JP3081999U - 紙袋入りクッション材の製造装置 - Google Patents

紙袋入りクッション材の製造装置

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JP3081999U JP2001003207U JP2001003207U JP3081999U JP 3081999 U JP3081999 U JP 3081999U JP 2001003207 U JP2001003207 U JP 2001003207U JP 2001003207 U JP2001003207 U JP 2001003207U JP 3081999 U JP3081999 U JP 3081999U
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徳治 渡辺
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株式会社ワタコン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な構造と操作工程によって、クッション
材入りの袋体を縦方向又は横方向に連続加工又は単一加
工が自動的に行えるようにする。 【解決手段】 下側の原紙用アンダーガイドプレート1
を囲んで原紙溶着用ヒーター付きの下枠体3と、これ
に対峙する上側原紙用アッパープレート1の上方に原
紙押圧用の上枠体2を上下動できるように設け、上枠体
の後部にミシン目成形用カッター4を当該上枠体と同調
して上下動可能に設け、前記上枠体とこれに対峙する下
枠体間における上側原紙と下側原紙の間にクッション材
Cを供給し、引出しローラーの回転数によって一定寸法
の袋体の大きさが決まるようにし、センサー9の感知で
引出しの開始又は停止を行うようにし、成形した袋体A
を引出すローラー6を設け、その袋体引出しローラーの
前方に連続して成形される袋体をミシン目Bから切離す
ローラー7を設けた構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、紙袋入りクッションの製造装置に関するもので、簡単な構造と操作 工程によって、クッション材入りの袋体が連続加工又は単一加工が自動的に行え るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種の袋入りクッションは、化成品発泡材が主流であったが、環境対 策として紙製パッキンに代わりつつある。そして、紙製パッキンを製造するに当 たって、従来は紙又はポリフィルムで三方をシールするピロー包装機等の機械は あった。それは、フィルムを送り出すか引き出しながら品物を包装していた。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は従来の課題を解決し、且つ発明の目的を達成するために提供するもの である。本考案の第1は、紙袋入りクッションの製造装置において、下側原紙を 受けるガイドプレートのうち、アンダープレートを囲んで原紙溶着用ヒーター付 きの下枠体を上下動できるように設け、前記下枠体に設定の間隔を確保して対峙 して上側原紙を受けるアッパープレートの上方に押圧用の上枠体を上下動できる ように設け、且つ上枠体の後部にミシン目成形用カッターを当該上枠体と同調し て上下動できるように設け、且つ前記上枠体と下枠体の直後において、クッショ ン材を包むために下側原紙と上側原紙の対向内面又は下側原紙若しくは上側原紙 の一方の原紙内面に加熱接着剤を塗布してある下側原紙と上側原紙のロール体を 軸支し、前記上枠体とこれに対峙する下枠体間における上側原紙と下側原紙の間 にクッション材を供給した後、センサーの感知で引出し用ローラーの回転数によ り袋体の大きさを決めて引出しの開始又は停止を行うようにし、且つ前記クッシ ョン材を内包して成形した袋体を引出す上下のローラーを設けたものである。
【0004】 本考案の第2は、紙袋入りクッションの製造装置において、下側原紙を受ける ガイドプレートのうち、アンダープレートを囲んで原紙溶着用ヒーター付きの下 枠体を上下動できるように設け、前記下枠体に設定の間隔を確保して対峙して上 側原紙を受けるアッパープレートの上方に押圧用の上枠体を上下動できるように 設け、且つ上枠体の後部にミシン目成形用カッターを当該上枠体と同調して上下 動できるように設けると共に、前記上枠体と下枠体の後部において、コ字形の左 右両辺を繋ぐ基部辺にミシン目成形用カッターが通過できる溝孔を形成し、且つ 前記上枠体と下枠体の直後において、クッション材を包むために下側原紙と上側 原紙の対向内面又は下側原紙若しくは上側原紙の一方の内面に加熱接着剤を塗布 してある下側原紙と上側原紙のロール体を軸支し、前記上枠体とこれに対峙する 下枠体間における上側原紙と下側原紙の間にクッション材を供給し、センサーの 感知で引出しローラーの回転数により袋体の大きさを決めて引出しの開始又は停 止を行うようにし、前記クッション材を内包して成形した袋体を引出す上下のロ ーラーを設け、さらにその袋体引出しローラーの前方に連続して成形される袋体 をミシン目から切り離す分離用ローラーを設けたものである。
