JPH07194416A - 蓋体用止め具 - Google Patents

蓋体用止め具

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JPH07194416A
JPH07194416A JP35196393A JP35196393A JPH07194416A JP H07194416 A JPH07194416 A JP H07194416A JP 35196393 A JP35196393 A JP 35196393A JP 35196393 A JP35196393 A JP 35196393A JP H07194416 A JPH07194416 A JP H07194416A
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striker
recess
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lid
shaped
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JP35196393A
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English (en)
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Yasutomo Kobayashi
靖知 小林
Hideaki Takahashi
英明 高橋
Naoto Jinbo
直人 神保
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い保持力、容易な操作性、および簡略な構
造の全てを、より一層高度に両立させることが可能なよ
うに改良された蓋体用止め具を提供する。 【構成】 箱状あるいは袋状の収納体18の開口を閉じ
るフラップ状蓋体3を閉状態に保持するための蓋体用止
め具の構成を、凹部17が設けられたストライカ2と、
取付面に沿って変位して前記凹部に突入し得る突部9、
該突部を前記凹部に突入させる向きに弾発付勢するばね
手段8、および前記凹部との係合を解除する向きに前記
突部を移動操作するための操作部7からなるラッチ装置
1とを有し、前記突部および前記操作部が、合成樹脂材
により一体成形されるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、箱状あるいは袋状の収
納体の開口を閉じるフラップ状蓋体を閉状態に保持する
ための蓋体用止め具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】箱状あるいは袋状をなす収納体の開口
を、収納体の一部に重なり合うフラップ状をなす蓋体に
て閉じるようにした書類ケースや鞄などが一般に用いら
れている。このフラップ状の蓋体を閉状態に保持するた
めの止め具としては、マグネットキャッチャ、スナッ
プ、ベルクロなど種々の形式があるが、高い保持力が得
られ、かつロック/アンロックの操作が容易であり、し
かも簡略な構造で製造コストが安価であることが望まし
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、構造が簡略
でかつ操作が容易なものは一般に保持力が低く、保持力
を高めようとすると、構造をある程度頑丈にしなければ
ならないために製造コストが高額になりがちである。す
なわち、上記した要望の全てを満たすことは、きわめて
困難であった。
【0004】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
高い保持力、容易な操作性、および簡略な構造の全て
を、より一層高度に両立させることが可能なように改良
された蓋体用止め具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、箱状あるいは袋状の収納体の開口を閉じる
フラップ状蓋体を閉状態に保持するための蓋体用止め具
の構成を、凹部が設けられたストライカと、取付面に沿
って変位して前記凹部に突入し得る突部、該突部を前記
凹部に突入させる向きに弾発付勢するばね手段、および
前記凹部との係合を解除する向きに前記突部を移動操作
するための操作部からなるキャッチャとを有し、前記突
部および前記操作部が、合成樹脂材により一体成形され
るものとすることによって達成される。
【0006】
【作用】このような構成によれば、ストライカとキャッ
チャとの係合といった基本的にヘビーデューティーな構
造をとるために高い保持力が得られる上、ストライカに
係合する突部およびストライカと突部との係合を解除す
る操作部を合成樹脂一体成形するので、部品点数や製造
工数が少なくて済む。
【0007】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0008】図1および図2は、本発明に基づく止め具
を示しており、図1に示したものがフラップ状の蓋体側
に取り付けられるキャッチャ1であり、図2に示したも
のが箱状あるいは袋状をなす収納体の開口側に取り付け
られるストライカ2である。
【0009】キャッチャ1は、蓋体3の表面に取り付け
られるハウジング4と、ハウジング4の内面に摺動可能
に保持されたスライダ5と、スライダ5を収納した状態
のハウジング4を蓋体3に固定するために蓋体3の裏面
に当てる当て板6とからなっている。
【0010】スライダ5は、概ねフラットな板状をな
し、一側に押釦部7が、他側にばね部8が、中間に係合
爪部9が、それぞれ設けられ、合成樹脂材の射出成型な
どにより一体成形されている。
【0011】ハウジング4の内面には、図4に併せて示
すように、スライダ5を案内するガイドリブ10が形成
されると共に、スライダ4を挟んだ状態で蓋体3の表面
にハウジング4を当てると、蓋体3に設けられた切欠部
3aおよび孔11を突き抜ける位置決めピン12及び一
対の結合ピン13が突設されている。これらの位置決め
ピン12及び一対の結合ピン13の端部に当て板6に設
