JPH07183409A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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Publication number
JPH07183409A
JPH07183409A JP5327642A JP32764293A JPH07183409A JP H07183409 A JPH07183409 A JP H07183409A JP 5327642 A JP5327642 A JP 5327642A JP 32764293 A JP32764293 A JP 32764293A JP H07183409 A JPH07183409 A JP H07183409A
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JP
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insulating film
film
gate
semiconductor device
forming
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JP5327642A
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English (en)
Inventor
Hideki Misawa
秀樹 三澤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/40Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the peripheral circuit region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/40Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the peripheral circuit region
    • H10B41/42Simultaneous manufacture of periphery and memory cells
    • H10B41/49Simultaneous manufacture of periphery and memory cells comprising different types of peripheral transistor

Abstract

(57)【要約】 【目的】フラッシュEEPROM等の半導体記憶装置の
製造工程数を大幅に削減し、信頼性の高いフローティン
グゲートとコントロールゲート間絶縁膜及び高耐圧トラ
ンジスタのゲート絶縁膜を形成する。また、リーク電流
が少なく信頼性の高い半導体記憶素子を駆動する為のM
OS型トランジスタのゲート絶縁膜を提供しながら、前
記MOS型トランジスタの駆動能力を向上させる。 【構成】半導体記憶素子を駆動する為のMOS型トラン
ジスタのゲート絶縁膜をフローティングゲートとコンロ
ールゲート間絶縁膜と同じ積層膜により形成する。 【効果】製造工程数については、フォト、エッチング、
酸化工程をそれぞれ1工程ずつ削減することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置とその製造
方法に関し、特に半導体記憶素子及びその駆動素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の製造方法は、図3の
ようであった。
【0003】半導体基板301上にフィールド絶縁膜3
02が形成されており、半導体記憶素子は、フローティ
ングゲート304及び第1絶縁膜307及びシリコン窒
化膜308及び第2絶縁膜309及びコントロールゲー
ト310より形成されている。
【0004】半導体記憶素子を駆動する素子は、通常ト
ランジスタと高耐圧トランジスタより形成されており、
通常トランジスタは通常トランジスタのゲート酸化膜3
06及び通常トランジスタのゲート電極312より形成
されていた。そして、高耐圧用トランジスタは、高耐圧
用トランジスタのゲート酸化膜305及び高耐圧用トラ
ンジスタのゲート電極311より形成されていた。
【0005】従来の半導体装置の製造方法は、図4
(a)〜図4(f)にある様であった。この工程を順に
追って説明していく。
【0006】まず、図4(a)の如く半導体基板401
上にシリコン窒化膜を所定形に形成し、熱酸化を行いフ
ィールド絶縁膜402を形成する。前記シリコン窒化膜
を除去し、熱酸化法により前記半導体基板401上にト
ンネル酸化膜403を形成する。そして、前記フィール
ド絶縁膜402及び前記トンネル酸化膜403上に第1
多結晶シリコン膜413を形成する。
【0007】次に図4(b)の如く、フォト及びエッチ
ング法により前記第1多結晶シリコン膜413及び前記
トンネル酸化膜403の不要な部分を取り除き、所定形
に形成する。そして、熱酸化法等により、前記第1多結
晶シリコン413及び前記トンネル酸化膜403上に第
1絶縁膜407を形成する。そして、CVD法により前
記第1絶縁膜407上にシリコン窒化膜408を形成す
る。
【0008】次に図4(c)の如く、フォト及びエッチ
ング法により、半導体記憶素子の駆動素子を形成する領
域に形成された前記第1絶縁膜407及び前記シリコン
窒化膜408を除去する。
【0009】次に図4(d)の如く、熱酸化法等により
前記シリコン窒化膜408上に第2絶縁膜409を形成
し、前記半導体基板401上に高耐圧トランジスタのゲ
ート酸化膜405を形成する。そして、フォト及びエッ
チング法により通常トランジスタを形成する領域に形成
された前記高耐圧トランジスタのゲート酸化膜405を
除去する。次に図4(e)の如く熱酸化法等により、前
