JPH0719089Y2 - スリット端子を有するコネクタ - Google Patents
スリット端子を有するコネクタInfo
- Publication number
- JPH0719089Y2 JPH0719089Y2 JP1989049688U JP4968889U JPH0719089Y2 JP H0719089 Y2 JPH0719089 Y2 JP H0719089Y2 JP 1989049688 U JP1989049688 U JP 1989049688U JP 4968889 U JP4968889 U JP 4968889U JP H0719089 Y2 JPH0719089 Y2 JP H0719089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core wire
- terminal
- slit
- insulating housing
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/24—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
- H01R4/2416—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
- H01R4/242—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot
- H01R4/2425—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates
- H01R4/2429—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base
- H01R4/2433—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base one part of the base being movable to push the cable into the slot
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電話線等の通信ケーブルを接続するためにコ
ネクタに係り、詳しくは、略U字形のスリット端子を有
して被覆を除去せずに接続を行なえるコネクタに関す
る。
ネクタに係り、詳しくは、略U字形のスリット端子を有
して被覆を除去せずに接続を行なえるコネクタに関す
る。
[従来の技術] この種のコネクタは、本出願人の実開昭63−22070号に
示すように、絶縁ハウジング内に略U字形の心線接続溝
を有するスリット端子が固設され、この上位には心線接
続ブロックが押込可能に装着されている。この心線接続
ブロックには、心線挿入孔とこれに交差する下面からの
端子侵入孔とが形成されている。
示すように、絶縁ハウジング内に略U字形の心線接続溝
を有するスリット端子が固設され、この上位には心線接
続ブロックが押込可能に装着されている。この心線接続
ブロックには、心線挿入孔とこれに交差する下面からの
端子侵入孔とが形成されている。
[考案が解決しようとする課題] このコネクタによれば、心線接続ブロックを絶縁ハウジ
ング内へ垂直に押圧することで接続可能となるが、ペン
チ等の通常工具にて押圧しなければならない。
ング内へ垂直に押圧することで接続可能となるが、ペン
チ等の通常工具にて押圧しなければならない。
一方、実開昭58−64078号で提供されているコネクタ
は、絶縁ハウジングに対して心線接続ブロックを回動し
て接続を行うものであるが、これは絶縁ハウジングに係
合される心線接続ブロックの回動支点が定位置に固定さ
れない構造であり、回動中に心線接続ブロックの位置が
ずれて端子と心線とを正確な位置に接続できなくなるお
それがある。
は、絶縁ハウジングに対して心線接続ブロックを回動し
て接続を行うものであるが、これは絶縁ハウジングに係
合される心線接続ブロックの回動支点が定位置に固定さ
れない構造であり、回動中に心線接続ブロックの位置が
ずれて端子と心線とを正確な位置に接続できなくなるお
それがある。
また、上記実開昭58−64078号のものは、回動に要する
操作力を小さくするためには、支点から端子までの距離
に対して支点から心線接続ブロックの操作端部までの距
離を長くする必要があるためコネクタのサイズが大きく
なる問題もある。
操作力を小さくするためには、支点から端子までの距離
に対して支点から心線接続ブロックの操作端部までの距
離を長くする必要があるためコネクタのサイズが大きく
なる問題もある。
而して、本考案は上記実情に鑑みて開発されたものであ
って、確実且つ容易に心線にスリット端子に接続するこ
とができ、しかもコンパクトに製造できるスリット端子
付コネクタの提供をその目的とするものである。
って、確実且つ容易に心線にスリット端子に接続するこ
とができ、しかもコンパクトに製造できるスリット端子
付コネクタの提供をその目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための本考案は、絶縁ハウジング
と、この絶縁ハウジング内に固設されて略U字形の心線
