JP2717612B2 - 包装方法および装置 - Google Patents

包装方法および装置

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JP2717612B2
JP2717612B2 JP4308344A JP30834492A JP2717612B2 JP 2717612 B2 JP2717612 B2 JP 2717612B2 JP 4308344 A JP4308344 A JP 4308344A JP 30834492 A JP30834492 A JP 30834492A JP 2717612 B2 JP2717612 B2 JP 2717612B2
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宜暉 梅田
尚之 木下
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株式会社フジキカイ
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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装用フィルムの熱接
着性を有する内面に、通気性を有するフィルターテープ
を該フィルムの長手方向に沿って形成した間隙を覆うよ
うに熱シールしてなる包装袋中に被包装物を収容した包
装体を得るための包装方法およびその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】従来、注射器等の医療器具、器材等を収容
した状態で減菌処理を行なうことが可能な減菌用包装袋
や、衣類等の防虫用に使用されるナフタリン、樟脳等の
昇華性防虫剤用の包装袋として、例えば、実公平2−1
5817号公報に開示の包装袋が知られている。この包
装袋は、ポリエチレン、ポリプロピレン、セロファンま
たはそれらの複合材料等からなる非通気性フィルムの両
端縁突合わせ接合部の内面に、ポリエチレン、ポリスチ
レン、ナイロン等の合成樹脂不織布シートの単体、もし
くはそれらの複合体等よりなる通気性を有するフィルタ
ーテープや、クラフト紙、カード紙等からなる紙にヒー
トシールラッカー等を塗布したフィルターテープ、また
は、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリエステル
系の多孔性プラスチックフィルムからなるフィルターテ
ープを熱シールして構成される。
【0003】前記包装袋を製造する方式としては、実開
昭50−32357号に開示される如く、ロールから引
出された帯状フィルムを筒状に成形する際に、対向する
長手端縁部間に所要の間隙を形成すると共に、上方から
供給したフィルターテープを該間隙を覆うように内側に
臨ませる。そして、フィルターテープと帯状フィルムと
の重合部を熱シールすることにより、フィルムの製袋と
同時にフィルターテープを熱シールして筒状フィルムと
し、該筒状フィルムに向けて所要間隔で物品を供給する
ものが知られている。また、特開昭56−70935号
に開示される如く、平行に供給される2枚の帯状フィル
ムの対向する長手端縁部間に所要の間隙を形成すると共
に、該間隙を覆うように臨ませたフィルターテープを帯
状フィルムとの重合部において溶着する。そして、得ら
れた接合シートをフィルターテープが内側に臨むように
筒状成形すると共に被包装物を供給し、次いでその長手
端縁部を重合して溶着するものが存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した前者の方式
は、帯状フィルムを筒状に成形する際に、該筒状フィル
ムに形成した間隙を一定に保持した状態で、その内面に
フィルターテープを重合させつつ熱シールを行なって筒
状フィルムを形成するものである。この場合において、
フィルム成形時には、製袋器との間で生ずる折込み抵抗
(製袋抵抗)によりフィルムにシワが生じたり、フィルム
の蛇行が発生し易く、前記間隙を一定の間隔および位置
に保持することは極めて困難であった。このため、フィ
ルムとフィルターテープとの重合代が一定にならず、フ
