JPH08230844A - 薄肉フィルムへのテープ貼着装置 - Google Patents
薄肉フィルムへのテープ貼着装置Info
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- JPH08230844A JPH08230844A JP6155795A JP6155795A JPH08230844A JP H08230844 A JPH08230844 A JP H08230844A JP 6155795 A JP6155795 A JP 6155795A JP 6155795 A JP6155795 A JP 6155795A JP H08230844 A JPH08230844 A JP H08230844A
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- Japan
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- tape guide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 薄肉フィルムに適宜間隔毎にテープを簡単に
効率良く貼着することができる薄肉フィルムへのテープ
貼着装置を提供すること。 【構成】 薄肉フィルム２を間欠的に移送する移送装置
３と、その移送方向と交差するよう間欠的に回動する吸
着孔を備えたテープ案内ベルト４と、テープ案内ベルト
と同期して駆動され、熱溶融性接着剤付きのテープ５を
テープ案内ベルトの表面に送り込むテープ送り装置６
と、テープ案内ベルト４の背面に設置されてテープ５を
吸引する吸引装置１６と、移送装置３、テープ案内ベル
ト４及びテープ送り装置６の停止中にテープ５及び薄肉
フィルム２を介してテープ案内ベルト４に接する熱板７
と、薄肉フィルム２の側端縁と一致する位置でテープ５
を切断するカッター１７とを備える。
効率良く貼着することができる薄肉フィルムへのテープ
貼着装置を提供すること。 【構成】 薄肉フィルム２を間欠的に移送する移送装置
３と、その移送方向と交差するよう間欠的に回動する吸
着孔を備えたテープ案内ベルト４と、テープ案内ベルト
と同期して駆動され、熱溶融性接着剤付きのテープ５を
テープ案内ベルトの表面に送り込むテープ送り装置６
と、テープ案内ベルト４の背面に設置されてテープ５を
吸引する吸引装置１６と、移送装置３、テープ案内ベル
ト４及びテープ送り装置６の停止中にテープ５及び薄肉
フィルム２を介してテープ案内ベルト４に接する熱板７
と、薄肉フィルム２の側端縁と一致する位置でテープ５
を切断するカッター１７とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば煙草、菓子箱等
を包装する袋の素材となる帯状の薄肉フィルムに適宜間
隔毎に切り裂き用テープを貼着する装置に関する。
を包装する袋の素材となる帯状の薄肉フィルムに適宜間
隔毎に切り裂き用テープを貼着する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、吸着孔を有する引き出しベルトに
よって粘着テープをベルト表面に吸着し、引き出しベル
トを下降して粘着テープの接着面を感熱フィルムロール
のフィルム端部とリード紙との重なり部分の境界線に沿
って押し付け、これにより感熱フィルムの端部とリード
紙の端部とを接合する薄肉フィルムへのリード紙貼着装
置が特開平５−３０７３８号として公知である。このも
のは、帯状の薄肉フィルムにその幅方向に沿ってテープ
を貼着するものであるが、フィルムの切断端部にテープ
を一本貼着するだけなので、袋素材である薄肉フィルム
に適宜間隔毎に多数の切り裂き用テープを貼着する装置
として利用することはできないものであると共に、テー
プに粘着テープを用いなければならないので、粘着剤の
変質により粘着層の寿命が短いばかりか、粘着剤が粘着
するために取扱いが面倒である。
よって粘着テープをベルト表面に吸着し、引き出しベル
