JPH0285172A - 開封テープを設けたシュリンク包装体並びに開封テープの接着装置 - Google Patents

開封テープを設けたシュリンク包装体並びに開封テープの接着装置

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JPH0285172A
JPH0285172A JP22837088A JP22837088A JPH0285172A JP H0285172 A JPH0285172 A JP H0285172A JP 22837088 A JP22837088 A JP 22837088A JP 22837088 A JP22837088 A JP 22837088A JP H0285172 A JPH0285172 A JP H0285172A
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JP
Japan
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tape
packaging film
film
shrink
tearing
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JP22837088A
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English (en)
Inventor
Mikiaki Tsuchiya
土屋 幹朗
Hiroshi Uchida
博 内田
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K U SYST KK
Honshu Paper Co Ltd
Original Assignee
K U SYST KK
Honshu Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、開封テープを設【プだシュリンク包装体なら
びにシュリンク用包装フィルムに対して帯状の開封テー
プを接着しつつ、該テープ面に破断用のミシン孔を形成
させるようにした装置に関する。
[従来の技術] 従来から、熱収縮性フィルムにより商品を個別包装した
り、販売あるいは輸送単位に集合包装置゛ることは広く
行なわれている。ところが、このようにしてシュリンク
包装されたものは、包装フィルム自体がシュリンク作用
によって物品の外面に添って密着してしまうために、開
封するに当っては、その作業がしにくいという難点があ
った。そこで、開封時の作業性を改良するために、次の
ような手段が講じられている。すなわら、第14図にお
いて、 (1)包装体pの妻面に予め切込aを形成させたもの(
第14図■参照) (2)包装フィルムのシール部すを合掌状に重合して接
盾し、その部分に補強効果をもたせた士で、開封用つま
みとして使用するもの(第14図■) (3)収縮処理前または収縮処理後に、包装フィルムの
シール部に対して開封用の切込みCを設けるようにした
ちのく第14図■■) (4)包装フィルムのシール部に、該フィルムより強度
の大きい補強材(ひちやテープ)を挿入して重合接着し
たちのく第14図■) (5)収縮処理後に、ナイフロールd等を用いてシール
部すに)Oっでミシン目eを入れるもの(第14図■) などの手段が講じられている。
従来からシュリンク包装体を開封し易くするために上記
のような手段が鍋じられているが、このうち前記(4)
の範驕に属するものではあるが、次のようなものも知ら
れ−Cいる。フなわら、シュリンク包装体のシュリンク
時に、包装フィルムとは別体の熱収縮性開封テープを包
装フィルムに溶着させるようにしたり(実開昭55−8
6758号)、或いは包装フィルムとは異種の材質から
なるプラスチックテープまたは紙テープを卯月部分に組
み込んでおき、開封時には該テープを介して容易に破利
し得るようにしたもの(持分[1359−408号公報
)もあるが、何れも後記のような問題点があ″)て、商
用に値するものといえなかった。
[発明が解決しようとする課題] すなわち、前記(1)の方法は、包装フィルム自体に切
込を入れるため包装強度が低下づ−るばかりでなく、切
込みを入れただけでは、使用づるフィルムによっては必
