JPH0719023U - シートベルト連結具におけるウオーニングハーネスのための配線機構 - Google Patents

シートベルト連結具におけるウオーニングハーネスのための配線機構

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JPH0719023U
JPH0719023U JP5181393U JP5181393U JPH0719023U JP H0719023 U JPH0719023 U JP H0719023U JP 5181393 U JP5181393 U JP 5181393U JP 5181393 U JP5181393 U JP 5181393U JP H0719023 U JPH0719023 U JP H0719023U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウオーニングハーネスをシートベルト連結具
に配線するときの作業性を向上させる。 【構成】 車室のフロア上に傾動可能に立設された取付
けプレート2に取付けられたブーツ3には上側のウオー
ニングハーネス11が内部に挿通された本体部4と、この
本体部4の下端にインテグラルヒンジ6を介して上下方
向への回動可能に連接されて開いた姿勢と閉じた姿勢と
に変換される開閉部5とを形成する。開閉部5を開いて
上側のコネクタ13を開閉部5の裏側のコネクタ取付け部
18に取付け、上下のコネクタ13,14を連結して上下のウ
オーニングハーネス11,12を接続してから、開閉部5を
閉じた姿勢に変換する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は自動車の車室内に設置されてシートベルトの連結金具が連結される シートベルト連結具において、ウオーニング回路用として配線されるウオーニン グハーネスのための配線機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5,図6に示すように、フロアに固定されたブラケット51と、このブラケッ ト51に下端部が回動可能に結合された取付けプレート52と、この取付けプレート 52の上端にリベットによって結合され、ウエビングおよびウエビング繋止片が内 部に装入された筒状のブーツ53と、このブーツ53上に設置されたバックル54とを 備えたシートベルト連結具50にウオーニングハーネスを配線するに際し、ブーツ 53内に挿通された上側のウオーニングハーネス55と、フロアから引出された下側 のウオーニングハーネス56とを、ブーツ53の下方で取付けプレート52に結合され たコネクタホルダ57を介して取付けプレート52に固定された上側のコネクタ58と 、この上側のコネクタ58に連結された下側のコネクタ59とによって接続していた 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記上下ウオーニングハーネス55,56の配線状態では両コネクタ58,59がブー ツ53外に露出するので、シートベルト連結具50の見栄えが悪くなる問題点や、下 側のコネクタ59を上側のコネクタ58に連結する作業をフロアに接近した位置で行 い、両コネクタ58,59の連結部位を上方から目視することができないので、作業 性が悪くなる問題点がある。 本考案は上記問題点を解消し、ウオーニングハーネスの配線状態の見栄えを良 化して配線作業の作業性を向上させることを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、車室のフロア上に傾動可能に立設された取付けプレートと、この取 付けプレートに結合されたブーツとを備えたシートベルト連結具において、前記 ブーツには、上下のコネクタによって接続される上下のウオーニングハーネスの うちの上側のウオーニングハーネスが内部に挿通される本体部と、この本体部の 下端に上下方向への回動可能に連接されて前記取付けプレートに解離可能に係止 され、前記両コネクタの設置スペースを覆って閉じた姿勢と、上方へ引出されて 開いた姿勢とに変換される開閉部とを形成し、この開閉部の裏側には上側のコネ クタを取付けるコネクタ取付け部を形成した構成を有する。
【0005】
【作用】
