JP2893638B2 - 高モジュラス、高引張強さを有するポリアミド繊維の製造方法 - Google Patents

高モジュラス、高引張強さを有するポリアミド繊維の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、繊維に2段階で一定張力を与え延伸及び乾
燥処理を施す高モジユラス、高引張強さを有する芳香族
ポリアミド繊維(以下パラ−アラミド繊維という)の製
造方法を開示する。
背景技術 米国特許第3,767,756号は、優れた紡糸したままの引
張強さ、モジユラス及び切断伸びを有する繊維を提供す
るためのパラ−アラミドの紡糸方法を開示している。上
記文献の方法によって得られたp−アラミド繊維は、す
ぐれた性質を有しているが、引張強さとモジユラスのさ
らに一層の向上が望まれている。米国特許第3,869,429
号は、約0.3gpd未満の張力下にかかる方法を用いて得た
パラ−アラミド繊維を乾燥することが好ましいことを教
示しているが、繊維を約0.3gpd以上で乾燥すると繊維の
モジユラスは増加するものの、切断時伸びは低下すると
している。
特開昭53−98415号は、パラ−アラミド繊維の紡糸後
の乾燥処理方法を開示しているが、この方法においては
約200℃未満の温度において繊維の最大伸びの約20〜90
%の延伸比において、繊維に一段乾燥を施している。
特公昭55−11763号は、パラ−アラミド繊維の紡糸後
の繊維処理方法を開示しており、ここで繊維は、乾燥繊
維の重量の100%の量の残留紡糸溶剤を保持したまま、1
00℃未満の温度において最大伸びの約20〜80%の延伸を
与えられ、洗浄して残留紡糸溶剤を除き、乾燥したの
ち、一定長さを与える張力下に300℃を越える温度で熱
処理される。
特公昭55−11764号は、パラ−アラミド繊維の紡糸後
の繊維処理方法を開示しており、ここで繊維は、水中で
洗浄され、湿ったまま100℃を越える温度の飽和蒸気中
で最大伸びの約20〜90%の延伸を与えられ、乾燥したの
ち、一定長さを与える張力下に300℃を越える温度で熱
処理される。
特開昭60−88117号は、パラ−アラミド繊維の紡糸後
の乾燥処理方法を開示しており、ここで繊維は、すべて
200℃未満の温度において、50%を越える水と共に、1
〜10gpdの張力を与えながら延伸工程を施され、次いで
繊維の長さを、張力付与の際と同一の長さに保ちながら
乾燥工程に付される。
特開昭61−167015号は、パラ−アラミド繊維の紡糸後
の乾燥処理方法を開示しており、ここで繊維は、無張力
予備脱水が施され、含水量を約20〜80%に低下させたの
ち、5〜15gpdの一定張力下に50〜150℃の温度において
一段の乾燥が施される。
発明の要約 本発明は高モジユラス、高引張強さを有するパラ−ア
ラミド繊維の製造のための、改良した、紡糸後方法を提
供するものであり、この方法においては、繊維を洗浄
し、少なくとも15%の水を含有する間に約50℃未満の温
度で約3秒を越える時間にわたって切断荷重の40〜95%
の範囲内で一定張力において先ず延伸し、次いで最初の
延伸における温度よりも高いが約350℃よりも高くない
温度で最初の一定張力(第一の張力)の10〜100%であ
る第二の一定張力の下に乾燥する。繊維が乾燥重合体の
重量に基づいて、2〜10%の水を含有するようになった
ときに乾燥は完了する。
本発明によれば、紡糸後処理を行なわなかった場合に
有していると思われる引張強さよりも15%以上低くはな
い引張強さを有する、きわめて高モジユラスの繊維が得
られる。この方法は二段プロセスであることを特徴とし
ており、その第一段においては、低い温度で湿った非崩
壊条件における高い一定応力での延伸によって重合体分
子の整列を達成し、且つ第二段においては延伸応力以下
の一定応力において繊維の乾燥を行う。
配向され且つそれによって強度を上げるためには、繊
維の製造中のある時点で繊維に比較的高い応力を加えな
ければならない。本発明の二段プロセスによれば、繊維
がまだ水で膨潤している間であって且つ、比較的高い温
度において繊維を乾燥する際のように容易には繊維が損
傷しない間に、低い温度で繊維に張力を与える。本発明
の重要な点は、二段プロセスによって、乾燥温度よりは
かなり低い温度において、即ち繊維の脆弱性が著しく低
い条件下において、繊維に最大の張力を与えるというこ
とである。第一段の応力と操作条件は、繊維中の分子が
延伸の軸に沿って配向するようにし、第二段の応力と操
作条件は、繊維に対して最低限度の損傷を与えるのみの
応力と加熱の組合わせのもとで乾燥するようにすること
である。第二段においては、応力に対する好適範囲と温
度に対する好適範囲が存在する。その範囲内の高い部分
の応力を用いるときは、その範囲内の低い部分の温度を
用いることが繊維の損傷を避けるために適切である。
パラ−アラミドとしてはポリ(p−フエニレンテレフ
タルアミド)であることが好ましいが、たとえば、米国
特許第3,767,756号中に記載されているような、いわゆ
るエア−ギヤツプ紡糸プロセスを用いる異方性紡糸ドー
プにより紡糸されたものである限りは、如何なるパラ−
アラミド繊維も用いることができる。このプロセスには
少なくとも30g/100ml硫酸のポリアミド濃度を有する98.
