JP4322557B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents
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Description
本発明は、被貼付物にラベルを貼付するラベル貼付装置およびラベル貼付方法に関し、特に台紙なしラベルを切断した単葉ラベルを吸引作用によって保持した状態で搬送して単葉ラベルを貼付するラベル貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一対のローラ間に掛け渡された複数の丸ベルトからなる搬送部と、吸引作用により搬送部にラベルを保持するためのファンとを備え、搬送部の一端側のローラから供給されたラベルをファンの吸引作用によって丸ベルトの下面に吸着して他端側のローラまで搬送し、ラベルを搬送部の他端側のローラから繰り出して被貼付物に貼付するラベル貼付装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなラベル貼付装置は、コンベア等で搬送される被貼付物にラベルを貼付するために用いられ、コンベアによって搬送されてくる被貼付物を検知することで、搬送部からのラベルの繰り出しタイミングを決定し、被貼付物の所定位置にラベルを貼付するように制御されている。
【0004】
搬送部からのラベルの繰り出しタイミングの決定方法としては、印字されたラベルを搬送部に保持した状態で搬送部の駆動を停止させておき、被貼付物の検知後に、搬送部によってラベルを繰り出す方式(以下、先出し方式と称す)と、被貼付物の検知後に、ラベルへの印字および搬送部による搬送を行ってラベルを繰り出す方式(以下、後出し方式と称す)とが存在するが、先出し方式のラベル貼付装置では、印字されたラベルを搬送部に予め保持する必要があり、貼付作業終了時にラベル1枚が無駄になってしまうため、ユーザには、後出し方式のラベル貼付装置が好まれる傾向がある。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−171152 号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、後出し方式のラベル貼付装置においては、搬送部に印字されたラベルを保持させる際に時間的誤差が発生するため、ラベルが所定位置からずれて貼付されてしまうという問題点であり、特に、台紙に仮着されていない台紙なしラベルを使用する場合には、印字後に行う必要があるラベルの切断動作の時間的誤差が大きく、ラベルが所定位置から大きくずれて貼付されてしまうという問題点があった。
【0007】
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、搬送部に印字されたラベルを保持させる際の時間誤差や、印字後に行うラベルの切断動作の時間誤差が発生しても、被貼付物の所定位置にラベルを正確に貼付することができる後出し方式のラベル貼付装置およびラベル貼付方法を提供する点にある。
【0008】
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、帯状の台紙なしラベルを単葉ラベルに切断する切断手段を有し、外部から貼付開始信号が入力された後に、前記切断手段が前記帯状の台紙なしラベルを前記単葉ラベルに切断し、前記単葉ラベルを搬送手段によって貼付位置に搬送して被貼付物に貼付するラベル貼付装置であって、前記貼付開始信号の入力から前記切断手段での切断時間を含む時間をカウントするタイマ手段と、前記搬送手段によって搬送される前記単葉ラベルの搬送経路に配置され、センサ位置に前記単葉ラベルの先端が到達したことを検知してラベル到達信号を出力するラベル確認センサと、前記タイマ手段による前記カウントおよび前記ラベル確認センサからの前記ラベル到達信号に基づいて前記貼付開始信号の入力から前記ラベルの先端が前記センサ位置に到達するまでの到達時間を測定する到着時間測定手段と、該到着時間測定手段によって測定された前記到着時間と予め設定されている前記切断手段での切断時間を含む搬送タイミング時間を比較するタイミング比較手段と、該タイミング比較手段の比較結果によって、前記切断手段での切断時間が遅延しない場合で前記単葉ラベルの先端が前記搬送タイミング時間よりも早く前記センサ位置に到達したと判断された場合には、前記搬送手段による前記単葉ラベルの搬送を一旦停止させ、前記搬送タイミング時間を搬送開始タイミングとして前記搬送手段による前記単葉ラベルの搬送を再開させる貼付制御手段とを具備し、
