JPH07185674A - 筒状体周壁への凹、凸条成形装置 - Google Patents
筒状体周壁への凹、凸条成形装置Info
- Publication number
- JPH07185674A JPH07185674A JP5331466A JP33146693A JPH07185674A JP H07185674 A JPH07185674 A JP H07185674A JP 5331466 A JP5331466 A JP 5331466A JP 33146693 A JP33146693 A JP 33146693A JP H07185674 A JPH07185674 A JP H07185674A
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- JP
- Japan
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- die
- peripheral wall
- roller
- punch
- concave
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 筒状体周壁に、外周面母線方向に延びる凹条
をスムーズに成形することのできる成形装置を提供す
る。 【構成】 成形装置は、ダイス15とポンチ11とを備
え、筒状体1の周壁2を部分的に半径方向内方へ押込ん
で外周面母線方向に延びる凹条5を成形すべく、ダイス
15に凸型部27を、ポンチ11に凹型部21をそれぞ
れ設ける。凸型部27はローラより構成され、これによ
り凹条5成形中における周壁2と凸型部27との間の摩
擦抵抗を大幅に低減することができる。
をスムーズに成形することのできる成形装置を提供す
る。 【構成】 成形装置は、ダイス15とポンチ11とを備
え、筒状体1の周壁2を部分的に半径方向内方へ押込ん
で外周面母線方向に延びる凹条5を成形すべく、ダイス
15に凸型部27を、ポンチ11に凹型部21をそれぞ
れ設ける。凸型部27はローラより構成され、これによ
り凹条5成形中における周壁2と凸型部27との間の摩
擦抵抗を大幅に低減することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筒状体周壁への凹、凸条
成形装置、特に、ダイスとポンチとを備え、筒状体の周
壁を部分的に半径方向内方へ押込んで外周面母線方向に
延びる凹条を成形する作業、または前記周壁を部分的に
半径方向外方へ押出して外周面母線方向に延びる凸条を
成形する作業の一方を行うべく、前記ダイスまたはポン
チの一方に凸型部を、他方に凹型部をそれぞれ設けた装
置の改良に関する。
成形装置、特に、ダイスとポンチとを備え、筒状体の周
壁を部分的に半径方向内方へ押込んで外周面母線方向に
延びる凹条を成形する作業、または前記周壁を部分的に
半径方向外方へ押出して外周面母線方向に延びる凸条を
成形する作業の一方を行うべく、前記ダイスまたはポン
チの一方に凸型部を、他方に凹型部をそれぞれ設けた装
置の改良に関する。
【0002】このように周壁に凹、凸条を成形された筒
状体は、例えば湿式多板摩擦クラッチ、ブレーキ等の湿
式摩擦係合装置において、摩擦板を保持するハウジング
として用いられる。
状体は、例えば湿式多板摩擦クラッチ、ブレーキ等の湿
式摩擦係合装置において、摩擦板を保持するハウジング
として用いられる。
【0003】
【従来の技術】従来、この種成形装置としては、凸型部
を刻設されたダイスと、凹型部を刻設されたポンチとよ
りなり、ダイスの凸型部により筒状体の周壁を部分的に
半径方向内方へ押込んで外周面母線方向に延びる凹条を
成形するようにしたものが知られている。
を刻設されたダイスと、凹型部を刻設されたポンチとよ
りなり、ダイスの凸型部により筒状体の周壁を部分的に
半径方向内方へ押込んで外周面母線方向に延びる凹条を
成形するようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来装置
によると、筒状体周壁の凹条の数を増した場合、成形中
において周壁と各凸型部との間の摩擦抵抗が増大し、そ