トを下降して粘着テープの接着面を感熱フィルムロール
のフィルム端部とリード紙との重なり部分の境界線に沿
って押し付け、これにより感熱フィルムの端部とリード
紙の端部とを接合する薄肉フィルムへのリード紙貼着装
置が特開平５−３０７３８号として公知である。このも
のは、帯状の薄肉フィルムにその幅方向に沿ってテープ
を貼着するものであるが、フィルムの切断端部にテープ
を一本貼着するだけなので、袋素材である薄肉フィルム
に適宜間隔毎に多数の切り裂き用テープを貼着する装置
として利用することはできないものであると共に、テー
プに粘着テープを用いなければならないので、粘着剤の
変質により粘着層の寿命が短いばかりか、粘着剤が粘着
するために取扱いが面倒である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、帯状の薄肉
フィルムに適宜間隔毎に多数の切り裂き用テープを簡単
に効率良く貼着することができ、テープに粘着剤を用い
る必要が無く、粘着剤を用いたものに比して接着層の寿
命が長く、取扱いが容易な薄肉フィルムへのテープ貼着
装置を提供することにある。
フィルムに適宜間隔毎に多数の切り裂き用テープを簡単
に効率良く貼着することができ、テープに粘着剤を用い
る必要が無く、粘着剤を用いたものに比して接着層の寿
命が長く、取扱いが容易な薄肉フィルムへのテープ貼着
装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の薄肉フィルムへ
のテープ貼着装置は、上記課題を達成するために、帯状
の薄肉フィルムをその長手方向に沿って間欠的に移送す
る移送装置と、前記薄肉フィルムに臨んでその移送方向
と交差するよう間欠的に回動すると共に吸着孔が穿設さ
れたテープ案内ベルトと、該テープ案内ベルトと同期し
て駆動され、熱溶融性接着剤が塗布されたテープを前記
テープ案内ベルトの前記薄肉フィルムに臨む表面にその
回動方向に沿って送り込むテープ送り装置と、前記テー
プ案内ベルトの背面に設置されて前記吸着孔を介して前
記テープを吸引する吸引装置と、前記移送装置、テープ
案内ベルト及びテープ送り装置の停止中に前記テープ及
び薄肉フィルムを介して前記テープ案内ベルトの表面に
接する熱板と、前記薄肉フィルムのテープ送り込み側端
縁と一致する位置で前記テープを切断するカッターとを
備える。
のテープ貼着装置は、上記課題を達成するために、帯状
の薄肉フィルムをその長手方向に沿って間欠的に移送す
る移送装置と、前記薄肉フィルムに臨んでその移送方向
と交差するよう間欠的に回動すると共に吸着孔が穿設さ
れたテープ案内ベルトと、該テープ案内ベルトと同期し
て駆動され、熱溶融性接着剤が塗布されたテープを前記
テープ案内ベルトの前記薄肉フィルムに臨む表面にその
回動方向に沿って送り込むテープ送り装置と、前記テー
プ案内ベルトの背面に設置されて前記吸着孔を介して前
記テープを吸引する吸引装置と、前記移送装置、テープ
案内ベルト及びテープ送り装置の停止中に前記テープ及
び薄肉フィルムを介して前記テープ案内ベルトの表面に
接する熱板と、前記薄肉フィルムのテープ送り込み側端
縁と一致する位置で前記テープを切断するカッターとを
備える。
【０００５】前記カッターは、前記テープに接離可能な
加熱切断部を有することがある。
加熱切断部を有することがある。
【０００６】
【作用】移送装置で移送される薄肉フィルムの幅方向に
沿って熱溶融性接着剤が塗布されたテープをテープ送り
装置で送り込み、このテープをテープ案内ベルトで引き
出すと共に、吸引装置でテープ案内ベルトの表面に吸着
する。次いで、薄肉フィルムのテープ貼着予定位置に対
向してテープが配置されたら移送装置及びテープ案内ベ
ルトを停止して熱板をテープ案内ベルトの表面に接近さ
せ、テープと薄肉フィルムとを互いに押し付けると共
に、テープに塗布された熱溶融性接着剤を溶融してテー
プを薄肉フィルムに貼着する。
沿って熱溶融性接着剤が塗布されたテープをテープ送り
装置で送り込み、このテープをテープ案内ベルトで引き
