JP2533008Y2 - 両面粘着シート貼り付け装置 - Google Patents

両面粘着シート貼り付け装置

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JP2533008Y2
JP2533008Y2 JP6497293U JP6497293U JP2533008Y2 JP 2533008 Y2 JP2533008 Y2 JP 2533008Y2 JP 6497293 U JP6497293 U JP 6497293U JP 6497293 U JP6497293 U JP 6497293U JP 2533008 Y2 JP2533008 Y2 JP 2533008Y2
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JP
Japan
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double
adhesive sheet
sensitive adhesive
release paper
roller
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6497293U
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JPH0730248U (ja
Inventor
則之 石井
昭男 住山
展敬 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHII MANUFACTURING CO., LTD.
Nichias Corp
Original Assignee
ISHII MANUFACTURING CO., LTD.
Nichias Corp
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Publication date
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、片面に離型紙が被着さ
れた両面粘着シートを所定長さに切断して被貼着物面に
貼り付ける両面粘着シート貼り付け装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】両面粘着シートまたは両面粘着テープ等
の貼り付け装置として、従来から種々の装置が提案され
ている。これらの両面粘着シート貼り付け装置は、連続
して供給される片面離型紙付きの帯状粘着シートの切
断、離型紙の剥離、切断された粘着シート部材の貼り付
け、離型紙の巻取り等を自動的に行うものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記両面粘着シート貼
り付け装置において、離型紙を連続して巻取りロールに
巻取れるようにするには、粘着シートを切断する際に、
離型紙を切断しないようにする必要があるが、例えば、
特開昭60−197565号公報や実開昭62−144
268号公報に開示されているように、ロールカッター
を用いる切断機構では、離型紙を残して粘着シートのみ
を切断するためのカッターの刃の喰い込み量の微調が極
めて難しく、僅かな誤差で離型紙まで切断してしまうと
いう欠点がある。
【0004】一方、あらかじめ離型紙を剥離した後に粘
着シートを切断することもできるが、この場合には離型
紙を剥離した両面粘着シートの搬送・取り扱いに支障を
きたし易い。また、上記のいずれの方法をとるにして
も、ロールカッター等の剪断力に切断を行うカッターを
用いた共通の問題点として、カッターの刃に粘着剤が付
着することにより、切り味が低下しやすい点が挙げられ
る。さらに、従来のこの種の両面粘着シート貼り付け装
置は構造が複雑なものが多い。
【0005】
【考案の目的】本考案は、上述した問題を解決するため
になされたものであって、容易に離型紙を残して粘着シ
ートのみを切断したあと、それを被粘着物面に貼り付け
ることができ、しかも刃に粘着剤が付着することにより
切れ味が低下するということのないカッターを有し、か
つ離型紙を剥離するための特別な手段を必要とせず、構
造が簡単な両面粘着シート貼り付け装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案による両面粘着シ
ート貼り付け装置は、片面に離型紙が被着された両面粘
着シートを供給ローラから巻取りローラへ向けて走行さ
せるシート搬送用ローラ機構と、前記両面粘着シートの
走行路に対して変位自在に設けられ、離型紙に被着され
