JPH0719060B2 - カバ−シ−ト剥離装置 - Google Patents

カバ−シ−ト剥離装置

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JPH0719060B2
JPH0719060B2 JP60148337A JP14833785A JPH0719060B2 JP H0719060 B2 JPH0719060 B2 JP H0719060B2 JP 60148337 A JP60148337 A JP 60148337A JP 14833785 A JP14833785 A JP 14833785A JP H0719060 B2 JPH0719060 B2 JP H0719060B2
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plate
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/16Coating processes; Apparatus therefor
    • G03F7/161Coating processes; Apparatus therefor using a previously coated surface, e.g. by stamping or by transfer lamination
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C63/00Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
    • B29C63/0004Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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Description

【発明の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本発明は、板材、例えば、版材の表面保護のために版材
の表面に密着して設けたカバーフイルムを版材から剥離
する装置、あるいは、プリント基板の板材所要面に支持
フイルム層と感光層からなる感光フイルムを粘着し、こ
のフイルム露光後に支持フイルムのみ、もしくは支持フ
イルムと感光層の未硬化部分を合せて剥離するための装
置などのカバーシート剥離装置に関する。
{従来の技術} 版材等の表面に密着されたカバーシートの剥離方法とし
て、例えば、特開昭51-9451号公報には、被剥離フイル
ムを所要面に粘着した板体を一方向に送り、その移動途
中に粘着面が被剥離フイルムの表面に向くように配備し
た粘着テープの粘着性を利用して該粘着テープと共にカ
バーフイルムを一体的に剥離するフイルムの剥離方法が
提案され、その具体的剥離方法は、該公報の第1,2,3図
から理解できる。
また、先に、本発明者らが特願昭59-223891号(特開昭6
1-103152号公報参照)として提案した方法及び装置は、
カバーシートの一端部幅方向に両面粘着テープを貼付
し、しかる後に該テープを該テープと良接着性の巻取部
材により巻取ることにより、該テープに粘着された状態
の上記カバーシートをその端部から順次剥離せしめるこ
とを特徴とするものである。
{発明が解決しようとする問題点} しかしながら、前記特開昭51-9451号公報に記載された
従来技術を用いて板材の表面に密着されたカバーフイル
ムの板材からの剥離を行なう場合、一般的に板材端部近
傍のカバーフイルムには、切断、梱包、運搬などのとき
に傷がつき易く、この傷が片面粘着テープの列間の特に
最初に剥離する側の端部にある場合には、剥離する際、
その傷の部分からカバーフイルムが裂けて一部板上に残
り、カバーフイルムを完全に剥離できないという問題点
を有する。
しかも、粘着面が被剥離フイルムの表面に向くよう配備
した片面粘着テープを被剥離フイルムの進行側部よりそ
の反対側の後端部に至る全長にわたって複数列圧着する
必要があり、仮にテープ列を第3図のごとく2列にした
としても、使用するテープの量は少なくなく、省資源化
に逆行する。
また、粘着テープが板体とともに所定量移動した後に粘
着テープを板体の進行方向と逆方向に引張って板体より
被剥離フイルムの先端部を剥離したのち、粘着テープを
引きとって被剥離フイルムより剥離するものであり、こ
のため揺動機構などが必要となり、装置シンプル化の面
でも不利である。
