JPH068126Y2 - 粘着テ−プの切断貼付装置 - Google Patents

粘着テ−プの切断貼付装置

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JPH068126Y2
JPH068126Y2 JP12609986U JP12609986U JPH068126Y2 JP H068126 Y2 JPH068126 Y2 JP H068126Y2 JP 12609986 U JP12609986 U JP 12609986U JP 12609986 U JP12609986 U JP 12609986U JP H068126 Y2 JPH068126 Y2 JP H068126Y2
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JP
Japan
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adhesive tape
support frame
cutting
blade
feeding
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JP12609986U
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JPS6332869U (ja
Inventor
明 片山
幸三 深沢
Original Assignee
日本理化製紙株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、ロール状に巻かれた粘着テープを必要な長さ
に切断して、被貼付物へ貼付する装置。詳しくは、ロー
ル状に巻かれた粘着テープの中でも、封函用のクラフト
粘着テープのような片面粘着テープだけでなく、剥離紙
と粘着層とが分離可能な両面粘着テープの貼付け作業に
特に有効利用できるもので、両面粘着テープの剥離紙と
粘着層を同時に切断し、切断後の粘着テープの剥離紙の
反対側の粘着面を被貼付物に貼付し、他方の剥離紙を後
工程に於て剥がし、他物との接着を行うのに便利な粘着
テープの切断貼付装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、粘着テープの繰出し、切断、貼付けを行う装置
は、例えば実公昭51−35495号、実公昭59−35480号、実
公昭53−20307号公報等により公知であり、 このうち実公昭51−35495号公報所載のものは、被貼付
物に粘着テープの先端を貼付け、被貼付物に接着した部
分を固定して、貼付装置全体を移動することにより必要
長さを引出し、ナイフ状の刃物を接触させて切断するも
の。
実公昭59−35480号公報所載のものは、一般に粘着テー
プを繰返し切断する場合は、切断刃への粘着テープ先端
部の付着が問題となるので、切断刃を移動することによ
って粘着テープを引離し、次の粘着テープの繰出しを安
定させるもの。
実公昭53−20307号所載のものは、回転する切断刃と吸
着転写ローラとによって、粘着テープを連続的に切断し
て転写するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 前記した実公昭51−35495号公報所載のものは、ナイフ
状の刃物を張力を掛けて、緊張させた粘着テープに接触
させ、該テープの切断を行なうから、粘着テープの先端
部が刃物に付着して切断後の粘着テープの先端部の待機
状態が不安定になる為、粘着テープの種類によっては期
待通りの連続貼付作業が行えない。
実公昭59−35480号公報所載のものは、ある種のテープ
については、切断刃に付着した粘着テープ先端部が、切
断刃より引離されるため、次の粘着テープの繰出しがほ
ぼ安定して行なわれる。しかし、繰出し後の粘着テープ
を直後ロール状の被貼付物に巻込む場合は、貼付装置不
要で容易に実施できるが、被貼付物の平面へ位置精度良
く貼付ける場合は、カッター装置の移動部の周辺に、粘
着テープを吸着保持しながら貼付ける装置を組合せなけ
れば実施できない。
実公昭53−20307号所載のものは、高能率で処理するこ
とができ、粘着テープを切断することに関しては非常に
有利である。しかし、回転する切断刃が粘着テープの粘
着面へ直接接触するため、切断刃が粘着層をすくい取る
様な動きとなり、連続して大量に切断を行うと、切断刃
の前面に粘着剤が付着して切断不良を起こすだけでな
く、ローラの回転によるテープ転写では、被貼付物にク
ッション性があるとこのクッションのために貼付位置が
ずれ、厚さに多少の差異があると薄いものとローラとの
間に隙間が生じて貼付けを困難にする。
等それぞれに問題点を有するものであった。
本考案は、前記した従来の問題点を解決するためになさ
れたもので、粘着テープを繰出して必要な長さに切断
し、切断テープを被貼付物へ貼付ける操作を両面粘着テ
ープに対しても、確実に行なわせることができる粘着テ
ープの切断貼付装置を提供することを目的としている。