【0005】 本考案の第3は第1の考案又は第2の考案に係る紙袋入りクッションの製造装 置において、下側原紙と上側原紙の対向内面又は下側原紙又は上側原紙の内面に 塗布する加熱接着剤を色付きにし、この色付きの加熱接着剤の部分をセンサーで 感知させ、又は原紙に色付きのカット印刷し、このカット印刷部をセンサーで感 知させて原紙移動の距離を決めるようにしたものである。
【0006】
【考案の実施態様】
本考案の実施態様は次の通りである。まず、下側原紙を受けるガイドプレート 1のうちのアンダープレート1上に載置した下側原紙2と、その下側原紙に対 峙して設定間隔Sを確保して配置した上側原紙2の引出しローラー6で挟持して 移動させ、対向内面に加熱接着剤を塗布してある上下の原紙P・P′の間に供給 して挟まれたクッション材Cをセンサー9で感知して引出しローラー6が駆動し 、当該引出しローラーの回転数によって一定寸法の大きさに決めた状態でガイド プレート1に到達したときにセンサー9で感知して引出しを停止させ、この位置 において、ガイドプレート1を囲んで上下動するコ字形のヒーター付き下枠体3 を上昇させると同時に上側原紙を押圧する上枠体2を下降させて上下に位置する 原紙P・P′において、前の工程で熱溶着済みの前部横辺を除く三方の縁辺を加 熱溶着させる。
【0007】 このとき、上枠体3と一緒に下降したミシン目成形用カッター4で袋体後部の 溶着部の中間を横幅方向に亘ってミシン目Bを入れる。
【0008】 溶着を終了した後に引出しローラー6の駆動を開始して前方移動し、当該引出 しローラー6でガイドプレート1でクッション材を整形しながら袋体を成形して 排出方向に引き出す。この工程を繰り返すことによってクッション材入り袋体A の複数個が連続した状態で加工される。
【0009】 そして、前記の引出しローラー6でガイドプレート1でさらに袋体Aを整形し ながら排出方向に引出した後に、分離用ローラー7に移動すると共に、当該分離 ローラーで挟持させながら引出しを続ける。
【0010】 この時点にあっては、袋体1個分をおいた後続の袋体を成形する工程のために 引出しローラー6の駆動が停止している際に分離用ローラー7を駆動させてある 。これによって分離用ローラー6で挟持されている袋体Aが、引出しローラー7 で挟持されている袋体Aから切り離されて単一個の紙袋入りクッションが加工さ れる。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例を図面に即して説明する。1は袋体整形用のガイドプレートで あり、アッパープレート1とこれに対峙するアンダープレート1とから成り 、この位置に到達したクッション材をある程度偏平に整形しながら次工程に移動 するようになっている。2は紙袋成形用の上側原紙Pを押圧するための上枠体、 3は下側原紙P′をその外形が接触しないように囲んで上下動できる配置したコ 字形を成す原紙溶着用ヒーター付きの下枠体である。図2において、上枠体2と 下枠体3が設定間隔Sで対峙した位置から鎖線状態のように圧接できるように配 置してある。
【0012】 4は上枠体2の後部に設けたミシン目成形用カッターであり、上枠体2と同調 して上下動するように設定されている。5・5′は前記ミシン目成形用カッター が通過できる溝孔であり、上枠体2と下枠体3のコ字形の左右両辺2・2、 3・3を一体的に連結する基部辺2、3に形成してある。
【0013】 6は前記の上枠体3と下枠体2の前方に設けた袋体引出し用のローラーであり 、対向内面又は下側を可とする一方の原紙の内面に加熱接着材を塗布してある上 下の原紙でクッション材Cを内包し、前工程で熱溶着済みの前部横辺P・P ′を除く三方P・P′、P・P′、P・P′を上下から挟持して熱 溶着した袋体Aを引出して前方に移動するようになっている。この場合、当該ロ ーラーの回転数(エンコーダー)によって決まった袋体を一定寸法分だけ引出す ようになっている。 7は前記の袋体引出しローラー6の前方に配置した袋体分離用ローラーであり 、停止している引出しローラー6に対して当該袋体分離用ローラー7を駆動して 袋体Aをミシン目Bから食いち切った状態で切り離すことができるようにしてあ る。
