JPH01194362A - 埋め込みゲート型mosfetの製造方法 - Google Patents
埋め込みゲート型mosfetの製造方法Info
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- JPH01194362A JPH01194362A JP1689188A JP1689188A JPH01194362A JP H01194362 A JPH01194362 A JP H01194362A JP 1689188 A JP1689188 A JP 1689188A JP 1689188 A JP1689188 A JP 1689188A JP H01194362 A JPH01194362 A JP H01194362A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、埋め込みゲート型MOSFET、更に詳細に
は、ゲート電極とソース又はドレイン間の容量を低減し
、過渡応答特性を改善した埋め込みゲート型MOSFE
T及びその製造方法に関する。
は、ゲート電極とソース又はドレイン間の容量を低減し
、過渡応答特性を改善した埋め込みゲート型MOSFE
T及びその製造方法に関する。
(従来の技術)
第2図は、従来のMOSFETの断面構造の概略図であ
る。この図において、1は半導体基板、2はゲート絶縁
膜、3はゲート電極、4はソース、5はドレインを示す
。従来のMOSFETは、この図に示すように、半導体
基板1上にゲート絶縁膜2及びゲート電極3を設け、か
つ、ソース4及びドレイン5を半導体基板l内に形設し
た構造を有していた。
る。この図において、1は半導体基板、2はゲート絶縁
膜、3はゲート電極、4はソース、5はドレインを示す
。従来のMOSFETは、この図に示すように、半導体
基板1上にゲート絶縁膜2及びゲート電極3を設け、か
つ、ソース4及びドレイン5を半導体基板l内に形設し
た構造を有していた。
しかし、この構造を維持しつつ素子の微細化を推進しよ
うとすると、例えばソース4及びドレイン5が近接して
、いわゆる短チャンネル効果及び狭チャンネル効果等が
顕著になってくる。そしてその結果、閾値電圧の変動、
相互コンダクタンス(g、)の劣化を生ずる。従って、
単なる素子構成要素の微細化では、半導体装置の高集積
化を図ることは困難であった。
うとすると、例えばソース4及びドレイン5が近接して
、いわゆる短チャンネル効果及び狭チャンネル効果等が
顕著になってくる。そしてその結果、閾値電圧の変動、
相互コンダクタンス(g、)の劣化を生ずる。従って、
単なる素子構成要素の微細化では、半導体装置の高集積
化を図ることは困難であった。
そして、この問題の解決を企図するものとして埋め込み
ゲート型MOSFET(’信学技報J 5SD86−6
6、第59頁、 1986年)が知られている。第3図
は同文献記載の埋め込みゲート型MOSFETの断面構
造の概略図である。この図において、11は半導体基板
、12はゲート絶縁膜、13は埋め込みゲート電極、1
4はソース、15はドレインを示す。埋め込みゲート型
MOSFETは、この図に示すように、半導体基板11
に形設された溝部の側面及び底面の全体にゲート絶縁膜
12を形設し、更にゲート電極13をソース14及びド
レイン15との接合深さが略ゼロになるように形設した
構造になっている。このような構造にすれば、MOSF
ET素子を微細化しても、ある程度のチャンネル長を確
保することができ、短チャンネル効果を軽減することが
できる。
ゲート型MOSFET(’信学技報J 5SD86−6
6、第59頁、 1986年)が知られている。第3図
は同文献記載の埋め込みゲート型MOSFETの断面構
造の概略図である。この図において、11は半導体基板
、12はゲート絶縁膜、13は埋め込みゲート電極、1
4はソース、15はドレインを示す。埋め込みゲート型
MOSFETは、この図に示すように、半導体基板11
に形設された溝部の側面及び底面の全体にゲート絶縁膜
12を形設し、更にゲート電極13をソース14及びド
レイン15との接合深さが略ゼロになるように形設した
構造になっている。このような構造にすれば、MOSF
ET素子を微細化しても、ある程度のチャンネル長を確
保することができ、短チャンネル効果を軽減することが