ずしも切り離jことができない。
(21の方法は、引張る部分の強度がフィルム基材より
も強くなっているが故に、フィルムが切りにくく、開封
時の作業性が悪い点では、(1)の方法と同様である。
その上、整然と切り開くことができず、フィルムの破断
面にギザギザが生じて汚くなるという問題点もある。S
)の方法は、切込を入れる煩雑さと共に、包装強度が低
下してしまうという欠点がある。(4)の方法は、包装
フィルムに対して別の補強材を接着させるため、却って
切りにくいという問題があり、その土、包装フィルムと
補強材とは互いに異質の材料であるところから、収縮加
工後の包装品の外観が悪くなる等の欠点もある。
(5)の方法は、包装物を傷付けることがあり、表面が
硬く、平らな包装物にしか応用できない難点がある。ま
た、収縮時にはミシン目が拡大しフィルムが破裂して包
装強度が低下するという問題点もあった。
ところで、重量包装物や大型集積量をシュリンク包装す
る場合には、一般にポリエチレンフィルムが用いられて
いるが、このフィルムは前述のように引裂性が悪く、開
封時の切断部を整然とじた線状に保持できないという難
点もあった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、かかる問題点を解決覆ることができるように
したもので、特に、シュリンク包装体の開封性を改良す
るため、包装フィルムに対し、熱収縮性を備えた別の開
封テープを溶着させると同時に、当該開封テープと前記
包装フィルムの両者に対して破断用のミシン目を形成さ
せ、それによってミシン目部分の強度低下を防ぐことが
できるようになし、併せて引き裂きの作業性を改善させ
ることができるようにづることを目的とする。
また、同時に前記構成のシュリンク包装体を得るための
新規な装置をも提案して、その実施化を容易ならしめた
ものである。
すなわち、本明lO書における第一の発明は、熱収縮性
フィルムによりシュリンク包装されたシュリンク包装体
において、包装フィルムの内面又は外面に前記包装フィ
ルムとは別体の熱可塑性プラスチックフィルムからなる
開封テープを重ね合せ、その重合部を全面又は部分的に
溶着一体化し、かつ当該重合部に沿って破断用ミシン孔
を形成することを特徴とする。
[作  用] 上記のように構成されたシュリンク包装体は包装フィル
ムの内面又は外面に同種のプラスチックフィルムからな
る開封テープを重ね合せ、その重合部を溶着一体化する
とともに、その溶着部に破断用ミシン孔が形成されてい
るので、収縮加工の際、収縮応力によりフィルムのミシ
ン孔が破れて強度が低下するのを防止する。開封時テー
プの重合部を引張ると重合部はフィルムが2重になり、
厚く強くなっているので引張りやすく、予め定めた位置
より体裁よ<Ifiiに切断される。また開封テープと
包装フィルムとが同じ収縮率をもつ材質であるときは、
収縮時に両者は一緒に熱収縮される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明によるシュリンク包装体の一例を示す斜
視図、第2図は同上要部の拡大図、第3図イと口は包装
フィルムに重ね合せられた開封テープと、両者の溶着部
、破断用ミシン孔の位置関係を示づ説明図であって、符
号1はシュリンク包装体、2はポリエチレン、ポリプロ
ピレン、塩化ビニール等からなるシュリンク用包装フィ
ルム、3は被包装物である。また、符号4は前記包装フ
ィルムとは別体の帯状の開封テープであって、包装フィ
ルムと同種の熱可塑性プラスチックフィルムから形成さ
せることを可とするが、異種の熱可塑性プラスチックフ
ィルムを用いて形成させてもよい。ところで前記開封テ
ープ4は、包装フィルムで被包装物を被覆するに際し、
予め当該フィルムの上面又は下面に唄ね合せ、その重合
部を全面又は部分的にヒートシール又は超客波シール手
段で溶着すると共に、この重合したテープ面に破断用ミ
シン孔5を形成する。因みに、前記破断用ミシン孔5は
、重ね合せた包装フィルムと開封テープとを熱溶着しつ
つ、同時に孔あ【ブ加工することができるが、包装フィ
ルムと開封テープ相互の溶着後、開封テープの重合部に
孔あけ加工を行なってもよい。なお、開封テープを包装
フィルム面に溶着しつつ破断用ミシン目の形成させると
