JPH02125110A - 自動車用クラッチドラム - Google Patents
自動車用クラッチドラムInfo
- Publication number
- JPH02125110A JPH02125110A JP27443588A JP27443588A JPH02125110A JP H02125110 A JPH02125110 A JP H02125110A JP 27443588 A JP27443588 A JP 27443588A JP 27443588 A JP27443588 A JP 27443588A JP H02125110 A JPH02125110 A JP H02125110A
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- JP
- Japan
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- punch
- clutch drum
- die
- cylindrical part
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 4
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- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract 2
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 5
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 3
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車用のクラッチドラムの構造に関する。
この種の従来技術としては、第7図に示されるように、
内外筒付き円盤体を鋳造によって作り、切削により外筒
部内周面にスプライン溝4を形成してクラッチドラムと
したものが知られている。
内外筒付き円盤体を鋳造によって作り、切削により外筒
部内周面にスプライン溝4を形成してクラッチドラムと
したものが知られている。
また第8図に示されるように、内外筒付き円盤体形状の
ドラム本体6内に、板金プレス加工により成形した歯形
部品8を溶接により取り付けてクラッチドラムとして一
体化したものがある。符号7は溶接部を示す。
ドラム本体6内に、板金プレス加工により成形した歯形
部品8を溶接により取り付けてクラッチドラムとして一
体化したものがある。符号7は溶接部を示す。
前記した従来技術では、まず第7図に示すクラッチドラ
ムでは、スプライン溝4を形成するための切削加工が面
倒で、それだけコストがかさむという問題があった。
ムでは、スプライン溝4を形成するための切削加工が面
倒で、それだけコストがかさむという問題があった。
また第8図に示すクラッチドラムでは、2部品から構成
されており、これらを互いに溶接する作業が面倒で、溶
接歪によるクラッチドラムの変形やドラム強度の劣化等
、製品毎に構造強度上のバラツキが生じるという問題点
があった。
されており、これらを互いに溶接する作業が面倒で、溶
接歪によるクラッチドラムの変形やドラム強度の劣化等
、製品毎に構造強度上のバラツキが生じるという問題点
があった。
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的は製品毎の製造強度のバラツキがなく、かつ安
価な自動車用クラッチドラムを提供することにある。
その目的は製品毎の製造強度のバラツキがなく、かつ安
価な自動車用クラッチドラムを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る自動車用クラ
ッチドラムにおいては、ドーナツ型円盤体の内外周縁部
にそれぞれ円筒部を一体に形成し、外筒部の内周面には
、外周面に成形用歯形の形成されたパンチと、内周面に
平滑な成形面の形成された対向ダイとを、軸方向に噛合
わせて素材を該ダイの成形面でしごくことにより成形し
た一部ピッチのスプライン溝を形成するようにしたもの
である。
ッチドラムにおいては、ドーナツ型円盤体の内外周縁部
にそれぞれ円筒部を一体に形成し、外筒部の内周面には
、外周面に成形用歯形の形成されたパンチと、内周面に
平滑な成形面の形成された対向ダイとを、軸方向に噛合
わせて素材を該ダイの成形面でしごくことにより成形し
た一部ピッチのスプライン溝を形成するようにしたもの
である。
本発明に係るクラッチドラムは一体物であり、製品毎に
構造強度上のバラツキがない。また外筒部内周面への歯
形の成形はプレス加工により行うので、コスト的に安価
となる。
構造強度上のバラツキがない。また外筒部内周面への歯
形の成形はプレス加工により行うので、コスト的に安価
となる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は、本発明に係わる自動車用クラッ
チドラムの一実施例を示すもので、第1図はオートマチ
ック車用クラッチドラムの斜視図、第2図はその縦断面
図である。
チドラムの一実施例を示すもので、第1図はオートマチ
ック車用クラッチドラムの斜視図、第2図はその縦断面
図である。
これらの図において、符号10は内外筒を有する円盤体
形状のクラッチドラムである。内筒部12は入力軸2o
にllll着される部位である。また外筒部14の内周
面には一部ピッチのスプライン溝15が形成されており
、外筒部14の内周面付根側にはビスI〜ン摺動面であ
るフラットな周面16が形成されている。また外筒部1
4の外周面18は、平滑な円筒外周面とされて、ブレー
キハントが圧接される摩擦面となっている。
形状のクラッチドラムである。内筒部12は入力軸2o
にllll着される部位である。また外筒部14の内周
面には一部ピッチのスプライン溝15が形成されており
、外筒部14の内周面付根側にはビスI〜ン摺動面であ
るフラットな周面16が形成されている。また外筒部1
4の外周面18は、平滑な円筒外周面とされて、ブレー
キハントが圧接される摩擦面となっている。
このクラッチドラム10は、板材を絞り加工により内外
筒部を有する筒体形状に成形するとともに、プレス加工
により外筒部14の内周面にスプライン溝15を成形し
たものである。
筒部を有する筒体形状に成形するとともに、プレス加工
により外筒部14の内周面にスプライン溝15を成形し
たものである。
第3図は、クラッチドラム10の外筒部14の内周面に
スプライン溝15を成形するためのプレス装置を示すも
のである。
スプライン溝15を成形するためのプレス装置を示すも
のである。
このプレス装置は、上下方向昇降可能な円筒形状のパン
チ30と、このパンチ下方に対向配置された円筒形状の
ダイ40とから構成されている。
チ30と、このパンチ下方に対向配置された円筒形状の
ダイ40とから構成されている。
パンチ30の先端部外周面には成形用歯形32が形成さ
れており、一方ダイ40の内周面にはパンチの成形用歯
形32に対応する平滑な成形面42が形成されている。
れており、一方ダイ40の内周面にはパンチの成形用歯
形32に対応する平滑な成形面42が形成されている。
符号43は平滑な成形面42の開口側周縁部に形成され
ているしごき導入面で、パンチ側の歯形32と協働して
スラグ外筒部を軸方向にしごいて成形面32.42に倣
った形状に成形するべく作用する。また符号6oは、ス
ラグ50をパンチ30の先端部に抑圧状態に支持する押
え部材である。
ているしごき導入面で、パンチ側の歯形32と協働して
スラグ外筒部を軸方向にしごいて成形面32.42に倣
った形状に成形するべく作用する。また符号6oは、ス
ラグ50をパンチ30の先端部に抑圧状態に支持する押
え部材である。
次に、第1図に示すクラッチドラムを製造する手順を、
第4図(a)〜(c、)を参照して説明する。
第4図(a)〜(c、)を参照して説明する。
なお符号50は、絞り加工によってクラッチドラム10
の原形に成形されたスラグで、スラグの外筒部52は、
パンチ先端部に形成されている成形用歯形32に丁度緩
挿できる大きさとされている。またダイス側の成形面4
2とパンチ側の歯形山部32aとの間隔dは、第5図に
示されるように、スラグの外筒部52の板厚tより小さ
くされている。
の原形に成形されたスラグで、スラグの外筒部52は、
パンチ先端部に形成されている成形用歯形32に丁度緩
挿できる大きさとされている。またダイス側の成形面4
2とパンチ側の歯形山部32aとの間隔dは、第5図に
示されるように、スラグの外筒部52の板厚tより小さ
くされている。
まず第4図(a)に示されるように、スラグ50をパン
チ30の先端部に緩挿配置し、スラグ50が脱落しない
ように押え部材6oによって追従的に支持する。次にパ
ンチ30を下降させてダイ40と噛み合わせる。このと
きスラグ5oの外筒部52には、パンチ側の歯形32と
ダイ側のしごき面43でしごかれることによりパンチに
抱きつく作用が生じ、第4図(b)符号52aに示され
るように、パンチ側の歯形32の谷部32b内にスラグ
外筒部の一部が押し込まれる。こうして、第4図(C)
、第6図に示されるように、スラグの外筒部12は軸方
向に延伸されるとともに、外筒部52の内周面に歯形(
スプライン溝)15が成形される。この後、スラグの外
筒部端面を所定の位置(第6画性号して示す)まで切削
し、がっ外筒部外周面を円形状に切削仕上加工して、第
1図に示すクラッチドラムができあがる。
チ30の先端部に緩挿配置し、スラグ50が脱落しない
ように押え部材6oによって追従的に支持する。次にパ
ンチ30を下降させてダイ40と噛み合わせる。このと
きスラグ5oの外筒部52には、パンチ側の歯形32と
ダイ側のしごき面43でしごかれることによりパンチに
抱きつく作用が生じ、第4図(b)符号52aに示され
るように、パンチ側の歯形32の谷部32b内にスラグ
外筒部の一部が押し込まれる。こうして、第4図(C)
、第6図に示されるように、スラグの外筒部12は軸方
向に延伸されるとともに、外筒部52の内周面に歯形(
スプライン溝)15が成形される。この後、スラグの外
筒部端面を所定の位置(第6画性号して示す)まで切削
し、がっ外筒部外周面を円形状に切削仕上加工して、第
1図に示すクラッチドラムができあがる。
以上の説明から明かなように、
本発明によれば、
製品毎に構造強度上のバラツキがなく、しかも製造が容
易でコスト的に安価な自動車用クラッチドラムが得られ
る。
易でコスト的に安価な自動車用クラッチドラムが得られ
る。
第1図は本発明の一実施例であるクラッチドラムの斜視
図、第2図はその縦断面図、第3図は第1図に示すクラ
ッチドラムのスプライン溝成形用のプレス装置の断面図
、第4図(a)〜(c)はスラグの外筒部内周面にスプ
ライン溝を成形する手順を説明する説明図、第5図は第
4図(a)に示す線■−■に沿う拡大断面図、第6図は
第3図に示すプレス装置によって外筒部内周面にスプラ
イン溝が成形されたスラブの斜視図、第7図および第8
図はそれぞれ従来のオートマチック車用クラッチドラム
の縦断面図である。 10・・・クラッチドラム、 12・・内筒部、 14・・・外筒部、 15・・・スプライン溝。 30・・・パンチ、 32・・・成形用歯形、 40・・ダイ、 42・・・平滑な成形面、 50・・・クラッチドラムの原形であるスラグ。 特 許 出 願 人 山 ノー 工 業 株式会社 第 図 71′) 4り 第 図 第 図
図、第2図はその縦断面図、第3図は第1図に示すクラ
ッチドラムのスプライン溝成形用のプレス装置の断面図
、第4図(a)〜(c)はスラグの外筒部内周面にスプ
ライン溝を成形する手順を説明する説明図、第5図は第
4図(a)に示す線■−■に沿う拡大断面図、第6図は
第3図に示すプレス装置によって外筒部内周面にスプラ
イン溝が成形されたスラブの斜視図、第7図および第8
図はそれぞれ従来のオートマチック車用クラッチドラム
の縦断面図である。 10・・・クラッチドラム、 12・・内筒部、 14・・・外筒部、 15・・・スプライン溝。 30・・・パンチ、 32・・・成形用歯形、 40・・ダイ、 42・・・平滑な成形面、 50・・・クラッチドラムの原形であるスラグ。 特 許 出 願 人 山 ノー 工 業 株式会社 第 図 71′) 4り 第 図 第 図
Claims (1)
- (1)ドーナツ型円盤体の内外周縁部にそれぞれ円筒部
が一体に形成されるとともに、外筒部の内周面には、外
周面に成形用歯形の形成されたパンチと、内周面に平滑
な成形面の形成された対向ダイとを、軸方向に噛合わせ
て素材を該ダイの成形面でしごくことにより成形した一
定ピッチのスプライン溝が形成されてなることを特徴と
する自動車用クラッチドラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27443588A JPH02125110A (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | 自動車用クラッチドラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27443588A JPH02125110A (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | 自動車用クラッチドラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02125110A true JPH02125110A (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=17541640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27443588A Pending JPH02125110A (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | 自動車用クラッチドラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02125110A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0639415A2 (de) * | 1993-08-18 | 1995-02-22 | Herzing + Schroth GmbH & Co. KG | Verfahren zum Herstellen eines rotationssymmetrischen Körpers |
FR2785651A1 (fr) * | 1998-11-05 | 2000-05-12 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Composant d'assemblage avec un vilebrequin et procede de fabrication correspondant |
JP2010106945A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Showa Corp | 粘性流体カップリング及びその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61182837A (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-15 | Yamakawa Kogyo Kk | 外周囲に歯形を有するプレス加工物およびその成形方法 |
-
1988
- 1988-11-01 JP JP27443588A patent/JPH02125110A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61182837A (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-15 | Yamakawa Kogyo Kk | 外周囲に歯形を有するプレス加工物およびその成形方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0639415A2 (de) * | 1993-08-18 | 1995-02-22 | Herzing + Schroth GmbH & Co. KG | Verfahren zum Herstellen eines rotationssymmetrischen Körpers |
EP0639415A3 (de) * | 1993-08-18 | 1995-05-17 | Herzing & Schroth Gmbh & Co Kg | Verfahren zum Herstellen eines rotationssymmetrischen Körpers. |
FR2785651A1 (fr) * | 1998-11-05 | 2000-05-12 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Composant d'assemblage avec un vilebrequin et procede de fabrication correspondant |
JP2010106945A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Showa Corp | 粘性流体カップリング及びその製造方法 |
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