できる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、第3図に示す従来の埋め込みゲート型M
OSFETは、前記「信学技報」にその製造工程が示さ
れているように、半導体基板11に設けた溝内を熱酸化
法により酸化して断面コ字状の略膜厚が均一なゲート絶
縁膜12を形成するなどして得られるものであった。
OSFETは、前記「信学技報」にその製造工程が示さ
れているように、半導体基板11に設けた溝内を熱酸化
法により酸化して断面コ字状の略膜厚が均一なゲート絶
縁膜12を形成するなどして得られるものであった。
従って、ゲート電極13とソース14及びドレイン15
が薄いゲート絶縁膜12によってのみ絶縁されているの
で、埋め込みゲート電極13とソース14及びドレイン
15の間の容量が大きなものとなり、MOSFETの過
渡応答特性を著しく低下させる原因となっていた。
が薄いゲート絶縁膜12によってのみ絶縁されているの
で、埋め込みゲート電極13とソース14及びドレイン
15の間の容量が大きなものとなり、MOSFETの過
渡応答特性を著しく低下させる原因となっていた。
本発明は、このような問題点を解決し前記容量を低減す
ることにより過渡応答特性の優れた埋め込みゲート型M
OSFETを提供することを目的とする。
ることにより過渡応答特性の優れた埋め込みゲート型M
OSFETを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、埋め込みゲート型MOSFETにおいて、埋
め込みゲート電極に対するソース及びドレインの接合深
さが略ゼロであり、埋め込みゲート型tMの底面及び側
面下部とソース及びドレインとの間にゲート絶縁膜を、
埋め込みゲート電極の側面上部とソース及びドレインと
の間に前記ゲート絶縁膜に連続する少なくとも前記ゲー
ト絶縁膜より膜厚が厚い絶縁膜を具えることを特徴とす
る埋め込みゲート型MOSFETである。
め込みゲート電極に対するソース及びドレインの接合深
さが略ゼロであり、埋め込みゲート型tMの底面及び側
面下部とソース及びドレインとの間にゲート絶縁膜を、
埋め込みゲート電極の側面上部とソース及びドレインと
の間に前記ゲート絶縁膜に連続する少なくとも前記ゲー
ト絶縁膜より膜厚が厚い絶縁膜を具えることを特徴とす
る埋め込みゲート型MOSFETである。
(作用)
本発明の埋め込みゲート型MOSFET (以下、本発
明FETということがある)において、埋め込みゲート
電極の側面上部とソース及びドレインの間に設けられる
絶縁膜は、ゲート絶縁膜より膜厚が厚いので、ゲート電
極を全てゲート絶縁膜で絶縁した場合に比ベゲートーソ
ース・ドレイン間の容量を低減することができる。
明FETということがある)において、埋め込みゲート
電極の側面上部とソース及びドレインの間に設けられる
絶縁膜は、ゲート絶縁膜より膜厚が厚いので、ゲート電
極を全てゲート絶縁膜で絶縁した場合に比ベゲートーソ
ース・ドレイン間の容量を低減することができる。
(実施例)
以下、本発明を実施例を示す図面と共に説明する。
第1図は、本発明FETの一実施例(NチャンネルMO
SFET)の断面構造の概略図である。この図において
、21はp型Si基板、22はゲート絶縁膜、23はC
VD SiO□膜よりなる絶縁膜、24.25は夫々N
型不純物層よりなるソース及びドレイン、26は多結晶
シリコンよりなる埋め込みゲート電極である。本発明F
ETのゲート部は、第1図に示すように、埋め込みゲー
ト型になっている。そして、埋め込みゲート電極26は
、その底面及側面下部とソース24及びドレイン25と
の間が通常のゲート絶縁膜22によって、またその側面
上部とソース24及びドレイン25との間がゲート絶縁
膜22に連続する少なくともこのゲート絶縁膜22より
膜厚が厚いサイドウオール状の絶縁膜23によってその
周囲が絶縁されている。
SFET)の断面構造の概略図である。この図において
、21はp型Si基板、22はゲート絶縁膜、23はC
VD SiO□膜よりなる絶縁膜、24.25は夫々N
型不純物層よりなるソース及びドレイン、26は多結晶
シリコンよりなる埋め込みゲート電極である。本発明F
ETのゲート部は、第1図に示すように、埋め込みゲー
ト型になっている。そして、埋め込みゲート電極26は
、その底面及側面下部とソース24及びドレイン25と
の間が通常のゲート絶縁膜22によって、またその側面