きは、例えばミシン刃を並設したビートシーラを用いて
テープ面を線状に溶着し、溶着と同時に線状の溶着部6
の片側又は両側にミシン孔5を平行に形成するか(第3
図口参照)、あるいは加熱部と切断部とを併せ有するミ
シン刃状溶断刃を用いて前記重合部上に破封用ミシン孔
5を形成させると同時に各ミシン孔の周縁で重ね合せた
フィルム相互をa着接台さゼることがよい(第3図口参
照)。なお、前記のテープと包装フィルムとを溶着させ
る装置については、後に詳しく説明づる。
ところで、前記のミシン孔5はテープに沿い1条以上、
好ましくは平行に2条設けるのがよく、シュリンク包装
体の開封時、前記テープの端部4aをつまんで2条のミ
シン孔5で囲まれた重合部を指で引張ると、その重合部
は2枚のフィルムが重ね合せられている故に強度が強く
なっているので、ミシン孔に沿って所定の切断位置より
包装を容易に開封することができるのである。
次に上記シュリンク包装体の製法の一例を第4図の工程
図により説明する。図は上下ニルから繰出されてくるシ
ュリンク用包装フィルムで該包装物を被覆する際に、予
め一方の包装フィルムに対しその流れと直交する方向か
ら開封テープ4を供給しつつ、当該包装フィルムの幅に
対応させて所定の長さに切断した後、該開封テープを萌
記一方の包装フィルム面に溶着すると共に破断用ミシン
孔を形成した後、前記上下2枚のフィルムを用いて被包
装物3を収縮包装する包装工程を示している。
同図に於て11.12はシュリンク用包装フィルムの巻
取、13.14は前記両フィルムの案内ロール、15は
横シールバー、16はシュリンクトンネルである。図示
の如く上下に設けた巻取11.12から被包装物3をラ
ッピングするためのシュリンク用包装フィルム2a、2
bが間欠的または連続的に繰出され、その中間に被包装
物3がコンベアく図示省略)により送り込まれて当該フ
ィルムで包被される。次に前記包装フィルムによってス
リーブ状にラッピングされた被包装物3の前後が横シー
ルパー15により溶断シールされ、その後この被包装物
3は、シュリンクトンネル16内にコンベアにより搬送
される。シュリンク用包装フィルムは、前記トンネル内
において熱風にざらされて熱収縮するので、被包装物の
外面をピッタリ密着して包み込むことどなる。コンベア
によってトンネルより排出された被包装物は、次に必要
に応じて冷却工程へ導入された後、包装完成品(シコリ
ンク包装体1)として取出される。
続いて、本明細書の第二の発明である開封テープを包装
用フィルムに接着させる装置について説明づる。第5図
〜第 図は本発明装置の一実施例を示すものであって、
第4図と同様に図中符号2はシュリンク用包装フィルム
、同じく4は前記包装フィルムとは別体の熱可塑性プラ
スチックフィルムh日らなる開封テープを示す。
先ず、装置全体の概要から説明すると、図に於て符号2
0で示すものは開封テープの巻取原反、31は装置フレ
ーム、32は開封テープ用案内ロール、33は前記包装
フィルム2の走行方向に対して直交する方向から開封テ
ープ4を供給するテープ送りロール、50は前記開封テ
ープを包装フィルムの幅に対応させて所定の長さに切断
する装置、60は切断した開封テープを’Q@30の中
央部に送り込むテープ・フィーダである。このテープ・
フィーダは後述のように開封テープを吸着保持しながら
、包装フィル、ムに重ね合せるためのサクションベルト
61と、該サクションベルトを所定の方向に駆動走行さ
せる一対のプーリ62と、前記サクションベルト面にサ
クション機能を付与するためテープ・フィーダの鍬体内
部に組込んだ吸気チャンバー63を主要構成要素として
組立てられている。なお、このテープフィーダの詳細は
後述する。また、符号70は開封テープと包装フィルム
とを溶着しつつ、同時にテープ面に破断用ミシン孔を形
成させるためのミシン目刻成装置であり、前記テープ・
フィーダ本体の上方位置に配設されている。
次に、本装置の構成要素である帯状の開封テープ4を包
装フィルムの流れ方向に対して直交する方向から該フィ
ルム面の直下に供給する送りロール33について詳細に
述べると、第7〜8図に示すとおり、送りロール33は
フレーム31に支承されたニップロール33aと、ニッ
プロールの上方に位置して、該ロールに対し接離可能に
取付けた押圧ロール33bとで構成されている。押圧ロ