接続溝を有するスリット端子と、心線挿入孔とこれに交
差する下面から上記スリット端子の侵入を許容する端子
侵入孔とを有してスリット端子の上位に押込可能に装着
される心線接続ブロックとから構成されるコネクタに関
するものである。
と、この絶縁ハウジング内に固設されて略U字形の心線
接続溝を有するスリット端子と、心線挿入孔とこれに交
差する下面から上記スリット端子の侵入を許容する端子
侵入孔とを有してスリット端子の上位に押込可能に装着
される心線接続ブロックとから構成されるコネクタに関
するものである。
上記コネクタの特徴は、心線接続ブロックの心線挿入孔
から離間する他端にテーパ状に狭巾となる首部が形成さ
れその両側には一対の円柱状のヒンジ片が突設されると
ともに該首部の中央下位にはカム面が突設され、絶縁ハ
ウジングの凹部内に固設されたスリット端子の後部には
両側からテーパ状に狭巾となる一対の抜け止め壁が突成
され、抜け止め壁の下位には案内溝が形成されその奥側
には案内溝よりも上方に円弧状に切欠された一対の枢支
溝が連成されるとともに、絶縁ハウジングの後部上面に
は前方へ開口するドライバ等の差込口が設けられて成
り、案内溝の奥部へ係入されたヒンジ片は首部と抜け止
め壁とのテーパ面どうしの当接によって位置決めされて
心線接続ブロックの回動の初期に絶縁ハウジングの底面
と当接するカム面の押上げによって枢支溝へ嵌入し、ヒ
ンジ片を軸として心線接続ブロックがさらに回動される
ことで心線挿入孔の心線がスリット端子に圧入接続され
ることにある。
から離間する他端にテーパ状に狭巾となる首部が形成さ
れその両側には一対の円柱状のヒンジ片が突設されると
ともに該首部の中央下位にはカム面が突設され、絶縁ハ
ウジングの凹部内に固設されたスリット端子の後部には
両側からテーパ状に狭巾となる一対の抜け止め壁が突成
され、抜け止め壁の下位には案内溝が形成されその奥側
には案内溝よりも上方に円弧状に切欠された一対の枢支
溝が連成されるとともに、絶縁ハウジングの後部上面に
は前方へ開口するドライバ等の差込口が設けられて成
り、案内溝の奥部へ係入されたヒンジ片は首部と抜け止
め壁とのテーパ面どうしの当接によって位置決めされて
心線接続ブロックの回動の初期に絶縁ハウジングの底面
と当接するカム面の押上げによって枢支溝へ嵌入し、ヒ
ンジ片を軸として心線接続ブロックがさらに回動される
ことで心線挿入孔の心線がスリット端子に圧入接続され
ることにある。
[作用] 心線接続ブロックのヒンジ片を絶縁ハウジング内の案内
溝へ係入し、次でこれに連通する枢支溝へと移動させ
る。一対のヒンジ片は、左右の枢支溝内で夫々回動可能
に支持されている。
溝へ係入し、次でこれに連通する枢支溝へと移動させ
る。一対のヒンジ片は、左右の枢支溝内で夫々回動可能
に支持されている。
心線接続ブロックの心線挿入孔へ心線を挿入し、絶縁ハ
ウジング上面の差込口へドライバの先端を差し込みドラ
イバ先端を支点としてドライバで心線接続ブロックの上
面を押圧すれば、ヒンジ片を支軸として心線接続ブロッ
クが回動する。
ウジング上面の差込口へドライバの先端を差し込みドラ
イバ先端を支点としてドライバで心線接続ブロックの上
面を押圧すれば、ヒンジ片を支軸として心線接続ブロッ
クが回動する。
スリット端子は心線接続ブロックの回動によって端子侵
入孔から侵入し、U字形の心線接続溝へ心線が圧入され
て接続に至る。
入孔から侵入し、U字形の心線接続溝へ心線が圧入され
て接続に至る。
[実施例] 図面第1図乃至第9図は本考案に係るスリット端子を有
するコネクタの一実施例を示し、MDFパッケージコネク
タを図示する。
するコネクタの一実施例を示し、MDFパッケージコネク
タを図示する。
コネクタ1は、絶縁ハウジング2と、この絶縁ハウジン
グ2の内部に固設されるスリット端子3と、心線挿入孔
5とこれに交差する下面から上記スリット端子3の侵入
を許容する端子侵入孔6とを有してスリット端子3の上
位に押込可能に装着される心線接続ブロック4とから構
成される。
グ2の内部に固設されるスリット端子3と、心線挿入孔
5とこれに交差する下面から上記スリット端子3の侵入
を許容する端子侵入孔6とを有してスリット端子3の上
位に押込可能に装着される心線接続ブロック4とから構
成される。
詳述すると、絶縁ハウジング2は前方と上方を開放する
凹部10が形成され、凹部10にはスリット端子3,3が立設
され、略U字形の心線接続溝7,7が上位に向けて開口し
ている。上記上部開口部11は、心線接続ブロック4と略
同程度の横巾を有し、スリット端子3,3の後部でテーパ
状に巾狭くなる一対の抜け止め壁12,12が両側から突成
されている。抜け止め壁12,12の下位には、底面13と側
壁14,14とで区画されるヒンジ片の案内溝15,15が形成さ
れ、この案内溝15,15の奥側に枢支溝16,16が連成されて
いる。枢支溝16は、案内溝15よりも上方へ円弧状に切欠
形成されている。図中17は端末保持溝、18は上記開口部
両側の係止突条、19はブロック押込時にドライバ先端等
を差込するための差込口である。
凹部10が形成され、凹部10にはスリット端子3,3が立設
され、略U字形の心線接続溝7,7が上位に向けて開口し
ている。上記上部開口部11は、心線接続ブロック4と略
同程度の横巾を有し、スリット端子3,3の後部でテーパ
