JP2007273333A - 蛍光ランプ - Google Patents

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Kohei Iwase
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Abstract

【課題】発光管のガラス管が輪切り状に破損した場合であっても、発光管が脱落せず、安全性を確保可能な蛍光ランプを提供することを目的とする。
【解決手段】放電路が渦巻状で、かつ、発光面が略平面状となるように形成された渦巻形の発光管10を備える蛍光ランプであって、前記発光管端部において、フィラメントコイル電極13aを支持している電極リード線14aが封着されており、前記発光管10の管端部11aの外表面には、フィラメントコイル電極13aが配設されている範囲を覆うように被覆膜50aが形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、渦巻形の蛍光ランプに関する。
近年、地球環境保全のための省エネルギー及び省資源の時代を迎え、照明分野においても低効率の白熱電球や比較的大型の蛍光ランプなどの従来の光源に置き換え可能な省エネ、省資源光源として、種々のコンパクト形蛍光ランプが開発されている。
このコンパクト形蛍光ランプの1種として、図7に示すような放電路が平面状でかつ二重螺旋状に旋回し、端部が隣接する発光管の下方に位置した構成の発光管1110を備えた蛍光ランプ110が知られている(例えば、非特許文献1)。
また、図8に示すように、放電路が略一平面を二重渦巻状に旋回する発光管1210を備えた蛍光ランプ1200が開示されている。(例えば、特許文献1)
この蛍光ランプ1200は、いわゆる両口金タイプであって、発光管1210の管端部1211a及び管端部1211bに、それぞれ一対の電源接続用の端子ピンが配されたG型口金1240aおよびG型口金1240bが装着されている。
蛍光ランプ1200は、発光管1210の外形が略円盤形状をなすいわゆる面光源であって、特許文献1に記載の蛍光ランプ110の発光管1100よりも全体的な厚みが薄くなるように構成されていることに特徴がある。
このため、灯具を薄く設計することができ、天井や壁にいわゆる直付けのダウンライトやウオールライト用の光源として好適である。
また、蛍光ランプ1200は、発光面が略円板状であるため被照射面の配光分布が良好で、殊に店舗や住宅の照明用として好適である。
EU意匠25861−0005 特開平9−45283号公報
従来の二重螺旋形の蛍光ランプ110及び蛍光ランプ1200を試作し、寿命試験を行ったところ、約9000時間以上の長期点灯において、発光管端部におけるフィラメント周辺のガラス管が破損するケースが稀に生じることがわかった。
発光管のガラス管の両端部ともフィラメント周辺のガラス管が輪切り状に破損することで、発光管が落下する事態も考えられるため、安全性に係わるこのような問題を解決することが望まれている。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、発光管のガラス管が輪切り状に破損した場合であっても、発光管が脱落せず、安全性を確保可能な蛍光ランプを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る蛍光ランプは、放電路が渦巻状で、かつ、発光面が略平面状となるように形成された渦巻形発光管を備える蛍光ランプであって、前記発光管端部において、フィラメントを支持しているリード線が封着されており、前記発光管端部の外表面には、前記フィラメントが配設されている範囲を覆うように被覆膜が形成されている構成を有する。
フィラメントが配設されている範囲を覆うように、発光管端部の外表面に被覆膜が形成されているため、発光管のフィラメントの近傍、即ち、発光管端部が輪切り状に破損した場合であっても、被覆膜が破損によって分かれたガラス管同士を繋ぎ止め、発光管の形状をほぼ維持するので、ガラス片や発光管が落下するのを防止できる。
また、前記被覆膜の形成範囲は、前記フィラメントの支持位置を基準として前記封着部に10mm近づいた第1位置と、前記支持位置を基準として前記封着部から10mm遠ざかった第2位置とに挟まれる範囲を含むことが望ましい。
これにより、発光管のフィラメント近傍で破損が生じ易い寿命末期においても、安全性が確保される。
