JPH07181949A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07181949A
JPH07181949A JP5328330A JP32833093A JPH07181949A JP H07181949 A JPH07181949 A JP H07181949A JP 5328330 A JP5328330 A JP 5328330A JP 32833093 A JP32833093 A JP 32833093A JP H07181949 A JPH07181949 A JP H07181949A
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JP5328330A
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Inventor
Takashi Hosogai
隆 細貝
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字を入力して表示画面に表示させた後で
も、その大きさや位置等の変更を含む種々の加工を簡単
に行なえるようにする。 【構成】 入力手段Aによって文字や画像が入力された
時に表示制御手段Cがそれらを表示手段Bに表示させ、
その文字に対して加工指示手段Dにより種々の加工処理
が指示された時に加工処理手段Eがその加工処理を施
す。その後、文字展開手段Fによってその加工処理され
た文字と対応がとれた文字イメージをそのまま展開した
り、あるいはその前にオペレータによって表示手段上の
加工結果の適否の視認確認がなされ、それが不適当と判
断された時に入力取消手段Gによって加工指示がなされ
た文字の入力を取り消す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文字コード入力した
文字を表示画面(表示手段)に表示し、加工指示により
表示文字に対して種々の加工処理を施した後、記録指示
によってその処理結果を記録媒体に記録するようにした
画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような画像処理装置とし
て、例えば特開平3−266181号公報に見られるよ
うに、表示画面の指定された位置に初期設定の入力枠
(文字枠)を表示させ、その枠を加工指示により移動,
拡大,又は縮小することによって大きさ,位置を決め、
そこに入力文字を表示させるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像処理装置では、表示画面に表示され
ている入力枠の大きさ,位置を決定してからそこに入力
文字を表示するため、一度入力枠を決めた後文字が入力
されてしまうと、表示画面に表示されるその入力文字の
大きさ,位置を入力枠によって変更できなくなるという
欠点がある。
【0004】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、文字を入力して表示画面に表示させた後でも、
その大きさや位置等の変更を含む種々の加工を簡単な操
作で行なえるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、図1に機能ブロックで示すように、文字
等の各種情報を入力する入力手段Aと、該手段Aによっ
て入力された情報を表示手段Bに表示させる表示制御手
段Cと、該手段Cによって表示手段Bに表示された文字
に対して種々の加工処理を指示する加工指示手段D及び
該手段Dによって指示された加工処理を施す加工処理手
段Eと、該手段Eによって加工処理された文字と対応が
とれた文字イメージを展開する文字展開手段Fと、加工
指示手段Dによって加工指示がなされた文字の入力を取
り消す入力取消手段Gとを備えた画像処理装置を提供す
る。
【0006】なお、加工指示手段Dに、表示手段Bに表
示された文字を縦横に各々独立変倍させる指示手段を、
表示制御手段Cに、その指示手段によって指示される縦
横の各変倍比を表示手段Bに表示させる手段をそれぞれ
備えるとよい。また、加工指示手段Dに、表示手段Bに
表示された文字を回転あるいは反転させる指示手段を、
表示制御手段Cに、その指示手段によって指示される回
転あるいは反転を表示手段Bに表示させる手段をそれぞ
れ備えるとよい。
【0007】さらに、加工指示手段Dに、表示手段Bに
表示される文字を既に表示されている画像と論理演算さ
せる指示手段を備えるとよい。さらにまた、文字展開手
段Fに、一度指定された縦横サイズの文字イメージを展
開した後、その文字イメージを指定された位置,方向に
論理演算等の処理を行なう手段を備えるとよい。また、
文字展開手段Fを、少なくとも1種類のアウトラインフ
ォントを用いて文字イメージを展開する手段とすること
が望ましい。
【0008】
【作用】この発明による画像処理装置では、入力手段A
によって文字や画像等の情報が入力されると、表示制御
手段Cがその情報を表示手段Bに表示させ、その表示さ
れた文字に対して加工指示手段Dにより種々の加工処理
が指示された場合に、加工処理手段Eがその指示された
加工処理を施す。
【0009】その後、文字展開手段Fによってその加工
処理された文字と対応がとれた文字イメージを展開する
ことができるが、その前にオペレータが表示手段B上の
加工結果の適否の視認確認をし、それが不適当な場合に
は入力取消手段Gによって加工指示がなされた文字の入
力を取り消すこともできる。
【0010】なお、加工指示手段Dによって表示手段B
に表示された文字を縦横に各々独立変倍させ、表示制御
手段Cによってその縦横の各変倍比を表示手段Bに表示
させられるようにすれば、文字表現の多様性が増し、し
かも実際の文字データとの対応をとることができ、使い
勝手がよくなる。
【0011】また、加工指示手段Dによって表示手段B
に表示された文字を回転あるいは反転させ、表示制御手
段Cによってその回転あるいは反転を表示手段Bに表示
させられるようにすれば、やはり文字表現の多様性が増
し、しかもオペレータが操作状態を把握することがで
き、使い勝手がよくなる。さらに、加工指示手段Dによ
って表示手段Bに表示される文字を既に表示されている
画像と論理演算させられるようにすれば、やはり文字表
現の多様性が増す。
【0012】さらにまた、文字展開手段Fによって一度
指定された縦横サイズの文字イメージを展開した後、そ
の文字イメージを指定された位置,方向に論理演算等の
処理を行なえるようにし、その処理を文字イメージ展開
プロセッサ(文字フォントデータより文字コード,縦横
のサイズ指定で高速に文字イメージを展開するプロセッ
サ)と高速画像処理プロセッサ(2つの画像の回転,反
転を含む論理演算が可能なプロセッサ)を用いて行なう
ようにすれば、文字イメージを高速に展開することがで
きる。
【0013】また、文字展開手段Fが少なくとも1種類
のアウトラインフォントを用いて文字イメージを展開す
るようにすれば、従来の固定サイズの文字フォントを拡
大する場合の文字輪郭でギザギザが発生せず、美しい文
字イメージを展開することができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2はこの発明の一実施例を示す画像
処理装置のブロック構成図であり、コントローラ1と、
スキャナ2,液晶表示タブレット(以下単に「LCD」
ともいう)3,タッチペン4,プリンタ5,及びブザー
6により構成されている。
【0015】コントローラ1は、システムバス10と各
種の機能を持つボード11〜16よりなる。CPUボー
ド(CPUB)11は、他のボード12〜16をシステ
ムバス10を介してコントロールする。
【0016】第1のページメモリボード(PMA)12
及び第2のページメモリボード(PMB)13は、いず
れも1ページ分の画像バッファメモリを有しており、ス
キャナ・プリンタ・インタフェースボード(SP−I/
F)14を介してスキャナ2及びプリンタ5の他に、ア
ラート用のブザー6が接続されている。
【0017】イメージプロセッサ(IMP)ボード(I
MPB)15は、2つの画像の回転,反転を含む論理演
算を高速に行なう高速画像処理プロセッサ及び文字フォ
ントデータより文字コード,縦横のサイズ指定で高速に
文字イメージに展開する文字イメージ展開プロセッサを
備えており、CPUボード11の指示によって第1のペ
ージメモリボード12内の画像バッファメモリから画像
情報(画像データ)を読み出し、それを第2のページメ
モリボード13内の画像バッファメモリに転送して書き
込む。
【0018】あるいは、第1又は第2のページメモリボ
ード12,13内の画像バッファメモリから画像情報を
読み出し、それをLCDコントローラボード(LCDC
B)16内のビデオRAMに転送して書き込んだり、あ
るいはIMPボード15内のワークRAM上に指定縦横
サイズの文字フォントデータを生成し、それを第2のペ
ージメモリボード13内の画像バッファメモリ又はLC
Dコントローラボード16内のビデオRAMに転送して
書き込む。
【0019】このとき、第1のページメモリボード12
内の画像バッファメモリ又はIMPボード15内のワー