【0014】 8は原紙溶着用ヒーター付きの下枠体3及び上枠体2の上下動用圧力シリンダ ー、9はクッション材Cを感知して上下の原紙P・P′の引出し用ローラー6の 駆動の開始又は停止を行うセンサーであり、クッション材Cが通過した後、下枠 体3が上昇し又は上枠体2が下降する構成にになっている。 9′は色感知センサーであり、原紙に色付きのカット印刷部位を感知すること によって袋体を成形する原紙P・P′の引出し長さを決める構成にすることもで きる。この場合、色付きカット印刷は、加熱溶着用の接着材に白いインキや他の 色のインキを混ぜる方法もある。 Pr・Pr′は対向内面又は下側を可とする原紙内面に加熱接着剤を塗布してあ る上側原紙Pと下側原紙P′をロール巻きしたロール体であり、これを軸受けに よって軸支してある。なお、前記接着剤の塗布の仕方は、原紙内面の全体又は原 紙内面の左右両側縁辺と、所定間隔で袋体の前後に相当する部位に横幅方向に亘 って帯状に塗布する方法がある。
【0015】 「クッション材入り袋体の製造準備工程例」 次に本考案の製造工程例を図面に即して説明する。 (1) 準備工程として、先ず最初に引出し用ローラー6及びこれより前方の分 離用ローラー7に上下の原紙P・P′を挟持させた状態で停止させておく。 (2) この状態における下側原紙のアンダープレート1において、上側原紙 Pと下側原紙P′の間にクッション材Cを挟むようにして供給した後、センサー 9の感知で引出しローラー6を駆動を開始させて当該クッション材を上下の紙P ・P′で包被した状態で下枠体3の個所に送り、上枠体2の下降と下枠体3上昇 による接合により、袋体Aを形成しようとする上下の原紙P・P′において、前 工程で溶着済みの前部横辺P・P′を除く三方P・P′、P・P′ 、P・P′を重ね合わせると同時に下枠体のヒーターによって加熱溶着する 。 (3) そして次に、上下の引出しローラー6の回転駆動で当該引出しローラー において、クッション材Cを包被した袋体Aの左右両側の縁辺を上下から挟持す る。 (4) クッション材Cを供給したことをセンサー9が感知して引出しローラー 6の回転数(エンコーダー)によって決まった袋体の寸法分だけ引出すようにす る。また、センサー9によって、引出しローラー6の駆動を停止するが、袋体A の分離用ローラー7は引出し駆動を継続することによって、当該袋体と引出しロ ーラー6の位置にある次位の袋体をミシン目Bから食いち切った状態で切り離し て分離する。そして、引出しローラー6を駆動して次位の袋体を成形し、以後こ の工程を繰り返す。
【0016】 「クッション材入り袋体の製造」 (1) 上枠体2と下枠体3の前部において、前部の横幅方向の縁辺を加熱溶着 した上下の原紙の間にクッション材Cを供給した後、引出しローラー6が停止し ている間に下枠体3を上昇させ、上枠体2を下降させて上下の原紙P・P′にお いて、前工程で溶着済みの前部横辺P・P′を除く三方P・P′、P ・P′、P・P′を重ね合わせると同時に下枠体のヒーターによって加熱 溶着する。次に、引出しローラー6の駆動を再開させてクッション材入りの袋体 Aを引出しローラー6の位置まで引出し、以後この工程を繰り返す。これによっ てミシン目から切り離されていない連続した袋体入りクッションが成形される。 (2) そして次に、クッション材入りの袋体Aを引出しローラー6の位置まで 引出した後、前方に移動したクッション材入り袋体Aはその分離用ローラー7で 挟持される。当該位置から引出しローラー部位にある袋体1個分をおいた下枠体 3と上枠体2の位置で後位の袋体加工のために引出しローラー6の駆動を停止す る。然るに分離用ローラー7は駆動して当該分離用ローラーで挟持しているクッ ション材入り袋体Aを、引出しローラー6で挟持している袋体からミシン目Bを 境として単一個に食いち切り状態で切り離されて分離される。この場合、前記分 離用ローラーの袋体挟持状態の設定を調節することによって2個又は3個以上の数 多を連続した状態で切離すことも可能である。
【0017】
【考案の効果】
本考案は上記の構成であるから、次のような効果がある。すなわち、上側原紙 と下側原紙の間に紙製クッション材を供給した後、センサーで感知し、引出しロ ーラーの回転数によって袋体の大きさを決めて引出し又は停止し、ガイドプレー ト位置おいて上下のコ字形枠体で加熱溶着するとき、前位の引出しローラーによ ってもクッション材を封入した袋体の前部縁辺部位を加熱溶着されていることに よって、クッション材を封入した袋体が加工される。 これによって、パッキン等柔らかいクッション材を上下の原紙で挟んで引出し て包装することができる。また、隣り合う袋体の継ぎ目にミシン目を入れるだけ で切り離さないため、原紙を引き出す工程においてずれることがない。 さらに、ミシン目の切込み個所からそのまま切らないで使用するか、又は自動 的に切り離して単一個若しくは2〜3個を連続した状態で切離して使用すること ができる。 すなわち、コ字形下枠体の中間に鋸歯でミシン目状の切込みを入れる加熱溶着 の終了時に引出しローラーで上下の原紙にクッション材を挟んで引出した後、所 定の寸法で止まる。この工程で終わらせるときは、連続したクッション材入り袋 体が加工される。 そして、引出しローラーから工程最後の分離用ローラーにかけると、当該引出 しローラーが停止したときに、分離用ローラーだけは止まらないのでミシン目状 の切込み個所から食いち切れて分離する。この工程まで進むときは、単一個のク ッション材入り袋体が加工される。
