JPH0719297A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

Info

Publication number
JPH0719297A
JPH0719297A JP5187432A JP18743293A JPH0719297A JP H0719297 A JPH0719297 A JP H0719297A JP 5187432 A JP5187432 A JP 5187432A JP 18743293 A JP18743293 A JP 18743293A JP H0719297 A JPH0719297 A JP H0719297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
planetary gear
speed
transmission mechanism
clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5187432A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3496238B2 (ja
Inventor
Takao Taniguchi
孝男 谷口
Kazumasa Tsukamoto
一雅 塚本
Masahiro Hayabuchi
正宏 早渕
Satoru Kasuya
悟 糟谷
Nobutada Sugiura
伸忠 杉浦
Masaaki Nishida
正明 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP18743293A priority Critical patent/JP3496238B2/ja
Priority to EP94109801A priority patent/EP0632216B1/en
Priority to DE69408044T priority patent/DE69408044T2/de
Priority to US08/269,059 priority patent/US5470284A/en
Publication of JPH0719297A publication Critical patent/JPH0719297A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3496238B2 publication Critical patent/JP3496238B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/62Gearings having three or more central gears
    • F16H3/64Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains, the drive always passing through all the trains, each train having not more than one connection for driving another train
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/3023Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure
    • F16H63/3026Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure comprising friction clutches or brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/20Transmissions using gears with orbital motion
    • F16H2200/202Transmissions using gears with orbital motion characterised by the type of Ravigneaux set
    • F16H2200/2023Transmissions using gears with orbital motion characterised by the type of Ravigneaux set using a Ravigneaux set with 4 connections
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/04Combinations of toothed gearings only
    • F16H37/042Combinations of toothed gearings only change gear transmissions in group arrangement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】4速自動変速機を基本構造とし、その第2軸に
配置されたアンダードライブ機構からなる副変速機構
を、僅かな変更により3速とし、車輌搭載性を維持した
ままで前進5速を得ると共に、部品を共通化して、コス
トアップを伴うことなく信頼性を確保する。 【構成】主変速機構2は、基礎となるものと同じにし、
副変速機構5は、基礎となるものが備える第1のシング
ルプラネタリギヤ10、第4のブレーキ及び第3のクラ
ッチC3に加えて、第2のシングルプラネタリギヤ11
及びそのキャリヤCR4を係止するブレーキB5及びワ
ンウェイクラッチF3を付設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラネタリギヤを有す
る自動変速機に係り、特にF・F(フロントエンジン、
フロントドライブ)の自動車に適用して好適であり、詳
しくは僅かな変更で前進5速を達成し得る自動変速機に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動変速機は、2個のプラネタ