クRAM上の画像情報を拡大,縮小,回転,又は反転さ
せて第2のページメモリボード13内の画像バッファメ
モリに書き込んだり、あるいは第1又は第2のページメ
モリボード12,13内の画像バッファメモリ又はIM
Pボード15内のワークRAM上の画像情報を縮小して
LCDコントローラボード16内のビデオRAMに転送
して書き込んだりすることができる。
【0020】LCDコントローラボード16は、ビデオ
RAM上の画像情報をLCD3の表示画面に表示させ
る。LCD3の表示画面にはタッチペン4により指定さ
れる座標を認識できるタブレットが存在し、LCDコン
トローラボード16を介してその座標値をCPUボード
11に伝える。
【0021】なお、タッチペン4は他のポインティング
デバイス、例えばマウスに代替えすることも可能であ
る。この場合、LCD(液晶表示タブレット)3を液晶
表示装置に置き換えるものとする。また、LCD3をC
RTディスプレイとタブレットの組合せに代替えするこ
とも可能である。
【0022】図3乃至図13はこの実施例におけるコン
トローラ1による処理及びオペレータによる操作手順の
内容を示すフローチャートであり、その各処理の内容に
ついて説明する。なお、各図中のOPはオペレータを表
わす。
【0023】(0)メイン処理 ステップ1:LCDにメニュー画面を表示 装置のパワーオンにより、図3のステップ1でLCD3
の表示画面に「読み込み」「割付サイズ」「プリント」
「読込画面」「割付画面」「画像転送」「回転モード」
「undo」「文字入力」の各機能選択ボタンを示すメ
ニュー画面を表示する。
【0024】(1)読み込み処理 ステップ2において、オペレータによりタッチペン4で
LCD3のメニュー画面上に表示されている機能選択ボ
タン(メインメニュー機能)が選択されると、それぞれ
〜の各処理へ進む。例えば、「読み込み」の選択ボ
タンが選択されると、図4のへ移行して読み込み処理
がスタートする。
【0025】ステップ12:第1のページメモリボード
(PMA)の入力領域(設定領域)の画像情報を第2の
ページメモリボード(PMB)の割付領域に転送 ステップ11で画像情報転送直後であると判断された場
合に、第1のページメモリボード12内の画像バッファ
メモリ上の後述する入力矩形に対応する領域(入力領
域)のX,Y方向の長さをX1,Y1とし、第2のペー
ジメモリボード13内の画像バッファメモリ上の後述す
る出力矩形に対応する領域(出力領域又は画像割付領
域)のX,Y方向の長さをX2,Y2とした場合、以下
の処理を行なう。
【0026】すなわち、IMPボード15により、第1
のページメモリボード12内の画像バッファメモリの入
力領域の画像情報を、回転モードの指定が「回転なし」
「180度回転」の場合にX方向でX2/X1倍,Y方
向でY2/Y1倍に、「90度回転」「270度回転」
の場合にX方向でX2/Y1倍,Y方向でY2/X1倍
にそれぞれ変倍し、指定回転モードで第2のページメモ
リボード13内の画像バッファメモリの画像割付領域の
画像情報と指定論理演算を行なって、その画像割付領域
に更新書き込みをする。
【0027】ステップ14:文字列イメージを第2のペ
ージメモリボード(PMB)の所定領域に転送 ステップ13で文字入力直後であると判断された場合
に、IMPボード15により、その内部のワークRAM
に書き込まれた文字列イメージを、LCD3の画像描画
部と同じイメージになるように第2のページメモリボー
ド13内の画像バッファメモリの文字割付領域の画像情
報と指定論理演算を行なって、その文字割付領域に更新
書き込みをする。
【0028】ステップ15:読み込み指定のサブメニュ
ー表示 ステップ13で文字入力直後でないと判断された場合
に、LCD3の画像描画部に「読み込み指定」のサブメ
ニューを表示する。そのサブメニューには「読み込み濃
度」「原稿種類」「用紙サイズ」「固定変倍」のパラメ
ータ指定が有る。ステップ18,19:読み込み指定の
サブメニュー削除ステップ17でオペレータ(タッチペ
ン4)により「設定」または「取消」のボタンが指定さ
れたと判断された場合に、「読み込み指定」のサブメニ
ューを削除して前の画面を表示する。
【0029】ステップ20:パラメータに従ったスキャ
ンで読込画像情報を第1のページメモリボード(PM
A)に格納 SP−I/F14により、スキャナ2で指定パラメータ
に従って読み取られた読込画像情報(入力画像情報)を
第1のページメモリボード12内の画像バッファメモリ
に書き込む。 ステップ21:読込画像情報をLCDに表示 IMPボード15によって第1のページメモリボード1
2内の画像バッファメモリ上の読込画像情報をLCDコ
ントローラボード16内のビデオRAMに転送して、そ
の読込画像情報をLCD3の画像描画部に表示する。
【0030】ステップ23:LCD上に入力矩形描画 ステップ22でオペレータ(タッチペン4)によりLC
D3の画像描画部上の2点が指定されたと判断された場
合に、画像描画部にその2点を対角コーナとする入力矩
形(入力領域を示す枠)を表示して領域設定を行なう。
【0031】(2)割付サイズ処理 図3のステップ2において、オペレータによりタッチペ
ン4でLCD3のメニュー画面上の「割付サイズ」の選
択ボタンが選択されると、図5のへ移行して割付サイ
ズ処理がスタートする。 ステップ32:第1のページメモリボード(PMA)の
入力領域の画像情報を第2のページメモリボード(PM
B)の割付領域に転送 ステップ31で画像情報転送直後であると判断された場
合に、ステップ12と同様の処理を行なう。
【0032】ステップ34:文字列イメージを第2のペ
ージメモリボード(PMB)の所定領域に転送 ステップ33で文字入力直後であると判断された場合
に、ステップ14と同様の処理を行なう。 ステップ35:割付サイズ指定のサブメニュー表示 ステップ33で文字入力直後でないと判断された場合
に、LCD3の画像描画部に「割付サイズ指定」のサブ
メニューを表示する。そのサブメニューには「A3縦」
「B4縦」「A4縦」「A4横」「B5縦」「B5横」
の各割付サイズ指定がある。
【0033】ステップ38,39:割付サイズ指定のサ
ブメニュー削除 ステップ37でオペレータ(タッチペン4)により「設
定」または「取消」のボタンが指定された判断された場
合に、「割付サイズ指定」のサブメニューを削除して前
の画面を表示する。 ステップ40:割付サイズの領域を第2のページメモリ
ボード(PMB)に確保 第2のページメモリボード13内の画像バッファメモリ
に指定された割付サイズの領域を確保する。
【0034】ステップ41:LCD画像描画部全白表示 LCD3の画像描画部を全て白表示にし、図13のステ
ップ171へ移行する。 ステップ173:アラートメッセージ表示 ステップ171で入力矩形が設定済みであると判断され
ると共に、ステップ172で確保した割付サイズの領域
(画像情報)に等倍の割付設定ができないと判断された
場合に、LCD3の画像描画部に「入力矩形が大きすぎ
ます。もう一度設定しましょう。」のアラートメッセー
ジ(図47参照)を表示する。
【0035】ステップ174:メッセージ削除 オペレータ(タッチペン4)により「確認」のボタンが
指定された時に、アラートメッセージを削除して前の画
面を表示する。 ステップ175:LCD画像描画部の中央に等倍の出力
矩形を描画 ステップ171で入力矩形が設定済みであると判断され
ると共に、ステップ172で割付サイズの領域に等倍の
割付設定ができると判断された場合に、LCD3の画像
描画部の中央に等倍の出力矩形を描画する。
【0036】ステップ177:LCD上に出力矩形描画 オペレータがLCD3の画像描画部に表示されている出
力矩形の線分にタッチペン4を接触させてドローするこ
とにより画像描画部上の任意の場所にその出力矩形を移
動させ、あるいはその矩形の端点にタッチペン4を接触
させてドローすることにより対角点を固定としてその端
点が移動する出力矩形を描き、サイズ変更を行なうこと
ができる。
【0037】この操作により、設定領域(入力領域)を
割り付ける割付領域(出力領域)を指定する。なお、出
力矩形をLCD3の画像描画部を越えて指定しようとす
ると、SP−I/F14を介してブザー6にアラートの
ビープ音を発生させる。 ステップ178:LCD上に変倍比を表示 タッチペンで出力矩形の移動・サイズ変更が行なわれる
と、その時の出力矩形の縦横の各変倍比をLCD3のメ
ニュー画面上に表示させる。
【0038】(3)プリント処理 図3のステップ2において、オペレータによりタッチペ
ン4でLCD3のメニュー画面上の「プリント」の選択
ボタンが選定されると、図6のへ移行してプリント処
理がスタートする。 ステップ52:第1のページメモリボード(PMA)の
入力領域の画像情報を第2のページメモリボード(PM
B)の割付領域に転送 ステップ51で画像情報転送直後であると判断された場
合に、ステップ12と同様の処理を行なう。
【0039】ステップ54:文字列イメージを第2のペ
ージメモリボード(PMB)の所定領域に転送 ステップ53で文字入力直後であると判断された場合
に、ステップ14と同様の処理を行なう。 ステップ55:枚数指定のサブメニュー表示 ステップ53で文字入力直後でないと判断された場合
