JPS6114662B2 - - Google Patents
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- JPS6114662B2 JPS6114662B2 JP7782776A JP7782776A JPS6114662B2 JP S6114662 B2 JPS6114662 B2 JP S6114662B2 JP 7782776 A JP7782776 A JP 7782776A JP 7782776 A JP7782776 A JP 7782776A JP S6114662 B2 JPS6114662 B2 JP S6114662B2
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Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体装置の層間連絡孔形成方法の改
良に係るものである。
良に係るものである。
絶縁ゲート形電界効果トランジスタ(以下
MOSTを略記する)を基本構成素子とした半導
体集積回路は、例えば多結晶シリコンをゲート電
極として用いた自己整合形のMOST製作技術の
出現によつて、集積規模および回路性能の面で急
速な発展を遂げて来た。また近年、ゲート電極層
を一層追加して、2層ゲート電極を有する集積回
路技術が開発されるに至つて、その発展の度合は
さらに倍加され、例えば1シリコン半導体方上に
16Kビツトのランダムアクセスメモリ(以下
RAMと略記する)を集積できるようになつてい
る。
MOSTを略記する)を基本構成素子とした半導
体集積回路は、例えば多結晶シリコンをゲート電
極として用いた自己整合形のMOST製作技術の
出現によつて、集積規模および回路性能の面で急
速な発展を遂げて来た。また近年、ゲート電極層
を一層追加して、2層ゲート電極を有する集積回
路技術が開発されるに至つて、その発展の度合は
さらに倍加され、例えば1シリコン半導体方上に
16Kビツトのランダムアクセスメモリ(以下
RAMと略記する)を集積できるようになつてい
る。
第1図Aは2層ゲート電極を用いた半導体集積
回路の要部断面構造を示している。同図では1は
シリコン半導体基板(電流担体が電子すなわちn
チヤネル形MOSTの場合はp形基板、電流担体
が正孔すなわちpチヤネル形MOSTの場合はn
形基板が用いられる)、2はシリコン酸化膜、3
はMOSTのソース,ドレイン電極となる不純物
拡散層、4,5はそれぞれ第1層ゲート電極、第
2層ゲート電極下のMOSTのゲート絶縁膜であ
るシリコン酸化膜、6,7はそれぞれ第1層、第
2層ゲート電極となる多結晶シリコン、8は6,
7間の絶縁膜となるシリコン酸化膜(通常はリン
ガラス膜を用いる。)を示している。通常6およ
び8は2重に被着形成された後に、1回の写真蝕
刻工程で同時に加工されるため、6の表面上に
は、常に8が存在することになる。9は配線電極
としてのA膜10と7の絶縁膜となるシリコン
酸化膜(8と同様リンガラス膜を通常用いる)、
11a〜1cは10と6,7,3の層間連絡孔、
12は7と3の層間連絡部を示している。
回路の要部断面構造を示している。同図では1は
シリコン半導体基板(電流担体が電子すなわちn
チヤネル形MOSTの場合はp形基板、電流担体
が正孔すなわちpチヤネル形MOSTの場合はn
形基板が用いられる)、2はシリコン酸化膜、3
はMOSTのソース,ドレイン電極となる不純物
拡散層、4,5はそれぞれ第1層ゲート電極、第
2層ゲート電極下のMOSTのゲート絶縁膜であ
るシリコン酸化膜、6,7はそれぞれ第1層、第
2層ゲート電極となる多結晶シリコン、8は6,
7間の絶縁膜となるシリコン酸化膜(通常はリン
ガラス膜を用いる。)を示している。通常6およ
び8は2重に被着形成された後に、1回の写真蝕
刻工程で同時に加工されるため、6の表面上に
は、常に8が存在することになる。9は配線電極
としてのA膜10と7の絶縁膜となるシリコン
酸化膜(8と同様リンガラス膜を通常用いる)、
11a〜1cは10と6,7,3の層間連絡孔、
12は7と3の層間連絡部を示している。
さて、上記のような従来技術においては以下の
如き問題点が存在する。
如き問題点が存在する。
すなわち、11a〜11cの層間連絡孔を形成
する際に、11a,11cではシリコン酸化膜9