ィルターテープとフィルムとのシール不良が発生すると
いう問題があった。
【0005】また前述した後者の方式は、2枚のフィル
ムをフィルターテープを介して接続した後、これを筒状
に成形するものであるので、フィルターテープの溶着位
置まで各フィルムを所要の間隔をもって給送する必要が
ある。この場合に、各フィルムが蛇行すると、その間隙
を一定に保つことができず、フィルムとフィルターテー
プとの重合代が一定にならず、フィルターテープと両フ
ィルムとのシール不良が発生する問題がある。更に、印
刷されたフィルムを使用する場合は、各フィルムのレジ
マーク合わせのためにセンサや駆動機構等が必要とな
り、機構が極めて複雑になると共にコストが嵩む欠点が
指摘される。
【0006】
【発明の目的】この発明は、前記従来技術に内在してい
る欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたも
のであって、フィルターテープと包装用フィルムとを重
ね合わせる際の位置ズレ等に起因するシール不良が発生
しない良好な包装を行ない得る包装方法および装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を克服し、所
期の目的を達成するため本発明に係る包装方法は、帯状
フィルムをフィルム供給源から連続的に繰出しつつ、該
フィルムの繰出し方向と交差する幅方向に所定間隔で離
間する2本のミシン目を、繰出し方向に回転する一対の
回転刃により繰出し方向に沿って連続的で平行に付与す
る工程と、前記2本のミシン目の間隔よりも幅広に設定
した通気性を有するフィルターテープテープ供給源か
ら連続的に繰出しつつ、このフィルターテープを前記帯
状フィルムの筒状成形される際に内側となる熱溶着性を
有する面における2本のミシン目を覆う位置に繰出し方
向に沿って重ね合わせる工程と、前記帯状フィルムにお
ける2本のミシン目の内側に画成される引き裂き部を挟
む幅方向外側の部位と前記フィルターテープとの重合部
を熱シールする工程と、前記帯状フィルムから前記引き
裂き部を2本のミシン目に沿って引き裂くと共に、その
引き裂き部を回収する工程と、前記引き裂き部を除去し
た後の帯状フィルムを、これに熱シールした前記フィル
ターテープが内側に臨むように筒状成形すると共に、こ
の筒状フィルムに被包装物を供給して包装を行なう工程
とからなることを特徴とする。
【0008】また前述の方法を好適に実施するため本願
の別の発明に係る包装装置は、フィルム供給源から繰出
される帯状フィルムの所要位置に、該フィルムの繰出し
方向と交差する幅方向に所要間隔で離間して繰出し方向
に平行な2本のミシン目を、繰出し方向に回転する一対
の回転刃により連続的に付与するミシン目付与手段と、
前記2本のミシン目の間隔よりも幅広に設定した通気性
を有するフィルターテープをテープ供給源から連続的に
繰出して、このフィルターテープを前記帯状フィルム
筒状成形される際に内側となる熱溶着性を有する面にお
ける2本のミシン目を覆う位置に該フィルムの繰出し方
向に沿って重ね合わせる供給手段と、前記供給手段の下
流側に配設され、前記帯状フィルムにおける2本のミシ
ン目の内側に画成される引き裂き部を挟む幅方向外側の
部位と前記フィルターテープとの重合部を熱シールする
シール手段と、前記シール手段の下流側に配設され、前
記帯状フィルムの引き裂き部を2本のミシン目に沿って
引き裂き除去すると共に、その引き裂き部を回収する引
き裂き部回収手段と、前記引き裂き部が除去された帯状
フィルムを、該フィルムに熱シールした前記フィルター
テープが内側に臨むように筒状成形する製袋手段と、こ
の筒状フィルムに被包装物を供給する供給手段とを備え
たことを特徴とする。
【0009】
【作用】供給源から連続的に繰出される帯状フィルム
に、その幅方向に所定間隔離間する2本のミシン目を繰
出し方向に沿って平行に付与することにより、両ミシン
目の内側に引き裂き除去可能な引き裂き部が画成され
る。前記帯状フィルムに、2本のミシン目を覆うように
通気性を有するフィルターテープを重ね合わせると共
に、該フィルターテープと引き裂き部を除く帯状フィル