れに起因して各凸型部にかじりが発生したり、筒状体の
底壁が裂ける等の問題があった。この問題は、ポンチに
凸型部を刻設し、筒状体の周壁を部分的に半径方向外方
へ押出して外周面母線方向に延びる凸条を成形する場合
にも生じる。
によると、筒状体周壁の凹条の数を増した場合、成形中
において周壁と各凸型部との間の摩擦抵抗が増大し、そ
れに起因して各凸型部にかじりが発生したり、筒状体の
底壁が裂ける等の問題があった。この問題は、ポンチに
凸型部を刻設し、筒状体の周壁を部分的に半径方向外方
へ押出して外周面母線方向に延びる凸条を成形する場合
にも生じる。
【0005】本発明は前記に鑑み、ポンチまたはダイス
において、その凸型部と筒状体周壁との間の摩擦抵抗を
減少させて、前記問題を解決し得るようにした前記成形
装置を提供することを目的とする。
において、その凸型部と筒状体周壁との間の摩擦抵抗を
減少させて、前記問題を解決し得るようにした前記成形
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ダイスとポン
チとを備え、筒状体の周壁を部分的に半径方向内方へ押
込んで外周面母線方向に延びる凹条を成形する作業、ま
たは前記周壁を部分的に半径方向外方へ押出して外周面
母線方向に延びる凸条を成形する作業の一方を行うべ
く、前記ダイスまたはポンチの一方に凸型部を、他方に
凹型部をそれぞれ設けた、筒状体周壁への凹、凸条成形
装置において、前記凸型部をローラより構成したことを
特徴とする。
チとを備え、筒状体の周壁を部分的に半径方向内方へ押
込んで外周面母線方向に延びる凹条を成形する作業、ま
たは前記周壁を部分的に半径方向外方へ押出して外周面
母線方向に延びる凸条を成形する作業の一方を行うべ
く、前記ダイスまたはポンチの一方に凸型部を、他方に
凹型部をそれぞれ設けた、筒状体周壁への凹、凸条成形
装置において、前記凸型部をローラより構成したことを
特徴とする。
【0007】
【作用】前記のように構成すると、筒状体の周壁をダイ
スの凸型部、したがってローラにより半径方向内方へ押
込んで各凹条を成形する際に、ローラの回転により、そ
れと周壁との間の摩擦抵抗を大幅に低減することができ
る。
スの凸型部、したがってローラにより半径方向内方へ押
込んで各凹条を成形する際に、ローラの回転により、そ
れと周壁との間の摩擦抵抗を大幅に低減することができ
る。
【0008】また筒状体の周壁をポンチの凸型部、した
がってローラにより半径方向外方へ押出して各凸条を成
形する際にも、前記同様に摩擦抵抗低減作用が得られ
る。
がってローラにより半径方向外方へ押出して各凸条を成
形する際にも、前記同様に摩擦抵抗低減作用が得られ
る。
【0009】
【実施例】図1,2において、筒状体1は鋼板より打抜
かれた円形ブランクに絞り加工および凹、凸条成形加工
を施して成形されたもので、円筒状をなす周壁2と、そ
の一端を閉鎖する底壁3とよりなる。周壁2には、外周
面母線方向に延びると共に内底面4を半径方向外方に向
けた複数の外向き凹条(凹条)5と、外周面母線方向に
延びると共に頂面6を半径方向外方に向けた複数の外向
き凸条7とが交互に配列されている。各外向き凹条5は
周壁2を半径方向内方へ押込んで成形されたものであ
り、この成形加工に伴い相隣る両外向き凹条5間に外向
き凸条7が成形される。
かれた円形ブランクに絞り加工および凹、凸条成形加工
を施して成形されたもので、円筒状をなす周壁2と、そ
の一端を閉鎖する底壁3とよりなる。周壁2には、外周
面母線方向に延びると共に内底面4を半径方向外方に向
けた複数の外向き凹条(凹条)5と、外周面母線方向に
延びると共に頂面6を半径方向外方に向けた複数の外向
き凸条7とが交互に配列されている。各外向き凹条5は
周壁2を半径方向内方へ押込んで成形されたものであ
り、この成形加工に伴い相隣る両外向き凹条5間に外向
き凸条7が成形される。
【0010】図3,4は、前記外向き凹、凸条5,7を
有する筒状体1を製造するためのプレス機81 を示す。
有する筒状体1を製造するためのプレス機81 を示す。
【0011】そのプレス機81 は、昇降自在の上型9
と、その下方に配設された固定の下型10とを備えてい
る。上型9は、ポンチ11と、ポンチ11の上端面に重