に、LCD3の画像描画部に「枚数(1〜99)指定」
のサブメニューを表示する。このとき、読込画像情報の
描画画面では「読込画像のプリント枚数を指定してくだ
さい。」のメッセージ(図51参照)を、割付画像情報
の描画画面では「割付画像のプリント枚数を指定してく
ださい。」のメッセージ(図46参照)をそれぞれ表示
する。
【0040】ステップ58,59:枚数指定のサブメニ
ュー削除 ステップ57でオペレータ(タッチペン4)により「設
定」または「取消」のボタンが指定されたと判断された
場合に、「枚数指定」のサブメニューを削除して前の画
面を表示する。
【0041】ステップ60:指定枚数のプリント出力 読込画像情報をLCD3の画像描画部に表示している場
合は、第1のページメモリボード12内の画像バッファ
メモリ上の読込画像情報をSP−I/F14を介してプ
リンタ5に与え、指定された読み込みサイズで指定され
た枚数分プリント出力させる。割付画像情報をLCD3
の画像描画部に表示している場合は、第2のページメモ
リボード13内の画像バッファメモリ上の割付画像情報
をSP−I/F14を介してプリンタ5に与え、指定さ
れた割付サイズで指定された枚数分プリント出力させ
る。
【0042】(4)読込画面処理 図3のステップ2において、オペレータによりタッチペ
ン4でLCD3のメニュー画面上の「読込画面」の選択
ボタンが選定されると、図7のへ移行して読込画面処
理がスタートする。 ステップ62:第1のページメモリボード(PMA)の
入力領域の画像情報を第2のページメモリボード(PM
B)の割付領域に転送 ステップ61で画像情報転送直後であると判断された場
合に、ステップ12と同様の処理を行なう。
【0043】ステップ64:文字列イメージを第2のペ
ージメモリボード(PMB)の所定領域に転送 ステップ63で文字入力直後であると判断された場合
に、ステップ14と同様の処理を行なう。 ステップ66:LCD画像描画部に読込画像情報を表示 ステップ65でLCD3の画像描画部に読込画像情報が
表示されていないと判断された場合に、IMPボード1
5により第1のページメモリボード12内の画像バッフ
ァメモリ上の読込画像情報をLCDコントローラボード
16のビデオRAMに転送し、それをLCD3の画像描
画部に表示する。
【0044】ステップ68:LCD上に入力矩形描画 ステップ67で入力矩形が設定済みであると判断された
場合に、LCD3の画像描画部に入力矩形を描画する。 ステップ70:LCD上に入力矩形描画 ステップ69でオペレータ(タッチペン4)によりLC
D3の画像描画部上の2点が指定されたと判断された場
合に、画像描画部にその2点を対角コーナとする入力矩
形(入力領域を示す枠)を描画する。既に入力矩形が描
画されている場合は、これを消去して新たな入力矩形を
描画する。
【0045】(5)割付画面処理 図3のステップ2において、オペレータによりタッチペ
ン4でLCD3のメニュー画面上の「割付画面」の選択
ボタンが選定されると、図8のへ移行して割付画面処
理がスタートする。 ステップ82:LCD画像描画部に割付画像情報を表示 ステップ81でLCD3の画像描画部に割付画像情報が
表示されていないと判断された場合に、IMPボード1
5により第2のページメモリボード13内の画像バッフ
ァメモリ上の割付画像情報をLCDコントローラボード
16のビデオRAMに転送し、それをLCD3の画像描
画部に表示させる。
【0046】ステップ84:LCD上に出力矩形描画 ステップ83で出力矩形が設定済みであると判断された
場合に、LCD3の画像描画部に出力矩形を描画する。
なお、出力矩形が設定済みでない場合は前述した図13
に示す処理へ進む。 ステップ86:LCD上に出力矩形描画 ステップ177と同様の処理を行なう。 ステップ87:LCD上に変倍比を表示 ステップ178と同様の処理を行なう。
【0047】(6)画像転送処理 図3のステップ2において、オペレータによりタッチペ
ン4でLCD3のメニュー画面上の「画像転送」の選択
ボタンが選定されると、図9のへ移行して画像転送処
理がスタートする。 ステップ92:アラートメッセージ表示 ステップ91で割付画像情報表示且つ出力矩形設定済み
でないと判断された場合に、LCD3のメニュー画面に
「出力矩形が表示されていません。設定または表示しま
しょう。」のアラートメッセージ(図48参照)を表示
する。
【0048】ステップ93:メッセージ削除 オペレータ(タッチペン4)により「確認」のボタンが
指定された時に、アラートメッセージを削除して前の画
面を表示する。 ステップ94:論理演算指定のサブメニュー表示 ステップ91で割付画像表示且つ出力矩形設定済みであ
ると判断された場合に、読込画面の入力矩形内又は文字
矩形内と割付画面の出力矩形内の画像情報を論理演算す
るための「論理演算指定」のサブメニューを表示する。
【0049】そのサブメニューには、例えば図24に示
すように「0」,「^(X+D)」,「^X・D」「^
X」,「X・^D」,「^D」,「X@D」,「^(X
・D)」,「X・D」,「^(X@D)」,「D」,
「^X+D」,「X」,「X+^D」,「X+D」,
「1」の16通りの2項論理演算(モード)指定があ
る。但し、Xは入力領域の変倍された画素値(ソースデ
ータ)を、Dは割付領域の画素値(デステネーションデ
ータ)を,「+」はOR演算を、「^」は否定演算を、
「・」はAND演算を、「@」はEXOR演算をそれぞ
れ表わす。
【0050】ステップ97,98:論理演算指定のサブ
メニュー削除 ステップ96でオペレータ(タッチペン4)により「設
定」または「取消」のボタンが指定されると、「論理演
算指定」のサブメニューを削除して前の画面を表示す
る。 ステップ100:論理演算された割付画像情報LCD表
示 IMPボード15により、読込画面の入力矩形内と割付
画面の出力矩形内の画像情報の指定論理演算を行ない、
その結果の割付画像情報をLCDコントローラボード1
6のビデオRAMに転送し、それをLCD3の画像描画
部に表示する。
【0051】ステップ101:ワークRAMに文字列イ
メージを書き込む 割付画面上の文字矩形の大きさから該当文字の縦横サイ
ズを求め、アウトラインフォントデータ(図示しないメ
モリに格納されている)を用いてIMPボード15内の
ワークRAM上にその文字列イメージを生成する。 ステップ102:文字と論理演算された割付画像情報を
LCD表示 IMPボード15により、そのワークRAM上の文字列
イメージと割付画面の文字矩形内の画像情報との回転又
は反転を含む指定論理演算を行ない、その結果の割付画
像情報をLCDコントローラボード16のビデオRAM
に転送し、それをLCD3の画像描画部に表示する。
【0052】(7)回転モード処理 図3のステップ2において、オペレータによりタッチペ
ン4でLCD3のメニュー画面上の「回転モード」の選
択ボタンが選定されると、図10のへ移行して回転モ
ード処理がスタートする。 ステップ112:アラートメッセージ表示 ステップ111で割付画像情報表示且つ出力矩形設定済
みでないと判断された場合に、LCD3の画像描画部に
「出力矩形が表示されていません。設定または表示しま
しょう。」のアラートメッセージ(図48参照)を表示
する。
【0053】ステップ113:メッセージ削除 オペレータ(タッチペン4)により「確認」のボタンが
指定された時に、アラートメッセージを削除して前の画
面を表示する。 ステップ114:回転モード指定のサブメニュー ステップ111で割付画像情報表示且つ出力矩形設定済
みであると判断された場合に、LCD3の画像描画部に
「回転モード指定」のサブメニューを表示する。そのサ
ブメニューには、例えば図26に示すように「回転な
し」「90度回転」「180度回転」「270回転」
「Y軸反転」「Y軸反転+90度回転」「X軸反転」
「X軸反転+90度回転」の各回転モード指定がある。
【0054】ステップ117,118:回転モード指定
のサブメニュー削除 ステップ116でオペレータ(タッチペン4)により
「設定」または「取消」のボタンが指定されたと判断さ
れた場合に、「回転モード指定」のサブメニューを削除
して前の画面を表示する。 ステップ120:アラートメッセージの表示 ステップ119で割付サイズの領域に回転モードの割付
ができないと判断された場合に、LCD3の画像描画部
に「入力矩形が大きすぎます。もう一度設定しましょ
う。」のアラートメッセージ(図47参照)を表示す
る。
【0055】ステップ121:メッセージ削除 オペレータ(タッチペン4)により「確認」のボタンが
指定された時に、アラートメッセージを削除して前の画
面を表示する。 ステップ122:指定回転モードの出力/文字矩形を描
画 ステップ119で割付サイズの領域に回転モードの割付
ができると判断された場合に、LCD3の画像描画部に
指定された回転モードの出力/文字矩形を描画する。
【0056】ステップ123:LCD上に回転モードを
表示 LCD3の画像描画部に指定された回転モードを表示す
る。 ステップ125:LCD上に出力/文字矩形描画 オペレータがLCD3の画像描画部に表示されている出
力/文字矩形の線分にタッチペン4を接触させてドロー