出すと共に、吸引装置でテープ案内ベルトの表面に吸着
する。次いで、薄肉フィルムのテープ貼着予定位置に対
向してテープが配置されたら移送装置及びテープ案内ベ
ルトを停止して熱板をテープ案内ベルトの表面に接近さ
せ、テープと薄肉フィルムとを互いに押し付けると共
に、テープに塗布された熱溶融性接着剤を溶融してテー
プを薄肉フィルムに貼着する。
【０００７】そして、カッターで薄肉フィルムに貼着さ
れたテープを切り離し、さらに薄肉フィルムを移送して
先のテープ貼着部分から適宜間隔を開けた位置に同じよ
うに次のテープを貼着し、これを順次繰り返して帯状の
薄肉フィルムに多数のテープを貼着する。
れたテープを切り離し、さらに薄肉フィルムを移送して
先のテープ貼着部分から適宜間隔を開けた位置に同じよ
うに次のテープを貼着し、これを順次繰り返して帯状の
薄肉フィルムに多数のテープを貼着する。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。薄肉フィルムへのテープ貼着装置１は、図
１乃至図３に示すように、帯状の薄肉フィルム２をその
長手方向に沿って移送する移送装置３と、該移送装置３
の上方においてその移送方向と交差するよう回動する環
状のテープ案内ベルト４と、該テープ案内ベルト４の下
面に熱溶融性接着剤が塗布された切り裂き用テープ５を
送り込むテープ送り装置６と、テープ案内ベルト４の背
面に設置されて切り裂き用テープ５をテープ案内ベルト
４の下面に吸着する吸引装置１６と、テープ案内ベルト
４の下方に設置されると共に、該テープ案内ベルト４の
下面に接離可能な熱板７と、切り裂き用テープ５を切断
するカッター１７とを備える。
に説明する。薄肉フィルムへのテープ貼着装置１は、図
１乃至図３に示すように、帯状の薄肉フィルム２をその
長手方向に沿って移送する移送装置３と、該移送装置３
の上方においてその移送方向と交差するよう回動する環
状のテープ案内ベルト４と、該テープ案内ベルト４の下
面に熱溶融性接着剤が塗布された切り裂き用テープ５を
送り込むテープ送り装置６と、テープ案内ベルト４の背
面に設置されて切り裂き用テープ５をテープ案内ベルト
４の下面に吸着する吸引装置１６と、テープ案内ベルト
４の下方に設置されると共に、該テープ案内ベルト４の
下面に接離可能な熱板７と、切り裂き用テープ５を切断
するカッター１７とを備える。
【０００９】移送装置３は、図２及び図３に示すよう
に、直列状に配置される支持台８とコンベア９とからな
り、支持台８とコンベア９との間に熱板７の幅よりやや
広い間隙１０が形成されている。また、コンベア９は一
方向に回動し、支持台８とコンベア９の上面に載置され
たポリエチレンフィルム等の薄肉フィルム２を間隙１０
を跨いで間欠的に移送するようになっており、移送装置
３の末端には図示しないフィルム巻取装置が設けられて
いる。
に、直列状に配置される支持台８とコンベア９とからな
り、支持台８とコンベア９との間に熱板７の幅よりやや
広い間隙１０が形成されている。また、コンベア９は一
方向に回動し、支持台８とコンベア９の上面に載置され
たポリエチレンフィルム等の薄肉フィルム２を間隙１０
を跨いで間欠的に移送するようになっており、移送装置
３の末端には図示しないフィルム巻取装置が設けられて
いる。
【００１０】テープ案内ベルト４は適宜間隔毎に複数の
吸着孔が穿設されたスチールベルトであり、移送装置３
の間隙１０の上方に配置されている。また、テープ案内
ベルト４は、図１に示すように、移送装置３の幅方向一
側上方に配置された駆動ローラ１２と、幅方向他側上方
の駆動ローラ１２とほぼ同じ高さに配置された第１の従
動ローラ１３と、幅方向中間部において駆動ローラ１２
及び第１の従動ローラ１３よりやや高い位置に配置され
た第２の従動ローラ１４の回りに下面が水平になるよう
巻回されている。そして、駆動ローラ１２に接続された
モータ１５（図２参照）を駆動することによって、その
下面が移送装置３の幅方向他側から幅方向一側に間欠的
に移動するようになっている。
