JPH0718518A - マイクロ波アニーリングにより高い強力およびモジユラスを有するパラ−アラミド繊維を作る方法 - Google Patents

マイクロ波アニーリングにより高い強力およびモジユラスを有するパラ−アラミド繊維を作る方法

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JPH0718518A
JPH0718518A JP3356822A JP35682291A JPH0718518A JP H0718518 A JPH0718518 A JP H0718518A JP 3356822 A JP3356822 A JP 3356822A JP 35682291 A JP35682291 A JP 35682291A JP H0718518 A JPH0718518 A JP H0718518A
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yarn
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para
microwave
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JP3356822A
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Sibbley P Gauntt
シブレイ・ポール・ゴーント
Hua-Feng Huang
フア−フエング・フアング
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M10/00Physical treatment of fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, e.g. ultrasonic, corona discharge, irradiation, electric currents, or magnetic fields; Physical treatment combined with treatment with chemical compounds or elements
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/58Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
    • D01F6/60Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyamides
    • D01F6/605Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyamides from aromatic polyamides

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥ポリマーの重量に基づいて20〜200
重量%の水を含有する決して乾燥していないパラ−アラ
ミド繊維を加熱して、800gpdより大きいモジュラ
スを有すると同時に高い強力を有する繊維を形成する方
法を提供する。 【構成】 乾燥フィラメントの1g当たり0.2〜2.
0gの水を含有する決して乾燥していないパラ−アラミ
ド繊維を、100〜10000MHzの周波数で作動す
る少なくとも1つのマイクロ波共鳴キャビティアプリケ
ーターに供給して、200℃〜550℃の温度に0.0
5〜0.5秒間加熱し、その間パラ−アラミド繊維を少
なくとも0.2gpdの張力下にして少なくとも800
gpdのモジュラスを有する繊維を得ることを特徴とす
る方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紡糸されたばかりの決
して乾燥していない(never−dried)パラ−
アラミド繊維、例えば、ポリ(p−フェニレンテレフタ
ルアミド)から作られた繊維を誘電ヒーターで急速に加
熱して、高い強力(tenacity)およびモジュラ
スを有する繊維を生成し、次いで誘電ヒーターまたは放
射または対流の炉によるそれ以上の加熱を包含すること
ができる種々の仕上げ工程を実施し、次いで冷却しそし
て仕上げ剤を適用する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第3,869,429号および
米国特許第3,869,430号は、ポリ(p−フェニ
レンテレフタルアミド)(PPD−T)を包含する種々
の芳香族ポリアミドの繊維を開示しており、高い強力お
よび高いモジュラスを有する繊維を生ずるために、前記
繊維は適度の張力下に加熱処理することができるか、あ
るいは加熱処理されている。
【0003】日本国特許出願59−116411号、1
984年7月5日出願公開、は、PPD−Tに対する非
溶媒である脂肪族ポリアミドのための溶媒で、形成され
たばかりの繊維の構造から、本来紡糸ドープの中に溶解
した、脂肪族ポリアミドを溶解することによって作った
孔をもつPPD−T繊維を開示している。この参考文献
の実施例3は、1.38g/ccの密度、24gpdの
単一のフィラメント強度、2.5%の伸びおよび870
gpdのヤング率を有する繊維を開示している。
【0004】米国特許第4,883,634号は、決し
て乾燥していないポリ(p−フェニレンテレフタルアミ
ド)繊維を乱流ガスのジェットおよび放射加熱炉により
熱処理して、高いモジュラスおよび高い強力の繊維を生
ずることを開示している。
【0005】米国特許第3,557,334号は、マイ
クロ波電力源に連結した3つの口のサーキュレーター、
水負荷および共鳴キャビティを有するマイクロ波共鳴キ
ャビティシステムを開示している。このシステムは、共
働するロールの対によりこのシステムに供給されそして
取り出される湿ったトウまたは糸を加熱するために適当
であると開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題及びそれを解決するため
の手段】本発明は、決して乾燥していないパラ−アラミ
ド繊維を急速に加熱して、高い強力、高いモジュラス、
および、選択した条件下に、減少した密度を有するフィ
ラメントを得る、誘電加熱法に関する。
【0007】この方法は、決して乾燥していないアラミ
ド繊維を、100〜10,000メガヘルツ(MH
z)、典型的には915又は2450MHzのマイクロ
波放射を使用する第1の誘電加熱に導入して、繊維を2
00℃〜550℃に0.05〜0.5秒間加熱する工程
を包含する。マイクロ波放射から取り出すと、繊維は
1.30〜1.43g/ccまたはそれより高い密度、
20より大きい、典型的には20〜30gpdの糸の強
力、および800より大きい、典型的には800〜12
00gpdのモジュラスを有する。次いで、繊維をそれ
以上の処理、例えば、冷却および仕上げ剤の適用にかけ
ることができる。
【0008】この方法の好ましい態様において、前述の
誘電加熱工程を去る繊維は、なお、20重量%より多
い、典型的には20〜100重量%より多い湿気を含有
し、そして第2の誘電加熱工程にかけ、この工程は繊維
を550℃程度に高い温度に加熱し、そして1200g
pdまたはそれ以上のより高いモジュラスをもつ繊維を
提供する。
【0009】あるいは、2つの誘電ヒーター、すなわ
ち、915または2450MHzの第1ユニットおよび
2450MHzの第2ユニットを使用して繊維を500
℃より高い温度に加熱することができる。この別の方法
は、1100gpdより大きいモジュラスおよび約1.
