JPS62166029A - 歯形を有する円筒状製品の製造装置と製造方法 - Google Patents

歯形を有する円筒状製品の製造装置と製造方法

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Publication number
JPS62166029A
JPS62166029A JP61006893A JP689386A JPS62166029A JP S62166029 A JPS62166029 A JP S62166029A JP 61006893 A JP61006893 A JP 61006893A JP 689386 A JP689386 A JP 689386A JP S62166029 A JPS62166029 A JP S62166029A
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JP
Japan
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die
sheet metal
tooth profile
radial
tooth
Prior art date
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Pending
Application number
JP61006893A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Ikushima
幸一 生島
Yasuharu Nakajima
康晴 中島
Koichi Mine
功一 峯
Norio Ito
則雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP61006893A priority Critical patent/JPS62166029A/ja
Publication of JPS62166029A publication Critical patent/JPS62166029A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は1例えばエレクトロニック・スキッド・コント
ロール・パルスギア等の円筒状製品を絞り加工によって
製造する装置と方法に関する。
〔従来の技術〕
歯形を有する円筒状製品、例えばエレクトロニック・ス
キッド・コントロール・パルスギア等の製造は、従来、
しごき加工によって行われていた。
しかし、しごき加工は、製品の歯形先端部にだれが発生
したり、円筒状素材の肉厚のばらつきや真円度の悪さ等
により出来上がった製品の精度が悪いという問題があっ
た。このため、絞り加工によって製造することが提案さ
れている(特開昭48−16049)、この従来の絞り
加工を第10図〜第13図において説明する。すなわち
、板金1(第10図)は図示しないダイスやマンドレル
により絞り加工され略円筒状の半製品2となる(第11
図)。その後しごき加工によって全体がフィルアップさ
れ(第12図)、さらに押し出し加工によって外周面に
軸方向に走る歯形3が成形される(第13図)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この従来の絞り加工によると、■絞り抵
抗が大きく、大型の絞り加工装置を必要としていた。あ
るいは、絞り抵抗が大きいため、ダイスの歯型にかかる
力が大きくなり、型を設計する際の歯形状寸法の許容範
囲が狭いものであった。
■また前記従来の絞り加工は、絞り加工としごき加工と
が同一方向(円筒状製品の端部方向)に行われているた
め、端部の肉厚が増加し、しごき率が増加することによ
り、軸方向にパリが発生するものであった。
〔問題点を解決するための手段〕
本出願の発明は、以上の問題点に鑑みてなされたもので
あり、第1の発明は絞り抵抗を小さくできる(前記■)
の装置を提供し、第2の発明は絞り抵抗が小さくできる
(前記■)のみならず、軸方向のパリ発生を防止できる
(前記■)方法を提供する。
(1)すなわち第1発明は、絞り加工をする直前に予め
板金に凹凸をつけるエンボス加工を行うものである。こ
の予備的なエンボス加工により、板金の板座屈が起こり
やすくなり、絞り抵抗が小さくなる。このエンボス加工
は、ダイスの上縁に板金を押えつける押工によって行わ
れる。まず、ダイスの上縁にはダイスの内周面の歯型を
延長した放射状のエンボス溝を水平に設ける。他方、押
工の環状の押え面には、前記エンボス溝と噛み合う放射
状のエンボス突条を設ける。板金は、これらエンボス溝
とエンボス突条によって挾みつけられ、放射状のエンボ