【提出日】平成13年7月5日(2001.7.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、横型又は縦型のいずれにも適用できる紙袋入りクッションの製造装 置に関するもので、簡単な構造と操作工程によって、クッション材入りの袋体が 横方向又は縦方向方向に連続加工又は単一加工が自動的に行えるようにしたもの である。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種の袋入りクッションは、化成品発泡材が主流であったが、環境対 策として紙製パッキンに代わりつつある。そして、紙製パッキンを製造するに当 たって、従来は紙又はポリフィルムで三方をシールするピロー包装機等の機械は あった。それは、フィルムを送り出すか引き出しながら品物を包装していた。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は従来の課題を解決し、且つ発明の目的を達成するために提供するもの である。本考案の第1は、紙袋入りクッションの製造装置において、下側原紙を 受けるガイドプレートのうち、アンダープレートを囲んで原紙溶着用ヒーター付 きの下枠体を上下動できるように設け、前記下枠体に設定の間隔を確保して対峙 して上側原紙を受けるアッパープレートの上方に押圧用の上枠体を上下動できる ように設け、且つ上枠体の後部にミシン目成形用カッターを当該上枠体と同調し て上下動できるように設け、且つ前記上枠体と下枠体の直後において、クッショ ン材を包むために下側原紙と上側原紙の対向内面又は下側原紙若しくは上側原紙 の一方の原紙内面に加熱接着剤を塗布してある下側原紙と上側原紙のロール体を 軸支し、前記上枠体とこれに対峙する下枠体間における上側原紙と下側原紙の間 にクッション材を供給した後、センサーの感知で引出し用ローラーの回転数によ り袋体の大きさを決めて引出しの開始又は停止を行うようにし、且つ前記クッシ ョン材を内包して成形した袋体を引出す上下のローラーを設けたものである。
【0004】 本考案の第2は、紙袋入りクッションの製造装置において、下側原紙を受ける ガイドプレートのうち、アンダープレートを囲んで原紙溶着用ヒーター付きの下 枠体を上下動できるように設け、前記下枠体に設定の間隔を確保して対峙して上 側原紙を受けるアッパープレートの上方に押圧用の上枠体を上下動できるように 設け、且つ上枠体の後部にミシン目成形用カッターを当該上枠体と同調して上下 動できるように設けると共に、前記上枠体と下枠体の後部において、コ字形の左 右両辺を繋ぐ基部辺にミシン目成形用カッターが通過できる溝孔を形成し、且つ 前記上枠体と下枠体の直後において、クッション材を包むために下側原紙と上側 原紙の対向内面又は下側原紙若しくは上側原紙の一方の内面に加熱接着剤を塗布 してある下側原紙と上側原紙のロール体を軸支し、前記上枠体とこれに対峙する 下枠体間における上側原紙と下側原紙の間にクッション材を供給し、センサーの 感知で引出しローラーの回転数により袋体の大きさを決めて引出しの開始又は停 止を行うようにし、前記クッション材を内包して成形した袋体を引出す上下のロ ーラーを設け、さらにその袋体引出しローラーの前方に連続して成形される袋体 をミシン目から切り離す分離用ローラーを設けたものである。
【0005】 本考案の第3は第1の考案又は第2の考案に係る紙袋入りクッションの製造装 置において、下側原紙と上側原紙の対向内面又は下側原紙又は上側原紙の内面に 塗布する加熱接着剤を色付きにし、この色付きの加熱接着剤の部分をセンサーで 感知させ、又は原紙に色付きのカット印刷し、このカット印刷部をセンサーで感 知させて原紙移動の距離を決めるようにしたものである。
