JPH07183410A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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- JPH07183410A JPH07183410A JP5328331A JP32833193A JPH07183410A JP H07183410 A JPH07183410 A JP H07183410A JP 5328331 A JP5328331 A JP 5328331A JP 32833193 A JP32833193 A JP 32833193A JP H07183410 A JPH07183410 A JP H07183410A
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- Semiconductor Memories (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 周辺回路トランジスタの特性を向上させると
ともにメモリセルサイズを大きくせずにゲート酸化膜の
劣化を抑制する。 【構成】 周辺回路トランジスタの活性領域にリング状
ゲート電極7aを形成するとともに、リング状ゲート電
極7aの外側にソース領域4、内側にドレイン領域5を
形成する。また、第2導電型の埋込層(ボトムn層20
7)が、フローティングゲートへの電子の注入が消去動
作となる半導体記憶装置において、基板ホットエレクト
ロン注入のための注入層となる。
ともにメモリセルサイズを大きくせずにゲート酸化膜の
劣化を抑制する。 【構成】 周辺回路トランジスタの活性領域にリング状
ゲート電極7aを形成するとともに、リング状ゲート電
極7aの外側にソース領域4、内側にドレイン領域5を
形成する。また、第2導電型の埋込層(ボトムn層20
7)が、フローティングゲートへの電子の注入が消去動
作となる半導体記憶装置において、基板ホットエレクト
ロン注入のための注入層となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不揮発性半導体記憶
装置に関し、特に、電気的に情報の書込および消去が可
能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
装置に関し、特に、電気的に情報の書込および消去が可
能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置を製造する際に、
周辺回路で0V付近の低いしきい値電圧を有するトラン
ジスタが必要となる場合がある。この場合、チャネルド
ープを行なわない基板トランジスタ(ウェル内にない基
板上のトランジスタ)を形成することがある。従来で
は、基板トランジスタを形成するためにレトログレード
ウェルプロセスが用いられる。図6は、従来のレトログ
レードウェルプロセスを用いて形成した周辺回路の基板
トランジスタを示した平面図であり、図7は図6のX−
Xに沿った断面図である。図6および図7を参照して、
従来のレトログレードウェルプロセスを用いて形成した
基板トランジスタでは、P型半導体基板101の主表面
上の所定領域に分離酸化膜103が形成されている。分
離酸化膜103の下にはPウェル102が形成されてい
る。分離酸化膜103によって囲まれた活性領域上には
所定の間隔を隔ててソース領域104およびドレイン領
域105が形成されている。ソース領域104とドレイ
ン領域105との間に位置するP型半導体基板101上
にはゲート絶縁膜106を介してゲート電極107が形
成されている。
周辺回路で0V付近の低いしきい値電圧を有するトラン
ジスタが必要となる場合がある。この場合、チャネルド
ープを行なわない基板トランジスタ(ウェル内にない基
板上のトランジスタ)を形成することがある。従来で
は、基板トランジスタを形成するためにレトログレード
ウェルプロセスが用いられる。図6は、従来のレトログ
レードウェルプロセスを用いて形成した周辺回路の基板
トランジスタを示した平面図であり、図7は図6のX−
Xに沿った断面図である。図6および図7を参照して、
従来のレトログレードウェルプロセスを用いて形成した
基板トランジスタでは、P型半導体基板101の主表面
上の所定領域に分離酸化膜103が形成されている。分
離酸化膜103の下にはPウェル102が形成されてい
る。分離酸化膜103によって囲まれた活性領域上には
所定の間隔を隔ててソース領域104およびドレイン領
域105が形成されている。ソース領域104とドレイ
ン領域105との間に位置するP型半導体基板101上
にはゲート絶縁膜106を介してゲート電極107が形
成されている。
【0003】しかしながら、上記のような従来の基板ト
ランジスタでは、レトログレードウェルプロセスを用い
てPウェル102を形成しているために、分離酸化膜1
03の直下にチャネルカット注入層が形成されない構造
になる。このため、チャネル全面より先に、分離酸化膜
端部103aで反転層が形成されやすい。その結果、部
分的にソース領域104とドレイン領域105とがつな
がることになる。それにより、しきい値電圧を2つ持つ
ようなトランジスタ特性を示すという問題点があった。
ランジスタでは、レトログレードウェルプロセスを用い
てPウェル102を形成しているために、分離酸化膜1
03の直下にチャネルカット注入層が形成されない構造
になる。このため、チャネル全面より先に、分離酸化膜
端部103aで反転層が形成されやすい。その結果、部
分的にソース領域104とドレイン領域105とがつな
がることになる。それにより、しきい値電圧を2つ持つ
ようなトランジスタ特性を示すという問題点があった。
【0004】そこで、従来、分離酸化膜端部103aの
反転層形成を防ぐために、Pウェル102を分離酸化膜
103からはみ出して形成する方法が提案されている。
図8は、その提案された従来の基板トランジスタを示し
た平面図であり、図9は図8のX−Xに沿った断面図で
ある。図8および図9を参照して、その提案された従来
の基板トランジスタでは、Pウェル112を分離酸化膜
103からはみ出して形成している。ところが、この基
板トランジスタについても、2つの不純物濃度を有する
チャネルが存在することになる。したがって、この場合
もしきい値電圧を2つ持つようなトランジスタ特性を示
すという問題点があった。
反転層形成を防ぐために、Pウェル102を分離酸化膜
103からはみ出して形成する方法が提案されている。
図8は、その提案された従来の基板トランジスタを示し
た平面図であり、図9は図8のX−Xに沿った断面図で
ある。図8および図9を参照して、その提案された従来
の基板トランジスタでは、Pウェル112を分離酸化膜
103からはみ出して形成している。ところが、この基
板トランジスタについても、2つの不純物濃度を有する
チャネルが存在することになる。したがって、この場合
もしきい値電圧を2つ持つようなトランジスタ特性を示
