JPH07183004A - 高圧放電灯 - Google Patents
高圧放電灯Info
- Publication number
- JPH07183004A JPH07183004A JP6171746A JP17174694A JPH07183004A JP H07183004 A JPH07183004 A JP H07183004A JP 6171746 A JP6171746 A JP 6171746A JP 17174694 A JP17174694 A JP 17174694A JP H07183004 A JPH07183004 A JP H07183004A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc tube
- lamp
- discharge lamp
- pressure discharge
- electrodes
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/04—Electrodes; Screens; Shields
- H01J61/06—Main electrodes
- H01J61/073—Main electrodes for high-pressure discharge lamps
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/30—Vessels; Containers
- H01J61/33—Special shape of cross-section, e.g. for producing cool spot
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01J61/02—Details
- H01J61/30—Vessels; Containers
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】 密閉空間をなす容器の内部に所定の希ガス及
び金属等が封入され、容器の両端には電極１２ａ，１２
ｂが備えられている発光管１０を具備してなった高圧放
電灯において、前記発光管の電極を取り囲んでいる両端
部位には皺が寄った凹凸部１３ａ，１３ｂが形成されて
いる。 【効果】 凹凸部による光の乱反射で演色性を向上させ
ることができ、発光管の内部を均一な分布の高温状態で
維持し蒸気発生を活発にすることによりランプの発光効
率を増大させることもでき、水銀の凝集場所を分散させ
表面積を大きくすることにより、ランプ点灯時起動電圧
を下げることができる。
び金属等が封入され、容器の両端には電極１２ａ，１２
ｂが備えられている発光管１０を具備してなった高圧放
電灯において、前記発光管の電極を取り囲んでいる両端
部位には皺が寄った凹凸部１３ａ，１３ｂが形成されて
いる。 【効果】 凹凸部による光の乱反射で演色性を向上させ
ることができ、発光管の内部を均一な分布の高温状態で
維持し蒸気発生を活発にすることによりランプの発光効
率を増大させることもでき、水銀の凝集場所を分散させ
表面積を大きくすることにより、ランプ点灯時起動電圧
を下げることができる。
Description
【産業上の利用分野】本発明は水銀灯、ナトリウム灯、
メタルハロゲンランプ（Metal Halide Lamp;以下ＭＨＬ
と略称する）などのような高圧放電灯に係り、特に、ラ
ンプの演色性及び発光効率を向上させうるように発光管
の構造を改善した高圧放電灯に関する。
メタルハロゲンランプ（Metal Halide Lamp;以下ＭＨＬ
と略称する）などのような高圧放電灯に係り、特に、ラ
ンプの演色性及び発光効率を向上させうるように発光管
の構造を改善した高圧放電灯に関する。
【従来の技術】一般的に、都市の街路灯や産業現場には
輝度が高く寿命が長い照明灯が設けられている。このよ
うな照明灯中でよく接っしうるものとして、高圧水銀
灯、高圧ナトリウム灯、そしてＭＨＬ等が挙げられる。
水銀灯は一番普遍的に使われる照明灯として比較的寿命
は長い方だが、発光効率が良くなく発光色相が冷やかな
感じを与えることが短所だと指摘されている。これに比
してナトリウム灯は発光効率的な面で一番優秀である
が、演色性が良くない欠点がある。これに反し、ＭＨＬ