50g/ccまでの密度を有する繊維を生ずる。
【0010】あるいは、繊維は対流または放射のヒータ
ーと連続した1または2つの誘電ユニットで500℃よ
り高い温度に加熱することができ、これは、また、約
1.50g/ccまでの密度および1100より大きい
モジュラスを有する繊維を生ずる。
【0011】本発明は、また、ポリ(p−フェニレンテ
レフタルアミド)の低い密度のフィラメントに関し、こ
こでフィラメントはその縦軸と実質的に平行な内部のク
ラックを含有し、そして一般にフィラメントの直径の少
なくとも10倍の長さを有し、ここでクラックはフィラ
メントの表面を突破せず、そして割れは内部のボイドを
形成して、1.36〜1.43g/ccの密度のフィラ
メントを生ずる。
【0012】乾燥したパラ−アラミドの材料はマイクロ
波放射により加熱せずそして、もちろん、水はその沸騰
温度に加熱する。マイクロ波放射を使用してパラ−アラ
ミド繊維を水によって繊維の構造において水の沸騰温度
より100℃からほとんど500℃高い温度に加熱する
ことができることが発見された。この驚くべき加熱の程
度の理由は完全には理解されていない。
【0013】図1を参照すると、決して乾燥していない
糸11は供給ロール12から回転ガイド13、14およ
び15の上を供給されて、糸の所望の整列を保証する。
次いで、糸を脱水装置16を通して供給する。一般に、
脱水装置は糸に向けられた高い速度のジェットである
か、あるいは1系列の磨いたセラミックのピンからなる
機械的水ストリッパーであり、ここでピンはそれらが糸
を軽くプレスして過剰の水を除去するように配置されて
いる。過剰の水は一般に糸の表面上の水である。脱水装
置16の使用は任意である。脱水装置16から、糸11
は第1セットのテンションロール17および18に供給
される。脱水装置16は、また、テンションロール17
および18の後にかつマイクロ波共鳴キャビティアプリ
ケーター19の前に位置することができる。糸は一般に
ロール17および18のまわりの5〜12ラップ作り、
次いでマイクロ波共鳴キャビティアプリケーター19の
中に入り、ここでそれは誘電加熱される。糸が吸収する
マイクロ波のエネルギーは、マイクロ波共鳴キャビティ
アプリケーター19の出口に位置する温度計20で測定
して、糸を所望の温度に加熱する下記に記載する方法で
調節する。好ましくは温和な水スプレー21を適用して
糸を冷却し、そして糸の上に存在しうる静電荷を減少す
る。典型的には0.2〜10gpd、好ましくは2〜6
gpdのテンションを生成するように設定された、第2
セットのテンションロール22および23の上を糸が通
過した後、仕上げ剤を適用することができ(図示せず)
そして糸はテンションコントロールドワインダー24を
使用して巻き取る。
【0014】図2を参照すると、本発明の加熱法を実施
する多段階加熱システムが描写されている。決して乾燥
していない糸31を供給ロール32から取り出し、そし
て回転ガイド33、34および35の上を供給して、所
望のように糸を整列する。次いで、糸は図1に描写する
脱水装置16に類似する脱水装置36を通過する。脱水
装置36から、糸31は第1対のテンションロール37
および38に供給され、この対は、再び、脱水装置36
の上流に位置することができる。次いで、糸31はマイ
クロ波の共鳴キャビティアプリケーター39を通過し、
ここで糸31は所望の温度に加熱され、この温度はマイ
クロ波の共鳴キャビティアプリケーター39の出口にお
いて温度計40により測定される。次いで、糸31は1
対のテンションロール41および42のまわりを通る。
ロール41および42は任意であり、そして糸をヒータ
ー43におけるのと異なる張力下にマイクロ波共鳴キャ
ビティアプリケーター39においてしようとする場合、
あるいはマイクロ波共鳴キャビティアプリケーター39
を出る糸を加熱または冷却しようとする場合において、
ロール41および42を使用することが必要な場合のみ
である。必要に応じて、テンションロール41および4
2は内部で加熱または冷却することができる。テンショ
ンロール41および42から、糸31はヒーター43を
通過する。ヒーター43はアプリケーター39に類似す
るもう1つのマイクロ波共鳴キャビティアプリケーター
またはもう1つの型のヒーター、例えば、放射ヒーター
または対流ヒーターであることができる。ヒーター43
の出口から、糸31は温度計44を通過する。好ましく
は、温和な水スプレー45を使用して糸を冷却し、そし
て糸の上の静電荷を減少する。糸は最後の対のテンショ
ンロール46および47を通過した後、テンションコン
トロールドワインダー48を使用して張力下に巻かれ
る。
【0015】図3は本発明における使用に適当な、一般
に60で示す、長方形のマイクロ波共鳴キャビティアプ
リケーターを示す。このアプリケーターは上の区画61
および下の区画62により定められたキャビティからな
る。上の区画61および下の区画62は距離「d」だけ
間隔をおいて離れており、この距離を使用してキャビテ
ィの共鳴周波数をマグネトロンのそれに同調させて、所
定のTM11nのモードを励起する。上の区画61は下
の区画62に関して近付きかつ離れるように動いて、キ
ャビティの周波数を所望の値に同調することができるよ
うに、取り付けられている。下の区画62のベースは誘
波管63を装備し、この誘波管63は下の区画62に隣
接して交換可能な絞り64を含む。本発明の好ましいマ
イクロ波共鳴キャビティアプリケーターは、上の区画6
1および下の区画62を、相互に面する要素をそれらの
間に存在させないで、均一に空間を置いて有することに
よって、すべてのまわりで開放されている。アプリケー
ターの作動の間にキャビティの中に貯蔵された電磁エネ
ルギーのための磁場含有バリヤーを提供するために、上
の区画61および下の区画62の球状のへりに植え込ま
れたフェライト材料の連続の列65および66が存在す
る。フェライトの列65および66の幅は臨界的ではな
いが、キャビティのへりに関連する列65および66の
位置は作動条件において1mW/cm2以下に電磁場の
漏れを制限すると同時にフェライトの列の過熱を回避す
るために重要である。
【0016】区画61および62により定められるキャ
ビティの大きさは、一般に915MHzまたは2450
MHzである中央の周波数において、TM11nモード