0〜100.2%硫酸中の芳香族ポリアミドの異方性溶液を非
凝固性流体の層を通じて凝固浴中に押出して繊維を製造
する方法も含まれる。
発明の詳細な説明 本発明の方法は、如何なるパラ−アラミド重合体物質
から製造された、いまだ乾燥していないパラ−アラミド
繊維に対しても適用することができるが、ポリ−p−フ
エニレンテレフタルアミドホモポリマーが好適である。
ここでポリ−p−フエニレンテレフタルアミドとはp−
フエニレンジアミンと塩化テレフタロイルの等モルの割
合における重合により生じるホモポリマー及び、さら
に、少量の他の芳香族ジアミンを伴なうp−フエニレン
ジアミンと、少量の他の芳香族二塩基酸クロリドを伴な
う塩化テレフタロイルから得られる共重合体をも意味す
る。原則として、他の芳香族ジアミンと他の芳香族二塩
基酸クロリドはp−フエニレンジアミン又は塩化テレフ
タロイルの多くとも約10モル%まで、あるいはそれより
も僅かに高い量で、使用することができる。ただし、他
のジアミン及び二塩基酸クロリドが重合反応を妨害する
反応性の基を有していないことが条件である。繊維は、
どのようなデニールのものであってもよい。
乾燥に先行する湿った繊維の最初の延伸工程は50℃未
満の周囲温度において行なう。この段階で糸に加える引
張荷重は切断荷重の40%を超えなければならないが、糸
を切断するか又はさもなければ糸に機械的に損傷を与え
るほど大きくてはならない。繊維切断荷重の40〜95%の
範囲の引張荷重が適当であり;且つ繊維切断荷重の50〜
80%の範囲の引張荷重がより好ましい。本発明の目的に
対しては、切断荷重とは、処理条件下において、処理さ
れる繊維の切断が認められる応力である。延伸工程は、
膨潤した、崩壊していない繊維に対して行なわなければ
ならず、且つ非崩壊構造を維持するために必要な最低量
よりも多い水分を有する繊維に対して行なわなければな
らない。原則として、延伸工程のための繊維は乾燥繊維
材料に基づいて、15〜100重量%の水分を含有し、通常
は少なくとも20%の水分を含有することが好ましい。特
定の目的に対して望ましいか又は必要なときは、延伸工
程は、繊維凝固浴として使用されるような酸の水溶液又
はその他の液体中で、行なうことができる。延伸工程
は、繊維凝固の完了後であって且つ乾燥による繊維崩壊
が生じる前に行なう。
乾燥工程に対する最適の引張荷重は使用する全般的な
条件に依存する。いずれにしても、繊維に対する損傷
は、乾燥工程に対する引張荷重を、延伸工程において用
いる引張荷重よりも大きくないように維持することによ
って、最低限度とすることができる。乾燥中の引張荷重
は延伸に対する引張荷重の10〜100%であり、乾燥中の
引張荷重は延伸に対する引張荷重の20〜60%であること
が好ましい。乾燥は固体表面と直接接触しないようにす
ることが好ましい。乾燥工程は、繊維の損傷を最低限に
するという目的と矛盾しない、実用的である限りの低い
温度で行なう。乾燥は通常は、延伸工程の温度よりは高
いが約350℃未満、好ましくは200℃未満の温度で行な
う。
延伸工程と乾燥工程は、繊維の長さを一定に保つのと
は対照的に、一定の張力において行なうことが、本発明
の実施に対して重要且つ必須である。フイラメントモジ
ユラスの改良は繊維の製造の延伸と乾燥工程において用
いる張力に強く関連することが認められている。繊維の
長さを一定に保って乾燥するときは、張力のかなりの緩
和が生じ、その緩和の程度は最初の張力荷重、乾燥温度
及び繊維の含水量に依存して異なる。この張力の緩和の
結果として、繊維長さを一定に保つ乾燥は、一定張力で
の乾燥におけるよりも繊維製品の性質を制御することが
遥かに低い程度で可能であるにすぎない。初期張力の50
%というような大きな張力の緩和が繊維長さを一定に保
つ乾燥に対して認められている。本発明に従って一定の