前記貼付制御手段には、前記被貼付物の所定位置が前記貼付位置に到達するまでの時間を貼付予定時間として予め設定されており、前記貼付制御手段は、前記タイミング比較手段の比較結果によって、前記切断手段での切断時間が遅延した場合で前記ラベルの先端が前記搬送タイミング時間よりも遅く前記センサ位置に到達したと判断された場合には、前記貼付予定時間と前記到達時間とに基づいて算出した搬送速度で前記搬送手段を駆動して前記センサ位置に先端が位置する前記単葉ラベルを前記貼付位置に搬送させることを特徴とするラベル貼付装置に存する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係るラベル貼付装置の第1の実施の形態の概略構成を示す概略構成図であり、図2は、本発明に係るラベル貼付装置の第1の実施の形態の制御部の構成を示すブロック図である。
【0011】
第1の実施の形態のラベル貼付装置は、図1を参照すると、台紙に仮着されていない台紙なしラベル1(以下、ラベル1と称す)を使用するものであり、ロール状に巻回されたラベル1の連続体を回転自在に支持する供給軸2と、ラベル1に印字を行う印字ヘッド3と、印字ヘッド3との間にラベル1を挟持し、ラベル1を繰り出すプラテンローラ4と、プラテンローラ4によって1枚分繰り出されたラベル1を切断するカッター5と、プラテンローラ4によって1枚分繰り出されたラベル1を保持して搬送し、コンベア30によって搬送されてくる被貼付物20にラベル1を繰り出す搬送部6と、プラテンローラ4によって繰り出されたラベル1を搬送部6との間で挟持するラベル押さえ用ローラ7と、吸引によって搬送部6にラベル1を保持させるためのファン8と、搬送部6によって繰り出されたラベル1を被貼付物20に押圧する押圧ローラ9と、搬送部6によって搬送されるラベル1の搬送経路に配置され、搬送されるラベル1の先端を検知してラベル到達信号を出力するラベル確認センサ10とを有する。なお、図1中に示す符号40は、コンベア30によって搬送される被貼付物20を検知する被貼付物確認センサ40である。
【0012】
搬送部6は、一対のローラと、当該一対のローラ間に掛け渡された複数の丸ベルトとからなり、ファン8による吸引によって丸ベルト下面にラベル1を保持して搬送する。丸ベルトの代わりに穴開き板状ベルトを一対のローラ間に掛け渡すようにしてもよい。
【0013】
また、第1の実施の形態のラベル貼付装置は、図2を参照すると、プラテンローラ4を駆動してラベル1を搬送部6に繰り出す繰り出しモータ14と、カッター5を駆動してラベル1を切断するカッターモータ15と、搬送部6を駆動してラベル1を搬送して被貼付物20に繰り出す搬送モータ16と、被貼付物確認センサ40からの貼付開始信号およびラベル確認センサ10からのラベル到達信号に基づいて、繰り出しモータ14、カッターモータ15および搬送モータ16を駆動して貼付動作を制御する貼付制御部11と、貼付制御部11の指示に基づいて印字ヘッド3を駆動し、ラベル1に印字を行う印字制御部12と、貼付開始信号の入力からの時間をカウントするタイマ13とを有する。
【0014】
なお、搬送部6を駆動する搬送モータ16は、回転速度を可変にすることができるステッピングモータ等が用いられ、搬送部6によるラベル1の搬送速度を変更することができる構成となっている。
【0015】
次に、第1の実施の形態の動作について図3乃至図6を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明に係るラベル貼付装置の第1の実施の形態の動作を説明するための説明図であり、図4は、図3に示す被貼付物の上面を示す上面図であり、図5は、本発明に係るラベル貼付装置の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートであり、図6は、本発明に係るラベル貼付装置の第1の実施の形態におけるラベルの搬送制御を説明するためのグラフである。
【0016】
図3(a)に示すように、被貼付物20がコンベア30によって搬送され、被貼付物確認センサ40が設置されている位置に到達すると、被貼付物確認センサ40が被貼付物20を検知し、被貼付物確認センサ40から貼付制御部11に貼付開始信号が入力される(ステップA1)。
【0017】