上部とソース24及びドレイン25との間がゲート絶縁
膜22に連続する少なくともこのゲート絶縁膜22より
膜厚が厚いサイドウオール状の絶縁膜23によってその
周囲が絶縁されている。
そして、ソース24及びドレイン25とp型Si基板2
1との境界面は、短チャンネル効果を軽減するため埋込
みゲート電極26の底面と略同レベルに、すなわち接合
深さが略ゼロになっている。その結果、本発明FETに
は、第1図に示すように、通常ソース24及ドレイン2
5の絶縁膜23の下方に張り出した部分、すなわちソー
ス延長部24a及びドレイン延長部25aが形成されて
いる。本発明FETは、このようにゲート部及びその周
辺において独特の構成を有するものであるが、そのほか
の部位については、従来の埋め込みゲート型MOSFE
Tと同様であってよい。このような構成の本発明FET
において、チャンネル領域は、埋め込みゲート電極26
に正電圧を印加することにより、ゲート絶縁膜22とp
型Si基板21の境界域のp型Si基板21側に形成さ
れる。
1との境界面は、短チャンネル効果を軽減するため埋込
みゲート電極26の底面と略同レベルに、すなわち接合
深さが略ゼロになっている。その結果、本発明FETに
は、第1図に示すように、通常ソース24及ドレイン2
5の絶縁膜23の下方に張り出した部分、すなわちソー
ス延長部24a及びドレイン延長部25aが形成されて
いる。本発明FETは、このようにゲート部及びその周
辺において独特の構成を有するものであるが、そのほか
の部位については、従来の埋め込みゲート型MOSFE
Tと同様であってよい。このような構成の本発明FET
において、チャンネル領域は、埋め込みゲート電極26
に正電圧を印加することにより、ゲート絶縁膜22とp
型Si基板21の境界域のp型Si基板21側に形成さ
れる。
第1図に示す本発明FETは、例えば次に示す方法によ
り製造することができる。
り製造することができる。
製法A[第4図(a)〜(f)参照] :まず初めに、
通常の選択酸化法を用いてp型Si基板21上にアクテ
ィブ領域を形成し、p型Si基板21に薄いSiO□膜
26を熱酸化法により形成する。そして、このSiO□
膜26をつき貫けてN型不純物をイオン注入法を用いて
注入してソース・ドレイン領域の厚さに略適合させた膜
厚のN型不純物層27を形成する。このとき、N型不純
物として、リン又はヒ素を用いる[第4図(a)]。次
いで、比較的厚いSiO□膜28をCVD法又は熱酸化
法を用いて形成し、フォトリソエツチング技術を用いて
、まずゲート溝となる領域の上の厚いSiO□膜を除去
し、更にp型Si基板21に達するまでN型不純物層2
7をエツチングして、深さが略N型不純物層の厚み程度
の第1ゲート溝29を形成する。このとき、第1ゲート
溝29の底面は、N型不純物層27とp型Si基板21
との境界面と略同レベルになっている[第4図(b)]
。次に、CVD法により第1ゲート溝29の溝底及び側
面に厚さが約5000堆積度のSiO□膜30膜形0す
る[第4図(c)]、その後、5in2膜30を異方性
エツチング技術を用いて第1ゲート溝29の側面上に少
なくともゲート絶縁膜22よりは膜厚の厚いサイドウオ
ール状の絶縁膜23を形成する[第4図(d)]。その
後、第1ゲート溝29の底にエツチング技術を用いて絶
縁膜23に対し自己整合的に第2ゲート溝31を形成し
、加工ダメージを十分に取り除く。第2ゲート溝31の
深さは、第1ゲート溝29よりは浅く、100〜100
0人程度になるよ堆積するのが好ましい[第4図(e)
]。次に、熱酸化法により第2ゲート溝31の底面及び
側面にサイドウオール状の絶縁膜23に連続するゲート
絶縁膜22を形成した後、CVD法により第1ゲート溝
29及び第2ゲート溝31を低抵抗多結晶Siで覆い、
パターニングを行なって埋め込みゲート電極26を形成
する。また、N型不純物層27が第2ゲート溝31の側
面に達する程度まで熱処理を行ないソース延長部24a
及びドレイン延長部25aを形成しソース24及びドレ
イン25を完成する[第4図(f)]。次に、チップ上
面に中間絶縁膜32を形成後、ソース24及びドレイン
25の上部にフォトリソエツチング技術を用いてコンタ
クト33.34を形成し、金属配線35.36を形成し
て、第1図に示す本発明FETを得る。
通常の選択酸化法を用いてp型Si基板21上にアクテ
ィブ領域を形成し、p型Si基板21に薄いSiO□膜