【0006】 本考案の第4は紙袋入りクッションの製造装置において、左右の原紙を受ける ガイドプレートのうち、右側の原紙を受けるライトプレートを囲んで原紙溶着用 ヒーター付きの右枠体を横方向に移動できるように設け、前記右枠体に設定の間 隔を確保して対峙して左側原紙を受けるレフトプレートの左方に原紙押圧用の左 枠体を水平方向に移動できるように設け、且つ左枠体の後部にミシン目成形用カ ッターを当該左枠体と同調して左右方向に水平移動できるように設け、且つ前記 左枠体と右枠体の直後において、クッション材を包むために右側原紙と左側原紙 の対向内面又は右側原紙若しくは左側原紙の一方の原紙内面に加熱接着剤を塗布 してあるロール体を軸支し、前記左枠体とこれに対峙する右枠体間における左側 原紙と右側原紙の間にクッション材を供給し、センサーの感知で下方への引出し ローラーの回転数により袋体の大きさを決めて引出しの開始又は停止を行うよう にし、前記クッション材を内包して成形した袋体を引出す左右のローラーを設け たものである。
【0007】 本考案の第5は、紙袋入りクッションの製造装置において、右側原紙を受ける ガイドプレートのうち、ライトプレートを囲んで原紙溶着用ヒーター付きの右枠 体を左右方向に移動できるように設け、前記右枠体に設定の間隔を確保して対峙 して左側原紙を受けるレフトプレートの左方に押圧用の左枠体を左右方向に移動 できるように設け、且つ左枠体の下部にミシン目成形用カッターを当該左枠体と 同調して左右方向に移動できるように設けると共に、前記左枠体と右枠体の下部 において、コ字形の左右両辺を繋ぐ基部辺にミシン目成形用カッターが通過でき る溝孔を形成し、且つ前記左枠体と右枠体の直後において、クッション材を包む ために右側原紙と左側原紙の対向内面又は右側原紙若しくは左側原紙の一方の内 面に加熱接着剤を塗布してある右側原紙と右側原紙の間にクッション材を供給し 、センサーの感知で引出しローラーの回転数により袋体の大きさを決めて下方へ の引出し開始又は停止を行うようにし、前記クッション材を内包して成形した袋 体を引出す左右のローラーを設け、さらにその袋体引出しローラーの下方に連続 して成形される袋体をミシン目から切り離す分離用ローラーを設けたものである 。
【0008】 本考案の第6は第4の考案又は第5の考案に係る紙袋入りクッションの製造装 置において、右側原紙と左側原紙の対向内面又は右側原紙又は左側原紙の内面に 塗布する加熱接着剤を色付きにし、この色付きの加熱接着剤の部分をセンサーで 感知させ、又は原紙に色付きのカット印刷し、このカット印刷部をセンサーで感 知させて原紙移動の距離を決めるようにしたものである。
【0009】
【考案の実施態様】
本考案に係る横型タイプ又は縦型タイプ(括弧内表示)の実施態様は次の通り である。まず、下(右)側原紙を受けるガイドプレート1のうちのアンダー(右 )プレート12上に載置した下(右)側原紙2と、その下(右)側原紙に対峙し て設定間隔Sを確保して配置した上(左)側原紙2の引出しローラー6で挟持し て移動させ、対向内面に加熱接着剤を塗布してある上下(左右)の原紙P・P′ の間に供給して挟まれたクッション材Cをセンサー9で感知して引出しローラー 6が駆動し、当該引出しローラーの回転数によって一定寸法の大きさに決めた状 態でガイドプレート1に到達したときにセンサー9で感知し引出しを停止させ、 この位置において、ガイドプレート1を囲んで上下動(左右方向に移動)するコ 字形のヒーター付き下(右)枠体3を上昇(接近)させると同時に上(左)側原 紙を押圧する上(左)枠体2を下降(接近)させて上下(左右)に位置する原紙 P・P′において、前の工程で熱溶着済みの前部横辺を除く三方の縁辺を加熱溶 着させる。
【0010】 このとき、上(左)枠体3と一緒に下降(接近)したミシン目成形用カッター 4で袋体後部(下部)の溶着部の中間を横幅方向に亘ってミシン目Bを入れる。
【0011】 溶着を終了した後に引出しローラー6の駆動を開始して前方移動し、当該引出 しローラー6でガイドプレート1でクッション材を整形しながら袋体を成形して 排出方向に引き出す。この工程を繰り返すことによってクッション材入り袋体A の複数個が連続した状態で加工される。
【0012】 そして、前記の引出しローラー6でガイドプレート1でさらに袋体Aを整形し ながら排出方向に引出した後に、分離用ローラー7に移動すると共に、当該分離 ローラーで挟持させながら引出しを続ける。
【0013】 この時点にあっては、袋体1個分をおいた後続の袋体を成形する工程のために 引出しローラー6の駆動が停止している際に分離用ローラー7を駆動させてある 。これによって分離用ローラー6で挟持されている袋体Aが、引出しローラー7 で挟持されている袋体Aから切り離されて単一個の紙袋入りクッションが加工さ れる。
【0014】
【実施例】
