JPH0728816A - コメント情報編集制御付き文書処理装置 - Google Patents

コメント情報編集制御付き文書処理装置

Info

Publication number
JPH0728816A
JPH0728816A JP5173924A JP17392493A JPH0728816A JP H0728816 A JPH0728816 A JP H0728816A JP 5173924 A JP5173924 A JP 5173924A JP 17392493 A JP17392493 A JP 17392493A JP H0728816 A JPH0728816 A JP H0728816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comment
information
document
area
character
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5173924A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kurata
正明 倉田
Hiroyuki Hikita
博之 疋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5173924A priority Critical patent/JPH0728816A/ja
Publication of JPH0728816A publication Critical patent/JPH0728816A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、コメント編集制御付き文書処理装
置に関し、WYSIWYGIでコメント情報の入力/編
集可能なコメント設定機能を実現することにある。 【構成】 文書情報を編集する画面を有する表示手段
と、文字情報を入力する入力手段と、文書情報を記憶す
る文書情報記憶手段と、文字情報をコメント情報として
処理するための位置情報および各種コメント処理機能の
設定を設定する設定手段と、各種コメント処理機能を判
定するとともに各種コメント処理機能を処理するための
各種制御部を有するコメント編集制御手段と、その判定
結果がコメント処理機能ならば入力された文字情報をコ
メント情報として記憶し且つその位置情報を記憶するコ
メント情報記憶手段と、制御出力により文書情報にコメ
ント情報およびその位置情報を合成するコメント合成手
段と、合成されたコメント情報およびその位置情報を表
示手段の文書画面に出力する表示制御手段とから構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レイアウト編集機能を
搭載した日本語ワードプロセッサ、パーソナルコンピュ
ータなどの文書処理装置に関し、詳しくは、レイアウト
編集機能において、コメント設定機能を有するコメント
情報編集制御付き文書処理に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は従来のコメント情報の作成方法
1を示す説明図である。また、図17は従来のコメント
情報の作成方法2を示す説明図である。従来、この種の
文書処理装置においては、作成中の文書にコメントまた
はメモを追加するためには、図16に示すように、本文
(16a)とは関連のないコメント情報(16b1,1
6b2)を別のファイルに保存する方法、または、図1
7に示すように、本文自体にそのコメント情報を挿入す
る方法が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例において、本文とは関連のないコメント情報を別
のファイルに保存する方法(図16参照)、即ち、前者
の場合はコメント情報の編集には便利であるが、文書自
体との関連性について確認が難しい。また、本文自体に
そのコメント情報を挿入する方法(図17参照)、即
ち、後者の場合は、文書自体との関連性について確認が
容易であるが、コメント情報の編集や本文の編集および
本文のみの登録/印刷する際にはコメント情報を別のフ
ァイルに登録する操作も必要であり不便であった。
【0004】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
ので、例えば、レイアウト編集機能において、WYSI
WYGIでコメント情報の入力/編集可能なコメント設
定機能を実現し、文書自体との関連性について確認が容
易で且つ操作性がよいコメント情報の有効利用が可能と
なるコメント情報編集制御付き文書処理を提供するもの
である。なお、上記のWYSIWYGI(What y
ou see is whatyou get ima
ge)とは、画面上での印刷イメージ表示を意味する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。
図1は本発明の基本構成を示すブロック図である。図1
において、本発明のコメント情報編集制御付き文書処理
装置の特徴は、文書情報を編集する画面を有する表示手
段101と、文書情報およびコメント情報を作成するた
めの文字情報を入力する入力手段102と、入力された