26を熱酸化法により形成する。そして、このSiO□
膜26をつき貫けてN型不純物をイオン注入法を用いて
注入してソース・ドレイン領域の厚さに略適合させた膜
厚のN型不純物層27を形成する。このとき、N型不純
物として、リン又はヒ素を用いる[第4図(a)]。次
いで、比較的厚いSiO□膜28をCVD法又は熱酸化
法を用いて形成し、フォトリソエツチング技術を用いて
、まずゲート溝となる領域の上の厚いSiO□膜を除去
し、更にp型Si基板21に達するまでN型不純物層2
7をエツチングして、深さが略N型不純物層の厚み程度
の第1ゲート溝29を形成する。このとき、第1ゲート
溝29の底面は、N型不純物層27とp型Si基板21
との境界面と略同レベルになっている[第4図(b)]
。次に、CVD法により第1ゲート溝29の溝底及び側
面に厚さが約5000堆積度のSiO□膜30膜形0す
る[第4図(c)]、その後、5in2膜30を異方性
エツチング技術を用いて第1ゲート溝29の側面上に少
なくともゲート絶縁膜22よりは膜厚の厚いサイドウオ
ール状の絶縁膜23を形成する[第4図(d)]。その
後、第1ゲート溝29の底にエツチング技術を用いて絶
縁膜23に対し自己整合的に第2ゲート溝31を形成し
、加工ダメージを十分に取り除く。第2ゲート溝31の
深さは、第1ゲート溝29よりは浅く、100〜100
0人程度になるよ堆積するのが好ましい[第4図(e)
]。次に、熱酸化法により第2ゲート溝31の底面及び
側面にサイドウオール状の絶縁膜23に連続するゲート
絶縁膜22を形成した後、CVD法により第1ゲート溝
29及び第2ゲート溝31を低抵抗多結晶Siで覆い、
パターニングを行なって埋め込みゲート電極26を形成
する。また、N型不純物層27が第2ゲート溝31の側
面に達する程度まで熱処理を行ないソース延長部24a
及びドレイン延長部25aを形成しソース24及びドレ
イン25を完成する[第4図(f)]。次に、チップ上
面に中間絶縁膜32を形成後、ソース24及びドレイン
25の上部にフォトリソエツチング技術を用いてコンタ
クト33.34を形成し、金属配線35.36を形成し
て、第1図に示す本発明FETを得る。
製法B[第5図(a)〜(f)参照] :製法Bは、製
法Aと大部分において類似する。
法Aと大部分において類似する。
従って、以下、主に差異点について説明する。
第4図に示した製法Aと同様にして、p型Si基板21
上にN型不純物層27を形成し[第5図(a)]、次い
で第1ゲート溝37を形成する。
上にN型不純物層27を形成し[第5図(a)]、次い
で第1ゲート溝37を形成する。
ただし、第1ゲート溝37は、その底面がp型Si基板
21とN型不純物層27との境界面に対し後に形成する
第2ゲート溝38の深さ分だけ上方に来るように形成す
る[第5図(b)]。次に、CVD法により第1ゲート
溝37の溝底及び側面に厚さが約5000堆積度のSi
O□膜3oを形成し[第5図(C)]、サイドウオール
状の絶縁膜23を形成する[第5図(d)]。次いで、
第2ゲート溝38をその底面がp型Si基板21とN型
不純物層27の境界面に達するように形成する。
21とN型不純物層27との境界面に対し後に形成する
第2ゲート溝38の深さ分だけ上方に来るように形成す
る[第5図(b)]。次に、CVD法により第1ゲート
溝37の溝底及び側面に厚さが約5000堆積度のSi
O□膜3oを形成し[第5図(C)]、サイドウオール
状の絶縁膜23を形成する[第5図(d)]。次いで、
第2ゲート溝38をその底面がp型Si基板21とN型
不純物層27の境界面に達するように形成する。
このとき、製法Aと異なって、ソース延長部24a及び
ドレイン延長部25aが形成されソース24及びドレイ
ン25が完成する[第5図(e)]。次いで、第2ゲー
ト溝38内にゲート絶縁膜22、更に埋め込みゲート電
極26を形成し[第5図(f)]、金属配線35.36
を形成して、第1図に示す本発明FETを得る。
ドレイン延長部25aが形成されソース24及びドレイ
ン25が完成する[第5図(e)]。次いで、第2ゲー
ト溝38内にゲート絶縁膜22、更に埋め込みゲート電
極26を形成し[第5図(f)]、金属配線35.36
を形成して、第1図に示す本発明FETを得る。
なお、本発明FETは、第1図に示すものに限定されず
、また、その製造方法も上記製法に限定されるものでな
