JP2506058B2 - ベルト外れ防止用分離帯付プ―リ―の製造方法 - Google Patents
ベルト外れ防止用分離帯付プ―リ―の製造方法Info
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Description
成された有底円筒体の円筒部の外周面に複数のベルト掛
部と、外ベルト掛部間にベルト外れ防止用の分離帯を設
けるプーリーの製造方法に関するものである。
造され使用されているが、かかるプーリーは、それぞれ
のベルト掛部からベルトが外れるのを防止するために、
両端部にベルト外れ防止用のフランジ部が形成されるだ
けではなく、複数のベルト掛部間にも外周に突出した環
状のベルト外れ防止用の分離帯が形成されている。
よる切削加工によるものが主であったが、近時、軽量化
や製造の容易性という点から、金属板素材を絞り加工に
より有底円筒体に形成し、この円筒部の外周面に転造に
よりベルト掛部を形成する方法によるものが多くなって
きている。
成した有底円筒体の円筒部に転造によりベルト掛部を形
成する方法からは、両端部にベルト外れ防止用のフラン
ジ部を形成することは容易であるが、複数のベルト掛部
を形成しその間にベルト外れ防止用の分離帯を形成する
ことは非常に難しいとされており、このため、従来、複
数のベルト掛部を有し、該ベルト掛部間にベルト外れ防
止用の分離帯を有するプーリーの製造は、そのほとんど
が鋳造や切削加工等により行われているのが現状であ
る。
ベルト掛部を有し、該ベルト掛部間にベルト外れ防止用
の分離帯を有するプーリーは、そのほとんどが鋳造や切
削加工により行われているが、かかる方法によれば、プ
ーリー自体の軽量化が難しく、また材料の無駄もあり、
更には製造が面倒であるといった問題があった。
を有し、各ベルト掛部間にベルト外れ防止用の分離帯を
有するプーリーを金属板素材をもって形成した有底円筒
体をベースに、転造により容易に且つ確実に製造できる
ようにすることを目的とした、ベルト外れ防止用分離帯
付プーリーの製造方法を提供するものである。
明の手段を説明すると、次の通りである。請求項1に記
載の発明は、複数のベルト掛部を有し、各ベルト掛部間
に、ベルト外れ防止用の分離帯を有するプーリーを製造
する方法であって、金属板素材をもって形成した有底円
筒体の円筒部内周面に、円筒部に設定される複数のベル
ト掛部位間に位置して、円周方向に所定の巾で且つ所定
の深さの溝を形成することにより環状薄肉部を形成し、
次に、前記有底円筒体の一端に固定クランパーを、そし
て他端に可動クランパーを当接させてクランプし、更
に、前記有底円筒体の円筒部に形成された環状薄肉部で
仕切られたベルト掛部位に対応する間隔で支持され、且
つ軸方向に移動可能に支持された複数のローラダイスを
前記ベルト掛部位に外周から押し当てて回転させ、前記
可動クランパーで有底円筒体を軸方向に加圧するととも
に、前記複数のローラダイスでベルト掛部位を加圧する
ことにより、前記円筒部に形成した環状薄肉部位を各ロ
ーラダイスの間に位置して外周方向に折曲突出させ、そ
して前記ローラダイスの加圧により前記ベルト掛部位に
ベルト掛部を形成し、更に、前記外周に突出した環状薄
肉部を、前記可動クランパーの加圧を受けて加圧方向に
移動するローラダイス間で加圧し、前記ベルト掛部間に
環状に突出するベルト外れ防止用の分離帯を形成するこ
とを特徴とする。
部を有し、ベルト掛部間にベルト外れ防止用の分離帯を
有するプーリーを製造する方法であって、金属板素材を
もって形成した有底円筒体を、その円筒部が内周面側へ
変形することを規制し且つ外周面上2つのベルト掛部位
の外周方向への変形を規制した上で、前記有底円筒体を
軸方向に加圧し、円筒部上、2つのベルト掛部位間の部
分を外部に折曲して環状突出部を形成し、次に、前記有
底円筒体の一端に固定クランパーを、そして他端に可動
クランパーを当接させてクランプし、更に、前記有底円
筒体の円筒部に形成された環状突出部で仕切られたベル
ト掛部位に対応する間隔で支持され、且つ軸方向に移動
可能に支持された2つのローラダイスを前記ベルト掛部
位に外周から押し当てて回転させ、前記可動クランパー
で有底円筒体を軸方向に加圧するとともに前記2つのロ
ーラダイスでベルト掛部位を加圧することにより、前記
ベルト掛部位にベルト掛部を形成し、更に、前記環状突
出部を、前記可動クランパーの加圧を受けて加圧方向に