上下のコネクタによって接続される上下のウオーニングハーネスのうちの上側 のウオーニングハーネスを、シートベルト連結具の取付けプレートに固定された 本体部と、この本体部の下端に上下方向への回動可能に連接された開閉部とを有 するブーツの前記本体部内に挿通し、前記開閉部を上方へ引出して開いた姿勢に 変換した状態で上側のコネクタを前記開閉部の裏側に形成したコネクタ取付け部 に取付けて上側のコネクタに下側のコネクタを連結してから、前記開閉部を下方 へ回動させて閉じた姿勢に変換し、上下のコネクタを前記開閉部によって覆った 状態で上下のウオーニングハーネスを配線する。
【0006】
【考案の効果】
本考案は前記したように構成してあるので、両ウオーニングハーネスをシート ベルト連結具に配線した状態では両コネクタをブーツの開閉部によって覆い隠す ことができ、ウオーニングハーネスの配線時のシートベルト連結具の見栄を良化 することができる。 また、上下のウオーニングハーネスの配線作業に際し、ブーツの開閉部を作業 者側へ引出して開いた姿勢に変換することができるので、開閉部への上側のコネ クタの取付け位置や、両コネクタの連結部位を目視しながら上側のコネクタの取 付け作業や両コネクタの連結作業を行うことができ、上側のコネクタの取付け作 業や両コネクタの連結作業を簡易化して両ウオーニングハーネスの配線作業の作 業性を向上させることができる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の1実施例を図面にしたがって説明する。 自動車の車室のフロア上で運転席と助手席との間に設置され、シートベルトの ウエビングが連結されるシートベルト連結具Aにおいて、フロアBの上面に固定 されたブラケット1にはフロア上に傾動可能に立設された帯板状の取付けプレー ト2の下端部がピン19によって結合されている。
【0008】 取付けプレート2の片側面に形成された取付け面2aにはフロアBの上方に立設 されたブーツ3が取付けプレート2にかしめられたリベット7によって取付けら れている。
【0009】 ブーツ3には取付けプレート2にリベット7によって結合された内板4aと、こ の内板4aの外方に間隙を隔てて設置された外板4bと、この内板4aおよび外板4bの 両側縁にそれぞれ連接された1対の側板4cとを有し、取付けプレート2の取付け 面2aの上部に固定された角筒状の本体部4と、この本体部4の外板4bの下端縁に 薄肉厚のインテグラルヒンジ6を介して上下方向への回動可能に連接され、本体 部4の外板4bの下方に同横幅で設置された外板5aと、この外板5aの両側縁にそれ ぞれ直交状に連接され、本体部4の両側板4cの下方に設置された1対の側板5bと を有し、インテグラルヒンジ6を回動支点として上下方向へ回動し、下方の回動 端で起立して閉じた姿勢と、下方の回動端から90°若しくは90°以上開いた姿勢 とに変換される開閉部5とが形成されている。
【0010】 ブーツ3の本体部4内にはシートベルトウエビング8の下端が繋止されてリベ ット7によってブーツ3の本体部4とともに取付けプレート2に結合されたウエ ビング繋止片9が装入されている。
【0011】 ブーツ3の本体部4上にはシートベルトウエビング8の上端が繋止され、シー トベルトの連結金具が解離可能に連結されるバックル10が設置されている。
【0012】 ブーツ3の本体部4の内部にはシートベルト未装着時にウオーニングランプを 点灯させるウオーニング回路の一部として配線される上下のウオーニングハーネ ス11,12のうちの上側のウオーニングハーネス11が挿通されている。 上側のウオーニングハーネス11の下端は上側のコネクタ13に結線され、フロア から引出された下側のウオーニングハーネス12の上端は下側のコネクタ14に結線 され、上下のウオーニングハーネス11,12は両コネクタ13,14の連結によって接 続される。
【0013】 ブーツ3の開閉部5の両側板5bの先端縁付近の内側面には取付けプレート2の 両側縁が挿脱される1対の係合溝15と、取付けプレート2の両側縁が両係合溝15 内に挿入された状態で取付けプレート2の両側縁を係止する1対の係止爪16とが 形成され、開閉部5はこの開閉部5が両コネクタ13,14の設置スペースを覆って 閉じた状態で両係止爪16によって取付けプレート2に解離可能に係止される。開 閉部5の両側板5bを若干拡開すると、取付けプレート2への開閉部5の係止状態 を解離することができる。