文書情報を記憶する文書情報記憶手段103と、入力さ
れた文字情報をコメント情報として処理するための位置
情報および各種コメント処理機能の設定を設定する設定
手段104と、設定手段104により設定された各種コ
メント処理機能を判定するとともに各種コメント処理機
能を処理するための各種制御部を有するコメント編集制
御手段105と、その判定結果がコメント処理機能なら
ば入力された文字情報をコメント情報として記憶し且つ
その位置情報を記憶するコメント情報記憶手段106
と、コメント編集制御手段105の制御出力により文書
情報記憶手段103に記憶された文書情報とコメント情
報記憶手段106に記憶されたコメント情報およびその
位置情報を呼び出し文書情報にコメント情報およびその
位置情報を合成するコメント合成手段107と、合成さ
れたコメント情報およびその位置情報を表示手段101
の文書画面に出力する表示制御手段108を備えたこと
である。
【0006】前記コメント情報記憶手段106は、文書
中の所望の文字を位置情報としてコメント領域が位置設
定されその文字の連動によって移動する文字連動コメン
トと、文書中の座標を位置情報としてコメント領域が位
置設定される位置固定コメントとからなる2形式のコメ
ント情報とその位置情報をそれぞれ記憶するよう構成さ
れることが好ましい。
【0007】前記コメント編集制御手段105は、前記
設定手段104のコメント形式の設定後、文字連動コメ
ントが設定された際には、位置情報として連動する文字
に基づきコメント領域を移動させ、位置固定コメントが
設定された際には、位置情報として文書中の座標に基づ
きコメント領域を固定するよう構成されることが好まし
い。
【0008】前記コメント編集制御手段105は、コメ
ント領域移動制御部105aを備え、前記設定手段10
4のコメント形式の設定後、文字連動コメントの移動先
の文字が指定された際には、移動先の文字の指定に基づ
きコメント領域を移動させ、位置固定コメントの移動先
の座標が指定された際には、移動先の座標に基づきコメ
ント領域を移動させるよう構成されることが好ましい。
【0009】前記コメント編集制御手段105は、コメ
ント領域複写制御部105bを備え、前記設定手段10
4のコメント形式の設定後、文字連動コメントの複写先
の文字の指定された際には、複写先の文字の指定に基づ
きコメント領域を複写し、位置固定コメントの複写先の
座標が指定された際には、複写先の座標に基づきコメン
ト領域を複写するよう構成されることが好ましい。
【0010】前記表示制御手段108は、前記設定手段
104のコメント表示モード/非表示モードの設定によ
り、コメント表示モードに設定された際には、コメント
領域で覆われた文書部分を削除してコメント領域とその
コメント情報を画面に出力し、コメント非表示モードに
設定された際には、コメント情報を表示しないで文書情
報の上にコメント領域を鍵括弧で画面に出力するよう構
成されることが好ましい。
【0011】前記コメント編集制御手段105は、コメ
ント領域倍率制御部105cを備え、前記設定手段10
4のコメント領域の設定後、コメント領域拡大/縮小の
設定により、矩形領域の拡大/縮小を行うことによっ
て、コメント領域の拡大/縮小を行うよう構成されるこ
とが好ましい。
【0012】前記コメント編集制御手段105は、コメ
ント情報登録制御部105dを備え、前記設定手段10
4のコメント登録要/登録否の設定により、登録要に設
定された際には、コメント情報とその位置情報を含めて
コメント情報記憶手段106に登録し、登録否に設定さ
れた際には、コメント情報をカットして文書情報のみ文
書情報記憶手段103に登録するよう構成されることが
好ましい。
【0013】前記コメント編集制御手段105は、コメ
ント情報消去制御部105eを備え、前記設定手段のコ
メント領域の設定後、コメント消去の設定により、コメ
ント情報の消去処理を行うよう構成されることが好まし
い。
【0014】文書情報を印刷する印刷手段109と、前
記設定手段104のコメント印刷モード/非印刷モード
の設定により、コメント印刷モードに設定された際に
は、コメント領域で覆われた文書部分を削除してコメン
ト領域とそのコメント情報を印刷手段109に出力し、
コメント非印刷モードに設定された際には、コメント情
報は印刷しないで文書情報の上にコメント領域を鍵括弧
で印刷手段109に出力する印刷制御手段110をさら
に備えた構成にすることが好ましい。
【0015】なお、本発明において、表示手段101と
しては、CRTディスプレイ装置、LCD(液晶ディス
プレイ)装置、ELディスプレイ装置、プラズマディス
プレイ装置等の表示装置が用いられる。入力手段10
2、設定手段104としては、キーボード、ペン入力タ
ブレット、タッチパネル、ポインティングデバイス等の
入力装置が用いられる。
【0016】文書情報記憶手段103、コメント編集制
御手段105(コメント領域移動制御部105a、コメ
ント領域複写制御部105b、コメント領域倍率制御部
105c、コメント情報登録制御部105d、コメント
情報消去制御部105e)、コメント情報記憶手段10
6、コメント合成手段107、表示制御手段108、印
刷制御手段110としては、ROM、RAM、I/Oポ