は水銀灯より発光効率も良く、演色性が一番優秀である
という長所を持っている。したがって、最近ではＭＨＬ
を使用する例が急激に増加しているのが実情である。し
かし、そのようなＭＨＬは価格面で少し高いという点が
今後解決しなければならない課題である。このようなＭ
ＨＬの使用増加趨勢と共に、ＭＨＬは幾つかの具備条件
が要求されている。特に、照明効果が重要な位置を占め
る室内装飾分野でその具備条件はさらに複雑で慎重だと
言える。その一列として、室内照明分野に使われる小型
ＭＨＬの場合、低消費電力、高効率、高演色性及び長寿
命が要求されている。ここでは高圧放電灯中でのＭＨＬ
を例として説明する。添付した図面中で、図１は従来の
メタルハロゲンランプの一例に対する装置構成図であ
る。これを参照すれば、石英材質よりなったカプセル形
の発光管１の両端部には一対の電極２ａ、２ｂが対向し
て備えられており、電極２ａ、２ｂのそれぞれにはジル
コニア（zirconia）等よりなった保温膜３が形成されて
いる。また、前記発光管１の内部空間には所定の稀ガ
ス、水銀及び金属ハロゲン化物（haloid）が封入されて
いる。外管４は前記発光管１及び付属関連装置を包んで
おり、この外管４の内部は真空状態であったり窒素及び
不活性ガスが封入されている。ソケット結合部５は前記
外管４の両端部に備えられており、電極２ａ、２ｂと電
気的に連結されている。ここで、符号６の付された部材
はゲッタ（getter）として残留ガスを吸収し真空度を高
める役割をする。図２は前記図１に示したランプにおい
て、発光管を部分抜粋して示したものである。これを参
照すれば、前述したように発光管１は円柱と類似なカプ
セル形よりなっており、発光管１の長手方向の両端には
電極２ａ、２ｂが備えられている。電極２ａ、２ｂのそ
れぞれにはリード線７が引き出されており、リード線７
のそれぞれには気密維持のためのモリブデン（molybden
um）薄片８が設けられている。また、両電極２ａ、２ｂ
には前述したように保温膜３が形成されており、これは
電極２ａ、２ｂ部位の温度の下降を防止する役割をす
る。ところが、以上のような構造の従来のＭＨＬにおい
て、ランプが点灯中である時の状態をよくみると、発光
管１内のガスの対流現象と、外管４内の窒素ガスの対流
現象によって発光管１の下端は冷却され最冷部になる。
また、このような対流現象による温度差による放電によ
って生ずるアーク（arc）が上方に曲がる現象が発生
し、石英材質の発光管１に不均一な局部加熱による劣化
をもたらす。一方、金属ハロゲン化物の蒸気圧が前記最
冷部の温度に依存して変化するところでは、前記のよう
な発光管１の下端の冷却化現象によって化合物の凝集が
起こり、これにより十分な蒸気圧が形成されなくなる。
そのように十分な蒸気圧が形成されない時、ランプの発
光効率が落ちる。
輝度が高く寿命が長い照明灯が設けられている。このよ
うな照明灯中でよく接っしうるものとして、高圧水銀
灯、高圧ナトリウム灯、そしてＭＨＬ等が挙げられる。
水銀灯は一番普遍的に使われる照明灯として比較的寿命
は長い方だが、発光効率が良くなく発光色相が冷やかな
感じを与えることが短所だと指摘されている。これに比
してナトリウム灯は発光効率的な面で一番優秀である
が、演色性が良くない欠点がある。これに反し、ＭＨＬ
は水銀灯より発光効率も良く、演色性が一番優秀である
という長所を持っている。したがって、最近ではＭＨＬ
を使用する例が急激に増加しているのが実情である。し
かし、そのようなＭＨＬは価格面で少し高いという点が
今後解決しなければならない課題である。このようなＭ
ＨＬの使用増加趨勢と共に、ＭＨＬは幾つかの具備条件
が要求されている。特に、照明効果が重要な位置を占め
る室内装飾分野でその具備条件はさらに複雑で慎重だと
言える。その一列として、室内照明分野に使われる小型
ＭＨＬの場合、低消費電力、高効率、高演色性及び長寿
命が要求されている。ここでは高圧放電灯中でのＭＨＬ
を例として説明する。添付した図面中で、図１は従来の
メタルハロゲンランプの一例に対する装置構成図であ
る。これを参照すれば、石英材質よりなったカプセル形
の発光管１の両端部には一対の電極２ａ、２ｂが対向し
て備えられており、電極２ａ、２ｂのそれぞれにはジル
コニア（zirconia）等よりなった保温膜３が形成されて
