JPH07191504A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JPH07191504A
JPH07191504A JP5333584A JP33358493A JPH07191504A JP H07191504 A JPH07191504 A JP H07191504A JP 5333584 A JP5333584 A JP 5333584A JP 33358493 A JP33358493 A JP 33358493A JP H07191504 A JPH07191504 A JP H07191504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
image
light source
intensity
image signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5333584A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Yoshino
一弘 芳野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP5333584A priority Critical patent/JPH07191504A/ja
Publication of JPH07191504A publication Critical patent/JPH07191504A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源からの出射光の光強度の制御を簡易化す
ると共に現像された画像を転写材に転写する際の転写材
の裏汚れの発生を抑制する。 【構成】 光源32からの出射光の強度がモニタ用のフ
ォトセンサ48に検出され、画像信号制御回路46に送
出される。画像信号制御回路46では、フォトセンサ4
8の出力に基づき画像信号の書き込み期間以外の領域で
且つ一定の光量許容範囲外となった時に光源32からの
出射光の強度を所定レベルに制御する。これにより、走
査ライン毎に光強度の制御行う場合に比較して光強度の
制御を簡易化することができると共に、各頁毎に紙間で
光強度制御を行う場合に比較して現像された画像を転写
材に転写する際の転写材の裏汚れの発生頻度を低減させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像記録装置に係り、
更に詳しくは接触転写方式の転写手段を有するレーザビ
ームプリンタや、ディジタル式の複写機等の画像記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、接触転写方式の転写手段を有
する画像記録装置としては、例えばレーザビームプリン
タ等が知られている。通常、レーザビームプリンタで
は、帯電された感光ドラム等の像担持体表面上を画像信
号に応じて強度が変調されるレーザビームを露光走査し
てレーザビームの照射された部分に繰り返し静電潜像を
形成するようになっている。そして、この像担持体表面
に形成された静電潜像部分にトナー等の現像剤を付着さ
せて現像を行ない、この像担持体表面に付着した現像剤
の像を転写手段を用いて転写材に転写するようになって
いる。
【0003】しかるに、半導体レーザ等のレーザ光源か
ら出射されるレーザビーム(出射光)の光強度は温度や
経年変化に伴って変化する性質があり、記録画像の濃淡
変化並びに画質の低下を防止するため、レーザ光源の光
強度を一定に保つ必要がある。
【0004】かかる出射光の光強度出力を所定の出力に
維持制御すべく、「半導体レーザと前記半導体レーザの
光出力を検出する手段とを有し、温度に応じて前記半導
体レーザの出力制御を1枚の転写材の記録動作開始前に
行なうレーザプリンタ」が、特開昭61−289366
号公報に開示されている。これによれば、レーザ光の強
度が著しく変動する画像信号の書き込み期間,即ち画像
を記録するためにレーザ光学系が駆動している期間を避
けて、一つの画像記録工程と次の画像記録工程の間のい
わゆる紙間中に、レーザ光源の出射光の強度制御が行な
われていた。
【0005】この特開昭61−289366号公報に開
示されたレーザプリンタは、1枚の転写材の濃淡ムラ
(同一頁内の各部の濃淡ムラ)防止には有効だが、紙間
において出射光の出力を制御している際、画像信号の印
加がないにも拘らず、レーザ光源の出射光は像担持体上
を走査されているので、像担持体上には画像信号とは無
関係な静電潜像が形成されてしまい、接触転写方式を用
いるレーザプリンタにあっては、像担持体上に付着した