ートからなるマイクロコンピュータシステムを用いるの
が好ましい。特に、文書情報記憶手段103、コメント
情報記憶手段105としては、通常、その中のRAMが
用いられる。また、補助記憶装置として、FD(フロッ
ピーディスク)装置、HD(ハードディスク)装置等の
外部記憶装置が用いられる。印刷手段109としては、
熱転写プリンタ、インクジェットプリンタ、レーザプリ
ンタ等の印刷装置が用いられる。
【0017】
【作用】本発明によれば、図1において、文書情報を編
集することが可能な表示手段101の画面に、入力手段
102から文書情報およびコメント情報を作成するため
の文字情報を入力し、入力する文字情報をコメント情報
として処理する際には、設定手段104により位置情報
および各種コメント処理機能を設定する。コメント編集
制御手段105は、各種制御部を有し、設定手段104
により設定された各種コメント処理機能を判定するとと
もに各種コメント処理機能を処理することができる。そ
の判定結果が通常の文書情報ならば、文書情報記憶手段
103に入力された文書情報が記憶され、また、その判
定結果がコメント処理機能ならば、コメント情報記憶手
段106に入力された文字情報がコメント情報として記
憶され且つその位置情報が記憶される。 次に、コメン
ト合成手段107は、コメント編集制御手段105の制
御出力により文書情報記憶手段103に記憶された文書
情報とコメント情報記憶手段106に記憶されたコメン
ト情報およびその位置情報を呼び出し文書情報にコメン
ト情報およびその位置情報を合成すると、表示制御手段
108は合成されたコメント情報およびその位置情報を
表示手段101の文書画面に出力することになる。
【0018】上記構成によれば、前記コメント情報記憶
手段106は、文書中の所望の文字を位置情報としてコ
メント領域が位置設定されその文字の連動によって移動
する文字連動コメントと、文書中の座標を位置情報とし
てコメント領域が位置設定される位置固定コメントとか
らなる2形式のコメント情報とその位置情報をそれぞれ
記憶する構成にすることができる。
【0019】また、上記構成によれば、前記コメント編
集制御手段105は、前記設定手段104のコメント形
式の設定後、文字連動コメントが設定された際には、位
置情報として連動する文字に基づきコメント領域を移動
させ、位置固定コメントが設定された際には、位置情報
として文書中の座標に基づきコメント領域を固定する構
成にすることができる。
【0020】また、上記構成によれば、前記コメント編
集制御手段105は、コメント領域移動制御部105a
を備えているので、前記設定手段104のコメント形式
の設定後、文字連動コメントの移動先の文字が指定され
た際には、移動先の文字の指定に基づきコメント領域を
移動させ、位置固定コメントの移動先の座標が指定され
た際には、移動先の座標に基づきコメント領域を移動さ
せることができる。
【0021】また、上記構成によれば、前記コメント編
集制御手段105は、コメント領域複写制御部105b
を備えているので、前記設定手段104のコメント形式
の設定後、文字連動コメントの複写先の文字の指定され
た際には、複写先の文字の指定に基づきコメント領域を
複写し、位置固定コメントの複写先の座標が指定された
際には、複写先の座標に基づきコメント領域を複写する
ことができる。
【0022】また、上記構成によれば、前記表示制御手
段108は、前記設定手段104のコメント表示モード
/非表示モードの設定により、コメント表示モードに設
定された際には、コメント領域で覆われた文書部分を削
除してコメント領域とそのコメント情報を画面に出力
し、コメント非表示モードに設定された際には、コメン
ト情報を表示しないで文書情報の上にコメント領域を鍵
括弧で画面に出力する構成にすることができる。
【0023】また、上記構成によれば、前記コメント編
集制御手段105は、コメント領域倍率制御部105c
を備えているので、前記設定手段104のコメント領域
の設定後、コメント領域拡大/縮小の設定により、矩形
領域の拡大/縮小を行うことによって、コメント領域の
拡大/縮小を行うことができる。
【0024】また、上記構成によれば、前記コメント編
集制御手段105は、コメント情報登録制御部105d
を備えているので、前記設定手段104のコメント登録
要/登録否の設定により、登録要に設定された際には、
コメント情報とその位置情報を含めてコメント情報記憶
手段106に登録し、登録否に設定された際には、コメ
ント情報をカットして文書情報のみ文書情報記憶手段1
03に登録することができる。
【0025】また、上記構成によれば、前記コメント編
集制御手段105は、コメント情報消去制御部105e
を備えているので、前記設定手段のコメント領域の設定
後、コメント消去の設定により、コメント情報の消去処
理を行うことができる。
【0026】上記構成に、さらに、文書情報を印刷する
印刷手段109と、前記設定手段104のコメント印刷
モード/非印刷モードの設定により、コメント印刷モー
ドに設定された際には、コメント領域で覆われた文書部
分を削除してコメント領域とそのコメント情報を印刷手
段109に出力し、コメント非印刷モードに設定された