吸着孔が穿設されたスチールベルトであり、移送装置３
の間隙１０の上方に配置されている。また、テープ案内
ベルト４は、図１に示すように、移送装置３の幅方向一
側上方に配置された駆動ローラ１２と、幅方向他側上方
の駆動ローラ１２とほぼ同じ高さに配置された第１の従
動ローラ１３と、幅方向中間部において駆動ローラ１２
及び第１の従動ローラ１３よりやや高い位置に配置され
た第２の従動ローラ１４の回りに下面が水平になるよう
巻回されている。そして、駆動ローラ１２に接続された
モータ１５（図２参照）を駆動することによって、その
下面が移送装置３の幅方向他側から幅方向一側に間欠的
に移動するようになっている。
【００１１】テープ送り装置６は、第１の従動ローラ１
３の下面にテープ案内ベルト４を介して接触する送りロ
ーラ１８と、切り裂き用テープ５を巻いたリール１９か
ら送りローラ１８と従動ローラ１３との接触部に向けて
切り裂き用テープ５を案内する複数のガイドローラ２０
とから成る。送りローラ１８の回転軸には、エアシリン
ダーによって揺動されるアーム２１が連結され、アーム
２１の揺動に伴って送りローラ１８が第１の従動ローラ
１３の下面に接触したり離れたりするようになってい
る。従って、送りローラ１８と従動ローラ１３との間に
切り裂き用テープ５を挟み、モータ１５を作動させる
と、切り裂き用テープ５はテープ案内ベルト４の下面に
その回動方向に沿って送り込まれることになる。
３の下面にテープ案内ベルト４を介して接触する送りロ
ーラ１８と、切り裂き用テープ５を巻いたリール１９か
ら送りローラ１８と従動ローラ１３との接触部に向けて
切り裂き用テープ５を案内する複数のガイドローラ２０
とから成る。送りローラ１８の回転軸には、エアシリン
ダーによって揺動されるアーム２１が連結され、アーム
２１の揺動に伴って送りローラ１８が第１の従動ローラ
１３の下面に接触したり離れたりするようになってい
る。従って、送りローラ１８と従動ローラ１３との間に
切り裂き用テープ５を挟み、モータ１５を作動させる
と、切り裂き用テープ５はテープ案内ベルト４の下面に
その回動方向に沿って送り込まれることになる。
【００１２】吸引装置１６はバキュームチェンバーより
成り、その吸引面がテープ案内ベルト４の下部背面に臨
むように配置される。そして、バキュームチェンバーの
吸引口２２を通して内部の空気を吸引すると、送りロー
ラ１８と従動ローラ１３との接触部に送り込まれた切り
裂き用テープ５が吸着孔を介してテープ案内ベルト４の
下面に吸着される。
成り、その吸引面がテープ案内ベルト４の下部背面に臨
むように配置される。そして、バキュームチェンバーの
吸引口２２を通して内部の空気を吸引すると、送りロー
ラ１８と従動ローラ１３との接触部に送り込まれた切り
裂き用テープ５が吸着孔を介してテープ案内ベルト４の
下面に吸着される。
【００１３】熱板７は、切り裂き用テープ５に塗布され
た接着剤を溶融するに十分であるが薄肉フィルム２及び
切り裂き用テープ５を破損しない程度の温度に加熱され
ると共に、薄肉フィルム２の幅よりやや長く形成され、
移送装置３の間隙１０に、薄肉フィルム２の幅方向に沿
って且つ吸引装置１６の吸引面に対向して設けられる。
また、熱板７の下面にはエアシリンダー２３によって昇
降されるロッドの上端が接続され、このエアシリンダー
２３を作動させることにより、熱板７がテープ案内ベル
ト４の下面に薄肉フィルム２及び切り裂き用テープ５を
介して接触したり離れたりするようになっている。
た接着剤を溶融するに十分であるが薄肉フィルム２及び
切り裂き用テープ５を破損しない程度の温度に加熱され
ると共に、薄肉フィルム２の幅よりやや長く形成され、
移送装置３の間隙１０に、薄肉フィルム２の幅方向に沿
って且つ吸引装置１６の吸引面に対向して設けられる。
また、熱板７の下面にはエアシリンダー２３によって昇
降されるロッドの上端が接続され、このエアシリンダー
２３を作動させることにより、熱板７がテープ案内ベル
ト４の下面に薄肉フィルム２及び切り裂き用テープ５を
介して接触したり離れたりするようになっている。