張力に維持することにより、連続延伸及び付随する分子
配向の改良、及び構造の強化をもたらし、それによって
最適の配向と性質が得られる。一定張力での延伸と一定
張力での乾燥を組合わせてパラ−アラミド繊維を製造す
ることは、延伸工程又は乾燥工程を一定の繊維長さで行
なう場合に得られるパラ−アラミド繊維と比較して、驚
くほど向上した性質を有する繊維が得られる。
繊維に対する一定の張力は、繊維を前に進めるために
用いるロールの表面速度を適当に制御することによって
好適に維持される。張力を維持するためには、たとえば
糸ブレーキ又はアイドラープーリーのような他の手段を
用いることもできる。
延伸工程のための張力は、高度の繊維の切断を生じる
ことがなければできる限り高いことが好ましく、一般に
は、切断荷重の40〜95%の範囲である。乾燥工程に対す
る張力もまた、繊維の損傷なしに用いることができるな
らでき限り高いことが好ましいが、乾燥の温度に大きく
依存する。
乾燥後に、たとえば、乾燥した糸をスプール又はボビ
ンに巻き取るというような、任意の所望の方式で包装す
ることができる。包装前に仕上剤又は水を繊維に対して
加えることができる。
本発明の方法は連続的に又はバツチ方式で実施するこ
とができる。良好な加水分解安定性と長い屈曲寿命を有
する繊維が得られることもまた認められた。
試験 糸上の水分 この測定は、どの段階においても有用であるが、通常
は乾燥の有効性を調べるために乾燥工程から受け入れた
直後の糸に対して用いられる。乾燥したままの糸を仕上
げ剤なしで四つ以上の糸層に対して十分な横切る行程を
用いてボビン上に巻き取る。ボビンの取外しに際し、そ
の表面層を除き、少なくとも0.5gの重さを与えるに十分
な長さの試料を取出し、直ちにポリエチレン袋の内側に
入れ、それをテープで封じる。袋、テープ及び試料の重
さをW1として記録する。試料をアルミニウムカツプ中に
入れて135〜140℃のオーブン中で30分間加熱する。その
間、袋とテープの重さをW2として記録する。従ってW1
W2は湿った試料の重さとなる。アルミニウムカツプ中の
加熱試料をオーブンから取出して直ちに窒素雰囲気で保
ったデシケーター中に入れ5分間冷却する。次いで乾燥
糸試料のみの重さを計ってW3を得る。始めに集めたとき
の糸中の含水量%(MOY%)を下式から計算する: 引張強さ 引張強さ(切断強さ)、伸び(切断伸び)及びモジユ
ラスをインストロン試験機(インストロンエンジニヤリ
ング社、マサチユーセツツ州、カントン)によるフイラ
メントの切断試験によって測定する。
引張強さはフイラメントの線密度で除したフイラメン
トの切断応力として記録する。モジユラスは、引張強さ
と同一の単位に変換した0.1〜0.4%のひずみからの初期
応力/ひずみ曲線の傾斜として記録する。伸びは切断時
における長さの増加百分率である。引張強さとモジユラ
スは共に先ずg/デニール単位で計算し、それに0.8826を
乗ずるとdN/tex単位となる。記録した各測定値は10切断
値の平均である。
フイラメントに対する引張特性は、約21℃で約50〜60
%の相対湿度の条件において少なくとも14時間コンデイ
シヨニングしたのち、測定する。2.54cmのゲージ長さと
0.25cm/分の引張速度を用いる。フイラメントの引張特
性は通常は少なくとも糸に対する性質と同程度の大きさ
であり、引張強さは3gpd(2.6dN/tex)程度だけ大であ
ることが多い。本明細書中の実施例において記録した引
張特性はフイラメントに対する値である。
線密度 フイラメントのデニールすなわち線密度は、2〜4cm
の長さのフイラメントを張力下に振動数を変化させて振
動させることによって測定した、その基本的共鳴振動数
から計算する(ASTM D1577−66,パート25,1968)。
糸のデニールすなわち線密度は既知の長さの糸の重さ