ス(凹凸形状)が形成される。このエンボスが板金の板
座屈を起こりやすくする。
(2)第2発明は、前記第1発明によって予備的なエン
ボス加工を行って絞り加工する第1の工程と、第1の工
程により成形された円筒状半製品の端部側からしごき加
工する第2の工程とからなる。
第1の工程によって円筒状半製品の端部側は、肉厚が増
加しているので、この端部側からしごき加工をすれば、
端部方向にパリが発生することはない。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図〜第9図において説明する。な
お、この実施例の中には、第1の発明および第2の発明
がともに含まれて説明される。
第1図は絞り加工を行うための装置の縦断面図を示す。
板金1は円盤状をなし、最終的には第8図又は第9図に
示すように、円筒状製品として製造され、その円周面の
軸方向に走る歯形3を成形される。この歯形3の成形は
、ダイス11とマンドレル12によって行われる。ダイ
ス11は略円筒状をなし、内周面に歯型13を有する。
マンドレル12は略円筒状をなし、前記ダイスの歯型1
3と噛み合う歯型14をそれ外周面にもつ。押工15は
、板金1を前記ダイス11の上縁にセットする際に、板
金1を押えるためのものである。
ダイス11の上縁には、ダイス11の内周面の歯型13
を延長した放射状のエンボス溝16が略水平に設けられ
ている。そして前記押工15は、このダイス11の上縁
との間に板金1を押え込む。
この押え面は環状をなす。そして押工15のこの環状の
押え面には、前記ダイス11のエンボス溝16と噛み合
う放射状のエンボス突状17を設けられている(第2図
)。このエンボス突状17は、放射状の中心に向うにつ
れてだんだん大きくなる(第3図)。これに合わせて、
ダイス11のエンボス溝16もだんだん深くなる(第4
図、第5図)。
尚、ダイス11の底部はに○盤18によって形成される
。またダイス11の周囲は圧縮リング19によって支え
られている。
第6図は、前記第1図の絞り加工装置によって成形され
た円筒状半製品21に対ししごき加工をする装置の縦断
面図である。マンドレル12とクッション22は円筒状
半製品21を上向きに押え込むためのものである。ダイ
ス23は、圧縮リング24によって略円筒状に配列され
、ダイスホルダ25によって固定されている。円筒状半
製品21の端部側は、肉厚が増加しているので、マンド
レル12とダイス23の間のクリアランスは、他の肉厚
部よりも5〜10%大きく設定される。
次に、以上の装置による製造工程を説明する。
まず、板金1はダイス11の上縁に載せられ、押工15
で押え付けられる。このとき押工15のエンボス突条1
7と、ダイス11上縁のエンボス溝16の働きにより板
金1には環状の押え面に放射状のエンボスが成形される
。このように板金1が押え込まれた状態で、連続して絞
り加工が行われる。すなわち、マンドレル12により板
金1はダイス11に押し込まれる。このとき板金1はエ
ンボスが既に成形されていることにより容易に座屈し絞
り抵抗が小さくなる。この押し込みにより、板金1は略
円筒状になると同時に、円筒面に軸方向に走る歯形3が
形成される。これにより円筒状半製品を製造する第1工
程が終了する。
次に第1工程により製造された円筒状半製品21は、第
6図に示すように、クッション22の上に上向きに載せ
られ、マンドレル12により押え込まれる。この押え込
んだ状態で、ダイス23が円筒状半製品21の端部側か
ら、すなわち上方から下方に向けてしごき加工を行う。
この端部側は、前記第1工程の絞り加工により肉厚が増
加しているが、このように端部側からしごき加工するこ
とにより、パリの発生を防止することができる。
また肉厚が増加しているため、端部側にはしごき加工に
伴う圧力が増加し、したがって端部側においては、歯形
の角部が丸みを帯びるいわゆる「だれ」を防止できる。
このようにして、第2工程が終了する。
第2工程によりでき上がった円筒状製品は、第7図に示
すごとく、有底円筒状をなしている。この有底状の製品
をエレクトロニック・スキッド・コントロール・パルス
・ギアとして製品化するためには、さらに第8図に示す
ように、底部をバーリング加工して製品とするか、第9
図に示すごとく、底部を切断して製品化する。
〔発明の効果〕
第1図の発明に係る製造装置によれば、板金が未だ平板
な状態で予め放射状のエンボスを成形するので、絞り加
工における板金の板座屈が生じやすくなり、したがって
絞り加工の成形加重が小さくて済む。よって、ダイスや
マンドレルの型寿命が延びる。またダイスの歯型にかか
る力を小さくすることができ、したがって型設計時の歯
型形状寸法の許容範囲を拡大できる。
第2発明に係る製造方法によれば、前述した内容と同じ