けられた対応孔14・15を結合させることにより、ハ
ウジング4が蓋体3に固定される。なお、結合ピン13
の端部とこれに対応する結合孔15には、図5に示した
ように、互いに補完的に噛み合う突起13a・15aが
形成されている。
【0012】ハウジング4の外周部には、スライダ5の
一側の押釦部7を露出させるための窪み16が設けられ
ている。一方、スライダ5の他側に設けられたばね部8
は、ハウジング4の内面に当接してこの窪み16から押
釦部7を露出させる向きに弾発付勢しており、このばね
部8の弾発力に抗して窪み16から露出した押釦部7を
指先で押すことにより、スライダ5を摺動変位させるこ
とができる。また、これらハウジング4、スライダ5、
及び当て板6には、ストライカ2が突入し得る孔4a・
5a・6aが、互いに整合する位置に貫設されている。
【0013】他方、ストライカ2は、スライダ5に設け
られた係合爪部9を受容し得る凹部17が設けられてお
り、収納体18の開口側の端縁部の表面に当接するベー
ス板19の表面に突設されている。このベース板19の
裏面には、ハウジング4に設けられたものと同様な一対
の結合ピン23が突設されており、ハウジング4と同様
な要領で、収納体18の裏側から当て板26を当ててこ
れの結合孔25と収納体18に設けられた孔21を貫通
した結合ピン23とを結合させることにより、収納体1
8にストライカ2が固定されるようになっている。
【0014】次に上記構成の止め具の使用要領について
説明する。蓋体3を収納体18に重ね合わせてラッチ装
置1の当て板6の孔6aをストライカ2の突端に押し付
けると、係合爪部9の先端がテーパ面になっているの
で、ストライカ2の突端にて係合爪部9が押し退けられ
てスライダ5が摺動する。そのままラッチ装置1を押し
込めば、一旦後退した係合爪部9がストライカ2の凹部
17に突入し、図3に示した蓋体3の閉状態が実現す
る。
【0015】閉状態にあるラッチ装置1の押釦部7を指
先で押すと、ストライカ2の凹部17から係合爪部9が
抜け出すので、そのまま蓋体3を持ち上げれば蓋を開く
ことができる。このように、蓋体3側にラッチ装置1を
設けているので、押釦部7を押しながら蓋体3を開く操
作がきわめて自然な動作で行える。
【0016】図6は、本発明の第2の実施例を示してい
る。本実施例に於ては、上記実施例と同様な要領で蓋体
3に固定されたベース27に対してスライドピース28
が摺動可能に係合しており、スライドピース28に設け
られたストライカ受容孔29の内面に形成された係合爪
部9が、ストライカ2の凹部17に突入して蓋体3を閉
状態に保持する点は、上記第1の実施例と同様である。
【0017】本実施例の場合、係合爪部9をストライカ
2と係合する向きにスライドピース28を弾発付勢する
ばね部8をベース27側に一体形成している点が第1の
実施例と異なるが、このばね部8をスライドピース28
側に一体形成することも可能である。
【0018】
【発明の効果】このように本発明によれば、ストライカ
とキャッチャとの係合といった基本的にヘビーデューテ
ィーな構造をとるために高い保持力が得られる上、スト
ライカに係合する突部、係合を保持する向きに突部を付
勢するばね手段、およびストライカと突部との係合を解
除する操作部を合成樹脂一体成形するので、部品点数や
製造工数が少なくて済む。従って、高い保持力、容易な
操作性、および簡略な構造の全てを、より一層高度に両
立させるうえに大きな効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくキャッチャの分解斜視図。
【図2】図1のキャッチャに係合するストライカの分解
斜視図。
【図3】キャッチャとストライカとの係合状態を示す縦
断面図。
【図4】図3に於けるIV−IV線に沿う断面図。
【図5】結合ピンと結合孔との結合状態を示す部分拡大
断面図。
【図6】本発明の別の実施例のキャッチャとストライカ
との係合状態図であり、(A)の中心線から下がa−a
断面を示し、(B)がb−b断面を示す。
【符号の説明】
1 キャッチャ 2 ストライカ 3 蓋体 4 ハウジング 5 スライダ 6 当て板 7 押釦部 8 ばね部 9 係合爪部 10 ガイドリブ 11 孔 12 位置決めピン 13 結合ピン 14・15 対応孔 16 窪み 17 凹部 18 収納体 19 ベース板 21 孔 23 結合ピン 25 結合孔 26 当て板 27 ベース 28 スライドピース 29 ストライカ受容孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状あるいは袋状の収納体の開口を閉じ
    るフラップ状蓋体を閉状態に保持するための蓋体用止め
    具であって、 凹部が設けられたストライカと、 取付面に沿って変位して前記凹部に突入し得る突部、該
    突部を前記凹部に突入させる向きに弾発付勢するばね手
    段、および前記凹部との係合を解除する向きに前記突部
    を移動操作するための操作部からなるキャッチャとを有
    し、 前記突部および前記操作部が、合成樹脂材により一体成
    形されることを特徴とする蓋体用止め具。
JP35196393A 1993-12-28 1993-12-28 蓋体用止め具 Expired - Lifetime JP3379808B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000320217A (ja) * 1999-05-17 2000-11-21 Naiki:Kk 引扉用ラッチ装置
JP2015137106A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 株式会社リヒトラブ 収納ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000320217A (ja) * 1999-05-17 2000-11-21 Naiki:Kk 引扉用ラッチ装置
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