ムとの重合部を熱シールすることにより、引き裂き部を
引き裂き可能な状態でテープとフィルムとがシールされ
る。次いで、帯状フィルムから引き裂き部を2本のミシ
ン目に沿って引き裂き除去することにより、両ミシン目
の間にフィルターテープが露出することとなる。この結
果、該帯状フィルムを筒状成形して被包装物を包装する
ことにより、通気性を有する包装体が得られる。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る包装方法につき、これを
好適に実施し得る装置との関係において、好適な実施例
を挙げて以下説明する。
【0011】図1は、実施例に係る横型製袋充填包装機
を示し、該包装機10は、循環走行する無端チェン12
からなる供給手段としての供給コンベヤ14を備え、無
端チェン12に所定間隔で取付けた多数のアタッチメン
ト16により、被包装物18を一定間隔で下流側に向け
押送するようになっている。この供給コンベヤ14の下
流側に製袋手段としての製袋器20が配設され、機体
(図示せず)の下方から供給される通気性を有するフィ
ルターテープ22が熱シールされた帯状フィルム24
(後述)を、該製袋器20に通過させることにより筒状
に成形するよう構成されている。そして、この筒状フィ
ルム26中に、前記供給コンベヤ14を介して被包装物
18が順次供給される。
【0012】前記製袋器20の下流側に一対の送りロー
ラ28,28(一方のみ図示)が配設され、両ローラ28,
28により筒状フィルム26の重合端縁部を挟持しつつ
引張って下流側へ送るようになっている。そして、被包
装物18を封入した筒状フィルム26の長手端縁部に縦
シールを施すと共に、該フィルム26の被包装物18を
挾む前後に夫々横シールおよび切断を施して、三方シー
ルの施された包装体30(図4参照)を連続的に製造する
よう構成されている。なお前記縦シールは、水平に対向
し合うロール対からなる縦シール装置32により行なわ
れ、また前記横シールは、筒状フィルム26の水平な給
送路を挟んで上下に対向し合う1対のシール体からなる
横シール装置34により行なわれる。
【0013】図1に示す如く、前記供給コンベヤ14の
下方には、一側面(筒状フィルム26の内面側となる
面)が熱溶着性を有する帯状フィルム24を巻回した供
給ロール(フィルム供給源)36が回転自在に配設さ
れ、下流側に配設した一対の繰出しローラ38,38を
介して該ロール36から帯状フィルム24が繰出される
ようになっている。また供給ロール36から繰出された
帯状フィルム24は、複数の案内ローラ40を介してミ
シン目付与手段42に案内される。このミシン目付与手
段42は、図3に示す如く、帯状フィルム24が巻掛け
られるアンビルローラ44と、該ローラ44と帯状フィ
ルム24を挟んで平行に配設される支持軸46とを備
え、該支持軸46は帯状フィルム24の繰出し方向に回
転するよう構成される。また支持軸46の所要位置に
は、軸方向に所定間隔離間して一対の回転刃48,48
が配設され、該回転刃48の外周には、周方向に所定間
隔で刃部が形成されている。そして、回転刃48の刃部
は、アンビルローラ44の周面に所要圧力で当接するよ
う設定されている。従って、アンビルローラ44と回転
刃48,48との間を通過する帯状フィルム24には、
回転刃48,48により2本のミシン目50,50が
ィルム繰出し方向と交差する幅方向に所定間隔で繰出し
方向に沿って平行に付与される。
【0014】前記ミシン目付与手段42の下流側には、
複数の案内ローラ40と一対の送りローラ52,52が
配設され、ミシン目50,50が付与された帯状フィル
ム24は、後述するシール手段54に供給されるように
なっている。また帯状フィルム24の給送経路の上方に
は、図1に示す如く、前記フィルターテープ22を巻回
した供給ロール(テープ供給源)56が回転自在に配設
され、下流側に配設した供給手段としての一対の繰出し
ローラ58,58により該ロール56からフィルターテ
ープ22が繰出されるよう構成される。そして該テープ
22は、複数の案内ローラ40を経てシール手段54に
供給され、前記帯状フィルム24の熱溶着性を有する面