リギヤからなる3速自動変速機構に、1個のプラネタリ
ギヤからなるオーバドライブ(OD)機構又はアンダー
ドライブ(UD)機構を付設して、前進4速、後進1速
にて構成されている。
【0003】近時、自動変速機は、燃費及び走行性能の
向上等の要求により、前進5速等の多段化が望まれてい
る。そこで、本出願人は、特開昭63−145848号
公報に示すように、第1軸に、シングルプラネタリギヤ
及びデュアルプラネタリギヤを組合せてなる主変速機構
を配設し、また第2軸に、シンプソンタイプの副変速機
構を配設した自動変速装置を提案した。これにより、主
変速機構は、僅かな変更で前進3速及び4速を得られ、
3速からなる副変速機構との組合せで、自動変速機全体
で5速又は6速を得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記多段自動変速機
は、主変速機構の変更により異なる変速段を得るように
しているが、主変速機構の変更は、実際上大きな構成の
変更を必要とすると共に、4速にするには軸方向に寸法
増加を伴い、信頼性及び車輌搭載性の課題を解決して実
用化するには、まだ大きな問題点が存在する。
【0005】そこで、本発明は、前進3速からなる主変
速機構と2速からなる副変速機構の組合せからなる4速
自動変速機を基本構造とし、その第2軸に配置された副
変速機構に僅かな変更を加えて3速とし、もって車輌搭
載性を維持したままで、前進5速を得ると共に、部品を
共通化して、コストアップを伴うことなく信頼性を確保
した、自動変速機を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、主変速機構(2)を第1軸
(3)に備えると共に、副変速機構(5)を、上記第1
軸(3)と平行な第2軸(6)に備え、前記主変速機構
(2)が、シングルプラネタリギヤ(7)及びデュアル
プラネタリギヤ(9)を有し、かつこれら両プラネタリ
ギヤのキャリヤ(CR)同士を一体に連結する共にサン
ギヤ(S)同士を一体に連結し、また入力部材(3a)
を、第1のクラッチ(C1)を介してシングルプラネタ
リギヤ(7)のリングギヤ(R1)に連結すると共に第
2のクラッチ(C2)を介してサンギヤ(S)に連結
し、更にサンギヤ及びデュアルプラネタリギヤ(9)の
リングギヤ(R2)を係止手段(B1,B2,F2,B
3,F3)にて適宜係止し得るように構成し、そしてキ
ャリヤ(CR)を出力部として、前進3速・後進1速の
変速段を構成し、また、前記副変速機構(5)が、第1
のシングルプラネタリギヤ(10)を有し、そのリング
ギヤ(R3)に前記主変速機構の出力部(CR)に連結
して入力部となし、またそのキャリヤ(CR3)を、出
力部材(12)に連結すると共にそのサンギヤ(S3)
と第3のクラッチ(C3)を介して連結し、更に該サン
ギヤを係止手段(B4)にて適宜係止してなる、自動変
速機(1´)において、前記副変速機構(5)が、前記
第1のシングルプラネタリギヤ(10)に加えて第2の
シングルプラネタリギヤ(11)を備え、該第2のプラ
ネタリギヤのサンギヤ(S4)と前記第1のプラネタリ
ギヤのサンギヤ(S3)とを一体に連結すると共に、該
第2のプラネタリギヤのリングギヤ(R4)と前記第1
のプラネタリギヤのキャリヤ(CR3)とを一体に連結
し、更に該第2のプラネタリギヤのキャリヤ(CR4)
を所定係止手段(B5,F3)にて適宜係止して、前進
3速の変速段を構成し、そして、前記主変速機構(2)
及び副変速機構(5)を一体ケース(131 ,132
133 )に収納すると共に、前記副変速機構(5)の第
2のシングルプラネタリギヤ(11)及び前記所定係止
手段(B5,F3)を、前記一体ケースの後端部分を構
成するリヤカバー(133 )に収納してなる、自動変速
機(1)にある。
【0007】
【作用】本発明の基礎となる自動変速機、即ち副変速機
構(5´)が第1のシングルプラネタリギヤ(10)の
みからなる自動変速機(1´)は、例えば図2に示す作
動表の通りに作動して、前進4速、後進1速を得る。そ
して、該基礎となる自動変速機(1´)における副変速
機構(5´)に、第2のシングルプラネタリギヤ(1
1)及び所定係止手段(B5,F3)を付設して、本発
明に係る5速自動変速機(1)が構成される。該自動変
速機(1)は、例えば図4に示す作動表の通りに作動し
て、前進5速、後進1速を得る。
【0008】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、何等本発明の構成を限定する
ものではない。
【0009】
【発明の効果】基礎となる4速自動変速機において、そ
の副変速機構に、第2のシングルプラネタリギヤ及び係
止手段を付設するだけで、5速自動変速機を構成するこ
とができ、部品の大部分を共通化して、大きなコストア
ップを伴うことなく5速自動変速機を得ることができ
る。
【0010】また、基礎となる4速自動変速機は、既に
高い信頼性が確保されており、かつそれに付設するシン
グルプラネタリギヤ及び係止手段は、部品としての信頼
性、ギヤ列としての信頼性及び組付けに関する信頼性も
高く、全体として高い信頼性を備えた5速自動変速機を
得ることができる。
【0011】更に、主変速機構は、基礎となる自動変速
機を変更せず、また第2のシングルプラネタリギヤ及び
所定係止手段は、空きスペースであったリヤケース部分
に配置されるので、基礎となる4速自動変速機と略々同
じ幅内に本発明に係る5速自動変速機を納めることがで
き、車輌搭載性をも維持することができる。
【0012】また、第2のシングルプラネタリギヤ及び
係止手段は、一体ケースのリヤケース部分に収納される
ので、現有の組立てラインを大幅に変更することなく、
4速及び5速自動変速機を生産することができ、極めて
汎用性が高い。
【0013】
【実施例】まず、本発明の基礎となる4速自動変速機に
ついて、図1に沿って説明する。
【0014】該4速自動変速機1´は、エンジン出力軸
20に整列している第1軸3及び該第1軸に平行に配置
されている第2軸6´を有しており、該第1軸3にはト
ルクコンバータ21及び主変速機構2が配置され、また
