JPS5913745Y2 - 2重管式けい光ランプ - Google Patents

2重管式けい光ランプ

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Publication number
JPS5913745Y2
JPS5913745Y2 JP5128180U JP5128180U JPS5913745Y2 JP S5913745 Y2 JPS5913745 Y2 JP S5913745Y2 JP 5128180 U JP5128180 U JP 5128180U JP 5128180 U JP5128180 U JP 5128180U JP S5913745 Y2 JPS5913745 Y2 JP S5913745Y2
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JP
Japan
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fluorescent lamp
tube
double
electrode
lighting device
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Expired
Application number
JP5128180U
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English (en)
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JPS56152066U (ja
Inventor
博司 今村
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP5128180U priority Critical patent/JPS5913745Y2/ja
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  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は2重管式けい光ランプに関する。
現在、屋内照明には白熱電球とけい光ランプが主流とし
て用いられている。
前者の白熱電球は使用の簡便さと共にその形状がコンパ
クトであるため非常に広く用いられている。
しかし反面、この白熱電球は低効率、短寿命という致命
的な欠点を持っている。
そこで、近年の省エネルギ化の背景もあり、後者の高効
率、長寿命という大きな利点をもつけい光ランプの原理
を利用して白熱電球に代替しつるコンパクトな構造のけ
い光ランプが検討されつつある。
このような指向に於いて、第1図に示すような、先端が
半球形をした円筒ガラス容器1内にU字形等に屈曲させ
たけい光ランプ3を収納したコンパクトサイズの2重管
式けい光ランプが提案されている。
すなわち、このけい光ランプを構成するガラス容器1の
内面には光分散材料2が塗付されている。
また、けい光ランプ3の内面にはけい光体が塗付され、
かつ端部にはそれぞれ電極5が設けられていると共に、
けい光ランプ3の放電空間6内には始動用ガスが封入さ
れている。
しかして、このようにして構成された2重管式けい光ラ
ンプを点灯させると、点灯中内部のけい光ランプ3より
発生する熱はけい光ランプ3を包み込むようにその外側
に配設されたガラス容器1の存在により外気に放射、拡
散される割合が減少し、このためガラス容器1内にこも
り、結果としてけい光ランプ3の管壁温度を上昇させる
問題があった。
また、より小型サイズの2重管式けい光ランプで、より
多くの光束を得るために、放電電流を増加させるいわゆ
る高出力点灯を実施するとこの管壁温度の上昇はさらに
顕著となり、このため、けい光ランプ3管内の水銀蒸気
圧は最適域を超えて上昇し、紫外線励起作用が低下し、
このため光束、効率が悪くなるという欠点があった。
本考案は上記の欠点を改善し、2重管式けい光ランプ1
.:於いて、少くともけい光ランプの一方の電極をロン
グステム又は長排気管構造とし器体中に埋設することに
より埋設端の冷却を行ない、点灯中のけい光ランプの管
壁温度の上昇に伴なう水銀蒸気圧の増加により生じる紫
外線励起作用の低下の改善を図った2重管式けい光ラン
プを提供することを目的とするもので゛ある。
すなわち、本考案は前記の2重管式けい光ランプ点灯中
の管壁温度の上昇に伴なう水銀蒸気圧の増加により生じ
る紫外線励起作用の低下を改善するもので、水銀蒸気圧
がランプの最冷点温度で決まることに着目し、けい光ラ
ンプ3の少くとも一方の電極をロングステム又は長排気
管構造とし点灯装置器体に埋設することにより、この部
分の冷却を行ない管内の水銀蒸気圧を紫外線励起作用が
最大になるように保持することを特徴とするものである
以下、本考案の実施例について説明する。第2図は本考
案の一実施例を示すもので、図において1はガラス容器
でこのガラス容器1の内面には光分散材料2が塗付され
ている。
3は管径20mm、電極間距離的150mmのU字形に
成形したけい光ランプで、その内面にはけい光体4が被
着されている。
5,5′はタングステンフィラメントからなる適当な電
子放射性物質を塗付した電極である。
なお、けい光ランプ3内の放電空間6には始動用ガスが
封入されている。
7はけい光ランプ3およびその外側に位置するガラス容
器1等を一体的に固定し、かつ内部に例えば始動器等が
内蔵された点灯装置器体で、この点灯装置器体7の下方
部は円錐状に形成され、かつその端部には口金8が形成
されている。
しかして、本考案においては、けい光ランプ3の少くと
も一方の電極5部は点灯装置器体7の下方部に向って延
びるように延設されて、かつ非常に長いリード線9に支
持されたいわゆるロングステム構造となっており点灯装
置器体7の下方部に向って延びるよう器体中に図示の如
く埋設されている。
この場合、本実施例では埋設深さを約3Qmmとして構
成されている。
また、他方の電極5′部はピンチング製法により得られ
るいわゆるショートステム構造をとり、その端部と点灯
装置器体7の上面との間に間隔gが形成されている。
本実施例ではその間隔を約3mmとした。
なお、10はけい光ランプ3の端部の外部リード線であ