における2本のミシン目50,50の付与位置にフィル
ム繰出し方向に沿って重ね合わされるようになってい
る。なおフィルターテープ22の幅寸法は、図2に示す
如く、2本のミシン目50,50の離間間隔よりも幅広
に設定され、その幅方向の両端縁部はミシン目50から
外側(他方のミシン目50から離間する側)に所定長さ
だけ延出する。
【0015】前記シール手段54は、図2に示す如く、
前記帯状フィルム24およびフィルターテープ22を挟
んで対向的に配設された一対のバーシーラ60,60か
らなるシール組を、幅方向に所定間隔離間して2組配設
して構成される。そして各シール組は、帯状フィルム2
4の対応するミシン目50の外側のフィルム24とフィ
ルターテープ22との重合部を加熱するよう位置決めさ
れている。また、各シール組の下流側には、該シール組
により加熱された帯状フィルム24とフィルターテープ
22との重合部を挟圧する一対のニップロール61,6
1が回転自在に配設されている。すなわち、帯状フィル
ム24とフィルターテープ22とが重合した状態でシー
ル手段54を通過することにより、フィルム24とテー
プ22とは2本のミシン目50,50の外側において熱
シールされる。
【0016】前記シール手段54の下流側に一対の送り
ローラ64,64が配設され、該ローラ64,64により
挟持される帯状フィルム24は、前記製袋器20に向け
て給送されるようになっている。またシール手段54の
上流側における帯状フィルム24の給送経路の下方に、
図1に示す如く、帯状フィルム24における2本のミシ
ン目50,50の内側に画成される引き裂き部24aの
回収手段としての回収ロール66が配設され、該ロール
66により引き裂き部24aを帯状フィルム24の給送
速度よりも僅かに速い速度で巻取るよう構成されてい
る。この回収ロール66には、前記送りローラ64,6
4を通過した帯状フィルム24から2本のミシン目5
0,50に沿って引き裂かれた引き裂き部24aが巻掛
けられるようになっている。すなわち、送りローラ6
4,64により帯状フィルム24の給送を行なっている
状態で、回収ロール66を回転することにより、該帯状
フィルム24から引き裂かれた引き裂き部24aが回収
ロール66に巻取られる。
【0017】
【実施例の作用】次に、実施例に係る横型製袋充填包装
機の作用につき、包装方法との関係において説明する。
【0018】前記機体の下方に配置した供給ロール36
から繰出しローラ38,38により繰出されてミシン目
付与手段42に供給された帯状フィルム24には、図3
に示す如く、一対の回転刃48,48により幅方向の略
中央部に2本のミシン目50,50が繰出し方向に沿っ
て付される。次いでこの帯状フィルム24は、前記送り
ローラ52,52を介して前記シール手段54に供給さ
れる。また、前記供給ロール56から繰出しローラ5
8,58により繰出されたフィルターテープ22は、シ
ール手段54の上流側で、図2に示す如く、帯状フィル
ム24の熱溶着性を有する面において2本のミシン目5
0,50を覆う位置に重ね合わされ、この状態でシール
手段54に供給される。そして、2組のシール組によ
り、ミシン目50,50の外側に位置する帯状フィルム
24とフィルターテープ22との重合部が熱シールされ
る。
【0019】フィルターテープ22が熱シールされた帯
状フィルム24は、送りローラ64,64により前記製
袋器20に向けて給送される。また送りローラ64,6
4を通過した帯状フィルム24からは、前記2本のミシ
ン目50,50により画成される引き裂き部24aが、
前記回収ロール66を回転することにより、該ミシン目
50,50に沿って引き裂かれる。そしてこの引き裂き
部24aは、回収ロール66に巻取られて回収される。
すなわち、送りローラ64,64を経て製袋器20に供
給される帯状フィルム24は、引き裂き部24aが除去
された部位において、筒状に成形された際に外面側とな
る位置にフィルターテープ22が露出した状態となる。
この場合に、フィルターテープ22は帯状フィルム24
から引き裂き部24aを除去する前に熱シールされるの
で、該フィルム24とテープ22との熱シールされる重
合代を一定にすることができ、シール不良を未然に防止