移動するローラダイス間で加圧し、前記ベルト掛部間に
環状に突出するベルト外れ防止用の分離帯を形成するこ
とを特徴とする。
部を有し、ベルト掛部間にベルト外れ防止用の分離帯を
有するプーリーの製造方法であって、底部側を小径円筒
部に、開口部側を大径円筒部に形成した金属板素材より
なる有底円筒体の、前記小径円筒部及び大径円筒部にそ
れぞれ段部を挟み所定の間隔をあけてベルト掛部位を設
定し、前記有底円筒体の一端に固定クランパーを、そし
て他端に可動クランパーを当接させてクランプし、次
に、有底円筒体の小径円筒部と大径円筒部に設定された
ベルト掛部位に対応する間隔で支持され、且つ軸方向に
移動可能に支持された2つのローラダイスを前記ベルト
掛部位に外周から押し当てて回転させ、前記可動クラン
パーで有底円筒体を軸方向に加圧するとともに前記2つ
のローラダイスでベルト掛部位を加圧することにより、
前記小径円筒部と大径円筒部との段部を外周方向に折曲
突出させ、そして、前記ローラダイスの加圧により前記
ベルト掛部位にベルト掛部を形成し、更に、前記外周に
突出した段部を、前記可動クランパーの加圧を受けて加
圧方向に移動するローラダイス間で加圧し、前記ベルト
掛部間に環状に突出するベルト外れ防止用の分離帯を形
成することを特徴とする。
した有底円筒体の円筒部内周面に、円筒部に設定される
複数のベルト掛部位間に位置して、円周方向に所定の巾
で且つ所定の深さの溝を形成することにより環状薄肉部
を形成し、次に、前記有底円筒体の一端に固定クランパ
ーを、そして他端に可動クランパーを当接させてクラン
プし、更に、前記有底円筒体の円筒部に形成された環状
薄肉部で仕切られたベルト掛部位に対応する間隔で支持
され、且つ軸方向に移動可能に支持された複数のローラ
ダイスを前記ベルト掛部位に外周から押し当てて回転さ
せ、前記可動クランパーで有底円筒体を軸方向に加圧す
るとともに、前記複数のローラダイスでベルト掛部位を
加圧することにより、前記円筒部に形成した環状薄肉部
位が各ローラダイスの間に位置して外周方向に折曲突出
し、そして前記ローラダイスの加圧により前記ベルト掛
部位にベルト掛部が形成され、更に、前記外周に突出し
た環状薄肉部を、前記可動クランパーの加圧を受けて加
圧方向に移動するローラダイス間で加圧することによ
り、前記ベルト掛部間に環状に突出するベルト外れ防止
用の分離帯が形成される。
形成した有底円筒体を、その円筒部が内周面側へ変形す
ることを規制し且つ外周面上2つのベルト掛部位の外周
方向への変形を規制した上で、前記有底円筒体を軸方向
に加圧し、円筒部上、2つのベルト掛部位間の部分を外
部に折曲して環状突出部を形成し、次に、前記有底円筒
体の一端に固定クランパーを、そして他端に可動クラン
パーを当接させてクランプし、更に、前記有底円筒体の
円筒部に形成された環状突出部で仕切られたベルト掛部
位に対応する間隔で支持され、且つ軸方向に移動可能に
支持された2つのローラダイスを前記ベルト掛部位に外
周から押し当てて回転させ、前記可動クランパーで有底
円筒体を軸方向に加圧するとともに前記2つのローラダ
イスでベルト掛部位を加圧することにより、前記ベルト
掛部位にベルト掛部が形成され、更に、前記環状突出部
を、前記可動クランパーの加圧を受けて加圧方向に移動
するローラダイス間で加圧することにより、前記ベルト
掛部間に環状に突出するベルト外れ防止用の分離帯が形
成される。
に、開口部側を大径円筒部に形成した金属板素材よりな
る有底円筒体の、前記小径円筒部及び大径円筒部にそれ
ぞれ段部を挟み所定の間隔をあけてベルト掛部位を設定
し、前記有底円筒体の一端に固定クランパーを、そして
他端に可動クランパーを当接させてクランプし、次に、
有底円筒体の小径円筒部と大径円筒部に設定されたベル
ト掛部位に対応する間隔で支持され、且つ軸方向に移動
可能に支持された2つのローラダイスを前記ベルト掛部
位に外周から押し当てて回転させ、前記可動クランパー
で有底円筒体を軸方向に加圧するとともに前記2つのロ
ーラダイスでベルト掛部位を加圧することにより、前記
小径円筒部と大径円筒部との段部が外周方向に折曲突出
し、そして、前記ローラダイスの加圧により前記ベルト
掛部位にベルト掛部が形成され、更に、前記外周に突出
した段部を、前記可動クランパーの加圧を受けて加圧方
向に移動するローラダイス間で加圧することにより、前
記ベルト掛部間に環状に突出するベルト外れ防止用の分
