JPS61140340A - 分離帯付多溝vプ−リの製造方法 - Google Patents

分離帯付多溝vプ−リの製造方法

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JPS61140340A
JPS61140340A JP26325284A JP26325284A JPS61140340A JP S61140340 A JPS61140340 A JP S61140340A JP 26325284 A JP26325284 A JP 26325284A JP 26325284 A JP26325284 A JP 26325284A JP S61140340 A JPS61140340 A JP S61140340A
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rolling roller
separation
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JP26325284A
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Retsu Tanima
谷間 烈
Tadayuki Asano
忠幸 浅野
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Kojima Industries Corp
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Kojima Press Industry Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D53/00Making other particular articles
    • B21D53/26Making other particular articles wheels or the like
    • B21D53/261Making other particular articles wheels or the like pulleys

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pulleys (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、多段のV溝の間に分離帯部が形成された多
溝Vプーリを製造する方法に係り、特にその分離帯部を
良好かつ容易に成形する技術に関するものである。
(背景技術) 上記のような分離帯付多溝■プーリは、一般に、はぼ有
底円筒形状を成すブーり素材の円筒状外周面に、その周
方向に延びる複数の■溝を軸方向に多段に設けるととも
に、軸方向の中間部にそれら複数のV溝を複数のグルー
プに分ける円環凸状の分離帯部を周方向に沿って形成せ
しめたものであり、その具体的な一例が第8図に示され
ている。
ここに例示する多溝VブーIJ50は、7個の■溝52
が分離帯部54によって3mと4溝との二つの部分に分
けられたものであるが、それらの部分に、双方の溝数に
対応する数のV突条を備えたVベル)56.58がそれ
ぞれ巻き掛けられるようになっており、例えば回転力を
2つ以上の伝達系に伝えること等のために使用される。
ところで、このような多溝Vプーリ50の多段の■溝5
2および分離帯部54を、例えば第9図に示されるよう
な転造ローラ60で同時に転造加工することが考えられ
る。しかしながら、そのようにした場合、複数の■溝5
2は困難なく成形できるのであるが、分離帯部54には
多くの余肉の移動が必要であって、その両側の■溝52
からの余肉では充分に盛り上げることが困難であり、そ
のため分離帯部52の頂部分Aに欠肉が生じることを避
は得す、プーリ製品として供することができないことと
なる。また、余肉の盛上げ量をかせぐために転造ローラ
60の押圧力を大きくすると、■溝52の底部にシーム
等の欠陥を招くことにもなる。そのため、従来において
は、多段の■溝52および分離帯部54を総形の切削工
具などを用いて切削によって形成していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、そのような切削加工では生産性や材料歩留りが
悪く、また一般に、多溝■プーリは金属板素材から板金
加工されることが多く、最終的に■溝部や分離帯部の形
成が切削加工によらなければならないことは、一連の工
程の流れを阻害し、また強度的にも金属組織の流れが分
断されるために好ましいことではない。
(問題点を解決するための手段) ここにおいて、本発明は、上記のような事情を背景とし
て為されたものであり、前述のような分離帯付きの多溝
Vプーリの製造に際して、その分離帯部や多段の■溝を
転造加工によって良好に成形しようとするものである。
そのために、本発明にあっては、金属板素材をほぼ有底
円筒状に成形するとともに、その周壁の両端にフランジ
部を形成せしめて予備成形品とし、次いでその予備成形
品を回転させつつ、上記フランジ部間の周壁部分に、前
記複数の■溝と円環凸状の分離帯部とを塑性流動によっ
て成形する転造ローラを押し付けるとともに、その転造
ローラの上記分離帯部を成形する部分である環状凹所の
底面に、周方向に延びる環状凸部を形成しておき、かか
る転造ローラの成形作用によって上記分離帯部を盛り上
げるとともに、その頂部分に円環状の凹部が形成される
ようにしたのである。
(作用および効果) このようにすれば、転造ローラの上記環状凸部が予備成
形品の分離帯部となるべき部分を押圧し、それによって
盛り上げられる余肉が分離帯部の一部に充当されるため
、その余肉が分離帯部の両側のV溝部分から盛り上げら
れる余肉量を補うこととなり、それらの余肉が共同して
分離帯部を満たす結果、分離帯部の頂部分に欠肉を招く
ことなく、また転造ローラの過度の押付けによるシーム
等を生じさせることなく、健全で見栄えのよい分離帯部
を備えた多溝■プーリを容易に製造することが可能とな
ったのである。
なお、上記予備成形品の分離帯部となるべき周壁部分を
、転造ローラによる転造成形に先立って、予め肉盛り部
として形成しておけば、分離帯部の盛上げのために必要
な一余肉の移動量が少なくて済むため、その分離帯部に
形成すべき円環状の凹部、言い換えれば転造ローラ側の
環状凸部はより小さなもので足りることとなる。
(実 施 例) 次に、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明に従う製造方法の具体的な一例を、図面に基づいて詳
細に説明する。
先ず、第3図(a)〜(dlは、本発明方法に従う多溝