ロ.考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案に関する粘着テープの切断貼付装置は、第一の支
持フレームと、 この第一の支持フレームに付設し、かつ、この第一の支
持フレームに近づいたり離れたりする方向に移動自在な
第二の支持フレームと、 前記第一の支持フレームに設けられ、吸引式の繰出ロー
ルの回転によりロール状に巻かれた粘着テープの必要長
さを繰出す繰出部と、 前記第二の支持フレームに設けられ、前記吸引式の繰出
ロールの正面に対応するように取付けられると共に離着
部を有する固定刃と、前記第二の支持フレームに設けら
れ、かつ、前記固定刃と平行する軸に回転自在に支持し
てあり、この軸を中心に回転運動して前記固定刃との噛
合時に繰出される粘着テープを切断し、切断した前記粘
着テープを吸着手段により保持して、被貼付物へ当接す
る可動刃とを有する切断当接部と、 前記固定刃からの前記粘着テープの先端の離脱と、切断
された前記粘着テープの前記被貼付物への圧接とを行う
べく、前記固定刃と前記可動刃とを一時的に前記吸引式
の繰出ロールから離れさせるために、前記第一の支持フ
レームに設けられたローラと、このローラに係合して前
記第二の支持フレームを前記第一の支持フレームから離
れる方向に押すカムとよりなる移動手段とを備えさせた
構成のものである。
(作用) 本考案に関する粘着テープの切断貼付装置は、ロール状
に巻かれた粘着テープ4の先をガイドバー5と剥離ロー
ル6を経て吸引式の繰出ロール7(以下単に繰出ロール
7と称す)に導き、該繰出ロール7をステッピングモー
タ9により所定角度だけ回転させると、粘着テープ4は
この回転により必要長さだけ繰出されて、可動刃14の前
に垂れ下がるから、この時、可動刃14を一回転停止モー
タ16により回転させると、可動刃14は第2図に鎖線で示
す経路を辿り、固定刃12と噛合う瞬間に粘着テープ4を
必要な長さに切断して、吸着手段15の作用により吸着
保持し、更に回転して同図に示すようにコンベア18で移
送される被貼付物19の上へ達した時、切断した粘着テー
プ4を被貼付物19へ当接する。
この時、一回転停止モータ16より伝動される昇降手段C
のカム20は繰出部Aに取付けたローラ21にその凸部を係
合させ、切断当接部Bを有する第二の支持フレーム3を
第一の支持フレーム2から離れる方向に移動することに
より、固定刃12と可動刃14とを繰出ロール7から離
れさせる。このため切断時に固定刃12へ粘着した粘着テ
ープ4の先が固定刃12より引離されて垂下すると共に、
切断された粘着テープ4を被貼付物19へ当接している可
動刃14が粘着テープ4を被貼付物19へ押付けて、被貼付
物19に多少クッション性があったり、厚さの差があった
りする場合でも、粘着テープ4は確実に貼付けられるも
のである。
こうして切断,貼付を終わる時は、繰出ロール7が粘着
テープ4を繰出し、これに伴い可動刃14が前記同様にし
て作用して、繰出された粘着テープ4の切断と貼付を行
なうため、ロール状に巻かれた粘着テープ4を必要な長
さだけ繰出して切断し、切断後に被貼付物19へ貼付ける
操作が自動的に確実に行われるものである。
(実施例) 次に本考案に関する粘着テープの切断貼付装置の実施の
一例を図面に基づいて説明する。
図面第1図及び第2図において1は装置のフレームで、
後記する繰出部を有する第一の支持フレーム2(以下、
上側の支持フレーム2と称す)と、後記する切断当接部
を有する第二の支持フレーム3(以下、下側の支持フレ
ーム3と称すを上下に対設し、その一方図面においては
上側の支持フレーム2を固定とし、下側の支持フレーム
3を昇降自在としてある。
Aは粘着テープ4の繰出部で、前記上側の支持フレーム
2に、ロール状に巻かれた粘着テープ4と、これのガイ
ドバー5と、剥離ロール6と、繰出ロール7とを上から
下へ順次に支持させて構成し、前記繰出ロール7は公知
の中空穿孔ロールとして、その内部を排気管8により減
圧することにより吸引式とし、粘着テープ4の剥離紙側
を吸着保持させると共に、この繰出ロール7に例えばス
テッピングモータ9の回転をベルトかチェン伝動10、又
はギヤ伝動(図面省略)等により伝達し、繰出ロール7
を一定角度回転させると、ガイドバー5と剥離ロール6
を経て繰出ロール7に供給される粘着テープ4の必要な
長さが確実に繰出される様にしてある。
Bは粘着テープ4の切断当接部で、前記した下側の支持
フレーム3へ、前記繰出ロール7の正面に対応する様に
取付けて、シリコンゴムバンドの離着部11を取付けた固
定刃12と、前記繰出ロール7の下方に前記固定刃12と平
行する軸13に支持させて回転自在に設けた可動刃14とに
より構成して、この可動刃14の先端側に切断された粘着
テープ4を吸着保持させる吸引管15を接続し、軸13には
一回転停止モータ16の回転をクランク17により伝達され
て、前記繰出部Aから粘着テープ4の必要長さが繰出さ
れると、前記クランク17により可動刃14を第2図におい
て鎖線で示す円弧軌道を経て回転運動させ、その過程に