ール33bはロール@33Cに対してベアリング33d
を介して遊嵌されており、一方、ロール軸3:3cはそ
の両端が一対の軸受板34により支持されている。前記
軸受板はフレーム31上に設けた一対の支持枠35に形
成したガイード溝35aに上下方向に摺動自在に嵌着さ
れでいる。また各支持枠35の上部には、軸受板34を
常時下方に付勢するスプリング36が取付けられ、この
スプリング圧により前記ニップロール33aに対し押圧
ロール33bが圧接されるように設定されている。
なお、符号37はフレーム31の上端に接してロール軸
33cの両端に取付けた偏心ローラ、38は該偏心ロー
ラを回転させるための操作ハンドルであり、該ハンドル
を運動するにより前記ニップロールと押圧ロールとを必
要に応じて接wiさせてテープの始端を挿入セラ1〜で
きるように構成している。
開封テープは前記ニップロールと押圧ロールとからなる
送りロール33の間に挿通され、該ロールの回転により
包装フィルムの下面に配設したテープ・フィーダ上に送
り込まれるようになっている。
ここで送りロール33の駆動装置を説明しておくと、符
号39はニップロールの軸端に取付【プられた鎖車、4
0は前記ニップロールの駆動用モータ、41は該モータ
の駆動軸に取付tノられた鎖車であり、前記両鎖車間に
張設したチェーン42を介して前記送りロール33が駆
動されるようになっている。またこの駆動装置には、第
12図に示すとおりその制御装置43及び前記開封テー
プの切断長さを設定するテープ長さ設定装置44が備え
られている。このテープ長さ設定装置は開封テープにお
ける切断長さを送りロールからの繰り出し時間によって
設定し、その時間の経過時に前記テープ切断装置50を
作動させることができるように構成されていると共に、
手動によってもテープVJ断長さを設定でさるように構
成されている。この実施例の装置は一例として第13図
の如く前記送りロール軸にテープの繰り出し時間を検出
し信号を出力するセンサ(エンコーダ)45が設けられ
、該エンコーダからの信号が前記制御装置に入力される
ようになっている。また、該制御装置からは前記テープ
長さ設定装置に対し、テープ長さ設定信号が出力される
と共に、前記モータに対してその駆動停止を指示する信
号が出力される。
進んでテープ切断装置50について)ホベる。
第5図及び第9図に示すように、フレーム31の上方に
架設された支持板71の端部にテープ切断用ナイフの駆
動シリンダS1を固定し、該シリンダのロッド端部にテ
ープ切断用ナイフを下部に備えたナイフホルダ52が上
から釣下げるように取付けられている。そして、このナ
イフホルダの下方にはヒータ57を埋め込んでなる溶断
ナイフ53が下向きに取付けられている。
また、前記ナイフホルダの下面に並設した一対の釣下げ
ボルト54には前記溶断ナイフの刃部を貫通させること
ができる孔56を有するテープを押え55を上下方向に
移動自在に保持されている。
なお、前記ナイフホルダとテープ押えとの間にはスプリ
ング58を縮設し、このスプリングによりテープ押えに
対して常時圧下傾向を付与しておく。
そして、このような構成の下で開封テープを所定の長さ
に切断する場合は、テープ送りロール33の回転時にエ
ンコーダの働きにより切断位置まで開封テープを引き出
した後、前記シリンダ51を動作させてナイフホルダ5
2を下向きに動かすと、テープ押えはナイフ受台を兼ね
るテープ・フィーダ60に押し付けられ、該テープ押え
はスプリング58に抗して上向きに移動し、ヒータ57
により加熱されたナイフ53の刃先がテープ押えの孔よ
り突出させてテープ・フィーダ上に供給された開封テー
プと接し、これを溶断するように構成されている。
続いてテープ・フィーダ60の構成について説明する。
既に述べたように、このものは開封テープを包装フィル
ムの下面に導入するサクションベルと61と、該ベルト
を所定方向に駆動走行させる前後一対のプーリ62と、
前記ブーり間に設置されて、前記サクションベルトにサ
クション機能を付与する吸気チャンバー63から構成さ
れている。サクションベルトは、第5図に示すようにテ
ープ送りロール33の前方に架設された前後一対のプー
リ62間に無端状に懸張され、かつ前記ブーり間に設け
た吸気チャンバー63の上面を該サクションベル]−の