■プーリの製造に際して、予備成形品を得るための工程
例を示すものである。これを簡単に説明すると、先ず、
[a)に示されるように円形に打ち抜かれた金属板素材
2を、所定の深絞り加工等を経て、(b)のようにほぼ
有底円筒形状を成すカップ状成形品4とする。その後、
(C)に示されるように、このカップ状成形品4を中心
線周りに回転させつつ、その周壁の両端部に一対のフラ
ンジ成形ローラ6゜6を押し付ける一方、カップ状成形
品4を軸方向の両側から加圧して、双方のフランジ成形
ローラ6.6を押し付けつつ互いに接近させるようにす
る。それによって、カップ状成形品4の周壁の両端にフ
ランジ部8.8を形成するとともに、それらフランジ部
8間の周壁部分を湾曲させるようにする。次いで、その
フランジ部8が形成されたカップ状成形品4を回転させ
つつ、fd)に示されるように、その湾曲させられた周
壁部分に厚肉化ローラ10を押し付け、そこを平らに押
し均らすことにより、かかる周壁部分を他の部分の板厚
より一旦厚肉化して、予備成形品12を得る。このよう
に厚肉化するのは、後に予定されている■溝成形等を容
易にするためである。
ここで、第4図に示されるように、厚肉化ローラ10の
円筒外周面に、周方向に延びる円環状の周溝14を形成
しておき、この厚肉化ローラ10で上記カップ状成形品
4の湾曲させられた周壁部分を押し均らすことにより、
予備成形品12の分離帯部と成るべき部分に、予め肉盛
り部16を形成しておくことが望ましく、この肉盛り部
16は後に形成される分離帯部の高さより低いものとす
るのが好適である。
次いで、そのような予備成形品12をその中心線周りに
回転させつつ、上記フランジ部8間の周壁部分に、第2
図に示されるような転造ローラ18を押し付けることと
なる。この転造ローラ18は、第1図に示される、目的
とするプーリ製品20の多段の■溝22(この例では7
溝)を成形するための7個の■突条24と、それらV溝
22を軸方向の中間部において3mおよび4mの二つの
グループに分ける円環凸状の分離帯部26を成形するた
めの環状凹所28とを、それの円筒外周面に備えたもの
である。更に、この転造ローラ18の環状凹所28の底
面には、周方向に延びる環状凸部30が形成されている
。この環状凸部30は、はぼ台形の断面形状を有すると
ともに、環状凹所28の幅方向の中央部分に位置し、上
記分離帯部26の頂部分に周方向に延びる円環状の凹部
32を形成するためのものである。
そして、このような転造ローラ18を、第5国史に第6
図に示されるように、前記肉盛り部16が形成された予
備成形品12の周壁外周面に押し付け、互いに転勤させ
ることにより、転造ローラ18の外周面の形状を予備成
形品12の周壁に与えるようにするのである。このとき
、転造ローラ18の■突条24の各々が、予備成形品1
2の周壁外周面に食い込んで■溝22をそれぞれ成形し
、その結果押しのけられた山部は、■突条24間の谷部
に移動させられて山部となる。また、環状凹所28の両
側に位置するV突条24.24の食込みによって生じる
余肉の一部が、分離帯部26を盛り上げるように移動す
るとともに、環状凹所28内の環状凸部30が、第5図
に示される肉盛り部16の先端周面に食い込まされる。
このような食込みに伴う余肉の移動を概念的に示したも
のが、第7図である。
この図から明らかなように、環状凸部30が肉盛り部1
6の中央に食い込むことにより、押しのけられる余肉a
よ、a2が、両側に盛り上がるように移動させられて分
離帯部26の頂部分の一部に充当される。これらの余肉
ai+  a2が、分離帯部26の両側のV溝成形部(
22)から盛り上げられる余肉bL、b2とともに分離
帯部26の頂部分を形成し、そして結果的に、分離帯部
26の頂の中央部に、押しのけられた余肉跡である円環
状の凹部32が、生じることとなるのである。
このように、転造ローラ18の環状凸部30による押し
のけ余肉が生じることに加えて、分離帯部26となるべ
き部分が予め肉盛り部16として形成されているため、
分離帯部26を盛り上げるための余肉移動量が少なくて
済み、しかも、押しのけられる余肉と盛上げに必要な肉
量とがほぼ等しくなるようにバランスが取られているた
め、分離帯部26の頂部分に見栄えの悪い欠肉が生じる
ことなく、良好な表面性状の分離帯部26が得られる。
また、無理なく必要な盛上がり余肉が得られるところか
ら、転造プーリ18を押し付は過ぎて、Vm22の溝底
にシーム等が生じるような心配もないのである。
なお、■溝22や分離帯部26の転造成形に先立って、
予め分離帯部26となるべき部分に前述のような肉盛り
部16を形成しておくことは、好ましい態様ではあるが
、転造プーリ18の環状凸部30の幅や高さを大きくす
るなどして、その断面形状を大きくし、それによって環
状凸部30が押しのけ得る余肉量が多くなるようにすれ
ば、上述のような肉盛り部16の形成を省略することも
可能である。また、上側の場合には、第3図(dlに示
したように、予備成形品の周壁を溝成形等に先立って一
旦厚肉化する工程を経ていたが、目的とする■溝の深さ
が比較的浅いものであるような場合には、上記厚肉化の
工程を省略することもできる。
更に付言すれば、以上の説明では、分離帯部が一つであ
る多溝■ブーりを製造する例を示したが、本発明は、二
つ以上の分離帯部を有する多溝■プーリの製造にも適用
することができ、またV溝の数も前例のものに限定され
るわけではない。
その他にも、具体的な説明は割愛するが、本発明には、
当業者の知識に基づき種々の変更を加えた態様が存在す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によって製造される多溝Vプーリの
一興体例を示す部分断面図であり、第2図はそのVプー
リの転造加工に用いられる転造ローラの一例を示す部分
断面図である。第3図は予備成形品を製造する具体例を
示す工程図であり、第4図は予備成形品に予め肉盛り部
を形成する方法の一例を示す説明図である。第5図およ
び第6図は、第2図に示される転造ローラによる加工工
程を経時的に示す説明図である。第7図はその転造ロー
ラの転造成形による余肉の移動を概念的に示す説明図で
ある。第8図は従来の1分離帯付多溝Vプーリの一例を
示す部分断面図であり、第9図はそれを転造加工によっ
て成形する場合に考えられる転造ローラの部分断面図で
ある。 2:金属板素材  4:カップ状成形品6:フランジ成
形ローラ 8:フランジ部  10:厚肉化ローラ12:予備成形
品 14:周溝 16:肉盛り部  18:転造ローラ 20:プーリ製品 22:■溝 24:■突条   26:分離帯部 28:環状凹所  30:環状凸部 32:円環状の凹部 出願人 小島プレス工業株式会社 第7図 第8図    第9図 91q