状に巾狭くなる一対の抜け止め壁12,12が両側から突成
されている。抜け止め壁12,12の下位には、底面13と側
壁14,14とで区画されるヒンジ片の案内溝15,15が形成さ
れ、この案内溝15,15の奥側に枢支溝16,16が連成されて
いる。枢支溝16は、案内溝15よりも上方へ円弧状に切欠
形成されている。図中17は端末保持溝、18は上記開口部
両側の係止突条、19はブロック押込時にドライバ先端等
を差込するための差込口である。
次に、前記心線接続ブロック4は、凹部10に嵌合容易な
巾寸法で、一端面からは心線挿入孔5,5が形成され、こ
れに交差する端子侵入孔6は逆V字形に形成されてい
る。又、心線接続ブロック4は他端がテーパ状に狭巾と
なる首部21に形成され、その両側には一対の円柱状のヒ
ンジ片20、20が突出されている。前記端子侵入孔6は一
端側に垂直壁面22を有し、他端側に回動に伴なうスリッ
ト端子3の侵入を容易にするようにテーパ壁面23が形成
されている。一対のヒンジ片20,20の下位にはカム面24
が突設されている。図中25は心線挿入孔6,6と同軸状の
端末保持溝、26は取外し用の係入受溝、27は両側上部か
ら突出する係止突条である。
巾寸法で、一端面からは心線挿入孔5,5が形成され、こ
れに交差する端子侵入孔6は逆V字形に形成されてい
る。又、心線接続ブロック4は他端がテーパ状に狭巾と
なる首部21に形成され、その両側には一対の円柱状のヒ
ンジ片20、20が突出されている。前記端子侵入孔6は一
端側に垂直壁面22を有し、他端側に回動に伴なうスリッ
ト端子3の侵入を容易にするようにテーパ壁面23が形成
されている。一対のヒンジ片20,20の下位にはカム面24
が突設されている。図中25は心線挿入孔6,6と同軸状の
端末保持溝、26は取外し用の係入受溝、27は両側上部か
ら突出する係止突条である。
さらに、前記絶縁ハウジング2は、カバー部材30とベー
ス31との間に端子ブロック32とに分割構成できる。即
ち、ベース31の収納部33に端子ブロック32を嵌合し、舌
片34・・をベース31の縦片35・・の間に係入して組込す
る。次で、カバー部材30を上方から被せると、ベース縦
片35の係合突起36・・に係合受穴37・・が係合すると同
時に、左右爪片38,38がベース31の段部39,39に係合する
ことで組付される。勿論、必要に応じて接着することを
妨げない。図中40はスリット端子3から延長される接触
片である。
ス31との間に端子ブロック32とに分割構成できる。即
ち、ベース31の収納部33に端子ブロック32を嵌合し、舌
片34・・をベース31の縦片35・・の間に係入して組込す
る。次で、カバー部材30を上方から被せると、ベース縦
片35の係合突起36・・に係合受穴37・・が係合すると同
時に、左右爪片38,38がベース31の段部39,39に係合する
ことで組付される。勿論、必要に応じて接着することを
妨げない。図中40はスリット端子3から延長される接触
片である。
上記構成に基づく作用を説明する。
まず、心線接続ブロック4の絶縁ハウジング2への取付
に際しては、心線接続ブロック4を把持して、スリット
端子3,3の後部に位置する上部開口部11からヒンジ片20,
20を下方へ向けた状態で凹部10へ係入する。ヒンジ片2
0,20が底面13に当接した位置から奥部へ向けて移動させ
れば、抜け止め壁12,12で規制された状態で案内溝15,15
を移動し、奥部の枢支溝16,16の下方に達する。この状
態で、心線接続ブロック4を前方に回動すると、絶縁ハ
ウジング2の底面13と当接するカム面24の押し上げによ
ってヒンジ片20、20が枢支溝16、16へ嵌入されて定位置
にヒンジ結合される。
に際しては、心線接続ブロック4を把持して、スリット
端子3,3の後部に位置する上部開口部11からヒンジ片20,
20を下方へ向けた状態で凹部10へ係入する。ヒンジ片2
0,20が底面13に当接した位置から奥部へ向けて移動させ
れば、抜け止め壁12,12で規制された状態で案内溝15,15
を移動し、奥部の枢支溝16,16の下方に達する。この状
態で、心線接続ブロック4を前方に回動すると、絶縁ハ
ウジング2の底面13と当接するカム面24の押し上げによ
ってヒンジ片20、20が枢支溝16、16へ嵌入されて定位置
にヒンジ結合される。
枢支溝16、16はヒンジ片20、20の表面に適合した円弧状
に形成されているため、ヒンジ片20、20は枢支溝16、16
に支持されて円滑に回動することができる。
に形成されているため、ヒンジ片20、20は枢支溝16、16
に支持されて円滑に回動することができる。
次に、接続に際しては、心線接続ブロック4の心線挿入
孔5,5への心線c,cを挿入し、その後に先端側を下方へ押
下げする。心線接続ブロック4は、ヒンジ片20,20が枢
支溝16,16によって抜け出すことなく回動する。
孔5,5への心線c,cを挿入し、その後に先端側を下方へ押
下げする。心線接続ブロック4は、ヒンジ片20,20が枢
支溝16,16によって抜け出すことなく回動する。
その際、押下げ力は差込口19に差込されたドライバから
付与することができ、カム面24に案内されて回動力に変
えられるので、スリット端子3,3がテーパ壁面23から端