すという問題点があった。
【0005】ところで、不揮発性半導体記憶装置におい
てフローティングゲートに電子を注入する手段として、
従来では、CHE(チャネルホットエレクトロン)注
入、FNトンネル注入が用いられている。図10は、従
来のチャネルホットエレクトロン注入を説明するための
模式図である。図10を参照して、チャネルホットエレ
クトロン注入では、ドレイン領域近傍の高電界を利用し
てエレクトロンが高いエネルギを得る。高いエネルギを
持ったエレクトロン(ホットエレクトロン)が空乏層中
を加速して進むと新しいエレクトロン−ホールペアを発
生させる。そして、フローティングゲート電極130の
電界によってゲート酸化膜140のエネルギ障壁を飛び
越えてフローティングゲート130中にエレクトロンが
入る。このようにして、チャネルホットエレクトロン注
入が行なわれる。
てフローティングゲートに電子を注入する手段として、
従来では、CHE(チャネルホットエレクトロン)注
入、FNトンネル注入が用いられている。図10は、従
来のチャネルホットエレクトロン注入を説明するための
模式図である。図10を参照して、チャネルホットエレ
クトロン注入では、ドレイン領域近傍の高電界を利用し
てエレクトロンが高いエネルギを得る。高いエネルギを
持ったエレクトロン(ホットエレクトロン)が空乏層中
を加速して進むと新しいエレクトロン−ホールペアを発
生させる。そして、フローティングゲート電極130の
電界によってゲート酸化膜140のエネルギ障壁を飛び
越えてフローティングゲート130中にエレクトロンが
入る。このようにして、チャネルホットエレクトロン注
入が行なわれる。
【0006】図11は、従来のFNトンネル注入を説明
するための模式図である。図11を参照して、従来のF
Nトンネル注入では、コントロールゲート電極150に
高電圧を印加することによってフローティングゲート1
30にも正の電圧を与える。これにより、エレクトロン
はフローティングゲート130の電界によってゲート酸
化膜140を通り抜けてフローティングゲート130に
注入される。このようにしてFNトンネル注入が行なわ
れる。
するための模式図である。図11を参照して、従来のF
Nトンネル注入では、コントロールゲート電極150に
高電圧を印加することによってフローティングゲート1
30にも正の電圧を与える。これにより、エレクトロン
はフローティングゲート130の電界によってゲート酸
化膜140を通り抜けてフローティングゲート130に
注入される。このようにしてFNトンネル注入が行なわ
れる。
【0007】ここで、フローティングゲート130に電
子を注入する場合、本来絶縁性のゲート酸化膜140を
通じて電子のやりとりを行なうので、ゲート酸化膜14
0の劣化は避けて通ることのできない大きな問題であ
る。つまり、ゲート酸化膜140の劣化が不揮発性半導
体記憶装置の書換耐性を決める大きな要因となる。した
がって、フローティングゲート130に電子を注入する
手段として、ゲート酸化膜140へのダメージの小さい
方が望ましい。ゲート酸化膜140を通じて電子をやり
とりする場合、単位面積あたりの総通過電子量が同じな
ら、ゲート酸化膜140にかかる電界の弱い方が劣化が
小さいことが知られている。これは、ゲート酸化膜14
0にかかる電界の弱い方が新たな電子トラップの生成が
少ないからである。上記した2つの電子注入手段のう
ち、CHE注入においては電子注入場所がドレイン領域
近傍の狭い領域であるので、単位面積あたりの電子通過
量が大きく劣化が大きい。また、FN注入においては、
CHE注入に比べて単位面積あたりの電子通過量は小さ
いが、その物理メカニズム上、高電界が必要となり、劣
化を考慮すると低電界での注入手段が望まれる。
子を注入する場合、本来絶縁性のゲート酸化膜140を
通じて電子のやりとりを行なうので、ゲート酸化膜14
0の劣化は避けて通ることのできない大きな問題であ
る。つまり、ゲート酸化膜140の劣化が不揮発性半導
体記憶装置の書換耐性を決める大きな要因となる。した
がって、フローティングゲート130に電子を注入する
手段として、ゲート酸化膜140へのダメージの小さい
方が望ましい。ゲート酸化膜140を通じて電子をやり
とりする場合、単位面積あたりの総通過電子量が同じな
ら、ゲート酸化膜140にかかる電界の弱い方が劣化が
小さいことが知られている。これは、ゲート酸化膜14
0にかかる電界の弱い方が新たな電子トラップの生成が
少ないからである。上記した2つの電子注入手段のう
ち、CHE注入においては電子注入場所がドレイン領域
近傍の狭い領域であるので、単位面積あたりの電子通過
量が大きく劣化が大きい。また、FN注入においては、
CHE注入に比べて単位面積あたりの電子通過量は小さ
いが、その物理メカニズム上、高電界が必要となり、劣
化を考慮すると低電界での注入手段が望まれる。
【0008】そこで、従来、ボトムn層を注入層として
基板ホットエレクトロン注入を起こすという物理メカニ
ズムが知られている。図12は、そのボトムn層を注入
層とする基板ホットエレクトロン注入を説明するための
模式図である。図12を参照して、SHE(基板ホット
エレクトロン)注入について説明する。まず、ソース領
域160とドレイン領域170とフローティングゲート
130に正の電圧が印加される。これにより、チャネル
が強く空乏化する。ボトムn層120とPウェル102
のpn接合に順方向バイアスを印加すると、ボトムn層
120からPウェル102内に電子が注入される。Pウ
ェル102内に注入された電子の一部は、チャネル部分
の空乏領域に拡散していく。空乏領域に達した電子は、
空乏層内の電界で加速され、ゲート酸化膜140とSi
とのエネルギ障壁を越えるエネルギを持ついわゆるホッ
トな電子となる。
基板ホットエレクトロン注入を起こすという物理メカニ
ズムが知られている。図12は、そのボトムn層を注入
層とする基板ホットエレクトロン注入を説明するための
模式図である。図12を参照して、SHE(基板ホット
エレクトロン)注入について説明する。まず、ソース領
域160とドレイン領域170とフローティングゲート
130に正の電圧が印加される。これにより、チャネル
が強く空乏化する。ボトムn層120とPウェル102
のpn接合に順方向バイアスを印加すると、ボトムn層
120からPウェル102内に電子が注入される。Pウ
ェル102内に注入された電子の一部は、チャネル部分
の空乏領域に拡散していく。空乏領域に達した電子は、
空乏層内の電界で加速され、ゲート酸化膜140とSi
とのエネルギ障壁を越えるエネルギを持ついわゆるホッ
トな電子となる。
【0009】このホットエレクトロンがゲート酸化膜1
40中をドリフトしてフローティングゲート130に達
する。上記したように、電子は主に空乏層内電界でゲー
ト酸化膜140に入るためのエネルギを得るので、FN
注入と異なりゲート酸化膜140にかかる電界が弱くて
もよい。このボトムn層120を注入層として基板ホッ
トエレクトロン注入を行なう方法では、FN注入と同様