本考案の横型タイプ又は縦型タイプ(括弧内表示)の実施例を図面に即して説 明する。1は袋体整形用のガイドプレートであり、アッパー(左側)プレート1 とこれに対峙するアンダー(右側)プレート1とから成り、この位置に到達 したクッション材をある程度偏平に整形しながら次工程に移動するようになって いる。2は紙袋成形用の上側原紙Pを押圧するための上(左)枠体、3は下(右 )側原紙P′をその外形が接触しないように囲んで上下動(左右方向に移動)で きる配置したコ字形を成す原紙溶着用ヒーター付きの下(右)枠体である。図2 において、上(左)枠体2と下(右)枠体3が設定間隔Sで対峙した位置から鎖 線状態のように圧接できるように配置してある。
【0016】 4は上枠体2の後部に設けたミシン目成形用カッターであり、上(左)枠体2 と同調して上下動(左右方向に移動)するように設定されている。5・5′は前 記ミシン目成形用目カッターが通過できる溝孔であり、上枠体2と下枠体3のコ 字形の左右両辺2・2、3・3を一体的に連結する基部辺2、3に 形成してある。
【0015】 6は前記の上(左)枠体3と下(右)枠体2の前(下)方に設けた袋体引出し 用のローラーであり、対向内面又は下(右)側を可とする一方の原紙の内面に加 熱接着材を塗布してある上下(左右)の原紙でクッション材Cを内包し、前工程 で熱溶着済みの前部横辺P・P′を除く三方P・P′、P・P′、 P・P′を上下(左右)から挟持して熱溶着した袋体Aを引出して前(下) 方に移動するようになっている。この場合、当該ローラーの回転数(エンコーダ ー)によって決まった袋体を一定寸法分だけ引出すようになっている。 7は前記の袋体引出しローラー6の前方に配置した袋体分離用ローラーであり 、停止している引出しローラー6に対して当該袋体分離用ローラー7を駆動して 袋体Aをミシン目Bから食いち切った状態で切り離すことができるようにしてあ る。
【0016】 8は原紙溶着用ヒーター付きの下(右)枠体3及び上(左)枠体2の上下動( 左右方向への移動)用圧力シリンダー、9はクッション材Cを感知して上下(左 右)の原紙P・P′の引出し用ローラー6の駆動の開始又は停止を行うセンサー であり、クッション材Cが通過した後、下(右)枠体3が上昇(接近)し又は上 (左)枠体2が下降(接近)する構成になっている。 9′は色感知センサーであり、原紙に色付きのカット印刷部位を感知すること によって袋体を成形する原紙P・P′の引出し長さを決める構成にすることもで きる。この場合、色付きカット印刷は、加熱溶着用の接着材に白いインキや他の 色のインキを混ぜる方法もある。 Pr・Pr′は対向内面又は下(右)側を可とする原紙内面に加熱接着剤を塗布 してある上(左)側原紙Pと下(右)側原紙P′をロール巻きしたロール体であ り、これを軸受けによって軸支してある。なお、前記接着剤の塗布の仕方は、原 紙内面の全体又は原紙内面の左右両側縁辺と、所定間隔で袋体の前後に相当する 部位に横幅方向に亘って帯状に塗布する方法がある。
【0017】 「クッション材入り袋体の製造準備工程例」 次に本考案の製造工程例を図面に即して説明する。 (1) 準備工程として、先ず最初に引出し用ローラー6及びこれより前方(下 方)の分離用ローラー7に上下の原紙P・P′を挟持させた状態で停止させてお く。 (2) この状態における下側原紙のアンダー(右側)プレート12において、 上(左)側原紙Pと下(右)側原紙P′の間にクッション材Cを挟むようにして 供給した後、センサー9の感知で引出しローラー6を駆動を開始させて当該クッ ション材を上下(左右)の紙P・P′で包被した状態で下枠体3の個所に送り、 上(左)枠体2の下降と下(右)枠体3上昇による接合により、袋体Aを形成し ようとする上下(左右)の原紙P・P′において、前工程で溶着済みの前部横辺 P・P′を除く三方P・P′、P・P′、P・P′を重ね合わ せると同時に下枠体のヒーターによって加熱溶着する。 (3) そして次に、上下(左右)の引出しローラー6の回転駆動で当該引出し ローラーにおいて、クッション材Cを包被した袋体Aの左右両側の縁辺を上下( 左右)から挟持する。 (4) クッション材Cを供給したことをセンサー9が感知して引出しローラー 6の回転数(エンコーダー)によって決まった袋体の寸法分だけ引出すようにす る。また、センサー9によって、引出しローラー6の駆動を停止するが、袋体A の分離用ローラー7は引出し駆動を継続することによって、当該袋体と引出しロ ーラー6の位置にある次位の袋体をミシン目Bから食いち切った状態で切り離し て分離する。そして、引出しローラー6を駆動して次位の袋体を成形し、以後こ の工程を繰り返す。