および所望の共鳴条件を支持するように設計すべきであ
る。次の隣接するモードの周波数における共鳴は、それ
が極端な生成物の湿気の変動または源の周波数の変化の
効果により励起されることがないように、十分に遠くに
離れるように、区画61および62により形成されるキ
ャビティの幅および高さは選択される。
【0017】誘波管63の端はプローブ67および任意
のプローブ68を含み、それらの両者は誘波管63の中
に伸び込み、それらの67は捩込みかつ回転可能である
ので、誘波管63の中へのその伸び込みの程度を調節し
てインピーダンスの合致を促進することができる。この
配置はシステムを分解しないでカップリングの程度の変
化を可能とし、そして捩込まれたプローブ67を単に回
転させることによってシステムへの負荷の補償を可能と
する。作動において、マイクロ波のエネルギーはマグネ
ロロン69から誘波管70を通り、サーキュレーター7
1、誘波管63および絞り64を通して、区画62のベ
ースおよび区画61および62により特定されたキャビ
ティの中に入る。反射した電力は誘波管63、サーキュ
レーター71および誘波管72を通して戻って、電力の
吸収および熱への転化のための水の負荷73へ行く。熱
は熱交換器74による水の負荷73から除去される。
【0018】決して乾燥していない繊維を加熱するため
の作動において、区画61と62との間の距離「d」を
調節することによって、システムを回転することができ
る。水蒸気は繊維が加熱されるとき発生し、そして蒸気
として除去するか、あるいは液体に凝縮しそして除去し
なくてはならない。水蒸気は装置の作動を妨害しない。
事実、水蒸気の雰囲気を有することは、空気または不活
性雰囲気より糸のよりすぐれた引張り性質を促進するこ
とがわかる。水蒸気はいくつかの手段により除去するこ
とができる。例えば、区画61および62により特定さ
れたキャビティの表面は周囲の露点より上の温度に維持
することができるか、あるいはキャビティをガス、例え
ば、空気または窒素で連続的にパージすることができ
る。下の区画62は、また、凝縮物を排出するような形
状であることができる。
【0019】図4は本発明の方法により作られたパラ−
アラミドの断面の写真である。断面の切断は繊維の軸と
45°の角度でなされた。この図4の繊維を、約200
0℃/秒の速度で、約300℃の温度に加熱した。繊維
はその表面まで達しない内部のクラックを有することに
注意すべきである。クラックは縦方向であり、そして
1.42g/ccより小さい密度を有する繊維を生ず
る。
【0020】本発明の繊維の低い密度は、繊維が約30
0℃以上に加熱されないかぎり、クラックが繊維の表面
に一般に達しないことを除けば、乾燥した木材の断面に
おいて見ることができるのと非常に類似する形状をも
つ、主として長い内部のクラックの結果であると信じら
れる。繊維の断面が示すように、これらのクラックは一
般にフィラメントの中央を横切って延び、そして薄い三
角形であるように見え、それらの三角形は他のこのよう
な三角形により繊維の中央においてそれらの狭い側面で
接合されている。ほとんど、クラックは三日月に似て見
えるが、3つの突起を有することができる。それらはフ
ィラメントの全長に沿って非破壊を連続しないが、クラ
ックの長さはフィラメントの直径に対して通常非常に長
い(>10×)。繊維は300℃以上のより高い温度の
加熱されるにつれて、クラックはフィラメントのあるも
ののスキンを通して破壊し始める。高い加熱温度(50
0℃以上)において、繊維の実質的にすべてはフィラメ
ントのスキンを貫通する割れを有するであろう。加熱が
増加するにつれて、生成物の繊維の密度は約300℃の
加熱温度における約1.3g/ccから550℃におけ
る約1.48g/ccに増加する。
【0021】パラ−アラミドは本発明の繊維における主
なポリマーであり、そしてPPD−Tは好ましいパラ−
アラミドである。PPD−Tとはp−フェニレンジアミ
ンおよびテレフタロイルクロライドとのモル対モルの重
合から生ずるホモポリマーおよび、また、p−フェニレ
ンジアミンとともに少量の他のジアミンおよびテレフタ
ロイルクロライドとともに少量の他の二酸塩化物の混入
から生ずるコポリマーを意味する。概して、他のジアミ
ンおよび他の二酸塩化物をp−フェニレンジアミンまた
はテレフタロイルクロライドの約10モル%程度に多く
までの量で使用することができるか、あるいは他のジア
ミンおよび二酸塩化物が重合反応を妨害する反応性基を
もたないかぎり、これよりわずかに多い量で使用するこ
とができる。PPD−Tは、また、他の芳香族アミンお
よび他の芳香族二酸塩化物、例えば、2,6−ナフタロ
イルクロライドおよびクロロ−またはジクロロテレフタ
ロイルクロライドの混入から生ずるコポリマーを意味す
る;ただし、他の芳香族アミンおよび他の芳香族二酸塩
化物は異方性の紡糸ドープの調製を可能とする量で存在
することを条件とする。PPD−Tの調製は米国特許第
3,869,429号、米国特許第4,308,374
号および米国特許第4,698,414号に記載されて
おり、そしてアラミド繊維の紡糸は米国特許第3,76
7,756号に記載されている。
【0022】固有粘度(IV)は、ここに報告すると
き、方程式IV=ln(ηrel)/cにより決定され、
ここでcはポリマー溶液の濃度(100mlの濃硫酸
(96%のH2SO4)中の0.5gのポリマー)であ
り、そしてηrel(相対粘度)はポリマー溶液および溶
媒の30℃における毛管粘度計中の流れ時間の比であ
る。
【0023】本発明の実施において有用な繊維を作るた
めのパラ−アラミドのドープのために適当な溶媒は、硫
酸、クロロ硫酸、フルオロ硫酸およびそれらの酸の混合
物を包含する。小さい比率のフッ化水素酸、トリフルオ
ロメタン硫酸、p−クロロスルホン酸、または1,1,
2,2−テトラフルオロエタンスルホン酸も、また、存
在することができる。硫酸は少なくとも約98%の濃度
を有するべきである。発煙硫酸を使用することができ
る。
【0024】本発明に使用するための繊維の紡糸に使用
するドープは2%より少ない水を含有し、そしてポリマ
ーの劣化を最小とするためにその中に溶解したポリマー
は水の1%より少なくあるべきである。
【0025】ドープの押出は少なくとも2.5、好まし
くは少なくとも3.0、より好ましくは少なくとも4.