際には、コメント情報は印刷しないで文書情報の上にコ
メント領域を鍵括弧で印刷手段109に出力する印刷制
御手段110を備えることができる。
【0027】
【実施例】以下図に示す実施例に基づいて本発明を詳述
する。なお、これによって本発明は限定されるものでは
ない。本発明は、主として、レイアウト編集機能を搭載
した日本語ワープロ、パソコンなどの文書処理装置に好
適であり、各構成要素は本発明のコメント編集機能を達
成する以外に通常の文書処理装置として説明する。
【0028】図2は本発明を日本語ワードプロセッサに
適用した一実施例を示すブロック図である。同図におい
て、1はキーボードであり、このキーボード1から文字
情報が入力される。また、以下に説明するコメント編集
機能を設定することも可能である。2はペン入力タブレ
ットであり、このペン入力タブレット2からレイアウト
編集機能におけるコメントデータのWYSIWYGI入
力や、コメント形式(文字連動または位置固定)の指
定、さらには、コメント表示要/否、コメント印刷要/
否、コメント登録要/否、コメント領域移動/複写、コ
メント領域拡大/縮小、コメント消去などのコメント編
集機能が設定される。また、手書きで文字情報を入力す
ることも可能である。
【0029】3はCPUであり、制御プログラムにより
各種機能を実行する。4はROMであり、文書処理装置
本来の入出力制御プログラム、文書作成/編集のための
制御プログラムと、本発明におけるコメント情報編集の
ための各種制御プログラム、例えば、コメント領域移動
制御プログラム、コメント領域複写制御プログラム、コ
メント領域倍率制御部プログラム、コメント情報登録制
御部プログラム、コメント情報消去制御プログラム、コ
メント合成プログラム、および表示するための表示制御
プログラム、印刷するための印刷制御プログラムが格納
されている。5はRAMであり、文書データ(文書情
報)、コメントデータ(コメント情報・位置情報)、表
示データ、印刷データをそれぞれ格納するバッファ領
域、さらに制御プログラムの実行中にその中間結果を格
納するワーク領域等で構成されている。6はFD(フロ
ッピーディスク)装置、7はHD(ハードディスク)装
置であり、データ保存またはプログラムの格納のための
補助記憶装置として構成されている。
【0030】8はCG(キャラクタジェネレータ)であ
り、表示データの文字フォントを出力する。 9は表示
データを出力する表示装置であり、LCD(液晶ディス
プレイ)装置、CRTディスプレイ装置等で構成され
る。10は印刷データを出力するプリンタであり、熱転
写プリンタ、インクジェットプリンタ等で構成される。
11はキーボード1、ペン入力タブレット2、CPU
3、ROM4、RAM5、FD装置6、HD装置7、C
G8、表示装置9、プリンタ10の各I/Oポートのバ
スラインである。
【0031】図3はコメント編集機能のコマンド構成と
文書編集機能の関連を示す説明図である。同図に示すよ
うに、コメント編集機能31には、コメント作成31
a、コメント内容修正31b、コメント表示/非表示設
定31c、コメント領域移動31d、コメント領域複写
31e、コメント領域拡大/縮小31f、コメント消去
31gのコマンド設定がある。また、文書編集機能30
からの関連コマンドとして、コメント登録要/否32、
コメント印刷要/否33のコマンド設定がある。
【0032】図4はコメント編集機能と文書編集機能の
関連を示す概略フローチャートである。同図において、 ステップ201:コメント機能に入るには文書入力編集
画面からコメント機能のコマンドを選択する。 ステップ202:31aから31gのコマンドを選択す
ることにより、コメントデータを編集する。 ステップ203:終了コマンドを選択することにより、
文書入力編集画面に戻る。
【0033】図5はコメント編集機能の処理内容1を示
す詳細フローチャートである。同図において、 [コメント作成31a]のコマンド操作 「コメント機能の選択」 ステップ204:コメント機能の選択後、コメント作成
コマンドを選択する。 「コメント形式の指定」 ステップ205:コメント形式の指定するとコメントの
形式指定メニュが表示される。ここで、図7はコメント
形式指定メニュー画面を示す説明図である。 ステップ206:文字連動か位置固定のどちらかを選択
する。文字連動コメントの場合は、文書中の文字の移動
に伴って、コメント領域も移動する。位置固定コメント
の場合は、文章の位置に関係なく固定位置に置かれる。
(位置はコメント移動機能で変更する。) ここで実行
を継続するならば、ステップ207に進み、実行しない
ならば、ステップ218に進みコメント作成機能を終了
する。
【0034】「コメント領域作成」文字連動コメントの
場合のフローについて説明する(図10参照)。 ステップ207:RAM5のコメントバッファ内に、コ
メントデータ領域を確保する。 ステップ208:文字
連動コメントか否か判定する。文字連動コメントならば
ステップ208に進み、位置固定コメントならばステッ
プ211に進む。 ステップ209:連動する文字をペン操作またはキー操
作で指定する。これによって、領域矩形の1隅を指定し
たことになる。ここで、図8は文字連動コメントの指定