現像剤によって接触部が汚されてしまい、次工程の記録
用の紙を搬送した際に、紙の裏面が現像剤によって汚れ
てしまうという不都合が生じていた。
【0006】かかる問題点を改善すべく、特開平2−1
34656号公報に記載の画像記録装置が提案されてい
る。以下、この特開平2−134656号公報に記載の
画像記録装置を図8ないし図9に基づいて簡単に説明す
る。
【0007】図8において、レーザ光源102から出射
されたレーザ光Lが、コリメータレンズ104を介して
回転多面鏡(ポリゴンミラー)106に到達し、この到
達した光が当該回転多面鏡106により連続的に偏向さ
れて、符号Sで示される走査範囲内を感光ドラム108
の軸方向に沿って一方から他方へ走査され、結像レンズ
(走査レンズ)110によって規定のビーム径に絞られ
て感光ドラム108上に結像露光されるようになってい
る。この場合、図8から明らかなように、感光ドラム1
08の長さ以上の範囲がレーザ光Lの走査範囲となって
おり、感光ドラム108からはみ出したアンブランキン
グ領域Aにおいて、後述するレーザ駆動回路112によ
って走査ライン毎に光強度が制御されるようになってい
る。
【0008】即ち、レーザ駆動回路112には、図9に
示されるように、レーザ光Lの発光強度を監視するフォ
トセンサ114が一体的に組み付けられており、このフ
ォトセンサ114の検出信号に基づきレーザ光Lの強度
が一定になるようにレーザ光源を制御する。
【0009】一方、結像レンズ110を透過した後のレ
ーザ光Lの一部は、反射鏡116により反射されレーザ
光検出器118に入射するようになっている。このレー
ザ光検出器118は、各走査ラインの書き込みタイミン
グをとって画像の水平同期をとるためのものである。通
常の画像書き込み領域では、レーザ駆動回路112は、
レーザ光検出器118がレーザ光Lを検出してから一定
時間後に画像信号制御回路120から出力される画像信
号に基づいてレーザ光源102を駆動制御する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−134656号公報の技術にあっては、レーザ
光源から射出されたレーザ光が感光ドラム(像担持体)
108をはみ出した部分を走査する領域,即ちアンブラ
ンキング領域で走査ライン毎に光強度の制御を行なって
いるため、この光強度の制御時に光源ユニットの構成部
材,例えば反射ミラー保持部材などで迷光が発生し、こ
の迷光が感光ドラム(像担持体)上を走査され、画像信
号とは全く関係のない静電潜像が本来の画像形成領域内
に形成されてしまうおそれがあるという不都合があっ
た。この迷光を防止するために、光源ユニット内の反射
防止処理が必要となり、反射ミラー保持部材の場合に
は、黒ぞめ処理などを行う必要があり、コストアップの
要因ともなっている。
【0011】本発明は、上記従来技術の有する不都合に
鑑みてなされたもので、その目的は、特に、光源の光強
度制御を簡易化すると共に現像された画像を転写材に転
写する際の転写材の裏汚れの発生を抑制することができ
る画像記録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像記録
装置は、画像信号に基づいて出射される光源からの出射
光によって露光走査されて静電潜像が形成される像担持
体と、前記像担持体を現像後に前記静電潜像部分に付着
した現像剤を転写材に転写する接触転写方式の転写手段
と、前記光源からの出射光の強度に関連する所定の物理
量を検出する検出手段と、前記検出手段の出力に基づき
画像信号の書き込み期間以外(の領域)で且つ一定の光
量許容範囲外となった時に前記光源からの出射光の強度
を所定レベルに制御する制御手段と、を有する。
【0013】請求項2記載の画像記録装置は、画像信号
に基づいて出射される光源からの出射光によって露光走
査されて静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持
体を現像後に前記静電潜像部分に付着した現像剤を転写
材に転写する接触転写方式の転写手段と、画像記録開始
時から所定時間経過する毎に画像信号の書き込み期間以
外(の領域)で前記光源からの出射光の強度を所定レベ
ルに制御する制御手段と、を有する。
【0014】請求項3記載の画像記録装置は、請求項1
又は2記載の画像記録装置において、前記光量制御手段
が、前記光源からの出射光の強度を所定レベルに制御し
た後、前記像担持体が所定量移動する間前記画像信号に
基づく露光走査を停止することを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1記載の画像記録装置によれば、像担持
