JPH07185148A - ひげそり器 - Google Patents

ひげそり器

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JPH07185148A
JPH07185148A JP6269580A JP26958094A JPH07185148A JP H07185148 A JPH07185148 A JP H07185148A JP 6269580 A JP6269580 A JP 6269580A JP 26958094 A JP26958094 A JP 26958094A JP H07185148 A JPH07185148 A JP H07185148A
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JP
Japan
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shaving
shaving unit
thin film
film layer
annular wall
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Application number
JP6269580A
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Inventor
Jacobus N Dekker
ニコラース デッカー ヤコブス
Elwin De Valk
デ ファルク エルウイン
Fred Fraij
フラエイ フレッド
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
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    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/14Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the rotary-cutter type; Cutting heads therefor; Cutters therefor
    • B26B19/143Details of outer cutters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
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    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/384Dry-shaver foils; Manufacture thereof

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ひげそり器の皮膚に対するひげそり感覚を改
良し、且つより皮膚に近いひげ毛を剪断する。 【構成】 外側ひげそり3単位は円環状壁面部分5と、
実質的に放射状に拡がり、多数のひげ挿入孔を設けた薄
膜層7とからなり、薄膜層の湾曲した端縁部分13は半
径方向断面から見て半径Rが0.3から0.7mm径の円
弧を描くように形成される。ひげそり感覚を改良するた
めに、半径方向の断面で見て、少なくとも円環状壁面部
分5の外側面で切削刃10の環状経路11のある方と反
対側の部分14が外側に張出した弓状になり、この弓状
部分14の軸方向に最も外側に張出した点16と、円環
状壁の外側を示す複数の点即ち内側ひげそり単位の回転
軌跡11の外側径20と内側径21の丁度反対側に位置
する2点18、19を結んだ線との間の垂直方向距離1
5が12から100μmになるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外側ひげそり単位と、
該外側ひげそり単位に対して回転駆動されるようにした
内側ひげそり単位をもつひげそり器に関し、前記外側ひ
げそり単位は円環状壁面部分と、実質的に放射状に拡が
り、その間に多数のひげ挿入孔を設けた薄膜層とからな
り、薄膜層の湾曲した端縁部分は半径方向断面から見て
0.3から0.7mm径の円弧を描くように形成され、内
側ひげそり単位は、外側ひげそり単位の内側円形壁面に
接触してひげを切断する複数のカッターよりなる。
【0002】
【従来の技術】上記のようなひげそり器は、米国特許第
4,926,550号明細書に示すように従来公知であ
る。公知のひげそり器の外側ひげそり単位の薄膜層は平
坦である。ひげが挿入孔内に効果的に捕捉されるように
するためには、薄膜層の端縁が適切な円弧を描いて丸く
なっていることが極めて重要である。通常、米国特許第
4,926,550号明細書に開示されたひげそり器で
は、円弧の半径は0.7mmを越えない値である。他の重
要な要素はひげそり感覚、即ちひげそり器が使用者の皮
膚にどの程度荒く感じられるかということである。この
ひげそり感覚は前記円弧の度合いに影響される。通常、
ひげそり感覚の観点から、この円弧は0.3から0.7
mmの間の値となることが好ましい。これより小さい円弧
では、ひげそり感覚が荒くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はひげそ
り器のそり心地、すなわちより皮膚に密着してひげをよ
り良く剃るとともに、ひげそり感覚が従来通りか、更に
改良されることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明では本明細書の最初の項で述べたような形式のひげそ