第2軸6´には副変速機構5´が配置されている。トル
クコンバータ21は、エンジン出力軸20に連結してい
るインペラ21a、第1軸を構成する主変速機構5の入
力軸3に連結しているタービン21b及びワンウェイク
ラッチ21cを介して支持されているリアクタ21dを
有しており、エンジン出力軸20の回転を、トルクコン
バータ内の油流を介して又はロックアップクラッチ22
による機械的連結により入力軸3に伝達する。
【0015】主変速機構2は、シングルプラネタリギヤ
7及びデュアルプラネタリギヤ9からなるプラネタリギ
ヤユニットを有しており、該ギヤユニットは、サンギヤ
S及びキャリヤCRが両プラネタリギヤ7,9に共通に
構成されている。そして、入力軸3は、フォワード(第
1の)クラッチC1を介してシングルプラネタリギヤ7
のリングギヤR1に連結していると共に、ダイレクト
(第2の)クラッチC2を介してサンギヤSに連結して
おり、また該主変速機構2の出力部を構成するカウンタ
ドライブギヤ23はキャリヤCRに連結している。そし
て、サンギヤSは、第1のブレーキB1に係止されると
共に、第2のブレーキB2及び第1のワンウェイクラッ
チF1を介して正駆動(エンジン→車輪)・正回転方向
に対して係止される。また、デュアルプラネタリギヤ9
のリングギヤR2は、第3のブレーキB3に係止される
と共に、第2のワンウェイクラッチF2により正駆動・
正回転方向に対して係止される。
【0016】一方、副変速機構5´は、1個の(第1
の)シングルプラネタリギヤ10を有している。そし
て、前記カウンタドライブギヤ23に噛合して該副変速
機構5´の入力部となるカウンタドリブンギヤ25は、
該プラネタリギヤのリングギヤR3に連結しており、ま
たディファレンシャル装置に連結して出力部を構成する
ギヤ12は、キャリヤCR3に連結している。更に、キ
ャリヤCR3とサンギヤS3とはアンダードライブ(U
D)ダイレクト(第3の)クラッチC3を介して連結し
ており、またサンギヤS3は第4のブレーキB4にて係
止されると共に、第3のワンウェイクラッチF3´によ
り正駆動・正回転方向に対して係止される。
【0017】上述した主変速機構2は、それ自体で前進
3速及び後進1速を得、また副変速機構5´は、アンダ
ードライブと直結の2速を得、自動変速機1´全体とし
ては、図2の作動表に示す通り作動して、前進4速、後
進1速が得られる。
【0018】即ち、1速(1ST)状態では、フォワー
ドクラッチC1が接続し、かつ第2及び第3のワンウェ
イクラッチF2,F3が作動してデュアルプラネタリギ
ヤのリングギヤR2及びUDプラネタリギヤのサンギヤ
S3が停止状態に保持される。この状態では、入力軸3
の回転は、フォワードクラッチC1を介してシングルプ
ラネタリギヤのリングギヤR1に伝達され、かつデュア
ルプラネタリギヤのリンクギヤR2は停止状態にあるの
で、サンギヤSを逆方向に空転させながら共通キャリヤ
CRが正方向に大幅減速回転される。そして、該減速回
転が、カウンタドライブギヤ23及びドリブンギヤ25
を介して、UDプラネタリギヤのリングギヤR3に伝達
され、かつサンギヤS3が停止状態あるので、更に該副
変速機構5´で減速され、キャリヤCR3から出力ギヤ
12に1速回転が出力する。
【0019】2速(2ND)状態では、フォワードクラ
ッチC1に加えて、第2のブレーキB2が作動し、更
に、第2のワンウェイクラッチF2から第1のワンウェ
イクラッチF1に作動が切換わり、かつ第3のワンウェ
イクラッチF3が作動状態に維持されている。この状態
では、共通サンギヤSが第2のブレーキB2及び第1の
ワンウェイクラッチF1により停止され、従って入力軸
3からフォワードクラッチC1を介して伝達されたシン
グルプラネタリギヤのリングギヤR1の回転は、デュア
ルプラネタリギヤのリングギヤR2を正方向に空転させ
ながらキャリヤCRを正方向に減速回転する。更に、該
減速回転は、カウンタギヤ23,25及びアンダードラ
イブ状態の副変速機構5´を介して出力ギヤ12に伝達
され、2速回転が出力する。
【0020】3速(3RD)状態では、フォワードクラ
ッチC1、第2のブレーキB2及び第1のワンウェイク
ラッチF1はそのまま係合状態に保持され、第3のワン
ウェイクラッチF3の係合が開放されると共にUDダイ
レクトクラッチC3が係合する。即ち、主変速機構2は
そのままの状態が保持されて、上述した2速時の回転が
カウンタドリブンギヤ25に伝えられ、そして副変速機
構5´では、UDダイレクトクラッチC3が係合するこ
とにより、UDプラネタリギヤ10が一体となり、上記
ドリブンギヤ25の回転がそのまま出力ギヤ12から出
力される。
【0021】4速(4TH)状態では、フォワードクラ
ッチC1及びUDダイレクトクラッチC3の外、ダイレ
クトクラッチC2も係合する。この状態では、入力軸3
の回転がシングルプラネタリギヤのリングギヤR1と共
に共通サンギヤSに伝達され、シングル及びデュアルプ
ラネタリギヤ7,9からなるギヤユニットが一体に回転
して、直結回転がカウンタドライブギヤ23に伝達され
る。更に、副変速機構5´も直結状態にあり、ギヤ23
の直結回転は、そのまま出力ギヤ12から出力される。
【0022】後進(REV)状態では、ダイレクトクラ
ッチC2及び第3のブレーキB3が係合すると共に、第
4のブレーキB4が係合する。この状態では、入力軸3
の回転はダイレクトクラッチC2を介してサンギヤSに
伝達され、かつ第3のブレーキB3によりデュアルプラ
ネタリギヤのリングギヤR2が停止状態にあるので、シ
ングルプラネタリギヤのリングギヤR1を逆転方向に空
転させながらキャリヤCRも逆転し、該逆転が、カウン
タギヤ23,25を介してデュアルプラネタリギヤのリ
ングギヤR2に伝達される。UDプラネタリギヤ10
は、第4のブレーキB4によりサンギヤS3が逆転方向
にも停止されており、リングギヤのリングギヤR3の回
転は、キャリヤCR3から出力ギヤ12に逆転減速回転
として出力される。
【0023】なお、エンジンブレーキを作動するには、
図2において破線で示す丸が作動状態となる。即ち、1
速にあっては、第3のブレーキB3及び第4のブレーキ