記半導体基板401上に通常トランジスタのゲート酸化
膜406を形成する。そして、前記第2絶縁膜409及
び前記高耐圧トランジスタのゲート酸化膜405、及び
前記通常トランジスタのゲート酸化膜406上に第2多
結晶シリコン膜414を形成する。
【0010】最後に図4(f)の如く、フォト及びエッ
チング法により、前記第2多結晶シリコン414の不要
な部分を除去することにより、通常トランジスタのゲー
ト電極412及び高耐圧トランジスタのゲート電極41
1を形成する。さらに、フォト及びエッチング法によ
り、前記第2多結晶シリコン414及び前記第2絶縁膜
409及び前記シリコン窒化膜408及び前記第1絶縁
膜407及び前記第1多結晶シリコン413の不要な部
分を除去することにより、半導体記憶素子のフローティ
ングゲート404及びコントロールゲート410及びコ
ントロールゲートフローティングゲート間絶縁膜を形成
する。
【0011】以上が従来技術の半導体装置とその製造方
法である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、通常トランジスタのゲート酸化膜と高耐圧ト
ランジスタのゲート酸化膜を形成する為に、図4(d)
の如く、高耐圧トランジスタのゲート酸化膜405をフ
ォト及びエッチングにより除去した後、図4(e)の如
く、通常トランジスタのゲート酸化膜406を形成する
必要があり、製造工程数が非常長いという問題点があっ
た。
【0013】また、高耐圧トランジスタのゲート酸化膜
が、図4(d)と図4(e)の如く、フォト及びエッチ
ングプロセスを隔てて、2回に分けて形成される為、高
耐圧トランジスタのゲート酸化膜の欠陥密度が増加した
り、高耐圧トランジスタのゲート酸化膜の信頼性が悪く
なるという問題点があった。
【0014】また、従来の技術では図4(d)と図4
(e)の如く、コントロールゲート間とフローティング
間絶縁膜である第2絶縁膜409がフォト及びエッチン
グプロセスを隔てて、2回に分けて形成される為、フロ
ーティングゲートとコントロールゲート間絶縁膜のリー
ク電流が増え、半導体記憶素子のリテンション特性が悪
くなる等の問題点があった。
【0015】また、トランジスタの駆動能力を上げよう
として、トランジスタのゲート酸化膜を薄くすると、ト
ランジスタのゲート絶縁膜のリーク電流が増えたり、信
頼性が悪くなるという問題点があった。
【0016】そこで本発明は、この様な問題点を解決す
るものでその目的とするところは、半導体装置の製造工
程数を大幅に削減し、且つMOS型高耐圧トランジスタ
のゲート酸化膜の信頼性を向上させ、且つ半導体記憶素
子のコントロール、フローティングゲート間絶縁膜の信
頼性を向上させ、且つMOS型トランジスタのゲート酸
化膜の信頼性を維持しながら前記MOS型トランジスタ
の駆動能力を向上させるところにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
(手段1)本発明の半導体装置は、フローティングゲー
トとコントロールゲートとを有するMOS型トランジス
タ構造をなし、前記フローティングゲートへの電荷の注
入状態の如何によって、前記コントロールゲートの前記
MOSトランジスタの特性の制御しきい値電圧が変化す
る半導体装置において、半導体記憶素子を駆動する為の
MOS型トランジスタのゲート絶縁膜が、フローティン
グゲートとコントロールゲートと同−の積層膜により形
成されていることを特徴としている。
【0018】(手段2)本発明の半導体装置は、フロー
ティングゲートとコントロールゲートとを有するMOS
型トランジスタ構造をなし、前記フローティングゲート
への電荷の注入状態の如何によって、前記コントロール
ゲートの前記MOSトランジスタの特性の制御しきい値
電圧が変化する半導体装置において、半導体記憶素子を
駆動する為のMOS型高耐圧トランジスタのゲート絶縁
膜が、フローティングゲートとコントロールゲートと同
−の積層膜により形成されていることを特徴としてい
る。
【0019】(手段3)本発明の半導体装置の製造方法
は、フローティングゲートとコントロールゲートとを有
するMOS型トランジスタ構造をなし、前記フローティ
ングゲートへの電荷の注入状態の如何によって、前記コ
ントロールゲートの前記MOSトランジスタの特性の制
御しきい値電圧が変化する半導体素子と前記半導体記憶
素子を駆動する為のMOS型トランジスタの製造方法に
おいて、半導体基板上にフィールド絶縁膜を形成する工
程、前記半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程、前
記フィールド絶縁膜及び前記第1絶縁膜上に第1導体層
を形成する工程、前記MOS型トランジスタを形成する
領域に形成された前記第1導体層を除去し、前記第1導
体層を所定形に形成する工程、前記第1導体層及び前記
半導体基板上に第3絶縁膜を形成する工程、前記第3絶
縁膜上に第4絶縁膜を形成する工程、前記第4絶縁膜上
に第2導体層を形成する工程からなることを特徴とす
る。
【0020】(手段4)本発明の半導体装置の製造方法
は、フローティングゲートとコントロールゲートとを有
するMOS型トランジスタ構造をなし、前記フローティ
ングゲートへの電荷の注入状態の如何によって、前記コ
ントロールゲートの前記MOSトランジスタの特性の制
御しきい値電圧が変化する半導体素子と前記半導体記憶
素子を駆動する為のMOS型トランジスタの製造方法に
おいて、半導体基板上にフィールド絶縁膜を形成する工
程、前記半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程、前
記フィールド絶縁膜及び前記第1絶縁膜上に第1導体層
を形成する工程、前記MOS型トランジスタを形成する
領域に形成された前記第1導体層を除去し、前記第1導
体層を所定形に形成する工程、前記第1導体層及び前記
半導体基板上に第3絶縁膜を形成する工程、前記第3絶