体には、画像信号に基づいて出射される光源からの出射
光によって露光走査されて静電潜像が形成される。この
像担持体が現像され、現像後に静電潜像部分に付着した
現像剤が接触転写方式の転写手段により転写材に転写さ
れる。このようにして、通常の画像信号に基づく画像記
録が行われる。
【0016】一方、光源からの出射光の強度に関する所
定の物理量,例えば光出力,温度,等が検出手段により
検出される。制御手段では、検出手段の出力に基づき画
像信号の書き込み期間以外(の領域)で且つ一定の光量
許容範囲外となった時に光源からの出射光の強度を所定
レベルに制御する。
【0017】請求項2記載の画像記録装置によれば、請
求項1の場合と同様にして通常の画像信号に基づく画像
記録が行われる。
【0018】また、制御手段により、画像記録開始時か
ら前記画像信号に基づき所定時間経過する毎に画像信号
の書き込み期間以外(の領域)で前記光源からの出射光
の強度が所定レベルに制御される。
【0019】請求項3記載の画像記録装置によれば、制
御手段が、光源からの出射光の強度を所定レベルに制御
した後、像担持体が所定量移動する間画像信号に基づく
露光走査を停止する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図3
に基づいて説明する。
【0021】図1には、第1実施例に係る画像記録装置
としてのレーザプリンタ10の主要部の構成が示されて
いる。
【0022】このレーザプリンタ10は、図1における
時計周り方向に回転する像担持体としての感光ドラム1
2と、この感光ドラム12の図1における右側に当該感
光ドラム12の外周に接近して配置された現像器14
と、感光ドラム12の下方に配置された接触転写方式の
転写手段16と、を備えている。
【0023】感光ドラム12としては、公知の感光ドラ
ムが使用されており、この感光ドラム12上にいわゆる
電子写真プロセスによって静電潜像が形成される。即
ち、図示しない帯電手段によって均一に帯電された感光
ドラム12表面に、画像信号に応じて強度が変調された
後述する光源(ここでは、半導体レーザ)32からのレ
ーザ光を後述する走査光学系を介して走査露光すること
によって、ディジタル式に静電潜像が形成される。この
場合、走査光学系によりレーザ光の主走査が行われ、感
光ドラム12の回転によりレーザ光の副走査が行われ
る。
【0024】現像器14は、感光ドラム12表面に現像
剤としてのトナーを付与して静電潜像を顕像化させ、現
像を行う。
【0025】転写手段16は、図1における左右方向に
所定間隔を隔てて配置された支持ローラ18と駆動用ロ
ーラ20とに巻き掛けられ、且つその中央部上面が感光
ドラム12の下面に摺接した無端環状の誘電体ベルト2
2と、この誘電体ベルト22を介して感光ドラム12に
当接可能な位置に設けられた電極24とを有している。
誘電体ベルト22は、支持ローラ18と駆動用ローラ2
0とによって所定の張力を付与されており、図示しない
駆動モータによって駆動用ローラ20が回転駆動するこ
とによって、図1における矢印A方向に回転するように
なっている。
【0026】また、駆動用ローラ20に巻き掛けられた
誘電体ベルト22の外周部の上方には吸着用ブラシ26
が配設され、外周部の側方には除電ブラシ28が配設さ
れている。
【0027】そして、転写材としての転写紙30が図示
しないレジストローラにより感光ドラム12上の現像剤
画像とタイミングをとって搬入されると、この転写紙は
吸着用ブラシ26により誘電体ベルト22に吸着されて
当該誘電体ベルト22の移動と共に電極24と感光ドラ
ム12との接触点(転写部)に搬入される。次に、この
転写紙30は、転写部にて電極24に供給される電圧で
もってトナー像が転写され、誘電体ベルト22によって
図示しない定着部へと搬出される。この転写紙30の搬
出を終えた誘導体ベルトは除電ブラシ28と駆動用ロー
ラ20とによって除電される。
【0028】図2にはレーザ光の走査光学系及び光源の
制御系が示されている。この図において、走査光学系
は、光源32から出射されたレーザ光Lの光路上に配置
されたコリメータレンズ34及び集光レンズ(シリンド
リカルレンズ)36と、この集光レンズを透過したレー
ザ光Lを連続的に偏向する回転多面鏡(ポリゴンミラ
ー)38と、この回転多面鏡38により偏向されたレー
ザ光Lの進路上に配置された結像レンズ(走査レンズ:
一般的にはfθレンズが使用される)40とを含んで構
成されている。
【0029】コリメータレンズ34は、光源32から出
力されたレ−ザ光Lを平行光にするためのレンズであ