離帯が形成される。
求項1の発明の実施例を説明する。図1乃至図7は請求
項1の発明の一実施例の工程を示すものである。先ず、
金属板素材をプレスなどにより絞って、円筒部1と底板
部2とのコーナー部3を内側から押し出してコーナー部
3を環状に突出させた有底円筒体4を形成する。前記底
板部2の中心にはボス穴5が形成されている(図1)。
次に、前記有底円筒体4の円筒部1の内周面に、円筒部
1に設定される複数のベルト掛部位6の間に位置して、
旋盤などにより円周方向に所定の巾で且つ所定の深さの
溝を形成することにより環状薄肉部7を形成する(図
2)。前記のようにして形成される環状薄肉部7の肉量
は、後に述べるベルト外れ防止用の分離帯の体積にほぼ
等しい量に設定されている。
周面を残して、一端に固定クランパー8を、そして他端
に可動クランパー9を当接させて両側からクランプす
る。この実施例では、有底円筒体4の底板部2側に当接
させるクランパーを固定クランパー8とし、開口部側に
当接させるクランパーを可動クランパー9としている。
固定クランパー8は、有底円筒体4の底板部2の外側面
に当接する当接面10を有し、該当接面10上に前記有
底円筒体4の円筒部1と底板部2のコーナー部3に対応
する位置に、コーナー部3を立上らせる環状の凹溝11
と、前記底板部2のボス穴5に対応する位置に案内孔1
2が形成された構成となっている。可動クランパー9
は、前記円筒部1の内径より若干小径とした円柱状突出
体13の基部に、前記円筒部1の開口端に当接する端部
当接面14が形成され、そして先端の中心に、底板部2
のボス穴5を通して固定クランパー8の案内孔12に摺
動自在に嵌合するガイド杆15が形成された構成となっ
ている。そして前記円柱状突出体13の長さは、円筒部
1より短く、完成したプーリーにおける円筒部の長さに
設定されている。
ランパー9とでクランプした有底円筒体4の円筒部1の
外周上、環状薄肉部7で仕切られたそれぞれのベルト掛
部位6にローラダイス16を当接させる(図3)。この
ローラダイス16は前記ベルト掛部位6の数に応じた数
だけ回転軸17に軸方向に移動自在に支持され、且つ隣
り合うローラダイス16の間には、各ローラダイス16
を前記円筒部1のベルト掛部位6に対応する間隔に保持
するスプリング18が介装されている。
16のうち固定クランパー8側に位置するローラダイス
16aと所定の間隔をあけて、該ローラダイス16aが
固定クランパー8側へ移動するのを規制するストッパ1
9が設けてあり、また可動クランパー9側に位置するロ
ーラダイス16bに当接し、該ローラダイス16bが可
動クランパー9側へ移動するのを規制するストッパ20
が設けてある。また、前記ローラダイス16aとストッ
パ19との間にはローラダイス16aと固定クランパー
8との間を所定の間隔に保持するスプリング21が介装
されている。
囲にベルト掛部に応じた巾のベルト掛部形成面22と、
ベルト掛部形成面22の両側に分離帯形成面23が形成
されている。また、ローラダイス16の側面には、対向
するローラダイス16の側面に当接して両者間の間隔を
規制する筒状部24が設けられている。前記構成からな
る複数のローラダイス16を円筒部1のベルト掛部位6
に外周から押し当てて回転させ、前記可動クランパー9
で有底円筒体4の円筒部1を軸方向に加圧するととも
に、前記複数のローラダイス16でベルト掛部位6を加
圧する。
その形状から外側へ曲がり易い状態にあり、前記可動ク
ランパー9の加圧を受けて、環状薄肉部7が各ローラダ
イス16の間に位置して外周方向に折曲し環状に突出
し、そして円筒部1と底板部2のコーナー部3は可動ク
ランパー9の軸方向への加圧とローラダイス16aの求
心方向への加圧により外方へ立上り、また円筒部1の開
口端部は可動クランパー9の軸方向への加圧とローラダ
イス16bの求心方向への加圧により折曲されて外方へ
立上る(図4)。
よる軸方向への加圧と、ローラダイス16による求心方
向への加圧を続けて加えることにより、円筒部1のベル
ト掛部位6にローラダイス16のベルト掛部形成面22
でベルト掛部25を形成する。同時に、可動クランパー
9の加圧を受けスプリング18の弾発力に抗して同加圧
方向へ移動する各ローラダイス16の側面に形成されて
いる分離帯形成面23により、各ローラダイス16間に
位置して外周方向に突出した環状薄肉部7による突出部
と、前記ローラダイス6の加圧によりベルト掛部位6か