の層間連絡部のみを除去するのみでよいが、11
bでは9および8の2層構造部に層間連絡孔を形
成する必要がある。そのため、それぞれの層間連
絡孔の加工形状に大きな差異を生じ、半導体集積
回路の設計および集積密度の点で非常に大きな不
都合を生じる。
する際に、11a,11cではシリコン酸化膜9
の層間連絡部のみを除去するのみでよいが、11
bでは9および8の2層構造部に層間連絡孔を形
成する必要がある。そのため、それぞれの層間連
絡孔の加工形状に大きな差異を生じ、半導体集積
回路の設計および集積密度の点で非常に大きな不
都合を生じる。
また、8,9に膜質の差(例えばシリコン酸化
膜中のリン濃度が異なるなど)がある場合に、写
真蝕刻条件に大きな差異を生じ、この問題はさら
に著しくなる。
膜中のリン濃度が異なるなど)がある場合に、写
真蝕刻条件に大きな差異を生じ、この問題はさら
に著しくなる。
上記問題を無くすために、2層目の多結晶シリ
コン7を加工した後に、8が7によつてカバーさ
れず露出されている部分の8を、7をマスクにし
て除去する工程を採用することがある。しかし、
本方法による場合は、13,14の箇所で次のよ
うな新たな問題を生じる。第1図B,Cは上記方
法を採用した場合の13,14の箇所をそれぞれ
拡大して示したものである。第1図Bに示すよう
に13の箇所では、8の露出した部分を除去する
ときに、7と8が全く同一に加工されず、8が余
分に除去されオーバハング状の構造になる。その
ため、6と7が短絡する恐れを生じる。またその
表面上に形成するリンガラス膜9にもオーバハグ
を生じ、配線導体としてのA10に断線を生じ
る。14の箇所では第1図Cに示す如く、ゲート
酸化膜4が、8の除去工程で上述と同様に余分に
削り取られ、MOSTで最も重要な特性の一つで
あるゲート―基板間短絡、あるいは破壊耐圧の低
下などの大きな問題を生じる。上記13,14の
問題はいずれも製作歩留り低下の大きな要因とな
る。
コン7を加工した後に、8が7によつてカバーさ
れず露出されている部分の8を、7をマスクにし
て除去する工程を採用することがある。しかし、
本方法による場合は、13,14の箇所で次のよ
うな新たな問題を生じる。第1図B,Cは上記方
法を採用した場合の13,14の箇所をそれぞれ
拡大して示したものである。第1図Bに示すよう
に13の箇所では、8の露出した部分を除去する
ときに、7と8が全く同一に加工されず、8が余
分に除去されオーバハング状の構造になる。その
ため、6と7が短絡する恐れを生じる。またその
表面上に形成するリンガラス膜9にもオーバハグ
を生じ、配線導体としてのA10に断線を生じ
る。14の箇所では第1図Cに示す如く、ゲート
酸化膜4が、8の除去工程で上述と同様に余分に
削り取られ、MOSTで最も重要な特性の一つで
あるゲート―基板間短絡、あるいは破壊耐圧の低
下などの大きな問題を生じる。上記13,14の
問題はいずれも製作歩留り低下の大きな要因とな
る。
本発明の目的は上述の従来技術で問題となつた
事項の解決を図り、製作歩留りの高い高密度半導
体集積回路を実現するにある。
事項の解決を図り、製作歩留りの高い高密度半導
体集積回路を実現するにある。
以下本発明の詳細を実施例によつて説明する。
第2図は本発明になる製造方法の実施例を示し
ている。
ている。
第2図Aに示すように、まずシリコン半導体基
板1の表面の、非活性領域にシリコン酸化膜2を
形成する。次いで第1層ゲートのゲート絶縁膜4
を形成した後、第1層ゲート電極となる多結晶シ
リコン6、および第1層、第2層ゲート電極間の
絶縁膜となるリンガラス膜8を2重に被着し、そ
の後、写真蝕刻法によつて同図の如く加工する。
なおこのとき、8はリンガラス膜以外の絶縁物、
例えば、6を酸化することによつて形成されるシ
リコン酸化膜、さらには、シリコン窒化膜などの
絶縁物でもよい。6と8の加工後第2ゲート絶縁
物となるシリコン酸化膜5を形成する。
板1の表面の、非活性領域にシリコン酸化膜2を
形成する。次いで第1層ゲートのゲート絶縁膜4
を形成した後、第1層ゲート電極となる多結晶シ
リコン6、および第1層、第2層ゲート電極間の
絶縁膜となるリンガラス膜8を2重に被着し、そ
の後、写真蝕刻法によつて同図の如く加工する。
なおこのとき、8はリンガラス膜以外の絶縁物、
例えば、6を酸化することによつて形成されるシ