縁膜上に第2導体層を形成する工程からなることを特徴
とする。
【0021】(手段5)本発明の半導体装置は、フロー
ティングゲートとコントロールゲートとを有するMOS
型トランジスタ構造をなし、前記フローティングゲート
への電荷の注入状態の如何によって、前記コントロール
ゲートの前記MOSトランジスタの特性の制御しきい値
電圧が変化する半導体装置において、半導体記憶素子を
駆動する為の通常MOS型トランジスタのゲート絶縁膜
が、フローティングゲートとコントロールゲートと同−
の積層膜により形成され、前記半導体記憶素子を形成す
る為のMOS型高耐圧トランジスタのゲート絶縁膜が、
前記積層膜でなく、1種類の絶縁膜により構成されてい
ることを特徴とする。
【0022】(手段6)本発明の半導体装置の製造方法
は、フローティングゲートとコントロールゲートとを有
するMOS型トランジスタ構造をなし、前記フローティ
ングゲートへの電荷の注入状態の如何によって、前記コ
ントロールゲートの前記MOSトランジスタの特性の制
御しきい値電圧が変化する半導体素子と前記半導体記憶
素子を駆動する為のMOS型トランジスタ及びMOS型
高耐圧トランジスタの製造方法において、半導体基板上
にフィールド絶縁膜を形成する工程、前記半導体基板上
に第1絶縁膜を形成する工程、前記フィールド絶縁膜及
び前記第1絶縁膜上に第1導体層を形成する工程、前記
MOS型トランジスタを形成する領域に形成された前記
第1導体層を除去し、前記第1導体層を所定形に形成す
る工程、前記第1導体層及び前記半導体基板上に第2絶
縁膜を形成する工程、前記第2絶縁膜上に第3導体層を
形成する工程、前記MOS型高耐圧トランジスタを形成
する領域に形成された前記第2絶縁膜、及び前記第3絶
縁膜を除去する工程、前記第3絶縁膜及び前記半導体基
板上に第4絶縁膜を形成する工程、前記第4絶縁膜上に
第2導体層を形成する工程、前記第2導体層を除去する
ことにより、前記MOS型トランジスタとMOS型高耐
圧トランジスタのゲート電極を形成する工程、前記第2
導体、及び前記第4絶縁膜、及び前記3絶縁膜、及び前
記第2絶縁膜、及び前記第1導体層を除去することによ
り、前記半導体記憶素子のゲート電極を形成することを
特徴とする。
【0023】(手段7)本発明の半導体装置の製造方法
は、フローティングゲートとコントロールゲートとを有
するMOS型トランジスタ構造をなし、前記フローティ
ングゲートへの電荷の注入状態の如何によって、前記コ
ントロールゲートの前記MOSトランジスタの特性の制
御しきい値電圧が変化する半導体素子と前記半導体記憶
素子を駆動する為のMOS型トランジスタ及びMOS型
高耐圧トランジスタの製造方法において、半導体基板上
にフィールド絶縁膜を形成する工程、前記半導体基板上
に第1絶縁膜を形成する工程、前記フィールド絶縁膜及
び前記第1絶縁膜上に第1導体層を形成する工程、前記
MOS型トランジスタを形成する領域に形成された前記
第1導体層を除去し、前記第1導体層を所定形に形成す
る工程、前記第1導体層及び前記半導体基板上に第2絶
縁膜を形成する工程、前記MOS型高耐圧トランジスタ
を形成する領域に形成された前記第2絶縁膜を除去する
工程、前記第2絶縁膜及び前記半導体基板上に第3絶縁
膜を形成する工程、前記第3絶縁膜上に第2導体層を形
成する工程、前記第2導体層を除去することにより、前
記MOS型トランジスタとMOS型高耐圧トランジスタ
のゲート電極を形成する工程、前記第2導体、及び前記
第及び前記3絶縁膜、及び前記第2絶縁膜、及び前記第
1導体層を除去することにより、前記半導体記憶素子の
ゲート電極を形成することを特徴とする。
【0024】
【実施例】
(実施例1)本発明の半導体装置の構造の一例を図1に
示す。
【0025】半導体基板101上にフィールド絶縁膜1
02が100nmから500nm程度形成されており、
半導体記憶素子は、7nmから12nm程度のトンネル
酸化膜と燐等のP型不純物を含んだ多結晶シリコン膜よ
りなるフローティングゲート104と3nmから15n
m程度の第1絶縁膜107、及び5nmから20nm程
度のシリコン窒化膜108及び1nmから10nm程度
の第2絶縁膜109及び多結晶シリコンもしくはポリサ
イドよりなるコントロールゲート110より形成されて
いる。通常トランジスタは、7nmから25nm程度の
通常トランジスタのゲート酸化膜106及び多結晶シリ
コンもしくはポリサイドにより形成された通常トランジ
スタのゲート電極112より形成されている。そして、
高耐圧用トランジスタは、3nmから15nm程度の第
1絶縁膜107、及び5nmから20nm程度のシリコ
ン窒化膜108及び1nmから10nm程度の第2絶縁
膜109多結晶シリコンもしくはポリサイドにより形成
された高耐圧用トランジスタのゲート電極311より形
成されている。
【0026】前記第1絶縁膜107及び前記シリコン窒
化膜108及び前記第2絶縁膜109は、半導体記憶素
子においては、コントロールゲートとフローティングゲ
ート間絶縁膜として用いられ、高耐圧トランジスタにお
いては、前記高耐圧トランジスタのゲート絶縁膜として
用いられる。
【0027】図2(a)から図2(e)は、本発明の1
実施例における半導体装置の製造方法の工程毎の主要断
面図である。なお、実施例の全図において、同一の機能
を有するものには、同一の符号を付け、その繰り返しの
説明は省略する。以下、図2(a)から図2(e)に従
い、順に説明していく。
【0028】まず、図2(a)の如く半導体基板201
上にシリコン窒化膜を所定形に形成する。そして、熱酸
化を行いフィールド絶縁膜202を形成する。前記フィ
ールド絶縁膜202は500nmから800nm程度形
成する。前記窒化膜を除去し、熱酸化法により前記半導
体基板201上にトンネル酸化膜203を形成する。た
とえば、1000度の酸素濃度40%の乾燥雰囲気中で
酸化を行い前記トンネル酸化膜203を形成する。前記