いる。また、前記発光管１の内部空間には所定の稀ガ
ス、水銀及び金属ハロゲン化物（haloid）が封入されて
いる。外管４は前記発光管１及び付属関連装置を包んで
おり、この外管４の内部は真空状態であったり窒素及び
不活性ガスが封入されている。ソケット結合部５は前記
外管４の両端部に備えられており、電極２ａ、２ｂと電
気的に連結されている。ここで、符号６の付された部材
はゲッタ（getter）として残留ガスを吸収し真空度を高
める役割をする。図２は前記図１に示したランプにおい
て、発光管を部分抜粋して示したものである。これを参
照すれば、前述したように発光管１は円柱と類似なカプ
セル形よりなっており、発光管１の長手方向の両端には
電極２ａ、２ｂが備えられている。電極２ａ、２ｂのそ
れぞれにはリード線７が引き出されており、リード線７
のそれぞれには気密維持のためのモリブデン（molybden
um）薄片８が設けられている。また、両電極２ａ、２ｂ
には前述したように保温膜３が形成されており、これは
電極２ａ、２ｂ部位の温度の下降を防止する役割をす
る。ところが、以上のような構造の従来のＭＨＬにおい
て、ランプが点灯中である時の状態をよくみると、発光
管１内のガスの対流現象と、外管４内の窒素ガスの対流
現象によって発光管１の下端は冷却され最冷部になる。
また、このような対流現象による温度差による放電によ
って生ずるアーク（arc）が上方に曲がる現象が発生
し、石英材質の発光管１に不均一な局部加熱による劣化
をもたらす。一方、金属ハロゲン化物の蒸気圧が前記最
冷部の温度に依存して変化するところでは、前記のよう
な発光管１の下端の冷却化現象によって化合物の凝集が
起こり、これにより十分な蒸気圧が形成されなくなる。
そのように十分な蒸気圧が形成されない時、ランプの発
光効率が落ちる。
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を鑑み創出されたもので、発光効率及び演色性を
向上させる一方、ランプ点灯時の起動電圧を下げて消費
電力を減縮しうるように発光管の構造を改善した高圧放
電灯を提供することが目的である。
問題点を鑑み創出されたもので、発光効率及び演色性を
向上させる一方、ランプ点灯時の起動電圧を下げて消費
電力を減縮しうるように発光管の構造を改善した高圧放
電灯を提供することが目的である。
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明による高圧放電灯は、密閉空間をなす容器の
内部に所定の稀ガス及び金属等が封入され、容器の両端
には電極が備えられている発光管を具備してなった高圧
放電灯において、前記発光管の電極を取り囲んでいる両
端部位には皺が寄った凹凸部が形成されている点にその
特徴がある。
めに本発明による高圧放電灯は、密閉空間をなす容器の
内部に所定の稀ガス及び金属等が封入され、容器の両端
には電極が備えられている発光管を具備してなった高圧
放電灯において、前記発光管の電極を取り囲んでいる両
端部位には皺が寄った凹凸部が形成されている点にその
特徴がある。
【作用】このように発光管の両端電極部位に皺が寄った
凹凸部を形成することにより光の乱反射による演色性を
向上させることができ、発光管の内部を均一な分布の高
温状態に維持して蒸気発生を活発にすることにより、ラ
ンプの発光効率を増大させることができ、点灯後消灯時
に液体状態に帰還する水銀の凝集場所を複数の箇所に分
散させ、水銀の表面積を広げることによりランプ点灯時
の起動電圧を下げることができる。
凹凸部を形成することにより光の乱反射による演色性を
向上させることができ、発光管の内部を均一な分布の高
温状態に維持して蒸気発生を活発にすることにより、ラ
ンプの発光効率を増大させることができ、点灯後消灯時
に液体状態に帰還する水銀の凝集場所を複数の箇所に分
散させ、水銀の表面積を広げることによりランプ点灯時
の起動電圧を下げることができる。
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明を詳細に
説明する。図３を参照すれば、発光管１０は全体的にカ
プセル形態でなっており、カプセル形の胴体の両端部位
に示したように、鋸の歯形の凹凸部１３ａ、１３ｂが発
光管１０の内外面にかけて形成されている。ここで、こ