B4が係合して、第2のワンウェイクラッチF2及び第
3のワンウェイクラッチF3では空転してしまうデュア
ルプラネタリギヤのリングギヤR2及びUDプラネタリ
ギヤのサンギヤS3を停止状態に保持し、また2速にあ
っては、第1のブレーキB1及び第4のブレーキB4が
係合して、第1のワンウェイクラッチF1及び第3のワ
ンウェイクラッチF3´では空転してしまう共通サンギ
ヤS及びサンギヤS3を停止状態に保持し、そして3速
にあっては、第1のブレーキB1が係合して、共通サン
ギヤSを停止状態に保持する。
【0024】ついで、図3に沿って、本発明に係る5速
自動変速機の概略について説明する。
【0025】該自動変速機1は、先に説明した基礎とな
る4速自動変速機とその主変速機構2では同じであり、
副変速機構5で一部相違する。該副変速機構5は、先の
副変速機構5´と第1のシングルプラネタリギヤ10の
構成及びUDダイレクトクラッチC3、第4のブレーキ
B4で同じであり、かつ新たに第2のシングルプラネタ
リギヤ11及び第5のブレーキB5を設けると共に、第
3のワンウェイクラッチF3の係合位置が異なる点で相
違している。
【0026】即ち、副変速機構5は、第1及び第2のシ
ングルプラネタリギヤ10,11を有しており、第1の
シングルプラネタリギヤのリングギヤCR3と第2のシ
ングルプラネタリギヤのリングギヤR4が一体に連結す
ると共に、サンギヤS3、,S4同士が一体に連結し
て、シンプソンタイプのギヤ列を構成している。そし
て、先の副変速機構5´と同様に、第1のシングルプラ
ネタリギヤのリングギヤR3がカウンタドリブンギヤ2
5に連結して入力部を構成し、また第1のシングルプラ
ネタリギヤのキャリヤCR3が出力ギヤ12に連結して
いる。更に、第1のシングルプラネタリギヤのリングギ
ヤR3と一体サンギヤS3,S4との間にUDダイレク
トクラッチC3が介在し、また一体サンギヤS3(S
4)が第4のブレーキB4にて適宜係止し得、かつ第2
のシングルプラネタリギヤのキャリヤCR4が第3のワ
ンウェイクラッチF3及び第5のブレーキB5にて適宜
係止し得る。これにより、該副変速機構5は、前進3速
の変速段を得られる。
【0027】ついで、本5速自動変速機1の作動を、図
4に示す作動表に沿って説明する。
【0028】1速(1ST)状態では、フォワードクラ
ッチC1,第2のワンウェイクラッチF2及び第3のワ
ンウェイクラッチF3が係合する。これにより、主変速
機構5は、先の自動変速機の1速と同様に減速されて、
該減速回転がカウンタギヤ23,25を介して副変速機
構5におけるUDプラネタリギヤのリングギヤR3に伝
達される。該副変速機構5は、第3のワンウェイクラッ
チF3により第2のシングルプラネタリギヤのリングキ
ャリヤCR4が停止され、1速状態にあり、前記主変速
機構5の減速回転は、該副変速機構5により更に減速さ
れて、出力ギヤ12から出力する。
【0029】2速(2ND)状態では、フォワードクラ
ッチC1の外、第2のブレーキB2が係合すると共に、
第2のワンウェイクラッチF2から第1のワンウェイク
ラッチF1に滑らかに切換わり、主変速機構2は前記と
同様な2速状態となる。また、副変速機構5は、第3の
ワンウェイクラッチF3の係合により1速状態にあり、
この2速状態と1速状態が組合さって、自動変速機1全
体で2速が得られる。
【0030】3速(3RD)状態では、主変速機構5
は、フォワードクラッチC1、第2のブレーキB2及び
第1のワンウェイクラッチF1が係合した上述2速状態
と同じであり、副変速機構5が第4のブレーキB4と係
合する。すると、第2のシングルプラネタリギヤのサン
ギヤS3,S4が固定され、第1のシングルプラネタリ
ギヤのリングギヤR3からの回転は2速回転としてキャ
リヤCR3から出力し、従って主変速機構2の2速と副
変速機構5の2速で、自動変速機1全体で3速が得られ
る。
【0031】4速(4TH)状態では、主変速機構2
は、フォワードクラッチC1、第2のブレーキB2及び
第1のワンウェイクラッチF1が係合した上述2速及び
3速状態と同じであり、副変速機構5は、第4のブレー
キB4を解放すると共にUDダイレクトクラッチC3が
係合する。この状態では、第1のシングルプラネタリギ
ヤのリングギヤR3とサンギヤS4,S3が連結して、
プラネタリギヤ10,11が一体回転する直結回転とな
る。従って、主変速機構2の2速と副変速機構5の直結
(3速)が組合されて、自動変速機全体で、4速回転が
出力ギヤ12から出力する。
【0032】5速(5TH)状態では、フォワードクラ
ッチC1及びダイレクトクラッチC2が係合して、入力
軸3の回転がシングルプラネタリギヤのリングギヤR1
及びサンギヤSに共に伝達されて、主変速機構2は、ギ
ヤユニットが一体回転する直結回転となる。また、副変
速機構5は、UDダイレクトクラッチC3が係合した直
結回転となっており、従って主変速機構2の3速(直
結)と副変速機構5の3速(直結)が組合されて、自動
変速機全体で、5速回転が出力ギヤ12から出力する。
【0033】後進(REV)状態では、ダイレクトクラ
ッチC2及び第3のブレーキB3が係合すると共に、第
5のブレーキB5が係合する。この状態では、主変速機
構2にあっては、前述と同様に後進回転が取り出され、
また副変速機構5は、第5のブレーキB5に基づき第2
のシングルプラネタリギヤのキャリヤCR4が逆回転方
向にも停止され、1速状態に保持される。従って、主変
速機構2の逆転と副変速機構5の1速回転が組合され
て、出力軸12から逆転減速回転が出力する。
【0034】なお、図4においても、図3と同様に、破
線での丸印は、エンジンブレーキ時に作動することを示
す。即ち、1速にあっては、第3のブレーキB3及び第
5のブレーキB5が係合して、第2のワンウェイクラッ
チF2に代ってデュアルプラネタリギヤのリングギヤR
2を固定すると共に、第3のワンウェイクラッチF3に
代って第2のシングルプラネタリギヤのキャリヤCR4
を固定する。2速にあっては、第1のブレーキB1及び
第5のブレーキB5が係合して、第1のワンウェイクラ
ッチF1に代ってサンギヤSを固定すると共に、第3の