ね合せられてそのポンチ11を支持する昇降板12と、
ポンチ11および昇降板12に摺動自在に設けられた押
出しピン13とよりなる。下型10は、ポンチ11の直
下に存する絞り加工用第1ダイス14と、第1ダイス1
4の下側に在ってそのダイス14を支持する凹、凸条成
形加工用第2ダイス15と、第2ダイス15の下側に在
ってそのダイス15を支持する固定板16と、固定板1
6に摺動自在に設けられた押出しピン17とよりなる。
したがって、ポンチ11と第2ダイス15は凹、凸条成
形装置を構成する。
と、その下方に配設された固定の下型10とを備えてい
る。上型9は、ポンチ11と、ポンチ11の上端面に重
ね合せられてそのポンチ11を支持する昇降板12と、
ポンチ11および昇降板12に摺動自在に設けられた押
出しピン13とよりなる。下型10は、ポンチ11の直
下に存する絞り加工用第1ダイス14と、第1ダイス1
4の下側に在ってそのダイス14を支持する凹、凸条成
形加工用第2ダイス15と、第2ダイス15の下側に在
ってそのダイス15を支持する固定板16と、固定板1
6に摺動自在に設けられた押出しピン17とよりなる。
したがって、ポンチ11と第2ダイス15は凹、凸条成
形装置を構成する。
【0012】ポンチ11は、その下半部外周面に、周壁
2の各外向き凸条7に対応した各内向き凹条18を成形
する凸型部19と、周壁2の各外向き凹条5に対応した
各内向き凸条20を成形する凹型部21とを交互に刻設
されている。
2の各外向き凸条7に対応した各内向き凹条18を成形
する凸型部19と、周壁2の各外向き凹条5に対応した
各内向き凸条20を成形する凹型部21とを交互に刻設
されている。
【0013】第1ダイス14は、ブランク22を載置す
べく、その上端面に開口する環状凹部23と、その凹部
23の下側に連なる略逆円錐台形をなすダイス孔24を
有する。
べく、その上端面に開口する環状凹部23と、その凹部
23の下側に連なる略逆円錐台形をなすダイス孔24を
有する。
【0014】第2ダイス15は、ポンチ11の各凹型部
21と対向するように複数のコ字形溝25を備えた環状
ホルダ26を有し、各コ字形溝25はホルダ26の内周
面および上、下両端面にそれぞれ開口する。各外向き凹
条5を成形する凸型部はローラ27より構成され、各ロ
ーラ27は、コ字形支持部材28の両対向部29間に架
設した支持軸30に、すべり軸受31を介してローラ2
7の一部が両対向部29の先端面より突出するように支
持される。
21と対向するように複数のコ字形溝25を備えた環状
ホルダ26を有し、各コ字形溝25はホルダ26の内周
面および上、下両端面にそれぞれ開口する。各外向き凹
条5を成形する凸型部はローラ27より構成され、各ロ
ーラ27は、コ字形支持部材28の両対向部29間に架
設した支持軸30に、すべり軸受31を介してローラ2
7の一部が両対向部29の先端面より突出するように支
持される。
【0015】各支持部材28は、環状ホルダ26の各コ
字形溝25に、両対向部29先端側が内方に突出するよ
うに嵌着され、これにより相隣る両支持部材28の一方
の対向部29先端の外側斜面aと他方の対向部29先端
の外側斜面bとが密接し、また各支持部材28が第1ダ
イス14と固定板16とにより挟着されているので、各
支持部材28、したがって各ローラ27が所定の位置に
保持される。また相隣る両ローラ27の突出部分間に、
ポンチ11の凸型部19と協働して周壁2の外向き凸条
7を成形する凹型部32が形成される。
字形溝25に、両対向部29先端側が内方に突出するよ
うに嵌着され、これにより相隣る両支持部材28の一方
の対向部29先端の外側斜面aと他方の対向部29先端
の外側斜面bとが密接し、また各支持部材28が第1ダ
イス14と固定板16とにより挟着されているので、各
支持部材28、したがって各ローラ27が所定の位置に
保持される。また相隣る両ローラ27の突出部分間に、
ポンチ11の凸型部19と協働して周壁2の外向き凸条
7を成形する凹型部32が形成される。
【0016】周壁2に複数の外向き凹、凸条5,7を成
形された筒状体1の製造は、次の諸工程を経て行われ
る。
形された筒状体1の製造は、次の諸工程を経て行われ