リコン酸化膜、さらには、シリコン窒化膜などの
絶縁物でもよい。6と8の加工後第2ゲート絶縁
物となるシリコン酸化膜5を形成する。
次いで第2図Bに示すように、配線電極と第1
層ゲート電極である多結晶シリコン6の間、およ
び拡散層3と第2層多結晶シリコン間の層間連絡
部11b、12の箇所のリンガラス膜8、シリコ
ン酸化膜5を写真蝕刻法によつて除去する。この
とき、それぞれの箇所の除去は同一工程、加工程
のいずれでもよいが、工程数および写真蝕刻工程
で用いるマスク数の点からは、同一工程で除去す
る方が望ましい。なお、ここでは(12箇所にて)
拡散層3と第2層多結晶シリコン層を層間連絡す
る例についてのみ述べているが拡散層3の層間連
絡に第1層ポリシリコン層を用いることも同様の
公知技術によつて行なえることは言うまでもな
い。
層ゲート電極である多結晶シリコン6の間、およ
び拡散層3と第2層多結晶シリコン間の層間連絡
部11b、12の箇所のリンガラス膜8、シリコ
ン酸化膜5を写真蝕刻法によつて除去する。この
とき、それぞれの箇所の除去は同一工程、加工程
のいずれでもよいが、工程数および写真蝕刻工程
で用いるマスク数の点からは、同一工程で除去す
る方が望ましい。なお、ここでは(12箇所にて)
拡散層3と第2層多結晶シリコン層を層間連絡す
る例についてのみ述べているが拡散層3の層間連
絡に第1層ポリシリコン層を用いることも同様の
公知技術によつて行なえることは言うまでもな
い。
その後、公知の方法によつて、2層目の多結晶
シリコン膜9、拡散層3、リンガラス膜9、A
膜10を形成加工して、最絡断面構造第2図Cを
得る。
シリコン膜9、拡散層3、リンガラス膜9、A
膜10を形成加工して、最絡断面構造第2図Cを
得る。
上述した本発明によれば、層間連絡孔11a,
11b,11cの各々では、同一のリンガラス膜
9を加工するのみでよく、従来技術で問題となつ
た、加工形状の差異を生じることはない。また1
1bの箇所では予じめ8を除去しているため、8
に9と異質の絶縁物、例えば、リンガラス膜中の
リン濃度が異なつても、またシリコン窒化膜など
全く他の絶縁膜を用いても、層間連絡孔の形状が
他の箇所と異なることはない。
11b,11cの各々では、同一のリンガラス膜
9を加工するのみでよく、従来技術で問題となつ
た、加工形状の差異を生じることはない。また1
1bの箇所では予じめ8を除去しているため、8
に9と異質の絶縁物、例えば、リンガラス膜中の
リン濃度が異なつても、またシリコン窒化膜など
全く他の絶縁膜を用いても、層間連絡孔の形状が
他の箇所と異なることはない。
またさらに、第1図B,Cで説明した如き、6
と7の短絡、10の断線、あるいは6と1の短
絡、絶縁耐圧低下などの問題を生じることはな
い。
と7の短絡、10の断線、あるいは6と1の短
絡、絶縁耐圧低下などの問題を生じることはな
い。
なお、上述した実施例では2層ゲート電極構造
を有する半導体集積回路の第1層ゲート電極と上
部配線層との層間連絡を例にして説明したが、本
発明の適用範囲はこれに限定されるものでなく、
例えば上部に絶縁電極と形成した半導体基板の拡
散層と、この電極の更に上部に形成する配線層と
の層間連絡にも同様に適用できる。また、ゲート
電極の層数がさらに増加した場合にも同様に適用
できる。すなわち多層のゲート電極の最上部のゲ
ート電極以外のいずれかの電極と配線層とを層間
連絡する場合に、層間連絡用の箇所に次々と積層
される層間絶縁について、各層間絶縁膜が形成さ
れる毎に連絡用の孔を形成すれば良い。
を有する半導体集積回路の第1層ゲート電極と上
部配線層との層間連絡を例にして説明したが、本
発明の適用範囲はこれに限定されるものでなく、
例えば上部に絶縁電極と形成した半導体基板の拡
散層と、この電極の更に上部に形成する配線層と
の層間連絡にも同様に適用できる。また、ゲート
電極の層数がさらに増加した場合にも同様に適用
できる。すなわち多層のゲート電極の最上部のゲ
ート電極以外のいずれかの電極と配線層とを層間
連絡する場合に、層間連絡用の箇所に次々と積層
される層間絶縁について、各層間絶縁膜が形成さ
れる毎に連絡用の孔を形成すれば良い。
また使用する材料も他の材料、例えばゲート電
極としての多結晶シリコンの替りに、モリブデン
(Mo)、層間絶縁膜として、シリコン酸化膜の替
りにシリコン窒化膜(Si3N4)、アルミナ膜(A