することができる。また引き裂き部24aとフィルター
テープ22とは熱シールされていないので、該引き裂き
部24aを容易に引き裂き除去し得る。
【0020】前記製袋器20に供給された帯状フィルム
24は、フィルターテープ22が内側に臨む状態で筒状
に成形されると共に、この筒状フィルム26に、前記供
給コンベヤ14から被包装物18が1個当てづつ順次供
給される。次いで、前記縦シール装置32により筒状フ
ィルム26のフィルターテープ22の熱接着面と対向す
る位置の重合端縁部に縦シール装置32により縦シール
が施されると共に、横シール装置34により該筒状フィ
ルム26の被包装物18を挟む前後に横シールが施され
ることにより、図4に示すピロー包装体30が得られ
る。このピロー包装体30は、図5に示す如く、縦シー
ルが施される面と反対側の面において、その長手方向に
沿って所定幅寸法でフィルターテープ22が外面側に露
出して通気性が確保されている。
【0021】
【変形例について】実施例においては、帯状フィルム2
4およびフィルターテープ22を機体の下方から製袋器
20に供給する構成につき説明したが、本願はこれに限
定されるものでない。すなわち、例えば帯状フィルム2
4の供給ロール36,フィルターテープ22の供給ロー
ル56,ミシン目付与手段42,シール手段54および引
き裂き部24aの回収ロール66等を機体の上方に配設
し、フィルターテープ22が熱シールされた帯状フィル
ム24を上方から製袋器20に供給するようにしてもよ
い。この構成では、図6に示す如く、縦シールが形成さ
れる面にフィルターテープ22が露出した包装体30が
得られる。なお、この場合は、縦シールの形成位置から
ズレた位置にミシン目50,50を付与する必要があ
る。また、包装体30の形態としては、図4に示す如き
ピロー包装形態に限らず、図7に示す横三方シール形態
や、その他四方シール形態等の包装体30を製造する場
合にも採用可能である。
【0022】前記帯状フィルム24とフィルターテープ
22とのシール手段54は、実施例のバーシーラ60、
回転ロールシーラ、ベルトシーラ、または、他の公知の
シーラを、使用されるフィルムの材質等に応じて選択的
に設けるようにすることが推奨される。またミシン目の
付与手段42としては、実施例の方式に限られるもので
なく、例えば帯状フィルムの給送経路を挟んで回転刃と
反対側に帯状フィルム24の受けローラを配設すると共
に、該受けローラの回転刃と対応する位置に周溝を設け
る。そして、回転刃の刃部を溝部内に所定長さだけ臨む
ように位置決めすることにより、回転刃と受けローラと
の間を通過する帯状フィルムにミシン目を付与するもの
も適宜採用し得る。更に、引き裂き部24aの引き裂き
部回収手段として、実施例では帯状フィルム24から引
き裂かれた引き裂き部24aを回収ロール66により巻
取る方式としたが、その他、一対の引き裂きロールによ
り帯状フィルム24から引き裂いた引き裂き部24a
を、エアーにより吸引してフィルム回収箱等に回収する
方式等各種方式を採用可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る包装方
法および装置によれば、帯状フィルムを筒状に成形する
以前の段階でフィルターテープを該フィルムに熱シール
するようにしたので、フィルターテープとフィルムとを
位置ズレの無い状態で確実に接着できる。また、フィル
ターテープのシール位置を、筒状フィルムにおける幅方
向の任意の位置に設定し得る利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る包装機の概略構成図であ
る。
【図2】包装機における帯状フィルムのミシン目付与部
およびフィルターテープの熱シール部を示す概略斜視図
である。
【図3】ミシン目付与手段を示す概略斜視図である。
【図4】実施例に係る包装機により製造される包装体を
示す斜視図である。
【図5】図4に示す包装体を縦断して示す説明図であ
る。
【図6】包装体の変形例を示すものであって、縦シール
が施される面にフィルターテープが露出する形態の包装
体を示す斜視図および縦断説明図である。
【図7】包装体の変形例を示すものであって、横三方シ