く、成形加重を小さくでき、種々の利点を生む。のみな
らず、肉Hの増加した円筒状半製品の端部側からしごき
加工を行うので、パリの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明に係る装置の一実施例を示す切欠側面
図、第2図は第1図の■矢視図、第3図は第2図の■−
■断面図、第4図は第1図の■矢視図、第5図は第4図
の平面図、第6図は第2発明に係る製造方法の第2工程
に使用される装置の切欠側面図、第7図は第6図の装置
により製造された円筒状製品の一部縦断面図、第8図お
よび第9図は第7図の製品をさらに加工した図、第10
図〜第13図は従来の絞り加工を説明するための縦断面
図である。 1・・・板金、  2・・・半製品、   3・・・歯
形、11・・・ダイス、   12・・・マンドレル。 13.14・・・歯型、   15 ・押工、16・・
エンボス溝、   17・・・エンボス突条。 18・・・KO盤、   19・圧縮リング、21・・
・円筒状半製品、   22・・・クッション、23・
・・ダイス、   24・・・圧縮リング。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円周面の軸方向に走る歯形を有する円筒状製品を
    板金から、製造する絞り加工装置であり、前記歯形を形
    成するための歯型を円周面にもつ略円筒状のダイスの上
    縁に前記板金を載せ押工により押え、前記ダイスの歯型
    と噛み合う歯型を外周面にもつ略円柱状のマンドレルに
    より板金を前記ダイスに押し込んで絞り加工する装置に
    おいて、前記ダイスの上縁にはダイスの内周面の歯型を
    延長した放射状のエンボス溝を設け、前記押工の環状の
    押え面には前記エンボス溝と噛み合う放射状のエンボス
    突条を設け、これらエンボス溝とエンボス突条によって
    板金に予備的なエンボス加工を行うことを特徴とする歯
    形を有する円筒状製品の製造装置。
  2. (2)円周面の軸方向に走る歯形を有する円筒状製品を
    板金から製造する製造方法であって、前記歯形を形成す
    るための歯型を内周面にもつ略円筒状のダイスの上縁に
    前記板金を載せ押工で押える際に、前記ダイスの上縁に
    ダイスの内周面の歯型を延長して設けた放射状のエンボ
    ス溝と、前記押工の環状の押え面に前記エンボス溝と噛
    み合うよう設けた放射状のエンボス突条とによって前記
    板金に予備的なエンボス加工を行い、その後連続して、
    前記ダイスの歯型と噛み合う歯型を外周面にもつ略円柱
    状のマンドレルにより板金を前記ダイスに押し込んで絞
    り加工する第1の工程と、前記絞り加工によって成形さ
    れた円筒状半製品の端部側からしごき加工する第2の工
    程と、からなることを特徴とする歯形を有する円筒状製
    品の製造方法。
JP61006893A 1986-01-16 1986-01-16 歯形を有する円筒状製品の製造装置と製造方法 Pending JPS62166029A (ja)

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ID=11650904

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JP (1) JPS62166029A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6196085B1 (en) 1998-07-21 2001-03-06 Cummins Engine Company Ltd Coupling an accessory to an engine crankshaft
WO2013017659A1 (de) * 2011-08-02 2013-02-07 Gottfried Wilhelm Leibniz Universität Hannover Verfahren zur herstellung eines bauteils und kombiniertes umformwerkzeug dafür

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6196085B1 (en) 1998-07-21 2001-03-06 Cummins Engine Company Ltd Coupling an accessory to an engine crankshaft
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