ワンウェイクラッチF3に代って第2のシングルプラネ
タリギヤのキャリヤCR4を固定する。3速及び4速に
あっては、第1のブレーキB1が係合して、第1のワン
ウェイクラッチF1に代ってサンギヤSを固定する。
【0035】ついで、図5に沿って、本発明に係る5速
自動変速機1の具体例について説明する。
【0036】該5速自動変速機1は、トルクコンバータ
21、3速主変速機構2、3速副変速機構5及びディフ
ァレンシャル26を備えており、かつこれら各部は互に
接合して一体に構成されるトランスアクスルハウジング
131 、トランスアクスルケース132 及びトランスア
クスルリヤカバー133 からなる一体ケースに収納され
ている。そして、トルクコンバータ21はインペラ21
a、タービン21b及びリアクタ21dの外、ロックア
ップクラッチ22を備えており、エンジンクラッチシャ
フト軸から、トルクコンバータ21内の油流を介して又
はロックアップクラッチ22による機械的接続を介して
主変速機構5内に伝動する。そして、ケース13…には
クランクシャフトと整列して配置されている第1軸3及
び該第1軸3と平行に第2軸6が回転自在に支持されて
おり、また該ケース13…の外側にバルブボディ31が
配設されており、また主変速機構2とトルクコンバータ
21との間部分にオイルポンプ32が設置されている。
【0037】主変速機構5は、軸方向にオイルポンプ3
2から外側に向かってブレーキ部33、出力部35、プ
ラネタリギヤユニット部36そしてクラッチ部37が順
に配置されており、更に第1軸3に被嵌して回転自在に
中空軸39が支持されている。
【0038】そして、プラネタリギヤユニット部36は
シングルプラネタリギヤ7とデュアルプラネタリギヤ9
からなり、シングルプラネタリギヤ7は中空軸39に形
成されたロングギヤからなるサンギヤS、リングギヤR
1、及びこれらギヤに噛合するロングピニオンからなる
ピニオンP1を支持したキャリヤCRからなり、またデ
ュアルプラネタリギヤ9は中空軸39に形成された共通
サンギヤS、リングギヤR2、並びにサンギヤSに噛合
しかつ共通ピニオンとなるピニオンP1及びリングギヤ
R2に噛合するピニオンP2を互に噛合するように支持
する共通キャリヤCRからなる。なお、これら両プラネ
タリギヤ7,9はサンギヤSが共に中空軸39に形成さ
れた共通のギヤからなり、またキャリヤCRは一体に構
成されて共通キャリヤとなっており、更にピニオンP1
はロングピニオンからなる。
【0039】また、ブレーキ部33は、内径側から外径
方向に向って順次第1のワンウェイクラッチF1、第1
のブレーキB1そして第2のブレーキB2が配設されて
おり、更に各ブレーキに隣接する位置にはオイルポンプ
32のケースに一体に連結されたケース13aに形成さ
れた油圧サーボ40,41が径方向に並設されている。
なお、第1のブレーキB1は中空軸39先端のフランジ
部39aとポンプケース13aから延びている鍔部との
間に介在されおり、また第2のブレーキB2は第1のワ
ンウェイクラッチF1のアウターレースから延びている
フランジ部とポンプケース13aからの鍔部との間に介
在し、かつ第1のワンウェイクラッチF1は中空軸39
と第1のブレーキB1との間に配置されている。
【0040】一方、出力部35はアクスルケース132
に形成された隔壁13bにベアリング42にて支持され
ているカウンタドライブギヤ23を有しており、該ギヤ
23はスプラインを介してキャリヤCRに連結してい
る。更に、ベアリング42のアウターレース部分は隔壁
13bに回転不能に固定されていると共に軸方向に延び
ており、該延長部分とリングギヤR2と一体に連結され
ている連結部との間に第2のワンウェイクラッチF2が
介在している。また、リングギヤR2外周とアクスルケ
ース132 との間には第3のブレーキB3が介在してお
り、かつ隔壁13bの一側壁面部に油圧サーボ45が配
設され、該サーボ45のピストンはくし歯状に軸方向に
延びて、第3のブレーキB3を制御すると共にそのくし
歯部分に戻しスプリング46が配設される。
【0041】そして、クラッチ部37はフォワードクラ
ッチC1及びダイレクトクラッチC2を備えており、か
つ主変速機構2先端に位置して一体ケースを構成するト
ランスアクスルリヤカバー133 部分に収納されてい
る。また、第1軸3先端部にはカバー133 に形成され
たボス部47に被嵌してフランジ部3aが一体に連結さ
れており、該フランジ部3aには可動部材49が嵌合さ
れており、更に該可動部材49にはピストン部材50が
嵌合している。また、可動部材49は、その内径部分に
てフランジ部3aとの間で油室51を構成すると共に、
その外径部がフランジ部3aと相対回転のみを阻止する
ように連結されかつフォワードクラッチC1と僅少間隔
をあけて対接しており、フォワードクラッチ用の油圧サ
ーボを構成している。一方、ピストン部50は、可動部
材49との間にて油室52を構成すると共に反対面にて
ダイレクトクラッチC2と対接しており、ダイレクトク
ラッチ用の油圧サーボを構成している。更に、該ピスト
ン部材50と第1軸3の固着されたリング3bとの間に
はスプリング53が縮設されており、該スプリング53
は両油圧サーボのピストン部材49,50に共通する戻
しスプリングを構成している。また、フォワードクラッ
チC1はフランジ部3a外側内周とシングルプラネタリ
ギヤのリングギヤR1外周との間に介在しており、また
ダイレクトクラッチC2は可動部材49の内周と中空軸
3先端に連結されたフランジ部39bとの間に介在して
いる。
【0042】一方、副変速機構5は、第2軸6の軸線方
向に外側に向って、ギヤ部60、第1のシングルプラネ
タリギヤ10、制御部61、第2のシングルプラネタリ
ギヤ11及び付加制御部62が順に配置されており、ま
た第2軸6はケース131 ,133 にベアリング63,
65にて回転自在に支持されている。
【0043】ギヤ部60は、第2軸6にスプライン係合
されかつディファレンシャル部26に伝動するディファ
レンシャルドライブピニオン(出力ギヤ)12、及び該
軸6にベアリングにて回転自在に支持されかつ前記カウ
ンタドライブギヤ23と噛合しているカウンタドリブン