することにより画像描画部上の任意の場所にその出力/
文字矩形を移動させ、あるいはその矩形の端点にタッチ
ペン4を接触させてドローすることにより対角点を固定
としてその端点が移動する出力/文字矩形を描き、サイ
ズ変更を行なうことができる。
【0057】この操作により、設定領域(入力領域)を
割り付ける画像割付領域(出力領域)又は文字割付領域
(出力領域)を指定する。なお、出力/文字矩形をLC
D3の画像描画部を越えて指定しようとすると、SP−
I/F14を介してブザー6にアラートのビープ音を発
生させる。 ステップ126:LCD3上に変倍比を表示 タッチペンで出力/文字矩形の移動・サイズ変更が行な
われると、その時の出力/文字矩形の縦横の各変倍比を
LCD3のメニュー画面上に表示させる。
【0058】(8)undo処理 図3のステップ2において、オペレータによりタッチペ
ン4でLCD3のメニュー画面上の「undo」の選択
ボタンが選定されると、図11のへ移行してundo
処理がスタートする ステップ132:ワークRAMの文字列イメージをクリ
ア ステップ131で文字入力直後であると判断された場合
に、IMPボード15内のワークRAM上の文字イメー
ジをクリアする。
【0059】ステップ134:第2のページメモリボー
ド(PMB)の割付画像情報をLCDに表示 ステップ133で画像情報転送直後であると判断された
場合、あるいはIMPボード15内のワークRAM上の
文字イメージをクリアした後に、IMPボード15によ
り、第2のページメモリボード13内の画像バッファメ
モリ上の割付画像情報をLCDコントローラボード16
内のビデオRAMに縮小して転送し、それをLCD3の
画像描画部に表示する。
【0060】ステップ135:アラートメッセージ表示 ステップ131で文字入力直後でないと判断され、且つ
ステップ133で画像情報転送直後でないと判断された
場合に、LCD3の画像描画部に「現在、undoの機
能は働きません。」のアラートメッセージ(図49参
照)を表示する。 ステップ136:メッセージ削除 オペレータ(タッチペン4)により「確認」のボタンが
指定された時に、アラートメッセージを削除して前の画
面を表示する。
【0061】(9)文字入力処理 図3のステップ2において、オペレータによりタッチペ
ン4でLCD3のメニュー画面上の「文字入力」の選択
ボタンが選定されると、図12のへ移行して文字入力
処理がスタートする ステップ142:アラートメッセージ表示 ステップ141で割付画像情報表示かつ出力/文字矩形
設定なしでないと判断された場合に、LCD3の画像描
画部に「現在、文字入力の機能は働きません。画像転送
を完了させた割付画面にしましょう。」のアラートメッ
セージ(図50参照)を表示する。
【0062】ステップ143:メッセージ削除 オペレータ(タッチペン4)により「確認」のボタンが
指定された時に、アラートメッセージを削除して前の画
面を表示する。 ステップ145:第1のページメモリボード(PMA)
の入力領域の画像情報を第2のページメモリボード(P
MB)の割付領域に転送 ステップ141で割付画像情報表示かつ出力/文字矩形
設定なしであると判断され、ステップ144で画像情報
転送直後であると判断された場合に、ステップ12と同
様の処理を行なう。
【0063】ステップ147:文字列イメージを第2の
ページメモリボード(PMB)の所定領域に転送 ステップ141で割付画像情報表示かつ出力/文字矩形
設定なしであると判断され、ステップ144で画像情報
転送直後でないと判断され、且つステップ146で文字
入力直後であると判断された場合に、ステップ14と同
様の処理を行なう。
【0064】ステップ148:LCD上に手書き入力ボ
ードを表示 LCD3の画像描画部に、例えば図14に示すように4
個の手書き入力用のます目エリア31〜34,認識文字
及びかな漢字変換の文字表示エリア35,スクロールキ
ー36,37,認識文字の削除を行なう「削除」ボタン
38,認識文字のかな漢字変換を行なう「変換」ボタン
39,文字入力の終了を行なう「設定」ボタン40,文
字入力の取消を行なう「取消」ボタン41によって構成
された手書き入力ボードを表示する。
【0065】ステップ150:手書き入力ボードを削除 ステップ149でオペレータ(タッチペン4)によって
手書き入力ボードの「設定」ボタンまたは「取消」ボタ
ンが選択されたと判断された場合に、手書き入力ボード
を削除する処理を行なって前の画面を表示する。なお、
「取消」の場合には入力文字はなしとし、既に入力され
た文字が画像描画部の中央に表示されている場合にはそ
れを消去する。
【0066】ステップ151:オペレータによる手書き
入力をLCDに描画 オペレータがLCD3の手書き入力ボード上にあるいず
れか1つのます目にタッチペン4を接触させて文字を描
くことにより、連続してその各座標を取り込んでそれら
の座標を結ぶ線分を連続描画し、それによってます目上
にその文字を描画する。
【0067】ステップ152:手書き入力の文字認識 オペレータによって手書き入力ボード上に書かれた手書
き入力の文字認識を行なう。この場合、ます目が4個あ
るので、書かれた順に文字認識を行なう。そして、文字
認識の確度が予め定めたX%以上の場合にはその文字
を、予め定めたY%(X>Y)以下の場合には「認識で
きませんでした。」を、Y%からX%の場合には認識確
度の高い順に全ての文字を文字表示エリアに表示する。
なお、次の手書き入力がなされると、文字表示エリアは
更新される。
【0068】ステップ154:LCD画像描画部の中央
に認識文字及び矩形を描画 ステップ153で文字と認識できた(文字認識の確度が
Y%以上の)場合に、LCD3の画像描画部の中央に認
識文字及び矩形を描画する。 ステップ156:認識文字の削除表示または代替文字表
示 ステップ155でオペレータにより認識文字を削除また
は代替文字が選択されたと判断されると、認識文字の削
除表示又は代替文字表示を行なう。
【0069】すなわち、オペレータによって認識された
文字が正しくないと判断され、タッチペン4がLCD3
の画像描画部の中央に表示されている文字にタッチされ
ると、そのタッチされた文字を白黒反転させ、この時タ
ッチペン4によって「削除」のボタンが指定(タッチ)
されるとその文字を削除する。あるいは、文字表示エリ
アに代替文字が表示されている場合、タッチペン4が正
しい文字にタッチされると、そのタッチされた文字を白
黒反転させ、その文字をLCD3の画像描画部の中央に
表示する。
【0070】ステップ158:LCD画像描画部の中央
に変換文字表示 ステップ157でオペレータによりかな漢字変換が選択
されたと判断されると、LCD3の画像描画部の中央に
変換文字を表示する。すなわち、オペレータによりLC
D3の画像描画部の中央に表示されている認識された文
字列にタッチペン4がタッチされると、そのタッチされ
た文字列を白黒反転させ、この時タッチペン4によって
「変換」のボタンが指定されると、その文字をかな漢字
変換する。なお、代替文字が文字表示エリアに表示され
る。
【0071】ステップ160:変換文字位置に代替文字
表示 ステップ159でオペレータにより代替文字が選択され
たと判断されると、変換文字位置に代替文字を表示す
る。すなわち、オペレータによりかな漢字変換された文
字列が適切でないと判断され、文字表示エリアに表示し
た代替文字列のうち適切な文字列にタッチペン4がタッ
チされると、そのタッチされた文字列を白黒反転させ、
その文字列をLCDの画像描画部の中央に表示する。
【0072】なお、代替文字列が文字表示エリアに表示
される以上にある場合、タッチペン4によってスクロー
ルキー(例えば図14のスクロールキー36)がタッチ
されることにより文字表示エリアを右にスクロールし、
新たな文字列を表示する。また、タッチペン4によって
スクロールキー(例えば図14のスクロールキー37)
がタッチされることにより文字表示エリアを左にスクロ
ールし、前に表示していた代替文字列を表示する。
【0073】ステップ163:LCD上に文字矩形描画 ステップ150で手書き入力ボードが削除された後、ス
テップ161で入力文字がある(LCD3の画像描画部
の中央に文字矩形が描画されている)と判断され、さら
にステップ162でオペレータ(タッチペン4)により
移動・変倍指定があったと判断された場合には、LCD
3の画像描画部上にその指定に応じた文字矩形を表示す
る。
【0074】すなわち、オペレータがLCD3の画像描
画部に表示されている文字矩形の線分にタッチペン4を
接触させてドローすることにより画像描画部上の任意の
場所にその文字矩形を移動させ、あるいはその矩形の端
点にタッチペン4を接触させてドローすることにより対
角点を固定としてその端点が移動する文字矩形を描き、
サイズ変更を行なうことができる。
【0075】この操作により、割付画像情報に文字割付
領域を指定する。なお、文字矩形をLCD3の画像描画
部を越えて指定しようとすると、SP−I/F14を介
してブザー6にアラートのビープ音を発生させる。 ステップ164:LCD上に変倍比を表示 タッチペン4で文字矩形の移動・サイズ変更が行なわれ
ると、その時の文字矩形の縦横の各変倍比をLCD3の