に単位面積あたりの電子通過量が少なく、かつFN注入
と異なりゲート酸化膜140にかかる電界が弱くてもよ
い。したがって、この方法では、FN注入よりもさらに
ゲート酸化膜140の劣化が小さい。
40中をドリフトしてフローティングゲート130に達
する。上記したように、電子は主に空乏層内電界でゲー
ト酸化膜140に入るためのエネルギを得るので、FN
注入と異なりゲート酸化膜140にかかる電界が弱くて
もよい。このボトムn層120を注入層として基板ホッ
トエレクトロン注入を行なう方法では、FN注入と同様
に単位面積あたりの電子通過量が少なく、かつFN注入
と異なりゲート酸化膜140にかかる電界が弱くてもよ
い。したがって、この方法では、FN注入よりもさらに
ゲート酸化膜140の劣化が小さい。
【0010】しかしながら、このようなボトムn層12
0を注入層として基板ホットエレクトロン注入を行なう
ための構造を、NOR型などのフローティングゲートへ
の注入が書込に相当する不揮発性半導体記憶装置へ適用
する場合、次のような問題点があった。すなわち、フロ
ーティングゲートへの電子注入が書込に相当する不揮発
性半導体記憶装置では、書込はビットごとに行なわなけ
ればならないので、ボトムn層120を各セルごとに設
ける必要がある。このため、セルサイズが非常に大きく
なり、実際のメモリセルには適用不可能であるという問
題点があった。
0を注入層として基板ホットエレクトロン注入を行なう
ための構造を、NOR型などのフローティングゲートへ
の注入が書込に相当する不揮発性半導体記憶装置へ適用
する場合、次のような問題点があった。すなわち、フロ
ーティングゲートへの電子注入が書込に相当する不揮発
性半導体記憶装置では、書込はビットごとに行なわなけ
ればならないので、ボトムn層120を各セルごとに設
ける必要がある。このため、セルサイズが非常に大きく
なり、実際のメモリセルには適用不可能であるという問
題点があった。
【0011】請求項1および2に記載の発明は上記のよ
うな課題を解決するためになされたもので、請求項1に
記載の発明の目的は、不揮発性半導体記憶装置の周辺回
路において基板トランジスタを形成する場合に、良好な
トランジスタ特性を得ることを目的とする。
うな課題を解決するためになされたもので、請求項1に
記載の発明の目的は、不揮発性半導体記憶装置の周辺回
路において基板トランジスタを形成する場合に、良好な
トランジスタ特性を得ることを目的とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、ゲート酸化膜の
劣化を抑制することが可能な不揮発性半導体記憶装置を
提供することを目的とする。
劣化を抑制することが可能な不揮発性半導体記憶装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1における不揮発
性半導体記憶装置では、その周辺回路領域が、半導体基
板と、素子分離酸化膜と、ウェル領域と、ゲート電極
と、第1のソース/ドレイン領域と、第2のソース/ド
レイン領域とを備えている。レトログレードウェルは素
子分離酸化膜下に形成されている。ゲート電極は、素子
分離酸化膜によって囲まれた活性領域上にゲート絶縁膜
を介してリング状に形成されている。第1のソース/ド
レイン領域は活性領域のゲート電極の外側に位置する領
域に形成されており、第2のソース/ドレイン領域は活
性領域のゲート電極の内側に位置する領域に形成されて
いる。
性半導体記憶装置では、その周辺回路領域が、半導体基
板と、素子分離酸化膜と、ウェル領域と、ゲート電極
と、第1のソース/ドレイン領域と、第2のソース/ド
レイン領域とを備えている。レトログレードウェルは素
子分離酸化膜下に形成されている。ゲート電極は、素子
分離酸化膜によって囲まれた活性領域上にゲート絶縁膜
を介してリング状に形成されている。第1のソース/ド
レイン領域は活性領域のゲート電極の外側に位置する領
域に形成されており、第2のソース/ドレイン領域は活
性領域のゲート電極の内側に位置する領域に形成されて
いる。
【0014】請求項2における不揮発性半導体記憶装置
は、フローティングゲートに電子を注入する動作が消去
動作となる不揮発性半導体記憶装置である。そして、そ
の不揮発性半導体記憶装置は、半導体基板と、第1導電
型のウェル領域と、第2導電型の不純物領域と、第2導
電型の埋込層とを備えている。ウェル領域は半導体基板
の主表面上に形成されている。不純物領域はウェル領域
の表面上に所定の間隔を隔てて形成されている。埋込層
はウェル領域下に形成されている。
は、フローティングゲートに電子を注入する動作が消去
動作となる不揮発性半導体記憶装置である。そして、そ
の不揮発性半導体記憶装置は、半導体基板と、第1導電
型のウェル領域と、第2導電型の不純物領域と、第2導
電型の埋込層とを備えている。ウェル領域は半導体基板
の主表面上に形成されている。不純物領域はウェル領域
の表面上に所定の間隔を隔てて形成されている。埋込層
はウェル領域下に形成されている。
【0015】
【作用】請求項1に係る不揮発性半導体記憶装置では、
ゲート電極がリング状に形成されているので、分離酸化
膜端部の反転が起こっても、第1のソース/ドレイン領
域同士がつながるだけであり、従来のようにトランジス
タ特性に悪影響を与えることもない。
ゲート電極がリング状に形成されているので、分離酸化
膜端部の反転が起こっても、第1のソース/ドレイン領
域同士がつながるだけであり、従来のようにトランジス
タ特性に悪影響を与えることもない。
【0016】請求項2に係る不揮発性半導体記憶装置で
は、フローティングゲートに電子を注入する動作が消去
動作となる不揮発性半導体記憶装置においてウェル領域
下に第2導電型の埋込層が形成されているので、基板ホ
ットエレクトロン注入が可能となり、ゲート酸化膜にか
かる電界が小さくなる。これにより、ゲート酸化膜の劣
化が抑制される。また、フローティングゲートに電子を
注入する動作が消去動作となる不揮発性半導体記憶装置
に基板ホットエレクトロン注入を適用することによっ
て、セルサイズが従来のセルと同程度で製造可能とな
る。
は、フローティングゲートに電子を注入する動作が消去
動作となる不揮発性半導体記憶装置においてウェル領域
下に第2導電型の埋込層が形成されているので、基板ホ
ットエレクトロン注入が可能となり、ゲート酸化膜にか
かる電界が小さくなる。これにより、ゲート酸化膜の劣
化が抑制される。また、フローティングゲートに電子を
注入する動作が消去動作となる不揮発性半導体記憶装置
に基板ホットエレクトロン注入を適用することによっ
て、セルサイズが従来のセルと同程度で製造可能とな
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0018】図1は、本発明の第1実施例によるレトロ
グレードウェルプロセスを用いて形成した基板トランジ
スタを有する周辺回路を備えた不揮発性半導体記憶装置
の平面図であり、図2は図1のX−X線に沿った断面図
である。図1および図2を参照して、この第1実施例の