く、本発明に係る埋め込みゲート型MOSFET構造を
実現する種々の変形例を本発明の範囲から排除するもの
ではない。
、また、その製造方法も上記製法に限定されるものでな
く、本発明に係る埋め込みゲート型MOSFET構造を
実現する種々の変形例を本発明の範囲から排除するもの
ではない。
(発明の効果)
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、以下の
ような効果を奏することができる。
ような効果を奏することができる。
(1)従来の埋め込みゲート型MOSFETでは、ゲー
ト電極とソース・ドレインがゲート絶縁膜の薄い酸化膜
を介して接続されていたためにゲート電極とソース・ド
レイン間の容量が大きなものとなり、高速化を妨げてい
たが、本発明では前記した如くサイドウオール状の絶縁
膜を設けたので、前記容量を減少させることが可能とな
り、高速化が可能となる。
ト電極とソース・ドレインがゲート絶縁膜の薄い酸化膜
を介して接続されていたためにゲート電極とソース・ド
レイン間の容量が大きなものとなり、高速化を妨げてい
たが、本発明では前記した如くサイドウオール状の絶縁
膜を設けたので、前記容量を減少させることが可能とな
り、高速化が可能となる。
(2)上記(1)に加えて、ソース・ドレインとゲート
電極間の絶縁破壊耐圧の低下をもたらすソース・ドレイ
ンのゲート溝に臨む上縁部が、サイドウオール状の厚い
絶縁膜を介してゲート電極と対向するようにしたので、
耐圧の向上が可能である。
電極間の絶縁破壊耐圧の低下をもたらすソース・ドレイ
ンのゲート溝に臨む上縁部が、サイドウオール状の厚い
絶縁膜を介してゲート電極と対向するようにしたので、
耐圧の向上が可能である。
(3)ソース・ドレイン不純物層をサイドウオール状の
絶縁膜の下まで延長したので、ゲートのチャンネル領域
にオフセットチャンネルが形成されず、高いコンダクタ
ンス(g、)を得ることができる。
絶縁膜の下まで延長したので、ゲートのチャンネル領域
にオフセットチャンネルが形成されず、高いコンダクタ
ンス(g、)を得ることができる。
(4)上記(3)に加えて、サイドウ、オール状の絶縁
膜をマスクにして自己整合的に第2ゲート溝を形成する
ため、フォトリソ技術のエツチング限界よりもより更に
短・いチャンネルを実現でき、高いg、、。
膜をマスクにして自己整合的に第2ゲート溝を形成する
ため、フォトリソ技術のエツチング限界よりもより更に
短・いチャンネルを実現でき、高いg、、。
を得る事が可能である。
(5)埋め込みゲートMO8FETであることから、ソ
ース・ドレインの接合深さを実効的にゼロとすることが
可能であり、このため、短チャンネル効果、狭チャンネ
ル効果を抑制することが可能である。
ース・ドレインの接合深さを実効的にゼロとすることが
可能であり、このため、短チャンネル効果、狭チャンネ
ル効果を抑制することが可能である。
第1図は本発明FETの断面構造の概略図、第2図は従
来のMOSFETの断面構造の概略図、第3図は従来の
埋め込みゲート型MOSFETの概略図、第4図は本発
明FETの製造工程の一例を示す概略図、第5図は本発
明FETの製造工程の他の一例を示す概略図である。 22・・・ゲート絶縁膜、23・・・絶縁膜、24・・
・ソース、24a・・・ソース延長部、25・・・ドレ
イン、25a・・・ドレイン延長部、26・・・埋め込
みゲート電極、 29.37・・・第1ゲート溝、 31.38・・・第2ゲート溝。 入 搏 大発明FETの製造1橙の一例を示を概略図第4図 促夾ノMO5FETtf)frllii構造0概略図第
2図 従来の埋め込みゲート型MO9FET、慨晒図第3図 本発明FETの製1工程◇他の一例を示す概略図第5図
来のMOSFETの断面構造の概略図、第3図は従来の
埋め込みゲート型MOSFETの概略図、第4図は本発
明FETの製造工程の一例を示す概略図、第5図は本発
明FETの製造工程の他の一例を示す概略図である。 22・・・ゲート絶縁膜、23・・・絶縁膜、24・・
・ソース、24a・・・ソース延長部、25・・・ドレ
イン、25a・・・ドレイン延長部、26・・・埋め込
みゲート電極、 29.37・・・第1ゲート溝、 31.38・・・第2ゲート溝。 入 搏 大発明FETの製造1橙の一例を示を概略図第4図 促夾ノMO5FETtf)frllii構造0概略図第