【0018】 「クッション材入り袋体の製造」 (1) 上(左)枠体2と下(右)枠体3の前(下)部において、前(下)部の 横幅方向の縁辺を加熱溶着した上下(左右)の原紙の間にクッション材Cを供給 した後、引出しローラー6が停止している間に下枠体3を上昇させ、上枠体2を 下降(接近)させて上下(左右)の原紙P・P′において、前工程で溶着済みの 前部横辺P・P′を除く三方P・P′、P・P′、P・P′を 重ね合わせると同時に下(右)枠体のヒーターによって加熱溶着する。次に、引 出しローラー6の駆動を再開させてクッション材入りの袋体Aを引出しローラー 6の位置まで引出し、以後この工程を繰り返す。これによってミシン目から切り 離されていない連続した袋体入りクッションが成形される。 (2) そして次に、クッション材入りの袋体Aを引出しローラー6の位置まで 引出した後、前(下)方に移動したクッション材入り袋体Aはその分離用ローラ ー7で挟持される。当該位置から引出しローラー部位にある袋体1個分をおいた 下(右)枠体3と上(左)枠体2の位置で後位(上位)の袋体加工のために引出 しローラー6の駆動を停止する。然るに分離用ローラー7は駆動して当該分離用 ローラーで挟持しているクッション材入り袋体Aを、引出しローラー6で挟持し ている袋体からミシン目Bを境として単一個に食いち切り状態で切り離されて分 離される。この場合、前記分離用ローラーの袋体挟持状態の設定を調節すること によって2個又は3個以上の数多を連続した状態で切離すことも可能である。
【0019】
【考案の効果】
本考案は上記の構成であるから、次のような効果がある。すなわち、横型タイ プ又は縦型タイプにおいて、上(左)側原紙と下(右)側原紙の間に紙製クッシ ョン材を供給した後、センサーで感知し、引出しローラーの回転数によって袋体 の大きさを決めて引出し又は停止し、ガイドプレート位置おいて上下のコ字形枠 体で加熱溶着するとき、前位(下位)の引出しローラーによってもクッション材 を封入した袋体の前部縁辺部位を加熱溶着されていることによって、クッション 材を封入した袋体が加工される。 これによって、パッキン等柔らかいクッション材を上下(左右)の原紙で挟ん で引出して包装することができる。また、隣り合う袋体の継ぎ目にミシン目を入 れるだけで切り離さないため、原紙を引き出す工程においてずれることがない。 さらに、ミシン目の切込み個所からそのまま切らないで使用するか、又は自動 的に切り離して単一個若しくは2〜3個を連続した状態で切離して使用すること ができる。 すなわち、コ字形下(右)枠体の中間に鋸歯でミシン目状の切込みを入れる加 熱溶着の終了時に引出しローラーで上下(左右)の原紙にクッション材を挟んで 引出した後、所定の寸法で止まる。この工程で終わらせるときは、連続したクッ ション材入り袋体が加工される。 そして、引出しローラーから工程最後の分離用ローラーにかけると、当該引出 しローラーが停止したときに、分離用ローラーだけは止まらないのでミシン目状 の切込み個所から食いち切れて分離する。この工程まで進むときは、単一個のク ッション材入り袋体が加工される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る紙袋入りクッションの製造装置の
概略正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】クッション材入り紙袋の斜視図である。
【符号の説明】
1 ガイドプレート 2 上枠体 3 原紙溶着用ヒーター付きの下枠体 4 ミシン目成形用カッター 5 溝孔 6 袋体引出しローラー 7 袋体のミシン目からの分離用ローラー 8 下枠体の上下動用シリンダー 9 クッション材が定量且つ定位置に供給されたことを
感知して引出しローラーで一定長さに引出すためのセン
サー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月5日(2001.7.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 紙袋入りクッション材の製造装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る紙袋入りクッションの製造装置の
横型タイプを示す概略正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】本考案に係る紙袋入りクッションの製造装置の
縦型タイプを示す概略正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図4の平面図である。
【図7】クッション材入り紙袋の斜視図である。
【符号の説明】 1 ガイドプレート 2 上(左)枠体 3 原紙溶着用ヒーター付きの下(右)枠体 4 ミシン目成形用カッター 5 溝孔 6 袋体引出しローラー 7 袋体のミシン目からの分離用ローラー 8 下(右)枠体の上下動(左右移動)用シリンダー 9 クッション材が定量且つ定位置に供給されたことを
感知して引出しローラーで一定長さに引出すためのセン