メニュー画面上に表示させる。
【0076】次に、図15に示すB5縦サイズの原稿か
ら図16に示す合成画像情報(ハードコピー)を得るた
めのオペレータによる操作手順及びその操作に応答した
コントローラ1による処理の一例を、図3〜図14の他
に、図15〜図51を参照して具体的に説明する。
【0077】(A1)オペレータが装置をパワーオンに
すると、コントローラ1はLCD3に図17に示すよう
に「読み込み」「割付サイズ」「プリント」「読込画
面」「割付画面」「画像転送」「回転モード」「und
o」「文字入力」の各選択ボタンと「使用する選択ボタ
ンをタッチしてください。」のメッセージとからなるメ
ニュー画面を表示する(図3のステップ1)。ここで、
オペレータはスキャナ2に図15に示すB5サイズの原
稿をセットする。
【0078】(B1)オペレータがLCD3のメニュー
画面上の「読み込み」の選択ボタンをタッチペン4によ
り指定する(図3のステップ2)と、コントローラ1は
図18に示すように、画像描画部に「読み込み指定」の
サブメニューを、メニュー画面に「読み込みパラメータ
を指定してください。」のメッセージをそれぞれ表示す
る(図4のステップ15)。
【0079】なお、そのサブメニューの「読み込み濃
度」「原稿種類」「用紙サイズ」「固定変倍」の各パラ
メータとしてデフォルト値が設定されており、その設定
されたパラメータの文字が白黒反転表示されている。オ
ペレータがここでタッチペン4により各パラメータのボ
タンを指定すると、コントローラ1はそのボタンの文字
を白黒反転し、今まで白黒反転していたボタンの文字を
元の表示に戻す(図4のステップ16)。
【0080】(D1)オペレータが全てのパラメータを
決め、タッチペン4によって「設定」のボタンを指定す
ると(図4のステップ17)と、コントローラ1は「読
み込み指定」のサブメニューを消去し(図4のステップ
19)、スキャナ2を起動して画像の読み取りを開始さ
せ、その読込画像情報を受け取って第1のページメモリ
ボード12内の画像バッファメモリに書き込む(図4の
ステップ20)。
【0081】その後、IMPボード15により、その画
像バッファメモリ上の読込画像情報をLCDコントロー
ラボード16内のビデオRAMに転送し、それを図19
に示すようにLCD3の画像描画部に表示する(図4の
ステップ21)。このとき、メニュー画面に「読込画面
です。タッチペンで入力矩形を指定してください。」の
メッセージも表示する。
【0082】(E1)オペレータはここで、タッチペン
4によりLCD3の画像描画部上の所要領域を指定する
(図4のステップ22)と、コントローラ1はその領域
に対応する入力矩形を描画する(図4のステップ2
3)。ここでは、図20に示す入力矩形を描画させるも
のとする。
【0083】(F1)次に、オペレータがLCD3のメ
ニュー画面上の「割付サイズ」の選択ボタンをタッチペ
ン4で指定する(図3のステップ2)と、コントローラ
1は図21に示すように、LCD3の画像描画部に「割
付サイズ指定」のサブメニューを、メニュー画面に「割
付サイズを指定してください。」のメッセージをそれぞ
れ表示する(図5のステップ35)。なお、割付サイズ
(出力サイズ)のデフォルトとして「A4縦」のボタン
が白黒反転表示されている。
【0084】オペレータはここで、タッチペン4により
所望の割付サイズのボタンを指定すると、コントローラ
1はその文字を白黒反転し、今まで白黒反転していたボ
タンの文字を元の表示に戻す。(図5のステップ3
6)。ここでは、「A4縦」を指定(選択)するものと
する。
【0085】(G1)オペレータがタッチペン4により
LCD3のメニュー画面上の「設定」ボタンを指定する
と、コントローラ1は「割付サイズ指定」のサブメニュ
ーを消去し(図5のステップ39)、割付サイズの領域
を第2のページメモリボード13内の画像バッファメモ
リに確保し(図5のステップ40)、LCD3の画像描
画部を全て白表示する(図5のステップ41)。
【0086】その後、読込画像情報に対して設定された
入力領域を示す入力矩形を実サイズで等倍の大きさにな
るように割付サイズの領域に対応するサイズに変換し
て、図22に示すように画像描画部の中央に割付のデフ
ォルト出力矩形として描画し(図13のステップ17
5)、メニュー画面に「タッチペンで移動・サイズ変更
の指定または回転・転送を設定してください。」のメッ
セージを表示する。
【0087】(J1)オペレータは、この出力矩形の線
分にタッチペン4を接触させてドローすることによりそ
の矩形を図23に示すように画像描画部の任意の場所に
移動させると共に、この矩形の端点にタッチペン4を接
触させてドローすることによって対角点を固定としてそ
の端点が移動する矩形を描いてサイズ変更を行ない、設
定された入力領域(画像部分)を割り付ける領域を指定
する(図13のステップ176〜179)。このとき、
メニュー画面に入力領域(入力矩形)と割付領域(出力
矩形)との縦横の各変倍比(縦00.69,横00.91)
も表示する。
【0088】(K1)次に、オペレータがタッチペン4
によりLCD3の画面メニュー上の「画像転送」の選択
ボタンを指定する(図3のステップ2)と、コントロー
ラ1は図24に示すようにLCD3の画像描画部に「論
理演算指定」のサブメニューを、メニュー画面に「論理
演算モードを指定してください。」のメッセージをそれ
ぞれ表示する(図9のステップ94)。なお、論理演算
のデフォルトとして「X」(上書き)のボタンが白黒反
転表示されている。
【0089】オペレータはここで、タッチペン4により
所望の論理演算モードのボタンを指定すると、コントロ
ーラ1はそのボタンの文字を白黒反転表示し、今まで白
黒反転表示していたボタンの文字を元の表示に戻す(図
9のステップ95)。ここでは、「X」を選択するもの
とする。
【0090】(L1)次いで、オペレータがタッチペン
4によりLCD3のメニュー画面上の「設定」ボタンを
指定すると、コントローラ1は「論理演算指定」のサブ
メニューを消去し(図9のステップ98)、読込画面の
入力矩形によって囲まれた領域(入力領域)のX,Y方
向の長さをX1,Y1とし、割付画面の出力矩形によっ
て囲まれた領域(割付領域)のX,Y方向の長さをX
2,Y2とした場合、以下の処理を行なう。
【0091】すなわち、IMPボード15により、読込
画面の入力矩形(入力領域)内の画像情報をX方向でX
2/X1倍,Y方向でY2/Y1倍にそれぞれ変倍し、
割付画面の出力矩形(割付領域)内の画像情報をこの変
倍データと指定論理演算を行ない、その結果の割付画像
情報をLCDコントローラボード16内のビデオRAM
に転送し、それを図25に示すようにLCD3の画像描
画部に表示する(図9のステップ100)。このとき、
コントローラ1は割付設定の出力矩形を消去し、メニュ
ー画面上に「割付画面です。使用する選択ボタンをタッ
チしてください。」のメッセージを表示する。
【0092】(M1)ここで、画像情報の摘出が不適当
な場合はLCD3のメニュー画面上の「undo」ボタ
ンを、更に読込画像情報に必要な領域がある場合はメニ
ュー画面上の「読込画面」ボタンを、更に次の原稿から
読込画像情報を得たい場合はメニュー画面上の「読み込
み」ボタンを、更に文字入力を行ないたい時はメニュー
画面上の「文字入力」ボタンを、また得られた割付画像
情報をプリント出力したい場合はメニュー画面上の「プ
リント」ボタンを、それぞれオペレータがタッチペン4
によって指定する(図3のステップ2)とよい。ここで
は更に必要な領域があるので、オペレータは「読込画
面」の選択ボタンを指定する。
【0093】(D2)このとき、画像情報転送直後のた
め、コントローラ1はIMPボード15により、第1の
ページメモリボード12内の画像バッファメモリの入力
領域上の画像情報を変倍して、第2のページメモリボー
ド13内の画像バッファメモリの出力領域(画像割付領
域)上の画像情報と指定論理演算を行ない、その出力領
域に更新書き込みを行なう(図7のステップ62)。
【0094】そして、図15に示した原稿の読込画像情
報を図19に示したように再度LCD3の画像描画部に
表示する(図7のステップ66)。このとき、メニュー
画面に「読込画面です。タッチペンで入力矩形を指定し
てください。」のメッセージも表示する。
【0095】(E2)オペレータはここで、タッチペン
4によりLCD3の画像描画部上の所要領域を指定する
(図7のステップ69)と、コントローラ1はその領域
に対応する入力矩形を描画する(図7のステップ7
0)。ここでは、再び図20に示した入力矩形を描画さ
せるものとする。
【0096】(G2)次に、オペレータがLCD3のメ
ニュー画面上の「割付画面」の選択ボタンをタッチペン
4により指定する(図3のステップ2)と、コントロー
ラ1はLCD3の画像描画部に図26に示す表示を行な
う。すなわち、LCD3の画像描画部に割付画像情報を
表示し(図8のステップ82)、読込画像情報に対して
設定された入力領域を示す入力矩形を実サイズで等倍の
大きさになるように割付サイズの領域に対応するサイズ
に変換して、画像描画部の中央に割付のデフォルト出力
矩形として描画し(図13のステップ175)、さらに