0のIVを有するポリマーを含有する繊維を生ずること
が望ましい。
【0026】ドープは、一般に、100mlの硫酸当た
り30〜50g、好ましくは44〜46gのパラ−アラ
ミドポリマーを含有する。一般に、ドープのための押出
温度は70℃〜120℃、好ましくは約70℃である。
70℃以下では、ドープは固化し、そして120℃以上
では、ポリマーの劣化が問題となる。
【0027】紡糸口金は、一般に、0.025〜0.7
5mm(0.1〜3.0mil)の直径を有し、そして
1.0〜8.3の毛管の長さ/孔の直径(L/D)比を
有するであろう。
【0028】紡糸口金の毛管を通過するドープのジェッ
ト速度は臨界的ではなく、そして一般に5.1m/分
(17ft/分)(fpm))から350m/分(1,
150fpm)で変化するであろう。
【0029】紡糸ストレッチファクター(SSF)は、
フィラメントが凝固浴を去る速度/ジェット速度の比で
ある。1〜14の紡糸ストレッチファクターを使用する
ことができる。SSFの下限は、フィラメントが均一な
デニールの繊維を形成する能力により制限される。SS
Fの上限はフィラメントの破断により制限される。一般
に、SSFを増加すると、生ずる繊維の強力が改良され
る。
【0030】紡糸口金の面は凝固浴からガスまたは非凝
固液体、例えば、トルエン、ヘプタンなどの流体層によ
り分離されていることが必須である。液体層の厚さは
0.1〜10cmであることができ、好ましくは約0.
5〜2.0cmである。
【0031】一般に、フィラメントは凝固流体の浴の中
に位置する管の中に下方に押出される。通常管の底にロ
ーラーまたは押えピンが存在し、そのまわりをフィラメ
ントは通り、次いで凝固浴を上昇しそしてその中から外
に出る。
【0032】純粋な水および70%のH2SO4までの範
囲の凝固浴を使用して、満足すべき結果を得ることがで
きる。−25℃から28℃以上の、50℃までの温度を
包含する、浴温度は満足に使用された。好ましくは、浴
温度は10℃以下、なおより好ましくは5℃以下に保持
して、最高の強力の繊維を得る。
【0033】凝固したフィラメントを洗浄して酸を除去
し、そして本質的に中性の、すなわち、酸または塩基を
含まない、フィラメントを達成することが重要である。
水単独または水とアルカリ性溶液との組み合わせをこの
目的に使用することができる。
【0034】洗浄した決して乾燥していないフィラメン
トは、本発明の実施の出発点となる。
【0035】用語「決して乾燥していない(never
−dried)」は、新しく紡糸されそして、本発明の
方法の操作の前には、20重量%より少ない湿分に決し
て乾燥されていないパラ−アラミド繊維を意味する。2
0重量%より少ない湿分を含有する前以て乾燥した繊維
をマイクロ波放射で熱処理することができるが、本発明
の方法において決して乾燥していない繊維を使用したと
きほど、密度の減少は大きくなくそして強力及びモジュ
ラスは低い。少ない湿気をもつ前以て乾燥した繊維はこ
の方法により首尾よくテンションロールすることができ
ないと信じられる。なぜなら、クラックの発生および引
き続く繊維の密度の減少に必要な圧力を生成するため
に、繊維に対して内部の液体から蒸気への水の転移が要
求されるからである。一般に、決して乾燥していない繊
維は乾燥ポリマーの1g当たり0.2〜2.0gの内部
の水を含有する。
【0036】決して乾燥していない繊維は好ましくは機
械的脱水装置、例えば、複数のピンを通して、繊維上に
存在する表面水を除去する。これは繊維が含有する合計
の水をより均一にし、第1のマイクロ波共鳴キャビティ
アプリケーター中の加熱をより均一にする。
【0037】第1のマイクロ波共鳴キャビティアプリケ
ーターに入る温度は一般に約20℃であるが、約10℃
〜40℃の温度を満足に容易に使用することができる。
【0038】マイクロ波共鳴キャビティアプリケーター
は、一般に、100〜10,000MHzの周波数に同
調する。政府の規則および現在のマグネトロン電力源の
入手可能性から、周波数は通常915または2450M
Hzである。
【0039】先行技術のPPD−T繊維は約1.44〜
1.48g/ccの密度を有する。本発明の方法による
と、約1.3g/cc〜約1.48g/ccの範囲にわ
たる密度を有する、高いモジュラスのPPD−T繊維を
作ることができ、所定のモジュラスにおける強力は他の
加熱処理方法から生ずるものに等しいか、あるいはそれ
より大きい。