る。
【0017】(a) 図3に示すように、上型9を上昇
させて型開き位置に保持し、円形ブランク22を第1ダ
イス14の環状凹部23に載置する。
させて型開き位置に保持し、円形ブランク22を第1ダ
イス14の環状凹部23に載置する。
【0018】(b) 図5に示すように、上型9を下降
させ、ポンチ11と第1ダイス14のダイス孔24との
協働により、ブランク22に絞り加工を施して周壁2と
底壁3を有する筒状体1を成形する。
させ、ポンチ11と第1ダイス14のダイス孔24との
協働により、ブランク22に絞り加工を施して周壁2と
底壁3を有する筒状体1を成形する。
【0019】(c) 図6,7に示すように、引続く上
型9の下降により、ポンチ11の各凹型部21と第2ダ
イス15の各ローラ27とが合致し、またポンチ11の
各凸型部19と第2ダイス15の各凹型部32とが合致
すると、各ローラ27により底壁3外周部および周壁2
下部がポンチ11の各凹型部21に向けて半径方向内方
へ押込まれ、これにより各外向き凹条5および各内向き
凸条20の成形が開始される。同時にポンチ11の各凸
型部19と第2ダイス15の各凹型部32との協働によ
って周壁2に各外向き凸条7および各内向き凹条18の
成形が開始される。
型9の下降により、ポンチ11の各凹型部21と第2ダ
イス15の各ローラ27とが合致し、またポンチ11の
各凸型部19と第2ダイス15の各凹型部32とが合致
すると、各ローラ27により底壁3外周部および周壁2
下部がポンチ11の各凹型部21に向けて半径方向内方
へ押込まれ、これにより各外向き凹条5および各内向き
凸条20の成形が開始される。同時にポンチ11の各凸
型部19と第2ダイス15の各凹型部32との協働によ
って周壁2に各外向き凸条7および各内向き凹条18の
成形が開始される。
【0020】(d) 図8に示すように、引続く上型9
の下降によって筒状体1の周壁2が各ローラ27を通過
すると、各外向き凹条5等の成形が終了する。
の下降によって筒状体1の周壁2が各ローラ27を通過
すると、各外向き凹条5等の成形が終了する。
【0021】各外向き凹条5および各内向き凸条7の成
形中、各ローラ27は支持軸30を中心に回転するの
で、各ローラ27と周壁2との間の摩擦抵抗は大幅に低
減され、これにより各ローラ27等におけるかじり、底
壁3の裂け等を回避することができる。
形中、各ローラ27は支持軸30を中心に回転するの
で、各ローラ27と周壁2との間の摩擦抵抗は大幅に低
減され、これにより各ローラ27等におけるかじり、底
壁3の裂け等を回避することができる。
【0022】以後、上型9を上昇させて型開き位置に保
持する。筒状体1がポンチ11に付着している場合には
上型9の押出しピン13により離型し、また筒状体1が
第2ダイス15に付着している場合には下型10の押出
しピン17により離型する。
持する。筒状体1がポンチ11に付着している場合には
上型9の押出しピン13により離型し、また筒状体1が
第2ダイス15に付着している場合には下型10の押出
しピン17により離型する。
【0023】このようにして、周壁2に複数の外向き
凹、凸条5,7等を成形された筒状体1が得られる。
凹、凸条5,7等を成形された筒状体1が得られる。
【0024】図9は、第2ダイス15にしごき加工用第
3ダイス33を付設したプレス機8 2 を示す。この第3
ダイス33は、ポンチ11の各凹、凸型部21,19と
協働して各外向き凹条5(各内向き凸条20を含む)お
よび各外向き凸条7(各内向き凹条18を含む)の肉厚
を減じる複数の凸型部35および凹型部34を有する。
3ダイス33を付設したプレス機8 2 を示す。この第3
ダイス33は、ポンチ11の各凹、凸型部21,19と
協働して各外向き凹条5(各内向き凸条20を含む)お
よび各外向き凸条7(各内向き凹条18を含む)の肉厚
を減じる複数の凸型部35および凹型部34を有する。
【0025】例えば、ローラ27外周面とポンチ11の
凹型部21底面間の間隔をd1 とし、また第3ダイス3
3の凸型部35頂面とポンチ11の凹型部21底面間の
間隔をd2 とすると、両間隔d1 ,d2 間にはd1 >d
2 の関係が成立する。