ら逃げた余肉とを両側から加圧し、前記筒状部24によ
り所定巾に規制されたベルト外れ防止用の分離帯26を
前記ベルト掛部25間に環状に突出形成する。
ローラダイス16aの側面と固定クランパー8とで加圧
し、コーナー部3にベルト外れ防止用のフランジ部27
を形成するとともに、円筒部1の立上った開口端部をロ
ーラダイス16bの側面と可動クランパー9の当接面1
4とで加圧し、ベルト外れ防止用のフランジ部28を形
成する(図5)。
のベルト掛部25と、該ベルト掛部25間にベルト外れ
防止用の分離帯26を設けたプーリーが完成する(図
6)。このようにして完成したプーリーはベルト掛部2
5が平滑な平ベルト用のプーリーであるが、内周面に複
数のV山を連続してもつ多溝ベルトを掛けるポリVプー
リーを製造する場合は、前記のようにして形成した円筒
部1のベルト掛部25に、多溝ベルトのV山に応じたV
山29を外周に形成したローラダイス30を押し当て
る。このローラダイス30の押し当てにより、ベルト掛
部25にはV溝31が形成され、ポリVプーリーが完成
する(図7)。
形成されるベルト掛部25が3つである場合のプーリー
を示しているが、これに限定されるものではなく、ベル
ト掛部25が2つの場合でも、或いは4つ以上の場合で
も同様である。図8はベルト掛部25が2つである場合
の実施例の一工程を示すものである。
施例の工程を示すものである。この実施例で製造される
プーリーは、径の異なる2つのベルト掛部を有し、大小
2つのベルト掛部間に、小径ベルト掛部より大径の大径
分離帯を有し、且つ大径分離帯と大径ベルト掛部間にベ
ルト外れ防止用の分離帯を有するものである。先ず、金
属板素材をプレスなどにより絞って、有底円筒体32を
形成する。この有底円筒体32の円筒部33は、底板部
34側を小径円筒部35、開口部側を大径円筒部36に
形成し、また円筒部33と底板部34とのコーナー部3
7を内側から押し出してコーナー部3を環状に突出させ
ている。
円筒部35に小径ベルト掛部位38を設定し、そして大
径円筒部36には、開口部側に大径ベルト掛部位39
を、小径ベルト掛部位38側に大径分離帯部位40を設
定し、大径円筒部36の内周面には、大径ベルト掛部位
39と大径分離帯部位40との間に位置して、旋盤など
により円周方向に所定の巾で且つ所定の深さの溝を形成
することにより環状薄肉部41を形成する(図9)。前
記環状薄肉部41の肉量は、後に述べるベルト外れ防止
用の分離帯の体積にほぼ等しい量に設定されている。
に固定クランパー42を、そして他端に可動クランパー
43を当接させて両側からクランプし、更に、円筒部3
3の外周上、小径ベルト掛部位38、大径ベルト掛部位
39、大径分離帯部位40にローラダイス44を当接さ
せて回転させ、前記可動クランパー43で有底円筒体3
2の円筒部33を軸方向に加圧するとともに、前記ロー
ラダイス44で小径ベルト掛部位38、大径ベルト掛部
位39、大径分離帯部位40を軸心方向に加圧する。
43、ローラダイス44は、前記図1乃至図7の実施例
の工程で使用される固定クランパー8、可動クランパー
9、ローラダイス16と基本構成及び使用方法を同じく
するものであり、ここでは、同一の箇所は同一符号を付
し、異なる箇所について説明する。この実施例で使用さ
れる可動クランパー43の円柱状突出体45は前記円筒
部33の小径円筒部35、大径円筒部36の内径より若
干小径とした小径円柱部46、大径円柱部47より構成
される。
ベルト掛部位38に当接するローラダイス44aと大径
分離帯部位40に当接するローラダイス44bが一体に
形成されている。このローラダイス44bはローラダイ
ス44aより小径となっており、そして、大径ベルト掛
部位39に当接するローラダイス44cと同径となって
いる。前記構成からなるローラダイス44を円筒部33
の小径ベルト掛部位38、大径ベルト掛部位39、大径
分離帯部位40に外周から押し当てて回転させ、前記可
動クランパー43で円筒部33を軸方向に加圧するとと
もに、ローラダイス44で求心方向に加圧する。円筒部
33の大径筒部36に形成されている環状薄肉部41は
その形状から外側へ曲がり易い状態にあり、前記可動ク
ランパー43の加圧を受けて、環状薄肉部41がローラ
ダイス44bとローラダイス44cの間に位置して外周
方向に折曲し環状に突出する。更に、前記可動クランパ
ー43とローラダイス44による加圧を続けることによ