【００１４】カッター１７は、移送装置３の間隙１０の
幅方向他側下方において熱板７の側方に配置され、エア
シリンダー２４によって昇降されるロッドの上端に加熱
切断部２５が設けられて成る。この加熱切断部２５は切
り裂き用テープ５を切断するに十分な温度に加熱されて
おり、ピストンロッドを押し上げると加熱切断部２５が
薄肉フィルム２の他側縁と一致する位置で切り裂き用テ
ープ５に接触するようになっている。
幅方向他側下方において熱板７の側方に配置され、エア
シリンダー２４によって昇降されるロッドの上端に加熱
切断部２５が設けられて成る。この加熱切断部２５は切
り裂き用テープ５を切断するに十分な温度に加熱されて
おり、ピストンロッドを押し上げると加熱切断部２５が
薄肉フィルム２の他側縁と一致する位置で切り裂き用テ
ープ５に接触するようになっている。
【００１５】薄肉フィルムへのテープ貼着装置１は次の
ように使用される。まず、移送装置３の支持台８及びコ
ンベア９の上面に帯状の薄肉フィルム２を載置し、これ
を図２の矢印ａに沿って搬送する。
ように使用される。まず、移送装置３の支持台８及びコ
ンベア９の上面に帯状の薄肉フィルム２を載置し、これ
を図２の矢印ａに沿って搬送する。
【００１６】同時に、リール１９から引き出した切り裂
き用テープ５をガイドローラ２１に掛け回し、切り裂き
用テープ５の先端を第１の従動ローラ１３と贈りローラ
１８との間に差し込む。切り裂き用テープ５の先端を支
持するには、送りローラ１８を図１の矢印ｂに沿って下
方に回動した後、切り裂き用テープ５を移送装置３の幅
方向他側においてテープ案内ベルト４の下面にあてが
い、次いで送りローラ１８を矢印ｂに沿って上方に回動
して送りローラ１８と第１の従動ローラ１３により切り
裂き用テープ５を挟持する。
き用テープ５をガイドローラ２１に掛け回し、切り裂き
用テープ５の先端を第１の従動ローラ１３と贈りローラ
１８との間に差し込む。切り裂き用テープ５の先端を支
持するには、送りローラ１８を図１の矢印ｂに沿って下
方に回動した後、切り裂き用テープ５を移送装置３の幅
方向他側においてテープ案内ベルト４の下面にあてが
い、次いで送りローラ１８を矢印ｂに沿って上方に回動
して送りローラ１８と第１の従動ローラ１３により切り
裂き用テープ５を挟持する。
【００１７】この状態で、モータ１５を作動させて駆動
ローラ１２を回動駆動するとテープ案内ベルト４が矢印
ｃに沿って回動し、吸引装置１６を作動させると切り裂
き用テープ５が吸着孔を介してテープ案内ベルト４の下
面に吸着され、これにより、切り裂き用テープ５が薄肉
フィルム２の上方を横切って矢印ｄ方向に搬送される。
ローラ１２を回動駆動するとテープ案内ベルト４が矢印
ｃに沿って回動し、吸引装置１６を作動させると切り裂
き用テープ５が吸着孔を介してテープ案内ベルト４の下
面に吸着され、これにより、切り裂き用テープ５が薄肉
フィルム２の上方を横切って矢印ｄ方向に搬送される。
【００１８】薄肉フィルム２のテープ貼着予定位置が熱
板７と吸引装置１６との間に達し、切り裂き用テープの
先端が薄肉フィルム２の幅方向一側縁に達すると、移送
装置３の駆動部（図示せず）及びモータ１５にそれぞれ
連絡された図示しないセンサーがこれを関知し、コンベ
ア９が停止すると共に、モータ１５が停止してテープ送
り装置６及びテープ案内ベルト４が停止し、この結果、
薄肉フィルム２及び切り裂き用テープ５が静止する。
板７と吸引装置１６との間に達し、切り裂き用テープの
先端が薄肉フィルム２の幅方向一側縁に達すると、移送
装置３の駆動部（図示せず）及びモータ１５にそれぞれ
連絡された図示しないセンサーがこれを関知し、コンベ
ア９が停止すると共に、モータ１５が停止してテープ送
り装置６及びテープ案内ベルト４が停止し、この結果、
薄肉フィルム２及び切り裂き用テープ５が静止する。
【００１９】次に、カッター１７の加熱切断部２５が矢
印ｅに沿って上昇して切り裂き用テープ５に接触し、こ
れを薄肉フィルム２の幅方向他側縁と一致する位置で切