トンネル酸化膜は、EPROMの場合は30nmから5
0nm、フラッシュEEPROMの場合は10nmぐら
いが適当であろう。そして、前記トンネル酸化膜203
及び前記フィールド前記絶縁膜202上に第1多結晶シ
リコン膜213を200nm程度形成する。通常モノシ
ランガスを620度前後で熱分解させ、前記第1多結晶
シリコン膜213を堆積させる。そして、この前記第1
多結晶シリコン膜213を低抵抗化するために、たとえ
ば5族の元素(たとえば燐元素や砒素など導電性不純
物)をイオン打ち込み法を用いて、1×1015から1×
1016atoms・cm-2程度注入する。
【0029】次に、図2(b)の如く、フォト及びエッ
チングにより、前記通常トランジスタ及び前記高耐圧ト
ランジスタを形成する領域に形成された前記トンネル酸
化膜203及び前記第1多結晶シリコン膜213を除去
する。そして、熱酸化法により、前記前記半導体基板2
01及び前記前記第1多結晶シリコン膜213上に第1
絶縁膜207を形成する。前記第1絶縁膜207は、前
記第1多結晶シリコン膜211上に3nmから15nm
程度形成する。そして、CVD法により前記第1絶縁膜
207上にシリコン窒化膜を5nmから20nm程度形
成する。
【0030】次に、図2(c)の如く、フォト及びエッ
チングにより、前記通常トランジスタを形成する領域に
形成された前記第1絶縁膜207及び前記シリコン窒化
膜208を除去する。
【0031】次に、図2(d)の如く、熱酸化法によ
り、前記半導体基板201上に通常トランジスタのゲー
ト酸化膜206を7nmから25nm程度形成する。こ
の酸化により前記シリコン窒化膜208上に第2絶縁膜
209を形成する。そして、前記通常トランジスタのゲ
ート酸化膜206及び前記フィールド絶縁膜202及び
前記第2絶縁膜209上に第2多結晶シリコン膜を形成
する。そして、この前記第2多結晶シリコン膜214を
低抵抗化するために、たとえば5族の元素(たとえば燐
元素や砒素など導電性不純物)をイオン打ち込み法を用
いて、1×1015から1×1016atoms・cm-2
度注入する。
【0032】最後に、図2(e)の如く、フォト及びエ
ッチングにより、前記第2多結晶シリコン膜213をエ
ッチングし、前記通常トランジスタのゲート電極212
及び高耐圧トランジスタのゲート電極211を形成す
る。そして、フォト及びエッチングにより、前記第2多
結晶シリコン膜213及び前記第2絶縁膜209及び前
記シリコン窒化膜208及び前記第1絶縁膜207及び
第1多結晶シリコン膜213をエッチングし、半導体記
憶素子のゲート電極を形成する。
【0033】以上が本発明の一実施例の半導体装置とそ
の製造方法とである。
【0034】この様に、図2(c)の如く、前記第1絶
縁膜207と前記シリコン窒化膜208を高耐圧トラン
ジスタを形成する領域に残し、図2(e)の如く、高耐
圧トランジスタのゲート酸化膜を前記第1絶縁膜207
と前記シリコン窒化膜208と前記第2絶縁膜209に
より形成することにより、従来の製造方法より製造工程
数が、フォトとエッチングと酸化工程がそれぞれ1工程
ずつ削減され、低コストの半導体装置と提供することが
可能となる。また、従来の製造方法と違い半導体記憶素
子のコントロールフローティングゲート間絶縁膜に用い
られる前記第2絶縁膜210が、1度の酸化により形成
される為に欠陥密度が小さく、信頼性の高いフローチン
グゲートコントロール間絶縁膜を形成することが可能に
なる。
【0035】また、従来の半導体装置と違い高耐圧トラ
ンジスタのゲート酸化膜に誘電率の高いシリコン窒化膜
を用いることにより、リーク電流が少なく、且つ酸化膜
厚換算での膜厚が薄い高耐圧トランジスタのゲート絶縁
膜を提供することが可能となり、従来の半導体装置よ
り、駆動能力の高い高耐圧トランジスタを提供すること
が可能となる。
【0036】以上本発明者によってなされた発明を、前
記実施例に基づき、具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において、変形し得ることは勿論である。例え
ば、本実施例の半導体装置では、半導体記憶装置のフロ
ーティングゲートとコントロールゲート間絶縁膜にON
O膜(Si02/SiN/Si02)を用いたが、NO膜
(SiN/Si02)を用いた場合でも有効である。そ
の場合高耐圧トランジスタのゲート絶縁膜は、NO膜
(SiN/Si02)により形成されることになるが、
上記に述べた同様の効果が得られる。また、本実施例で
は、半導体記憶装置のフローティングゲートとコントロ
ールゲート間絶縁膜であるONO膜のBOTTOM酸化
膜とTOP酸化膜を熱酸化により形成したCVD法等に
より形成した場合でも有効である。また、本実施例の半
導体装置では、半導体記憶素子のフローティングゲート
とコントロールゲート間絶縁膜及び高耐圧トランジスタ
のゲート絶縁膜にシリコン窒化膜を用いたが、タンタル
化合物等の他の材料を用いても同様の効果が得られる。
【0037】また、本実施例の製造方法では、コントロ
ールゲートに多結晶シリコン膜を用いたが、モリブデン
シリサイド等のポリサイドを用いても同様の効果が得ら
れる。
【0038】(実施例2)本発明の半導体装置の構造の
(実施例1)とは別の一例を図5に示す。
【0039】半導体基板501上にフィールド絶縁膜5
02が100nmから500nm程度形成されており、
半導体記憶素子は、7nmから25nm程度のトンネル
酸化膜503と燐等のP型不純物を含んだ多結晶シリコ
ン膜よりなるフローティングゲート504と3nmから
15nm程度の第1絶縁膜507、及び5nmから20
nm程度のシリコン窒化膜508及び1nmから10n
m程度の第2絶縁膜509及び多結晶シリコンもしくは
ポリサイドよりなるコントロールゲート510より形成
されている。高耐圧用トランジスタは、10nmから4
0nm程度の高耐圧トランジスタのゲート酸化膜505
及び多結晶シリコンもしくはポリサイドにより形成され