於て可動刃14が前記固定刃12と噛合う瞬間に粘着テープ
4を切断させ、この粘着テープ4を吸引管15により吸着
保持して、可動刃14がコンベア18により搬送される被貼
付物19の上へ回転した時、切断させた粘着テープ4を被
貼付物19へ当接する様にしてある。
Cは前記した切断当接部Bの下側の支持フレーム3を一
時的に下降させるための昇降手段(移動手段)で、粘着
テープ4の切断当接部Bの支持フレーム3に取付けたカ
ム20と、これと接触する様に粘着テープ4の繰出部Aの
支持フレーム2に取付けたローラ21とにより構成し、前
記カム20へ前記した一回転停止モータ16の回転をギャ2
2,23により伝達させて、可動刃14による切断された粘
着テープ4が被貼付物19へ当接された時、カム20の凸部
がローラ21に係合し、支持フレーム3を押下げて、これ
に支持される固定刃12と可動刃14とを下降させるため、
切断時、固定刃12に粘着した粘着テープ4の先が固定刃
12より引離されて垂下すると共に、可動刃14が被貼付
物19に当接した粘着テープ4を押付けて貼付けを確実に
行わせる様にしたものである。
ハ.考案の効果 本考案に関する粘着テープの切断貼付装置は、粘着テー
プを切断する可動刃を粘着テープへ剥離紙側から接触さ
せ、固定刃に難着部を設けると共に、固定刃と可動刃を
一時的に移動して繰出ロールから離れさせるため、固定
刃へ粘着テープが付着するためのトラブルが皆無とな
り、必要長さの粘着テープの繰出しが安定して正確に行
われる。
切断された粘着テープを可動刃の回転により被貼付物へ
当接し、第二の支持フレームの移動により可動刃の押し
付けで被貼付物へ圧接させるから、被貼付物にクッショ
ン性がある場合や、厚さに多少の差がある場合でも、一
律に確実な貼付けができる。
可動刃が固定刃と平行する軸を中心に回転運動して、固
定刃と無接触状態で粘着テープを切断し、粘着剤の付着
を殆ど生じないだけでなく、可動刃の切断後の運動を利
用して切断粘着テープを水平に置かれた被貼付物に当接
させることができる。
繰出部の繰出ロールと可動刃に吸引管を接続し、粘着テ
ープの吸引保持を行わせたから、粘着テープの繰出し、
切断、貼付の各動作が寸法誤差やタイミングずれの恐れ
もなく確実に行われる。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に関する粘着テープの切断貼
付装置の実施の一例を示す側面図で、第1図は待機状態
を、第2図は粘着テープの切断貼付の状態を示す。第3
図は同上における粘着テープの繰出し状態を拡大して示
す一部の側面図。第4図は粘着テープを切断して被貼付
物へ当接した状態を拡大して示す一部の側面図。第5図
は同上の使用例を示す斜視図である。 4は粘着テープ、7は吸引式の繰出ロール、Aは粘着テ
ープの繰出部、12は固定刃、13は軸、14は可動刃、15は
吸引手段、19は被貼付物、Bは切断当接部、Cは切断当
接部の昇降手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の支持フレームと、 この第一の支持フレームに対設し、かつ、この第一の支
    持フレームに近づいたり離れたりする方向に移動自在な
    第二の支持フレームと、 前記第一の支持フレームに設けられ、吸引式の繰出ロー
    ルの回転によりロール状に巻かれた粘着テープの必要長
    さを繰出す繰出部と、 前記第二の支持フレームに設けられ、前記吸引式の繰出
    ロールの正面に対応するように取付けられると共に難着
    部を有する固定刃と、前記第二の支持フレームに設けら
    れ、かつ、前記固定刃と平行する軸に回転自在に支持し
    てあり、この軸を中心に回転運動して前記固定刃との噛
    合時に繰出される粘着テープを切断し、切断した前記粘
    着テープを吸着手段により保持して、被貼付物へ当接す
    る可動刃とを有する切断当接部と、 前記固定刃からの前記粘着テープの先端の離脱と、切断
    された前記粘着テープの前記被貼付物への圧接とを行う
    べく、前記固定刃と前記可動刃とを一時的に前記吸引式
    の繰出ロールから離れさせるために、前記第一の支持フ
    レームに設けられたローラと、このローラに係合して前
    記第二の支持フレームを前記第一の支持フレームから離
    れる方向に押すカムとよりなる移動手段とを備えさせた
    ことを特徴とする粘着テープの切断貼付装置。
JP12609986U 1986-08-19 1986-08-19 粘着テ−プの切断貼付装置 Expired - Lifetime JPH068126Y2 (ja)

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JPS6332869U JPS6332869U (ja) 1988-03-03
JPH068126Y2 true JPH068126Y2 (ja) 1994-03-02

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