【0040】1.44g/ccより小さい密度および8
00gpdより大きいモジュラスを有する繊維を作るた
めに、繊維を1または2以上のマイクロ波アプリケータ
ー中で250℃〜425℃、好ましくは270℃〜31
0℃に0.05〜0.5秒間加熱する。繊維をマイクロ
波アプリケーター中で0.2〜10gpd、好ましくは
2〜6gpd張力下に保持する。最大の密度の減少のた
めに、繊維の加熱速度は少なくとも1000℃/秒でな
くてはならなず、そして5500℃/秒程度に高くある
ことができる。
【0041】より高いモジュラスおよびより高い密度の
繊維を作るために、少なくとも2つのマイクロ波共鳴キ
ャビティアプリケーターを存在させ、最後のアプリケー
ターにおいてより高い周波数を使用し、こうして繊維の
温度を最高のモジュラスおよび密度のために増加して5
50℃に到達されることができる。一般に、第2のアプ
リケーターは第1のアプリケーターから約1/3m下流
に第1のアプリケーターと直列に位置させ、そして繊維
を1つのアプリケーターから次のアプリケーターへ直接
運ぶ。
【0042】最高の温度に到達するために、2つのアプ
リケーターへの加熱負荷に注意して均衡させることが必
要である。糸を加熱するためのマイクロ波エネルギーに
ついての第2のヒーターに入る糸の中に十分な湿気が存
在しなくてはならなず、そうでなければ所望の温度に到
達しないであろう。逆に、糸の中に過剰の湿気が存在す
る場合、第2のユニットの中の場の強さは所望の温度へ
の到達に十分ではないであろう。動く糸の湿気、生成物
および装置の変動の測定は困難であるために、この均衡
は、前以て湿気および温度を特定するよりむしろ実施す
る間に調節することによって、最もよく達成される。し
かしながら、今日までの経験から、約300℃の第1の
アプリケーターを出る糸の温度が適切である。
【0043】試験方法 試験される糸の中に含まれる湿気の量は、乾燥前後の既
知の長さの糸を秤量することによって決定する。デニー
ルは、乾燥した糸の9,000mの重量(g)として定
義される。
【0044】強力は、破断応力/試験繊維のデニールと
して報告される。モジュラスは、応力−歪み曲線が歪み
の軸に対して平行な線と交差する点の間で引いた線の勾
配として報告し、これは強力と同一単位に変換された、
破断への全負荷の11〜17%を表す。伸びは破断点の
長さの増加%である。強力およびモジュラスの両者をま
ず計算(gpd単位)し、これに0.8838を掛ける
と、dN/tes単位が生ずる。各報告された測定値は
10回の破断の平均である。
【0045】糸のための引張り性質は、試験条件下に最
小14時間おいた後、24℃および55%の相対湿度に
おいて測定する。試験前に、各を1.1の撚りのマルチ
プライアーに撚る(例えば、公称1500デニールの糸
を約0.8回/cmに撚る)。各撚った標本は25.4
cmの試験長さを有し、そして典型的な記録する圧力/
張力装置を使用して50%/分(もとの非伸長長さに基
づいて)伸長させる。
【0046】糸についての撚りのマルチプライヤー(T
M)は、次のように定義される: TM=(tpi)(デニール)-1/2/(73) =(tpc)(dtex)-1/2/(30.3) ここでtpi=回/インチ tpc=回/cm密度 繊維の密度は、ASTM D1505−85に記載され
ている密度−勾配手順を使用して決定する。本発明の密
度の限界は、密度−勾配カラム中で四塩化炭素およびト
ルエンを使用して試験することができる。糸の試験標本
は、試料の糸の中にゆるい結び目を形成し、そして糸を
結び目の各側で切断することによって作る。結び目の標
本を105℃で15分間予備調整し、そして糸の標本が
密度−勾配カラム中で平衡のレベルに到達した後、糸の
密度をグラフで決定する。
【0047】第1のマイクロ波共鳴キャビティアプリケ
ーターを出る繊維を1対のテンションロールのまわりに
供給し、次いで第2のヒーターを通過させることができ
る。最初のマイクロ波アプリケーターを通過するとき、
繊維に加えられる張力と異なる張力を第2のヒーターに
おいて繊維に加えようとする場合、第2の対のテンショ
ンロールを使用することができる。両者のヒーターにお
いて繊維に加えられる張力が同一である場合、第1のア
プリケーターを出る繊維の温度を変更するためにこれら
のテンションロール(41、42、図2)を存在させる
のでなければ、これらのテンションロールは排除するこ
とができる。
【0048】本発明の方法を使用して、1.44〜1.