り、円筒部33の小径ベルト掛部位38に小径ベルト掛
部48を、大径ベルト掛部位39に大径ベルト掛部49
を、大径分離帯部位40に大径分離帯50を形成する。
スプリング18の弾発力に抗して同加圧方向に移動する
ローラダイス44bとローラダイス44cの側面に形成
されている分離帯形成面23により、ロラダイス44b
とローラダイス44cの間に位置して外周方向に突出し
た環状薄肉部41による突出部と、前記ローラダイス4
4b、ローラダイス44cの加圧により大径ベルト掛部
位39と大径分離帯部位40から逃げた余肉とを両側か
ら加圧し、ベルト外れ防止用の分離帯51を前記大径ベ
ルト掛部位49と大径分離帯50との間に環状に突出形
成する(図10)。
径の異なる2つのベルト掛部48,49と、該ベルト掛
部48,49間に小径ベルト掛部48より大径の大径分
離帯50と、大径ベルト掛部49と大径分離帯50との
間にベルト外れ防止用の分離帯51を設けたプーリーが
完成する(図11)。このようにして完成したプーリー
は、ベルト掛部48,49が平滑の平ベルト用プーリー
であるが、内周面に複数のV山を連続してもつ多溝ベル
トを掛けるポリVプーリーを製造する場合は、前記のよ
うに形成した円筒部33のベルト掛部48,49に、V
山29を外周に形成したローラダイス30を押し当てV
溝31を形成する(図12)。
図13乃至図15は請求項2の発明の一実施例の工程を
示すものである。先ず、金属板素材をプレスなどにより
絞って、有底円筒体52を形成する。この有底円筒体5
2の円筒部53と底板部54とのコーナー部55を内側
から押し出してコーナー部55を環状に突出させる。こ
の有底円筒体52の円筒部53の中程に所定巾の環状分
離帯部位56を設定し、この環状分離帯部位56を挟ん
で両側にベルト掛部位57を設定する。
該円筒部53が内周面側へ変形するのを阻止する円柱型
58を挿入する。そして、底板部54と、円筒部53上
に設定された底板部54側のベルト掛部位57に当接
し、ベルト掛部位57の外周方向への変形を阻止する押
し型59と、円筒部53の開口端と、円筒部53上に設
定された開口端側のベルト掛部位57に当接し、ベルト
掛部位57の外周方向への変形を阻止する押し型60に
より、円筒部53を両側からクランプし(図13)、押
し型59と押し型60を対向方向に移動して円筒部53
を軸方向に加圧し、円筒部53の2つのベルト掛部位5
7間の環状分離帯部位56を外部に折曲して環状突出部
61を形成する(図14)。
一端に固定クランパー62を、そして他端に可動クラン
パー63を当接させて両側からクランプし、更に円筒部
53の2つのベルト掛部位57に2つのローラダイス6
4を当接させて回転させ、前記可動クランパー63で円
筒部53を軸方向に加圧するとともに、前記2つのロー
ラダイス64でベルト掛部位57を軸心方向(求心方
向)に加圧する。
63、ローラダイス64は、前記図1乃至図7の実施例
の工程で使用される固定クランパー8、可動クランパー
9、ローラダイス16と基本構成及び使用方法を同じく
するものであり、ここでは同一の箇所は同一の符号を付
して説明する。
2による軸方向への加圧と、ローラダイス64による求
心方向への加圧により、円筒部53のベルト掛部位57
にローラダイス64のベルト掛部形成面22によってベ
ルト掛部65を形成し、同時に、可動クランパー63の
加圧を受けスプリング18の弾発力に抗して同加圧方向
に移動する2つのローラダイス64の側面に形成されて
いる分離帯形成面23により、2つのローラダイス64
の間に位置して外周方向に突出した環状突出部61と、
前記ローラダイス64の加圧によりベルト掛部位57か
ら逃げた余肉を両側から加圧し、ベルト外れ防止用の分
離帯66をベルト掛部65間に環状に突出形成する(図
15)。
つのベルト掛部65と、該ベルト掛部65間にベルト外
れ防止用の分離帯66を設けたプーリーが完成する。こ
のようにして完成したプーリーはベルト掛部65が平滑
な平ベルト用のプーリーであるが、内周面に複数のV山
を連続してもつ多溝ベルトを掛けるポリVプーリーを製
造する場合は、前記のようにして形成した円筒部53の
ベルト掛部65に、多溝ベルトのV山に応じたV山29
を外周に形成したローラダイス30を押し当てる。この
ローラダイス30の押し当てにより、ベルト掛部65に
はV溝31が形成され、ポリVプーリーが完成する。