貼付開始信号が入力されると、貼付制御部11は、タイマ13をセットしてカウントを開始させると共に(ステップA2)、繰り出しモータ14および搬送モータ16を駆動させてプラテンローラ4によるラベル1の繰り出しと搬送部6によるラベル1の搬送とを開始し(ステップA3、A4)、プラテンローラ4によって繰り出されたラベル1は、搬送部6とラベル押さえ用ローラ7とによって挟持され、搬送部6に保持される。また、貼付制御部11は、ステップA3でのラベル1の繰り出しと共に、印字制御部12に印字を指示し、印字制御部12は、印字ヘッド3を駆動して繰り出されるラベル1に印字を行う(ステップA5)。なお、ファン8は、常に駆動されており、搬送部6には、常時吸引力が作用しているものとする。
【0018】
次に、貼付制御部11は、ラベル1がカッター5から1枚分繰り出されたか否かを判断し(ステップA6)、ラベル1がカッター5から1枚分繰り出されたと判断した場合には、繰り出しモータ14および搬送モータ16の駆動を停止させてプラテンローラ4によるラベル1の繰り出しと搬送部6によるラベル1の搬送とを停止させると共に(ステップA7、A8)、カッターモータ15を駆動させてカッター5によるラベル1の切断を行う(ステップA9)。なお、ステップA6におけるラベル1がカッター5から1枚分繰り出されたか否かの判断は、例えば、ラベル1にタイミングマークを印字しておき、タイミングマークを図示しないタイミングセンサ等で検知することや、ラベル長を予め設定しておくことによって行うことができる。
【0019】
カッター5による切断動作が終了すると、貼付制御部11は、繰り出しモータ14を逆方向に予め決められた時間だけ駆動させてラベル1をバックフィードさせると共に、搬送モータ16を駆動させて搬送部6によるラベル1の搬送を開始する(ステップA10)。図3(b)に示すように、ラベル1の先端がラベル確認センサ10の位置(以下、センサ位置と称す)に到達すると、ラベル確認センサ10によって検知され、ラベル確認センサ10からラベル到達信号が出力され、貼付制御部11は、ラベル確認センサ10からのラベル到達信号によってラベル1の先端がセンサ位置に到達したか否かを判断する(ステップA11)。また、到着時間測定手段としての貼付制御部11は、タイマ13のカウント時間を参照することによって貼付開始信号の入力からラベル1の先端がセンサ位置に到達するまでの到達時間を測定する。
【0020】
貼付制御部11には、貼付開始信号の入力からラベル1の先端がセンサ位置に到達するまでの予定時間である搬送タイミング時間t0と、貼付開始信号の入力からラベル1の先端が貼付位置(搬送部6から繰り出されたラベル1がコンベア30で搬送されてくる被貼付物20に貼付される位置)に到達するまでの予定時間である貼付予定時間t1とが予め設定されており、タイミング比較手段としての貼付制御部11は、タイマ13を参照することによってラベル1の先端がセンサ位置に到達したタイミング、すなわち実際の到達時間が搬送タイミング時間t0を経過しているか否かを判断する(ステップA12)。
【0021】
なお、貼付予定時間t1は、コンベア30によって搬送される被貼付物20が被貼付物確認センサ40によって検知されてから、図4に示す被貼付物20の貼付開始位置(ラベル1の先端の貼付が予定されている位置)が貼付位置に到達するまでの時間、すなわち図3(a)に示す状態から図3(c)に示す状態に推移するまでの時間と一致するように設定されており、搬送タイミング時間t0は、搬送タイミング時間t0に先端がセンサ位置に位置するラベル1、すなわち図3(b)に示す状態のラベル1を予め定められた所定の搬送速度(コンベア30による被貼付物20の搬送速度と同一速度)で搬送した場合、貼付予定時間t1にラベル1の先端が貼付位置に到達し、ラベル1の先端が被貼付物20の貼付開始位置に貼付されるように予め設定されている。
【0022】
貼付制御部11は、ステップA12において、ラベル1の先端がセンサ位置に到達したタイミングが搬送タイミング時間t0を経過していると判断された場合、すなわち、図6(a)に示すように、例えば切断動作の遅れ等の理由によって、搬送タイミング時間t0を経過した後にラベル1の先端がセンサ位置に到達した場合には、貼付制御部11は、貼付予定時間t1からラベル1の先端がセンサ位置に到達した実際の到達時間t2(タイマ13を参照することによって測定されるラベル1の先端がセンサ位置に到達した時間)を減算した残り時間(t1−t2)に基づいて、センサ位置に位置するラベル1の先端が貼付予定時間t1に貼付位置に到達するように搬送速度を算出し(ステップA13)、貼付予定時間t1までは、搬送モータ16を駆動させて搬送部6によるラベル1の搬送を算出した搬送速度で行い(ステップA14)、貼付予定時間t1に到達したラベル1を、搬送部6から繰り出す。なお、図6において、縦軸は、ラベル位置の搬送距離を示し、横軸は、タイマ13によるカウント時間を示す。