凹型部21底面間の間隔をd1 とし、また第3ダイス3
3の凸型部35頂面とポンチ11の凹型部21底面間の
間隔をd2 とすると、両間隔d1 ,d2 間にはd1 >d
2 の関係が成立する。
【0026】周壁2への外向き凹、凸条5,7の成形に
引続いて、ポンチ11と第3ダイス33との協働により
各外向き凹、凸条5,7にしごき加工を施すと、各外向
き凹、凸条5,7の寸法精度を向上させることができ
る。
引続いて、ポンチ11と第3ダイス33との協働により
各外向き凹、凸条5,7にしごき加工を施すと、各外向
き凹、凸条5,7の寸法精度を向上させることができ
る。
【0027】前記二実施例においてローラ27を支持す
るすべり軸受31はローラ軸受に代えてもよい。
るすべり軸受31はローラ軸受に代えてもよい。
【0028】図10,11はローラ支持構造の他例を示
す。この例において、支持部材36は、ポンチ11との
対向側を開口させた優弧状切欠き37を有する部材本体
38と、その部材本体38の両側に取付けられる一対の
押え板39とよりなり、ローラ27は優弧状すべり軸受
31を介して切欠き37に回転自在に装着され、そのロ
ーラ27の一部は切欠き37の開口から突出する。
す。この例において、支持部材36は、ポンチ11との
対向側を開口させた優弧状切欠き37を有する部材本体
38と、その部材本体38の両側に取付けられる一対の
押え板39とよりなり、ローラ27は優弧状すべり軸受
31を介して切欠き37に回転自在に装着され、そのロ
ーラ27の一部は切欠き37の開口から突出する。
【0029】このように構成すると、成形圧が作用する
ローラ27の支持構造の強度を、前記支持軸30を用い
た場合に比べて大幅に向上させることができる。
ローラ27の支持構造の強度を、前記支持軸30を用い
た場合に比べて大幅に向上させることができる。
【0030】なお、ポンチ11の凸型部19を前記同様
のローラ27に代え、そのローラ27により筒状体1の
周壁2を部分的に半径方向外方へ押出して外周面母線方
向に延びる外向き凸条を成形することも可能である。
のローラ27に代え、そのローラ27により筒状体1の
周壁2を部分的に半径方向外方へ押出して外周面母線方
向に延びる外向き凸条を成形することも可能である。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、凸型部を
ローラより構成することによって、その凸型部と筒状体
周壁間の摩擦抵抗を大幅に低減することができ、これに
より凸型部等のかじり、筒状体底壁の裂け等を確実に回
避することができる。
ローラより構成することによって、その凸型部と筒状体
周壁間の摩擦抵抗を大幅に低減することができ、これに
より凸型部等のかじり、筒状体底壁の裂け等を確実に回
避することができる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、前記効果に
加えて、凹、凸条の寸法精度を向上させることができ
る、という効果も有する。
加えて、凹、凸条の寸法精度を向上させることができ
る、という効果も有する。
【図1】周壁に凹、凸条を成形された筒状体の斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】プレス機の一例を示す縦断面図で、図4の3−
3線断面図に相当する。
3線断面図に相当する。
【図4】図3の4−4矢視図である。
【図5】絞り加工工程の要部縦断面図で、図3に対応す
る。
る。
【図6】凹、凸条成形加工開始時の要部縦断面図で、図
3に対応する。
3に対応する。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】凹、凸条成形加工終了時の縦断面図である。
【図9】プレス機の他例を示す要部縦断面図で、図8に
対応する。
対応する。
【図10】ローラ付支持部材の平面図である。
【図11】図10の11−11矢視図である。
1 筒状体 2 周壁 5 外向き凹条 11 ポンチ 15 第2ダイス 27 凸型部(ローラ) 33 第3ダイス
Claims (2)
- 【請求項1】 ダイス(15)とポンチ(11)とを備
え、筒状体(1)の周壁(2)を部分的に半径方向内方