のような凹凸部１３ａ、１３ｂは従来の滑らかな放物面
とは異なり、発光管１０の外部に透過される光の相当量
をさらに内部に反射させる。したがって、発光管１０内
部の温度が上昇し、これに従い内部の蒸気密度は高まる
ようになる。特に、この凹凸部１３ａ、１３ｂによっ
て、従来の方式における保温膜形成が省略されながら
も、保温膜が有する効果が同時に得られるようになる。
それは結局工程の単純化及び製造原価の節減効果を与え
る。また、発光管１０の内部には一対の電極１２ａ、１
２ｂが発光管１０の長手方向の両端に対向して備えられ
ている。そして、電極１２ａ、１２ｂのそれぞれにはリ
ード線１７が引き出され、リード線１７のそれぞれには
気密維持のためのモリブデン薄片１８が設けられてい
る。図４は前記図３に示した発光管のＩＶ−ＩＶ線に沿
った切断面図である。図示したように、発光管１０の電
極部位を取り囲んでいる端部の胴体表面は、鋸歯状の凹
凸部１３ｂよりなっている。このような形態は前述した
通り、発光管１０の外部へ透過される光の相当量をさら
に内部に不規則に反射させるようになり、このため発光
管１０の内部はほぼ均一な高温の状態を維持するように
なる。したがって、封入されている金属ハロゲン化物の
蒸気密度は十分な高密度状態を維持し、これに従い発光
効率を一層高める。のみならず、外部へ透過される光を
乱反射させ演色性を帯びさせるので可視感をはるかに良
くする効果も生む。一方、図５及び図６を参照すれば、
これらは本発明による高圧放電灯のそれぞれ他の実施例
において、発光管を抜粋して示したもので、符号２２
ａ、２２ｂ、３２ａ、３２ｂは電極を示し、２３ａ、２
３ｂ、３３ａ、３３ｂは凹凸部を示す。また、２７、３
７はリード線を示し、２８、３８はモリブデン薄片を示
す。図５に示した発光管２０を参照すれば、発光管２０
の長手方向の両端部には皺が寄った凹凸部２３ａ、２３
ｂが形成されている。ところが、この凹凸部２３ａ、２
３ｂは前記図３における凹凸部１３ａ、１３ｂとは異な
り発光管２０の両端部の放物面の頂点を中心とし発光管
２０の内外面にかけて放射状で形成される。このような
凹凸構造は前記図３で言及した凹凸部１３ａ、１３ｂに
よる効果以外にも、ランプの点灯後消灯時に水銀が液体
に戻る時、水銀が冷却され凝集されるところを複数の箇
所に分散させ、水銀の表面積を大きくすることにより、
ランプの再点灯時の起動電圧を下げるようにする。それ
は結局消費電力の減縮効果をもたらす。一方、図６に示
した発光管３０の凹凸部３３ａ、３３ｂは、図３の発光
管１０の凹凸部１３ａ、１３ｂと良い対照をなす。即
ち、図３の発光管１０の凹凸部１３ａ、１３ｂが発光管
１０の長手方向に平行に形成されている反面、図６の発
光管３０の凹凸部３３ａ、３３ｂは発光管３０の長手方
向に対して直角方向に形成されている。特に、この図６
の発光管３０の凹凸部３３ａ、３３ｂは発光管３０の長
手方向に対して全体的に直角方向に形成されると同時
に、個々の凹凸部がそれ自体としてジグザグ形態を取っ
ていて、光の乱反射をさらに激しく起こす。したがっ
て、優秀な演色性が得られるようになる。今までの実施
例は、ＭＨＬに関して説明されたが、本発明の高圧放電
灯はＭＨＬのみならず、高圧水銀灯、高圧ナトリウム灯
のような全ての高圧放電灯に適用することが可能であ
る。
説明する。図３を参照すれば、発光管１０は全体的にカ
プセル形態でなっており、カプセル形の胴体の両端部位
に示したように、鋸の歯形の凹凸部１３ａ、１３ｂが発
光管１０の内外面にかけて形成されている。ここで、こ
のような凹凸部１３ａ、１３ｂは従来の滑らかな放物面
とは異なり、発光管１０の外部に透過される光の相当量
をさらに内部に反射させる。したがって、発光管１０内
部の温度が上昇し、これに従い内部の蒸気密度は高まる
ようになる。特に、この凹凸部１３ａ、１３ｂによっ
て、従来の方式における保温膜形成が省略されながら
も、保温膜が有する効果が同時に得られるようになる。
それは結局工程の単純化及び製造原価の節減効果を与え
る。また、発光管１０の内部には一対の電極１２ａ、１
２ｂが発光管１０の長手方向の両端に対向して備えられ
ている。そして、電極１２ａ、１２ｂのそれぞれにはリ
ード線１７が引き出され、リード線１７のそれぞれには
気密維持のためのモリブデン薄片１８が設けられてい