を示す説明図である。 ステップ210:続いて、対角線上の隅をペンまたはキ
ーで指定する。連動する文字には、鍵括弧と編み掛けが
表示され、通常文字との区別が付けられる。
【0035】図6はコメント編集機能の処理内容2を示
す詳細フローチャートである。同図において、位置固定
コメントの場合のフローについて説明する(図11参
照)。 ステップ211:コメント領域(矩形)の隅をペン操作
またはキー操作で指定する。 ステップ212:続いて対角線上の隅を指定する。 なお、位置固定の場合も文字連動の場合もコメント領域
は、文書作成範囲内でのみ作成可能である。 ステップ213:領域を作成すると、コメント領域の矩
形が本文上に表示される。その際、領域の下の文章が矩
形で隠れる。(コメント作成時は、コメント表示/非表
示の設定にかかわらず、コメント表示されている。
【0036】「コメント内容入力」 ステップ214:領域作成後、領域の左上に文字入力カ
ーソルが表示される。 ステップ215:ペン操作またはキー操作で文字入力が
可能となる。このとき、入力領域や文字は用紙上でWY
SIWYGIで表示されており、本文に対するたいする
コメント領域/内容の位置やサイズの関連がはっきり確
認できるようになっている(図11参照) ステップ216:終了コマンドの選択により、コメント
作成を終了する。 ステップ217:各種コメントデータをコメントバッフ
ァに格納する。 ステップ218:コメント機能のコマンド待ちモードに
戻る。
【0037】 [コメント内容修正31b]のコマンド操作 ステップ219:コメント機能の選択後、コメント領域
をペン操作またはキー操作で選択する。 ステップ220:コメント内容修正コマンドを選択す
る。 ステップ221:コマンド領域の左上に文字入力カーソ
ルが表示される。 ステップ222:コメント内容の修正が可能となる。 ステップ223:終了コマンドを選択する。 ステップ224:コメント修正機能を終了し、コメント
機能のコマンド待ちモードに戻る。
【0038】「コメント領域の編集」コメント領域の編
集には、コメント領域移動31d、コメント領域複写3
1e、コメント領域拡大/縮小31f、コメント消去3
1gのコマンド(設定機能)がある。その代表として、
[コメント領域移動31d]のコマンド操作を説明す
る。 ステップ225:コメント機能を選択後、コメント領域
をペン操作またはキー操作で選択する。 ステップ226:コメント移動コマンドを選択する。 ステップ227:文字連動コメントか否か判定される。 ステップ228a:文字連動コメントの場合は、移動先
の文字を指定する。 ステップ228b:位置固定コメントの場合は、移動先
の点を指定する。 ステップ229:これによって、コメント領域が移動処
理される。
【0039】 [コメント表示/非表示設定31c]のコマンド操作 ステップ230:コメント機能を選択後、コメント表示
/非表示コマンドを選択する。 ステップ231:コメントが表示状態なら非表示状態に
変わり、非表示状態なら表示状態に変わる。図9はコメ
ント表示/非表示モード設定によるコメント表示例を示
す説明図である。同図において、コメント表示モードに
すると、コメント領域とその内容が表示され、コメント
領域によって覆われた文書部分は見えなくなる(図9a
参照)。また、コメント非表示モードにすると、コメン
ト領域は鍵括弧表示されるが、コメント内容は表示され
ない(図9b参照)。
【0040】図10は文字連動コメントデータの構造と
文書バッファの関連を示す説明図である。また、図11
は位置固定コメントデータの構造と文書データの関連を
示す説明図である。また、図12は文書バッファ内での
コメントバッファの位置付けを示す説明図である。ま
た、図13は文字連動コメントと連動文字の位置関係を
示す説明図である。図10において、文字連動コメント
データの場合、コメントデータ内に文書バッファ内の文
字オフセットを記憶しておき、文字の移動に伴って、コ
メントも移動する。ただし、連動文字が用紙の端に移動
したりした場合は、コメント領域が用紙からはみ出さな
いように自動調整される(図13参照)。また、文字連
動コメントに連動している文字が消去されたら、コメン
トデータも消去される。図11では、位置固定コメント
データの場合、文書データとの関連はなく、コメントデ
ータ内には用紙内の座標位置が記憶されることを示す。
図12では、コメントバッファは文書バッファ内に取ら
れることを示す。図13では、コメント領域が要旨内に
収まりかつ連動文字がコメント領域の4隅のどれかにく
るように調整される。
【0041】図14はコメント登録要/否の処理内容3
を示す詳細フローチャートである。また、図15はコメ
ント印刷要/否の処理内容4を示す詳細フローチャート
である。文書編集機能30からの関連コマンドとして、
[コメント登録要/否32]のコマンド設定がある。 「コメントデータ登録」文書登録時に、コメントデータ
の登録を行うかどうかの指定をステップ232からステ
ップ235で行う。 ステップ236:コメント登録の要/否が判定される。 ステップ237a:コメント登録要であれば、コメント
データを含めて文書登録される。 ステップ237b:コメント登録非であれば、コメント
データをカットして文書データのみ登録される。