一方、先に本発明者らが特願昭59-223891号として提案
したものは、カバーシートの一端部の幅方向に両面粘着
テープを貼付ける際、テープ端が、一旦離型している離
型紙側に再密着することがあり、このような場合にはテ
ープ端が離型していない状態で板材の先端フイルム面上
にテープの貼付けが開始されるので、カバーフイルム
が、貼付け開始部からテープに粘着して順次剥離されて
テープと一体となって離型紙巻取り側に巻込まれるなど
して、貼付不良を起す場合があること、テープを切断す
る際、切断後のテープ端がナイフに粘着して離れず、次
に貼付ができなくなる場合があること、そして同じく切
断後にテープ側の残テープ端が長くなりすぎてテープ貼
付機を元の位置にリターンさせる場合、該テープ端が走
行中の板材面に粘着して版材の搬送トラブルが生じる場
合があること、などの問題点を有することが判明した。
本発明の目的は、上記のごとき従来技術および先願の問
題点を解消したカバーシートの剥離装置を提供せんとす
るものである。
{問題点を解決するための手段} 本発明は、上記の目的を達成するため、次記する通りの
構成を有するものである。
板材の表面に密着されたカバーシートを、該カバーシー
ト表面に貼付けした両面粘性の粘着テープの両面の粘着
性を利用して該粘着テープと共に一体的に剥離するカバ
ーシート剥離装置であって、 上記カバーシートが表面に密着された板材を搬送方向に
搬送せしめ、所定位置で停止させた後、その先端部を位
置決め固定する板材搬送手段と、 上記位置決め固定された板材の搬送方向先端部であっ
て、かつ、上記板材の幅に対応した位置で、上記粘着テ
ープのテープ端を把持すると共に該テープの貼付けが終
るまでその把持を継続するテープ端把持装置と、 上記板材の搬送方向先端部の幅方向に沿って、上記粘着
テープを押圧しつつ走行することにより、該粘着テープ
を上記カバーシートの幅方向に貼付せしめる両面粘着テ
ープ貼付部と、 上記板材の搬送方向先端部の幅方向外側において、上記
粘着テープの貼付端末を切断するカッターと、 上記両面粘着テープ貼付部が元の位置にリターンする
間、上記貼付端末で切り離された粘着テープ端を保持す
るテープ端セット部材と、 上記板材搬送手段の搬送方向側に設けられ、該板材搬送
手段によって搬出され上記粘着テープが貼付されたカバ
ーシートを、上記粘着テープ外表面を直接押圧しつつ回
転することにより、該粘着テープを巻き取って該粘着テ
ープに接着されたカバーシートを板材から剥離せしめる
カバーシート剥離部と、 上記カバーシートが剥離された板材を引取る板材引取部
と、 を備えたことを特徴とするカバーシート剥離装置であ
る。
本発明を実施例を用いて図面を参照しなが更に詳しく説
明する。
第1図は、本発明に係るカバーシート剥離装置の一実施
例の全体構成図であり、自動化された態様を示す。
第2図は、第1図のY−Y矢視図である。
第3図は、第2図のZ−Z矢視図である。
第4図(イ)(ロ)は、本発明装置に好ましく用いられ
るカッター形態図であり、(イ)は正面図、(ロ)は側
面図である。
第5図(イ)(ロ)は本発明装置に好ましく用いられる
テーブ端セット板の形態図であり、(イ)は正面図、
(ロ)は側面図である。
第6図は、本発明装置に好ましく用いられるテープ端把
持装置の構造図である。
第7図は、本発明装置に好ましく用いられるテープ端圧
着装置の構造図である。
第8図は、本発明装置に好ましく用いられるテープ端引
下げ装置の構成図である。
図において、まず、板材搬送手段から説明すると、1
は、後述するテープ貼付部に板材28を搬送せしめるコン
ベヤーであり、2は、該コンベヤー1に続いて設けられ
たガイド板、3は、コンベヤ1より搬送せしめられた板
材28の先端に当接して該板材28を停止、位置決めせしめ
るための爪状ストッパーであり、該爪状ストッパー3の
一端はストッパー支持軸3aを介してマグネット5と連結
され、該マグネット5の作用によりストッパー支点軸3a
を中心にして爪状ストッパー3を上方に持ち上げてい
る。
一方、該爪状ストッパー3の下端部であって、ストッパ
ー支点軸3aに対してマグネット5と反対の位置には、ス
プリング4が取付けられ、マグネット5が励磁されてい
ないときは、該スプリング4によって爪状ストッパー3
は下方に押し下げられている。即ち、板材28を停止せし
めている位置から爪状ストッパー3は解舒されている。
また、コンベヤー1の上方には、セットロール6がマグ
ネット7により上下動自在に取付けられており、コンベ
ヤー1により搬送される板材28をコンベヤー1との間で
把持固定するようにされている。