48g/ccの通常の密度または1.44g/ccより
低いより低い密度で、高い強力を示す、高いモジュラス
のパラ−アラミド繊維を生成することができ、そしてこ
の方法を使用して、加熱速度および最後の繊維の温度を
コントロールすることによって、なおより高いモジュラ
スおよび高い密度の繊維を生成することができる。
【0049】約1100g/デニールより小さいモジュ
ラスを有するパラ−アラミド繊維について、単一の高い
周波数のマイクロ波共鳴キャビティアプリケーターは繊
維を約400℃までに加熱するために十分であろう。し
かしながら、2つのマイクロ波共鳴キャビティは、加熱
負荷がそれを要求する場合、使用することができる。加
熱速度が約1000℃/秒以下である場合、繊維の密度
は減少しないであろう。低い密度の繊維について、加熱
速度は1000℃/秒を越えなくてはならず、そして最
大の繊維の温度は250℃〜425℃、好ましくは27
0℃〜310℃でなくてはならない。
【0050】繊維が、こうして、急速に加熱されると
き、繊維は、内部の縦方向の孔またはクラックの発生の
ために、密度を減少するであろう。これらの繊維の表面
は無傷であり、そしてクラックにより破壊されない。し
かしながら、約310℃以上、とくに425℃以上の繊
維の温度において、これらのクラックは表面に到達する
傾向があり、その結果見掛けの繊維の密度は1.42g
/cc以上に増加する。
【0051】1100g/デニールより大きいモジュラ
スをもつ繊維について、単一のマイクロ波共鳴キャビテ
ィおよび実際の工業的周波数を使用して容易に得ること
ができるより高い温度を必要とする。これらのより高い
温度は繊維を直列の2またはそれ以上の共鳴キャビティ
に通過させることによって到達させることができる。適
切なコントロールで、550℃の温度に、これにより、
到達させて、1200g/デニールまでのモジュラスお
よび約1.50g/ccまでの密度を有する繊維を生成
することができる。
【0052】550℃またはそれ以上の繊維の温度を得
る別の方法は、1または2以上の共鳴キャビティに繊維
を通過させ、次いで対流または放射のヒーターを通過さ
せることである。
【0053】高いモジュラスおよび密度に加えて、55
0℃に加熱されたこれらの繊維は非常に低い湿気を有
し、この湿気はエラストマーと反対に熱可塑性または熱
硬化性樹脂を使用して作られた強化複合体における使用
に望ましい。
【0054】最終のヒーターを出た後、繊維は好ましく
は水でスプレーして温度および静電荷を減少する。スプ
レーは、必要に応じて、フィラメントのための仕上げ組
成物を含有することができる。次いで、繊維を最後の対
のテンションロールのまわりに供給し、そして最後にロ
ールまたは他の適当な手段の上に巻き取る。
【0055】
【実施例】すべての実施例において使用した糸はポリ
(p−フェニレンテレフタルアミド)であった。
【0056】実施例1 ほぼ0.85gの水/gの乾燥糸を含有する決して乾燥
していない糸のボビンを、366m/分(400ヤード
/分(ypm))で、図1および3に描写するオフライ
ンの加熱装置に供給した。マイクロ波エネルギーは、3
0kWの915MHzのマグネトロンにより、水ジャケ
ットを有しそして75℃〜80℃に維持した、幅0.4
3m(17インチ)×公称深さ0.18m(7インチ)
×長さ0.89m(35インチ)のTM110モードの
長方形のマイクロ波共鳴キャビティアプリケーターによ
り供給した。誘波管を小さい流れの400℃の空気でパ
ージして湿気の蓄積を防止した。5.08cm(2イン
チ)の長方形絞りを、手探り法により決定して、このシ
ステムを所望の範囲に共鳴させた。キャビティを通して
糸を走行させて、電力を3.5kWに調節し、そして上
の区画を上下させて、共鳴周波数の同調を300℃の出
口糸温度に到達させた。糸に加えたテンションは2gp
dであった。この時点において、試料を集め、次いで試
験して、次の結果を得た:デニール、370;強力、2
4.58gpd;伸び、2.56%;初期モジュラス、
870gpd;および密度、1.363g/cc。公称
加熱速度は、アプリケーター中の滞留時間に基づいて2
000℃/秒であった。しかしながら、水が除去される
とき、加熱速度が低下するので、瞬間加熱速度は加熱サ
イクルの早期において非常に速くすることができる。
【0057】実施例2 実施例1に記載する装置に類似する装置(キャビティは
幅0.43m(17インチ)×公称深さ0.18m(7
インチ)×長さ0.63m(25インチ)であった)を
使用して、TM110モードで作動するとき、アプリケ
ーターの設計は多数本を幅7.62cm(3インチ)に
わたって均一に加熱することができることを実証した。
4本の公称1140デニールの決して乾燥しない糸は約
4gpdの張力下に366m/分(400ypm)で供
給し、そして糸の出口温度を目標(250℃〜290
℃)に調節した。各糸の温度は赤外線の計器で決定し
た。糸がアプリケーターの中央において7.62cm
(3インチ)にわたって間隔を置いて配置した場合に関
係無く、温度の差は検出することができなかった。
【0058】比較例A ホットロール上で約0.06g/gの乾燥糸の湿気レベ
ルに乾燥された100デニールの糸を、915MHzの
アプリケーターが長さ0.635cm(25インチ)で
ある以外、実施例1に記載するものに類似する共鳴キャ
ビティ加熱システムに供給した。糸の速度は183m/
分(200ypm)であり、そしてテンションは3.5
gpdであった。糸を400℃に加熱した(全体の加熱
速度=1920℃/秒)。試料を集め、次いで試験し
て、次の結果を得た:デニール、917;強力、18.