を計ることによって決定される。デニールは9000mの糸
のg単位での重さと定義する。
実施に際しては、測定した試料のデニール、試験条件
及び試料の同定を試験開始前に計算機中に入れ、計算機
が試料の切断までの荷重−伸び曲線を記録し、次いで各
性質を計算する。
固有粘度 固有粘度(ηinh)は30℃において測定して、下式か
ら計算する: ηinh=ln(t1/t2)/c、ここで t1=粘度計中の溶液の流下時間、 t2=粒度計中の溶媒の流下時間、 c=0.5g/dlの重合体濃度。
溶媒は濃硫酸(95〜99重量%)である。
好適実施態様の記述 ポリ−p−フエニレンテレフタルアミド重合体の製造
(PPD−T) ポリ−p−フエニレンテレフタルアミド重合体は、17
28部のp−フエニレンジアミン(PPD)を、27.166部の
N−メチルピロリドン(NMP)と2478部の塩化カルシウ
ムの混合物中に溶解し、窒素雰囲気下の重合反応器中で
約15℃に冷却したのち、急速に撹拌しつつ3243部の溶融
した塩化テレフタロイル(TCl)を添加することによっ
て製造した。溶液は3〜4分でゲル化した。温度を25℃
以下に保つように冷却しつつ、撹拌を1.5時間続けた。
生成した反応物はクラム状生成物であった。クラム状生
成物を小さい粒子状に粉砕し、それを23%NaOH溶液、3
部の水と1部のNMPから成る洗浄液及び最後に水を用い
て、スラリー状とした。
スラリーを最後に水で洗浄したのち、洗浄した重合体
生成物を脱水し、乾燥空気中で100℃において乾燥し
た。乾燥重合体生成物は6.3の固有粘度(IV)を有し、
0.6%未満のNMP、440ppm未満のCa++,550ppm未満のCl-
び1%未満の水を含有した。
PPD−Tから成る繊維の製造 重合体を100.1%の硫酸中に19.3重量%溶液(44.4g/1
00ml硫酸)になるように溶解することによって、異方性
紡糸溶液を調製した。その紡糸溶液を約74℃において紡
糸口金を通じて4mmのエアギヤツプ中に、次いで3℃の
温度に保った10%水性硫酸の凝固浴中に押出し、その浴
中からあふれ出る溶液を繊維と共にオリフイスを通して
下向きに送った。紡糸口金は200デニールの糸を与える
ような直径0.064mmの穴を有していた。繊維は約0.025秒
間にわたって凝固浴と接触した。繊維を凝固浴から分離
し、400ypmで前進させ、2段階で洗浄した。第一段階で
は15℃の温度を有する水を糸上に噴霧して酸の大部分を
除いた。第二段階では、水酸化ナトリウムの水溶液を糸
上に噴霧し、その後に水の噴霧を行なった。第二段階に
おいては、液体噴霧の温度は15℃であった。糸の外面か
ら過剰の水を除いたのち、乾燥することなく(糸の水分
約85%)糸を巻取った。
実施例1 この実施例においては、上記のようにして得た湿った
繊維に対して、本発明による二段階で一定張力を与える
処理を施した。
この実施例中の各試験に対して、一定長さの200デニ
ールの乾燥していない糸を、インストロン引張試験機の
つかみの間の窒素パージした管状オーブン中に送った。
窒素温度を20〜30℃に設定し、湿った糸に対して14gpd
の第一の張力を加え、それを10〜15秒にわたって一定に
保った。この糸の静的条件に対する切断荷重は18gpdで
あり且つ第一の張力はその77.8%であった。
次いで張力を第二の張力まで下げて、175℃の穏和に
加熱した条件下、約6分の間一定に保って乾燥した。
これらの試験に対する第二の張力は3〜10gpd(第一
の張力の20〜71%)で変化させたが、それぞれの試験中
では一定に保持した。この実施例における第二の張力及
び得られた繊維の引張特性を第1表中に示す。“対照”
特性は無張力下に室温で乾燥した同一繊維に対するもの
である。
比較実験として、これらの全く乾燥していない同一の
繊維を特開昭60−88117号のものと同様な方法によって