た高耐圧トランジスタのゲート電極511より形成され
ている。そして、通常トランジスタは、3nmから15
nm程度の第1絶縁膜507、及び5nmから20nm
程度のシリコン窒化膜508及び1nmから10nm程
度の第2絶縁膜509及び、多結晶シリコンもしくはポ
リサイドにより形成された高耐圧用トランジスタのゲー
ト電極512より形成されている。
【0040】前記第1絶縁膜507及び前記シリコン窒
化膜508及び前記第2絶縁膜509は、半導体記憶素
子においては、コントロールゲートとフローティングゲ
ート間絶縁膜として用いられ、通常トランジスタにおい
ては、前記通常トランジスタのゲート絶縁膜として用い
られる。
【0041】図6(a)から図6(f)は、本発明の1
実施例における半導体装置の製造方法の工程毎の主要断
面図である。なお、実施例の全図において、同一の機能
を有するものには、同一の符号を付け、その繰り返しの
説明は省略する。以下、図6(a)から図6(f)に従
い、順に説明していく。
【0042】まず、図6(a)の如く半導体基板601
上にシリコン窒化膜を所定形に形成する。そして、熱酸
化を行いフィールド絶縁膜602を形成する。前記フィ
ールド絶縁膜602は500nmから800nm程度形
成する。前記窒化膜を除去し、熱酸化法により前記半導
体基板601上にトンネル酸化膜603を形成する。た
とえば、1000度の酸素濃度40%の乾燥雰囲気中で
酸化を行い前記トンネル酸化膜603を形成する。前記
トンネル酸化膜は、EPROMの場合は30nmから5
0nm、フラッシュEEPROMの場合は10nmぐら
いが適当であろう。そして、前記トンネル酸化膜603
及び前記フィールド前記絶縁膜602上に第1多結晶シ
リコン膜613を200nm程度形成する。通常モノシ
ランガスを620度前後で熱分解させ、前記第1多結晶
シリコン膜613を堆積させる。そして、この前記第1
多結晶シリコン膜613を低抵抗化するために、たとえ
ば5族の元素(たとえば燐元素や砒素など導電性不純
物)をイオン打ち込み法を用いて、1×1015から1×
1016atoms・cm-2程度注入する。
【0043】次に、図6(b)の如く、フォト及びエッ
チングにより、前記通常トランジスタ及び前記高耐圧ト
ランジスタを形成する領域に形成された前記トンネル酸
化膜603及び前記第1多結晶シリコン膜613を除去
する。そして、熱酸化法により、前記前記半導体基板6
01及び前記前記第1多結晶シリコン膜613上に第1
絶縁膜607を形成する。前記第1絶縁膜607は、前
記第1多結晶シリコン膜611上に3nmから15nm
程度形成する。そして、CVD法により前記第1絶縁膜
607上にシリコン窒化膜を5nmから20nm程度形
成する。
【0044】次に、図6(c)の如く、フォト及びエッ
チングにより、前記高耐圧トランジスタを形成する領域
に形成された前記第1絶縁膜607及び前記シリコン窒
化膜608を除去する。
【0045】次に、図6(d)の如く、熱酸化法によ
り、前記半導体基板601上に高耐圧トランジスタのゲ
ート酸化膜605を形成する。この酸化により前記シリ
コン窒化膜608上に第2絶縁膜609を形成する。
【0046】次に、図6(e)の如く、前記高耐圧トラ
ンジスタのゲート酸化膜605及び前記フィールド絶縁
膜602及び前記第2絶縁膜609上に第2多結晶シリ
コン膜614を形成する。そして、この前記第2多結晶
シリコン膜614を低抵抗化するために、たとえば5族
の元素(たとえば燐元素や砒素など導電性不純物)をイ
オン打ち込み法を用いて、1×1015から1×1016
toms・cm-2程度注入する。
【0047】最後に、図6(f)の如く、フォト及びエ
ッチングにより、前記第2多結晶シリコン膜614をエ
ッチングし、前記通常トランジスタのゲート電極612
及び高耐圧トランジスタのゲート電極611を形成す
る。さらに、フォト及びエッチングにより、前記第2多
結晶シリコン膜614及び前記第2絶縁膜609及び前
記シリコン窒化膜608及び前記第1絶縁膜607及び
第1多結晶シリコン膜613をエッチングし、半導体記
憶素子のゲート電極を形成する。
【0048】以上が本発明の一実施例の半導体装置とそ
の製造方法とである。
【0049】この様に、図6(c)の如く、前記第1絶
縁膜607と前記シリコン窒化膜608を通常トランジ
スタを形成する領域に残し、図6(f)の如く、通常ト
ランジスタのゲート酸化膜を前記第1絶縁膜607と前
記シリコン窒化膜608と前記第2絶縁膜609により
形成することにより、従来の製造方法より製造工程数
が、フォトとエッチングと酸化工程がそれぞれ1工程ず
つ削減され、低コストの半導体装置と提供することが可
能となる。また、従来の製造方法と違い半導体記憶素子
のコントロールゲートフローティングゲート間絶縁膜に
用いられる前記第2絶縁膜609と高耐圧トランジスタ
のゲート酸化膜605が、1度の酸化により形成される
為に欠陥密度が小さく、信頼性の高いフローティングゲ
ートコントロール間絶縁膜と前記高耐圧トランジスタの
ゲート絶縁膜を形成することが可能になる。
【0050】また、従来の半導体装置と違い通常トラン
ジスタのゲート酸化膜に誘電率の高いシリコン窒化膜を
用いた積層膜を用いることにより、リーク電流が少な
く、且つ酸化膜厚換算での膜厚が薄い通常トランジスタ
のゲート絶縁膜を提供することが可能となり、従来の半
導体装置より、駆動能力の高い通常トランジスタを提供
することが可能となる。
【0051】以上本発明者によってなされた発明を、前
記実施例に基づき、具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において、変形し得ることは勿論である。例え
ば、本実施例の半導体装置では、半導体記憶装置のフロ
ーティングゲートとコントロールゲート間絶縁膜にON
O膜(Si02/SiN/Si02)を用いたが、NO膜