「タッチペンで移動・サイズ変更の指定または回転・転
送を設定してください。」のメッセージを表示する。
【0097】(H2)次いで、オペレータはタッチペン
4によりLCD3のメニュー画面上の「回転モード」の
選択ボタンを指定する(図3のステップ2)と、コント
ローラ1は図27に示すように、LCD3の画像描画部
に「回転モード指定」のサブメニューを表示する(図1
0のステップ114)と共に、メニュー画面に「回転モ
ードを指定してください。」のメッセージを表示する。
なお、回転モードのデフォルトとして「0」(回転な
し)のボタンが白黒反転表示されている。
【0098】オペレータはここで、タッチペン4により
所望の回転モードのボタンを指定すると、コントローラ
1はそのボタンの文字を白黒反転表示し、今まで白黒反
転表示していたボタンの文字を元の表示に戻す(図10
のステップ115)。ここでは、ビア・カップの表示が
満杯のイメージになるように、「Y軸反転」を指定する
ものとする。
【0099】(I2)オペレータが回転モードを決め、
タッチペン4により「設定」のボタンを指定すると(図
10のステップ116)、コントローラ1は「回転モー
ド指定」のサブメニューを消去し(図10のステップ1
18)、図28に示すように画像描画部に指定された回
転モードの出力矩形を描画し(図10のステップ12
2)、メニュー画面上にその回転モードを表示する(図
10のステップ123)。
【0100】(J2)次いで、オペレータは図29に示
すように、その矩形の線分にタッチペン4を接触させて
ドローすることによりその矩形を画像描画部の任意の場
所に移動させると共に、この矩形の端点にタッチペン4
を接触させてドローすることにより対角点を固定として
その端点が移動する矩形を描いてサイズ変更を行ない、
設定された入力領域(画像部分)を割り付ける領域を指
定する(図10のステップ124〜127)。このと
き、メニュー画面に入力領域と割付領域との変倍比(縦
00.70,横00.80)も表示する。
【0101】(K2)その後、オペレータがタッチペン
4によりLCD3のメニュー画面上の「画像転送」の選
択ボタンを指定する(図3のステップ2)と、コントロ
ーラ20は図24に示したように、LCD3の画像描画
部に「論理演算指定」のサブメニューを表示する(図9
のステップ94)と共に、メニュー画面に「論理演算モ
ードを指定してください。」のメッセージを表示する。
ここでは、論理演算モードとして「X@D」(EXOR
演算)のボタンを指定する(図9のステップ95)する
ものとする。
【0102】(L2)その後、オペレータがタッチペン
4により「設定」ボタンを指定すると、コントローラ2
0は「論理演算指定」のサブメニューを消去し(図9の
ステップ98)、読込画面の入力矩形に対応する領域
(入力領域)のX,Y方向の長さをX1,Y1とし、割
付画面の出力矩形に対応する領域(画像割付領域)の
X,Y方向の長さをX2,Y2とした場合、以下の処理
を行なう。
【0103】すなわち、IMPボード15により、読込
画面の入力矩形(入力領域)内の画像情報をX方向でX
2/X1倍,Y方向でY2/Y1倍にそれぞれ変倍し、
割付画面の出力矩形(割付領域)内の画像情報をこの変
倍データと指定論理演算を行ない、その結果の割付画像
情報をLCDコントローラボード23内のビデオRAM
に転送し、それを図30に示すようにLCD3の画像描
画部に表示する(図9のステップ100)。このとき、
割付設定の出力矩形を消去し、「割付画面です。選択ボ
タンをタッチしてください。」のメッセージも表示す
る。
【0104】(M2)ここで、オペレータは文字入力を
行ないたいので、LCD3のメニュー画面上の「文字入
力」の選択ボタンをタッチペン4により指定する(図3
のステップ2)。
【0105】(N2)このとき、画像情報転送直後のた
め、コントローラ20はIMPボード15により、第1
のページメモリボード12内の画像バッファメモリの入
力領域上の画像情報を変倍して、第2のページメモリボ
ード13内の画像バッファメモリの出力領域(画像割付
領域)上の画像情報と指定論理演算し、その出力領域に
更新書き込みを行なう(図12のステップ145)。そ
して、図31に示すようにLCD3の画像描画部に「手
書き入力ボード」のサブメニューを、メニュー画面に
「ます目に文字を書いてください。」のメッセージをそ
れぞれ表示する。
【0106】(O2)次に、オペレータが手書き入力ボ
ードのいずれか1つのます目にタッチペン4を接触させ
て文字を描くと、コントローラ1は連続してその各座標
を取り込み、図32に示すようにそれらの座標を結ぶ線
分を連続描画することによってます目に文字を描画する
(図12のステップ151)。
【0107】(P2)その後、コントローラ1はます目
上の手書き入力の文字を認識する処理を行ない、認識で
きなかった時にはメニュー画面に「認識できませんでし
た。」のメッセージを表示し、認識できた時には図33
に示すようにその手書き入力の文字を消去して、手書き
入力ボードの上方に位置する文字表示エリアに「認識文
字=α(この例ではビ)」を表示し、さらに画像描画部
の中央にその認識文字と文字割付矩形を描画する(図1
2のステップ152〜154)。なお、他に確度の高い
認識文字があった場合には、「認識文字=α,β,γ,
…」を表示する。
【0108】(Q2)オペレータは認識された文字が適
切でないと判断した場合、画像描画部の中央に表示され
ているその文字にタッチペン4を接触させた後「削除」
のボタンをタッチペン4で指定する。コントローラ1
は、その認識文字にタッチペン4が接触されるとその文
字を白黒反転させ、その状態で「削除」のボタンがタッ
チペン4で指定されるとその文字を削除する。
【0109】また、オペレータは文字表示エリアに認識
文字(代替文字)が複数表示されていて先頭の文字が適
切でないと判断したような場合、それ以外の適切な文字
にタッチペン4を接触させるが、それによってコントロ
ーラ1はその文字を白黒反転して選択し、それを画像描
画部の中央に表示する(図12のステップ156)。
【0110】さらに、オペレータは認識された文字をか
な漢字変換したい場合あるいは文字認識を複数回行なっ
て認識された文字列をかな漢字変換したい場合、例えば
画像描画部の中央の文字列にタッチペン4を接触させた
後「変換」のボタンをタッチペン4で指定する。コント
ローラ1は、コントローラ1はその文字列にタッチペン
4が接触されるとその文字を白黒反転させ、その状態で
「変換」のボタンがタッチペン4で指定されるとその文
字列をかな漢字変換して表示する(図12のステップ1
58)。
【0111】さらにまた、代替文字列がある場合、手書
き入力ボードの上方に位置する文字表示エリアには「変
換文字=α,β,γ,…」が表示されているが、オペレ
ータは変換文字が複数表示されていて先頭の文字が適切
でないと判断したような場合、それ以外の適切な文字に
タッチペン4を接触させる。それによって、コントロー
ラ1はその文字を白黒反転して選択し、それを画像描画
部の中央に表示する(図12のステップ160)。図3
4に、このような操作及び処理を繰り返し行なうことに
よって得られた文字列の一例を示す。
【0112】(R2)その後、オペレータがタッチペン
4によって「設定」のボタンを指定すると、「手書き入
力ボード」のサブメニューを削除し、図35に示すよう
にLCD3のメニュー画面に「タッチペンで移動・サイ
ズ変更の指定または回転・転送を設定してください。」
のメッセージを表示する(図12のステップ150)。
【0113】(H3)ここで、オペレータはタッチペン
4によりLCD3のメニュー画面上の「回転モード」の
ボタンを指定する(図3のステップ2)と、コントロー
ラ20は図27に示したように、LCD3の画像描画部
に「回転モード指定」のサブメニューを表示する(図1
0のステップ114)。このとき、メニュー画面に「回
転モードを指定してください。」のメッセージも表示す
る。
【0114】オペレータはここで、タッチペン4により
「90」のボタンを指定すると、コントローラ20は図
36に示すようにそのボタンの文字を白黒反転表示し、
今まで白黒反転表示していたボタンの文字を元の表示に
戻す(図43のステップ135)。
【0115】(I3)その後、オペレータはタッチペン
4によりLCD3のメニュー画面上の「設定」ボタンを
指定すると(図10のステップ116)、コントローラ
20は図37に示すように「回転モード指定」のサブメ
ニューを消去し(図10のステップ118)て、画像描
画部に指定された回転モードの文字矩形を描画し(図1
0のステップ122)、さらにメニュー画面にその回転
モードを表示する(図10のステップ123)。
【0116】(J3)次いで、オペレータは図38に示
すように、この文字矩形の線分にタッチペン4を接触さ
せてドローすることによりその矩形を画像描画部の任意
の場所に移動させると共に、この矩形の端点にタッチペ
ン4を接触させてドローすることにより対角点を固定と
してその端点が移動する矩形を描いてサイズ変更を行な
い、設定された画像部分を割り付ける領域を指定する
(図10のステップ124〜127)。このとき、メニ