2O3)等の材料を用いた場合でも本発明を適用で
きることは言うまでもない。
極としての多結晶シリコンの替りに、モリブデン
(Mo)、層間絶縁膜として、シリコン酸化膜の替
りにシリコン窒化膜(Si3N4)、アルミナ膜(A
2O3)等の材料を用いた場合でも本発明を適用で
きることは言うまでもない。
第1図は従来技術を説明する図、第2図は本発
明の実施例を示す図である。
明の実施例を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 接続対象となる層の上に、第1の領域に電極
を積層した第1の絶縁膜を形成する第1の工程
と、該第1の絶縁膜の前記第1の領域以外の第2
の領域に孔を形成する第2の工程と、前記電極、
第1の絶縁膜及び孔を覆う第2の絶縁膜を形成す
る第3の工程と、前記第2の絶縁膜の前記第2の
領域に少なくとも重なる層間連絡用の領域に層間
連絡用の孔を前記第2の絶縁膜のみに形成する第
4の工程と、前記層間連絡用の孔を介して前記接
続対象となる層と所望の配線層の電気的接続を行
なう第5の工程を含む半導体装置の製造方法。 2 前記第4の工程と同時に前記電極を接続対象
とする第2の層間連絡用の孔を形成することを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体装
置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7782776A JPS534484A (en) | 1976-07-02 | 1976-07-02 | Production of semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7782776A JPS534484A (en) | 1976-07-02 | 1976-07-02 | Production of semiconductor device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS534484A JPS534484A (en) | 1978-01-17 |
JPS6114662B2 true JPS6114662B2 (ja) | 1986-04-19 |
Family
ID=13644861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7782776A Granted JPS534484A (en) | 1976-07-02 | 1976-07-02 | Production of semiconductor device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS534484A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5650571A (en) * | 1979-10-01 | 1981-05-07 | Hitachi Ltd | Semiconductor device and manufacture thereof |
JPS5580980U (ja) * | 1978-11-28 | 1980-06-04 | ||
JPS58107430A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-27 | Kobe Steel Ltd | 真空槽におけるスロ−ト補修板の取付方法 |
JPS6085542A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-15 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JPS6261362U (ja) * | 1986-10-03 | 1987-04-16 |
-
1976
- 1976-07-02 JP JP7782776A patent/JPS534484A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS534484A (en) | 1978-01-17 |
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