る。図４は前記図３に示した発光管のＩＶ−ＩＶ線に沿
った切断面図である。図示したように、発光管１０の電
極部位を取り囲んでいる端部の胴体表面は、鋸歯状の凹
凸部１３ｂよりなっている。このような形態は前述した
通り、発光管１０の外部へ透過される光の相当量をさら
に内部に不規則に反射させるようになり、このため発光
管１０の内部はほぼ均一な高温の状態を維持するように
なる。したがって、封入されている金属ハロゲン化物の
蒸気密度は十分な高密度状態を維持し、これに従い発光
効率を一層高める。のみならず、外部へ透過される光を
乱反射させ演色性を帯びさせるので可視感をはるかに良
くする効果も生む。一方、図５及び図６を参照すれば、
これらは本発明による高圧放電灯のそれぞれ他の実施例
において、発光管を抜粋して示したもので、符号２２
ａ、２２ｂ、３２ａ、３２ｂは電極を示し、２３ａ、２
３ｂ、３３ａ、３３ｂは凹凸部を示す。また、２７、３
７はリード線を示し、２８、３８はモリブデン薄片を示
す。図５に示した発光管２０を参照すれば、発光管２０
の長手方向の両端部には皺が寄った凹凸部２３ａ、２３
ｂが形成されている。ところが、この凹凸部２３ａ、２
３ｂは前記図３における凹凸部１３ａ、１３ｂとは異な
り発光管２０の両端部の放物面の頂点を中心とし発光管
２０の内外面にかけて放射状で形成される。このような
凹凸構造は前記図３で言及した凹凸部１３ａ、１３ｂに
よる効果以外にも、ランプの点灯後消灯時に水銀が液体
に戻る時、水銀が冷却され凝集されるところを複数の箇
所に分散させ、水銀の表面積を大きくすることにより、
ランプの再点灯時の起動電圧を下げるようにする。それ
は結局消費電力の減縮効果をもたらす。一方、図６に示
した発光管３０の凹凸部３３ａ、３３ｂは、図３の発光
管１０の凹凸部１３ａ、１３ｂと良い対照をなす。即
ち、図３の発光管１０の凹凸部１３ａ、１３ｂが発光管
１０の長手方向に平行に形成されている反面、図６の発
光管３０の凹凸部３３ａ、３３ｂは発光管３０の長手方
向に対して直角方向に形成されている。特に、この図６
の発光管３０の凹凸部３３ａ、３３ｂは発光管３０の長
手方向に対して全体的に直角方向に形成されると同時
に、個々の凹凸部がそれ自体としてジグザグ形態を取っ
ていて、光の乱反射をさらに激しく起こす。したがっ
て、優秀な演色性が得られるようになる。今までの実施
例は、ＭＨＬに関して説明されたが、本発明の高圧放電
灯はＭＨＬのみならず、高圧水銀灯、高圧ナトリウム灯
のような全ての高圧放電灯に適用することが可能であ
る。
【発明の効果】以上の説明のように、本発明の高圧放電
灯は発光管の両端電極部位に皺が寄った凹凸部を形成す
ることにより光の乱反射による演色性を向上させること
ができ、発光管の内部を均一な分布の高温状態で維持し
蒸気発生を活発にすることにより、ランプの発光効率を
増大させることができ、点灯後消灯時に液体状態に帰還
する水銀の凝集場所を複数の箇所に分散させ、水銀の表
面積を広げることによりランプ点灯時の起動電圧が下げ
られる。また、従来とは異なり保温膜を形成しなくても
良いため、それによる工程減少及び製造原価の節減効果
をもたらし、保温膜液のような化学物質を取り扱わない
ために作業環境を良くする長所がある。
灯は発光管の両端電極部位に皺が寄った凹凸部を形成す
ることにより光の乱反射による演色性を向上させること
ができ、発光管の内部を均一な分布の高温状態で維持し
蒸気発生を活発にすることにより、ランプの発光効率を
増大させることができ、点灯後消灯時に液体状態に帰還
する水銀の凝集場所を複数の箇所に分散させ、水銀の表
面積を広げることによりランプ点灯時の起動電圧が下げ
られる。また、従来とは異なり保温膜を形成しなくても
良いため、それによる工程減少及び製造原価の節減効果
をもたらし、保温膜液のような化学物質を取り扱わない
ために作業環境を良くする長所がある。
【図１】図１は従来のメタルハロゲンランプの一例に対
する装置構成図である。
する装置構成図である。
【図２】図２は図１に示したランプにおいて、発光管の
部分抜粋図である。
部分抜粋図である。
【図３】図３は本発明による高圧放電灯において、発光
管の部分抜粋図である。
管の部分抜粋図である。
【図４】図４は図３のＩＶ−ＩＶ線に沿った切断面図で
ある。
ある。
【図５】図５は本発明による高圧放電灯の他の実施例を