【0042】図15はコメント印刷要/否の処理内容4
を示す詳細フローチャートである。文書編集機能30か
らの関連コマンドとして、[コメント印刷要/否33]
のコマンド設定がある。 「コメントデータ印刷」文書印刷時に、コメントデータ
の印刷を行うかどうかの指定をステップ238からステ
ップ241で行う。 ステップ243:コメント印刷の要/否が判定される。 ステップ244:コメント印刷非であれば、コメントデ
ータを含めないで文書データが印刷される。コメント領
域は鍵括弧印刷されるが、コメント内容は印刷されない
(図9b参照)。 ステップ245:コメント印刷要であれば、コメントデ
ータを含めて文書データのみ印刷される。コメント領域
によって覆われた文書部分は印刷されない(図9a参
照)。
【0043】
【発明の効果】本発明は、上述した構成よりなるから、
次の効果を奏し得るのである。日本語ワードプロセッサ
に搭載されるレイアウト編集機能において、WYSIW
YGIで入力/編集可能なコメント設定機能を実現す
る。従って、文書作成中に必要な場所に応じて必要なサ
イズで自由にわかりやすくコメントを入力できるほか、
コメント形式(文字と連動するコメントまたは位置固定
のコメント)の選択や、コメント表示/非表示、文書印
刷時のコメント印刷要/否、文書登録時のコメント登録
要/否、コメント領域移動/複写、コメント領域拡大/
縮小、コメント消去などのコメント編集機能によって、
コメントデータの有効利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を日本語ワードプロセッサに適用した一
実施例を示すブロック図である。
【図3】コメント編集機能のコマンド構成と文書編集機
能の関連を示す説明図である。
【図4】コメント編集機能と文書編集機能の関連を示す
概略フローチャートである。
【図5】コメント編集機能の処理内容1を示す詳細フロ
ーチャートである。
【図6】コメント編集機能の処理内容2を示す詳細フロ
ーチャートである。
【図7】コメント形式指定メニュー画面を示す説明図で
ある。
【図8】文字連動コメントの指定を示す説明図である。
【図9】コメント表示/非表示モード設定によるコメン
ト表示例を示す説明図である。
【図10】文字連動コメントデータの構造と文書データ
の関連を示す説明図である。
【図11】位置固定コメントデータの構造と文書バッフ
ァの関連を示す説明図である。
【図12】文書バッファ内でのコメントバッファの位置
付けを示す説明図である。
【図13】文字連動コメントと連動文字の位置関係を示
す説明図である。
【図14】コメント登録要/否の処理内容3を示す詳細
フローチャートである。
【図15】コメント印刷要/否の処理内容4を示す詳細
フローチャートである。
【図16】従来のコメント情報の作成方法1を示す説明
図である。
【図17】従来のコメント情報の作成方法2を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 キーボード 2 ペン入力タブレット 3 CPU 4 ROM 5 RAM 6 FD装置 7 HD装置 8 CG 9 表示装置 10 プリンタ 11 バスライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/21 7315−5L G06F 15/20 570 R

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書情報を編集する画面を有する表示手
    段と、文書情報およびコメント情報を作成するための文
    字情報を入力する入力手段と、入力された文書情報を記
    憶する文書情報記憶手段と、入力された文字情報をコメ
    ント情報として処理するための位置情報および各種コメ
    ント処理機能の設定を設定する設定手段と、設定手段に
    より設定された各種コメント処理機能を判定するととも
    に各種コメント処理機能を処理するための各種制御部を
    有するコメント編集制御手段と、その判定結果がコメン
    ト処理機能ならば入力された文字情報をコメント情報と
    して記憶し且つその位置情報を記憶するコメント情報記
    憶手段と、コメント編集制御手段の制御出力により文書
    情報記憶手段に記憶された文書情報とコメント情報記憶
    手段に記憶されたコメント情報およびその位置情報を呼
    び出し文書情報にコメント情報およびその位置情報を合
    成するコメント合成手段と、合成されたコメント情報お
    よびその位置情報を表示手段の文書画面に出力する表示
    制御手段を備えたことを特徴とするコメント情報編集制
    御付き文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記コメント情報記憶手段は、文書中の
    所望の文字を位置情報としてコメント領域が位置設定さ
    れその文字の連動によって移動する文字連動コメント
    と、文書中の座標を位置情報としてコメント領域が位置
    設定される位置固定コメントとからなる2形式のコメン
    ト情報とその位置情報をそれぞれ記憶することを特徴と