ている状態の両面粘着シートを離型紙を切断することな
く所定長さ部位で溶断するためのヒートカッター機構
と、前記シート搬送用ローラ機構に同期して被貼着物を
搬送するコンベヤ機構と、前記両面粘着シートの走行路
に移動自在に設けられ、前記ヒートカッター機構により
溶断された両面粘着シートをその走行方向前端部位で離
型紙の外側からコンベヤ上の被粘着物に圧着させる貼り
付け用ローラ機構と、前記コンベヤ機構により搬送され
る被貼着物の搬送位置を検知し、その検知信号により前
記シート搬送用ローラ機構の起動・停止ならびに貼り付
け用ローラ機構の移動を操作する制御機構用センサ部材
とを備えていることを要旨としている。
【0007】
【作用】前記構成にあっては、離型紙に被着された両面
粘着シートは、ヒートカッターで溶断されるので、カッ
ターの先端を鋭利なものとする必要がなく離型紙が切断
されることはない。また、所定長さに溶断された両面粘
着シートは、その走行方向前端部位で離型紙の外側から
ベルト上の被貼着物表面に圧着された後、自動的に離型
紙から剥離されながら、被貼着物表面に貼り付けられる
とともに離型紙は巻取りローラに巻取られる。
【0008】
【実施例】以下に実施例を用いて本考案の両面粘着シー
ト貼り付け装置をさらに詳しく説明する。図1の
(A),(B),(C),(D),(E),(F),
(G)は前記両面粘着シート貼り付け装置の主要部の構
成ならびに作動順序を模式的に示したものである。同図
において、1は供給ローラ、2はガイドローラ、3は巻
取りローラであり、これらローラを含むシート搬送用ロ
ーラ機構により、片面に離型紙4が被着された両面粘着
シート5が前記供給ローラ1から巻取りローラ3に向け
て走行されるようになっている。
【0009】前記離型紙付き両面粘着シート5の走行路
の所定部位には、前記離型紙4に被着された両面粘着シ
ート5を溶断するためのヒートカッター機構が設けられ
ている。6は前進後退自在のヒートカッターである。ま
た、前記離型紙付き両面粘着シート5の走行路の所定部
位には、両面粘着シートを後記する被貼着物に圧着させ
て貼り付けるための貼り付け用ローラ機構が設けられて
いる。7は昇降自在な貼り付け用ローラである。
【0010】前記貼り付け用ローラ7と対向する部位に
は、被貼着物8a〜8cを搬送するための無端型コンベ
ヤ機構が配置されている。9はそのコンベヤベルトであ
る。前記コンベヤベルト9の走行路の所定部位には、コ
ンベヤ上に載置されている被貼着物8a〜8cの位置を
検知するセンサ10が配設され、その検知信号は制御機
構に入力され、前記シート搬送用ローラ機構の起動・停
止ならびに貼り付け用ローラ機構におけるローラ7の昇
降操作が行われるようになっている。前記両面粘着シー
ト貼り付け装置による両面粘着シートの貼り付けは、以
下のように行われる。
【0011】まず、コンベヤ9上に被貼着物8a〜8c
を一定間隔で載置しておく。そこで、図1(A)〜
(C)に示すように、ヒートカッター機構を駆動し、そ
のヒートカッター6により、両面粘着シート5を離型紙
4を残して所定長さ位置で2箇所溶断する。ここまでの
操作は、前記両面粘着シート貼り付け装置の運転を開始
するための準備工程であり、手動で行われる。
【0012】装置の運転が開始されると、コンベヤ9は
被貼着物8a〜8cを搬送する。ここで図1(D)に示
すように、センサ10が、例えば両面粘着シートを貼り
付けるべき被貼着物8aの次の被貼着物8bの先端を検
知すると、その検知信号により、貼り付け用ローラ7が
下降するとともに供給ローラ1および巻取りローラ3を
含むローラ機構が駆動され、所定長さに溶断されている
両面粘着シート5aはその走行方向の前端部位が離型紙
の外側から被粘着物8aに圧着され、所定長さに溶断さ
れている両面粘着シート5aの貼り付けが開始され、図
1(E)に示すように、貼り付け用ローラ7、巻取りロ
ーラ3およびコンベヤ9の働きにより、両面粘着シート
5aの貼り付け、離型紙4の剥離ならびに離型紙4の巻
取りが同時に行われる。
【0013】被貼着物9aへの両面粘着シート5aの貼
り付けが終了し、図1(F)に示すようにセンサ10が
次の両面粘着シートを貼り付けるべき被粘着物8bの後
端を検知するとその検知信号により前記貼り付け用ロー
ラ7が上昇するとともに供給ローラ1および巻取りロー
ラ3が停止され、ヒートカッター6が前進して両面粘着
シート5を離型紙4を残して溶断する。
【0014】この状態においても、コンベヤ9は停止せ
ずに被貼着物の搬送を続け、センサ10が両面粘着シー
トを貼り付けるべき被貼着物8bの次の被貼着物8cの
先端を検知すると、その検知信号によりヒートカッター