示した、発光管の部分抜粋図である。
示した、発光管の部分抜粋図である。
【図６】図６は本発明による高圧放電灯の他の実施例を
示した、発光管の部分抜粋図である。
示した、発光管の部分抜粋図である。
１ 発光管 ２ａ、２ｂ 電極 ３ 保温膜 ４ 外管 ５ ソケット結合部 ６ ゲッタ ７ リード線 ８ モリブデン薄片 １０ 発光管 １２ａ、１２ｂ 電極 １３ 鋸歯状の凹凸部 １３ａ、１３ｂ 鋸歯状の凹凸部 １７ リード線 １８ モリブデン薄片 ２０ 発光管 ２２ａ、２２ｂ 電極 ２３ａ、２３ｂ 凹凸部 ２７ リード線 ２８ モリブデン薄片 ３０ 発光管 ３２ａ、３２ｂ 電極 ３３ａ、３３ｂ 凹凸部 ３７ リード線 ３８ モリブデン薄片
Claims (4)
- 【請求項１】 密閉空間の内部に所定の希ガス及び金
属が封入され、容器の両端部には電極が備えられている
発光管を具備してなった高圧放電灯において、 前記発光管の電極を取り囲んでいる両端部には皺が寄っ
た凹凸部が形成されていることを特徴とする高圧放電
灯。 - 【請求項２】 前記凹凸部は発光管の内外面にかけて
長手方向に平行に形成されていることを特徴とする請求
項１に記載の高圧放電灯。 - 【請求項３】 前記凹凸部は発光管の両端部の放物面
の頂点を中心とし発光管の内外面にかけて放射状に形成
されていることを特徴とする請求項１に記載の高圧放電
灯。 - 【請求項４】 前記凹凸部は発光管の内外面にかけて
発光管の長手方向に対し直角方向に形成されていること
を特徴とする請求項１に記載の高圧放電灯。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019930016314A KR100268722B1 (ko) | 1993-08-21 | 1993-08-21 | 고압 방전등 |
| KR16314 | 1993-08-21 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07183004A true JPH07183004A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=19361730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6171746A Pending JPH07183004A (ja) | 1993-08-21 | 1994-06-29 | 高圧放電灯 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5500570A (ja) |
| JP (1) | JPH07183004A (ja) |
| KR (1) | KR100268722B1 (ja) |
| DE (1) | DE4425937A1 (ja) |
| GB (1) | GB2281148B (ja) |
| NL (1) | NL194018C (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009524185A (ja) * | 2006-01-17 | 2009-06-25 | オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 高圧放電ランプ |
| JP2012531022A (ja) * | 2009-06-22 | 2012-12-06 | オスラム アクチエンゲゼルシャフト | 高圧放電ランプ |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5825129A (en) * | 1996-05-31 | 1998-10-20 | U.S. Philips Corporation | High pressure discharge lamp having pirch seals |
| JPH10340704A (ja) * | 1997-06-06 | 1998-12-22 | Stanley Electric Co Ltd | 自動車用放電ランプ |
Family Cites Families (10)
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