また、前記被覆膜は、前記発光管の管外表面全体に形成されていることが望ましい。
上記構成、即ち、被覆膜が発光管の管外表面全体に形成されている構成を有するため、さらに、広範囲の破損に対しても、安全性が確保される。
また、前記被覆膜は、透光性を有するポリエステル樹脂部材からなるとしてもよい。
これにより、安価な材料を用いて被覆膜を形成することができ、大幅なコストアップを生じることなく安全性が確保される。
また、前記被覆膜は、シリコン樹脂からなるとしてもよい。
これにより、安価な材料を用いて被覆膜を形成することができ、大幅なコストアップを生じることなく安全性が確保される。
さらに、前記発光管端部を覆い、前記発光管端部を保持する保持部材が配されており、前記被覆膜の一部が、前記保持部材と前記発光管端部の間隙に設けることもできる。
これにより、被覆膜が発光管と保持部材との固定材としての役割も兼ねさせることで、被覆膜の形成時に固定材の形成も同時に行うことができ、製造工程を簡略化しコストを削減することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る蛍光ランプについて、図面を参照しながら説明する。
(構成)
図1(a)及び図1(b)は、本発明の実施形態に係る蛍光ランプを示す図である。
本発明の一実施形態における蛍光ランプ1は、店舗・住宅照明等の天井直付ダウンライト用、ウオールライト用等として用いられる管入力が20Wの蛍光ランプであって、発光管10と、前記発光管10を固定する保持部材20とを備えている。
1.発光管
図2(a),図2(b)は、保持部材20に取り付けられる以前の状態の発光管10を示す図である。
発光管10は、管端部11a及び11bにそれぞれ配置されたタングステン製のフィラメントコイル電極13a及びフィラメントコイル電極13b間に形成される放電路が、管中央部12cを中心として略一平面を渦巻状に旋回するとともに、管端部11a,11bが管中央部12cを挟んで互いに対向する形状の屈曲ガラス管12を備え、屈曲ガラス管12の管中央部12cに折返し部を有する平面二重渦巻形状を有しており、さらに、管端部11a及び11bの外表面に、それぞれ被覆膜50a,50bが形成されている。また、発光管10は、フィラメントコイル電極の配設位置から封止部に至る部分のガラス管までも円弧状である。
略対向して離間する屈曲ガラス管12の管端部11a及び11bにおいて、それぞれフィラメントコイル電極13aの両端を掴持する一対の電極リード線14a及び14bと、フィラメントコイル電極13bの両端を掴持する一対の電極リード線14c及び14dとが、その一部を露出させた状態で気密封着されている。
さらに、一方の管端部11aには、併せて排気管16(発光管排気後に、先端部封止)が封着されている。
なお、前記一対の電極リード線14a及び14bは、ビーズガラスマウント15aを介して互いの位置が固定されており、またこれと同様に前記一対の電極リード線14c及び14dも、ビーズガラスマウント15bを介して互いの位置が固定されている。
さらに、屈曲ガラス管12は、その主要な内表面に、希土類蛍光体(不図示)が塗布され、さらに、5mgの水銀17の他に、緩衝ガスとして約350Paのアルゴン(Ar)が封入されている。
発光管10の中央に位置する管中央部12cは、その表面が外方に突出した凸形状で構成されており、ここにランプ点灯時における最冷点個所が形成されている。
より具体的には、管中央部12cにおける凸部のサイズおよび肉厚は、高いランプ効率を得られるように、例えば電極間に位置する発光管10の主要部内径を4mm以上、18mm以下に設定した場合、管中央部12cにおける最冷点温度Tcが40℃以上、55℃以下の範囲に収まるように設定される。
また、屈曲ガラス管12の部材としてバリウム・ストロンチウムシリケートガラス(軟化点675℃の軟質ガラス)を用い、また希土類蛍光体として3種類の赤、緑及び青発光のY:Eu、LaPO:Ce、Tb及びBaMgAl1627:Eu、Mn蛍光体を混合したものを用いる。
管内に封入される水銀17は、水銀単体のほかに、例えば亜鉛水銀及び錫水銀や、更にはビスマス・インジウム水銀などのアマルガムの形態で封入されてもよく、また緩衝ガスとしてアルゴン、ネオン、クリプトン等の混合ガスが封入されてもよい。
被覆膜50a,50bは、温風加熱等により収縮する透光性のポリエステルチューブからなり、熱収縮後の膜厚が約300μmとなっている。
(被覆膜50a,50bの配設位置)