ュー画面に入力領域と割付領域との変倍比(縦02.00,
横02.01)も表示する。
【0117】(K3)次に、オペレータがタッチペン4
によりLCD3の画面メニュー上の「画像転送」の選択
ボタンを指定する(図3のステップ2)と、コントロー
ラ1は図24に示したようにLCD3の画像描画部に
「論理演算指定」のサブメニューを、メニュー画面に
「論理演算モードを指定してください。」のメッセージ
をそれぞれ表示する(図9のステップ94)。ここで
は、論理演算のデフォルト値である「X」(上書き)の
ボタンを選択するため、オペレータは何の操作も行なわ
ない。
【0118】(L3)次いで、オペレータがタッチペン
4によりLCD3のメニュー画面上の「設定」ボタンを
指定すると、コントローラ1は「論理演算指定」のサブ
メニューを消去し(図9のステップ98)、割付画面上
の文字矩形の大きさから該当文字の縦横サイズを求め、
アウトラインフォントデータを用いてIMPボード15
内のワークRAMに文字列イメージを生成する(図9の
ステップ101)。
【0119】そして、IMPボード15により、そのワ
ークRAM内の文字列イメージと割付画面の文字矩形内
の画像情報との指定論理演算を行ない、その結果の割付
画像情報をLCDコントローラボード16内のビデオR
AMに転送し、図39に示すようにLCD3の画像描画
部に表示する(図9のステップ102)。このとき、文
字割付領域の出力矩形(文字矩形)を消去し、「割付画
面です。使用する選択ボタンをタッチしてください。」
のメッセージも表示する。
【0120】(M3)ここではオペレータは更に文字入
力を行ないたいので、LCD3のメニュー画面上の「文
字入力」の選択ボタンをタッチペン4により指定する
(図3のステップ2)。
【0121】(N3)このとき、文字入力直後のため、
コントローラ1はIMPボード15により、そのワーク
RAMに書き込まれた文字列イメージをLCD3の画像
描画部と同じイメージになるように第2のページメモリ
ボード13内の画像バッファメモリの文字矩形に対応す
る文字割付領域上の画像情報と指定論理演算を行ない、
その文字割付領域に更新書き込みを行なう(図12のス
テップ147)。以下、(N2)〜(R2)と同様な操
作及び処理を行なうが、その結果の一例を図40に示
す。
【0122】(H4)その後、オペレータはタッチペン
4によりLCD3のメニュー画面上の「回転モード」の
ボタンを指定し(図3のステップ2)、以下(I3)
(J3)と同様な操作及び処理を行なうが、その結果の
一例を図41に示す。
【0123】(K4)続いて、オペレータはタッチペン
4によりLCD3メニュー画面上の「画像転送」の選択
ボタンを指定し(図3のステップ2)、以下(L3)と
同様な操作及び処理(但し論理演算は「X@D」(EX
OR演算)を選択)を行なうが、その結果の一例を図4
2に示す。
【0124】(M4)ここで、オペレータはこの文字入
力は適切でないと判断し、LCD3のメニュー画面上の
「undo」の選択ボタンをタッチペン4により指定す
る(図3のステップ2)。
【0125】(N4)このとき、文字入力直後のため、
コントローラ1はIMPボード15内のワークRAMに
書き込まれている文字列イメージをクリアし(図11の
ステップ132)、IMPボード15により第2のペー
ジメモリボード13内の画像バッファメモリ上の割付画
像情報をLCDコントローラボード16内のビデオRA
Mに縮小して転送し、それを図43に示すようにLCD
3の画像描画部に表示する(図11のステップ13
4)。このとき、メニュー画面に「割付画面です。使用
する選択ボタンをタッチしてください。」のメッセージ
も表示する。
【0126】(M5)オペレータはここで再び「und
o」した文字入力を異なる位置に設定したいので、メニ
ュー画面上の「文字入力」の選択ボタンをタッチペン4
により指定し(図3のステップ2)、以下(N3)(H
4)(K4)と同様な操作及び処理を行なうが、その結
果の一例を図44に示す。
【0127】(M6)以下同様に文字入力を行なうが、
その結果の一例を図45に示す。この時点でオペレータ
は所望の合成画像情報が得られたので、LCD3のメニ
ュー画面上の「プリント」の選択ボタンをタッチペン4
により指定する(図3のステップ2)。
【0128】(N6)このとき、文字入力直後のため、
コントローラ1はIMPボード15により、そのワーク
RAMに書き込まれた文字列イメージをLCD3の画像
描画部と同じイメージになるように第2のページメモリ
ボード13内の画像バッファメモリの文字矩形に対応す
る文字割付領域上の画像情報と指定論理演算を行ない、
その文字割付領域に更新書き込みを行なう(図6のステ
ップ54)
【0129】さらに、図46に示すように、LCD3の
画像描画部に「枚数指定」のサブメニューを表示する
(図6のステップ55)。このとき、メニュー画面に
「割付画像のプリント枚数を指定してください。」のメ
ッセージも表示する。なお、現在デフォルトの枚数とし
て「1枚」が設定されている。オペレータは、タッチペ
ン4により必要な枚数を指定する(図9のステップ5
6)。
【0130】(O6)オペレータがタッチペン4により
「設定」ボタンを指定すると、コントローラ1は「枚数
指定」のサブメニューを消去し(図6のステップ5
9)、第2のページメモリボード13内の画像バッファ
メモリ上の割付画像情報をプリンタ5に与え、指定され
た割付サイズで指定された枚数分の合成画像情報をプリ
ントアウトさせる。それによって、図16に示したよう
な合成画像情報の記録(この場合はA4縦サイズのハー
ドコピー)が得られる。
【0131】なお、さらに他の原稿の画像情報も加えた
い場合にはその画像情報に対して前述の(B1)以下と
同様な操作及び処理を、他の入力文字を加えたい場合に
は前述の(M2)以下と同様な操作及び処理をそれぞれ
実施すればよい。また、図47〜図50は各アラートメ
ッセージの表示例を、図51は読込画像情報をLCD3
の画像描画部に表示させた時の「枚数指定」のサブメニ
ュー及びメッセージの表示例をそれぞれ示す。
【0132】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像処理装置によれば、文字や画像情報が入力された時に
それらを表示手段に表示した後、その文字に対して種々
の加工処理が指示された時にその加工処理を施し、その
文字と対応がとれた文字イメージを展開するので、つま
り文字列を入力してからこれに加工指示を与えることが
できるため、全体の位置付け,大きさを当初から把握で
き、且つ微調整を行なうことができる。また、オペレー
タが文字イメージの展開前に表示手段上の加工結果の適
否の視認確認をし、それが不適当な場合に加工指示がな
された文字の入力を取り消すことができるため、無駄な
試行を行なわずに済む。
【0133】なお、表示手段に表示された文字を必要に
応じて縦横に各々独立変倍し、その際その縦横の各変倍
比を表示手段に表示するようにすれば、文字表現の多様
性が増し、しかも実際の文字データとの対応をとること
ができるので、使い勝手が向上する。
【0134】また、表示手段に表示された文字を必要に
応じて回転あるいは反転させ、その際その回転あるいは
反転を表示手段に表示するようにすれば、やはり文字表
現の多様性が増し、しかもオペレータが操作状態を把握
することができるため、使い勝手が向上する。さらに、
表示手段に表示される文字を既に表示されている画像と
論理演算するようにすれば、やはり文字表現の多様性が
増す。
【0135】さらにまた、一度指定された縦横サイズの
文字イメージを展開した後、その文字イメージを指定さ
れた位置,方向に論理演算等の処理を行なえるように
し、その処理を文字イメージ展開プロセッサと高速画像
処理プロセッサを用いて行なうようにすれば、文字イメ
ージを高速に展開することができる。また、少なくとも
1種類のアウトラインフォントを用いて文字イメージを
展開するようにすれば、従来の固定サイズの文字フォン
トを拡大する場合の文字の輪郭でギザギザが発生せず、
美しい文字イメージを展開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明の一実施例を示す画像処理装置のブロ
ック構成図である。
【図3】図2の実施例におけるコントローラによるメイ
ン処理とオペレータによる操作手順を示すフロー図であ
る。
【図4】同じくコントローラによる読み込み処理とオペ
レータによる操作手順を示すフロー図である。
【図5】同じくコントローラによる割付サイズ処理とオ
ペレータによる操作手順を示すフロー図である。
【図6】同じくコントローラによるプリント処理とオペ
レータによる操作手順を示すフロー図である。
【図7】同じくコントローラによる読込画面処理とオペ
レータによる操作手順を示すフロー図である。
【図8】同じくコントローラによる割付画面処理の一部
分とオペレータによる操作手順を示すフロー図である。
【図9】同じくコントローラによる画像転送処理とオペ
レータによる操作手順を示すフロー図である。
【図10】同じくコントローラによる回転モード処理と
オペレータによる操作手順を示すフロー図である。
【図11】同じくコントローラによるundo処理とオ