り器に於いて、半径方向の断面から見て、円環状壁面部
分の外側面で、少なくとも切削刃の環状経路のある方と
反対側の部分が外側に張出した弓状になり、この弓状部
分の軸方向に最も外側に張出した点と、円環状壁の外側
を示す複数の点即ち内側ひげそり単位の回転軌跡の外側
径と内側径の丁度反対側に位置する2点を結んだ線との
間の距離が12から100μmの値をとるようにしてい
る。
【0005】ひげそり感覚はひげそり器の外側部分と皮
膚の間の接触圧力いかんによって決まる。平坦な薄膜層
とこの薄膜層の半径方向端部が0.5mmの円弧を描くよ
うにしたもの(米国特許第4,926,550号明細
書)では、薄膜層の半径方向端縁では高い接触圧力で、
ひげそりが行われる薄膜層の中央部分では低い接触圧力
となる。
【0006】本発明によるひげそり器では、接触圧力は
米国特許第4,926,550号明細書に記載のひげそ
り器より、薄膜層の外側に凸状になった部分で高くなる
が、薄膜層の円周端縁では低くなるように見える。その
結果、本発明のひげそり器は皮膚上を滑って行く時の感
覚が従来品より、より滑らかである。又薄膜層の中心部
分での接触圧力がより高いので、皮膚面が毛穴のより深
い所まで圧迫され、ひげ毛はより皮膚に近い箇所で剪断
されることになる。
【0007】びげそり部分の外面が丸く湾曲しているひ
げそり器は、例えば英国特許公開第598,664号明
細書に示すように公知である。上記明細書に開示された
ひげそり器の外側ひげそり部分は断面半円形であり、剛
固な構造となっている。この構造はそれ以前の物に比
べ、変形の恐れがなくより小型のものを製造することが
出来る。その結果、ひげ毛はより皮膚に近い所で剪断す
ることが出来る。しかしこのように急な湾曲の薄膜層を
もったひげそり器の欠点は、ひげ毛が効果的に捕らえら
れないということである。このひげそり器が皮膚上を移
動する時、ひげ毛は実質横倒しにされ、その結果薄膜層
との間に程よく立つことが出来ない。更に、薄膜層の端
縁が皮膚に接触しないので、ひげそり効率は落ちる結果
になる。
【0008】米国特許第3,618,210号明細書に
は、湾曲した柔軟性のフォイルが外側ひげそり部分とし
て用いられた回転式ひげそり器が開示されている。この
場合、薄膜層の端縁はひげそり器容器のリムの下側に配
置される。その結果ひげ毛のひげそり部分への挿入が乏
しくなる。
【0009】外側に僅かに湾曲したひげそり面と、端縁
部分で小さい半径の湾曲部分をもつものとの組み合わせ
は、より良いひげそり効率(ひげ毛がより深く剃れる)
と、比較的良好なひげそり感覚をもたらす。外側に張出
した弓状部分が円環壁部分の円形端縁とスムーズに接続
することが望ましい。外側に張出した弓状部分と円環壁
部分の端縁部分との間に、内側に導かれた弓状部分が備
えられ、これは少なくとも切削刃の円弧状軌跡に対向す
る端縁に配置されるのが望ましい。この結果、接触圧力
は一定になり、そうして皮膚の湾曲度は最小限度に止ま
るので、皮膚を傷める度合いが少なくなる。
【0010】
【実施例】本発明は添付図面に基づいて、以下に示す実
施例により、さらに詳細な説明がなされる。本発明のひ
げそり器は、3個のひげそり単位2を持つハウジング1
により構成される。ひげそり単位2は外側ひげそり単位
3と、これに対して回転駆動される切削刃からなる内側
ひげそり単位4よりなる。内側ひげそり単位は公知の方
法により、図示しないが、ハウジングに収納された電動
モータにより回転駆動される。
【0011】外側ひげそり単位3は実質円環状壁部分5
を備える。図2に示すように、外側ひげそり単位の内側
は、壁部分5の部分では円形窪み6になっている。壁部
分5は、実質放射方向に伸びる薄膜層7を構成し、この
薄膜層の間にひげ毛が進入する溝孔8が形成される。内
側ひげそり単位4は切断刃10をもつカッタ9により構
成され、外側ひげそり単位3の薄膜層7部分を形成する
円形窪み6の内側面12に内接して、切断刃の軌跡11
を描く。
【0012】弓状部分の半径方向断面の端縁部13は、
約0.5mmの半径R1 の曲率で湾曲部分が形成される。
半径方向の断面図(図2及び3)で示すように、切断刃
10の環状軌跡11と対向する位置にある、外側ひげそ
り単位の壁部分5の外側壁面の一部分14は、外側に弓
状に張出している。この外側への曲率は、この弓状部分
の軸15方向に最も外側に張出した点16と、円環状壁
の外側を示す複数の点即ち内側ひげそり単位の回転軌跡
の外側径20と内側径21の丁度反対側に位置する2点
18及び19を結んだ線17との間の垂直方向の距離に
よって決まる。この距離は12乃至100μmである。
円環状壁部分5の外側表面は連続したトロイド状となっ
ている。
【0013】図3は外側ひげそり単位の断面が僅かに異
なる他の実施例を示す。この実施例では、外側に張出し
た弓状部分14と湾曲端縁部13との間に、内側に窪ん
だ弓状部分22を備える。内側に窪んだ部分は、少なく
とも切断刃10の端縁23に対向する外側表面に設けら
れる。これら弓状部分は互いに連続し、且つ円環状壁の
湾曲した端縁まで滑らかに連結される。
【0014】図4は皮膚と、夫々異なる外側表面を有す
る外側ひげそり単位との間の接触圧力の、場所による変
化を示す。図5は前記接触圧力の夫々のカーブに対応す
る外側ひげそり単位の形状を図式的に示す。実線(a)
は平坦な薄膜層よりなるひげそり器(米国特許第4,9
26,550号明細書)を、破線(b)は(図2に示し
た)外側のみに湾曲した弓状部分を持つひげそり器を、
点線(c)は(図3に示した)外側に張出した弓状部分