処理したが、この方法においては繊維の長さを一定に保
ち初期張力下に20〜30℃でインストロンのつかみの間の
同一オーブン中に入れたのち、一定張力ではなく、その
繊維の長さを一定に保って乾燥した。初期張力は3〜10
gpdの間で変え、それによって生じる繊維長さを175℃の
6分間の乾燥の間一定に保持した。比較試験において得
た糸からのフイラメントの引張特性を第1表中で試験
“C"として示す。
第1図を参照すると、本発明の繊維を“2段”として
表示し、比較試験の繊維を“一定L"として表示してい
る。本発明に従って製造した繊維に対するモジユラスは
乾燥張力の全範囲にわたって繊維長さを一定に保って得
た繊維に対するモジユラスより高いことを認めることが
できる。
実施例2 この実施例においては、上記のようにして製造した追
加の湿った繊維に、動的方式において、本発明の二段階
の、一定張力処理を施した。
200デニールの乾燥してない糸を一組の磁気ブレーキ
中に、次いで駆動ロールへと送って、その間で、水で膨
潤した糸に対して室温条件下に張力を加えた。この第一
の駆動ロールから出る糸を、糸の乾燥のために加熱窒素
が流してある管状のオーブン中に送った。管状オーブン
に続く第二の駆動ロールによって乾燥オーブン中での糸
の滞留時間と張力を調節した。
第一の張力は、50℃未満の温度において、二つの比較
的高い水準で加え、且つ一定に保った。第二の張力と乾
燥は約175℃において約15秒間行ない、実施例中の各試
験によって一定張力値を変化させた。実施例1中に記し
たように、繊維に対する静的切断荷重は18gpdであった
けれども、この実施例の動的条件に対しては切断荷重は
15gpdであった。この実施例において得たフイラメント
の引張特性を第2表中に湿す。“対照”と記載したのは
室温で無張力下に乾燥した同一繊維の試料に対するもの
である。対照繊維は28.2/4.2/605のT/E/Mを示した。
同じく比較的高い第一の張力と変化させた第二の張力
を使用する、第二の試験系列においては、約350℃で約
5秒間の乾燥を行なった同一繊維を解析した。第二の系
列の試験を第2表中で、“2′−n"というように、プラ
イムを付して示す。
比較実験において、これらの未乾燥繊維は第一の張力
が非常に低く、第二の張力が非常に低いか又は第一の張
力より高いかのいづれかであるプロセスにより処理され
た。
比較実験により得られた繊維の引張特性を第2表中で
試験“C"として示す。
第2図を参照すると、本発明の繊維を10〜12gpdの第
一段の張力を有るように示してある二つの上方の曲線に
よって表わし;且つ比較試験の繊維は2及び4gpdのみの
第一段の張力を有するように示してある二つの下方の曲
線によって表す。比較試験の低い第一の張力と組み合せ
た低い第二の張力によって低い引張強さと低いモジユラ
スが生じ、一方、本発明の高い第一の張力は広い範囲の
乾燥張力にわたって高い引張強さとモジユラスを与える
ことに注目すべきである。
実施例3 実施例1において、本発明の実施を、一つの一定の第
一の張力及び種々の一定の第二の張力を用いる一連の試
験によって実証した。実施例2において、二つの水準の
第一の一定張力及び種々の一定の第二の張力についての
実証を示した。この実施例においては、いくつかの第一
の一定張力と狭い範囲の第二の一定張力を用いて処理し
た繊維を解析する。
上記のようにして製造した湿った繊維に、本発明の二
段の一定張力処理を施した。
磁気ブレーキ、駆動ロール及びオーブンは実施例2に
おいて用いたものと同一であった。
第一の張力は50℃未満の温度で加え、その一定張力を
実施例中の試験によって変化させた。第二の一定張力及
び乾燥は約175℃において約15秒間行ない、且つ一定張
力を2.7〜3.5gpdの狭い範囲内に保った。この実施例の
未乾燥繊維に対する切断荷重は、本実施例の処理条件下