被覆膜50bの形成範囲、即ち、配設位置は、被覆膜50aの配設位置と同様であるので、ここでは代表して被覆膜50aの配設位置についてのみ説明することとし、被覆膜50bの配設位置についての説明を省略する。
図3は、図1(b)の想定断面におけるX矢視断面図、即ち、管端部11a内に配されたフィラメントコイル電極13a近傍の断面図である。
図3が示すように、発光管10の管端部11aの外表面であって、フィラメントコイル電極13a前記フィラメントが配設されている範囲を覆うように被覆膜50aが形成されている。
より具体的には、被覆膜50aは、フィラメントの支持位置、即ち、管端部11a内に配されたフィラメントコイル電極13aと電極リード線14aとの接続位置14fを覆い、かつ、接続位置14fを基準としてX方向(発光管軸方向における中心側)における距離L1が10mmとなる位置、及び、接続位置14fを基準としてX1方向(発光管軸方向における終端側)における距離L2が10mmとなる位置に被覆膜50aの両端部が存するように配設されている。
2.保持部材
図1(a)及び図1(b)に示すように保持部材20は、発光管10の中心を横切るように配置された長尺体であり、この長尺体の中央に4つの電源接続用の端子ピン付きで柱状の口金40が付設されたものであって、長尺体の両端部において発光管10の管端部11a及び11bを保持している。
端子ピンは、保持部材の長さ方向と直交する方向で、かつ、発光管10とは、反対側に延びて設けられている。
保持部材20には、作業者が指で把持可能な保持取手27a及び保持取手27bが付設されている。
把持部である保持取手27a及び保持取手27bは、口金40のうち端子ピンが設けられた側とは反対方向の箇所に立設して設けられ、発光管10の発光面から突出するように延出して設けられている。
以下、保持部材20の構成について詳細に説明する。
この保持部材20は、発光管10の管端部11a,11bを保持するための保持部材本体21と、発光管10に電力を供給する保持部材蓋体22とが重ね合わされた状態で接合されてなる。
保持部材本体21は成形加工された樹脂部材であり、また、保持部材蓋体22は、電源接続用の4つの端子ピン43がインサート成型された樹脂部材である。
保持部材本体21及び保持部材蓋体22の材料は、ポリエチレンテレフタレートである。
図3に示すように、発光管10の管端部11aは、保持部材20の開口部20eに挿入されており、その内部においてシリコン樹脂49により固定されている。
また、発光管10の管端部11bも、発光管10の管端部11aと同様に保持部材20によって保持されている。
3.具体的寸法形状の一例
以下、蛍光ランプ1の管入力を20Wとした場合における、蛍光ランプ1の具体的な形状寸法について説明する。
まず、発光管10の各部位の寸法については、主要部の管外径を9.0mm、管内径を7.6mm、電極間距離Leを800mm、二重渦巻形状の渦巻の一般部位における屈曲ガラス管12の管壁同士の隙間Gbを2.0mm、発光管10の最大外囲径Bを120mmにそれぞれ設定した。
ここで、上述の二重渦巻形状の渦巻の一般部位とは、発光管10における、中央の折り返し部の近傍及び管端部11a,11bの近傍を含まない部位のことである。
また、発光管10の管端部11a,11bの近傍における屈曲ガラス管12の管壁同士の隙間Geを4.0mmに設定した。これは、電極部封着工程において発光管10の管端部11a,11bが加熱される際、加熱を要しない部位へ熱が伝導するのを軽減し、熱の伝導に起因する不具合の発生を抑制して歩留まりを向上させるためである。
保持部材20は、保持部材本体21の中央円形部23aの直径を48mm、翼部23b及び翼部23cの長手方向における長さを40mm、幅を16mm、また管端保持部24a及び管端保持部24bにそれぞれ設けられた溝部25a及び溝部25bについては、溝の長さを18mm、溝の深さを12mmに設定した。
そして、保持部材20に付設された保持取手27a及び保持取手27bは、板状であって、その長手方向と直交する平面と交錯して得られる断面が楕円状となっており、長手方向の長さを25mm、幅を15mm及び中央肉厚を2.5mmにそれぞれ設定し、保持取手27aと保持取手27bとの間隔を18mmに設定した。
また、保持部材蓋体22における、口金40の外枠部41については、その外径を48mm、高さを20mmに設定した。
4.被覆膜50a,50bの配設位置の決定根拠について