8は、リミットスイッチであり、爪状ストッパー3の位
置に複数個(第2図では2個所)設置されている。以上
が板材搬送手段である。
次に、両面粘着テープ貼付部について説明する。
第1図、第2図において、22はフレームであり、該フレ
ーム22には、ガイドバー19が該フレームの水平方向に、
かつコンベヤ1によって供給される板材28の搬送方向と
直角な方向に取付けられている。該カイドバー19には、
該ガイトバー19に沿ってガイドされるプレート17が懸垂
され、さらにプレート17には支点軸15aを中心としてプ
レート15が回動自在に取付けられている。
プレート15の支点軸15a側と反対側の上部端には、プレ
ート突出部16cが突出しており、プレート17に取付けら
れたセット用板バネ18に該突出部16cが係止され、した
がって、プレート15の回動が、該セット用板バネ18とプ
レート突出部16cとによって阻止されるようになってい
る。
一方、プレート15には、両面粘着テープ29の取付けロー
ル9、および該両面粘着テープ29の離型紙35の巻取りロ
ール10が設置され、両面粘着テープ取付けロール9と離
型紙巻取りロール10の間には、前記したストッパー3に
より搬送され、停止、位置決めされた板材の先端の上面
に当接される位置に、クッション材11aを有するテープ
貼付傾斜板11が、プレート15に取付けられている(第3
図参照)。テープ貼付傾斜板11の先端部は離型紙35がし
ごかれて該両面粘着テープ29から離型し易いように鋭角
になっている。クッション材11aは被貼付側面が多少凹
凸又は傾きがあってもそのクッション性でスムースに該
両面粘着テープ29を該被貼付面に貼付けるためのもので
ある。
さらに、該テープ貼付傾斜板11の下面よりやや上方に下
面が位置するように、ガイドロール12が、テープ貼付傾
斜板11に近接して、プレート15に取付けられている。
また、テープ貼付傾斜板11と若干離して、第5図に示す
如きの鋸刃状テープ端セット板30を配置し、更に該セッ
ト板30に近接して、第4図に示される如きのナイフの刃
部のみ以外の面が非粘着性物で出来たカッター用カバー
13aでカバーされた突刺し型カッター13、およびガイド
板2の上を摺動するスライドガイド板14がプレード15に
取付けられている。
該カッター13は、両面粘着テープ29を板材28の先端部に
貼付たのちに、該粘着テープ29を切断せしめるためのも
のであり、カッター13の刃部以外は、非接着性の物でカ
バーされているので、両面粘着テープをカット時に該テ
ープがカッター13に付着することはなく、かつカッター
は剣状に山形になっており、突刺ししながらカットする
のでテープがたるんでも容易にカットできる。
また、テープ端セット板30はテープ29の切断時におい
て、該テープを切断しやすいように刃先のすべり止め効
果でテープを緊張させることと、両面粘着テープ29切断
後、後述のテープ端押上装置37で該テープ29の切断端を
圧着保持するためのものである。上記テープ端セット板
30は、鋸刃状になっており、テープ端との接触部が連続
でなく、かつ接触面積が極めて少ないので、テープ端把
持装置32でテープ端を把持して外すとき、容易にこれを
行なうことができる。
一方、ガイドプレート15の支点軸15a下端部にはコ字状
のプレート突出部16bを有している。該プレート突出部1
6bは、フレーム22に取付けられたリミットスイッチ21a
と接触する位置にある。ガイドプレート15がガイドバー
19に沿って移動する時、ガイドロール12は、フレーム22
に取付けられ、上面が内側に向って下方に傾斜せしめら
れた傾斜面を有する傾斜ガイド板21の傾斜面に係合する
ようになっている。
また、セット用板バネ18と係合するプレート突出部16c
の下端部には、上面が外側に向って下方に傾斜せしめら
れたプレート突出部16aが設けられており、該プレート
突出部16aの傾斜面は、同じくフレーム22に取付けられ
た下面が内側に向って上向きに傾斜する傾斜面をもった
傾斜ガイド板20の傾斜面と係合するようになっており、
またプレート突出部16aの先端部は、フレーム22に設け
られたリミットスイッチ20aと接触する。
フレーム22の中段上方には、ガイバー31が取付けられ、
リミットスイッチ34が任意の位置に該ガイドバー31に沿
ってスライド移動できるようにしてあり、該リミットス
イッチ34は、プレート17の下面に設けられた突出部17a
と係合するように配置されている。これは、板材幅に応
じてテープ貼付開始位置を決めるためのものである。