ペレータによる操作手順を示すフロー図である。
【図12】同じくコントローラによる文字入力処理とオ
ペレータによる操作手順を示すフロー図である。
【図13】同じくコントローラによる割付画面処理の他
の部分とオペレータによる操作手順を示すフロー図であ
る。
【図14】図2のLCDに描画される手書き入力ボード
の一例を示す図である。
【図15】図2の実施例で使用する原稿例を示す図であ
る。
【図16】図2の実施例により図15の原稿の画像情報
から得られる合成画像情報のプリント出力例を示す図で
ある。
【図17】図2の実施例による図15の原稿の画像情報
より図16の合成画像情報をプリント出力するための処
理の説明に供する説明図である。
【図18】同じくその処理の説明に供する図17と異な
る説明図である。
【図19】同じくその処理の説明に供する図17及び図
18と異なる説明図である。
【図20】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
19と異なる説明図である。
【図21】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
20と異なる説明図である。
【図22】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
21と異なる説明図である。
【図23】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
22と異なる説明図である。
【図24】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
23と異なる説明図である。
【図25】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
24と異なる説明図である。
【図26】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
25と異なる説明図である。
【図27】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
26と異なる説明図である。
【図28】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
27と異なる説明図である。
【図29】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
28と異なる説明図である。
【図30】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
29と異なる説明図である。
【図31】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
30と異なる説明図である。
【図32】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
31と異なる説明図である。
【図33】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
32と異なる説明図である。
【図34】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
33と異なる説明図である。
【図35】同じくその処理の説明に供する図17及び図
34と異なる説明図である。
【図36】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
35と異なる説明図である。
【図37】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
36と異なる説明図である。
【図38】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
37と異なる説明図である。
【図39】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
38と異なる説明図である。
【図40】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
39と異なる説明図である。
【図41】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
40と異なる説明図である。
【図42】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
41と異なる説明図である。
【図43】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
42と異なる説明図である。
【図44】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
43と異なる説明図である。
【図45】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
44と異なる説明図である。
【図46】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
45と異なる説明図である。
【図47】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
46と異なる説明図である。
【図48】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
47と異なる説明図である。
【図49】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
48と異なる説明図である。
【図50】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
49と異なる説明図である。
【図51】同じくその処理の説明に供する図17乃至図
50と異なる説明図である。
【符号の説明】
1:コントローラ 2:スキャナ 3:液晶表示タブレット(LCD) 4:タッチペン 5:プリンタ 6:ブザー 10:システムバス 11:CPUボード 12:第1のページメモリボード 13:第2のページメモリボード 14:スキャナ・プリンタ・インタフェースボード 15:イメードプロセッサボード 16:LCDコントローラボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/21 G06T 11/60

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字等の各種情報を入力する入力手段
    と、該手段によって入力された情報を表示手段に表示さ
    せる表示制御手段と、該手段によって前記表示手段に表
    示された文字に対して種々の加工処理を指示する加工指
    示手段及び該手段によって指示された加工処理を施す加
    工処理手段と、該手段によって加工処理された文字と対
    応がとれた文字イメージを展開する文字展開手段と、前
    記加工指示手段によって加工指示がなされた文字の入力
    を取り消す入力取消手段とを備えたことを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記加工指示手段が、前記表示手段に表
    示された文字を縦横に各々独立変倍させる指示手段を有
    し、 前記表示制御手段が、該指示手段によって指示される縦
    横の各変倍比を前記表示手段に表示させる手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記加工指示手段が、前記表示手段に表
    示された文字を回転あるいは反転させる指示手段を有
    し、 前記表示制御手段が、該指示手段によって指示される回
    転あるいは反転を前記表示手段に表示させる手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記加工指示手段が、前記表示手段に表
    示される文字を既に表示されている画像と論理演算させ
    る指示手段を有することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記文字展開手段が、一度指定された縦
    横サイズの文字イメージを展開した後、その文字イメー
    ジを指定された位置,方向に論理演算等の処理を行なう
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記文字展開手段が、少なくとも1種類
    のアウトラインフォントを用いて文字イメージを展開す
    る手段であることを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
JP5328330A 1993-12-24 1993-12-24 画像処理装置 Pending JPH07181949A (ja)

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