JPS5856263B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS5856263B2
JPS5856263B2 JP51089783A JP8978376A JPS5856263B2 JP S5856263 B2 JPS5856263 B2 JP S5856263B2 JP 51089783 A JP51089783 A JP 51089783A JP 8978376 A JP8978376 A JP 8978376A JP S5856263 B2 JPS5856263 B2 JP S5856263B2
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oxide film
film
polycrystalline silicon
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forming
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務 吉原
正宏 畑中
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば2重多結晶シリコン構造を持った半導
体装置の多結晶シリコン膜間の絶縁耐匝の向上をはかっ
た半導体装置の製造方法に関するものである。
近年、MO8電界効果型トランジスタ(以下MO8FE
Tと略記する。
)に、容量素子を直列接続した。
いわゆる、ITr−1capのメモリー素子が、高集積
度の目標を満たすものとして、開発されている。
2重多結晶シリコン構造をもったメモリー素子も、その
1種類であることがよく知られている。
以下、従来の2重多結晶シリコン構造メモリー素子の製
造方法の一例について第1図〜第3図を用いて詳細に説
明する。
Si基板を用いた、nチャンネルMO8FETをスイッ
チング素子として用いるメモリー素子の場合は、P型基
板1に、窒化シリコンを用いた、選択酸化法により、フ
ィールド酸化膜2を形成し、その表面上に容量部分の電
極間絶縁物となるべき、酸化膜3を形成した後、多結晶
シリコン膜4を4000A程度上積みする。
その後、スイッチング素子となるMOS F ETを形
成すべき部分の多結晶シリコンを、プラズマエツチング
により除去し、更に、その下部にある酸化膜をエツチン
グして除去する。
こうして、MOSFETを形成すべき部分には、P形S
i基板1の表面を露出させた後、このP形Si基板1の
露出表面上及び残存する多結晶シリコン膜4(容量部分
の一方の電極となる)上面に酸化膜5を形成し、第1図
に示す状態となる。
この時、P形Si基板1゛の露出表面上に形成された酸
化膜5はMOSFETのゲート酸化膜となるとともに、
残存する多結晶シリコン膜4上面に形成された酸化膜5
は層間絶縁膜となるものである。
次に、MOS F ETのゲート電極となる多結晶シリ
コン6を上積みし、エツチングによMOFETのドレイ
ンとなるべき部分の多結晶シリコンと、その下部の酸化
膜を除去した後、不純物リンを拡散して、ドレイン拡散
層7を形成し、第2図に示す状態となる。
最後に、通常の方法で酸化膜8を上積みして、Ae電極
9,10を形成すれば、第3図に示すような、ITr−
1capのメモリー素子が得られる。
この構造におけるメモリー素子の安定性を向上させるた
めには、2重に重なり合った多結晶シリコン4と6との
間の絶縁耐圧を60V以上にすることが必要になる。
そのためには、多結晶シリコン4と6との間の酸化膜5
に生ずるピンホールをなくし、膜厚を大きくすることが
要請される。
更に、高集積化するためには、MOSFETのチャネル
長りを短くしなければならないが、Lが4μ氾以下にな
ってくると、MOSFETのしきい値電圧VTR、ソー
ス・ドレイン間耐圧BVD8とも急激に減少して、正常
なトランジスタ動作をしなくなってくる。
これを防止するには、ゲート酸化膜5の膜厚を小さくす
ることが必要になってくることは、よく知られており、
例えば、L=1μmのトランジスタでは、ゲート酸化膜
5の膜厚を250人程度にしなければならないともいわ
れている。
しかしながら、従来の方法でゲート酸化膜厚を250人
程度にすれば、多結晶シリコン膜4と6との間の酸化膜
厚も250人程度になってしまい、絶縁耐圧が20V程
度になってしまう。
それと、多結晶シリコンの重なり合う部分の面積が大き
いと、間にはさまれた酸化膜にピンホールの発生する確
率が大きくなってしまって、このことも絶縁耐圧低下の
原因となる。
本発明は、かかる欠点を改良するためになされたもので
、ゲート酸化膜厚を比較的薄くしても、多結晶シリコン
膜間の酸化膜厚は比較的厚くし、加えて、ピンホール発
生の確率も小さくして、十分大きな絶縁耐圧をもたせた
半導体装置の製造方法を提供するものである。
以下、本発明を、第4図〜第11図に示す実施例を用い
て詳細に説明する。
P型基板11に窒化シリコンを用いた選択酸化膜により
フィールド酸化膜12を形成上、フィールド酸化膜以外
のシリコン面が露出した部分に、950℃から1100
℃の温度範囲で、メモリー素子の容量部分になる電極間
の絶縁膜になる、熱酸化膜13を形成する。
第4図に、この工程を示しである。
次にCVD法によって、2000〜5000人の多結晶
シリコン膜14を上記熱生成酸化膜13及びフィールド
酸化膜12上全面に形成し、リンをドープする。
この多結晶シリコン膜14は容量部分の一方の電極を構
成するためのものである。
第5図にこの工程が示されている。そして、950℃か
ら、1100℃の温度範囲で、多結晶シリコン膜14を
熱酸化し、SOO〜1200人の第1の酸化膜15を形
成する。
第6図は、この工程を示すものである。
次にホトエツチングにより、レジスト16をマスクにし
て、弗酸系のエツチング液で第1の酸化膜15を除去し