ギヤ25からなる。
【0044】また、第1のシングルプラネタリギヤ10
は、そのリングギヤR3が前記カウンタドリブンギヤ2
5に連結しており、サンギヤS3を形成したスリーブ6
6が第2軸6に回転自在に支持されている。そして、ピ
ニオンP3は第2軸6に一体に形成されたフランジから
なるキャリヤCR3に支持されており、また該ピニオン
P3の他端を支持するキャリヤCR3はUDダイレクト
クラッチC3のインナハブが連結している。
【0045】制御部61は、外周側にバンドブレーキか
らなる第4のブレーキB4が配設されており、かつ該ブ
レーキのドラム67の内径側にはUDダイレクトクラッ
チC3が配設されている。更に、前記サンギヤスリーブ
66には該ダイレクトクラッチC3用の油圧サーボ68
が設けられていると共に、前記ドラム67及びクラッチ
C3のアウタハブが一体に固定されている。
【0046】そして、第2のシングルプラネタリギヤ1
1は、そのサンギヤS4が前記スリーブ66に形成され
ており、リングギヤR4が第2軸6にスプライン結合さ
れているフランジ69に連結されている。また、そのピ
ニオンP4を支持しているキャリヤCR4は軸方向外側
に延びるドラム70に連結されている。
【0047】付加制御部61は、外径側から第5のブレ
ーキB5及び第3のワンウェイクラッチF3を備えてお
り、第2軸の最外端部に位置して、前記第2のシングル
プラネタリギヤ11と共にアクスルリヤカバー133
に収納されている。そして、リヤカバー133 の内周部
にはスプラインが形成されており、前記ドラム70の外
周部との間に第5のブレーキB5が配置されている。ま
た、リヤカバー133には前記第2軸6を支持する鍔部
13eが形成されており、該鍔部と該円筒部との間で環
状ピストン71を有する第5のブレーキB5用油圧サー
ボ71を構成している。また、前記鍔部13eとドラム
70との間に第3のワンウェイクラッチF3が配設され
ている。
【0048】また、ディファレンシャル26はディファ
レンシャルギヤユニット75及びリングギヤマウントケ
ース76を備えている。マウントケース76は前記ディ
ファレンシャルドライブギヤ12と噛合しているリング
ギヤ77を固着していると共に、ディファレンシャルギ
ヤユニット75のデフピニオン79を支持してデフキャ
リヤを構成している。また、ディファレンシャルギヤユ
ニット75は該ピニオン79と噛合している左右サイド
ギヤ80l ,80rを有しており、これらサイドギヤは
それぞれ左右フロントアクスルに結合している。
【0049】そして、図6に示すように、前述した基礎
となる4速自動変速機1´において、実線斜線部分で示
す部品が新設部品として付設され、また破線斜線部分
が、現有ラインに設備追加にて対応する改良部分とな
る。即ち、トランスリヤカバー133 、第2軸6、付加
制御部62(第5のブレーキB5及び第3のワンウェイ
クラッチF3)及びサンギヤスリーブ66が新設部品と
して付設され、またバルブボディ31及びトランスアク
スルケース132 が設備追加にて修正加工される。な
お、第2のプラネタリギヤ11は、ピニオンP4は現有
部品が用いられ、また第2軸6を支持するベアリング6
5も現有部品が用いられる。
【0050】従って、他の部分(図6で斜線のない部
分)、即ちトルクコンバータ21、主変速機構2、トラ
ンスハウジング131 、ディファレンシャル部26、そ
して副変速機構における第1のシングルプラネタリギヤ
10、ギヤ部60及び制御部61が、基礎となる4速自
動変速機1´と共通する。
【0051】本実施例は以上のようの構成からなるの
で、エンジンクランクシャフトの回転は、トルクコンバ
ータ21又はロックアップクラッチ22を介して第1軸
3に伝達され、そして主変速機構2に適宜変速され、更
に該変速回転がカウンタドライブギヤ23及びカウンタ
ドリブンギヤ25を介して副変速機構5に伝達される。
そして、該副変速機構5にて適宜変速され、該回転がデ
ィファレンシャル26を介して左右フロントアクスルに
伝達される。この際、主変速機構2の各制御要素C1,
C2,B1,B2,B3,F1,F2,及び副変速機構
5の各制御要素C3,B4,B5,F3は図4に示すよ
うに作動する。なお、図中実線丸印は作動即ちブレーキ
の制動、クラッチの接続及びワンウェイクラッチの係合
を示し、また破線丸印はコースト時に作動することを示
す。即ち、主変速機構2の1速と副変速機構5の1速と
が組合わさって変速機1の全体で1速が得られ、また、
主変速機構2の2速と副変速機構5の1速が組合わさっ
て変速機1全体で2速が得られる。更に、主変速機構2
の2速と副変速機構5の2速が組合わさって全体で3速
を得、また主変速機構2の2速と副変速機構5の3速が
組合わさって全体で4速が得られ、そして主変速機構2
の3速と副変速機構5の3速が組合わさって全体で5速
が得られる。
【0052】なお、主変速機構2と副変速機構5の組合
せは上述したものに限らず、他の組合せでもよいことは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基礎となる4速自動変速機を示す概略
図。
【図2】その作動を示す図。
【図3】本発明に係る5速自動変速機を示す概略図。
【図4】その作動を示す図。
【図5】本発明に係る5速自動変速機の具体例を示す断
面図。
【図6】その新設部分を示す説明図。
【符号の説明】
1 (5速)自動変速機 1´ (4速)自動変速機 2 主変速機構 3 第1軸 5 副変速機 5´ (基礎となる)副変速機 6 第2軸 7 シングルプラネタリギヤ 9 デュアルプラネタリギヤ 10 第1のシングルプラネタリギヤ 11 第2のシングルプラネタリギヤ 12 出力部材(ギヤ) 13… 一体ケース 133 (トランスアクスル)リヤカバー C1 第1の(フォワード)クラッチ C2 第2の(ダイレクト)クラッチ C3 第3の(UDダイレクト)クラッチ B1〜B5,F1〜F3 係止手段 B5,F3 所定係止手段(第5のブレーキ、第3のワ