また更に、フレーム22の中段下方には、ガイドバー33が
取付けられ、テープ端把持装置32が、該ガイドバー33に
沿って任意の位置にスライド移動できるようにしてあ
る。これは、テープ貼付開始位置で貼付機が一端停止し
た時、テープ端を把持してテープを貼り終るまでその把
持を継続するためのものである。
該テープ端把持装置32の構造は、例えば、第6図に示す
如く、下受け板40上に取付けられた非粘着性クッション
板40a、スリット状の貫通長穴を有する回転軸41のスリ
ット長穴にMD方向にスライドできるように組込まれ、上
下動軸39aを有し、非接着剤が下面側に塗布された上押
え板39、上下動軸39aを傾斜カム43を介して上下動軸39a
が結合部で回転できるように取付けられたバー44、バー
44と結合部で回転できるように取付けられ下部に一方が
固定されたスプリング45を有する上下動ソレノイド42で
構成されている。
テープ29の端部は、非接着クッション板40aと上押え板3
9の非接着剤塗布面側との間に挟まれて把持できるよう
になっている。
上押え板39は、上下動ソレノイド42の上昇動作によって
バー44により傾斜カム43に案内されて上昇しつつ案内回
転軸41を支点として回転しながら、案内回転軸41のスリ
ット長穴内を滑りながら進み、最終的には、非接着剤40
a上に重なり押圧してテープ29端部を把持できるように
してある。このテープ端部の把持の解除、すなわち、上
押え板39の下降は、プレート突出部16bがリミットスイ
ッチ21aに接触してソレノイド42が励磁されなくなって
スプリング45で引下げられることにより行なわれるよう
にしてある。
前記傾斜ガイド板21には、テープ端圧着装置36が配置さ
れている。このテープ端圧着装置36は、テープ切断後の
両面テープ取付ロール9側の垂れ下ったテープ端を前述
の鋸刃状テープ端セット板30の鋸刃状先端部に当接し、
該テープ端を該鋸刃状先端部で接着又は突刺して固定状
態にするためのものである。該テープ端圧着装置36の構
造は、例えば、第7図に示す通りで、ソレノイド46の上
下動部47の先端に非粘着性クッション板48がセットして
あり、上下動部47下側はスプリング49でセットされてお
り、ソレノイド46の上昇作用で上下動部47が上昇し、テ
ープ29端をクッション板48で鋸刃状テープ端セット板30
の鋸刃状先端部に押し上げ、該テープ端をセットしてか
らスプリング49で上下動部47が下降し元の位置に戻るよ
うにしてある。
一方、傾斜ガイド板20側には、テープ端引下げ装置37が
設置してある。これは前記した鋸刃状先端部で接着又は
突刺して固定状態にされたテープ端を、テープ傾斜板11
と鋸刃状テープセット板30の間の位置で吸引して下側に
たるませ、該テープ端を前述のテープ把持装置32が挟ん
で把みやすいようにするためのものである。その構造
は、例えば、第8図に示す通りで、ソレノイド50上下動
部51に吸引ノズル52がセットされ、該吸引ノズル52は真
空ポンプ53とフレキシブルホース54を介して接続され、
ソレノイド上下動部51の下側はスプリング55でセットさ
れており、ソレノイド50の上昇作用でテープ29端に吸引
ノズル52がテープ29端に接し真空ポンプ53で該テープを
吸引しながら、またスプリング55で下方に引き下げら
れ、吸引ノズルが元の位置に戻り吸引も止り、テープ29
端の吸引引下げ動作が終るようにしてある。
以上が両面粘着テープ貼付部の構造である。
さらに次に、カバーシート剥離部と、板材引取部の構造
について説明する。
前記した板材搬送手段、両面粘着テープ貼付部の次に
は、板材の搬送方向にガイド板26を介してスポンジなど
の表面に弾性体が捲回された回転体弾性ロール24により
サーフエイスドライブされる紙管などの巻取体23が設け
られ、上記搬送される板材のテープ外表面を直接押圧し
つつ回転して該テープを接着により巻取って該テープに
粘着されたカバーシートを板材から剥離せしめるカバー
シート剥離部が組込まれている。上記の如く、カバーシ
ート巻取り駆動ロールに柔らかい弾性のあるスポンジロ
ールなどの弾性体を用いているので、巻取紙管にカバー
シートの幅の差による巻取り段差ができても、ニップ圧
と弾性体の弾性力により、巻取り紙管側に充分カバーシ
ートを順次剥離しながら巻取ることができる。
このカバーシート剥離部の次には、該剥離部からのカバ
ーシートが剥離された板材が引き取られるニップロール
対25などの板材引取部が組込まれている。巻取体23の板
材出側には、MD方向に傾斜した傾斜プレート38が配置し
てある。これは、カバーシート剥離時にカバーシートが