図16乃至図20は請求項3の発明の一実施例を示すも
のである。先ず、金属板素材をプレスなどにより絞り、
有底円筒体67を形成する。この有底円筒体67の円筒
部68は、底板部69側を小径円筒部70、開口端側を
大径円筒部71に形成し、また円筒部68と底板部69
とのコーナー部72を内側から押し出してコーナー部7
2を環状に突出させる。かかる有底円筒体67の円筒部
68上、段部73を挟んで小径円筒部70及び大径円筒
部71にそれぞれ所定の間隔をあけてベルト掛部位74
を設定する(図16)。
一端に固定クランパー75を、そして他端に可動クラン
パー76を当接させて両側からクランプし、更に円筒部
68の2つのベルト掛部位74に2つのローラダイス7
7を当接させて回転させ、前記可動クランパー76で円
筒部68を軸方向に加圧するとともに、前記2つのロー
ラダイス77でベルト掛部位74を軸心方向(求心方
向)に加圧する(図17)。
76、ローラダイス77は、前記図1乃至図7の実施例
の工程で使用される固定クランパー8、可動クランパー
9、ローラダイス16と基本構成及び使用方法を同じく
するものであり、ここでは同一の箇所は同一の符号を付
して説明する。円筒部68に形成されている段部73は
その形状から外側へ曲がり易い状態にあり、前記可動ク
ランパー76の加圧を受けて、段部73が2つのローラ
ダイス77の間に位置して外周方向に折曲し環状に突出
する(図18)。
5による軸方向への加圧と、2つのローラダイス77に
よる求心方向への加圧を続けて加えることにより、円筒
部68の2つのベルト掛部位74にローラダイス77の
ベルト掛部形成面22によってベルト掛部78を形成す
る。同時に、可動クランパー76の加圧を受けスプリン
グ18の弾発力に抗して同加圧方向へ移動する2つのロ
ーラダイス77の側面に形成されている分離帯形成面2
3により、2つのローラダイス77間に位置して外周方
向に突出した段部73による突出部と、前記ローラダイ
ス77の加圧によりベルト掛部位74から逃げた余肉と
を両側から加圧し、ベルト外れ防止用の分離帯79を前
記ベルト掛部25間に環状に突出形成する。
つのベルト掛部78と、該ベルト掛部78間にベルト外
れ防止用の分離帯79を設けたプーリーが完成する(図
19)。このようにして完成したプーリーはベルト掛部
78が平滑な平ベルト用のプーリーであるが、内周面に
複数のV山を連続してもつ多溝ベルトを掛けるポリVプ
ーリーを製造する場合は、前記のようにして形成した円
筒部68のベルト掛部78に、多溝ベルトのV山に応じ
たV山29を外周に形成したローラダイス30を押し当
てる。このローラダイス30の押し当てにより、ベルト
掛部78にはV溝31が形成され、ポリVプーリーが完
成する(図20)。
実施例の工程を示すものである。この実施例で製造され
るプーリーは、径の異なる2つのベルト掛部を有し、大
小2つのベルト掛部間に、小径ベルト掛部より大径の大
径分離帯を有し、且つ大径分離帯と大径ベルト掛部間に
ベルト外れ防止用の分離帯を有するものである。
て、有底円筒体80を形成する。この有底円筒体80の
円筒部81は、底板部82側を小径円筒部83、開口部
側を大径円筒部84に形成し、また円筒部81と底板部
82とのコーナー部85を内側から押し出してコーナー
部85を環状に突出させている。かかる有底円筒体80
の円筒部81の小径円筒部83には、底板部82側に小
径ベルト掛部位86を、そして大径円筒部84側に大径
分離帯部位87を設定し、また大径円筒部84には大径
ベルト掛部位88を設定する(図21)。
に固定クランパー89を、そして他端に可動クランパー
90を当接させ、両側からクランプし、更に、円筒部8
1の外周上、小径ベルト掛部位86、大径ベルト掛部位
88、大径分離帯部位87にローラダイス91を当接さ
せて回転させ、前記可動クランパー90で円筒部81を
軸方向に加圧するとともに、前記ローラダイス91で小
径ベルト掛部位86、大径ベルト掛部位88、大径分離
帯部位87を軸心方向(求心方向)に加圧する。
90、ローラダイス91は、前記図1乃至図7の実施例
の工程で使用される固定クランパー8、可動クランパー
9、ローラダイス16と基本構成及び使用方法を同じく
するものであり、ここでは、同一の箇所は同一符号を付
し、異なる箇所について説明する。この実施例で使用さ
れるローラダイス91にあっては、小径ベルト掛部位8