【0023】
搬送部6から繰り出されて被貼付物20に貼付されたラベル1は、押圧ローラ9によって押圧されることによって確実に被貼付物20に貼付され、貼付制御部11は、ラベル1の全長を貼付した後に、搬送モータ16の駆動を停止させて搬送部6によるラベル1の搬送を停止させ(ステップA15)、貼付動作を終了する。
【0024】
ステップA12において、ラベル1の先端がセンサ位置に到達したタイミングが搬送タイミング時間t0を経過していないと判断された場合、すなわち、図6(b)に示すように、例えば切断動作が正常に終了し、搬送タイミング時間t0が経過する前にラベル1の先端がセンサ位置に到達した場合には、貼付制御部11は、搬送モータ16の駆動を停止させて搬送部6によるラベル1の搬送を停止させ(ステップA16)、タイマ13によるカウント時間が搬送タイミング時間t0になるのを待ち(ステップA17)、すなわち搬送タイミング時間t0からラベル1の先端がセンサ位置に到達した実際の到達時間t3(タイマ13を参照することによって測定されるラベル1の先端がセンサ位置に到達した時間)を減算した時間(t0−t3)の間、搬送を停止させた後、搬送モータ16を駆動させて搬送部6によるラベル1の搬送を予め定められた所定の搬送速度で行ってラベル1を搬送部6から繰り出し(ステップA18)、ラベル1の全長を貼付した後に、搬送モータ16の駆動を停止させて搬送部6によるラベル1の搬送を停止させ(ステップA15)、貼付動作を終了する。
【0025】
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、貼付開始信号の入力からラベル1の先端がセンサ位置に到達するまでの時間をタイマ13によってカウントし、センサ位置から貼付位置までの搬送速度もしくは搬送開始タイミングを制御することにより、搬送部6に印字されたラベル1を保持させる際の時間誤差や、印字後に行うラベル1の切断動作の時間誤差が発生しても、被貼付物の所定位置にラベル1を正確に貼付することができるという効果を奏する。
【0026】
なお、第1の実施の形態において、ステップA3におけるラベル1の繰り出し速度と、ステップA4およびA10におけるラベル1の搬送速度とについては、言及しなかったが、予め定められた所定の搬送速度、すなわちコンベア30による被貼付物20の搬送速度と同一速度でラベル1を繰り出しおよび搬送することが好ましい。また、ステップA4およびA10におけるラベル1の搬送速度を予め定められた所定の搬送速度とすると共に、カッター5による切断動作やその他の要因によってセンサ位置にラベル1の先端が到達する時間にバラツキがあっても、常に搬送タイミング時間t0が経過する前にラベル1の先端がセンサ位置に到達するよう装置を設定しておけば、搬送速度を常に一定にすることができ、貼付動作の制御を簡略化することができる。
【0027】
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について図7および図8を参照して詳細に説明する。
図7は、本発明に係るラベル貼付装置の第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートであり、図8は、本発明に係るラベル貼付装置の第2の実施の形態におけるラベルの搬送制御を説明するためのグラフである。
【0028】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同一の構成であり、ステップA1〜ステップA11までは、第1の実施の形態と同一の動作である。
【0029】
第2の実施の形態では、図8に示すように、搬送タイミング時間t0が経過する前にラベル1の先端がセンサ位置に到達した場合にも、ラベル1の搬送を停止させることなく、貼付予定時間t1からラベル1の先端がセンサ位置に到達した実際の到達時間t3を減算した残り時間(t1−t3)に基づいて、センサ位置に位置するラベル1の先端が貼付予定時間t1に貼付位置に到達するように搬送速度を算出し(ステップA13)、貼付予定時間t1までは、搬送モータ16を駆動させて搬送部6によるラベル1の搬送を算出した搬送速度で行い(ステップA14)、貼付予定時間t1に到達したラベル1を、搬送部6から繰り出す。なお、図8において、縦軸は、ラベル位置の搬送距離を示し、横軸は、タイマ13によるカウント時間を示す。
【0030】