キャリヤ側が接触しつつ走行するように設けられている
なお、このサクションベルトは、−例として、ポリエス
テル繊維地を芯材とし、その表面をシリコンゴム等で被
覆してなる耐熱材料を用いて形成すると共に、第11図
に示す如くそのベルト面に多数の吸気孔61aをベルト
の長さ方向に沿って1列又は複列に開口配置している。
前記一対のプーリ62Bに配設した吸気チャンバー63
は、その上面に通気孔63aが設けられており、この通
気孔と前記サクションベルトに設けた吸気孔とは互いに
連通するように構成されている。そじて、前記サクショ
ンベルトの駆動走行時に前記吸気チャンバーを介して吸
気孔61aにサクション機能を付与して同封テープをサ
クションベルト上に吸着保持しつつ、前記包装フィルム
面下に供給することができるようになっている。なお、
前記吸気チャンバーは吸気バイブロ3bを介して吸気源
(図示省略)と接続されている。
なお、この吸気源は、後記するように開封テープが包装
フィルムの中心に位置決めされると共にフィルム相互が
溶着されると作動停止状態になり、吸気が断たれるよう
に構成されている。また、吸気源としては、−例として
プロワポンプが用いられるが、勿論これに限られるもの
ではない。
因みに、符号64は前記ブーりの駆動用モータ、65a
は前記モータの駆動軸に取付けた鎖車、65bは環部ブ
ーり軸に取付けた鎖車、66は前記両鏡車間に張設した
チェーンである。なお、上記のようなテープフィーダの
駆動装置には、第13図に示す如くその制御装置67及
び前記開封テープを包装フィルムの中心に設定するため
のテープの位置決め装置68が備えられている。このテ
ープ位置決め装置は所定の長さに切断した開封テープを
包装フィルムの中心に寄せるまでの移動長さをテープ切
断装置からの繰り出し時間によって設定するもので、そ
の時間の経過時に前記北部ブーりに設けたセンサー(−
例としてエンコーダ)69からの信号が前記制m+装@
67に入力されるようになっている。なお、この位置決
め装置は手動によってもテープの移動長さを設定できる
ように構成されている。また前記制御装置68からは前
記テープの位置決め装置に対し、テープ位置決め設定信
号が出力されると共に前記ブーりの駆動モータに対して
その駆動停止を指示する信号が出力される(第12図参
照)。
次に前記テープ・フィーダの上方に設けるようにした開
封テープを包装フィルム面に溶着しつつ、テープ面上に
ミシン孔を形成するミシン目刻成装置70について説明
する。
このミシン目刻成装置は、前記開封テープが包装フィル
ムの中心に位置決めされると、後記するミシン目刻成用
駆動シリンダが作動してミシン刃がテープ・フィ一ダに
対して圧接されるように構成されている。以下、この装
置の詳細を第5図第6図及び第10図に基づいて説明す
る。
符号71で示すものは、前記駆動シリンダをテープ・フ
ィーダ上に保持する支持板、72は前記支持板をフレー
ム31に架設するための支柱である。図示のように、ミ
シン目刻成用駆動シリンダ73は前記支持板71の上面
中央に、シリンダロッドが下向きどなるように固定され
ている。符号74は前記シリンダロッド端に保持された
ミシン刃のホルダ、75は前記ホルダの下面に取付(J
られたヒータ76を内蔵するミシン刃である。このミシ
ン刃は第12図の如く前記包装フィルムの幅に対応させ
て、該フィルム幅方向に1列又は複列に取付けられてい
る。
因みに第10図は前記ホルダ下部にミシン刃を平行2列
に取付けた例を示した。符号77はミシン刃の下方に取
付けた開封テープ押え板であり、この押え板の中央には
、前記ミシン刃を下向きに貫通させることができる開ロ
ア8が形成されている。
なお、前記押え板はミシン刃ホルダ74の下面に並設し
た一対の釣支ポル1〜74aを介して、上下方向に移動
自在に懸架されているものであって、この押え板とホル
ダとの間に該ホルダを支点として下向きに弾圧力を作用
するスプリング79が縮設されている。なお、符号80
はミシン刃の上下移動用案内ガイドである。
本発明装置の構成は以上のとおりであり、以下にての運
用状況を説明する。既に)ホべたように本発明の装置は
、−例として第1図に示すような包装体を得るに当り、
当該包装フィルム面に対して帯状の開封テープを溶着し
つつ該テープ面に破断用ミシン目を形成させることがで