2図 従来の埋め込みゲート型MO9FET、慨晒図第3図 本発明FETの製1工程◇他の一例を示す概略図第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、埋め込みゲート型MOSFETにおいて、埋め込み
ゲート電極に対するソース及びドレインの接合深さが略
ゼロであって、 埋め込みゲート電極の底面及び側面下部とソース及びド
レインとの間にゲート絶縁膜を、 埋め込みゲート電極の側面上部とソース及びドレインと
の間に前記ゲート絶縁膜に連続する少なくとも前記ゲー
ト絶縁膜より膜厚が厚い絶縁膜を具えることを特徴とす
る埋め込みゲート型MOSFET。 2、Si基板上にソース・ドレイン領域の厚さに略適合
させた膜厚のN型不純物層、SiO_2膜をこの順に重
ねたものからSiO_2膜、N型不純物層を一部除去し
てSi基板に達する深さの第1ゲート溝を形成し、 この第1ゲート溝の側面にサイドウォール状の絶縁膜を
形成し、 前記第1ゲート溝の底部に前記絶縁膜に対し自己整合的
に第1ゲート溝より浅い第2ゲート溝を形成し、 この第2ゲート溝の底面及び側面に前記サイドウォール
状の絶縁膜に連続するゲート絶縁膜を形成し、 前記サイドウォール状の絶縁膜及び前記ゲート絶縁膜上
に埋め込みゲート電極を形成し、 次いで、前記N型不純物層を熱拡散により前記サイドウ
ォール状の絶縁膜の下方において前記ゲート絶縁膜の側
面に到るまで延長してソース・ドレイン領域を形成する
ことを特徴とする埋め込みゲート型MOSFETの製造
方法。 3、Si基板上にソース・ドレイン領域の厚さに略適合
させた膜厚のN型不純物層、SiO_2膜をこの順に重
ねたものからSiO_2膜、N型不純物層を一部除去し
てその底面がこのSi基板とN型不純物層との境界面よ
りやや上方にあるように第1ゲート溝を形成し、 この第1ゲート溝の側面にサイドウォール状の絶縁膜を
形成し、 前記第1ゲート溝の底部に前記サイドウォール状の絶縁
膜に対し自己整合的に第1ゲート溝より浅いSi基板に
達する第2ゲート溝を形成し、この第2ゲート溝の底面
及び側面に前記サイドウォール状の絶縁膜に連続するゲ
ート絶縁膜を形成し、 次いで、前記サイドウォール状の絶縁膜及び前記ゲート
絶縁膜上に埋め込みゲート電極を形成することを特徴と
する埋め込みゲート型MOSFETの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63016891A JP2519284B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 埋め込みゲ―ト型mosfetの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63016891A JP2519284B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 埋め込みゲ―ト型mosfetの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01194362A true JPH01194362A (ja) | 1989-08-04 |
JP2519284B2 JP2519284B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=11928784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63016891A Expired - Lifetime JP2519284B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 埋め込みゲ―ト型mosfetの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519284B2 (ja) |
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- 1988-01-29 JP JP63016891A patent/JP2519284B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2519284B2 (ja) | 1996-07-31 |
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