断する。また、熱板７が矢印ｆに沿って上昇して薄肉フ
ィルム７を押し上げ、これを切り裂き用テープ５に押し
付けると共に、切り裂き用テープ５に塗布された熱溶融
性接着剤を溶かし、これにより、切り裂き用テープ５が
薄肉フィルム２にその幅方向に沿って貼着される。最後
に、カッター１７及び熱板７を下降させ、同じ手順を繰
り返して、図３に示すように、薄肉フィルム２に適宜間
隔毎に切り裂き用テープ５を貼着する。
印ｅに沿って上昇して切り裂き用テープ５に接触し、こ
れを薄肉フィルム２の幅方向他側縁と一致する位置で切
断する。また、熱板７が矢印ｆに沿って上昇して薄肉フ
ィルム７を押し上げ、これを切り裂き用テープ５に押し
付けると共に、切り裂き用テープ５に塗布された熱溶融
性接着剤を溶かし、これにより、切り裂き用テープ５が
薄肉フィルム２にその幅方向に沿って貼着される。最後
に、カッター１７及び熱板７を下降させ、同じ手順を繰
り返して、図３に示すように、薄肉フィルム２に適宜間
隔毎に切り裂き用テープ５を貼着する。
【００２０】なお、カッターは熱によって切り裂き用テ
ープを切断するものに限定されず、刃によって切り裂き
用テープを切断するものとすることも可能である。ま
た、切り裂き用テープ５は、予め熱溶融性接着剤を塗布
してリール１９に巻いたものをテープ送り装置６に装着
しても良く、テープ送り装置６の流れ方向上流に設けら
れた接着剤塗布装置を通過した後リール１９に巻き取る
ようにしても良い。
ープを切断するものに限定されず、刃によって切り裂き
用テープを切断するものとすることも可能である。ま
た、切り裂き用テープ５は、予め熱溶融性接着剤を塗布
してリール１９に巻いたものをテープ送り装置６に装着
しても良く、テープ送り装置６の流れ方向上流に設けら
れた接着剤塗布装置を通過した後リール１９に巻き取る
ようにしても良い。
【００２１】
【発明の効果】本発明の薄肉フィルムへのテープ貼着装
置は、移送装置が薄肉フィルムを間欠的に移送すると共
に、テープ案内ベルト及びテープ送り装置が間欠的に且
つ薄肉フィルムの移送方向と交差するようにテープを移
送し、移送装置、テープ案内ベルト及びテープ送り装置
の停止中にカッター及び熱板が作動するので、帯状の薄
肉フィルムに多数のテープを適宜間隔毎に貼着する作業
を自動的に効率良く行うことができ、これにより作業の
省力化及びコスト削減を実現することが可能である。
置は、移送装置が薄肉フィルムを間欠的に移送すると共
に、テープ案内ベルト及びテープ送り装置が間欠的に且
つ薄肉フィルムの移送方向と交差するようにテープを移
送し、移送装置、テープ案内ベルト及びテープ送り装置
の停止中にカッター及び熱板が作動するので、帯状の薄
肉フィルムに多数のテープを適宜間隔毎に貼着する作業
を自動的に効率良く行うことができ、これにより作業の
省力化及びコスト削減を実現することが可能である。
【００２２】また、テープは吸引装置によってテープ案
内ベルトの表面に吸着されるので、正確な貼着位置に案
内され、熱板による加熱位置からずれることがない。さ
らに、テープ接着面に熱溶融性接着剤を塗布したものを
用いるため、粘着剤を用いたものより接着層の寿命が長
く、接着前のテープは粘着性がないので、他の物に付着
することがなく、取扱いが容易である。
内ベルトの表面に吸着されるので、正確な貼着位置に案
内され、熱板による加熱位置からずれることがない。さ
らに、テープ接着面に熱溶融性接着剤を塗布したものを
用いるため、粘着剤を用いたものより接着層の寿命が長
く、接着前のテープは粘着性がないので、他の物に付着
することがなく、取扱いが容易である。
【図１】本発明の実施例を示す薄肉フィルムへのテープ
貼着装置の正面図
貼着装置の正面図
【図２】同上の平面図
【図３】同上の側面図
１ 薄肉フィルムへのテープ貼着装置 ２ 薄肉フィルム ３ 移送装置 ４ テープ案内ベルト ５ 切り裂き用テープ ６ テープ送り装置 ７ 熱板 ８ 支持台 ９ コンベア １０ 間隙 １２ 駆動ローラ １３ 第１の従動ローラ １４ 第２の従動ローラ １５ モータ １６ 吸引装置 １７ カッター １８ 送りローラ １９ リール ２０ ガイドローラ ２１ アーム ２２ 吸引口 ２３，２４ エアシリンダー ２５ 加熱切断部