ール形態の包装体を示す斜視図および縦断説明図であ
る。
【符号の説明】
18 被包装物 14 供給コンベヤ(供給手段) 20 製袋器(製袋手段) 22 フィルターテープ 24 帯状フィルム 24a 引き裂き部 26 筒状フィルム36 供給ロール(フィルム供給源) 42 ミシン目付与手段 50 ミシン目 54 シール手段56 供給ロール(テープ供給源) 58 繰出しローラ(供給手段) 66 回収ロール(引き裂き部回収手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状フィルム(24)をフィルム供給源
    (36)から連続的に繰出しつつ、該フィルム(24)
    繰出し方向と交差する幅方向に所定間隔で離間する2
    本のミシン目(50,50)を、繰出し方向に回転する
    一対の回転刃(48,48)により繰出し方向に沿って
    連続的で平行に付与する工程と、 前記2本のミシン目(50,50)の間隔よりも幅広に
    設定した通気性を有するフィルターテープ(22)を
    ープ供給源(56)から連続的に繰出しつつ、このフィ
    ルターテープ(22)を前記帯状フィルム(24)の筒
    状成形される際に内側となる熱溶着性を有する面におけ
    2本のミシン目(50,50)を覆う位置に繰出し方
    向に沿って重ね合わせる工程と、 前記帯状フィルム(24)における2本のミシン目(5
    0,50)の内側に画成される引き裂き部(24a)
    挟む幅方向外側の部位と前記フィルターテープ(22)
    との重合部を熱シールする工程と、 前記帯状フィルム(24)から前記引き裂き部(24
    a)を2本のミシン目(50,50)に沿って引き裂く
    と共に、その引き裂き部(24a)を回収する工程と、 前記引き裂き部(24a)を除去した後の帯状フィルム
    (24)を、これに熱シールした前記フィルターテープ
    (22)が内側に臨むように筒状成形すると共に、この
    筒状フィルム(26)に被包装物(18)を供給して包
    装を行なう工程とからなることを特徴とする包装方法。
  2. 【請求項2】 フィルム供給源(36)から繰出される
    帯状フィルム(24)の所要位置に、該フィルム(2
    4)繰出し方向と交差する幅方向に所要間隔で離間し
    繰出し方向に平行な2本のミシン目(50,50)
    、繰出し方向に回転する一対の回転刃(48,48)
    により連続的に付与するミシン目付与手段(42)と、 前記2本のミシン目(50,50)の間隔よりも幅広に
    設定した通気性を有するフィルターテープ(22)をテ
    ープ供給源(56)から連続的に繰出して、このフィル
    ターテープ(22)を前記帯状フィルム(24)の筒状
    成形される際に内側となる熱溶着性を有する面における
    2本のミシン目(50,50)を覆う位置に該フィルム
    (24)の繰出し方向に沿って重ね合わせる供給手段
    (58,58)と、 前記供給手段(58,58)の下流側に配設され、前記
    帯状フィルム(24)における2本のミシン目(50,
    50)の内側に画成される引き裂き部(24a)を挟む
    幅方向外側の部位と前記フィルターテープ(22)との
    重合部を熱シールするシール手段(54)と、 前記シール手段(54)の下流側に配設され、前記帯状
    フィルム(24)の引き裂き部(24a)を2本のミシ
    ン目(50,50)に沿って引き裂き除去すると共に、
    その引き裂き部(24a)を回収する引き裂き部回収手
    (66)と、 前記引き裂き部(24a)が除去された帯状フィルム
    (24)を、該フィルム(24)に熱シールした前記フ
    ィルターテープ(22)が内側に臨むように筒状成形す
    る製袋手段(20)と、 この筒状フィルム(26)に被包装物(18)を供給す
    る供給手段(14)とを備えたことを特徴とする包装装
    置。
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