へ押込んで外周面母線方向に延びる凹条(5)を成形す
る作業、または前記周壁(2)を部分的に半径方向外方
へ押出して外周面母線方向に延びる凸条を成形する作業
の一方を行うべく、前記ダイス(15)またはポンチ
(11)の一方に凸型部(27)を、他方に凹型部(2
1)をそれぞれ設けた装置において、前記凸型部(2
7)をローラより構成したことを特徴とする、筒状体周
壁への凹、凸条成形装置。 - 【請求項2】 ダイス(15)とポンチ(11)とを備
え、筒状体(1)の周壁(2)を部分的に半径方向内方
へ押込んで外周面母線方向に延びる凹条(5)を成形す
る作業、または前記周壁(2)を部分的に半径方向外方
へ押出して外周面母線方向に延びる凸条を成形する作業
の一方を行うべく、前記ダイス(15)またはポンチ
(11)の一方に凸型部(27)を、他方に凹型部(2
1)をそれぞれ設けた装置において、前記凸型部(2
7)をローラより構成し、前記ダイス(15)に、前記
ポンチ(11)と協働して前記凹条(5)または前記凸
条の一方の肉厚を減じるしごき加工用ダイス(33)を
付設したことを特徴とする、筒状体周壁への凹、凸条成
形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5331466A JPH07185674A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 筒状体周壁への凹、凸条成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5331466A JPH07185674A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 筒状体周壁への凹、凸条成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07185674A true JPH07185674A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18243964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5331466A Pending JPH07185674A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 筒状体周壁への凹、凸条成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07185674A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011189357A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Aida Engineering Ltd | プレス機械 |
US8997542B2 (en) | 2011-09-30 | 2015-04-07 | Aisin Aw Co., Ltd. | Manufacturing method and manufacturing apparatus for cup-shaped member |
CN107073860A (zh) * | 2014-08-28 | 2017-08-18 | 戴维·布罗德赫德 | 用于冲压模具的冲模或冲头 |
CN110860597A (zh) * | 2019-10-14 | 2020-03-06 | 无锡市恒翼通机械有限公司 | 齿形拉深模具的滚齿机构 |
JP2020189303A (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-26 | 公立大学法人兵庫県立大学 | クラッド容器の製造装置、製造方法、およびクラッド容器 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5331466A patent/JPH07185674A/ja active Pending
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