ンウェイクラッチ) S,S3,S4 サンギヤ R1〜R4 リングギヤ CR〜CR4 キャリヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 糟谷 悟 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 杉浦 伸忠 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 西田 正明 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主変速機構を第1軸に備えると共に、副
    変速機構を、上記第1軸と平行な第2軸に備え、 前記主変速機構が、シングルプラネタリギヤ及びデュア
    ルプラネタリギヤを有し、かつこれら両プラネタリギヤ
    のキャリヤ同士を一体に連結する共にサンギヤ同士を一
    体に連結し、また入力部材を、第1のクラッチを介して
    シングルプラネタリギヤのリングギヤに連結すると共に
    第2のクラッチを介してサンギヤに連結し、更にサンギ
    ヤ及びデュアルプラネタリギヤのリングギヤを係止手段
    にて適宜係止し得るように構成し、そしてキャリヤを出
    力部として、前進3速・後進1速の変速段を構成し、 また、前記副変速機構が、第1のシングルプラネタリギ
    ヤを有し、そのリングギヤに前記主変速機構の出力部に
    連結して入力部となし、またそのキャリヤを、出力部材
    に連結すると共にそのサンギヤと第3のクラッチを介し
    て連結し、更に該サンギヤを係止手段にて適宜係止して
    なる、自動変速機において、 前記副変速機構が、前記第1のシングルプラネタリギヤ
    に加えて第2のシングルプラネタリギヤを備え、該第2
    のプラネタリギヤのサンギヤと前記第1のプラネタリギ
    ヤのサンギヤとを一体に連結すると共に、該第2のプラ
    ネタリギヤのリングギヤと前記第1のプラネタリギヤの
    キャリヤとを一体に連結し、更に該第2のプラネタリギ
    ヤのキャリヤを所定係止手段にて適宜係止して、前進3
    速の変速段を構成し、 そして、前記主変速機構及び副変速機構を一体ケースに
    収納すると共に、前記副変速機構の第2のシングルプラ
    ネタリギヤ及び前記所定係止手段を、前記一体ケースの
    後端部分を構成するリヤカバーに収納してなる、 自動変速機
JP18743293A 1993-06-30 1993-06-30 自動変速機 Expired - Fee Related JP3496238B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18743293A JP3496238B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 自動変速機
EP94109801A EP0632216B1 (en) 1993-06-30 1994-06-24 Automatic transmission
DE69408044T DE69408044T2 (de) 1993-06-30 1994-06-24 Automatisches Getriebe
US08/269,059 US5470284A (en) 1993-06-30 1994-06-30 Automatic transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18743293A JP3496238B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 自動変速機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000200194A Division JP3244082B2 (ja) 2000-01-01 2000-06-30 自動変速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0719297A true JPH0719297A (ja) 1995-01-20
JP3496238B2 JP3496238B2 (ja) 2004-02-09

Family

ID=16205962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18743293A Expired - Fee Related JP3496238B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 自動変速機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5470284A (ja)
EP (1) EP0632216B1 (ja)
JP (1) JP3496238B2 (ja)
DE (1) DE69408044T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0752544A2 (en) * 1995-07-06 1997-01-08 Aisin Aw Co., Ltd. Automatic transmission

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5700223A (en) * 1992-12-30 1997-12-23 Hyundai Motor Co. Power train of five-speed automatic transmission for vehicle
JP3407487B2 (ja) * 1995-07-31 2003-05-19 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機
JP3520623B2 (ja) * 1995-09-07 2004-04-19 トヨタ自動車株式会社 自動変速機
JPH09310758A (ja) * 1996-05-21 1997-12-02 Aisin Aw Co Ltd 自動変速機のバンドブレーキドラム支持装置