子侵入孔6に侵入し、心線保持溝7,7への心線c,cが圧入
されて接続されるに至る。スリット端子3,3は垂直壁面2
2,22で接続状態を保持され、心線端末は保持溝17,25で
保持される。端子接続ブロック4は係止突条18,18、27,
27の係合によって位置決めされる。
付与することができ、カム面24に案内されて回動力に変
えられるので、スリット端子3,3がテーパ壁面23から端
子侵入孔6に侵入し、心線保持溝7,7への心線c,cが圧入
されて接続されるに至る。スリット端子3,3は垂直壁面2
2,22で接続状態を保持され、心線端末は保持溝17,25で
保持される。端子接続ブロック4は係止突条18,18、27,
27の係合によって位置決めされる。
又、取外す場合には、係入受溝26にドライバー等の工具
先端を差込して持ちあげれば良い。
先端を差込して持ちあげれば良い。
斯る如く接続したコネクタ1を図示しないMFD装置へ接
触片40・・を介して接続することができる。
触片40・・を介して接続することができる。
上記一実施例において、MFDパッケージコネクタに端子
絶縁ブロック4を設けた場合を図示説明したが、スリッ
ト端子との組合せであれば各種コネクタに実施できるも
のである。又、上記一実施例で説明した係合構造は夫々
置換可能である。
絶縁ブロック4を設けた場合を図示説明したが、スリッ
ト端子との組合せであれば各種コネクタに実施できるも
のである。又、上記一実施例で説明した係合構造は夫々
置換可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、案内溝の奥部へ
係入された心線接続ブロックの円柱状のヒンジ片が、心
線接続ブロックの首部と絶縁ハウジングの抜け止め壁と
のテーパ面どうしの当接によって位置決めされて、その
回動の初期に絶縁ハウジングの底面と当接するカム面の
押し上げによって円弧状に形成された枢支溝へ嵌入され
て回動支点が定位置に固定されるため、心線がスリット
端子に圧入接続される際に心線接続ブロックの位置がず
れることがなく、円滑な回動によって確実な接続状態が
得られる。
係入された心線接続ブロックの円柱状のヒンジ片が、心
線接続ブロックの首部と絶縁ハウジングの抜け止め壁と
のテーパ面どうしの当接によって位置決めされて、その
回動の初期に絶縁ハウジングの底面と当接するカム面の
押し上げによって円弧状に形成された枢支溝へ嵌入され
て回動支点が定位置に固定されるため、心線がスリット
端子に圧入接続される際に心線接続ブロックの位置がず
れることがなく、円滑な回動によって確実な接続状態が
得られる。
また、心線をスリット端子に接続する際に、心線接続ブ
ロックの回動中心が固定されるため、絶縁ハウジングに
設けられた差込口にドライバ等の先端を差し込み、その
てこ作用を利用して小さな操作力で心線接続ブロックに
大きな押込力を付与することができる。
ロックの回動中心が固定されるため、絶縁ハウジングに
設けられた差込口にドライバ等の先端を差し込み、その
てこ作用を利用して小さな操作力で心線接続ブロックに
大きな押込力を付与することができる。
その結果、手指で押し込む場合のように操作力を軽減す
るために心線接続ブロックの前端からスリット端子まで
の寸法を長くする必要がなくコネクタを小型化でき、ま
た心線接続ブロックの心線挿入孔が設けられる一端面か
らスリット端子までの距離を小さくできるので心線の挿
入が容易となる。
るために心線接続ブロックの前端からスリット端子まで
の寸法を長くする必要がなくコネクタを小型化でき、ま
た心線接続ブロックの心線挿入孔が設けられる一端面か
らスリット端子までの距離を小さくできるので心線の挿
入が容易となる。
図面は本考案に係るスリット端子を有するコネクタの一
実施例を示し、第1図は同斜視図、第2図は端子接続ブ
ロックを反転した状態の斜視図、第3図及び第4図は端
子接続ブロックの係入状態の断面図、第5図乃至第7図
は心線接続状態の断面図、第8図は端子接続ブロックの
要部拡大側面図、第9図は絶縁ハウジングの分解斜視図
である。 1……コネクタ、2……絶縁ハウジング、3……スリッ
ト端子、4……端子接続ブロック、5……心線挿入孔、
6……端子侵入孔、7……心線接続溝、10……凹部、11
……上部開口部、12……抜け止め壁、15……案内溝、16
……枢支溝、19……差込口、20……ヒンジ片、21……首
部、24……カム面。
実施例を示し、第1図は同斜視図、第2図は端子接続ブ
ロックを反転した状態の斜視図、第3図及び第4図は端
子接続ブロックの係入状態の断面図、第5図乃至第7図
は心線接続状態の断面図、第8図は端子接続ブロックの
要部拡大側面図、第9図は絶縁ハウジングの分解斜視図
である。 1……コネクタ、2……絶縁ハウジング、3……スリッ
ト端子、4……端子接続ブロック、5……心線挿入孔、
6……端子侵入孔、7……心線接続溝、10……凹部、11
……上部開口部、12……抜け止め壁、15……案内溝、16
……枢支溝、19……差込口、20……ヒンジ片、21……首