    する請求項1記載のコメント情報編集制御付き文書処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記コメント編集制御手段は、前記設定
    手段のコメント形式の設定後、文字連動コメントが設定
    された際には、位置情報として連動する文字に基づきコ
    メント領域を移動させ、位置固定コメントが設定された
    際には、位置情報として文書中の座標に基づきコメント
    領域を固定することを特徴とする請求項1記載のコメン
    ト情報編集制御付き文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記コメント編集制御手段は、コメント
    領域移動制御部を備え、前記設定手段のコメント形式の
    設定後、文字連動コメントの移動先の文字が指定された
    際には、移動先の文字の指定に基づきコメント領域を移
    動させ、位置固定コメントの移動先の座標が指定された
    際には、移動先の座標に基づきコメント領域を移動させ
    ることを特徴とする請求項1記載のコメント情報編集制
    御付き文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記コメント編集制御手段は、コメント
    領域複写制御部を備え、前記設定手段のコメント形式の
    設定後、文字連動コメントの複写先の文字の指定された
    際には、複写先の文字の指定に基づきコメント領域を複
    写し、位置固定コメントの複写先の座標が指定された際
    には、複写先の座標に基づきコメント領域を複写するこ
    とを特徴とする請求項1記載のコメント情報編集制御付
    き文書処理装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記設定手段のコ
    メント表示モード/非表示モードの設定により、コメン
    ト表示モードに設定された際には、コメント領域で覆わ
    れた文書部分を削除してコメント領域とそのコメント情
    報を画面に出力し、コメント非表示モードに設定された
    際には、コメント情報を表示しないで文書情報の上にコ
    メント領域を鍵括弧で画面に出力する請求項1記載のコ
    メント情報編集制御付き文書処理装置。
  7. 【請求項7】 前記コメント編集制御手段は、コメント
    領域倍率制御部を備え、前記設定手段のコメント領域の
    設定後、コメント領域拡大/縮小の設定により、矩形領
    域の拡大/縮小を行うことによって、コメント領域の拡
    大/縮小を行うことを特徴とする請求項1記載のコメン
    ト情報編集制御付き文書処理装置。
  8. 【請求項8】 前記コメント編集制御手段は、コメント
    情報登録制御部を備え、前記設定手段のコメント登録要
    /登録否の設定により、登録要に設定された際には、コ
    メント情報とその位置情報を含めてコメント情報記憶手
    段に登録し、登録否に設定された際には、コメント情報
    をカットして文書情報のみ文書情報記憶手段に登録する
    ことを特徴とする請求項1記載のコメント情報編集制御
    付き文書処理装置。
  9. 【請求項9】 前記コメント編集制御手段は、コメント
    情報消去制御部を備え、前記設定手段のコメント領域の
    設定後、コメント消去の設定により、コメント情報の消
    去処理を行う請求項1記載のコメント情報編集制御付き
    文書処理装置。
  10. 【請求項10】 文書情報を印刷する印刷手段と、前記
    設定手段のコメント印刷モード/非印刷モードの設定に
    より、コメント印刷モードに設定された際には、コメン
    ト領域で覆われた文書部分を削除してコメント領域とそ
    のコメント情報を印刷手段に出力し、コメント非印刷モ
    ードに設定された際には、コメント情報は印刷しないで
    文書情報の上にコメント領域を鍵括弧で印刷手段に出力
    する印刷制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求
    項1記載のコメント情報編集制御付き文書処理装置。
JP5173924A 1993-07-14 1993-07-14 コメント情報編集制御付き文書処理装置 Pending JPH0728816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5173924A JPH0728816A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 コメント情報編集制御付き文書処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5173924A JPH0728816A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 コメント情報編集制御付き文書処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0728816A true JPH0728816A (ja) 1995-01-31