、プラズマエツチング法で、多結晶シリコンを除去する
第7図は、この工程を示す。
その後弗酸系のエツチング液で、残された酸化膜13を
除去して、MOSFETが形成されるべき部分の基板表
面を露出させる。
第8図には、この工程が示されている。この時残存され
た多結晶シリコン膜14が容量部分の一方の電極となる
ものである。
次にプラズマエツチング法により、レジスト16を除去
した後、基板11の露出表面及び第1の酸化膜15上面
に熱酸化法により所定の厚さの酸化膜17を形成する。
この時、基板11の露出表面に形成された酸化膜17は
MOSFETのゲート酸化膜となるものであり、かつ、
第1の酸化膜15上面に形成された酸化膜17(第2の
酸化膜)は第1の酸化膜15とともに層間絶縁膜を形成
するものである。
第9図は、この工程を示すものである。
この後、ゲート電極となるべき、第2層目の多結晶シリ
コン18を、CVD法により酸化膜17上面及びフィー
ルド酸化膜12上面に形成し、リンをドープした後、こ
の多結晶シリコン18を、MOSFETのチャネル領域
となる部分に形成された酸化膜17のゲート酸化膜上及
び容量部分の一方の電極となる多結晶シリコン膜14の
少なくとも1部上に形成された部分を残してプラスマエ
ッチング法により除去する。
この時の残存された多結晶シリコン膜18はMOSFE
Tのゲート電極となるものである。
この後、MOSFETのドレインになるべき部分のゲー
ト酸化膜を弗酸系のエツチング液により除去し、リンを
拡散し、ドレイン領域19を形成する。
第10図には、この工程を示しである。
最後にCVD法により5000人〜6000人の酸化膜
20を上積みして、アルミ電極21゜22を形成すれば
、第11図に示されたような断面図をもったメモリー素
子が得られる。
以上のような工程を経ることにより、ゲート酸化膜は2
50人程度にしながら、多結晶シリコン膜間、つまり、
容量部分の一方の電極となる多結晶シリコン膜14とM
OSFETのゲート電極となる多結晶シリコン膜18と
の重なり部分における層間絶縁膜の膜厚は1000Å以
上とることができ、かつこの層間絶縁膜は第1の酸化膜
15と第2の酸化膜からなるため熱酸化工程が2度重な
り、若干第1の酸化膜15及び第2の酸化膜にピンホー
ルが発生したとしてもそれらピンホールが重なることは
なく、層間絶縁膜のピンホール発生の確率が小さくなっ
て、絶縁耐圧は、80■以上のものが得られることにな
る。
この発明は以上述べたように1つのトランジスタと1つ
の容量からなる半導体素子を具備した半導体装置の製造
方法において、半導体基板上に容量部分の一つの電極を
構成するための多結晶シリコン膜及びこの多結晶シリコ
ン膜上面に第1の酸化膜を形成した後、これら多結晶シ
リコン膜及び第1の酸化膜の所定部分を除去して基板を
露出させ、この基板の露出表面及び第1の酸化膜上面に
酸化膜を形成して、基板の露出表面上の酸化膜をトラン
ジスタのゲート酸化膜、第1の酸化膜上の酸化膜を第1
の酸化膜と併せて層間絶縁膜とし、その後、ゲート酸化
膜上面及び容量部分の一方の電極となる多結晶シリコン
膜上の少なくとも一部に層間絶縁膜を介して延在するト
ランジスタのゲート電極を設けたものとしたので、トラ
ンジスタのゲート酸化膜の膜厚は比較的薄く形成でき、
素子の大きさを小さく、ひいては集積度の向上が図れ、
かつ、容量部分の一方の電極となる多結晶シリコン膜と
ゲート電極との重なり部分における絶縁耐圧は層間絶縁
膜が2層の酸化膜から構成されるため、比較的厚く構成
でき、しかも2層であるためピンホールの発生を抑制で
きるため向上するという効果をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、従来の2重多結晶シリコン構造をも
つメモリー素子の製造工程を説明するための断面図、第
4図〜第11図は本発明の一実施例の製造工程を説明す
るための断面図である。 図において、11は半導体左板、12はフィールド酸化
膜、13は絶縁膜、14は多結晶シリコン膜、15は酸
化膜、17はゲート酸化膜、18は他の多結晶シリコン
膜である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基板上面に絶縁膜を形成する工程、上記絶縁
    膜上面に多結晶シリコン膜を形成する工程、上記多結晶
    シリコン膜の表面に第1の酸化膜を形成する工程、上記
    絶縁膜と多結晶シリコン膜と第1の酸化膜との3層膜の
    所定部分を除去し、上記基板を露出するとともに、残存
    する多結晶シリコン膜を容量部分の一方の電極とする工
    程、上記基板の露出工程後、上記基板の露出された部分
    に、所定の膜厚のトランジスタのゲート酸化膜を形成す
    ると同時に上記多結晶シリコン膜上の上記第1の酸化膜
    上面にもこのゲート酸化膜の膜厚と同一の膜厚の第2の
    酸化膜を形成し、第1及び第2の絶縁膜にて層間絶縁膜
    とする工程、上記ゲート酸化膜上面及び上記容量部分の
    一方の電極となる多結晶シリコン膜上の少なくとも一部
    に上記層間絶縁膜を介して延在するトランジスタのゲー
    ト電極を多結晶シリコン膜にて形成する工程を含む半導
    体装置の製造方法。 2 第1の酸化膜とゲート酸化膜及び第2の酸化膜とを
    950℃〜1100℃の温度で、かつ酸素雰囲気中で形
    成することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半
    導体装置の製造方法。
JP51089783A 1976-07-27 1976-07-27 半導体装置の製造方法 Expired JPS5856263B2 (ja)

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