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒状外周面にその周方向に延びる複数のV溝を
    軸方向に多段に設けると共に、軸方向の中間位置にそれ
    ら複数のV溝を複数のグループに分ける円環凸状の分離
    帯部を周方向に沿って形成せしめて、目的とする多溝V
    プーリを製造する方法にして、 金属板素材をほぼ有底円筒形状に成形すると共に、その
    周壁の両端にフランジ部を形成せしめて予備成形品とし
    、次いで該予備成形品を回転させつつ、前記フランジ部
    間の周壁部分に、前記複数のV溝と円環凸状の分離帯部
    とを塑性流動によって成形する転造ローラを押し付ける
    と共に、該転造ローラの前記分離帯部を成形する部分で
    ある環状の凹所の底面に、周方向に延びる環状凸部を形
    成しておき、かかる転造ローラの成形作用によって、前
    記分離帯部を盛り上げると共に、その頂部分に円環状の
    凹部が形成されるようにしたことを特徴とする分離帯付
    多溝Vプーリの製造方法。
  2. (2)前記予備成形品の周壁外周面において前記分離帯
    部と成るべき部分が、予め肉盛り部として形成されてお
    り、その肉盛り部に前記転造ローラの分離帯部成形部分
    を押し付けるようにする特許請求の範囲第1項記載の製
    造方法。
JP26325284A 1984-12-13 1984-12-13 分離帯付多溝vプ−リの製造方法 Granted JPS61140340A (ja)

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JPH0137217B2 JPH0137217B2 (ja) 1989-08-04

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63246566A (ja) * 1987-03-31 1988-10-13 Fuji Kiko Co Ltd プ−リとその製造方法
JPH08300083A (ja) * 1995-05-08 1996-11-19 Gooshiyuu:Kk 内歯車の製造法
KR102068615B1 (ko) * 2019-04-08 2020-01-21 (주)대화정공 자동차 댐퍼풀리 제조방법

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