剥離された板材が上方に浮上っても該板材先端部が上記
傾斜プレート38にスライドして案内されて次のニップロ
ール25対に挿入できるようにするためのものである。な
お、27は、本体フレームであり、板材搬送部、両面粘着
テープ貼付部、カバーシート剥離部、板材引取部がすべ
てこのフレーム本体27に取付けられている。
{作用} 次に、前記した装置の作用について説明する。
第1図において、カバーシートで表面が覆われた所望の
長さ、幅をもった板材28は、セットロール6がマグネッ
ト7によって上方に上げられ、爪状ストッパー3がスト
ッパー支点軸3aを介してマグネット5により上方向に上
げられる状態で、コンベヤー1により搬送される。ここ
で、板材28は、あとで板材28に貼付けられる両面粘着テ
ープ29の端末がカットできるように、あらかじめ定めら
れた板材28の進行方向右側面がガイド板2の右側側面と
合致するように、コンベヤー1上の位置に置かれる。コ
ンベヤー1により搬送され、爪状ストッパー3で一時進
行が阻止されながら、移動を続けるコンベヤー1と爪状
ストッパー3によって、板材28の先端は、TD方向に整え
られ、2個のリミットスイッチ8が同時に感知すること
により、この整え動作が完了する。
コンベヤー1が停止し、マグネット7がOFFとなり、セ
ットロール6が下動して板材28をコンベヤー1との間で
把持固定し、一方、爪状ストッパー3は、スプリング4
で下方に下げられて、板材28の先端位置決めと板材の固
定動作が完了する。
次に、両面粘着テープ29の貼付け動作が始まる。両面粘
着粘着テープ29の貼付部は、あらかじめ待機位置である
傾斜ガイド板20側に移動されており、プレート突出部16
aと傾斜ガイド板20との接触で、プレート突出部16cは、
セット用板バネ18から外れ、プレート15は支点軸15aを
支点にしてプレート突出部16a側が下がっている。そし
て、後述のテープ切断後、その垂れ下がったテープ切断
後の両面テープ取付ロール9側のテープ端を、テープ端
圧着装置36で鋸刃状テープ端セット板30の鋸刃先端部に
当接して接着又は突刺して固定状態となし、該固定状態
のテープ端部をテープ端引下げ装置37で引取り、引下げ
てテープ貼付傾斜板11と鋸刃状テープセット板30の間で
下側にたるませ、テープ端把持装置32がつかみ易い状態
にしておく。
また一方、板材28の幅に対応してあらかじめテープ貼付
開始位置を次のようにして設定しておく。すなわち、ガ
イドバー31の所定の位置に、リミットスイッチ34を移動
位置決めするとともに、ガイドバー33の所定の位置にテ
ープ端把持装置32を移動して位置決めしておく。
このような状態から前述の板材28先端位置決め固定動作
に引き続き、両面粘着テープ29の貼付部が、傾斜ガイド
板21側にガイドバー19に沿って案内される。ガイドロー
ル12は、ガイド板2の面上をTD方向に走行し(第3図参
照)、リミットスイッチ34によって一時停止され、テー
プ端部がテープ貼付傾斜板11と鋸刃状テープセット板30
の間でテープ把持装置32によりはさまれ、引き下げら
れ、把持されてから再び走行する。このとき、板材28に
テープ貼付傾斜板11が接触するので、径の小さいガイド
ロール12は板材28の表面から少し浮き上がった状態にあ
る。この状態において、あらかじめセットされた両面粘
着テープ29が板材28上のカバーシート先端部面上に、テ
ープ貼付傾斜板11の主としてクッション材11aによって
押圧されつつ貼付けられ、一方、離型紙35は、離型紙巻
取ロール10に巻取られる。
スライド板14が板材28の終端を離れた瞬間、プレート15
は、支点軸15aを支点として、カッター13側が落下し、
両面粘着テープ29の貼付端末はカッター13により切断さ
れる。
次に、ガイドロール12が傾斜ガイド板21上面に達して、
この落下が止まる。更に、傾斜ガイド板21の傾斜面上を
ガイドロール12が昇っていくと、支点軸15aを支点とし
てプレート突出部16c側が上昇し、プレート突出部16cが
セット用板バネ18にセットされる。
更に、プレート突出部16bがリミットスイッチ21aに接触
すると、テープ切断後の両面テープ取付ロール9側の垂
れ下ったテープ端をテープ端圧着装置36の上下動作で押
し上げて、鋸刃状テープ端セット板30の鋸刃状先端部に
当接して、該鋸刃状先端部に接着又は突刺さしてから、
両面粘着テープ貼付部は、進行方向が逆転され、ガイド
バー19に沿って逆方向に案内されて傾斜ガイド板20側に
進み、プレート突出部16a上面が傾斜ガイド板20下側傾