きるようにしたものであって、当該包装体を構成するシ
ート状の包装フィルム2の流れに対して直交する方向か
ら導入した開封テープ4を所定の長さに切断した後、切
断した開封テープを包装フィルム下面中心に位置決めし
た後、両者を溶着しつつテープ面に破断用のミシン孔を
形成するものである。
開封テープを切断する際には、テープ送りロールの側方
に設(プるエンコーダ等より構成されるテープ切断長さ
設定装置によって包装フィルム幅に対応させて開封テー
プの供給量(引出徂)を自由に設定し、それに応じて開
封テープを所定の長さに切断する。
また、所定の長さに切断した開封テープを包装フィルム
面に接着させるに当っては、前記テープ・フィーダのブ
ーりに取付けられている別のエンコーダ等によって構成
される位置決め装置により当該切断後の開封テープを包
装フィルムの幅中心に送り込む量を任意に設定し、その
設定3に応じてサクションベルトを適宜に動かして開封
テープを溶着装置の中心に送り込み、包装フィルムに対
する位置決めを行なう。
上記位置決め作業終了後、包装フィルムの上方に設けら
れた加熱部材によって常時加熱されているミシン目状溶
断刃をシリンダ駆動によりサクションベルト面に圧接す
る。
こうすると、停止しているシー1−状の包装フィルムと
開封テープはテープ押え板とザクジョンベル1〜との間
に挟持されて密着すると共に、加熱部材によって常時加
熱されている溶断刃が押え板の孔より突出覆るので、こ
の突出したミシン刃により包装フィルムと開封テープと
の接合面を加熱溶融して両者を合体させる。また、これ
と同時に溶断刃の歯部がフィルム面にミシン目状のノツ
チを切込むのである。こうして包装フィルムの全幅にわ
たって開封テープを直線状に熱接着すると共に、熱接着
と同時にフィルムと開封テープどのΦ合部に治って破断
用ミシン孔を形成させる。
以後上記の手順を繰り返づことによって包装フィルムに
対し、包装フィルムの長さ方向に沿って任p1、若しく
は所定のピッチ′C断続的にカットテープの加熱接着す
るものである。
なお、第4図は熱収縮性フィルムを上下三方より繰出し
ながら包装物をスリーブ方式で包iする例を示したが、
本発明はこのような包装形態のものに限られるものでは
なく、ビロ一方式あるいは四方シール方式(図示省略)
等の包装形態のものにも適用可能である。
なお、熱収縮性フィルムにより被覆される被包装物3は
中休の商品であっても、複数個の商品の集合包装体であ
ってもよく、更に円形とか多角形などの異形のものであ
ってもよい。
[発明の効果] 本発明は以上に説明したように構成されているので、次
のような効果を奏する。
本発明のシュリンク包装体は、包装フィルムの内面又は
外面に同種のフィルムからなる開封テープを重ね合せ、
この重合部を溶着一体止するとともに、その重合部に沿
って破封用ミシン孔を形成してなるものであるから、開
封のためにナイフを要しない。また、開封に当ってはテ
ープの重合部に設けたミシン孔に沿って包装を容易にか
つ綺麗に開封できると共に、重合部は2枚のフィルムが
重ねられて厚くなっているので強度の低下が防止され、
シュリンクトンネル内でミシン孔が破れるのを防ぐこと
ができる。また包装フィルムと同種又は異種の熱可塑性
フィルムからなる開封テープを重ね合せて溶着し、その
重合部に沿ってミシン孔を開けているから、フィルムの
コスト以外に特別の月利費は要しない。また、フィルム
の重合、溶@ならびに孔あけ作業も本装置により簡易に
行なうことができるので安価なコストで所望のシュリン
ク包装品を得ることができる。そのうえ、前記テープと
包装フィルムとは同質のフィルムで形成されている場合
は、包装後の仕上り外観が良い等の優れた実用上の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明包装体の斜視図、第2図は同上要部の拡
大図、第3図は重合けられた包装フィルムと開封テープ
の溶着部とミシン孔の位置関係を示1説壊[−図、第4
図は本発明包装体の製造工程を示す説明図、第5図は本
発明にお1プる開封テープ接着装置の正面図、第6図は
同上側面図、第7図は開封テープ送りローラの一部破断
圧面図、第8図は同上側面図、第9図は開封テープ切断
装置の正面図、第10図はミシン目刻成装置とサクショ