る。また、集光レンズ36は、この平行光を集光して回
転多面鏡に導くためのレンズであり、面倒れ補正と光束
成形の機能とを併せ持つ。
【0030】回転多面鏡38としては、断面正八角形の
ものが使用されており、この回転多面鏡38は、軸38
Aを中心として図示しない駆動モータにより矢印B方向
に回転駆動されるようになっている。
【0031】結像レンズ40は、回転多面鏡38により
偏向されたレ−ザ光Lを規定のビーム径に絞って感光ド
ラム12上に結像させるためのレンズである。
【0032】結像レンズ14を通過したレーザ光Lの走
査範囲Sの最外縁部(感光ドラム12の長手方向の外側
部分)には、反射鏡42が配置され、この反射鏡42に
よってレーザ光Lが反対側に設けられたレーザ光検出器
44に向けて反射されるようになっている。このレーザ
光検出器44は、各走査ラインの書き込みタイミングを
取って画像の水平同期を取るものである。
【0033】光源32の制御系は、前記レーザ光検出器
44からの光検出信号に基づき画像信号の出力開始を制
御する制御手段としての画像信号制御回路46と、光源
32に内蔵されたモニタ用のフォトセンサ48と、画像
信号制御回路46からの出力に応じて光源32を制御す
るレーザ駆動回路50とを含んで構成されている。ここ
で、フォトセンサ48は、実際には、光源32の内部に
組み込まれているが、図2では説明を分かりやすくする
ため、光源外部に取り出して図示している。
【0034】画像信号制御回路46は、通常の画像記録
時には、外部から入力される画像信号の出力タイミング
をレーザ光検出器44からの信号に基づいて制御し、画
像信号をレーザ駆動回路50に送る。レーザ駆動回路5
0では、この送られてきた画像信号に応じて強度が変調
されるように光源32を駆動する。
【0035】画像信号制御回路46は、フォトセンサ4
8からの検出信号に基づいて、画像信号の入力のない画
像信号の書き込み期間以外(の領域)で且つ光強度が一
定の光量許容範囲外となった時にレーザ光の強度が一定
レベルになるように制御する機能をも有している。
【0036】次に、上述のようにして構成された本第1
実施例の全体的な作用について説明する。
【0037】まず、本体装置の図示しないメインスイッ
チがオンにされると、レーザ光源32が立ち上がり、次
に回転多面鏡38が立ち上がって画像記録が開始され
る。
【0038】この画像記録動作は、公知の方法によりな
される。即ち、レーザ駆動回路50により画像信号に応
じて強度が変調されるレーザ光Lが光源32から出射さ
れると、このレーザ光Lがコリメータレンズ34により
平行光とされ、更に集光レンズ36により集光された
後、回転多面鏡38により連続的に偏向される。これに
より、レーザ光Lが感光ドラム12の軸方向に沿って一
方から他方に繰り返し走査される。このとき、回転多面
鏡38により偏向されたレーザ光Lは、結像レンズ40
によって規定のビーム径に絞られて感光ドラム12上に
結像露光されるようになっている。このようなレーザ光
Lの主走査が繰り返し行われるのと同期して感光ドラム
12の回転による副走査がおこなわれ、レーザ光Lの照
射された部分に繰り返し静電潜像が形成される。
【0039】次に、感光ドラム12の回転により感光ド
ラム12表面に形成された静電潜像部分に現像器14に
よりトナーが付着され現像処理が行われる。更に、感光
ドラム12が回転すると、前記の如くして搬入された転
写紙30の表面に、この現像処理後の感光ドラム12表
面に付着したトナー像が転写手段16により前記の如く
して転写され、その後図示しない定着部へ搬出され、定
着処理の後、外部へ排出される。
【0040】この一方、画像信号が入力されない画像信
号の書き込み期間以外の領域では、画像信号制御回路4
6ではフォトセンサ48の出力に基づきレーザ光Lの光
強度が予め定めた光量許容範囲内であるかを監視し、レ
ーザ光の光強度が光量許容範囲内であれば、2枚目、3
枚目と画像記録を継続する。
【0041】この一方、温度などの影響により、レーザ
光Lの光強度が低下して光量許容範囲外となった場合に
は、画像信号制御回路46では光源32からの出射光の
強度を所定レベルに制御する。これにより、図3に示さ
れるように、レーザ光Lの光強度が低下した時にだけ紙
間で光強度制御が行われる。
【0042】以上説明したように、本第1実施例による
と、各ページの紙間で光強度制御を行っていた場合に比
較して、感光ドラム12上に現像剤が付着し、その後に
転写される転写紙30の裏面汚れの発生の頻度を減らす
ことが可能であると共に、レーザ光強度の監視時の光源
の点灯時間はレーザ光検出器44でレーザ光を検出して