(SiN/Si02)を用いた場合でも有効である。そ
の場合通常トランジスタのゲート絶縁膜は、NO膜(S
iN/Si02)により形成されることになるが、上記
に述べた同様の効果が得られる。また、本実施例では、
半導体記憶装置のフローティングゲートとコントロール
ゲート間絶縁膜であるONO膜のBOTTOM酸化膜と
TOP酸化膜を熱酸化により形成したCVD法等により
形成した場合でも有効である。また、本実施例の半導体
装置では、半導体記憶素子のフローティングゲートとコ
ントロールゲート間絶縁膜及び通常トランジスタのゲー
ト絶縁膜にシリコン窒化膜を用いたが、タンタル化合物
等の他の材料を用いても同様の効果が得られる。
【0052】また、本実施例の製造方法では、コントロ
ールゲートに多結晶シリコン膜を用いたが、モリブデン
シリサイド等のポリサイドを用いても同様の効果が得ら
れる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、半導体記憶のコントロ
ールゲート、フローティングゲート間絶縁膜と半導体記
憶素子を駆動する為のトランジスタのゲート絶縁膜を同
一材料で形成することにより、製造工程数を大幅に削減
することが可能となる。また、欠陥密度が少なく、信頼
性の高い高耐圧トランジスタのゲート絶縁膜と信頼性の
高いフローティングゲートコントロールゲート間絶縁膜
を形成することが可能になる。また、半導体記憶素子を
駆動する為のトランジスタのゲート絶縁膜の信頼性を維
持しながら、前記トランジスタの駆動能力を向上させる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の一実施例を説明する為の
主要断面図。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法の一実施例を工
程順に説明するための主要断面図。
【図3】従来の半導体装置を説明するための主要断面
図。
【図4】従来の半導体装置の製造方法を工程順に説明す
るための主要断面図。
【図5】本発明の半導体装置の一実施例を説明する為の
主要断面図。
【図6】本発明の半導体装置の製造方法の一実施例を工
程順に説明するための主要断面図。
【符号の説明】
101 半導体基板 102 フィールド絶縁膜 103 第1絶縁膜 104 フローティングゲート 105 高耐圧トランジスタのゲート酸化膜 106 通常トランジスタのゲート酸化膜 107 第1絶縁膜 108 シリコン窒化膜 109 第2絶縁膜 110 コントロールゲート 111 高耐圧トランジスタのゲート電極 112 通常トランジスタのゲート電極 201 半導体基板 202 フィールド絶縁膜 203 第1絶縁膜 204 フローティングゲート 205 高耐圧トランジスタのゲート酸化膜 206 通常トランジスタのゲート酸化膜 207 第1絶縁膜 208 シリコン窒化膜 209 第2絶縁膜装置のソース 210 コントロールゲート 211 高耐圧トランジスタのゲート電極 212 通常トランジスタのゲート電極 213 第1多結晶シリコン膜 214 第2多結晶シリコン膜 301 半導体基板 302 フィールド絶縁膜 303 第1絶縁膜 304 フローティングゲート 305 高耐圧トランジスタのゲート酸化膜 306 通常トランジスタのゲート酸化膜 307 第1絶縁膜シリコン膜 308 シリコン窒化膜 309 第2絶縁膜 310 コントロールゲート 311 高耐圧トランジスタのゲート電極 312 通常トランジスタのゲート電極 401 半導体基板 402 フィールド絶縁膜 403 第1絶縁膜 404 フローティングゲート 405 高耐圧トランジスタのゲート酸化膜 406 通常トランジスタのゲート酸化膜 407 第1絶縁膜 408 シリコン窒化膜 409 第2絶縁膜 410 コントロールゲート 411 高耐圧トランジスタのゲート電極 412 通常トランジスタのゲート電極 413 第1多結晶シリコン膜 414 第2多結晶シリコン膜 415 レジストマスク 501 半導体基板 502 フィールド絶縁膜 503 トンネル酸化膜 504 フローティングゲート 505 高耐圧トランジスタのゲート酸化膜 506 通常トランジスタのゲート酸化膜 507 第1絶縁膜 508 シリコン窒化膜 509 第2絶縁膜 510 コントロールゲート 511 高耐圧トランジスタのゲート電極 512 通常トランジスタのゲート電極 601 半導体基板 602 フィールド絶縁膜 603 トンネル酸化膜 604 フローティングゲート 605 高耐圧トランジスタのゲート酸化膜 607 第1絶縁膜 608 シリコン窒化膜 609 第2絶縁膜 610 コントロールゲート 611 高耐圧トランジスタのゲート電極 612 通常トランジスタのゲート電極 613 第1多結晶シリコン膜 614 第2多結晶シリコン膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/115 29/78 7514−4M H01L 29/78 301 G

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フローティングゲートとコントロールゲー
    トとを有するMOS型トランジスタ構造をなし、前記フ
    ローティングゲートへの電荷の注入状態の如何によっ
    て、前記コントロールゲートの前記MOSトランジスタ
    の特性の制御しきい値電圧が変化する半導体装置におい
    て、半導体記憶素子を駆動する為のMOS型トランジス
    タのゲート絶縁膜が、フローティングゲートとコントロ
    ールゲートと同−の積層膜により形成されていることを
    特徴としている半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体装置において、前記
    積層膜が、ONO膜(シリコン酸化膜、シリコン窒化