発明者らは、従来の平面渦巻形蛍光ランプを9000hrs以上点灯させて、発光管の管端部が破損したものについて、破損の発生要因を解析した。
破損部を調査したところ。ガラス管に目では見えないマイクロクラックやキズ等が生じており、このマイクロクラックやキズ等が寿命末期にフィラメントコイルが温度上昇し、この温度上昇に伴い、マイクロクラックやキズ等が成長してしまうことで、破損が生じていることがわかった。
特に、本実施形態である平面渦巻形の蛍光ランプ1のように、管端部の管内径が比較的小さく、フィラメントコイル電極から封止部までの距離が比較的短い、即ち、ガラス管内部の電極リード線の長さが短いという平面渦巻形の蛍光ランプの構成に起因すると考えられる。
発明者らは、被覆膜50a,50bの配設位置を以下のように決定した。
即ち、特に破損が生じている上記接続位置14fを基準として、発光管10の中心寄りに約2mm進んだ位置から発光管10の終端寄りに約3mm進んだ位置までの範囲を網羅するように、上記接続位置14fを基準として、発光管の中心寄り10mm進んだ位置から発光管の終端寄りに約10mm進んだ位置までの範囲に亘って付設するのが妥当とした。
以上により、特に長期エイジングにおいて発光管10の管端部11a,11bが両方とも輪切り状に破損する場合であっても、被覆膜50a,50bが、この破損によって分割されたガラス管同士を繋ぎ止め、発光管10の形状を維持するので、発光管10が落下するのを防止することができ、安全性を確保することができる。
なお、本実施の形態の蛍光ランプ1の被覆膜50a,50bは、温風加熱等により収縮する透光性のポリエステル樹脂チューブからなるとしたが、このような熱収縮性のチューブでなくてもよく、例えば、ポリエステル樹脂を有機溶剤に溶解させた溶液を被覆膜50a,50bの配設位置に塗布し、乾燥させることによって、被覆膜50a,50bを厚膜形成してもよい。
また、この塗布は、上記溶液中に発光管をディッピングすることにより行うこともできる。
その場合、被覆膜を着けたくない箇所には、事前にマスキングを行っておけばよい。
また、本実施の形態の蛍光ランプ1の被覆膜50a,50bの材質をポリエステル樹脂としたが、ポリエステル樹脂の代りにシリコン樹脂等の他の部材を用いてもよい。
また、発光効率を低減させないよう、上記シリコン樹脂は透光性を有することが望ましい。
また、被覆膜50a,50bの材質は、樹脂に限定するものではなく、発光管の管端部において使用する場合には、遮光性を有していても構わないため、例えば、円筒形状を有し、その周方向が波型となっているような形状記憶合金を用い、熱が加わると内径が収縮するものを用いてもよい。
また、本実施の形態の蛍光ランプ1では、被覆膜50aは、管端部11a内に配されたフィラメントコイル電極13aと電極リード線14aとの接続位置14fを覆うように配設されており、被覆膜50aの両端部が、接続位置14fを基準としてX方向(発光管軸方向における中心側)における距離L1が10mmとなる位置、及び、接続位置14fを基準としてX1方向(発光管軸方向における終端側)における距離L2が10mmとなる位置にあり、また、被覆膜50bについてもこれと同様としたが、この範囲を含みさらに広い範囲のガラス管表面に配設してもよく、例えば、管端部11a,11bの封止部及び排気管16を除くガラス管の全ての範囲に被覆膜を形成してもよい。
この場合、被覆膜50a,50bは、互いが繋がって1つの被覆膜となり、発光管10の中央部に配設されている最冷点個所が被覆膜により覆われてしまうことになる。
このように最冷点個所が被覆膜により覆われてしまうと、最冷点個所における放熱が妨げられ、最冷点箇所が発光管においてもっとも温度が低い箇所に設定することができなくなる虞があるため、最冷点設計をやり直さなければならないなどの弊害が生じる可能性がある。
(変形例1)
上記弊害を排除するため、図4に示すように最冷点箇所を被覆膜の配設範囲から除外することも考えられる。
この場合、最冷点箇所近傍において、最も破損が生じ易い部位は、ガラス管が急激に曲げられているC1部及びC2部の近傍であるので、少なくともこの部位を被覆膜で覆えばよく、これを実現しようとすれば、発光管10の中心点からガラス管外表面までの最短距離R1としたとき、発光管10の中心点を中心としてR1の半径を有する円に含まれる範囲を被覆膜の非形成範囲とすることで達成可能である。
(変形例2)