画像記録信号の出力開始位置を検出するまでの極く短時
間で済み、ミラー保持部材等の乱反射は殆ど発生しな
い。また、前述した従来例のいずれのものに比較して
も、光強度制御が簡易化される。 《第2実施例》次に、本発明の第2実施例を図4に基づ
いて説明する。ここで、前述した第1実施例と同一又は
同等の構成部分については同一の符号を付すと共にその
説明を省略するものとする。
【0043】この第2実施例は前述した第1実施例にお
けるフォトセンサ48に代えて検出手段としての温度セ
ンサ54が設けられている点に特徴を有する。
【0044】即ち、この温度センサ54は、光源32に
近接して設けられ、当該光源32の温度を検出し検出温
度に応じたアナログ信号を出力する。この温度センサ5
4の出力段には、アナログ−ディジタル変換器(以下、
「A/D変換器」という)52が併設され、このA/D
変換器52によりディジタル値に変換された温度値が制
御手段としての画像信号制御回路46に送出されるよう
になっている。
【0045】その他の部分の構成は、第1実施例と同様
になっている。このような構成の本第2実施例による
と、光源32の温度が温度センサ54により検出され、
この検出された温度値がA/D変換器52を介して画像
信号制御回路46に入力される。画像信号制御回路46
では、画像信号の入力のないときに、この入力された温
度値が所定の光量許容範囲に相当するレベルであるか否
かを判断し、光量許容範囲に相当するレベル外の値とな
った場合には、光源からの出射光の強度が所定レベルと
なるように制御する。
【0046】即ち、本実施例では、駆動電流が一定の場
合、半導体レーザ等の光源は温度が上昇するにつれて光
強度が低下するという特性を持っており、この特性を利
用してレーザ光Lの光強度を直接検出する代わりに温度
を検出することによって光源32からの出射光の強度の
制御が必要な時期を決定するものであり、直接,間接の
違いはあるが、上記第1実施例と略同等の効果が得られ
る。
【0047】なお、上記第1,第2実施例では、光源3
2からの出射光の強度に関する物理量を検出する検出手
段として、当該出射光の強度を直接するモニタ用のフォ
トセンサ,光源の温度を検出する温度センサについてそ
れぞれ例示したが、本発明に適用できる検出手段はこれ
らに限定されるものではなく、出射光の強度の変化率、
光源温度の変化率等出射光の強度に関する物理量を検出
するものであれば如何なる種類の物理量を検出する検出
手段であってもよい。 《第3実施例》次に、本発明の第3実施例を図5に基づ
いて説明する。ここで、前述した第1実施例と同一又は
同等の構成部分については同一の符号を付すと共にその
説明は省略する。
【0048】この実施例は、レーザ光Lの強度に関連す
る物理量を検出する検出手段が特に設けられていない点
が、第1,第2実施例と異なる特徴点である。
【0049】即ち、この第3実施例では、画像信号制御
回路46では、光源の立ち上がり直後から図示しないタ
イマ用カウンタを用いて経過時間を計測し、予め定めた
時間Tを経過すると、時間計測を停止し、次に画像信号
の入力のない画像書き込み期間外(の領域)となった時
に光源32からの出射光の強度が所定レベルとなるよう
に制御する。その後、再び画像記録を開始すると同時
に、時間計測を開始し、再び前記時間Tを経過すると、
その次の画像書き込み期間以外(の領域)となった時に
光源32からの出射光の強度を所定レベルに制御する。
以下、同様にして所定時間経過毎に光源32からの出射
光の強度を所定レベルに制御する。
【0050】この第3実施例によると、レーザ光の強度
に関連する物理量を検出していないので、上記所定時間
Tを比較的短い時間(温度上昇により光源の出力が許容
レベル以下に低下する時間を予め実験等で求め、この実
験等で求められた時間より幾分短い時間)にする必要が
あるが、時間Tの設定を適切に行った場合には、上記第
1,第2実施例と同等の効果が得られる。 《第4実施例》次に、本発明の第4実施例を図6ないし
図7に基づいて説明する。
【0051】この実施例は、図6に示されるように、前
述した第1実施例における画像信号制御回路46に代え
て、制御手段としての画像信号制御回路60が設けられ
ている点に特徴を有する。
【0052】即ち、この画像信号制御回路60は、第1
実施例における画像信号制御回路46と同様に画像信号
の入力のない画像書き込み期間以外(の領域)となった
時に光源32からの出射光の強度を所定レベルに制御す
るが、この制御を行った後、直ちに光源32からの光出
力を停止するための制御信号をレーザ駆動回路50に送
出すると同時に、感光ドラム12が1回転する間画像信
号の出力を停止する機能を有している。