Family

ID=15969604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5173924A Pending JPH0728816A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 コメント情報編集制御付き文書処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0728816A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08249326A (ja) * 1995-03-08 1996-09-27 Fujitsu Ltd 同一の原稿から電子出版用データと印刷用データを生成する方法及び装置
JP2008020961A (ja) * 2006-07-10 2008-01-31 Sharp Corp コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、プログラム、および記録媒体
US7950064B2 (en) 2007-11-16 2011-05-24 International Business Machines Corporation System and method for controlling comments in a collaborative document
JP2012146257A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Profield Co Ltd 電子ブック処理装置、電子ブック処理方法、およびプログラム
CN110956023A (zh) * 2018-09-25 2020-04-03 珠海金山办公软件有限公司 一种批注显示方法及装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08249326A (ja) * 1995-03-08 1996-09-27 Fujitsu Ltd 同一の原稿から電子出版用データと印刷用データを生成する方法及び装置
JP2008020961A (ja) * 2006-07-10 2008-01-31 Sharp Corp コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、プログラム、および記録媒体
JP4704286B2 (ja) * 2006-07-10 2011-06-15 シャープ株式会社 コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、プログラム、および記録媒体
US7950064B2 (en) 2007-11-16 2011-05-24 International Business Machines Corporation System and method for controlling comments in a collaborative document
JP2012146257A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Profield Co Ltd 電子ブック処理装置、電子ブック処理方法、およびプログラム
CN110956023A (zh) * 2018-09-25 2020-04-03 珠海金山办公软件有限公司 一种批注显示方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0728816A (ja) コメント情報編集制御付き文書処理装置
JP3388451B2 (ja) 手書き入力装置
JP2000187544A (ja) データ入力装置およびその方法並びに記録媒体
JPH08278961A (ja) 文書情報処理装置
JPH06266706A (ja) 文字サイズ変更機能付き文書処理装置
JP2816004B2 (ja) 文書作成装置
JP3699923B2 (ja) レイアウト編集時の頁イメージ表示管理方法
JP3248556B2 (ja) 情報処理装置及びその方法
JP3101402B2 (ja) 文書編集方法及び文書編集装置
JP2751224B2 (ja) 文書作成装置
JP2977256B2 (ja) 文書作成装置
JPH08161143A (ja) 手書き入力装置
JP3404770B2 (ja) 文書処理装置
JP3425802B2 (ja) 文書情報処理装置
JPH07141344A (ja) 文書表示方法
JPS6366677A (ja) 文書作成装置
JPH07134709A (ja) 文書作成装置
JPH05158924A (ja) 文書編集装置及び文書編集方法
JPH01149165A (ja) 文書処理装置
JPH076167A (ja) 書式設定方法
JPH0736887A (ja) 文書処理装置
JPH11149470A (ja) 情報処理装置、及び記録媒体
JPH06236428A (ja) 画像処理装置
JPH0391873A (ja) 画像処理装置
JPH10188016A (ja) ドキュメントリーダ及びドキュメントリーダにおけるレイアウト解析ならびに修正処理方法