斜面に接触し、プレート15は、支点軸15aを支点として
プレート突出部16c側が下がり、プレート突出部16cがセ
ット用板バネ18から外れて、ガイドロール12がガイト板
2上面に当り、プレート15の落下が阻止される。
更に、プレート突出部16aの先端がリミットスイッチ20a
に接触すると、両面粘着テープ貼付部は、逆転方向の進
行が停止され、元の待機位置となり、鋸刃状テープ端セ
ット板30の鋸刃状先端部に接着または突刺されたテープ
端部をテープ端引下げ装置37で吸引し、引下げてテープ
端部をテープ貼付傾斜板11と鋸刃状テープセット板30の
間で下側にたるませ、テープ端把持装置32が把み易い状
態にして両面粘着テープ貼付部の動作が終了する。次に
最終のカバーシート剥離巻取り部の作用を説明する。
両面粘着テープ29の貼付部のテープカット動作が終り、
該貼付部のリターン開始と同時に、コンベヤー1、スポ
ンジロール24、および引取ロール対25が回転を始め、両
面粘着テープ29が先端部分TD方向にカバーシート上に貼
られた板材28の搬送が開始される。該カバーシートを順
次剥離し、巻取っていく。
板材28の端末が爪状ストッパー3の部分を通過すると、
リミットスイッチ8が働き、マグネット5を働かせ、ス
トッパー支点軸3aを介して爪状ストッパー3を上方に移
動させ、元の位置に復帰させる。同様に、セットロール
6もマグネット7を働かせることによって上昇させ、元
の位置に復帰させる。
以上で一連の動作が完了し、これを制御装置により順次
繰り返して連続的に板材のカバーシートの剥離巻取を行
なう。
上記の実施例において、クッション材11a付テープ貼付
板11は、カバーシートを押圧しつつスライドする板を示
したが、これに限定されるものではなく、押圧しつつ回
転するローラ(クッション性を有するものが望ましい)
で、該カバーシートの一端部幅方向に両面粘性のテープ
を貼付けせしめるテープ貼付けローラであってもよい。
また、テープ貼付け部に装着したカッター13は、テープ
貼付け端末で切り離す部分に、刃を上向きにして装置本
体側に固定し、その刃の上にテープ側を落下させ、テー
プを刃に対して押え付けるようにしてテープを切断せし
める態様であってもよい。
また、カッター13の刃先端部以外の面の非接着性カバー
の代りに非接着材を塗装してもよい。
一方、上記実施態様においては、テープ端把持装置32、
およびリミットスイッチ34の板材28の幅に対応する位置
決めを手動式で示したが、別に板材幅を検知して、自動
的に位置決めするようにしてもよく、また、板材サイズ
に対応する数だけ、あらかじめテープ端把持装置32を固
定して取付けてもよい。
さらに、テープ端把持装置32は、テープをはさむ方式を
採用したが、吸引する方式であってもよい。
さらにまた、テープ端引下げ装置は、吸引式を採用した
が、エアー吹付式、または機械的にひっかけて下げる方
式としてもよい。
テープ端セット板30は、鋸刃状を示したが、先端が針状
であってもよい。
そして、各リミットスイッチ類は光電スイッチなど他の
検知器を用いてもよい。
{効果} 本発明は、上記の構成を有するため、次のごとき優れた
効果を奏する。
板材のカバーシート先端部TD方向に連続して両面粘着テ
ープを貼付け、この粘着テープを介してカバーシートを
剥離するので、この部分に断裁、梱包、運搬などによる
傷が生じても、完全に剥離することができる。
テープ端把持装置32を準備しているので、任意の板材幅
に対して両面粘着テープを貼付けることができる。
テープ端セット板30にテープ端圧着装置36でカット後の
テープ端をセットするので、該テープ端が長くなって
も、たれ下がることがなく、テープ貼付部が待機側にリ
ターンする時に走行中の板材表面にテープ端がたれ下が
り、テープ端が板材28の不要な表面に付着して搬送トラ
ブルを生じるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るカバーシート剥離装置の一実施
例の全体構成図であり、自動化された態様を示す。 第2図は、第1図のY−Y矢視図である。 第3図は、第2図のZ−Z矢視図である。 第4図(イ)(ロ)は、本発明装置に好ましく用いられ
るカッター形態図であり、(イ)は正面図、(ロ)は側
面図である。 第5図(イ)(ロ)は本発明装置に好ましく用いられる
テープ端セット板の形態図であり、(イ)は正面図、
(ロ)は側面図である。 第6図は、本発明装置に好ましく用いられるテープ端把
持装置の構造図である。 第7図は、本発明装置に好ましく用いられるテープ端圧