    膜、シリコン酸化膜の積層膜)により形成されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の半導体装置において、前記
    積層膜が、NO膜(シリコン窒化膜とシリコン酸化膜の
    積層膜)により形成されていることを特徴とする半導体
    装置。
  4. 【請求項4】フローティングゲートとコントロールゲー
    トとを有するMOS型トランジスタ構造をなし、前記フ
    ローティングゲートへの電荷の注入状態の如何によっ
    て、前記コントロールゲートの前記MOSトランジスタ
    の特性の制御しきい値電圧が変化する半導体装置におい
    て、半導体記憶素子を駆動する為のMOS型高耐圧トラ
    ンジスタのゲート絶縁膜が、フローティングゲートとコ
    ントロールゲートと同−の積層膜により形成されている
    ことを特徴としている半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の半導体装置において、前記
    積層膜が、ONO膜(シリコン酸化膜、シリコン窒化
    膜、シリコン酸化膜の積層膜)により形成されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載の半導体装置において、前記
    積層膜が、NO膜(シリコン窒化膜とシリコン酸化膜の
    積層膜)により形成されていることを特徴とする半導体
    装置。
  7. 【請求項7】請求項4記載の半導体装置において、半導
    体記憶素子を駆動する為のMOS型トランジスタのゲー
    ト絶縁膜が、シリコン酸化膜より形成されていることを
    特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】フローティングゲートとコントロールゲー
    トとを有するMOS型トランジスタ構造をなし、前記フ
    ローティングゲートへの電荷の注入状態の如何によっ
    て、前記コントロールゲートの前記MOSトランジスタ
    の特性の制御しきい値電圧が変化する半導体素子と前記
    半導体記憶素子を駆動する為のMOS型トランジスタの
    製造方法において、半導体基板上にフィールド絶縁膜を
    形成する工程、前記半導体基板上に第1絶縁膜を形成す
    る工程、前記フィールド絶縁膜及び前記第1絶縁膜上に
    第1導体層を形成する工程、前記MOS型トランジスタ
    を形成する領域に形成された前記第1導体層を除去し、
    前記第1導体層を所定形に形成する工程、前記第1導体
    層及び前記半導体基板上に第3絶縁膜を形成する工程、
    前記第3絶縁膜上に第4絶縁膜を形成する工程、前記第
    4絶縁膜上に第2導体層を形成する工程からなることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の半導体装置の製造方法にお
    いて、前記第2絶縁膜はシリコン酸化膜より形成されて
    おり、前記第3絶縁膜はシリコン窒化膜より形成されて
    おり、前記第4絶縁膜はシリコン酸化膜より形成されて
    いることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】請求項8記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記第1導体層が多結晶シリコンにより形成さ
    れていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】フローティングゲートとコントロールゲ
    ートとを有するMOS型トランジスタ構造をなし、前記
    フローティングゲートへの電荷の注入状態の如何によっ
    て、前記コントロールゲートの前記MOSトランジスタ
    の特性の制御しきい値電圧が変化する半導体素子と前記
    半導体記憶素子を駆動する為のMOS型トランジスタの
    製造方法において、半導体基板上にフィールド絶縁膜を
    形成する工程、前記半導体基板上に第1絶縁膜を形成す
    る工程、前記フィールド絶縁膜及び前記第1絶縁膜上に
    第1導体層を形成する工程、前記MOS型トランジスタ
    を形成する領域に形成された前記第1導体層を除去し、
    前記第1導体層を所定形に形成する工程、前記第1導体
    層及び前記半導体基板上に第3絶縁膜を形成する工程、
    前記第3絶縁膜上に第2導体層を形成する工程からなる
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載の半導体装置の製造方法
    において、前記第2絶縁膜はシリコン酸化膜より形成さ
    れており、前記第3絶縁膜はシリコン窒化膜より形成さ
    れていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】請求項11記載の半導体装置の製造方法
    において、前記第2絶縁膜はシリコン窒化膜より形成さ
    れており、前記第3絶縁膜はシリコン酸化膜より形成さ
    れていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】請求項11記載の半導体装置の製造方法
    において、前記第1導体層が多結晶シリコンにより形成
    されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】フローティングゲートとコントロールゲ
    ートとを有するMOS型トランジスタ構造をなし、前記
    フローティングゲートへの電荷の注入状態の如何によっ
    て、前記コントロールゲートの前記MOSトランジスタ
    の特性の制御しきい値電圧が変化する半導体装置におい
    て、半導体記憶素子を駆動する為の通常MOS型トラン
    ジスタのゲート絶縁膜が、フローティングゲートとコン