【0014】 ブーツ3の開閉部5の外板5aの裏面の中央部付近には上側のコネクタ13が挟持 される1対の挟持片17が相対向状に突設され、この両挟持片17間には上側のコネ クタ13が取外し可能に取付けられるコネクタ取付け部18が形成されている。
【0015】 両ウオーニングハーネス11,12を配線するに際し、ブーツ3の開閉部5を上方 へ引出して開き、本体部4内から引出された上側のウオーニングハーネス11が結 線された上側のコネクタ13を開閉部5の両挟持片17間に嵌め込んでコネクタ取付 け部18に取付け、次に、開閉部5を開いたままの状態で下側のコネクタ14を上側 のコネクタ13に連結して両ウオーニングハーネス11,12を接続してから、開閉部 5を押下げて閉じ、取付けプレート2に係止すると、両コネクタ13,14を開閉部 5の裏側に取付けて開閉部5によって覆った状態で両ウオーニングハーネス11, 12を接続してシートベルト連結具Aに配線することができる。
【0016】 続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明する。 本例では車室のフロアB上に傾動可能に立設された取付けプレート2と、この 取付けプレート2に結合されたブーツ3とを備えたシートベルト連結具Aにおい て、ブーツ3には、上下のコネクタ13,14によって接続される上下のウオーニン グハーネス11,12のうちの上側のウオーニングハーネス11が内部に挿通される本 体部4と、この本体部4の下端に上下方向への回動可能に連接されて取付けプレ ート2に解離可能に係止され、両コネクタ13,14の設置スペースを覆って閉じた 姿勢と、上方へ引出されて開いた姿勢とに変換される開閉部5とを形成し、この 開閉部5の裏側には上側のコネクタ13を取付けるコネクタ取付け部18を形成して ある。
【0017】 このため、両ウオーニングハーネス11,12をシートベルト連結具Aに配線した 状態では両コネクタ13,14をブーツ3の開閉部5によって覆い隠すことができ、 ウオーニングハーネス配線時のシートベルト連結具Aの見栄を良化することがで きるとともに、両コネクタ13,14を開閉部5によって防護することができる。
【0018】 また、上下のウオーニングハーネス11,12の配線作業に際し、ブーツ3の開閉 部5を作業者側へ引出して開いた姿勢に変換することができるので、開閉部5へ の上側のコネクタ13の取付け位置や、両コネクタ13,14の連結部位を目視しなが ら上側のコネクタ13の取付け作業や両コネクタ13,14の連結作業を行うことがで き、上側のコネクタ13の取付け作業や両コネクタ13,14の連結作業を簡易化して 両ウオーニングハーネス11,12の配線作業の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示すシートベルト連結具の
斜視図である。
【図2】同じく、正面図である。
【図3】図2のX1−X1線拡大断面図である。
【図4】図2のX2−X2線拡大断面図である。
【図5】従来のシートベルト連結具の斜視図である。
【図6】図5のX3−X3線拡大断面図である。
【符号の説明】
2 取付けプレート 3 ブーツ 4 本体部 5 開閉部 6 インテグラルヒンジ 11,12 ウオーニングハーネス 13,14 コネクタ A シートベルト連結具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室のフロア上に傾動可能に立設された
    取付けプレートと、この取付けプレートに結合されたブ
    ーツとを備えたシートベルト連結具において、前記ブー
    ツには、上下のコネクタによって接続される上下のウオ
    ーニングハーネスのうちの上側のウオーニングハーネス
    が内部に挿通される本体部と、この本体部の下端に上下
    方向への回動可能に連接されて前記取付けプレートに解
    離可能に係止され、前記両コネクタの設置スペースを覆
    って閉じた姿勢と、上方へ引出されて開いた姿勢とに変
    換される開閉部とを形成し、この開閉部の裏側には上側
    のコネクタを取付けるコネクタ取付け部を形成したこと
    を特徴とするウオーニングハーネスのための配線機構。
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