【0053】その他の部分の構成は、第1実施例と同様
である。この結果、本第4実施例によると、画像信号制
御回路60による出射光の強度制御が行われた場合に
は、感光ドラム12が1回転する間は露光走査が停止さ
れ、図7に示されるように、感光ドラム12が1回転空
転し、当該感光ドラム12上に付着した現像剤が図示し
ないクリーニング手段により除去される。そして、感光
ドラム12が1回転空転して次の画像書き込み開始位置
に来たときに画像信号による画像の書き込みを再開す
る。
【0054】以上説明したように、本第4実施例による
と、レーザ光の光強度制御を行っているときには、紙の
搬出に若干遅れが生じるものの、転写材の裏面汚れの発
生を上記各実施例に比較して一層低減させることができ
る。
【0055】上記第4実施例の画像信号制御回路60
は、第2,第3実施例に組み込むことも可能であり、こ
れらの場合も第4実施例と同等の効果が得られる。
【0056】なお、上記第1ないし第4実施例では、画
像信号制御回路60が光源からの出射光の光強度の出力
制御を行う場合を例示したが、特開平2−134656
号公報に記載のレーザプリンタと同様に、レーザ駆動回
路にこの制御機能を持たせることも可能である。
【0057】また、上記第1ないし第4実施例では、本
発明をレーザプリンタに適用した場合について説明した
が、本発明の適用範囲はレーザプリンタに限るものでは
なく、像担持体を有し、潜像形成用光源を用い、接触転
写方式の転写手段を採用する各種画像記録装置につい
て、同様に適用できることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、制御手段が、光源からの出射光の光強度制
御を、画像信号に基づく画像の書き込み期間以外(の領
域)で且つ一定の光量許容範囲外となった時にのみ行う
ので、走査ライン毎に光強度の制御行う場合に比較して
光強度制御を簡易化することができると共に、各頁毎に
紙間で光強度制御を行う場合に比較して現像された画像
を転写材に転写する際の転写材の裏汚れの発生頻度を低
減させることができるという従来ない優れた効果があ
る。
【0059】請求項2記載の発明によれば、制御手段
が、画像記録開始時から所定時間経過する毎に画像信号
の書き込み期間以外(の領域)で光源からの出射光の強
度を所定レベルに制御するので、請求項1と同様に、走
査ライン毎に光強度の制御行う場合に比較して光源の光
強度制御を簡易化することができると共に、各頁毎に紙
間で光強度制御を行う場合に比較して現像された画像を
転写材に転写する際の転写材の裏汚れの発生頻度を低減
することができる。
【0060】請求項3記載の発明によれば、制御手段
が、光源からの出射光の強度を所定レベルに制御した
後、像担持体が所定量移動する間画像信号に基づく露光
走査を停止するので、請求項1又は2記載の発明の場合
に比較して転写材の裏汚れの発生頻度を更に低減するこ
とが可能となり、転写材に高精度、高解像度の画像を記
録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るレーザプリンタの要
部断面図である。
【図2】図1のプリンタを構成するレーザ光走査部及び
光源制御部を示す図である。
【図3】第1実施例の光源の光強度制御を概念的に示す
説明図である。
【図4】本発明の第2実施例のレーザプリンタを構成す
るレーザ光走査部及び光源制御部を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例のレーザプリンタを構成す
るレーザ光走査部及び光源制御部を示す図である。
【図6】本発明の第4実施例のレーザプリンタを構成す
るレーザ光走査部及び光源制御部を示す図である。
【図7】第4実施例の光源の光強度制御を概念的に示す
説明図である。
【図8】従来のレーザプリンタにおけるレーザ光走査部
の構成を示す図である。
【図9】従来のレーザプリンタの光源制御部の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10 レーザプリンタ(画像記録装置) 12 感光ドラム(像担持体) 16 転写手段 30 転写紙(転写材) 32 光源 46 画像信号制御回路(制御手段) 48 フォトセンサ(検出手段) 54 温度センサ(検出手段) 60 画像信号制御回路(制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号に基づいて出射される光源から
    の出射光によって露光走査されて静電潜像が形成される
    像担持体と、 前記像担持体を現像後に前記静電潜像部分に付着した現