不揮発性半導体記憶装置の周辺回路領域の基板トランジ
スタでは、P型半導体基板1の主表面上の所定領域に分
離酸化膜3が形成されている。分離酸化膜3の下にはレ
トログレードウェルプロセスによって形成したPウェル
2が形成されている。また、分離酸化膜3によって囲ま
れた活性領域上の所定領域にはゲート絶縁膜6を介して
リング状ゲート電極7aが形成されている。リング状ゲ
ート電極7aの所定領域には直線状のゲート電極7bが
電気的に接続されている。リング状ゲート電極7aの外
側の領域にはソース領域4が形成されている。リング状
ゲート電極7aの内側の領域にはドレイン領域5が形成
されている。ソース領域4、ドレイン領域5、直線状の
ゲート電極7b上には電極8,9および10がそれぞれ
電気的に接続されている。
グレードウェルプロセスを用いて形成した基板トランジ
スタを有する周辺回路を備えた不揮発性半導体記憶装置
の平面図であり、図2は図1のX−X線に沿った断面図
である。図1および図2を参照して、この第1実施例の
不揮発性半導体記憶装置の周辺回路領域の基板トランジ
スタでは、P型半導体基板1の主表面上の所定領域に分
離酸化膜3が形成されている。分離酸化膜3の下にはレ
トログレードウェルプロセスによって形成したPウェル
2が形成されている。また、分離酸化膜3によって囲ま
れた活性領域上の所定領域にはゲート絶縁膜6を介して
リング状ゲート電極7aが形成されている。リング状ゲ
ート電極7aの所定領域には直線状のゲート電極7bが
電気的に接続されている。リング状ゲート電極7aの外
側の領域にはソース領域4が形成されている。リング状
ゲート電極7aの内側の領域にはドレイン領域5が形成
されている。ソース領域4、ドレイン領域5、直線状の
ゲート電極7b上には電極8,9および10がそれぞれ
電気的に接続されている。
【0019】この第1実施例では、上記のように構成す
ることによって、ゲート電極7(7a,7b)に電圧を
印加した場合、分離酸化膜端部3aの形状と分離酸化膜
端部3a下の不純物濃度によっては従来と同じように始
めに分離酸化膜端部3aで反転が起こる。しかし、その
場合にも、分離酸化膜端部3aでソース領域4同士がつ
ながるだけである。
ることによって、ゲート電極7(7a,7b)に電圧を
印加した場合、分離酸化膜端部3aの形状と分離酸化膜
端部3a下の不純物濃度によっては従来と同じように始
めに分離酸化膜端部3aで反転が起こる。しかし、その
場合にも、分離酸化膜端部3aでソース領域4同士がつ
ながるだけである。
【0020】次に、本来のしきい値電圧にゲート電圧が
達すると、ゲート電極7(7a,7b)直下全面が反転
し、リング状ゲート電極7aの直下がチャネル領域とな
り、それ以外の部分のゲート電極7下の反転した部分は
ソース領域4となる。このように、本実施例では、分離
酸化膜端部3aの反転が起こったとしても、ソース領域
4同士がつながるだけであるので、トランジスタ特性に
悪影響を及ぼすことはない。
達すると、ゲート電極7(7a,7b)直下全面が反転
し、リング状ゲート電極7aの直下がチャネル領域とな
り、それ以外の部分のゲート電極7下の反転した部分は
ソース領域4となる。このように、本実施例では、分離
酸化膜端部3aの反転が起こったとしても、ソース領域
4同士がつながるだけであるので、トランジスタ特性に
悪影響を及ぼすことはない。
【0021】なお、ゲート電極7(7a,7b)とソー
ス領域4とドレイン領域5への印加バイアスや動作条件
は通常のトランジスタと同様である。また、本実施例で
は、ソース領域4をリング状ゲート電極7aの外側の領
域に形成し、ドレイン領域5をリング状ゲート電極7a
の内側に形成したが、本発明はこれに限らず、ソース領
域4をリング状ゲート電極7aの内側に形成し、ドレイ
ン領域5をリング状ゲート電極7aの外側に形成するよ
うにしてもよい。
ス領域4とドレイン領域5への印加バイアスや動作条件
は通常のトランジスタと同様である。また、本実施例で
は、ソース領域4をリング状ゲート電極7aの外側の領
域に形成し、ドレイン領域5をリング状ゲート電極7a
の内側に形成したが、本発明はこれに限らず、ソース領
域4をリング状ゲート電極7aの内側に形成し、ドレイ
ン領域5をリング状ゲート電極7aの外側に形成するよ
うにしてもよい。
【0022】図3は、本発明の第2実施例によるレトロ
グレードウェルプロセスによって形成した基板トランジ
スタを有する周辺回路を備えた不揮発性半導体記憶装置
を示した平面図であり、図4は図3のX−Xに沿った断
面図である。図3および図4を参照して、この第2実施
例では、Pウェル12が活性領域にまではみ出している
構造を有している。このように構成することによって
も、上記した第1実施例と同様の効果を得ることができ
る。
グレードウェルプロセスによって形成した基板トランジ
スタを有する周辺回路を備えた不揮発性半導体記憶装置
を示した平面図であり、図4は図3のX−Xに沿った断
面図である。図3および図4を参照して、この第2実施
例では、Pウェル12が活性領域にまではみ出している
構造を有している。このように構成することによって
も、上記した第1実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0023】図5は、本発明の第3実施例によるDIN
OR(Divided Bit Line NOR)などのフローティングゲ
ートに電子を注入する動作が消去となる不揮発性半導体
記憶装置を示した断面図(a)および等価回路図(b)
である。ここで、DINOR型セルとは、NOR型セル
に主副ビット線構成を採用するとともに選択ゲートを追
加したものである。このDINOR型セルに関しては、
たとえばNIKKEI MICRODEVICES 1993年1月号のpp.64-68
に詳しく開示されている。本実施例では、DINOR型
などのフローティングゲートに電子を注入する動作が消
去となる不揮発性半導体記憶装置はソース線がつながっ
ているブロック単位で電子の注入を行なえばよいという
点に着目している。
OR(Divided Bit Line NOR)などのフローティングゲ
ートに電子を注入する動作が消去となる不揮発性半導体
記憶装置を示した断面図(a)および等価回路図(b)
である。ここで、DINOR型セルとは、NOR型セル
に主副ビット線構成を採用するとともに選択ゲートを追
加したものである。このDINOR型セルに関しては、
たとえばNIKKEI MICRODEVICES 1993年1月号のpp.64-68
に詳しく開示されている。本実施例では、DINOR型
などのフローティングゲートに電子を注入する動作が消
去となる不揮発性半導体記憶装置はソース線がつながっ
ているブロック単位で電子の注入を行なえばよいという
点に着目している。
【0024】すなわち、ソース線がつながっているブロ
ック単位で電子の注入を行なえばよいので、従来のNO
R型などのフローティングゲートへの電子注入が書込に
相当する不揮発性半導体記憶装置のようにボトムn層を