    トロールゲートと同−の積層膜により形成され、前記半
    導体記憶素子を形成する為のMOS型高耐圧トランジス
    タのゲート絶縁膜が、前記積層膜でなく、1種類の絶縁
    膜により構成されていることを特徴とする半導体装置。
  16. 【請求項16】請求項15記載の半導体装置において、
    前記1種類の絶縁膜がシリコン酸化膜であることを特徴
    とする半導体装置。
  17. 【請求項17】請求項15記載の半導体装置において、
    前記積層膜が、ONO膜(シリコン酸化膜、シリコン窒
    化膜、シリコン酸化膜の積層膜)により形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  18. 【請求項18】請求項15記載の半導体装置において、
    前記積層膜が、NO膜(シリコン窒化膜とシリコン酸化
    膜の積層膜)により形成されていることを特徴とする半
    導体装置。
  19. 【請求項19】フローティングゲートとコントロールゲ
    ートとを有するMOS型トランジスタ構造をなし、前記
    フローティングゲートへの電荷の注入状態の如何によっ
    て、前記コントロールゲートの前記MOSトランジスタ
    の特性の制御しきい値電圧が変化する半導体素子と前記
    半導体記憶素子を駆動する為のMOS型トランジスタ及
    びMOS型高耐圧トランジスタの製造方法において、半
    導体基板上にフィールド絶縁膜を形成する工程、前記半
    導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程、前記フィール
    ド絶縁膜及び前記第1絶縁膜上に第1導体層を形成する
    工程、前記MOS型トランジスタを形成する領域に形成
    された前記第1導体層を除去し、前記第1導体層を所定
    形に形成する工程、前記第1導体層及び前記半導体基板
    上に第2絶縁膜を形成する工程、前記第2絶縁膜上に第
    3導体層を形成する工程、前記MOS型高耐圧トランジ
    スタを形成する領域に形成された前記第2絶縁膜、及び
    前記第3絶縁膜を除去する工程、前記第3絶縁膜及び前
    記半導体基板上に第4絶縁膜を形成する工程、前記第4
    絶縁膜上に第2導体層を形成する工程、前記第2導体層
    を除去することにより、前記MOS型トランジスタとM
    OS型高耐圧トランジスタのゲート電極を形成する工
    程、前記第2導体、及び前記第4絶縁膜、及び前記3絶
    縁膜、及び前記第2絶縁膜、及び前記第1導体層を除去
    することにより、前記半導体記憶素子のゲート電極を形
    成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】請求項19記載の半導体装置の製造方法
    において、前記第2絶縁膜はシリコン酸化膜より形成さ
    れており、前記第3絶縁膜はシリコン窒化膜より形成さ
    れており、前記第4絶縁膜はシリコン酸化膜より形成さ
    れていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】フローティングゲートとコントロールゲ
    ートとを有するMOS型トランジスタ構造をなし、前記
    フローティングゲートへの電荷の注入状態の如何によっ
    て、前記コントロールゲートの前記MOSトランジスタ
    の特性の制御しきい値電圧が変化する半導体素子と前記
    半導体記憶素子を駆動する為のMOS型トランジスタ及
    びMOS型高耐圧トランジスタの製造方法において、半
    導体基板上にフィールド絶縁膜を形成する工程、前記半
    導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程、前記フィール
    ド絶縁膜及び前記第1絶縁膜上に第1導体層を形成する
    工程、前記MOS型トランジスタを形成する領域に形成
    された前記第1導体層を除去し、前記第1導体層を所定
    形に形成する工程、前記第1導体層及び前記半導体基板
    上に第2絶縁膜を形成する工程、前記MOS型高耐圧ト
    ランジスタを形成する領域に形成された前記第2絶縁膜
    を除去する工程、前記第2絶縁膜及び前記半導体基板上
    に第3絶縁膜を形成する工程、前記第3絶縁膜上に第2
    導体層を形成する工程、前記第2導体層を除去すること
    により、前記MOS型トランジスタとMOS型高耐圧ト
    ランジスタのゲート電極を形成する工程、前記第2導
    体、及び前記第及び前記3絶縁膜、及び前記第2絶縁
    膜、及び前記第1導体層を除去することにより、前記半
    導体記憶素子のゲート電極を形成することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】請求項21記載の半導体装置の製造方法
    において、前記第2絶縁膜はシリコン酸化膜より形成さ
    れており、前記第3絶縁膜はシリコン窒化膜より形成さ
    れていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】請求項19記載の半導体装置の製造方法
    において、前記第1導体層が多結晶シリコンにより形成
    されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  24. 【請求項24】請求項19記載の半導体装置の製造方法
    において、前記第1導体層が多結晶シリコンにより形成
    されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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