    像剤を転写材に転写する接触転写方式の転写手段と、 前記光源からの出射光の強度に関連する所定の物理量を
    検出する検出手段と、 前記検出手段の出力に基づき画像信号の書き込み期間以
    外(の領域)で且つ一定の光量許容範囲外となった時に
    前記光源からの出射光の強度を所定レベルに制御する制
    御手段と、 を有する画像記録装置。
  2. 【請求項2】 画像信号に基づいて出射される光源から
    の出射光によって露光走査されて静電潜像が形成される
    像担持体と、 前記像担持体を現像後に前記静電潜像部分に付着した現
    像剤を転写材に転写する接触転写方式の転写手段と、 画像記録開始時から所定時間経過する毎に画像信号の書
    き込み期間以外(の領域)で前記光源からの出射光の強
    度を所定レベルに制御する制御手段と、 を有する画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記光源からの出射光
    の強度を所定レベルに制御した後、前記像担持体が所定
    量移動する間前記画像信号に基づく露光走査を停止する
    ことを特徴とした請求項1又は2記載の画像記録装置。
JP5333584A 1993-12-27 1993-12-27 画像記録装置 Pending JPH07191504A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5333584A JPH07191504A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5333584A JPH07191504A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07191504A true JPH07191504A (ja) 1995-07-28

Family

ID=18267683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5333584A Pending JPH07191504A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07191504A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017142533A (ja) * 2017-04-25 2017-08-17 株式会社Jvcケンウッド 画像表示装置および画像表示方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017142533A (ja) * 2017-04-25 2017-08-17 株式会社Jvcケンウッド 画像表示装置および画像表示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63212963A (ja) カラ−画像形成装置
JP3762198B2 (ja) 画像形成装置
US4894669A (en) Laser beam printer
JP3189097B2 (ja) カラー画像形成装置
JPH07191504A (ja) 画像記録装置
JPH09329942A (ja) 画像記録装置
US6219499B1 (en) Developing apparatus and method of applying developing bias therefor
JPH0895461A (ja) 画像形成装置
JPH1138750A (ja) 画像形成装置
JPH06266223A (ja) 現像剤ライフ判定法およびカブリ補正法
JP3575258B2 (ja) 画像形成装置
JP2002258587A (ja) 画像形成装置
JPH0990771A (ja) 画像形成装置
JP3433599B2 (ja) 画像形成装置
JPS61224662A (ja) 画像形成装置
JPH09114204A (ja) 線幅検出方法、線幅制御方法、線幅検出装置、ドット径検出装置及び画像形成装置
JP2941873B2 (ja) 画像記録装置
JPH07218854A (ja) 電子写真装置
JP2896158B2 (ja) ビーム光走査装置
JP3289178B2 (ja) 画像形成装置
JPH09292758A (ja) 画像形成装置
JPS63108362A (ja) 画像形成装置
JPH05289461A (ja) 画像記録装置
JPH08220832A (ja) カラー画像形成装置
JPH11223966A (ja) 画像形成装置の露光量制御方法