必ずしもメモリセルごとに設ける必要がない。したがっ
て、メモリセルアレイサイズは従来のものと同等サイズ
で、ボトムn層を注入層とした基板ホットエレクトロン
注入を適用することができる。具体的な構造としては、
図5(a)に示すように、主ビット線212と副ビット
線211と選択ゲート213および214を有するDI
NOR型のセル構造において、半導体基板201上のP
ウェル210下にボトムn層207を形成する。これに
より、DINOR型でフローティングゲートに電子を注
入する手段として、ボトムn層207を注入層として基
板ホットエレクトロン注入を行なうことができる。な
お、具体的な動作条件(印加電圧など)は以下のとおり
である。
ック単位で電子の注入を行なえばよいので、従来のNO
R型などのフローティングゲートへの電子注入が書込に
相当する不揮発性半導体記憶装置のようにボトムn層を
必ずしもメモリセルごとに設ける必要がない。したがっ
て、メモリセルアレイサイズは従来のものと同等サイズ
で、ボトムn層を注入層とした基板ホットエレクトロン
注入を適用することができる。具体的な構造としては、
図5(a)に示すように、主ビット線212と副ビット
線211と選択ゲート213および214を有するDI
NOR型のセル構造において、半導体基板201上のP
ウェル210下にボトムn層207を形成する。これに
より、DINOR型でフローティングゲートに電子を注
入する手段として、ボトムn層207を注入層として基
板ホットエレクトロン注入を行なうことができる。な
お、具体的な動作条件(印加電圧など)は以下のとおり
である。
【0025】(1)消去選択ブロック 基板=ボトムn層=GND GND<Pウェル<1.5(V) Pウェル<ソース線=副ビット線(ドレイン)<ワ
ード線(副ビット線に電圧を印加するために、選択ゲー
トと主ビット線を立上げる必要あり。) (2)消去非選択ブロック 基板=ボトムn層=GND GND<Pウェル<1.5(V) ワード線=GND ソース線=副ビット線=Open(選択ゲートをオ
フにする必要あり) あるいは、 (1)消去選択ブロック 基板=ボトムn層=GND GND<Pウェル<1.5(V) Pウェル<ソース線=副ビット線(ドレイン)<ワ
ード線(副ビット線に電圧を印加するために、選択ゲー
トと主ビット線を立上げる必要あり) (2)消去非選択ブロック 基板=ボトムn層=GND GND<Pウェル<1.5(V) ワード線=GND ソース線=Pウェル 副ビット線=Open(選択ゲートをオフにする必
要あり) なお、Pウェルに印加する電圧は、pn接合の順方向電
流が流れる程度の電圧程度であればよい。
ード線(副ビット線に電圧を印加するために、選択ゲー
トと主ビット線を立上げる必要あり。) (2)消去非選択ブロック 基板=ボトムn層=GND GND<Pウェル<1.5(V) ワード線=GND ソース線=副ビット線=Open(選択ゲートをオ
フにする必要あり) あるいは、 (1)消去選択ブロック 基板=ボトムn層=GND GND<Pウェル<1.5(V) Pウェル<ソース線=副ビット線(ドレイン)<ワ
ード線(副ビット線に電圧を印加するために、選択ゲー
トと主ビット線を立上げる必要あり) (2)消去非選択ブロック 基板=ボトムn層=GND GND<Pウェル<1.5(V) ワード線=GND ソース線=Pウェル 副ビット線=Open(選択ゲートをオフにする必
要あり) なお、Pウェルに印加する電圧は、pn接合の順方向電
流が流れる程度の電圧程度であればよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装
置によれば、その周辺回路領域の素子分離酸化膜によっ
て囲まれた活性領域上にゲート絶縁膜を介してリング状
のゲート電極を形成し、そのゲート電極の外側に第1の
ソース/ドレイン領域を形成し、ゲート電極の内側に第
2のソース/ドレイン領域を形成することによって、従
来のように分離酸化膜端部で反転が起こったとしても、
第1のソース/ドレイン領域同士がつながるだけで、ト
ランジスタ特性に悪影響を与えることがない。
置によれば、その周辺回路領域の素子分離酸化膜によっ
て囲まれた活性領域上にゲート絶縁膜を介してリング状
のゲート電極を形成し、そのゲート電極の外側に第1の
ソース/ドレイン領域を形成し、ゲート電極の内側に第
2のソース/ドレイン領域を形成することによって、従
来のように分離酸化膜端部で反転が起こったとしても、
第1のソース/ドレイン領域同士がつながるだけで、ト
ランジスタ特性に悪影響を与えることがない。
【0027】請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置
によれば、フローティングゲートに電子を注入する動作
が消去動作となる不揮発性半導体記憶装置において第1
導電型のウェル領域下に第2導電型の埋込層を設けるこ
とによって、フローティングゲートに電子を注入する動
作が消去動作となるセル構造においてセルサイズを従来
のセルと同程度に抑えたまま基板ホットエレクトロン注
入を適用することができる。また、基板ホットエレクト
ロン注入を用いることによってFNトンネル現象を利用
する従来の消去方法に比べてゲート酸化膜にかかる電界
を小さくすることができ、その結果、ゲート酸化膜の劣
化を抑制することができる。これにより、書換耐性を向
上することができる。
によれば、フローティングゲートに電子を注入する動作
が消去動作となる不揮発性半導体記憶装置において第1
導電型のウェル領域下に第2導電型の埋込層を設けるこ
とによって、フローティングゲートに電子を注入する動
作が消去動作となるセル構造においてセルサイズを従来
のセルと同程度に抑えたまま基板ホットエレクトロン注
入を適用することができる。また、基板ホットエレクト
ロン注入を用いることによってFNトンネル現象を利用
する従来の消去方法に比べてゲート酸化膜にかかる電界
を小さくすることができ、その結果、ゲート酸化膜の劣
化を抑制することができる。これにより、書換耐性を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるレトログレードウェ
ルプロセスにより形成した周辺回路トランジスタを有す
る不揮発性半導体記憶装置を示した平面図である。
ルプロセスにより形成した周辺回路トランジスタを有す
る不揮発性半導体記憶装置を示した平面図である。
【図2】図1に示した第1実施例の不揮発性半導体記憶
装置の周辺回路トランジスタ部のX−Xに沿った断面図
である。
装置の周辺回路トランジスタ部のX−Xに沿った断面図
である。
【図3】本発明の第2実施例によるレトログレードウェ
ルプロセスによって形成した周辺回路トランジスタを有
する不揮発性半導体記憶装置を示した平面図である。
ルプロセスによって形成した周辺回路トランジスタを有
する不揮発性半導体記憶装置を示した平面図である。
【図4】図3に示した第2実施例の不揮発性半導体記憶
装置の周辺回路トランジスタ部のX−Xに沿った断面図
である。
