内に皿枠20を嵌着し、さらに 皿枠20内に化粧皿35を収納した状態では、図2および4に示されるように、 皿枠20の庇部21は容器本体10の上端部を被覆し、可撓片27は垂下した状 態で、化粧皿35に形成された嵌合凹部36が皿枠20に形成された嵌合突部2 3および嵌合突部28と嵌合している。また、押上片30は化粧皿35の下方に 水平に延長し、押圧部32は容器本体10の空所13の底面に形成された貫通孔 14内に挿入され、容器本体10の底面から露出している。さらに、押上片30 の先端部は皿枠20と化粧皿35との間の下方に位置し、突出爪片33の先端部 は皿枠20の下方内面と化粧皿35の下方外面と当接している。そして、蓋体4 0が閉止した状態では、容器本体10に形成された第1の係合突起12と蓋体4 0に形成された第2の係合突起42と係合することにより止錠状態を占めている 。
【0014】 上記のような化粧料容器の化粧皿35を容器本体10から取り出すには、図3 および図5に示されるように、容器本体10の下面から露出している押圧部32 を指で上方へ押圧する。すると、押上片30はヒンジ部31を支点として先端部 が上昇し、突出爪片33の先端部が皿枠20の内面と化粧皿40の外面との間に 挿入され、傾斜面33Aによって化粧皿35は後方へ移動してその後端部が可撓 片27を外方へ押圧する。これにより、皿枠20内の間隔が広げられ、前端壁2 2内面中央部に形成された嵌合突部23と化粧皿35に形成された嵌合凹部36 との嵌合がはずれる。さらに押上片30の押圧を指で押し上げると、図6に示さ れるように、化粧皿35の前方部は上昇し、スムーズに化粧皿35を取り出すこ とができる。
【0015】 なお、上記の押上片30は、容器本体10の前方から後方にかけて形成されて いるが、容器本体10の両側壁にかけて取り付けるようにしてもよい。
【0016】 本考案は、上記実施例の他、詰め替え用レフィル容器などの、化粧皿を脱着す る必要性のある化粧料容器全てに適用することができる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、容器本体内に空所を形成して、空所内に有底 の皿枠を嵌着し、皿枠内に化粧皿を収納する一方、化粧皿の相対向する側壁外面 に嵌合凹部を形成し、皿枠の側壁に外方に可撓変形自在な可撓片を設け、可撓片 の内面に化粧皿の嵌合凹部と係合可能な嵌合突部を設けるとともに、可撓片と対 向する側壁内面にも嵌合突部を設け、皿枠の底壁に化粧皿を押し上げ可能な押上 片を形成して押上片の先端部を皿枠と化粧皿との間に挿入可能とし、かつ押上片 の押圧部が容器本体の底面から露出するよう構成されているので、化粧皿を嵌合 保持するために嵌合突部と嵌合凹部との係合を強く調整することが可能となり、 化粧皿を確実に保持することができる。
【0018】 また、化粧皿を水平移動させることにより可撓片を押し広げた状態で化粧皿を 取り外すことができるので、係合片の弾力性や撓み具合の調整が難しいといった 問題点も解消され、スムーズに化粧皿を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る化粧料容器の要部分解斜視図であ
る。
【図2】本考案に係る化粧料容器の蓋体の閉止状態を示
す側断面図である。
【図3】本考案に係る化粧料容器の押上片を押圧した状
態を示す側断面図である。
【図4】本考案に係る化粧料容器の化粧皿を挿入した状
態を示す要部側断面図である。
【図5】本考案に係る化粧料容器の押上片を押圧した状
態を示す要部側断面図である。
【図6】本考案に係る化粧料容器の化粧皿を取り出した
状態を示す要部側断面図である。
【符号の説明】
10 容器本体 13 空所 14 貫通孔 20 皿枠 23,28 嵌合突部 27 可撓片 30 押上片 32 押圧部 33 突出爪片 35 化粧皿 36 嵌合凹部 40 蓋体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体内に空所を形成して、該空所内
    に有底の皿枠を嵌着し、該皿枠内に化粧皿を収納する一
    方、該化粧皿の相対向する側壁外面に嵌合凹部を形成
    し、該皿枠の側壁に外方に可撓変形自在な可撓片を設
    け、該可撓片の内面に該化粧皿の該嵌合凹部と係合可能
    な嵌合突部を設けるとともに、該可撓片と対向する側壁
    内面にも嵌合突部を設け、該皿枠の底壁に該化粧皿を押
    し上げ可能な押上片を形成して該押上片の先端部を該皿
    枠と該化粧皿との間に挿入可能とし、かつ該押上片の押
    圧部が該容器本体の底面から露出していることを特徴と
    する化粧料容器。
JP4933493U 1993-09-10 1993-09-10 化粧料容器 Withdrawn JPH0720107U (ja)

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JP4933493U JPH0720107U (ja) 1993-09-10 1993-09-10 化粧料容器

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JPH0720107U true JPH0720107U (ja) 1995-04-11

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