ンベルトを示す一部破断側面図、第11図はサクション
ベルトの要部斜視図、第12図はミシン刃の斜視図、第
13図は本装置の制御系統を示したブロック図、第14
図は従来のシュリンク包装体の開1」方法を示す説明図
である。 1・・・シュリンク包装体、2・・・熱収縮性包装フィ
ルム、3・・・包装物、4・・・開封テープ、5・・・
破封用ミシン孔、6・・・溶着部、11.12・・・巻
取、13.14・・・案内ロール、15・・・シールバ
ー、16・・・シュリンクネル、20・・・開封テープ
巻取原反、31・・・装置フレーム、32・・・開封テ
ープ案内ロール、33・・・開封テープ送りロール、3
3a・・・ニップロール、33b・・・押圧ロール、3
4・・・軸受板、35・・・支持枠、35a・・・ガイ
ド嵩、36・・・スプリング、37・・・偏心ローラ、
38・・・操作ハンドル、39・・・鎖車、40・・・
駆動用モータ(送りロール)、41・・・鎖車、42・
・・チェーン、43・・・制御装置、44・・・テープ
長さ設定装置、45・・・エンコーダ、50・・・開封
テープ切断装置、51・・・ナイフ駆動シリンダ、52
・・・ナイフホルダ、53・・・溶断ナイフ、55・・
・テープ押え、・・・孔、57・・・ヒータ、58・・
・スプリング、60・・・テープフィーダ、61・・・
サクションベルト、62・・・プーリ、63・・・吸気
チャンバー、64・・・ブーり駆動用モータ、65・・
・鎖車、66・・・チェーン、67・・・制wg装置、
68・・・テープ位置決めHE、69・・・エンコーダ
、70・−・ミシン目刻成装置、71・・・支持板、7
2・・・支柱、73・・・ミシン目刻成用駆動シリンダ
、74・・・ミシン刃数イ」ホルダ、75・・・ミシン
刃、76・・・ヒータ、77・・・開封テープ押え板、
78・・・開口、79・・・スプリング、80−・・案
内ガイド。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱収縮性フィルムによりシュリンク包装されたシ
    ュリンク包装体において、包装フィルムの内面又は外面
    に、前記包装フィルムとは別体の熱可塑性プラスチック
    フィルムからなる帯状の開封テープを重ね合せ、その重
    合部を少くとも局部的に溶着すると共に、当該重合部に
    沿つて破断用ミシン孔を形成させたことを特徴とする開
    封テープを設けたシュリンク包装体。
  2. (2)重ね合せられたフィルム相互が破断用ミシン孔の
    周辺において、溶着されている請求項1記載のシュリン
    ク包装体。
  3. (3)包装フィルムの流れ方向に対して直交する方向か
    ら帯状の開封テープを供給する手段と、該開封テープを
    所定の長さに切断する手段と、切断されたテープを装置
    の中央部に位置決めする手段と、該テープを包装フィル
    ム面に溶着しつつ破断用ミシン孔を形成させる手段とを
    組み合わせて成る開封テープの接着装置。
  4. (4)開封テープを装置中央部に供給する手段はベルト
    面に、吸気源と連通した多数の吸気孔を設けたサクショ
    ンベルトである請求項3記載の開封テープ接着装置。
JP22837088A 1988-09-14 1988-09-14 開封テープを設けたシュリンク包装体並びに開封テープの接着装置 Pending JPH0285172A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323076U (ja) * 1989-07-10 1991-03-11
JPH08230844A (ja) * 1995-02-27 1996-09-10 Niyuurongu Kk 薄肉フィルムへのテープ貼着装置
JP2015227172A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 レンゴー株式会社 シュリンク包装体及びその包装方法

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JPH0323076U (ja) * 1989-07-10 1991-03-11
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