CN103994220A (zh) * 2014-06-06 2014-08-20 上海汽车变速器有限公司 具有换挡导向及选挡自动回位的功能集成装置
DE102016202863A1 (de) * 2016-02-24 2017-08-24 Volkswagen Aktiengesellschaft Schaltvorrichtung für ein Schaltgetriebe
JP6555425B2 (ja) * 2016-09-02 2019-08-07 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機
JP2019049285A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 トヨタ自動車株式会社 自動変速機
JP2019158075A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 トヨタ自動車株式会社 自動変速機

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2321732A1 (de) * 1972-06-26 1974-01-10 Gen Motors Corp Wechselgetriebe, insbesondere fuer kraftfahrzeuge
DE3248350A1 (de) * 1982-12-28 1984-07-05 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Antriebsaggregat fuer kraftfahrzeuge, mit einer geometrischen hauptachse fuer die hauptwelle einer antriebsmaschine und einer parallelen hauptachse fuer die ausgangswelle eines gangwechselgetriebes der umlaufraederbauart
JP2533482B2 (ja) * 1985-10-16 1996-09-11 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 横置き式自動変速機
JP2614217B2 (ja) * 1986-12-09 1997-05-28 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機
US5006102A (en) * 1988-09-27 1991-04-09 Aisin Aw Co., Ltd. Floating structure for interconnecting three clutches with a single actuator in an automatic transmission
JP3667775B2 (ja) * 1991-09-13 2005-07-06 ジヤトコ株式会社 自動変速装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0752544A2 (en) * 1995-07-06 1997-01-08 Aisin Aw Co., Ltd. Automatic transmission
EP0752544A3 (en) * 1995-07-06 1998-01-14 Aisin Aw Co., Ltd. Automatic transmission

Also Published As

Publication number Publication date
DE69408044T2 (de) 1998-05-14
DE69408044D1 (de) 1998-02-26
EP0632216A1 (en) 1995-01-04
JP3496238B2 (ja) 2004-02-09
EP0632216B1 (en) 1998-01-21
US5470284A (en) 1995-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7527576B2 (en) Multi-step transmission
JP2533482B2 (ja) 横置き式自動変速機
EP0762014B1 (en) Automatic transmission
JPH04219553A (ja) 自動車用の多段自動変速機
JP2614217B2 (ja) 自動変速機
JPH0550607B2 (ja)
JP2000304107A (ja) 自動変速機
US7713161B2 (en) Multi-speed transmission
US7235032B2 (en) Multiple-speed automatic transmission having a two-speed input and a Simpson gearset
JP2510172B2 (ja) 自動変速機
JP3496238B2 (ja) 自動変速機
JPH06201000A (ja) 乗用車用5速自動変速機
US5213552A (en) Vehicle power transmission
JP3794102B2 (ja) 自動変速機構
JP4048350B2 (ja) 自動変速機
JP3329096B2 (ja) 歯車変速装置
JP2006046390A (ja) 遊星歯車式自動変速装置
JP4127539B2 (ja) 自動変速機
JP5876969B2 (ja) 車両用自動変速機
JP3244082B2 (ja) 自動変速機
JP2001041294A (ja) 自動変速機用歯車変速機構
KR100244562B1 (ko) 전진 5속 및 후진 1속을 가지는 자동 변속기
JPS62242165A (ja) 車両用変速機
JP3341613B2 (ja) 自動変速機
JPH0754941A (ja) 自動変速機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101128

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees