JPH02121723A - フランジ付筒状体筒状部への歯形成形方法 - Google Patents

フランジ付筒状体筒状部への歯形成形方法

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JPH02121723A
JPH02121723A JP63274436A JP27443688A JPH02121723A JP H02121723 A JPH02121723 A JP H02121723A JP 63274436 A JP63274436 A JP 63274436A JP 27443688 A JP27443688 A JP 27443688A JP H02121723 A JPH02121723 A JP H02121723A
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die
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仁藤 哲
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフランジ付板金製筒状体の筒状部内周面又は外
周面に歯形を成形する方法に関する。
〔従来技術〕
この種の従来の歯形成形方法としては、第25図(a)
に示されるように、ダイ2の凹部3内に、スラグWを収
容し、このスラグWを先端部外周に成形用歯形4aの形
成されたパンチ4でプレスする、いわゆる後方押出しに
より、第25図(b)に示すように、内周面に歯形6が
形成されたカップ状部材W□を成形するようになってい
た。
〔発明の解決しようとする課題〕 しかし、前記した従来の歯形成形方法では、成形するカ
ップ状部材W□の底面積S0や断面減少率S工/ S 
a等に比例した成形圧力を必要とする。したがって口径
りの大きいものでは高圧力を必要とし、それだけ設備が
大型化し、コスト的にも高くなるという問題があった。
そのため従来のこの種のプレス成形では、小径の筒状部
にしか行われていないのが現状であった。
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的は歯形を成形しようとする部材が小口径の場合
には勿論、大口径の場合でも、低圧力で成形することの
可能な従来にはない全く新しい歯形成形方法を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明に係るフランジ付筒
状体筒状部への歯形成形方法においては、以下のごとき
手段をとっている。
まず筒状体が内フランジ付板金製筒状体の場合には、筒
状体筒状部を、外周面に成形用歯形の形成されたパンチ
の外周に緩挿するとともに、このパンチと、内周面に平
滑な成形面の形成された対向ダイとを軸方向に噛み合わ
せて、素材を軸方向にしごくことにより、筒状部内周面
に歯形を成形するようにしたものである。
また外周面に成形用歯形の形成されたパンチの先端面に
板金製平板材を押圧固定するとともに、このパンチと、
内周面に平滑な成形面の形成された対向ダイとを軸方向
に噛み合わせて、素材を軸方向に折り曲げかつしごくこ
とにより、平板外周に筒状部を立ち上げると同時に、筒
状部内周面に歯形を成形するようにしてもよい。
またダイの成形面付根部に、パンチの成形用歯形と協働
して、筒状部を切断する切刃を形成し、パンチとダイと
をさらに噛み合わせることにより、筒状部を内フランジ
部から切り離すようにしてもよい。
また筒状体が外フランジ付板金製筒状体の場合には、筒
状体筒状部を、内周面に成形用歯形の形成されたダイの
内周に緩挿するとともに、このダイと、外周面に平滑な
成形面の形成された対向ノ(ンチとを軸方向に噛み合わ
せて、素材を軸方向にしごくことにより、筒状部外周面
に歯形を成形するようにしたものである。
また内周面に成形用歯形の形成されたダイの上に、中央
に孔を有する平板材を押圧固定するとともに、このダイ
と、内周面に平滑な成形面の形成された対向パンチとを
軸方向に噛み合わせて、素材を軸方向に折り曲げかつし
ごくことにより、平板内周に筒状部を立ち上げると同時
に、筒状部外周面に歯形を成形するようにしてもよい。
またパンチの成形面付根部に、ダイの成形用歯形と協働
して筒状部を切断する切刃を形成し、ダイとパンチとを
さらに噛み合わせることにより、筒状部を内フランジ部
から切り離すようにしてもよい。
〔作用〕
本発明によれば、ダイとパンチが噛み合うことにより、
ダイとパンチ間の素材は軸方向にしごかれて成形面に倣
った面形状に成形される。
また請求項2および5によれば、ダイとパンチが噛み合
うことにより、板金製平板材に筒状部を立ち上げると同
時に、筒状部に歯形を成形する。
さらにまた請求項3および6によれば、ダイとパンチが
噛み合うことにより、筒状部に歯形を成形し、その後グ
イとパンチがさらに噛み合うことにより、切刃が歯形の
成形された筒状部をフランジ部から切り離す。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は1本発明に係る方法を実施するための
一例を示すもので、第1図は内フランジ付板金製筒状体
の筒状部内周面にスプライン溝が成形される工程を説明
する説明図、第2図はスプライン溝を成形するプレス装
置の一実施例を示す断面図、第3図(a)、(b)はそ
のプレス装置の動きを説明する説明図である。
第1図において、符号10Aは、内フランジである円板
領域11の外周に、筒状部12が一体に形成された板金
層の筒状体スラブである。また符号10Bは、筒状体ス
ラグIOAの筒状部12が後述するプレス方法によって
軸方向にしごがれて延伸し、内周面に歯形であるスプラ
イン溝14が成形された板金製筒状体を示している。さ
らに符号10Gは、筒状体10Bの筒状部端面を切削加
工して、所定のスプライン溝長さとされた製品を示して
いる。
第2図において、符号2oは、上下方向昇降可能な円柱
形状のパンチで、パンチ20の先端部外周面には成形用
歯形22が形成されている。歯形22は歯形山部22a
と歯形谷部22bよりなる。
また符号30は、前記パンチ2oの下方に配置されたダ
イで、このダイ3oには前記パンチ20の外形より幾分
大きい内径の凹部31が形成されている。この凹部31
を形成するダイの内周面32は、パンチの歯形22と協
働してスプライン溝を成形する成形面であり、ここは平
滑面とされている。符号34は、ダイの内周面32の開
口側縁部に形成されているしごき導入面で、パンチ2o
の歯形22と協働してパンチ2oとダイ30間の被加工
材を軸方向にしごく働きがある。また符号40は凹部3
1内の上方に突出し、被加工材をパンチ20の先端面に
押圧固定する押え部材である。
次に、筒状体スラブIOAの筒状部12の内周面にスプ
ライン溝を成形する手順を、第3図〜第5図を参照して
説明する。
まず板金製円板を絞り加工し、予め筒状体スラブIOA
を成形しておく。この筒状体スラブ10Aの筒状部12
は、第3図(a)、第5図に示されるように、パンチ先
端部に形成されている成形用歯形22に丁度緩挿できる
大きさとされている。
またダイ側の成形面32とパンチ側の歯形山部22aと
の間隔dは、第5図に示されるように、スラグ筒状部1
2の板厚tより小さくされている。
そして第3図(a)に示されるように、スラグ10Aを
パンチ20の先端部に緩挿配置し、スラグIOAが脱落
しないように、押え部材40によって追従的に押圧固定
する。次にパンチ20を下降させてダイ30と噛み合わ
せる。この時、スラグIOAの筒状部12には、パンチ
側の歯形22とダイ側のしごき導入面34でしごかれて
、パンチに抱きつく作用が生じ、第4図符号12aに示
されるように、パンチ側の歯形谷部22b内にスラグ筒
状部12の一部が押し込まれるとともに。
軸方向に延伸される。こうして筒状部12の内周面にス
プライン溝14が成形された筒状体10Bが得られる。
この後、筒状部12の端面を所定位置(符号して示す)
まで切削して、第1図符号10Cで示す製品ができあが
る。
なお前記第3図、第6図に示す歯形の成形工程では、歯
形谷部22b内に筒状部12が隙間なく充填されるよう
になっているが、成形品の用途に応じては、歯形谷部2
2bに隙間が形成されるように成形してもよい。
さらに前記した方法によって筒状部12内周面に成形さ
れる溝はスプライン溝14であるが、第6図〜第10図
に示されるような各種断面の溝の成形も可能である。
第6図〜第8図は、筒状部12の横断面を拡大して示す
図で、第6図は成形された歯形14aの横断面が半円形
状とされたもので、第7図は歯形14bの横断面形状が
円弧形状で、谷部開口部が狭まった形状とされ、第8図
は歯形14cの横断面が三角形状とされている。また第
9図は、筒状部12の内周面に成形された歯形14dが
軸方向に傾斜している製品の斜視図を示している。また
第10図(a)、(b)では、筒状部13が上端開口部
側程、外方に拡径する形状とされ、筒状部13の内周面
に形成された歯形14eは、横断面半円形状とされると
ともに、筒状部付根側はど歯形を構成する各溝の径が小
さく、即ち各歯形を構成する各溝がテーパ形状とされて
いる。
第11図は、板金製円板材の外周縁を直角に立ち上げて
、ここに筒状部を成形すると同時に、この立ち上げた筒
状部にスプライン溝を成形する工程を示すもので、第1
2図はそのためのプレス装置を示している。
第11図において、符号10A□は板金製円板状スラブ
を示しており、この円板状スラグl0A1は、第12図
に示すプレス装置によって、外周縁部に筒状部12が成
形されると同時に、筒状部12の内周面に歯形14が成
形されるようになっている。その他は前記第1図に示す
工程と略同様であり、同一の符号を付すことによりその
説明は省略する。
また第12図に示すプレス装置は、前記した第2図に示
すプレス装置のダイ側成形面の付根位置に、パンチ側の
歯形22と噛み合う歯形形状の切刃36を設けた構造で
、その他は第2図に示すプレス装置と同様であり、同一
の符号を付すことにより重複した説明は省略する。
そして第13図(a)、(b)は、第12図に示すプレ
ス装置の動きを説明する図で、第13図(a)は、押え
部材40によって円板状スラグ10A□をパンチ20の
先端面に押圧固定した状態を示している。そして第13
図(b)は、パンチ20を下降させ、パンチの歯形22
とダイ30の成形面32とによって筒状部12を立ち上
げるとともに、筒状部内周面にスプライン溝14を成形
する状態を示している。
この方法では、筒状部12を成形すると同時に、歯形1
4も成形できるため、二工程を一工程に短縮できるとい
う利点がある。
また第13図(c)は、パンチ20をさらに下降させ、
パンチの歯形22を切刃36と噛み合わせて、筒状部1
2を内フランジ部である円板領域11から切断した状態
を示している。第14図はこの切断部を拡大して示す断
面図である。
この第13図(Q)に示す切断工程を行うようにすれば
、内周面にスプライン溝14の成形された円筒形状製品
が得られる。
第15図〜第17図は、本発明に係る方法を実施するた
めの他の例を示すもので、第15図は第1図に対応する
図で、外フランジ付き板金製筒状体の筒状部外周面にス
プライン溝を成形する工程を説明する説明図、第16図
はスプライン溝を成形するプレス装置の実施例の断面図
、第17図(a)、(b)はそのプレス装置の動きを説
明する説明図である。
第15図において、符号60Aは、板金製外フランジ付
き筒状体スラグで、符号61は外フランジ部、符号62
は筒状部である。また符号60Eは、スラグ60Aの筒
状部62が後述するプレス方法によって軸方向にしごか
れて延伸し、外周面に歯形であるスプライン溝64が成
形された板金製筒状体を示している。さらに符号60C
は、スプライン溝の成形された筒状体60Bの筒状部端
面を切削加工して、所定のスプライン溝長さとされた製
品を示している。
第16図において、プレス装置は、上下方向昇降可能な
円柱形状のパンチ70と、パンチ70の下方に配置され
たダイ80とから構成されている。
また符号90は、被加工材であるスラグをダイ80に押
圧固定するための押え部材である。
ダイ80には、パンチ70の外径より幾分大きい口径の
凹部81が形成されており、この凹部81の内周面には
成形用の歯形82(山部を82a、谷部を82bとする
)が形成されている。一方、パンチ70の外周面は平滑
な成形面72とされるとともに、先端部周縁には、しご
きR面74が形成されており、歯形82と協働して、ダ
イ80とパンチ70間の被加工材を軸方向にしごく働き
がある・ 次に、第15図に示す筒状体スラグ60Aの筒状部外周
面にスプライン溝を成形する手順を、第16図〜第19
図を参照して説明する。
ドーナツ形状の板金製円板を絞り加工して筒状体スラグ
60Aを予め成形しておく、この筒状体スラグ60Aの
筒状部62は、第17図(a)。
第19図に示されるように、ダイの凹部81に形成され
ている歯形82に丁度緩挿できる大きさとされている。
またダイ側の歯形山部82aとパンチ外周面(成形面)
72との間隔d1は、第18図、第19図に示されるよ
うに、スラグの筒状部62の板厚t工より小さくされて
いる。
まず第17図(a)に示されるように、スラグ60Aを
ダイ80の凹部81に緩挿配置し、スラグ60Aが動か
ないように、押え部材9oによって外フランジ部61を
押圧固定する0次にパンチ70を下降させて、第17図
(b)に示されるように、ダイ80と噛み合わせる。こ
の時、スラグの筒状部62には、パンチ側のしごきR面
74とダイ側の歯形82でしごかれて、ダイへの抱きつ
き作用が生じ、第18図符号62aに示されるように、
ダイ側の歯形谷部82b内にスラグ筒状部の一部が押し
込まれるとともに、軸方向に延伸させられる。こうして
第15図符号60Bで示されるような筒状部外周面にス
プライン溝64が成形された筒状体60Bが得られる。
この後、筒状部62の端面を所定位置(符号L工で示す
)まで切削して、符号60Gに示す製品ができあがる。
なお前記した第17図(b)、第18図に示す歯形の成
形工程では、歯形谷部82b内に筒状部62が隙間なく
充填されるようになっているが、成形品の用途に応じて
は、歯形谷部82bに隙間が形成されるように成形して
もよい。
またこの外フランジ付き筒状体の筒状部外周面に歯形を
成形する方法においても、前記した第6図〜第9図に示
すような各種歯形(14a〜14d等相当)の形状とす
ることができる。さらに第20図に示すように、筒状部
63が先端部側径、縮径する形状とされ、この筒状部6
3の外周面にスプライン溝64が形成された製品も成形
することができる。
第21図は、ドーナツ形状の板金製円板状スラグの内周
縁に、直角に筒状部を立ち上げると同時に、この立ち上
げた筒状部に歯形を成形する工程を示すもので、第22
図はそのためプレス装置を示している。
第21図において、符号60A工はドーナツ形状の板金
製円板状スラグを示しており、内周縁部を直角に立ち上
げて、ここに筒状部62を成形すると同時に、立ち上げ
た筒状部62の外周面にスプライン溝64を成形し、符
号60Bで示す筒状体となる。これ以後の工程は、第1
5図に示す成形工程と同様であり、同一の符号を付すこ
とによりその説明は省略する。
また第22図に示すプレス装置は、前記した第16図に
示すプレス装置のパンチ側成形面72の付根位置に、ダ
イ側の歯形82と噛み合う歯形形状の切刃76を設けた
構造で、その他は第16図に示すプレス装置と同様であ
り、同一の符号を付すことにより重複した説明は省略す
る。
そして第22図(a)、(b)は、第21図に示す板金
円板状スラグ60A工に筒状部を立ち上げると同時に、
筒状部外周面にスプライン溝を成形する手順を説明する
図である。
まず第22図(a)に示されるように、ダイ80の上に
スラグ60A工を載せ、押さえ部材90によって押圧固
定する。次にパンチ70を下降させて、第22図(b)
に示されるように、ダイ80の凹部81内に係合させる
。そして第21図符号60Bに示されるような成形体が
得られ、符号L1で示す位置まで筒状部端部を切削し、
第15図符号60cで示される製品が得られる。
この方法では、筒状部62を成形すると同時に、スプラ
イン溝64も成形できるため、二工程を一工程に短縮で
きるという利点がある。
また第22図(C)に示されるように、パンチ70をさ
らに下降させ、パンチ側の切刃76をダイの歯形82と
噛み合わせて筒状部62を切断すれば、外周面にスプラ
イン溝64の成形された筒状体が得られる。
第23図は、外フランジ付筒状体の筒状部62の外周面
に螺子65が成形された筒状体を示しており、この筒状
体も本発明に係る方法によって成形したものである。即
ち、第16図におけるダイ80の凹部内周面に歯形82
に替えて、螺子歯形を形成したプレス装置を使用して成
形したものである。
また第24図は、さらに本発明に係る方法実施の他の例
を示すものである。
前記した実施例では、いずれも冷間プレスにより筒状部
に歯形を成形するようになっていたが、この実施例では
、歯形を成形しようとする部位に熱を加えた、いわゆる
熱間プレスによって歯形を成形するようになっている。
この図において、符号92は、パンチ20を取り囲むよ
うに配設された高周波加熱装置で、パンチ先端に緩挿さ
れたスラグ筒状部12を高周波加熱装置92により加熱
しつつ、歯形を成形するものである。なお符号100は
、還元ガス槽であり、プレス装置の成形機構は、この還
元ガス槽100内に設置されており、成形品に酸化膜が
形成されないように、還元ガス内において歯形の成形が
行われるようになっている。
また前記実施例では、筒状部の内周面又は外周面の全周
に歯形を成形するように説明したが、軸方向所定領域あ
るいは周方向所定領域にのみ歯形を成形するようにして
もよい。
なお、前記実施例では、筒状部が全て円筒形状の場合に
ついて説明したが、筒状部は円筒形に限定されるもので
はない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明かなように、本発明に係る歯形成形方
法によれば、従来の歯形成形方法が高い成形圧力を必要
としていたのに対し、著しく小さい成形圧力にて筒状部
への歯形の成形が可能となり、従って金型の耐用寿命も
延び、低コスト化という極めて優れた効果を有している
【図面の簡単な説明】
第1図は内フランジ付き板金筒状体にスプライン溝を成
形する工程の説明図、第2図は筒状部にスプライン溝を
成形するプレス装置の実施例の断面図、第3図(a)、
(b)はそのプレス装置の動きを説明する説明図、第4
図は筒状部にスプライン溝が成形される様子を説明する
説明図、第5図は第3図(a)に示す腺■−■に沿う断
面図、第6図〜第9図は本発明方法によって成形された
溝の各種形状を示す水平断面図又は斜視図、第10図は
(a)、(b)は本発明方法によって成形された他の板
金製筒状体の斜視図及び縦断面図、第11図は板金製円
板外周に筒状部を立ち上げてかつスプライン溝を成形す
る工程を説明する説明図、第12図は筒状部及びスプラ
イン溝を同時成形するプレス装置の実施例の断面図、第
13図は(、)〜(c)は第12図に示すプレス装置の
動きを説明する説明図、第14図は筒状部の切断状態を
示す拡大断面図、第15図は外フランジ付板金製筒状体
にスプライン溝を成形する工程の説明図、第16図は筒
状部にスプライン溝を成形するプレス装置の実施例の断
面図、第17図(a)。 (b)はそのプレス装置の動きを説明する説明図、第1
8図は筒状部にスプライン溝が成形される様子を説明す
る説明図、第19図は第17図(a)に示す線■x−a
xに沿う断面図、第20図は本発明方法において成形さ
れた他の筒状体の斜視図、第21図は板金製ドーナツ状
円板内周に筒状部を立ち上げてかつスプライン溝を成形
する工程を説明する説明図、第22図(a)〜(c)は
筒状部及びスプライン溝を同時成形するプレス装置の実
施例の断面図およびその動きを説明する説明図、第23
図は本発明方法によって成形された他の筒状体の斜視図
、第24図は本発明に係る方法のさらに他の実施例を示
す断面図、第25図(a)及び第25図(b)は従来の
スプライン)^T成形方法を説明する説明図である。 10A、60A・・・板金製筒状体スラグ、10B、6
0B・・・スプライン溝の成形された筒状体。 10G、60C・・・スプライン溝の成形された製品、 12.13,62.63・・・筒状部。 14.64・・・歯形であるスプライン溝、14a〜1
4e・・・各種歯形、 20.70・・・パンチ、 22.82・・・成形面である歯形、 22a、82a・・・歯形山部。 22b、82b・・・歯形谷部、 30.80・・ダイ、 32.72・・・平滑な成形面、 36.76・・・切刃、 65・・歯形である螺子。 特 許 出 願 人 山 ハ エ 業株式会社 第 旧 図 第 図 第23 図 第24 図 [ 第25 図(a) 第25 図(b)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内フランジ付板金製筒状体の筒状部を、外周面に
    成形用歯形の形成されたパンチの外周に緩挿するととも
    に、このパンチと、内周面に平滑な成形面の形成された
    対向ダイとを軸方向に噛み合わせて、素材を軸方向にし
    ごくことにより、筒状部内周面に歯形を成形することを
    特徴とするフランジ付筒状体筒状部への歯形成形方法。
  2. (2)外周面に成形用歯形の形成されたパンチの先端面
    に板金製平板材を押圧固定するとともに、このパンチと
    、内周面に平滑な成形面の形成された対向ダイとを軸方
    向に噛み合わせて、素材を軸方向に折り曲げかつしごく
    ことにより、平板外周に筒状部を立ち上げると同時に、
    筒状部内周面に歯形を成形することを特徴とするフラン
    ジ付筒状体筒状部への歯形成形方法。
  3. (3)前記ダイの成形面付根部には、前記パンチの成形
    用歯形と協働して筒状部を切断する切刃が形成されてお
    り、パンチとダイとをさらに噛み合わせて筒状部を内フ
    ランジ部から切り離すことを特徴とする請求項1又は2
    記載のフランジ付筒状体筒状部への歯形成形方法。
  4. (4)外フランジ付板金製筒状体の筒状部を、内周面に
    成形用歯形の形成されたダイの内周に緩挿するとともに
    、このダイと、外周面に平滑な成形面の形成された対向
    パンチとを軸方向に噛み合わせて、素材を軸方向にしご
    くことにより、筒状部外周面に歯形を成形することを特
    徴とするフランジ付筒状体筒状部への歯形成形方法。
  5. (5)内周面に成形用歯形の形成されたダイの上に、中
    央に孔を有する板金製平板材を押圧固定するとともに、
    このダイと、外周面に平滑な成形面の形成された対向パ
    ンチとを軸方向に噛み合わせて、素材を軸方向に折り曲
    げかつしごくことにより、平板内周に筒状部を立ち上げ
    ると同時に、筒状部外周面に歯形を成形することを特徴
    とするフランジ付筒状体筒状部への歯形成形方法。
  6. (6)前記パンチの成形面付根部には、前記ダイの成形
    用歯形と協働して筒状部を切断する切刃が形成されてお
    り、ダイとパンチとをさらに噛み合わせて筒状部を外フ
    ランジから切り離すことを特徴とする請求項5又は6記
    載のフランジ付筒状体筒状部への歯形成形方法。
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