なお、本実施の形態では、印字手段(印字ヘッド3、印字制御部12)を有し、貼付動作に際してラベル1にその都度印字を行うよう構成したが、予め印字されているラベル1を使用する場合には、印字手段を省略することができる。
【0031】
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0032】
【発明の効果】
本発明のラベル貼付装置およびラベル貼付方法は、貼付開始信号の入力からラベルの先端がセンサ位置に到達するまでの時間をタイマによってカウントし、センサ位置から貼付位置までの搬送速度もしくは搬送開始タイミングを制御することにより、搬送部に印字されたラベルを保持させる際の時間誤差や、印字後に行うラベルの切断動作の時間誤差が発生しても、被貼付物の所定位置にラベルを正確に貼付することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラベル貼付装置の第1の実施の形態の概略構成を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係るラベル貼付装置の第1の実施の形態の制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るラベル貼付装置の第1の実施の形態の動作を説明するための説明図である。
【図4】図3に示す被貼付物の上面を示す上面図であり、
【図5】本発明に係るラベル貼付装置の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明に係るラベル貼付装置の第1の実施の形態におけるラベルの搬送制御を説明するためのグラフである。
【図7】本発明に係るラベル貼付装置の第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明に係るラベル貼付装置の第2の実施の形態におけるラベルの搬送制御を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
1 台紙なしラベル
2 供給軸
3 印字ヘッド
4 プラテンローラ
5 カッター
6 搬送部
7 ラベル押さえ用ローラ
8 ファン
9 押圧ローラ
10 ラベル確認センサ
11 貼付制御部
12 印字制御部
13 タイマ
14 繰り出しモータ
15 カッターモータ
16 搬送モータ
20 被貼付物
30 コンベア
40 被貼付物確認センサ
Claims (1)
- 帯状の台紙なしラベルを単葉ラベルに切断する切断手段を有し、外部から貼付開始信号が入力された後に、前記切断手段が前記帯状の台紙なしラベルを前記単葉ラベルに切断し、前記単葉ラベルを搬送手段によって貼付位置に搬送して被貼付物に貼付するラベル貼付装置であって、
前記貼付開始信号の入力から前記切断手段での切断時間を含む時間をカウントするタイマ手段と、
前記搬送手段によって搬送される前記単葉ラベルの搬送経路に配置され、センサ位置に前記単葉ラベルの先端が到達したことを検知してラベル到達信号を出力するラベル確認センサと、
前記タイマ手段による前記カウントおよび前記ラベル確認センサからの前記ラベル到達信号に基づいて前記貼付開始信号の入力から前記ラベルの先端が前記センサ位置に到達するまでの到達時間を測定する到着時間測定手段と、
該到着時間測定手段によって測定された前記到着時間と予め設定されている前記切断手段での切断時間を含む搬送タイミング時間を比較するタイミング比較手段と、
該タイミング比較手段の比較結果によって、前記切断手段での切断時間が遅延しない場合で前記単葉ラベルの先端が前記搬送タイミング時間よりも早く前記センサ位置に到達したと判断された場合には、前記搬送手段による前記単葉ラベルの搬送を一旦停止させ、前記搬送タイミング時間を搬送開始タイミングとして前記搬送手段による前記単葉ラベルの搬送を再開させる貼付制御手段とを具備し、
前記貼付制御手段は、前記被貼付物の所定位置が前記貼付位置に到達するまでの時間を貼付予定時間として予め設定されており、
前記貼付制御手段は、前記タイミング比較手段の比較結果によって、前記切断手段での切断時間が遅延した場合で前記ラベルの先端が前記搬送タイミング時間よりも遅く前記センサ位置に到達したと判断された場合には、前記貼付予定時間と前記到達時間とに基づいて算出した搬送速度で前記搬送手段を駆動して前記センサ位置に先端が位置する前記単葉ラベルを前記貼付位置に搬送させることを特徴とするラベル貼付装置。
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