装置の周辺回路トランジスタ部のX−Xに沿った断面図
である。
【図5】本発明の第3実施例による、基板ホットエレク
トロン注入方法を適用可能な不揮発性半導体記憶装置を
示した断面図(a)および等価回路図(b)である。
トロン注入方法を適用可能な不揮発性半導体記憶装置を
示した断面図(a)および等価回路図(b)である。
【図6】従来のレトログレードウェルプロセスによって
形成した周辺回路トランジスタを有する不揮発性半導体
記憶装置を示した平面図である。
形成した周辺回路トランジスタを有する不揮発性半導体
記憶装置を示した平面図である。
【図7】図6に示した従来の不揮発性半導体記憶装置の
周辺回路トランジスタ部のX−Xに沿った断面図であ
る。
周辺回路トランジスタ部のX−Xに沿った断面図であ
る。
【図8】従来の改良されたレトログレードウェルプロセ
スによって形成した周辺回路トランジスタを有する不揮
発性半導体記憶装置を示した平面図である。
スによって形成した周辺回路トランジスタを有する不揮
発性半導体記憶装置を示した平面図である。
【図9】図8に示した従来の改良された不揮発性半導体
記憶装置の周辺回路トランジスタ部のX−Xに沿った断
面図である。
記憶装置の周辺回路トランジスタ部のX−Xに沿った断
面図である。
【図10】従来のチャネルホットエレクトロン注入を説
明するための模式図である。
明するための模式図である。
【図11】従来のFNトンネル注入を説明するための模
式図である。
式図である。
【図12】従来の基板ホットエレクトロン注入を説明す
るための模式図である。
るための模式図である。
4:ソース領域 5:ドレイン領域 7a:リング状ゲート電極 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置を製造する際に、
周辺回路で0V付近の低いしきい値電圧を有するトラン
ジスタが必要となる場合がある。この場合、チャネルド
ープを行なわない基板トランジスタ(ウェル内にない基
板上のトランジスタ)を形成することがある。従来で
は、レトログレードウェルプロセスを用いて基板トラン
ジスタを形成すると特性上問題があった。図6は、従来
のレトログレードウェルプロセスを用いて形成した周辺
回路の基板トランジスタを示した平面図であり、図7は
図6のX−Xに沿った断面図である。図6および図7を
参照して、従来のレトログレードウェルプロセスを用い
て形成した基板トランジスタでは、P型半導体基板10
1の主表面上の所定領域に分離酸化膜103が形成され
ている。分離酸化膜103の下にはPウェル102が形
成されている。分離酸化膜103によって囲まれた活性
領域上には所定の間隔を隔ててソース領域104および
ドレイン領域105が形成されている。ソース領域10
4とドレイン領域105との間に位置するP型半導体基
板101上にはゲート絶縁膜106を介してゲート電極
107が形成されている。
周辺回路で0V付近の低いしきい値電圧を有するトラン
ジスタが必要となる場合がある。この場合、チャネルド
ープを行なわない基板トランジスタ(ウェル内にない基
板上のトランジスタ)を形成することがある。従来で
は、レトログレードウェルプロセスを用いて基板トラン
ジスタを形成すると特性上問題があった。図6は、従来
のレトログレードウェルプロセスを用いて形成した周辺
回路の基板トランジスタを示した平面図であり、図7は
図6のX−Xに沿った断面図である。図6および図7を
参照して、従来のレトログレードウェルプロセスを用い
て形成した基板トランジスタでは、P型半導体基板10
1の主表面上の所定領域に分離酸化膜103が形成され
ている。分離酸化膜103の下にはPウェル102が形
成されている。分離酸化膜103によって囲まれた活性
領域上には所定の間隔を隔ててソース領域104および
ドレイン領域105が形成されている。ソース領域10
4とドレイン領域105との間に位置するP型半導体基
板101上にはゲート絶縁膜106を介してゲート電極
107が形成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】ところで、不揮発性半導体記憶装置におい
てフローティングゲートに電子を注入する手段として、
従来では、CHE(チャネルホットエレクトロン)注
入、FNトンネル注入が用いられている。図10は、従
来のチャネルホットエレクトロン注入を説明するための
模式図である。図10を参照して、チャネルホットエレ
クトロン注入では、ドレイン領域近傍の高電界で加速さ
れ、その際エネルギを失う衝突を経験しないエレクトロ
ンは、高エネルギを得るホットエレクトロンとなる。そ
して、フローティングゲート電極130の電界によって
ゲート酸化膜140のエネルギ障壁を飛び越えてフロー
ティングゲート130中にエレクトロンが入る。このよ
うにして、チャネルホットエレクトロン注入が行なわれ
る。
てフローティングゲートに電子を注入する手段として、
従来では、CHE(チャネルホットエレクトロン)注
入、FNトンネル注入が用いられている。図10は、従
来のチャネルホットエレクトロン注入を説明するための
模式図である。図10を参照して、チャネルホットエレ
クトロン注入では、ドレイン領域近傍の高電界で加速さ
れ、その際エネルギを失う衝突を経験しないエレクトロ
ンは、高エネルギを得るホットエレクトロンとなる。そ
して、フローティングゲート電極130の電界によって
ゲート酸化膜140のエネルギ障壁を飛び越えてフロー
ティングゲート130中にエレクトロンが入る。このよ
うにして、チャネルホットエレクトロン注入が行なわれ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】ここで、フローティングゲート130に電
子を注入する場合、本来絶縁性のゲート酸化膜140を
通じて電子のやりとりを行なうので、ゲート酸化膜14
0の劣化は避けて通ることのできない大きな問題であ
る。つまり、ゲート酸化膜140の劣化が不揮発性半導
体記憶装置の書換耐性を決める大きな要因となる。した
がって、フローティングゲート130に電子を注入する
手段として、ゲート酸化膜140へのダメージの小さい
方が望ましい。ゲート酸化膜140を通じて電子をやり
とりする場合、単位面積あたりの総通過電子量が同じな
ら、ゲート酸化膜140にかかる電界の弱い方が劣化が
小さいことが知られている。これは、ゲート酸化膜14
0にかかる電界の弱い方が新たな電子トラップの生成が
少ないからである。上記した2つの電子注入手段のう
ち、CHE注入においては電子注入場所がドレイン領域
近傍の狭い領域であるので、単位面積あたりの電子通過
量が大きく劣化が大きい。また、FN注入においては、
CHE注入に比べて単位面積あたりの電子通過量は小さ
いが、その物理メカニズム上、高電界が必要となる。従
って、劣化を考慮するとより低電界かつ広い領域での電
子注入手段が望まれる。
子を注入する場合、本来絶縁性のゲート酸化膜140を
通じて電子のやりとりを行なうので、ゲート酸化膜14
0の劣化は避けて通ることのできない大きな問題であ