サー
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図6】
【図4】
【図5】
【図7】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下の原紙(P・P′)を受けるガイドプレ
    ート(1)のうち、下側の原紙を受けるアンダープレート
    (12)を囲んで原紙溶着用ヒーター付きの下枠体(3)を
    上下動できるように設け、前記下枠体(2)に設定の間隔
    (S)を確保して対峙して上側原紙(P)を受けるアッパー
    プレート(11)の上方に原紙押圧用の上枠体(2)を上下
    動できるように設け、且つ上枠体の後部にミシン目成形
    用カッター(4)を当該上枠体と同調して上下動できるよ
    うに設け、且つ前記上枠体(2)と下枠体(3)の直後に
    おいて、クッション材(C)を包むために下側原紙
    (P′)と上側原紙(P)の対向内面又は下側原紙若し
    くは上側原紙の一方の原紙内面に加熱接着剤を塗布して
    あるロール体(Pr)・(Pr′)を軸支し、前記上枠体と
    これに対峙する下枠体間における上側原紙と下側原紙の
    間にクッション材(C)を供給し、センサー(9)又は
    (9′)の感知で引出しローラーの回転数により袋体の
    大きさを決めて引出しの開始又は停止を行うようにし、
    前記クッション材を内包して成形した袋体(A)を引出す
    上下のローラー(6)を設けたことを特徴とする紙袋入り
    クッション製造装置。
  2. 【請求項2】上下の原紙(P・P′)を受けるガイドプレ
    ート(1)のうち、下側の原紙を受けるアンダープレート
    (12)を囲んで原紙溶着用ヒーター付きの下枠体(3)を
    上下動できるように設け、前記下枠体(2)に設定の間隔
    (S)を確保して対峙して上側原紙(P)を受けるアッパー
    プレート(11)の上方に原紙押圧用の上枠体(2)を上下
    動できるように設け、且つ上枠体の後部にミシン目成形
    用カッター(4)を当該上枠体と同調して上下動できるよ
    うに設けると共に、前記上枠体と下枠体の後部におい
    て、コ字形の左右両辺(21)・(22)、(31)・(32)を繋
    ぐ基部辺(23)・(33)にミシン目成形用カッター(4)が
    通過できる溝孔(5)・(5′)を形成し、且つ前記上枠体
    (2)と下枠体(3)の直後において、クッション材
    (C)を包むために下側原紙と上側原紙の対向内面又は
    下側原紙又は上側原紙の一方の原紙内面に加熱接着剤を
    塗布してある下側原紙と上側原紙のロール体(Pr)・
    (Pr′)を軸支し、前記上枠体とこれに対峙する下枠体
    間における上側原紙と下側原紙の間にクッション材
    (C)を供給し、センサー(9)又は(9′)の感知で
    引出しローラー(6)の回転数により袋体の大きさを決
    めて引出しの開始又は停止を行うようにし、前記クッシ
    ョン材を内包して成形した袋体(A)を引出す上下のロー
    ラー(6)を設け、さらに当該袋体引出しローラーの前方
    に連続して成形される袋体(A)をミシン目(B)から切り
    離すための分離用ローラー(7)を設けたことを特徴とす
    る紙袋入りクッション製造装置。
  3. 【請求項3】下側原紙(P′)と上側原紙(P)の対向内
    面又は下側原紙若しくは上側原紙の一方の内面に塗布す
    る加熱接着剤を色付きにし、この色付きの加熱接着剤の
    部分を色感知センサー(9′)で感知させ、又は原紙に
    色付きのカット印刷し、このカット印刷部をセンサーで
    感知させて原紙移動の距離を決める請求項1記載又は請
    求項2記載の紙袋入りクッションの製造装置。
JP2001003207U 2001-05-22 2001-05-22 紙袋入りクッション材の製造装置 Expired - Lifetime JP3081999U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06130960A (ja) * 1992-10-14 1994-05-13 Seikosha Co Ltd 音響発生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06130960A (ja) * 1992-10-14 1994-05-13 Seikosha Co Ltd 音響発生装置

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