75gpd;伸び、2.28%;モジュラス、741g
pd;および密度、1.432g/cc。
【0059】こうして、密度は最終糸温度に基づいて期
待される値であったが、強力およびモジュラスは決して
乾燥していない糸の同様なテンションロールと比較して
低下した。
【0060】実施例3 米国特許第3,557,334号に記載されているもの
に類似するTM110モードの長さ0.56m(22イ
ンチ)の円形の断面のマイクロ波共鳴キャビティアプリ
ケーターを有する2450MHzの誘電加熱システム
で、ホットロールを置換することによって、ポリ(p−
フェニレンテレフタルアミド)糸のマイクロ波加熱処理
を紡糸と直接連結した。熱水をジャケットの中に循環さ
せて、アプリケーターの壁上に水が凝縮するのを防止し
た。約1gの湿気/gの乾燥糸を含有する公称380デ
ニール(乾燥糸基準)の「決して乾燥していない」糸
を、キャビティ共鳴周波数の同調を調節することによっ
て、約3.8gpdの張力下に約290℃に加熱した。
アプリケーター中の暴露時間は0.08秒であった。全
体の加熱速度は3625℃/秒であった。デニール、3
81;強力、21.85gpd;伸び、2.05%;モ
ジュラス、979gpd;および密度、1.420g/
cc。
【0061】別の試験において、垂直に取り付けたユニ
ットを使用し、壁を加熱せずかつ空気または窒素のパー
ジを使用しないでさえ、凝縮物はアプリケーターのリッ
プから無害に排出されるすることが発見された。ここで
排出物が糸と接触せずそして誘波管または絞りの中に入
らない手段を取った。
【0062】実施例4 図2に描写するように、第2マイクロ波共鳴キャビティ
アプリケーターを使用した。第1のマイクロ波共鳴キャ
ビティアプリケーターは実施例2に記載されているもの
と同一であった(915MHz、TM110モード、5
0kW)が、電力を調節して下表Aに報告した出口糸温
度を得た。第2のマイクロ波共鳴キャビティアプリケー
ターは、実施例2に記載するものに類似したが、0.2
54m(10インチ)の長さを有した。各実験におい
て、糸は1gの水/gの乾燥糸を含有する1140デニ
ール(乾燥基準)であった。第2のマイクロ波アプリケ
ーターへの電力およびキャビティの間隔を調節して、下
表1に報告した糸の出口温度を得た。マイクロ波アプリ
ケーターを通る糸は各実験において366m/分(40
0ypm)であった。この速度において、第1のマイク
ロ波アプリケーター中の糸の滞留時間は0.104秒で
あり、そして第2の誘電アプリケーターにおいて0.0
42秒であった。生成した糸の性質を表2に記載する。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】実施例5 実施例4のものと同一の2つのマイクロ波共鳴キャビテ
ィアプリケーターを使用した。アプリケーターは約1/
3m(1フィート)の間隔で離れて位置し、そして、下
に示すように、調節して、非常に高いモジュラス、高い
密度、1140デニールの1gの水/gの乾燥糸を含有
する決して乾燥していない糸を生成した。アプリケータ
ーを通る糸の速度は4.4g/デニールの張力下に18
3m/分(200ypm)であった。両者のアプリケー
ターは水蒸気でパージし、そしてアプリケーターの壁上
で熱を維持することによって、凝縮を回避した。糸の温
度は第1のアプリケーターを出るとき290℃であり、
そして第2のアプリケーターを出るとき500℃であっ
た。糸の強力は21.19gpdであり、伸びは1.6
5%cであり、そしてモジュラスは1191gpdであ
った。繊維の密度は1.47g/ccを越えた。固有粘
度は5.59であった。
【0066】実施例6 誘電加熱ユニットおよび対流/放射高いユニットの組み
合わせを使用して、高いモジュラス、高い密度の、38
0デニールの糸を製造した。1gの水/gの乾燥糸を含
有する決して乾燥していない糸を実施例3のマイクロ波
アプリケーターを通して供給し、次いで1セットの図2
に描写するようなマイクロ波アプリケーターおよび糸の
移動方向に対して反対方向に594℃の水蒸気を循環さ
せた、長さ3.7m(12フィート)、直径15mm
(6インチ)の対流/放射ヒーターに通過させた。糸の
速度は183m/分であった。糸のテンションはマイク
ロ波共鳴キャビティアプリケーターにおいて6.3gp
dであり、そして対流/放射ヒーターにおいて2.2g
pdであった。マイクロ波ユニットを出る糸の温度は3
00℃であった。中間のテンションロールを加熱して、
炉に入る前の糸の熱損失を防止した。糸の強力は19.
65gpdであり、伸びは1.48%であり、そしてモ
ジュラスは1147gpdであった。密度は1.47g
/ccであった。固有粘度は7.35であった。
【0067】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
【0068】1、乾燥フィラメントの1g当たり0.2
〜2.0gの水を含有する決して乾燥していないパラ−
アラミド繊維を、100〜10000MHzの周波数で
作動する少なくとも1つのマイクロ波共鳴キャビティア
プリケーターに供給して、200℃〜550℃の温度に
0.05〜0.5秒間加熱し、その間パラ−アラミド繊
維を少なくとも0.2gpdの張力下にして少なくとも
800gpdのモジュラスを有する繊維を得ることを特
徴とする方法。
【0069】2、繊維を少なくとも1000℃/秒の速
度で加熱する、上記第1項記載の方法。
【0070】3、マイクロ波の加熱を単一のマイクロ波
共鳴キャビティアプリケーターを使用して実施する、上
記第1項記載の方法。
【0071】4、繊維をポリ(p−フェニレンテレフタ
ルアミド)から形成する、上記第1項記載の方法。
【0072】5、パラ−アラミド繊維を脱水ピンのまわ
りに通過させた後、マイクロ波共鳴キャビティアプリケ
ーターに供給する、上記第1項記載の方法。
【0073】6、パラ−アラミド繊維をマイクロ波共鳴
キャビティアプリケーターを出るとき温和な水スプレー
でスプレーする、上記第1項記載の方法。
【0074】7、繊維を270℃〜310℃に少なくと
も1000℃/秒の速度で加熱する、上記第1項記載の
方法。
【0075】8、パラ−アラミドはポリ(p−フェニレ
ンテレフタルアミド)であり、そして繊維は1.43g
/cc未満の密度を有する、上記第7項記載の方法。
【0076】9、繊維を2つの系統的に配置されたマイ
クロ波共鳴キャビティアプリケーターで少なくとも42
5℃の温度に加熱する、上記第1項記載の方法。
【0077】10、繊維をマイクロ波共鳴キャビティア
プリケーターで加熱し、次いで放射/対流ヒーターで少
なくとも425℃の温度に加熱する、上記第1項記載の
方法。
【0078】11、繊維をポリ(p−フェニレンテレフ