る。つまり、ゲート酸化膜140の劣化が不揮発性半導
体記憶装置の書換耐性を決める大きな要因となる。した
がって、フローティングゲート130に電子を注入する
手段として、ゲート酸化膜140へのダメージの小さい
方が望ましい。ゲート酸化膜140を通じて電子をやり
とりする場合、単位面積あたりの総通過電子量が同じな
ら、ゲート酸化膜140にかかる電界の弱い方が劣化が
小さいことが知られている。これは、ゲート酸化膜14
0にかかる電界の弱い方が新たな電子トラップの生成が
少ないからである。上記した2つの電子注入手段のう
ち、CHE注入においては電子注入場所がドレイン領域
近傍の狭い領域であるので、単位面積あたりの電子通過
量が大きく劣化が大きい。また、FN注入においては、
CHE注入に比べて単位面積あたりの電子通過量は小さ
いが、その物理メカニズム上、高電界が必要となる。従
って、劣化を考慮するとより低電界かつ広い領域での電
子注入手段が望まれる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項1ないし3に記載の発明は上記のよ
うな課題を解決するためになされたもので、請求項1に
記載の発明の目的は、不揮発性半導体記憶装置の周辺回
路において基板トランジスタを形成する場合に、良好な
トランジスタ特性を得ることを目的とする。
うな課題を解決するためになされたもので、請求項1に
記載の発明の目的は、不揮発性半導体記憶装置の周辺回
路において基板トランジスタを形成する場合に、良好な
トランジスタ特性を得ることを目的とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項2および3に記載の発明は、ゲート
酸化膜の劣化を抑制することが可能な不揮発性半導体記
憶装置を提供することを目的とする。
酸化膜の劣化を抑制することが可能な不揮発性半導体記
憶装置を提供することを目的とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項2および3における不揮発性半導体
記憶装置は、フローティングゲートに電子を注入する動
作が消去動作となる不揮発性半導体記憶装置である。そ
して、その不揮発性半導体記憶装置は、半導体基板と、
第1導電型のウェル領域と、第2導電型の不純物領域
と、第2導電型の埋込層とを備えている。ウェル領域は
半導体基板の主表面上に形成されている。不純物領域は
ウェル領域の表面上に所定の間隔を隔てて形成されてい
る。埋込層はウェル領域下に形成されている。
記憶装置は、フローティングゲートに電子を注入する動
作が消去動作となる不揮発性半導体記憶装置である。そ
して、その不揮発性半導体記憶装置は、半導体基板と、
第1導電型のウェル領域と、第2導電型の不純物領域
と、第2導電型の埋込層とを備えている。ウェル領域は
半導体基板の主表面上に形成されている。不純物領域は
ウェル領域の表面上に所定の間隔を隔てて形成されてい
る。埋込層はウェル領域下に形成されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】請求項2および3に係る不揮発性半導体記
憶装置では、フローティングゲートに電子を注入する動
作が消去動作となる不揮発性半導体記憶装置においてウ
ェル領域下に第2導電型の埋込層が形成されているの
で、基板ホットエレクトロン注入が可能となり、ゲート
酸化膜にかかる電界が小さくなる。これにより、ゲート
酸化膜の劣化が抑制される。また、フローティングゲー
トに電子を注入する動作が消去動作となる不揮発性半導
体記憶装置に基板ホットエレクトロン注入を適用するこ
とによって、セルサイズが従来のセルと同程度で製造可
能となる。
憶装置では、フローティングゲートに電子を注入する動
作が消去動作となる不揮発性半導体記憶装置においてウ
ェル領域下に第2導電型の埋込層が形成されているの
で、基板ホットエレクトロン注入が可能となり、ゲート
酸化膜にかかる電界が小さくなる。これにより、ゲート
酸化膜の劣化が抑制される。また、フローティングゲー
トに電子を注入する動作が消去動作となる不揮発性半導
体記憶装置に基板ホットエレクトロン注入を適用するこ
とによって、セルサイズが従来のセルと同程度で製造可
能となる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図1は、本発明の第1実施例によるレトロ
グレードウェルプロセスを用いて形成した基板トランジ
スタを有する周辺回路を備えた不揮発性半導体記憶装置
の平面図であり、図2は図1のX−X線に沿った断面図
である。図1および図2を参照して、この第1実施例の
不揮発性半導体記憶装置の周辺回路領域の基板トランジ
スタでは、P型半導体基板1の主表面上の所定領域に分
離酸化膜3が形成されている。分離酸化膜3の下にはレ
トログレードウェルプロセスによって形成したPウェル
2が形成されている。また、分離酸化膜3によって囲ま
れた活性領域上の所定領域にはゲート絶縁膜6を介して
リング状ゲート電極7aが形成されている。リング状ゲ
ート電極7aはそれと一体的に形成されたゲート引き出
し電極7bを含んでいる。リング状ゲート電極7aの外
側の領域にはソース領域4が形成されている。リング状
ゲート電極7aの内側の領域にはドレイン領域5が形成
されている。ソース領域4、ドレイン領域5、ゲート引
き出し電極7b上には電極8,9および10がそれぞれ
電気的に接続されている。
グレードウェルプロセスを用いて形成した基板トランジ
スタを有する周辺回路を備えた不揮発性半導体記憶装置
の平面図であり、図2は図1のX−X線に沿った断面図
である。図1および図2を参照して、この第1実施例の
不揮発性半導体記憶装置の周辺回路領域の基板トランジ
スタでは、P型半導体基板1の主表面上の所定領域に分
離酸化膜3が形成されている。分離酸化膜3の下にはレ
トログレードウェルプロセスによって形成したPウェル
2が形成されている。また、分離酸化膜3によって囲ま
れた活性領域上の所定領域にはゲート絶縁膜6を介して
リング状ゲート電極7aが形成されている。リング状ゲ
ート電極7aはそれと一体的に形成されたゲート引き出
し電極7bを含んでいる。リング状ゲート電極7aの外
側の領域にはソース領域4が形成されている。リング状
ゲート電極7aの内側の領域にはドレイン領域5が形成
されている。ソース領域4、ドレイン領域5、ゲート引
き出し電極7b上には電極8,9および10がそれぞれ
電気的に接続されている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】すなわち、ソース線がつながっているブロ
ック単位で電子の注入を行なえばよいので、従来のNO
R型などのフローティングゲートへの電子注入が書込に
相当し、1ビット毎に電子を注入することが必要な不揮
発性半導体記憶装置のようにボトムn層を必ずしもメモ
リセルごとに設ける必要がない。したがって、メモリセ
ルアレイサイズは従来のものと同等サイズで、ボトムn
層を注入層とした基板ホットエレクトロン注入を適用す