のいずれかの側に内側に張出した弓状部分を持つひげそ
り器を示す。
【0015】
【発明の効果】以上のことから明瞭に見て取れるよう
に、平坦な表面の薄膜層の端縁13にかかる接触圧力は
弓状に湾曲した薄膜層の端縁のそれよりも実質的により
高くなり、薄膜層の中央部分ではその状況は完全に逆
に、即ち湾曲した薄膜層のものが平坦な薄膜層のものよ
り高くなる。点線で示したものについて見ると、切削刃
の端縁23近傍の接触圧力は他より低くなっている。薄
膜層の中央部分の接触圧力がより高くなっているため
に、ひげ毛はより皮膚に近い所で剪断することが出来
る。端縁部分の接触圧力が低くなる結果、ひげそり感覚
は改良される。即ちひげそり器はより良い感触で皮膚に
当たることになる。更に薄膜層の弓状表面によって、ひ
げそり器は皮膚上をより滑らかに移動することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】3個のひげそり単位をもつ、本発明のひげそり
器の見取り図である。
【図2】断面形状が弓状に湾曲した薄膜層を持つ本発明
の外側ひげそり単位の、拡大断面図である。
【図3】断面形状が弓状に湾曲した薄膜層を持つ本発明
の外側ひげそり単位の他の実施例の、拡大断面図であ
る。
【図4】夫々異なる断面形状を有する弓状薄膜層と皮膚
との間の接触圧力の場所による変化を示すグラフであ
る。
【図5】図4に示す接触圧力の夫々のカーブに対応する
外側ひげそり単位の形状を図式的に示す。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ひげそり単位 3 外側ひげそり単位 4 内側ひげそり単位 5 円環状壁部分 6 円形窪み 7 薄膜層 8 溝孔 9 カッタ 10 切断刃 11 軌跡 12 内側面 13 端縁 14 外側壁面部分 15 軸 16、18、19 点 17 線 20 外側径 21 内側径 22 弓状部分 23 端縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルウイン デ ファルク オランダ国 9203 ゼットエヌ ドラヒテ ン オリーモレンストラート 5 (72)発明者 フレッド フラエイ オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ 1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側ひげそり単位と、該外側ひげそり単
    位に対して回転駆動されるようにした内側ひげそり単位
    とからなる少なくとも1個のひげそり単位からなり、前
    記外側ひげそり単位は円環状壁面部分と、実質的に放射
    状に拡がりその間に多数のひげ挿入孔を設けた薄膜層と
    からなり、前記薄膜層の湾曲した端縁部分は半径方向の
    断面から見て0.3から0.7mm径の円弧を描くように
    形成され、前記内側ひげそり単位は、外側ひげそり単位
    の内側円形壁面に接触してひげを切断する複数のカッタ
    ーよりなるひげそり器において、 半径方向の断面から見て、少なくとも円環状壁面部分の
    外側面で切削刃の環状経路のある方と反対側の部分が外
    側に張出した弓状になり、この弓状部分の軸方向に最も
    外側に張出した点と、円環状壁の外側を示す複数の点即
    ち内側ひげそり単位の回転軌跡の外側径と内側径の丁度
    反対側に位置する2点を結んだ線との間の距離が12か
    ら100μmの値をとるようにしたことを特徴とする、
    ひげそり器。
  2. 【請求項2】 前記外側に張出した弓状部分が、それを
    取り巻く円環状壁面部分の湾曲端面に滑らかに接続して
    いることを特徴とする、請求項1に記載のひげそり器。
  3. 【請求項3】 前記外側に張出した弓状部分の端縁が、
    少なくとも切削刃の回転軌跡の端縁に対向する部分に設
    けられた内側に窪んだ弓状部分に連続していることを特
    徴とする、請求項1に記載のひげそり器。
JP6269580A 1993-11-05 1994-11-02 ひげそり器 Pending JPH07185148A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
BE9301225A BE1007711A3 (nl) 1993-11-05 1993-11-05 Scheerapparaat.
BE09301225 1993-11-05

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JPH07185148A true JPH07185148A (ja) 1995-07-25

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JP6269580A Pending JPH07185148A (ja) 1993-11-05 1994-11-02 ひげそり器

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US (1) US5544414A (ja)
EP (1) EP0652086B1 (ja)
JP (1) JPH07185148A (ja)
CN (1) CN1051950C (ja)
BE (1) BE1007711A3 (ja)
DE (1) DE69417838T2 (ja)
RU (1) RU2121432C1 (ja)

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