タルアミド)から形成する、上記第9項記載の方法。
【0079】12、繊維をポリ(p−フェニレンテレフ
タルアミド)から形成する、上記第10項記載の方法。
【0080】13、パラ−アラミド繊維を第2のマイク
ロ波共鳴キャビティアプリケーターを出るとき温和な水
スプレーでスプレーする、上記第11項記載の方法。
【0081】14、パラ−アラミド繊維を放射/対流ヒ
ーターを出るとき温和な水スプレーでスプレーする、上
記第12項記載の方法。
【0082】15、ポリ(p−フェニレンテレフタルア
ミド)から本質的に成りそして縦軸および直径を有し、
ここでフィラメントは縦軸と実質的に平行な内部のクラ
ックを含有し、そして各クラックは一般にフィラメント
の直径の少なくとも10倍の長さを有し、ここでクラッ
クは(i)フィラメントの表面を突破しておらず、そし
て(ii)1.36〜1.43g/ccの密度のフィラ
メントを生ずる内部のボイドを形成しているフィラメン
ト。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の単一工程の加熱方法の略線図で
ある。
【図2】図2は本発明の2工程の加熱方法の略線図であ
る。
【図3】図3は本発明の第1工程において使用するマイ
クロ波の共鳴キャビティアプリケーターの概略的描写で
ある。
【図4】図4は本発明の繊維の対角線の断面図である。 11 決して乾燥しない糸 12 供給ロール 13 回転ガイド 14 回転ガイド 15 回転ガイド 16 脱水装置 17 テンションロール 18 テンションロール 19 マイクロ波の共鳴キャビティアプリケーター 20 温度計 21 温和な水スプレー 22 テンションロール 23 テンションロール 24 テンションコントロールドワインダー 31 決して乾燥しない糸 32 供給ロール 33 回転ガイド 34 回転ガイド 35 回転ガイド 36 脱水装置 37 テンションロール 38 テンションロール 39 マイクロ波の共鳴キャビティアプリケーター 40 温度計 41 テンションロール 42 テンションロール 43 ヒーター 44 温度計 45 温和な水スプレー 46 テンションロール 47 テンションロール 48 テンションコントロールドワインダー 60 長方形のマイクロ波の共鳴キャビティアプリケー
ター 61 上の区画 62 下の区画 63 誘波管 64 交換可能な絞り 65 連続の列、フェライトの列 66 連続の列、フェライトの列 67 プローブ 68 任意のプローブ 69 マグネトロン 70 誘波管 71 サーキュレーター 72 誘波管 73 水の負荷 74 熱交換器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の単一工程の加熱方法の略線図で
ある。
【図2】図2は本発明の2工程の加熱方法の略線図であ
る。
【図3】図3は本発明の第1工程において使用するマイ
クロ波の共鳴キャビティアプリケーターの概略的描写で
ある。
【図4】図4は本発明の繊維の形状を示す写真である。
該写真は繊維の対角線における断面を示すものである。
【符号の説明】 11 決して乾燥しない糸 12 供給ロール 13 回転ガイド 14 回転ガイド 15 回転ガイド 16 脱水装置 17 テンションロール 18 テンションロール 19 マイクロ波の共鳴キャビティアプリケーター 20 温度計 21 温和な水スプレー 22 テンションロール 23 テンションロール 24 テンションコントロールドワインダー 31 決して乾燥しない糸 32 供給ロール 33 回転ガイド 34 回転ガイド 35 回転ガイド 36 脱水装置 37 テンションロール 38 テンションロール 39 マイクロ波の共鳴キャビティアプリケーター 40 温度計 41 テンションロール 42 テンションロール 43 ヒーター 44 温度計 45 温和な水スプレー 46 テンションロール 47 テンションロール 48 テンションコントロールドワインダー 60 長方形のマイクロ波の共鳴キャビティアプリケー
ター 61 上の区画 62 下の区画 63 誘波管 64 交換可能な絞り 65 連続の列、フェライトの列 66 連続の列、フェライトの列 67 プローブ 68 任意のプローブ 69 マグネトロン 70 誘波管 71 サーキュレーター 72 誘波管 73 水の負荷 74 熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フア−フエング・フアング アメリカ合衆国ペンシルベニア州19317チ ヤツズフオード・ロングウツドドライブ 306

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥フィラメントの1g当たり0.2〜
    2.0gの水を含有する決して乾燥していないパラ−ア
    ラミド繊維を、100〜10000MHzの周波数で作
    動する少なくとも1つのマイクロ波共鳴キャビティアプ
    リケーターに供給して、200℃〜550℃の温度に
    0.05〜0.5秒間加熱し、その間パラ−アラミド繊
    維を少なくとも0.2gpdの張力下にして少なくとも
    800gpdのモジュラスを有する繊維を得ることを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】 パラ−アラミド繊維を脱水ピンのまわり
    に通過させた後、マイクロ波共鳴キャビティアプリケー
    ターに供給する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 パラ−アラミド繊維をマイクロ波共鳴キ
    ャビティアプリケーターを出るとき温和な水スプレーで
    スプレーする請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 ポリ(p−フェニレンテレフタルアミ
    ド)から本質的に成りそして縦軸および直径を有し、こ
    こでフィラメントは縦軸と実質的に平行な内部のクラッ
    クを含有し、そして各クラックは一般にフィラメントの
    直径の少なくとも10倍の長さを有し、ここでクラック
    は(i)フィラメントの表面を突破しておらず、そして
    (ii)1.36〜1.43g/ccの密度のフィラメ
    ントを生ずる内部ボイドを形成しているフィラメント。
JP3356822A 1990-12-27 1991-12-26 マイクロ波アニーリングにより高い強力およびモジユラスを有するパラ−アラミド繊維を作る方法 Pending JPH0718518A (ja)

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