6に当接するローラダイス91aと大径分離帯部位87
に当接するローラダイス91bが一体に形成されてい
る。このローラダイス91bはローラダイス91aより
小径となっており、そして、大径ベルト掛部位88に当
接するローラダイス91cと同径となっている。
部81の小径ベルト掛部位86、大径ベルト掛部位8
8、大径分離帯部位87に外周から押し当てて回転さ
せ、前記可動クランパー90で円筒部81を軸方向に加
圧するとともに、ローラダイス91で求心方向に加圧す
る。円筒部81の小径円筒部83と大径円筒部84との
間に形成される段部92はその形状から外側へ曲がり易
い状態にあり、前記可動クランパー90の加圧を受け
て、段部92がローラダイス91bとローラダイス91
cの間に位置して外周方向に折曲し環状に突出する(図
22)。
イス91による加圧を続けることにより、円筒部81の
小径ベルト掛部位86に小径ベルト掛部93を、大径ベ
ルト掛部位98に大径ベルト掛部94を、大径分離帯部
位87に大径分離帯95を形成する。同時に可動クラン
パー90の加圧を受けるスプリング18の弾発力に抗し
て同加圧方向に移動するローラダイス91bとローラダ
イス91cの側面に形成されている分離帯形成面23に
より、ロラダイス91bとローラダイス91cの間に位
置して外周方向に突出した段部92による突出部と、前
記ローラダイス91b、ローラダイス91cの加圧によ
り大径ベルト掛部位88と大径分離帯部位87から逃げ
た余肉とを両側から加圧し、ベルト外れ防止用の分離帯
96を前記大径ベルト掛部94と大径分離帯95との間
に環状に突出形成する。
径の異なる2つのベルト掛部93,94と、該ベルト掛
部93,94間に小径ベルト掛部93より大径の大径分
離帯95と、大径ベルト掛部94と大径分離帯95との
間にベルト外れ防止用の分離帯96を設けたプーリーが
完成する(図23)。このようにして完成したプーリー
は、ベルト掛部93,94が平滑の平ベルト用プーリー
であるが、内周面に複数のV山を連続してもつ多溝ベル
トを掛けるポリVプーリーを製造する場合は、前記のよ
うに形成した円筒部81のベルト掛部93,94に、V
山29を外周に形成したローラダイス30を押し当てV
溝31を形成する(図24)。
防止用分離帯付プーリーの製造方法によれば、複数のベ
ルト掛部を有し、各ベルト掛部間にベルト外れ防止用の
分離帯を有するプーリーを、金属板素材をもって形成し
た有底円筒体をベースに、転造により容易に且つ確実に
製造することができる。
断面図。
る説明図。
図。
面図。
す断面図。
工する説明図。
図。
図。
図。
図。
図。
図。
を示す断面図。
工する説明図。
面図。
面図。
示す断面図。
工する説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のベルト掛部を有し、各ベルト掛部
間に、ベルト外れ防止用の分離帯を有するプーリーを製
造する方法であって、金属板素材をもって形成した有底
円筒体の円筒部内周面に、円筒部に設定される複数のベ
ルト掛部位間に位置して、円周方向に所定の巾で且つ所
定の深さの溝を形成することにより環状薄肉部を形成
し、次に、前記有底円筒体の一端に固定クランパーを、
そして他端に可動クランパーを当接させてクランプし、
更に、前記有底円筒体の円筒部に形成された環状薄肉部
で仕切られたベルト掛部位に対応する間隔で支持され、
且つ軸方向に移動可能に支持された複数のローラダイス
を前記ベルト掛部位に外周から押し当てて回転させ、前
記可動クランパーで有底円筒体を軸方向に加圧するとと
もに、前記複数のローラダイスでベルト掛部位を加圧す
ることにより、前記円筒部に形成した環状薄肉部位を各
ローラダイスの間に位置して外周方向に折曲突出させ、
そして前記ローラダイスの加圧により前記ベルト掛部位
にベルト掛部を形成し、更に、前記外周に突出した環状
薄肉部を、前記可動クランパーの加圧を受けて加圧方向
に移動するローラダイス間で加圧し、前記ベルト掛部間
に環状に突出するベルト外れ防止用の分離帯を形成する
ことを特徴とするベルト外れ防止用分離帯付プーリーの
製造方法。 - 【請求項2】 2つのベルト掛部を有し、ベルト掛部間
にベルト外れ防止用の分離帯を有するプーリーを製造す
る方法であって、金属板素材をもって形成した有底円筒
体を、その円筒部が内周面側へ変形することを規制し且
つ外周面上2つのベルト掛部位の外周方向への変形を規