部、24……カム面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中山 弘明 東京都港区芝1丁目8番19号 株式会社白 山製作所内 (72)考案者 平野 浩 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 松島 弘行 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 川上 富佐夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 山根 利博 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−64078(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁ハウジング2と、この絶縁ハウジング
2内に固設されて略U字形の心線接続溝7を有するスリ
ット端子3と、一端面から設けられる心線挿入孔5とこ
れに交差する下面から上記スリット端子3の侵入を許容
する端子侵入孔6とを有してスリット端子3の上位に押
込可能に装着される心線接続ブロック4とから構成され
るコネクタにおいて、 心線接続ブロック4の心線挿入孔5から離間する他端に
テーパ状に狭巾となる首部21が形成されその両側には一
対の円柱状のヒンジ片20、20が突設されるとともに該首
部21の中央下位にはカム面24が突設され、絶縁ハウジン
グ2の凹部10内に固設されたスリット端子3の後部には
両側からテーパ状に狭巾となる一対の抜け止め壁12、12
が突成され、抜け止め壁12、12の下位には案内溝15、15
が形成されその奥側には案内溝15、15よりも上方に円弧
状に切欠された一対の枢支溝16、16が連成されるととも
に、絶縁ハウジング2の後部上面には前方へ開口するド
ライバ等の差込口19が設けられて成り、 案内溝15、15の奥部へ係入されたヒンジ片20、20が首部
21と抜け止め壁12、12とのテーパ面どうしの当接によっ
て位置決めされて心線接続ブロック4の回動の初期に絶
縁ハウジング2の底面13と当接するカム面24の押上げに
よって枢支溝16、16へ嵌入し、ヒンジ片20、20を軸とし
て心線接続ブロック4がさらに回動されることで心線挿
入孔5の心線がスリット端子3に圧入接続されることを
特徴とするスリット端子を有するコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989049688U JPH0719089Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | スリット端子を有するコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989049688U JPH0719089Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | スリット端子を有するコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02140761U JPH02140761U (ja) | 1990-11-26 |
JPH0719089Y2 true JPH0719089Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31567596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989049688U Expired - Lifetime JPH0719089Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | スリット端子を有するコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719089Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3410670B2 (ja) * | 1998-12-24 | 2003-05-26 | オムロン株式会社 | 圧接結線用コネクタ |
JP2011119059A (ja) * | 2009-12-01 | 2011-06-16 | Yazaki Corp | 電線ホルダ |
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Family Cites Families (1)
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JPS5864078U (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-30 | 星電器製造株式会社 | 圧接コネクタ− |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1989049688U patent/JPH0719089Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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JPH02140761U (ja) | 1990-11-26 |
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