る。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、この実施例
においては冷却効果をより一層高めるようにロングステ
ム構造として形成された一方の電極5を埋設した部分の
点灯装置器体7の側面に1個または複数個の冷却窓11
が形成され、この冷却窓11はけい光ランプ3の埋設端
の対向し、内部の熱を外部に放出するように構成されて
いる点が前述の実施例と異なっている。
なお、他の構成は前述の実施例と実質的に同一であるの
で、説明の重複を避けるために対応する部分には同一符
号を付し詳細な説明は省略する。
第4図は本考案の更に別の実施例を示すもので、この例
ではけい光ランプ3の少くとも一方の電極5部を有する
端部に形成される排気管を点灯装置器体7の下方に向っ
て延びるように延設し、かつけい光ランプ3の径に比べ
より小径の長排気管12として点灯装置器体7中に埋設
した構成とした点が前述の各実施例と異なっている。
この場合、排気管12は管径5mm、埋設深さ約30m
mと、またけい光ランプ3と点灯装置器体7との間隔は
約3mmとした。
なお、この実施例において第3図に示した実施例と同様
に点灯装置器体7側面に排気管12と連通ずる冷却窓1
1を設けることも可能である。
しかして、第1図に示した従来の2重管式けい光ランプ
と、第2図に示した本考案による2重管式のけい光ラン
プを管電力11.5Wで点灯させると同じ測定条件のも
とでけい光ランプ3の管壁温度はどちらのランプも約7
0℃に達した。
しかし、ロングステム構造をもつ本考案による2重管式
けい光ランプの埋設端の温度は約45℃前後となり、こ
の部分で水銀蒸気圧を紫外線励起作用が最大となる付近
に調節出来るようになり、従来の低温部分のない2重管
式けい光ランプに対して光束が約12%改善され、従っ
てランプ効率も約12%改善することができ、好適な結
果を得ることが出来た。
また、第4図に示す排気管12を点灯装置器体7中に埋
設した構成のけい光ランプでもほぼ同等の改善度が得ら
れた。
第3図に示す冷却窓11を設けた2重管式けい光ランプ
においては、上と同じ点灯条件測定条件のもとて冷却窓
11のある埋設端の温度は約40℃前後となり、この部
分で水銀蒸気圧を紫外線励起作用が最大となるように調
節出来るようになり、従来の低温部分のないランプに対
し光束、効率が約15%改善された。
また管電力をさらに増す場合は、ロングステム部分及び
排気管の埋設深さや冷却窓の大きさ等を任意に変更する
ことにより埋設端の最冷点温度を自由にコントロールす
ることが出来、管電力に関係なく光束、効率を改善出来
るものである。
さらに、本考案による2重管式けい光ランプに於いて、
他方の電極5′部はピンチング製法により得られるいわ
ゆるショートステム構造をとり、点灯装置器体7との間
に間隔を形成させているため、けい光ランプ3よりの熱
が点灯装置器体7に伝導する割合が従来ランプより減少
し、点灯装置への熱による悪影響が緩和される効果を有
するものである。
なお、本実施例ではガラス容器1及び光分散材材2の代
わりに光分散性をもつような他の材料、例えば合成樹脂
、フロストガラス等を外管とじてもよい。
また、内管となるけい光ランプの寸法、ロングステムの
埋設深さ等も実施例の寸法に限定されるものではない。
また、けい光ランプ3としてU字形けい光ランプを挙げ
たが他の形式の屈曲管にも広く応用出来うるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2重管式のけい光ランプ、第2図は本考
案にかかるけい光ランプの一実施例、第3図および第4
図はそれぞれ他の実施例を示す。 1・・・・・・ガラス容器、3・・・・・・けい光ラン
プ、5,5′・・・・・・電極、7・・・・・・点灯装
置器体。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ガラス容器内に、両端にそれぞれ電極を有するけ
    い光ランプが設けられ、かつ前記ガラス容器およびけい
    光ランプが口金を有する器体に一体に固定されてなる2
    重管式けい光ランプにおいて、前記けい光ランプの一方
    の電極を有する端部を延設せしめその端部を前記器体中
    に埋設すると共に、他方の端部と前記器体との間に間隔
    を形成してなることを特徴とする2重管式けい光ランプ
  2. (2)けい光ランプの一方の電極をロングステムとし、
    かつ他方の電極をショートステムとした実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の2重管式けい光ランプ。
  3. (3)けい光ランプの延設した一方の端部の埋設部の一
    部を排気管とした実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    2重管式けい光ランプ。
JP5128180U 1980-04-15 1980-04-15 2重管式けい光ランプ Expired JPS5913745Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5128180U JPS5913745Y2 (ja) 1980-04-15 1980-04-15 2重管式けい光ランプ

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JP5128180U JPS5913745Y2 (ja) 1980-04-15 1980-04-15 2重管式けい光ランプ

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Publication Number Publication Date
JPS56152066U JPS56152066U (ja) 1981-11-14
JPS5913745Y2 true JPS5913745Y2 (ja) 1984-04-23

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JP5128180U Expired JPS5913745Y2 (ja) 1980-04-15 1980-04-15 2重管式けい光ランプ

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