本実施の形態における蛍光ランプ1は、いわゆる片口金タイプ二重渦巻形の蛍光ランプであるが、いわゆる両口金タイプの蛍光ランプ1210においても、図5に示すように、管端部1211a及び1211bにそれぞれ、内部に配されているフィラメントコイル電極を覆い、かつ、上述した距離L1及び距離L2にある位置で挟まれる範囲を網羅して被覆膜55a,55bを形成することにより、本実施の形態における蛍光ランプ1と同様の効果を奏する。
(変形例3)
図6に示すように、従来のいわゆる片口金タイプの蛍光ランプ110にも本実施の形態における蛍光ランプ1と同様の構成を適用することもできる。この場合にも、管端部1111a及び1111bにそれぞれ、内部に配されているフィラメントコイル電極を覆い、かつ、上述した距離L1及び距離L2にある位置で挟まれる範囲を網羅して被覆膜56a,56bを形成することとなる。
なお、上記本実施形態の蛍光ランプ1の構成は、基本的に管入力20W品種だけでなく、例えば、管入力80W品種などの管入力20W品種以外、例えば、ガラス管外径5mm〜19mm、ガラス管内径4mm〜18mm、約肉厚0.5mmの仕様にも適用でき、同様の効果を発揮するものであり、その場合の被覆膜の膜厚を100μm〜300μmの範囲から適宜選択するものとする。
本発明の蛍光ランプは、渦巻形蛍光ランプを用いる照明装置に利用することが可能である。
本発明の実施形態の蛍光ランプを示す図であって、(a)は正面方向から見た斜視図、(b)は背面方向からから見た斜視図 本発明の実施形態の発光管を示す図であって、(a)は平面断面図、(b)は正面図 本発明の実施形態のフィラメントコイル電極近傍の断面図 本発明の実施形態の被覆膜の変形例1を示す図 本発明の実施形態の被覆膜の変形例2を示す図 本発明の実施形態の被覆膜の変形例3を示す図 従来の蛍光ランプを示す図であって、(a)は底面図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は側面図 従来の蛍光ランプを示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図
符号の説明
1 蛍光ランプ
10 発光管
11a,11b 管端部
12 屈曲ガラス管
12c 管中央部
13a,13b フィラメントコイル電極
14a,14b,14c,14d 電極リード線
14f 接続位置
15a,15b ビーズガラスマウント
16 排気管
17 水銀
20 管入力
20 保持部材
20e 開口部
21 保持部材本体
22 保持部材蓋体
27a,27b 保持取手
40 口金
43 端子ピン
49 シリコン樹脂
50a 被覆膜
50a,50b 被覆膜
55a,55b 被覆膜
56a,56b 被覆膜

Claims (6)

  1. 放電路が渦巻状で、かつ、発光面が略平面状となるように形成された渦巻形発光管を備える蛍光ランプであって、
    前記発光管端部において、フィラメントを支持しているリード線が封着されており、
    前記発光管端部の外表面には、前記フィラメントが配設されている範囲を覆うように被覆膜が形成されていることを特徴とする蛍光ランプ。
  2. 前記被覆膜の形成範囲は、前記フィラメントの支持位置を基準として前記封着部に10mm近づいた第1位置と、前記支持位置を基準として前記封着部から10mm遠ざかった第2位置とに挟まれる範囲を含むことを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ。
  3. 前記被覆膜は、前記発光管の管外表面全体に形成されていることを特徴とする請求項1及び2のいずれかに記載の蛍光ランプ。
  4. 前記被覆膜は、透光性を有するポリエステル樹脂部材からなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の蛍光ランプ。
  5. 前記被覆膜は、シリコン樹脂からなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の蛍光ランプ。
  6. 前記発光管端部を覆い、前記発光管端部を保持する保持部材が配されており、
    前記被覆膜の一部が、前記保持部材と前記発光管端部の間隙に設けられていることを特徴とする請求項5記載の蛍光ランプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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