において、15gpdであった。この実施例において得たフ
イラメントの引張特性を第3表中に示す。
実施例4 この実施例においては、繊維を乾燥するために用いた
温度の関数として繊維を解析した。
前記において製造した湿った空気に、本発明の二段一
定張力処理を施した。
磁気ブレーキ、駆動ロール及びオーブンは前の実施例
において用いたものと同一であった。
未乾燥繊維に対して12.5gpdの第一の一定張力を加え
て50℃未満の温度で10〜15秒間保った。第二の一定張力
と乾燥は異なる温度で約15秒間行ない、且つ高い温度が
繊維の切断を減ずるために比較的低い張力を指令する場
合を除いて2.5〜3.5gpdの狭い範囲内の一定張力を保っ
た。この実施例の未乾燥繊維に対する切断荷重は、実施
例における処理条件下において、約15gpdであり、第一
の一定張力は、その切断強さの約83%であった。この実
施例で得たフイラメントの引張特性を第4表中に示す。
本発明の主な特徴及び態様を記すと次のとおりであ
る。
1.少なくとも30g/100ml硫酸のポリアミド濃度を有する9
8.0〜100.2%硫酸中のポリアミドの異方性溶液を非凝固
性の流体の層を通じて凝固浴中に押出すことによって繊
維を製造し、これを洗浄し、洗浄した繊維に対して50℃
未満の温度において5秒よりも長い時間にわたって繊維
切断荷重の40〜95%内の第一の一定張力を加え、且つ繊
維を第一の一定張力の10〜100%の範囲の第二の一定張
力下に第一の一定張力における温度よりも高いが350℃
よりも低い温度で繊維が約2〜10%の含水量となるまで
乾燥する工程から成ることを特徴とする高モジユラス、
高引張強さを有する芳香族ポリアミド繊維の製造方法。
2.芳香族ポリアミドがポリ(p−フエニレンテレフタル
アミド)である、上記第1項記載の方法。
3.乾燥中に繊維にかける張力が少なくとも3gpdである、
上記第1項記載の方法。
4.凝固し且つ/又は洗浄した繊維の含水量が乾燥前に少
なくとも15%である、上記第3項記載の方法。
5.芳香族ポリアミドがポリ(p−フエニレンテレフタル
アミド)である、上記第4項記載の方法。
6.乾燥の前に洗浄した繊維にかける張力が少なくとも8g
pdである、上記第4項記載の方法。
7.芳香族ポリアミドがポリ(p−フエニレンテレフタル
アミド)である、上記第6項記載の方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は、繊維の乾燥中に一定応力をかけることによっ
て達成されるフイラメントのモジユラスを、一定長さに
おける繊維乾燥の場合と比較した改質を示すグラフであ
る。 第2図は、湿潤時の繊維の高応力延伸及びその後の繊維
乾燥の間の高応力延伸により、フイラメントモジユラス
を増加させることが出来た本発明の方法の利点を表わす
グラフである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも30g/100ml硫酸のポリアミド濃
    度を有する98.0〜100.2%硫酸中のポリアミドの異方性
    溶液を非凝固性の流体の層を通じて凝固浴中に押出すこ
    とによって繊維を製造し、これを洗浄し、洗浄した繊維
    に対して50℃未満の温度において5秒よりも長い時間に
    わたって繊維切断荷重の40〜95%内の最初の一定張力を
    加え、且つ繊維を第一の一定張力の10〜100%である第
    二の一定張力下において第一の一定張力における温度よ
    りも高いが350℃よりも低い温度で繊維が約2〜10%の
    含水量となるまで乾燥することを特徴とする、高モジユ
    ラス、高引張強さを有する芳香族ポリアミド繊維の製造
    方法。
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