制した上で、前記有底円筒体を軸方向に加圧し、円筒部
上、2つのベルト掛部位間の部分を外部に折曲して環状
突出部を形成し、次に、前記有底円筒体の一端に固定ク
ランパーを、そして他端に可動クランパーを当接させて
クランプし、更に、前記有底円筒体の円筒部に形成され
た環状突出部で仕切られたベルト掛部位に対応する間隔
で支持され、且つ軸方向に移動可能に支持された2つの
ローラダイスを前記ベルト掛部位に外周から押し当てて
回転させ、前記可動クランパーで有底円筒体を軸方向に
加圧するとともに前記2つのローラダイスでベルト掛部
位を加圧することにより、前記ベルト掛部位にベルト掛
部を形成し、更に、前記環状突出部を、前記可動クラン
パーの加圧を受けて加圧方向に移動するローラダイス間
で加圧し、前記ベルト掛部間に環状に突出するベルト外
れ防止用の分離帯を形成することを特徴とするベルト外
れ防止用分離帯付プーリーの製造方法。 - 【請求項3】 2つのベルト掛部を有し、ベルト掛部間
にベルト外れ防止用の分離帯を有するプーリーの製造方
法であって、底部側を小径円筒部に、開口部側を大径円
筒部に形成した金属板素材よりなる有底円筒体の、前記
小径円筒部及び大径円筒部にそれぞれ段部を挟み所定の
間隔をあけてベルト掛部位を設定し、前記有底円筒体の
一端に固定クランパーを、そして他端に可動クランパー
を当接させてクランプし、次に、有底円筒体の小径円筒
部と大径円筒部に設定されたベルト掛部位に対応する間
隔で支持され、且つ軸方向に移動可能に支持された2つ
のローラダイスを前記ベルト掛部位に外周から押し当て
て回転させ、前記可動クランパーで有底円筒体を軸方向
に加圧するとともに前記2つのローラダイスでベルト掛
部位を加圧することにより、前記小径円筒部と大径円筒
部との段部を外周方向に折曲突出させ、そして、前記ロ
ーラダイスの加圧により前記ベルト掛部位にベルト掛部
を形成し、更に、前記外周に突出した段部を、前記可動
クランパーの加圧を受けて加圧方向に移動するローラダ
イス間で加圧し、前記ベルト掛部間に環状に突出するベ
ルト外れ防止用の分離帯を形成することを特徴とするベ
ルト外れ防止用分離帯付プーリーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8211894A JP2506058B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | ベルト外れ防止用分離帯付プ―リ―の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP8211894A JP2506058B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | ベルト外れ防止用分離帯付プ―リ―の製造方法 |
Publications (2)
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JPH07284869A JPH07284869A (ja) | 1995-10-31 |
JP2506058B2 true JP2506058B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
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Family Applications (1)
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JP8211894A Expired - Fee Related JP2506058B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | ベルト外れ防止用分離帯付プ―リ―の製造方法 |
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JP4664736B2 (ja) * | 2005-06-01 | 2011-04-06 | 日本スピンドル製造株式会社 | プーリの製造方法 |
JP5073228B2 (ja) * | 2006-06-02 | 2012-11-14 | 旭産業株式会社 | 板金製プーリの製造方法 |
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