Claims (2)
- 【請求項１】 帯状の薄肉フィルムをその長手方向に沿
って間欠的に移送する移送装置と、前記薄肉フィルムに
臨んでその移送方向と交差するよう間欠的に回動すると
共に吸着孔が穿設されたテープ案内ベルトと、該テープ
案内ベルトと同期して駆動され、熱溶融性接着剤が塗布
されたテープを前記テープ案内ベルトの前記薄肉フィル
ムに臨む表面にその回動方向に沿って送り込むテープ送
り装置と、前記テープ案内ベルトの背面に設置されて前
記吸着孔を介して前記テープを吸引する吸引装置と、前
記移送装置、テープ案内ベルト及びテープ送り装置の停
止中に前記テープ及び薄肉フィルムを介して前記テープ
案内ベルトの表面に接する熱板と、前記薄肉フィルムの
テープ送り込み側端縁と一致する位置で前記テープを切
断するカッターとを備えたことを特徴とする薄肉フィル
ムへの切り裂き用テープ貼着装置。 - 【請求項２】 前記カッターが、前記テープに接離可能
な加熱切断部を有することを特徴とする請求項１に記載
された薄肉フィルムへのテープ貼着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6155795A JPH08230844A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 薄肉フィルムへのテープ貼着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6155795A JPH08230844A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 薄肉フィルムへのテープ貼着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08230844A true JPH08230844A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13174538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6155795A Pending JPH08230844A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 薄肉フィルムへのテープ貼着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08230844A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002211833A (ja) * | 2000-11-16 | 2002-07-31 | Tokyo Autom Mach Works Ltd | 開封テープ供給装置 |
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| CN107954039A (zh) * | 2017-12-24 | 2018-04-24 | 三只松鼠股份有限公司 | 一种自动拆箱取料生产线 |
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| JPH0285172A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-26 | Honsyu Sangyo Kk | 開封テープを設けたシュリンク包装体並びに開封テープの接着装置 |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP6155795A patent/JPH08230844A/ja active Pending
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