ることができる。具体的な構造としては、図5(a)に
示すように、主ビット線212と副ビット線211と選
択ゲート213および214を有するDINOR型のセ
ル構造において、半導体基板201上のPウェル210
下にボトムn層207を形成する。これにより、DIN
OR型でフローティングゲートに電子を注入する手段と
して、ボトムn層207を注入層として基板ホットエレ
クトロン注入を行なうことができる。なお、具体的な動
作条件(印加電圧など)は以下のとおりである。
ック単位で電子の注入を行なえばよいので、従来のNO
R型などのフローティングゲートへの電子注入が書込に
相当し、1ビット毎に電子を注入することが必要な不揮
発性半導体記憶装置のようにボトムn層を必ずしもメモ
リセルごとに設ける必要がない。したがって、メモリセ
ルアレイサイズは従来のものと同等サイズで、ボトムn
層を注入層とした基板ホットエレクトロン注入を適用す
ることができる。具体的な構造としては、図5(a)に
示すように、主ビット線212と副ビット線211と選
択ゲート213および214を有するDINOR型のセ
ル構造において、半導体基板201上のPウェル210
下にボトムn層207を形成する。これにより、DIN
OR型でフローティングゲートに電子を注入する手段と
して、ボトムn層207を注入層として基板ホットエレ
クトロン注入を行なうことができる。なお、具体的な動
作条件(印加電圧など)は以下のとおりである。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】請求項2および3に記載の不揮発性半導体
記憶装置によれば、フローティングゲートに電子を注入
する動作が消去動作となる不揮発性半導体記憶装置にお
いて第1導電型のウェル領域下に第2導電型の埋込層を
設けることによって、フローティングゲートに電子を注
入する動作が消去動作となるセル構造においてセルサイ
ズを従来のセルと同程度に抑えたまま基板ホットエレク
トロン注入を適用することができる。また、基板ホット
エレクトロン注入を用いることによってFNトンネル現
象を利用する従来の消去方法に比べてゲート酸化膜にか
かる電界を小さくすることができ、その結果、ゲート酸
化膜の劣化を抑制することができる。これにより、書換
耐性を向上することができる。
記憶装置によれば、フローティングゲートに電子を注入
する動作が消去動作となる不揮発性半導体記憶装置にお
いて第1導電型のウェル領域下に第2導電型の埋込層を
設けることによって、フローティングゲートに電子を注
入する動作が消去動作となるセル構造においてセルサイ
ズを従来のセルと同程度に抑えたまま基板ホットエレク
トロン注入を適用することができる。また、基板ホット
エレクトロン注入を用いることによってFNトンネル現
象を利用する従来の消去方法に比べてゲート酸化膜にか
かる電界を小さくすることができ、その結果、ゲート酸
化膜の劣化を抑制することができる。これにより、書換
耐性を向上することができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/115 (72)発明者 辻 直樹 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内
Claims (2)
- 【請求項1】 周辺回路領域を有する不揮発性半導体記
憶装置であって、 前記周辺回路領域は、 主表面を有する半導体基板と、 前記半導体基板の主表面上の所定領域に形成された素子
分離酸化膜と、 前記素子分離酸化膜下に形成されたウェル領域と、 前記素子分離酸化膜によって囲まれた活性領域上にゲー
ト絶縁膜を介してリング状に形成されたゲート電極と、 前記活性領域の前記ゲート電極の外側に位置する領域に
形成された第1のソース/ドレイン領域と、 前記活性領域の前記ゲート電極の内側に位置する領域に
形成された第2のソース/ドレイン領域とを備えた、不
揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 フローティングゲートに電子を注入する
動作が消去動作となる不揮発性半導体記憶装置であっ
て、 主表面を有する半導体基板と、 前記半導体基板の主表面上に形成された第1導電型のウ
ェル領域と、 前記ウェル領域の表面上に所定の間隔を隔てて形成され
た第2導電型の不純物領域と、 前記ウェル領域下に形成された第2導電型の埋込層とを
備えた、不揮発性半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5328331A JPH07183410A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5328331A JPH07183410A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001205881A Division JP2002064158A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07183410A true JPH07183410A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18209042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5328331A Pending JPH07183410A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07183410A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005522884A (ja) * | 2002-04-15 | 2005-07-28 | エスティマイクロエレクトロニクス エスエー | 半導体メモリ・デバイス |
JP2013128012A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Seiko Instruments Inc | 不揮発性半導体記憶装置 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP5328331A patent/JPH07183410A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005522884A (ja) * | 2002-04-15 | 2005-07-28 | エスティマイクロエレクトロニクス エスエー | 半導体メモリ・デバイス |
JP2013128012A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Seiko Instruments Inc | 不揮発性半導体記憶装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020702 |