着装置の構造図である。 第8図は、本発明装置に好ましく用いられるテープ端引
下げ装置の構成図である。 図面中の符号の説明 1:コンベヤー、2:ガイド板 3:爪状ストッパー、3a:ストッパー支点軸 4:スプリング、5,7:マグネット 6:セットロール 8,20a,21a:リミットスイッチ 9:両面テープ取付ロール 10:離型紙巻取ロール 11:テープ貼付傾斜板 12:ガイドロール、13:突刺し型カッター 13a:カッター用カバー 14:スライドガイド板 15:プレート、15a:支点軸 16a,16b,16c:プレート突出部 17:プレート 17a:プレート突出部 18:セット用板バネ、19:ガイドバー20, 21:傾斜ガイド板 22:フレーム、23:巻取紙管 24:弾性ロール、25:引取ロール対 26:ガイド板、27:本体フレーム 28:板材、29:両面粘着テープ 30:テープ端セット板 31:ガイドバー 32:テープ端把持装置 33:ガイドバー 34:リミットスイッチ、35:離型紙 36:テープ端圧着装置 37:テープ端引下げ装置 38:傾斜プレート 39:上押え板、39a:上下動軸 40:下受板 40a:非粘着クッション板 41:案内回転軸、42:上下動ソレノイド 43:傾斜カム、44:バー 45,55:スプリング 46:ソレノイド 47,51:上下動部 48:非接着性クッション板 49:スプリング、50:ソレノイド 52:吸引ノズル、53:真空ポンプ 54:フレキシブルホース
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−9451(JP,A) 特開 昭52−16538(JP,A) 特開 昭59−154447(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板材の表面に密着されたカバーシートを、
    該カバーシート表面に貼付けした両面粘性の粘着テープ
    の両面の粘着性を利用して該粘着テープと共に一体的に
    剥離するカバーシート剥離装置であって、 上記カバーシートが表面に密着された板材を搬送方向に
    搬送せしめ、所定位置で停止させた後、その先端部を位
    置決め固定する板材搬送手段と、 上記位置決め固定された板材の搬送方向先端部であっ
    て、かつ、上記板材の幅に対応した位置で、上記粘着テ
    ープのテープ端を把持すると共に該テープの貼付けが終
    るまでその把持を継続するテープ端把持装置と、 上記板材の搬送方向先端部の幅方向に沿って、上記粘着
    テープを押圧しつつ走行することにより、該粘着テープ
    を上記カバーシートの幅方向に貼付せしめる両面粘着テ
    ープ貼付部と、 上記板材の搬送方向先端部の幅方向外側において、上記
    粘着テープの貼付端末を切断するカッターと、 上記両面粘着テープ貼付部が元の位置にリターンする
    間、上記貼付端末で切り離された粘着テープ端を保持す
    るテープ端セット部材と、 上記板材搬送手段の搬送方向側に設けられ、該板材搬送
    手段によって搬出され上記粘着テープが貼付されたカバ
    ーシートを、上記粘着テープ外表面を直接押圧しつつ回
    転することにより、該粘着テープを巻き取って該粘着テ
    ープに接着されたカバーシートを板材から剥離せしめる
    カバーシート剥離部と、 上記カバーシートが剥離された板材を引取る板材引取部
    と、 を備えたことを特徴とするカバーシート剥離装置。
JP60148337A 1985-07-08 1985-07-08 カバ−シ−ト剥離装置 Expired - Lifetime JPH0719060B2 (ja)

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JPS519451A (en) * 1974-07-12 1976-01-26 Nitto Electric Ind Co Fuirumuno hakurihoho
JPS5216538A (en) * 1975-07-31 1977-02-07 Fuji Photo Film Co Ltd Method for peeling off a flexible film
JPS59154447A (ja) * 1983-02-22 1984-09-03 Hitachi Chem Co Ltd 印刷配線板用基板に貼合されたカバ−フイルム付感光性樹脂フイルムのカバ−フイルム剥離方法

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