6が後退し、貼り付け用ローラ7が降下するとともに供
給ローラ1および巻取りローラ3が起動し、所定長さに
溶断されている両面粘着シート5bの貼り付けが開始さ
れる。
【0015】
【考案の効果】以上の説明から理解されるように本考案
の両面粘着シート貼り付け装置は、以下の利点を有して
いるる (1)ヒートカッターを使用しているため、容易に離型
紙を残して両面粘着シートのみを溶断することができ、
刃の喰い込み量の微調整の必要がない。 (2)ヒートカッターを使用しているため、刃に粘着剤
が付着することによる切れ味の低下という問題を生じな
い。 (3)貼り付け用ローラ、巻取りローラおよびコンベヤ
の働きにより、両面粘着シートの貼り付け、離型紙の剥
離および離型紙の巻取りが同時に行われるため、離型紙
を剥離するための特別な手段を必要としない。 (4)コンベヤ上の被貼着物の位置をセンサで検知し、
その検知信号により供給ローラ、巻取りローラの起動・
停止および貼り付け用ローラの昇降が制御されるため、
運転工程中のデッドタイムがなく、作業効率がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す両面粘着シートの貼り
付け装置の主要部の側面図である。(A)〜(G)は作
動順序を示している。
【符号の説明】
1 供給ローラ 2 ガイドローラ 3 巻取りローラ 4 離型紙 5 両面粘着シート 5a,5b 所定長さに溶断された両面粘着シート 6 ヒートカッター 7 貼り付け用ローラ 8a〜8c 被貼着物 9 ベルトコンベヤ 10 センサ
フロントページの続き (72)考案者 石井 則之 埼玉県草加市新里町29−1 株式会社石 井製作所内 (72)考案者 住山 昭男 東京都江戸川区上一色2−14−20 (72)考案者 山本 展敬 東京都目黒区目黒本町5−27−16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に離型紙が被着された両面粘着シー
    トを供給ローラから巻取りローラへ向けて走行させるシ
    ート搬送用ローラ機構と、前記両面粘着シートの走行路
    に対して変位自在に設けられ、離型紙に被着されている
    状態の両面粘着シートを離型紙を切断することなく所定
    長さ部位で溶断するためのヒートカッター機構と、前記
    シート搬送用ローラ機構に同期して被貼着物を搬送する
    コンベヤ機構と、前記両面粘着シートの走行路に移動自
    在に設けられ、前記ヒートカッター機構により溶断され
    た両面粘着シートをその走行方向前端部位で離型紙の外
    側からコンベヤ上の被粘着物に圧着させる貼り付け用ロ
    ーラ機構と、前記コンベヤ機構により搬送される被貼着
    物の搬送位置を検知し、その検知信号により前記シート
    搬送用ローラ機構の起動・停止ならびに貼り付け用ロー
    ラ機構の移動を操作する制御機構用センサ部材とを備え
    ていることを特徴とする両面粘着シート貼り付け装置。
JP6497293U 1993-11-10 1993-11-10 両面粘着シート貼り付け装置 Expired - Lifetime JP2533008Y2 (ja)

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JP6497293U JP2533008Y2 (ja) 1993-11-10 1993-11-10 両面粘着シート貼り付け装置

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JP6497293U JP2533008Y2 (ja) 1993-11-10 1993-11-10 両面粘着シート貼り付け装置

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Publication Number Publication Date
JPH0730248U JPH0730248U (ja) 1995-06-06
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JP5572036B2 (ja) * 2010-08-26 2014-08-13 川崎重工業株式会社 テープ貼付装置

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JPH0730248U (ja) 1995-06-06

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